15 青き星のスペランツァ
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[故に"父"はその事を説明>>4:93した。君はそんな理由で死地に送られるのも納得できるのか、と。 イースターは、肯定した。上がどういう理由で自分を選んだのだとしても、自らの目で未知の星を見る事の魅力は変わりはしないと告げた。その未知を『アルニカ』で一番最初に見るのが自身である事も、それがいつか星の為になる事も、魅力的に映っていた。]
[ただ、当時"死"に対する感覚が"父"と自分で差があったのも否定できない>>2:10。もしかすると彼は誰かを理不尽な理由で喪った事があったのかもしれない。 そうだったのだとすると、あの時の自分は彼の気持ちを考慮出来ていなかったとイースターは思った。]
(74) smmmt 2021/11/17(Wed) 20時頃
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次の調査に出向く前に、イースターは一つ頼みたいことがございます。
[故に、一つ。お願いを投げかける。]
もし次の目標地点への経路の途中、通信可能範囲に『アルニカ』が存在した場合。 イースターは、少しだけ。ある方とお話をしたいと思います。
[それが叶ったのなら、自らの元気な姿や思い出を彼に語ろう。]
(75) smmmt 2021/11/17(Wed) 20時頃
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― 帰還準備期間中/船内通路 ―
[ケトゥートゥからその時のギロチンの様子を頷きながら聞く>>69。 楽しそうでよかったと、心から思った。生きて帰ってきてたら、きっとそのことをぴょんぴょん跳ねながら(安置室の中だけども)嬉しそうに報告してくれたのだろう。でも、帰ってきたのは物言わぬ姿で、その時を思い出してヨーランダは胸が苦しくなった]
ぎろちん うれしい する した、 よかった。
[その言葉に少しだけ救われた気がした。が、スペランツァの新しいクルーと言われると一瞬表情が歪んだ。新しいクルーが乗るころにはヨーランダはもういない。 しかし、そうなったのは一瞬で気が付かなかったかもしれない。気づいてたとしても、ギロチンはもういないということに心を痛めてると思えたかもしれない]
ぎろちん しる される うれしい。 ぎろちん なまえ ぼく ともだち せつめい する。
[どうとでも取れるような言葉ばかり選んでいく。この時ヨーランダは、初めてうまく共通語がしゃべれないことを喜べた。それは言葉を選ぶのに時間がかかっても、公用語を喋り慣れてないからだと思ってもらえるからだ**]
(76) tanuki 2021/11/17(Wed) 22時半頃
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ヨーランダは、ジルをいっぱいぎゅっぎゅした。
tanuki 2021/11/17(Wed) 22時半頃
墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
tanuki 2021/11/17(Wed) 22時半頃
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ウン、良かったって、ケトゥートゥも思うヨ!
[だから、あまり気に病まないでほしい……とは、言わなかった。そう言われてやめられるくらいなら、最初から気にしたりはしない。自分が抱え出して、抱えようとする誰かの気持ちが、前よりもわかるようになった気がする。心の底に人知れず広がる、深くて暗い水の溜まり。 その影響、だろうか。一瞬歪んだヨーランダの表情>>-76に、小さな違和感を覚えたのは。 罪悪感のような、気まずさのような、それは本当に僅かな間のことだったけれど。 夜に包まれて垣間見た、少し困ったような表情>>4:124が、急に脳裡を過ぎった。
ギロチンが、もういなくなってしまったことについてのものかもしれない。あるいは、ただの気のせいかもしれない。 どうとでも受け取れる言葉たちが、ゆらゆらと揺れる蜃気楼を思わせて、安心させてくれない。これもただ、言葉の不自由さのせいだろうか? 勘違いならそれでいい。考えすぎだったと笑うなり、変なことを言ってごめんと謝るなりすればいい。 踏み込まないほうが、後悔する。そう思って、意を決して、口を開く。]
(77) sleepingxalice 2021/11/17(Wed) 22時半頃
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……ねえ、ヨーランダ。 どこか行っちゃったり、しないよネ?
