10 冷たい校舎村9
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可愛い。
[ 芽衣が鞄から出したのは、 小さなチョコレートとフーセンガム。 どっちも手のひらに乗るくらいのサイズで、 なんだか可愛らしい。 両方イチゴ味なのは、私が苺が好きだから、だよね。 なんだかちょっと、食べるのがもったいない気がする。
ありがとうを言おうと、小さなお菓子から顔を上げて、 芽衣の方を見た私は、ぽかんと口を開けた ]
(490) takicchi 2021/06/19(Sat) 11時頃
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……わ。
[ すごく間の抜けた声が出ちゃった。 用事でもあったのかなと思った荷物の正体。 それは、小さなグランドピアノだった。 おもちゃだけど、芽衣が鍵盤を押せば、>>445 ちゃんと可愛らしい音が鳴る ]
(491) takicchi 2021/06/19(Sat) 11時頃
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可愛い音だから、可愛い曲がいいな。
[ 私はそんなリクエストをして、清聴の姿勢。 芽衣によるミニコンサートが終わったら、 拍手して、それから、おやつ食べない?って誘うね。
芽衣、母に私が苺が好きだって話してくれたでしょう。 今日芽衣が来るって話したら、 あの子と一緒に食べたらって作ってきてくれたの。 母特製の苺大福。 後で一緒に食べようね* ]
(492) takicchi 2021/06/19(Sat) 11時頃
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―― お見舞い:炭蔵君 ――
[ お見舞い一番乗りは炭蔵君だよ。>>462 私がお見舞いに来て!ってわがままを言ったのは 炭蔵君なんだから、他の人が一番だったりしたら、 遅い!って文句言ってたかも。
ちなみにこの後、一番お見舞いに来てくれたのは きっと芽衣だったと思う>>443 ]
(501) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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[ 短くなった炭蔵君の前髪。 落ち着かないか聞いたら、 慣れないって返ってくる。>>463 実際、炭蔵君の視線は、 こっちを向いたりあっちを見たり、 見るからに落ち着かない様子だったから、 ちょっと笑っちゃった。
完璧に近づけたか?って炭蔵君が言う。>>464 もう私が目指すのをやめたもの。 うーん、でも、どうかな ]
炭蔵君のイメージする完璧って、どんなの?
[ そうだねえ。 誤解を招く言葉遣いが、表情で緩和されるなら、 炭蔵君の弱点、一つ克服だよね。 そういう意味で言うなら、 炭蔵君は完璧に一歩近づいたのかも ]
(502) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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[ でもね、って私は姉を思い浮かべる。 電話で少し話したけど、それでも私の中で、 まだ姉は3年前の状態で止まってる。 私の思い描く、完璧の一つの形。
姉は、完璧な人だった。 容姿端麗、頭脳明晰、冷静沈着、物腰柔らか。 欠点なんてないみたいな人だった。
でも、姉は、何を考えてるのかわからない人だった。 いつもは穏やかに微笑んでいて、 凛と話す時も、いつだって冷静で、 その胸の内は全く見えない人だった ]
(503) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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弱点、一つ克服かなって思うけど、 なんていうのかな、前よりもっと……、
[ 人間らしくなった?いや、その言い方はあんまりだ。 言葉を選べって炭蔵君に言っておいて、 選んでないにもほどがある ]
……うーん、親しみやすい、感じ?
