10 冷たい校舎村9
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[なんなら自覚ないだけで 俺がここ作りだした可能性とかワンチャンある? みたいなことも考えたんだけど、すぐに打ち消した。
多分俺は、止まる世界に文化祭を選ばないし 3-9のみんなにあんなメールを送ったりもしない。
俺は自殺する勇気とかないんだけど、 もしも死にたいって思ったとしても、 1人ひっそり死んでいくんじゃないかなあ。
ああ、そう、だから逆にこのメールの送り主は 俺も含めて9組の連中のこと 信じてるんだなって思うんだよね。]
(111) 2021/06/10(Thu) 12時頃
|
|
[ああそう言えば、 昨日黒沢と話してる時にも ちらっと同じことを思ったな。
「クラスの皆は俺のこと悪く思ったりしない」
それってクラスのみんなのことが好きで 善人だと信じてないと言えないでしょ。
……いや、まあ、だからなんだって話なんだけどさ。]
(112) 2021/06/10(Thu) 12時頃
|
|
[マットに寝転んでそんなことをつらつら考えていた俺は いつの間にか眠りについていたみたい。
不良学生の俺は、自分ちのベッド以外で寝るのにも割と慣れているので、固いマットでも問題なく熟睡することができた。 こういうとこけっこー図太いんだよなって我ながら思う。
何て言うか、状況にもちょっと慣れてきて、 自分に出来ることもそんなにないなって分かって 開き直って来たって言うのかなあ。 いや不穏は不穏なんだけどね!
だからチャイムの音が学校に鳴り響くまで俺は寝てた。 目を擦って頭を振り、時計を確かめれば朝の8時50分。 もう休憩室に残ってる奴もあんまりいなかったかもしれない。 のそのそ体を起こし、食料を求めて歩き出す。]
(113) 2021/06/10(Thu) 12時頃
|
|
……あれー???
[休憩室を出た俺は、直ぐに違和感に気付いた。 さっきまで焼きそばとかフランクフルトとか 色とりどりだった屋台が全部同じ装飾の一色… 具体的には我らのコワカワ屋台に塗り替わっている。
コピー&ペーストでもしました?みたいな光景は 何て言うか九重人形とはまた別の不気味さがあった。 念の為確かめるために踏み出せば かきん、って小さな音が鳴って 落ちていた替え刃が割れた。
…気のせいかな。 カッターの数も、寝る前より増えてるような。]
(114) 2021/06/10(Thu) 12時半頃
|
|
[また二人、校内から姿が消えたこと 今の俺は知らぬまま。 ひとまずは腹を満たすべく 食堂を目指そうとしている。**]
(115) 2021/06/10(Thu) 13時頃
|
|
── 回想/文化祭当日 ──
[ そう見えるかな、なんて言って>>2:471 誤魔化そうとするあたり、 これはもう中々重症なのでは、なんて思う。
しゃかしゃかとリズミカルに 生クリームを泡立てる音が調理室に響く。 文化祭の賑わいは今だけは少し遠くて。
大したことじゃない、と前置きされた内容は 予想以上に簡素に説明されてしまった。>>2:473]
(116) 2021/06/10(Thu) 13時半頃
|
|
……本当に大したことじゃないなら、 あそこまで柊くんが顔色悪くすること、 別に無いでしょ。
その子と柊くんの間に何があったとか、 私は何も知らないし理解出来ないけど。 少なくとも、柊くんにとってはそうなるくらい 大きな出来事だって事くらいはわかるから。
[ 続きを聞きつつ>>2:483、 静かに生クリームは泡立っていく。]
(117) 2021/06/10(Thu) 13時半頃
|
|
その人の事、好きだったんだ。 そういう人に嫌われちゃう、って、 避けなきゃいけないって、……辛いね。
[ 元々嫌われていた人に嫌われるより、ずっと。 その感覚はなんとなく、わかるから]*
(118) 2021/06/10(Thu) 13時半頃
|
|
── 現在 ──
どうして、って思った。 自分の事ならまだ諦められる、 しょうがないよ、悪い子なんだから。 今世の綿見茉奈はどうしようもないから。
でも、それでも、まだ。 どこかで諦めることを嫌だって、…… 少しだけ向き合わないとなのかなって、 そう思った、矢先。
利美も、ひとみも。何をしたって言うの。
(119) 2021/06/10(Thu) 13時半頃
|
|
[ 呆然と。倉庫の中に釘付けになっていた。 ひしゃげた血塗れのマネキンとハンカチ。 どこかで 誰かが持っているのを見たような。
何で。そう言っても誰も答えはしない。]
…………、
[ うるさくて煩わしくて仕方がない。 心臓の音も頭の中に響く声も気分の悪さも。]
(120) 2021/06/10(Thu) 13時半頃
|
|
声だけのはずのあの子が隣にやって来て、 にこぉって私の青い顔を見て嗤っていた。 ねえ悪い子。いけない子。 あなたがそうだからこうなるんだよって。
(121) 2021/06/10(Thu) 13時半頃
|
|
[ いつの間にかやって来た黒沢さんの>>38 おはようの声も耳に入らなかった。
こんな状況に場違いな明るい声に、 視界の隅に入ったそのすがたに、 ……ずっとおかしく響くあの子の声に。 ああ、そう。きっと私は冷静じゃなかったんだ。
あの子本人が身体を得て私を嘲笑いに来た、って。 てんでおかしな勘違いをした。]
(122) 2021/06/10(Thu) 13時半頃
|
|