[少し、声が震えたかもしれない。不安な顔を、してしまっているかもしれない。 それでも。何も知らず、何も出来ずに見送るのはもう散々だと、切実にそう思いながら、ヨーランダを見上げる。**]
(78) sleepingxalice 2021/11/17(Wed) 22時半頃
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ケトゥートゥは、ライジをつんつんつついた。
sleepingxalice 2021/11/17(Wed) 23時頃
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[船内の一画、機関室の何処かに破損が生じた可能性があると警告が入る。 圧縮されたガスが漏れ出して居る、と言った表示が技師や船内管理担当者と言った一部の者に通知が行っただろう。
一部の者と言うのは、全体共有されるとパニックが発生するからだ。 どうしようもなくなったと判断が下れば他クルーにも通知が入るものの、今はまだ早期の段階。早めに対処すれば問題は無いが、肝心の現場に通信が繋がらない。
部品の緩みか、もしくは亀裂か。 エラーを吐く数値はこの状態が続くとどうなるか、結果何が起きるのか、もしもの際の対処法等が複数個同時にポップし、今から誰を派遣し何処を修理するかと複数個冷静なやり取りが入る。
幸いな事に原因は破損ではなく部品の緩みらしい。次いで入った通知にやや場が安堵した。 しかし帰還準備どころでは無い。どうするどうなると内部がやや混乱したものの、通信が繋がらないまま早急にガスの数値は安定。 警告停止、回復、帰還に支障無し。 修理完了、若干の揺れは残るものの、それも直ぐ元に戻るだろう。 しかし応答はない。場に居るのは、保安技師であるナユタであった筈なのだが。]
(79) mzsn 2021/11/17(Wed) 23時頃
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[機関室で騒動があったという事後報告。 現場に居た筈のナユタと通信が不可能な事、生体反応のない機関室。
態々分けて報告しなくとも、答えは一つだろうに。]
…、 船に異常は無いん、だよな
[いちいち確認連絡を入れるのは現場の邪魔になるとは分かって居たが、事の顛末ぐらいは把握させてくれ。 報告書を作るから。
今の所船に目立った異常は見られず、念のため再点検を行ったが帰還に支障はないらしい。
機関室が復帰したという事は彼は仕事を全うした上で死んだのだろうなと、暫しディスプレイの表示に視線を落とす。]
(80) mzsn 2021/11/17(Wed) 23時頃
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[駆けつけたクルーの中にはキランディが居たらしい。。>>60 負傷し船に残って居たからだろうが、運の無い人だな、と思った。ライジの件が気のせいでなければ、彼女は三人の死を間近で見た事になる。 彼女にカウンセリングを入れた方が良いのではと、別のクルーに通達しておいた。
遅れて送られてきた写真データには、空っぽの船内服と散乱した工具が映り込み、高圧ガスが噴出したと思しき付近にはペンチが一つ。
作業中の事故であること。 ナユタの体質上遺体は残らず、結果衣服だけが残されて居た事。 ヘルメットの破損具合から、どういった事故であったのか。 現場の安全状態はどうなっていたのか。 船は問題なく動くのか、帰還準備に支障は無いか。
思考はナユタからどんどんと離れていく。 仕方の無い事かもしれないが、仕事熱心すぎるのもどうかと思う。
次の技師を探さなくては。 最終的にそんな考えまで至ってしまい、無性に悲しくなって機材の電源を落とした。]
(81) mzsn 2021/11/17(Wed) 23時頃
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[安置室にナユタとライジの遺体が運び込まれる事は無い。 あれば遺品か。ナユタの場合、真っ先に船内服が拾われるのだろうか。 ライジは、分からない。部屋から何か持ち出されるかもしれないし、持ち出されないかも知れない。 誰も居ない台座に、此処にはこの者が眠って居ると、ささやかなネームプレートが置かれるのかもしれない。
『マーレ10』探索中、もしくは活動中に欠けた名前は、記録上ではたったの5人。 たった5人だが、5人で良かったのか、悪かったのか。 分からない。
いつものように機械に埋もれながら、暗い画面の前で暫し黙り込んでいただろう。*]
(82) mzsn 2021/11/17(Wed) 23時頃
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― 探索終了日:いつもの場所 ―