[ 表情が見えないと、何を考えてるかわからないもんね。 いつも同じ表情の仮面を身に着けていてもそれは同じ。 でも、前髪の向こうにあった炭蔵君の顔は、 意外と……って言ったら失礼かな、表情豊かだった ]
(504) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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[ ……でも、意外と表情豊かだった炭蔵君は、 人の感情には疎い。>>465 とんちんかんな気遣いを向けられて、 まだまだ完璧には遠いよ!と胸の中で呟く。 鈍感!鈍感!鈍感!! いや、気づかれちゃったらそれはそれで とってもいたたまれないんだけど! ]
(505) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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[ 家の話をした。家族の話もした。 陰ながら、防波堤になろうとしてくれていた母。 私、母のことわかってなかった。 母は私を見ていないとばっかり思っていた。 母を見ていなかったのは私の方だったのかもしれない。
完璧だと思っていた姉。 姉は、私が父に命令されたような人間関係しか、 築けなかったらしかった。 たくさんの人に慕われていたけど、 対等に接してくれる人はいなかったんだって。 恋に落ちてしまったのは、 その人が、唯一姉を対等に見てくれる人だったから。
それでも、姉のしたことは許されることじゃない。 姉はきっぱりと別れて、 相手の家庭が壊れないように できる限りのことはしたらしい。 一切の連絡は絶ったから、 どうなったのかはわからないって言ってたけど ]
(506) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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そうだね。 私、自分のことを助けてくれようとする人が、 周りにこんなにいるなんて、全然知らなかった。
[ 炭蔵君の言葉に頷いた。>>468 その中には、もちろん炭蔵君も含まれてるよ。
一人暮らしをそつなくできると思われてるのは わからないけど、私のお料理スキルが10だって知っても 炭蔵君、そう思うんだろうか? ]
(507) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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…………困ったことがなかったら、頼ったら駄目?
[ こんなこと、今までの私からは、 絶対出てこなかった言葉だと思う。 でも、私、わがままが許されているので! 出来のいい人間を目指すのもやめたので! あと、あまりにも炭蔵君が鈍感なので! これくらい言ってもいいんじゃないかと思う ]
炭蔵君が手を握っててくれるんなら、 私、一生怖いままでもいいかな。 ……なんて、ね。
[ 私、執念深いから、 あの校舎でもらった言葉、忘れてないよ。>>5:217 後悔したって知らないから ]
(508) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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[ 私、今までずっと勉強ばっかりだった。 だから知らないことがいっぱいあるの。 可愛いカフェに行ったこともなければ、 駄菓子だってほとんど食べたことがない。 絵は不要と言われてからは美術館にも行ってないし、 カラオケも言ったことがない。 だから、私は今まで知らなかったもの、 なんだって知りたいし、 なんだってやってみたい ]
(509) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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ありがとう。いただきます。 ……食べられないって言ったら食べさせてくれるの?
[ 揶揄うように言われたから、>>470 思わず言い返しちゃったけど、 自分で言ってまた顔が熱くなるから嫌になっちゃう。 右手は無事だもん。食べられますよーだ。
炭蔵君の剥いたりんごはちょっと角ばってて、 角ばったクレープを思い出した。 どこまでこの理論が適用されるのか、 色んなお料理食べてみたくなってしまう ]
(510) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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[ 受験の話になると、それねえ、って少し首を傾げた ]
ちょっと、どうしようかなって。 今更進路変更も大変だけど、 予定してたところに進む意味はもうないし……。
[ それは、柊君がまだお見舞いに来る前の話。 柊君からメモをもらって、 やりたいことを見つけた気がした私は、 ヨーコ先生を泣かせることになる。 先生が半泣きになりながら集めてくれた 色んな大学の法学部の資料を机に積み上げた私は、 後日お見舞いに来てくれた炭蔵君に、 どこがいいと思う?って 相談に乗ってもらうんじゃないかな* ]
(511) takicchi 2021/06/19(Sat) 12時半頃
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―― お泊り女子会 ――
[ 私、友達のおうちに泊まるなんて初めてだった。 お泊り会の日が決まった日からずっとそわそわして、 みんなパジャマとかどんなの着てるんだろう!?って 気になって、芽衣に相談したりもした。 芽衣と一緒にパジャマを買いに行ったりもしたかも。 いや、私のパジャマ姿なんて、 よく考えたら入院中にみんなには見られてるんだけど。
日中はクレープを焼いたりもした? あの校舎で、一度芽衣と焼いたから、 今回は上手くいく!と思ったんだけど、 そんなことはなかった。私にお料理スキルはなかった。 綿見ちゃんに怒られて、 ごめんなさいを98(0..100)x1回くらい 言ったかもしれない。 あ、もちろんお借りした台所は綺麗にしました ]
(516) takicchi 2021/06/19(Sat) 14時頃
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[ 夜はパジャマ姿でひとみちゃんのお部屋で 眠くなるまでおしゃべりをする。 日中あれだけクレープを食べたのに、 お菓子を広げたら手が伸びちゃう。 今は受験が大詰めだけど、 こんな日もあってもいいよねなんて、 それはそれは楽しい時間を過ごしていたのだけど。
それは多分、ひとみちゃんの一言だったと思う ]
(517) takicchi 2021/06/19(Sat) 14時頃
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えっと……コイバナって……?