…… なに、しに来たの、 昨日からやたらうるさいと思ってたら そこまでして私を貶しに来たの、? 嫌がらせ?本当に上手だよねすごいよね。 そういう才能まで持ってるんだね。
そうだよね。あなたはいい子だもの 私よりずっとずっと。そうでしょう、 あなたが生まれていればよかったんだから、 最初からそう、ずっと、
[ 私の目は黒沢さんを見つつ、 その癖きっと別のものを見ている。 青い顔をしたまま、いつになく感情的に。]
(123) 2021/06/10(Thu) 13時半頃
|
|
…… 文句、あるんでしょ、私に、 いつもみたいに言えば良いじゃん。
[ 頭が痛くて仕方がない。]**
(124) 2021/06/10(Thu) 13時半頃
|
|
— 夜:3-9教室 —
[例えばわたしのことを噂する女の子がいたとして、 その言い方に少し棘があったとして、 その原因を作ったのはきっとわたし>>0:525だ。 だから、その子は何も悪くないんだよ。
……どこの誰だか知らないけど。]
(125) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
[今を過去に変えたわたしの言葉に鳩羽くんは黙って、 わたしも鳩羽くん>>68が手を握ったことで 爪をつつけなかった。 ぐーになった手はそのまま鳩羽くんの頬にくっつくから、 わたしは近づいた鳩羽くんの顔より 影に隠れて見えなくなった鳩羽くんの指先を見てる。
「人形」の血。鳩羽くんはそう言う。 わたしは九重さんの死体は見たけれど、 首がぱっくり空いた「人形」は言葉でしか知らない。
だからわたしの中では最初から その二つがイコールで繋がっていた。]
……。
[見えない指を追いながら、鳩羽くんは違うのかなと思う。 だってさっきまであちこち探し回ってたみたいだもんね。 声は、ひとみちゃんと歩いた3階まで届いていた。]
(126) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
……あとで洗っておいでよ。
[鳩羽くんのぐーは、わたし>>5と似た匂いがしたから わたしは鳩羽くんのおしまいに乗った。
雪夜の闇は深くて、 鳩羽くんの顔の影に隠れた指先はもう見えそうにない。 わたしは「九重さん」の血を確かめるのを諦めて、 鳩羽くんの顔を見る。
……近いな。別にいいけど。 わたしはようやく気づいて肩を跳ねさせた後、 特に気にした様子もなく距離に馴染んでいった。]*
(127) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
[それから話題が流れて、寂しさのお話。 最初の疑問は鳩羽くん>>69の語る続きに否定される。
空模様みたいだなって思った。 晴れ間もあれば、雲が多い日もある。 本当の空みたいに風で吹き飛んでくれればいいけれど、 むしろ空に浮かぶ方であれば良かったんだけど、 そこにあるのは空じゃなくて鳩羽くんの心だ。
下に潜った気がしたんだよ>>0:556。 きっと、鳩羽くんの寂しさは心に根づいている。
……のかな。全部、わたしの想像。 人間らしいなって思う。ムラがあって、波があって。 どうでもいいこと、少なそう。わたしは目を細めた。
わたしも、そうありたかったなぁ。 楽しいことばかりじゃないことを知ってても、 やっぱりいいなぁって思う。 どこかで口にした羨望>>0:628に似た響きを抱えた。]
(128) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
[分かってる。 結局わたしは、わたし以外にはなれない。 わたしはわたしを手放せない。
こんなに我が強いのに、死んだつもりだったんだって。 ちょっと、笑えちゃうね。]
(129) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
[だからわたし、そんな鳩羽くんが他人のために 怒ったり悲しんだりするとこ、すきだよ。 心が濃いところ。うん、すきだと思う。
そう思ってわたしが口にした軽い音に、 鳩羽くん>>70からツッコミが返ってきた。 ちょうどいいと思ったんだけどなあ。わたしのすき。
心に穴が空いていて、スペース自体が多くない。 だからどうでもいいことも多いけど、 わたしにだって大切にしたいものはある。
たとえば、わたしのお父さんとお母さんとか、 たとえば、わたしの少ないお友達とか、 これは最近……というか今日、新しく増えたんだけど。 たとえば、目の前の人間くさい男の子の心とか。
怪我したところに瘡蓋ができるみたいに、 わたしはの真ん中に大きな穴が空いた心には 少しずつ一番じゃないものが増えていく。]
(130) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
えぇ……じゃあ、別に……すきじゃない……。
[しぶしぶ。それはもうしぶしぶ。 お礼を言える男だった鳩羽くん>>72からの忠告に わたしは納得していない感マシマシで返事をした。
だっていいとか悪いとか、そういうのどっちでもいい。 わたしの基準はわたしが興味があるかないかでしかない。 優しくしたければ優しくするし、 そのために嘘が必要なら別にいいと思う。 わたしのものさしは正しさじゃないから。]
(131) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
え……鳩羽くんが鳩羽くんであることじゃないの?