[帰還準備に伴い、各地に設置した機材の回収を行う。 漏れは無いか落し物は無いか、把握できている分は全て拾い、個人的な落し物は各自厳重に注意するよう通達する。
忘れ物しても、気軽に戻れないのでね。
帰還撤退作業には慣れている。スペランツァ以外の探査船に乗って居た事もある為、何処もそう大してやる事に変わりは無いと、機材のリストを埋めていた。
そうして不意に聞こえた足音、自身の名を呼ぶ聞き慣れた声。>>56]
ん? いや?休もうと思えば切り上げられるが、 どうかしたかな
[やる事はあるが、緊急性は無い。 伺い尋ねる声にそう返しながら、一旦画面をスリープモードにした。
通信では無くこちらに態々顔を出す個人的な用事なんてあったっけ。 特に思いつかなかった為、表情の見えぬ頭部が、小さく首をかしげていただろう。*]
(83) mzsn 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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― 安置室 ―
[細かいニュアンスまで伝わったかどうかはわからない>>72、だが言いたいことは伝わったようだと安心した]
しぬ ちがう いない なる ひと おなじ。
[一瞬口が滑ったと思った。だがここで話を変えると逆におかしいと思い、一般的な話として続けることにした。 そう、これは一般的な話なのだ]
いない なる ひと、 おぼえる する。 たのしい こと おぼえる ずっと、 さいしょ かなしい する しかし あと たのしい こと のこる。
[あなたが船に乗り続けるならば降りるクルーも出るだろう、別れるときは悲しくても、いつかは楽しい思い出の方が残る。 そういう、一般的な話だ]
(84) tanuki 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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ヨーランダは、イースターに念が伝わった。やったー
tanuki 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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― 探索終了日 アリババのいつもの場所 ―
[見る限りではいつも通りの様子で、どうかしたかな>>83、と聞かれてしまうと、いやそれは至極当然の質問なのだが、やはりどう答えるか難しかった。 訊ねてくる理由に思い当たる節が無いと言いたげに、いかにも不思議そうにされてしまうと、取り越し苦労をしたようで、急に気恥ずかしくなってくる。 なってくる、けれど。]
……アリババ、どうしてるかなって、思っテ。 つらくなってるんじゃないかなって、心配になったら、アリババの音が、聞きたくなったノ。
[少しだけ言い淀んでから、そのままを伝える。そうする以外のいい伝え方を、あまり知っている訳でもないから。 夜中に眠れなくなった子どもみたいなことをしているな、と、頭の片隅で考えながら、座っていてもなお自分より高い位置にあるアリババの、存在しない目の辺りを見上げる。*]
(85) sleepingxalice 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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― 帰還準備期間中/船内通路 ―
[どこか行っちゃったり、しないよネ? その問いかけ>>78にどう返せばいいのかヨーランダはわからなかった。ただ、悲しそうな顔をさせてしまったと思った。 はい とは言えなかった。 かと言って いいえ とも言えない]
[ヨーランダは船に、いや皆に迷惑をかけたくない一心で船を降りようと決めた。 悲しいことにヨーランダに「それは間違った決断だ」と言える人はどこにもいない、ずっと独りで生きてきたヨーランダには、誰にも何も言わずに決めることが間違いだということがわからない]
みんな まつ させる してる。 もどる はやく する。
[泣かぬようにぐっと奥歯をかみしめて、ヨーランダは走り去った。 もう誤魔化せたとも、誤魔化せきれなかったとも、そこまで考える余裕はなかった。ケトゥートゥを悲しませてしまったことだけを後悔して、ヨーランダは安置室に逃げ込んだ]
(86) tanuki 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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― 帰還準備期間中 船内通路 ―
……! 待ってヨ、ヨーランダ!!