[ いや、うん、いくら世間知らずな私でも、 恋バナの意味くらいは知ってる。 でも、保健室でパーティーした時とか、 そんな話題出なかったよね!? あれ、どうしてひとみちゃん そんなじりじり迫ってくるのかな? あれ、芽衣ちゃんなんだかすごくいい笑顔? え、綿見ちゃんまでどうしたの? ……なんか、話の方向が 不穏な方向に向かっているような……?* ]
(518) takicchi 2021/06/19(Sat) 14時頃
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―― お見舞い:綿見ちゃん ――
[ 綿見ちゃんって言いかけたの、>>519 ばっちり聞かれてた。 そして、晴れて綿見ちゃんから ちゃん呼びの許可が下りた! うっかり口を滑らせてみるものだね! ]
わあ、ありがとう。 ……わっ、プリンだ。
[ 渡された袋を覗き込んだら、美味しそうなプリン。 これってもしかしなくても手作りよね? 綿見ちゃんの手作り! あの綿見ちゃんが、手作りのプリンを持って、 お見舞いに来てくれた。 胸がいっぱいになってしまう ]
(524) takicchi 2021/06/19(Sat) 14時半頃
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[ 胸いっぱいになってきゅんとしてたら、 綿見ちゃん、回れ右して帰ろうとした。>>520 思わずえっ!?って言った私の顔は、 捨てられそうになってる犬みたいだったかもしれない。 諦めたように綿見ちゃんは椅子に座ってくれた ]
……あはは。図太いの、私だったね。 死に損なっちゃった。 [ 校舎の主なのにとぼけるような、 そんな図太いは自殺なんかしない。>>3:508 そんなことを言った私が結局校舎の主だったんだから、 笑っちゃうよね。 いや、あの時私は本当に記憶がなかったし、 とぼけてるつもりはなかったんだけど ]
(525) takicchi 2021/06/19(Sat) 14時半頃
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でも、悲惨ではなかったかな。 私、死に損なってよかった。 こうやって綿見ちゃんのこと、 ちゃん付けで呼べるようにもなったし。
[ そう言って笑う私は、確かに自分が思うより 図太かったかもしれない* ]
(526) takicchi 2021/06/19(Sat) 14時半頃
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―― お見舞い:金曜日の芽衣 ――
[ 芽衣のお土産の可愛いお菓子は、 駄菓子屋さんのお土産だった。>>552 駄菓子屋さん。もちろん存在は知ってるけど、 私は行ったことがない。 私の中で、フィクションの世界の中で存在してるもの。 とりあえず、机の上のお見舞いコレクションの横に 並べておいた。 そのうち食べる。そのうち、きっと。
私が「待ってた」って言って出迎えるのは 金曜日の芽衣だけなんだよ。 金曜日に必ず芽衣は来てくれるから、 出迎えの言葉は「待ってた」になるの ]
(611) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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[ おもちゃのピアノは、 おもちゃらしい可愛らしい音を奏でる。>>554 鍵盤は小さくて弾きにくいだろうし、 音域だってずいぶん狭いのに、 それでも芽衣が弾けば、オルゴールじみた 可愛らしい旋律が流れる。 単音じゃなくてちゃんと和音になってたりして、 やっぱり芽衣はすごい。 私だったらポンポン鍵盤押すだけで終わっちゃう ]
(612) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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[ 小さなコンサートが終わったら、>>554 私は芽衣をおやつに誘った。 出したのは苺大福。ほうじ茶もあるよ。 芽衣が確かめるように私を見るから、>>555 うんって頷いた ]
今日芽衣が来るって言ったら、 一緒に食べたら、って。
[ 芽衣はたくさんお見舞いに来てくれた。 そのたびに、やっぱり私は雨粒みたいに これからのことや、母のこと、姉のこと、 色んな事を芽衣に話したと思う。>>556 芽衣にしか話してないこともある。 それは、愚かだった私の懺悔 ]
(613) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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[ 母は私の好きな食べ物も知らない。>>2:1 私、ずっとそう思ってた。 母に「明日の朝ごはん、何食べたい?」って聞かれて、 つい、試しにサンドイッチって言ってしまった日から。