[少しだけ話を遡るんだけど、 鳩羽くんの呟き>>71にはそんな風に答えた。 当然、みたいに。それ以外にある?
わたしはわたし。鳩羽くんは鳩羽くん。 わたしたちの心に必要なものに役割があっても、 別に自ら役割を担う必要はないんじゃないかって。 存在自体が、意味なんじゃないかって。
わたし、こういうところがダメなんだよね。 分かったつもりにはなれても寄り添えない。 共感もできない。それは音楽の役割だったから。
だから鳩羽くん>>73が頭を撫でてくれた時、 わたしの言葉でも意味を持てたのかなって思った。 わたしの頭を撫でるのはお母さん>>0:1060で、 頭を撫でてくれるのは褒めてくれる時だったから。
(132) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
[わたしは頭に乗った手を払うこともなく 懐かしむように目を閉じて、 さっきの役割の話だけど……って告げる。]
……少なくとも、今は何かになれてたよ。 ありがと。
[元気出ないのに、鳩羽くん>>73はまた笑ってる。 だからわたしが代わりに笑ってあげよう。 これは鳩羽くんがわたしに今くれたものだ。
へらっへらで、ぺらっぺらで、中身が薄くても、 無理やりな人より上手に笑える気がするから。 この瞬間、瞳の諦念は形を潜めていた。]
(133) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
[だから精神世界のことを教えてもらって、 鳩羽くん>>74が空元気みたいな声を出しても わたしは意地悪なこと>>48、言わなかった。
泣きそうな顔に見えたから、 「そうだねぇ」って優しい音だけを返す。 困ったねぇ。わたしにはどうしたら鳩羽くんが 笑えるのか、分かんないや。
だからわたしはまた笑った。 へらりと笑った。]*
(134) 2021/06/10(Thu) 14時半頃
|
|
―― 現在:教材倉庫 ――
綿見さん!?大丈夫!?怪我、とか……
[ 後ろ姿の綿見さん。立ち込める血の匂い。 私は慌てて声をかけて、でも途中で飲み込んだ。 綿見さんが振り返って私を見たから。>>123 その顔は青かったけど、怪我をしてる様子はなさそうで、 でも、その代わりに綿見さんがこちらを向いた時、 ちらりと見えた奥にあったのは……。
そんな私の思考は、綿見さんの声に途切れる ]
(135) 2021/06/10(Thu) 15時頃
|
|
えっ?あの、私、 誰かがカッターナイフ片づけてくれたのかなって、 お礼、言おうと……
[ 何しに来たの。 昨日からうるさい。 嫌がらせ?
綿見さんの言葉がいちいち私に突き刺さる。 昨日から。寝るところの段取りをしたりしたこと? よかれと思ったつもりだったけど、出しゃばってた? 目障りだったのかな? 私、余計なことした? ]
(136) 2021/06/10(Thu) 15時頃
|
|
ち、ちがう。わたし、そんなつもりじゃ、
[ 嫌がらせのつもりなんて、なかった。 でも……でも、いい子アピールって言われたら、 私、否定できる? 私の生きざまは、いい子の優等生アピールと何が違う? ]
(137) 2021/06/10(Thu) 15時頃
|
|
[ がくがくと体が震えた。 左の手首を握りしめても、ちっとも冷静になれない。 空回りする私の頭は、 「あなたが生まれていればよかった」という 綿見さんの言葉の違和感に気づけなかった。
文句。文句なんてない。私には。>>124 だけど、気づかないふりをしている私の態度は、 綿見さんに文句があるように見えていた? ]
(138) 2021/06/10(Thu) 15時頃
|
|
わた、わたし、は、 [ 何かあるなら言えば。>>2:8 綿見さんのその言葉はずっと私の頭に残ってた。 綿見さんはその「何か」がずっと文句だと思ってた? 違う。全然、違うのに。
私、綿見さんに何かしたかな?とか、 綿見さんの気に障ることをしたならごめんなさい、とか、 言わなきゃいけないと思った言葉は色々あったけど、 でも、言いたい「何か」はそれでもなかった。 私が綿見さんにずっと伝えたかったのは ]
(139) 2021/06/10(Thu) 15時頃
|
|
わたしは、ずっと…… わ、私のこと、きらわないで、ほしい、って……。
[ 酷く情けなくて、みっともなくて、 でもそれがやっぱり私が言いたかったことだった ]
(140) 2021/06/10(Thu) 15時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る