[走り去ったヨーランダ>>86を追いかける。正直ケトゥートゥより速いが(皆足が速くてズルいヨ!とケトゥートゥはちょっと思った)、向かっている先はわかる。これは安置室の方向だ。 そもそも、例え途中で撒かれたとしても、安置室で待ち伏せすれば会えるだろうとも思う。ヨーランダは絶対に安置室へ戻ってくるから。
暫く入るつもりの無かった安置室だけれど、別に入れない訳ではない。 ヨーランダを追いかけて、安置室の前までやってきて。そのまま飛び込もうと――したところで、ぴたりと一度、動きを止める。
……ここは、安置室だ。静かに死者の眠る場所だ。 少しうるさくしても、非常事態と言えるだろうし、皆許してくれるような気もするけれど、それはそれ、これはこれ。守れる礼儀なら守るべきだ。話したいと思っている相手が大事にする場所でなら、尚更だ。
すー、はー、と、深呼吸してから。改めてそっと、扉を開ける。*]
(87) sleepingxalice 2021/11/18(Thu) 00時頃
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― 探索終了日:アリババのいつもの場所 ―
[何でもないようにして居たが、 全て誤魔化すことは出来ない。]
…あー、それは、その
[小さな背を帽子越しに見下ろしながら、言葉を濁す。>>85 何につらくなっているか。そう言われれば様々な事が一気に頭をめぐる。
色々あったし、色々、した。 自分の弔いは遺体に向き合わない代わり、その他生々しい物を見たり分析する事が多い。
自分でも擦り減る物はある。 顔が無いのを逆手に表向きだけ誤魔化しておけば普段通り、 平気に見えるようにして来た。
だから今回も、]
(88) mzsn 2021/11/18(Thu) 00時半頃
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つらくは――…、
[些細な嘘をつこうとして、]
いや、つらい 少し疲れた気が、する
[嘘をやめた。今は正直に答える。
クルーの死はよくある事だ。 けれども悲しいものは悲しい、皆きちんと無事に帰ってきて欲しかった。>>0:65
クルーの死はよくある。けれど自分から死に飛び込んで行く者は、少ない。 それが親しい間柄であれば猶更。]
(89) mzsn 2021/11/18(Thu) 00時半頃
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疲れたな、 うん、疲れたよ、沢山
[不安に思わせてしまった事を申し訳なく思った。 泣かない分自分の感情は分かりにくいから、誤魔化しておけば皆何も触れないだろうと思って居た。 自分の感情の揺れを、自分にも誤魔化せるし。
音が聞きたくなったと言う言葉に、椅子に掛けたまま小さく手を伸ばす。 疲れたから、いつかのように温かさに触れたかった。みっともないとか、恥ずかしいとか、そう言う事はどうでも良かった。]
心配させてすまない
心配なら、私の音を聞いて行くと良い 私も少し休むから
[作業に逃げるのは今はやめる。 大丈夫じゃないから大丈夫だった事にしてきた。 『マーレ10』での出来事全てがそうだが、ライジのあれは特に、全部のツケのような物だと思う。 普段より大きな気泡が幾つか生まれ、ひとつふたつと弾けて消えて行く。*]
(90) mzsn 2021/11/18(Thu) 00時半頃
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― 探索終了日:アリババのいつもの場所 ―
[つらい、疲れた>>89、と。そう口にしてもらえたことに、自分で思っていた以上にほっとした。 もちろん、そうでないなら、何らかの形でもう昇華されていたなら、その方が良かったのだろうけれど。]
……ウン。……アリババ、ずっと、頑張ってたもんネ。
[ケトゥートゥが自分のことで手いっぱいになっている間も、アリババがたくさん働いていたことをケトゥートゥは知っている。 死を無駄にしない為に。誰かへ伝える為に。先へ繋げるために。
その熱心な働きぶりが彼自身を誤魔化す為だとまでは気付けなくても、悲しくなかった筈はないと、その点には確信があった。 普段は少々(時々やりすぎなくらい)愉快な言動をする彼が、ちゃんと優しくて仲間想いだと、とっくに知っているから。
手が伸ばされる>>90のを見て、小走りにそちらへ近づく。 腕の中へ収まって、アリババだけが持つ身体の感触>>3:89に自分の身体を寄せる。]
(91) sleepingxalice 2021/11/18(Thu) 02時頃
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[やがて耳へ届き始める、コポンコポンと気泡の生まれる音>>3:98。 つい数日前、自分を落ち着けてくれた音。絶えないでほしいと願った音>>3:118。
それが今も、確かにそこにある。それだけのことが、急に途方もない奇跡のように思えて、少し泣きそうになった。 今日は海でもう、たくさん泣いてきたのに。]
……ライジも、くるしいな、って、言ってくれたのにナ。 ちょっとだけ近くに、行った気がしたのニ。
ズルいし、ヒドいよネ。ずーっと一緒に探索してきたのに、何にも言わずに行っちゃったヨ。 怒られるの、そんなに嫌だったのかナ?