あれね、母はそんなつもりなかったんだって。 姉も私も和食が好きだったけど、 姉は出汁巻きが好きで、私は甘い卵焼きが好きだった。 ずっと父のせいで、姉の好みの方が反映されてたから、 母は私が甘い卵焼きをリクエストすると思ってたって。 それなのに、魔が差した私が、試しにって 心にもないリクエストをしてしまったから、 その話、父も聞いてたから、 母はもうどうしようもなかったんだって。 姉のことを抹消したかった父にとっても その返事は都合がよかったから。 そういえば、サンドイッチに入っている卵焼きは、 いつもほんのり甘かった ]
(614) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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[ そんな懺悔を芽衣にだけはしたのは、 芽衣が私が苺が好きだって、 私のことを見てあげてほしいって、 母に訴えてくれたって、母から聞いたからだ。 いい友達がいるのねって母は言って、 そして今日、苺大福を作ってきてくれた。
甘い餡子と苺の酸味。そしてほうじ茶。 母の苺大福の味はやっぱり格別だった ]
(615) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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[ 苺大福を飲み込んで、芽衣が口を開く。>>557 芽衣が話すのは、ピアノのこと。 芽衣が大事にしてることを知ってるから、 私が余計に踏み込めなかったこと。 正直、私、あの校舎だったから、 芽衣のピアノが聞きたいって言えた。 あの校舎に行かなければ、 きっとまだ言えないままだったと思う。
辞めたって芽衣は言った。 辞めたけど、どうしても離れられなかったって言った。 そして、満足させてあげられないかもしれないって、 芽衣は言う。>>558 それでもいいかなあって、芽衣は言う>>559 ]
(616) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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[ 私は、食べかけの苺大福を、小皿に戻した。 ウェットティッシュで手を拭く ]
あのね、私、言ったよね。 私は、芽衣のピアノだから、聴きたいの。 別に上手なピアノが聞きたいんじゃないの。
[ あの校舎で言った言葉をもう一度繰り返した。>>5:246 覚えてる?って首を傾げる ]
(617) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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だからね、芽衣は満足させてあげられないかもって 言うけど、その満足の相手は私じゃないよ。 芽衣だよ。 芽衣が満足する、芽衣の納得のいくピアノが、 きっと私の聴きたいピアノだよ。 ……それって、私を満足させるより、 ずっと難しいことかもしれないけど。
[ 私はどのつく素人だけど、芽衣は違う。 芽衣はピアノを大事にしてる人だ。 きっと私よりずっと耳も越えていて、 求める理想も高いと思う ]
(618) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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私、ずっと待ってるから。 ……ずっと待ってて、いいでしょ?
[ ね?って笑って、 私、ため息の話を聞いてもらった時みたいに、 今度は私が、芽衣の頭に手を伸ばそうとした* ]
(619) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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―― お泊り女子会 ――
[ 料理はスピード。私は覚えた。 98回くらい謝ったけど、>>516 謝るより手を動かして!って怒られた。>>-704 でも、料理はスピードと頭では覚えても、 実際その通りに手が動くかと言われれば、 やっぱり経験値を積むしかないのかもしれない。 経験値を積んでもお料理スキルは19くらいしか 向上しないことを今の私は知らない。>>-716 すごいことになったキッチンは ちゃんと綺麗になったので>>560 お掃除のスキルは前回より向上したかもしれない ]
(628) takicchi 2021/06/19(Sat) 22時頃
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