[最後は冗談のつもりで言ったけれど、最後の夜に見せた、しょぼくれた大型犬のような顔>>4:45が思い浮かんで。無いとも言いきれないかもしれない、と思い直した。 怒られるとわかっているならしなければいいのに、とケトゥートゥは思うけれど。怒られても変えられないから、嫌だと思うこともあるかもしれない。
だとしても、直接怒らせてもくれないのは、やっぱりズルくてヒドいとは思うのだが。**]
(92) sleepingxalice 2021/11/18(Thu) 02時頃
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― 安置室 ―
居なくなる人と、同じ?
[ヨーランダの言葉>>84に再び首を傾げ、聞き返す様に呟く。]
……はい。今はやはり、悲しいと思います。 けれど何時かは、楽しかったと思える様に。
[そして続けられる話を静かに聞いて、その意味を汲み取る。 死は離別とも称し、永遠の別れという言い方もする。事実、仲間の死の経験を通して自分の中でもその様にイースターは解釈したのだ。 けれど、何処かその言葉に僅かな違和感、或いは不安を感じるのは何故なのだろうか?]
……。 ヨーランダ様は、調査が終わった後。どうなさるのでしょうか?
[その不安を紛らわせるように、あなたの方を見て尋ねる。不安の答えがそれであるとは――今は、気付いていない。*]
(93) smmmt 2021/11/18(Thu) 02時半頃
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― 探索終了日 ―
[今日もまた、仕事が終わる。 キランディの経過は良好、調査の解析も順調。 喪ったものを抱えながらも皆次に進もうとしている。]
私の仕事は終わった、負傷者もこれ以上はでる事もないだろう。私はまた研究所に戻り、皆の成果を糧にしなくてはいけない。 ……なぁ、そうだろう?
[それに、答える者はいない。 タプルもまた、それに答えることはない。]
けれど、もう少しだけキミには働いてもらわなくてはね。
[格納庫には、調査を終えた探査機達が並んでいる。 タプルはその内のひとつに乗り込むと、その場所を目指す。]
(94) nkmn 2021/11/18(Thu) 03時頃
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― 探索終了日:海 ―
[行先は決まっていた。 山を越え、荒れ地を越え…画面ごしにみたあの青い地平。]
……海だ。
[肌に沁みるような潮の香り、大きな大気の流れ。 船内で感じるよりも圧倒的に高く広い空。 波音はより鮮明に間近に聞こえる。 こんなにも美しい星は数々の命を奪い、巡ってゆく。 マーレの毒は悲しみと共に身体を蝕んだ。]
[座標は"WARNING"ここから先は危険区域になるのだろう。]
……なぁ、きみ。 どうしてキミはそんなことをしたんだい。 後ろめたさ故か、それとも弔いのつもりかい。 私たちは同じ船に乗るクルーだったはずだろう。
(95) nkmn 2021/11/18(Thu) 03時頃
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[ライジもまた答えない。 ここには、統合された意志など何処にもない。 ただ漠然とした個と、分断と別れがあるだけだ。]
……そう簡単には教えてくれないか。 そうだよな、世界とは実に意地悪に出来ている。 ここ何十年かで身に沁みたよ。
私という生命がいくら呼応したとて、もはや誰とも繋がる事はない。私が知り得るのはたったここにあるだけの肉くれのみだ。
[肉の芽が伸びてゆく。それは肉を分かつように。 その半身を蝕むように、ゆるりとほどけてゆく。]
生命というのは、実に虚しい生き物だ。 誰もがいつかくる滅びに向かって歩んでいく。 だけどね。失いながらも、足掻くように生きるんだ。
(96) nkmn 2021/11/18(Thu) 03時頃
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[タプルの半身がゆっくりと海へ沈んでゆく。 その場所は冷たくけれど命を奪うにはあまりにも優しい。 視界が青く染まってゆく。水面がきらきらと輝く。 彼はこの景色を見て一体何を思っただろうか。 その視界はただ、深い空を見つめている。]
きみはどう生きた? 後悔はなかったかい。 やり残したことはなかったかい。 喪われたきみの未来は何処へ続くんだろうね。
[半身が大きく波間に揺られて、 ぷつんと。……意識が途絶える。もう何も感じない。 それは深い深い水底へと落ちて、見えなくなった。]
(97) nkmn 2021/11/18(Thu) 03時頃
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[海の音がごうごうと鳴っている。 タプルにわかるのはもうそれだけだ。]
さらば、かつての友よ。 きみの未来が恵まれたものでありますように。
[青い地平に背を向ける。 探索機はもうひとつのタプルを乗せて、走りだす。 もうひとつの我が愛しき星、"スペランツァ"に向かって。**]
(98) nkmn 2021/11/18(Thu) 03時頃
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ハロは、タプルを見つけたのでまわりを飛び跳ねている。
mmsk 2021/11/18(Thu) 04時頃
タプルは、ハロの身体がまたバラバラになってしまわないか心配している
nkmn 2021/11/18(Thu) 04時頃
キランディは、ハロが飛び跳ねるのを不安そうに見ている。
RIN 2021/11/18(Thu) 04時半頃
ヨーランダは、タプルをいっぱいぎゅっぎゅした。もちもちもした。もちもち
tanuki 2021/11/18(Thu) 07時半頃
ヨーランダは、延長うれしいなのでライジをもちもちした。
tanuki 2021/11/18(Thu) 08時頃
ライジは、ヨーランダにもちもちされたので小汚いグローブでもちもち仕返した。
jinro_coqua 2021/11/18(Thu) 08時半頃
ヨーランダは、ライジにもちもちされてうれしい。汚れたけど(゚ε゚)キニシナイ!!
tanuki 2021/11/18(Thu) 09時半頃
ヨーランダは、キランディのママになる!むんっ
tanuki 2021/11/18(Thu) 09時半頃
キランディは、ヨーランダをハグした。
RIN 2021/11/18(Thu) 09時半頃
ケトゥートゥは、二人を微笑ましく見守った。
sleepingxalice 2021/11/18(Thu) 10時頃
ヨーランダは、キランディにハグされてうれしいになった。
tanuki 2021/11/18(Thu) 10時頃
ヨーランダは、実はママがどういうものかわからないので雰囲気で言っている。
tanuki 2021/11/18(Thu) 10時頃
ヨーランダは、ハロも地獄撒いてたよなと思いながらこねこねした。こねこね
tanuki 2021/11/18(Thu) 13時半頃
ケトゥートゥは、ハロをもちもちした。意外としっとり。
sleepingxalice 2021/11/18(Thu) 13時半頃
アリババは、こねこねされたハロを蒸し器に入れた。
mzsn 2021/11/18(Thu) 14時頃
ヨーランダは、ハロがほかほかになったのでやったー!した。
tanuki 2021/11/18(Thu) 14時頃
ケトゥートゥは、ヨーランダといっしょにやったー!した。
sleepingxalice 2021/11/18(Thu) 14時半頃
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― 探索終了日:アリババのいつもの場所 ―
[>>91>>92長く溜め込んで居た言葉がようやく吐き出される。生きて居る物はいつか死ぬし、生きる限り人生の何処かで死を見送る事はあるだろう。 探査船に乗っていると、その回数が他の人より少し増えるだけ 長く生きて居ると、その回数が他の人より少し増えるだけ。]
そうかな、 私は、頑張れていたかな
[子を褒める様な言葉に今は甘えようか。
これでも一応長く生きて居る。 年長者の枠に入るだろうし、選んだ外見年齢も大人だろうから、しっかりしなければいけないとずっと思って居た。 他者より沢山の知識があるなら、それで他者を救える筈。 自分は弱いが、それで皆が助かるなら。そうして役に立てるなら。
なら、取り乱してはいけない。頼られたり、訪ねられたりしたら、真っ先に動かなくては。悲しい結末になってしまったとしても、そこで得た何かで別の者が救えるなら、立ち止まっている暇は無い。
自分のちしきは全部、他のみんなをまもるため。 なぜなら、みんなのことが、たいせつだから。]
(99) mzsn 2021/11/18(Thu) 14時半頃
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[小走りで収まった小さな体を抱きしめ、酷く安堵する。 まだここに居てくれてよかった。 相手と同じ事を考えて居るなんて知ることは出来ないのだけれど、いつかのぬくもりがそこにあって本当に良かった。]
彼も苦しかったのか
[彼は何を苦しんでいたのだろう。 泣かないライジの、本当の気持ち。]
そうだな、彼、 何も言わず、行って――…
[いや、自分には言ったか。 >>4:179>>4:195>>4:196>>4:197 苦しさの理由までは知らなかったが、なにも無かった等と言う事は無い。 自分の死に場所を探し見つけ、そうして沈んで消えてしまった。 彼が何を抱えて居たのか終ぞ自分は知ることは無かったが、それが行ってしまった理由なんだと思って居る。 探してはいけない場所だと思ったし、誰にも踏み込んで欲しくなかったから"彼の本当"を隠した。>>-273]
(100) mzsn 2021/11/18(Thu) 14時半頃
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…ライジは、 ライジは、怒られるのが嫌だったんじゃないよ
[冗談みたいなケトゥートゥの言葉が、酷く心に刺さった。 彼が自分の計画を周囲にばら撒いて、怒って止めて悲しむ皆を振り切って、結局最後に絶対消えてしまう。無論自彼も別れを更に苦しむ事になる。 それなら最初から何も言わない方が良い。]
怒られるのが最初から分かってたんだ もっと悲しませる事になるから
[自分は偶然知ったイレギュラー枠だったが、知って居れば朝早く出て行かせる事は無かったと思うし、なんなら帰還が終わるまで部屋に閉じ込めていたかもしれない。 けれどいくら止めても怒っても、彼の中で恐れが募ったとしても、それでも全部振り切って彼は行ったと思う。]
私、私は、彼が沈む間際に彼と話したんだ いつものように、おはようと、
(101) mzsn 2021/11/18(Thu) 14時半頃
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お互いそう言って、 その後ライジが勝手に通信を切って、 居なくなってしまった
[言葉が報告と食い違う。>>39>>40 『双方の合意の元通信を切った』他のクルーにはそう伝えたし、船内での処理はそれで纏まっている。]
私達と親しいからこそ、 絶対怒られて叱られて悲しませると思って
[彼が望んで水底に行った事を、自分は知って居る。]
だから、黙って行ったんだよ
…本当に彼、酷い奴だな
[みんな怒るよ。けれども彼が態々選んだ道が片道切符の旅ならば、自分は邪魔もしないし怒る事も無かっただろう。それでもどうしようもない程に悲しい。
私は止めなかったよ、ライジ。だからもっと話してほしかった。 ライジのデータを壊した時、本当に殺めたのは自分の心。>>55]
(102) mzsn 2021/11/18(Thu) 14時半頃
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