28 僕等(ぼくら)の
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朝ごはんも、お昼ご飯も、夕飯も楽しく作ることができた。 何が食べたい?って、レシピ本を広げてリクエストを聞いてみたりする。 朝はいつも和食だったけど、パンを焼いて洋風朝ご飯にしてみたり。 お昼ご飯はお弁当になったりしたかもしれないけどね。 そう言えば食費とか言ってたけど、あんまり言うようなら今はまだ要らないって言うし、それでも何か言うなら家事を手伝ってもらったと思う。 クーラーのフィルター掃除とか。たぶん大和くんなら背伸びすれば届いて外せるんだよね。 掃除機のヘッドの分解掃除とか。あれ、たまにやらないと髪の毛絡まって酷いことになってたりするし。 なっ、夏休みのぉ、宿題…とかぁ…! 家事じゃないけど。無いけど!「これどうやるの?」となる数学なんかは教えて頂けたら幸いです…。
(502) 2023/08/16(Wed) 16時頃
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そんな風に平和に過ごしながら、私はあまり多くを聞かなかった。 既に一通り教えてもらっている気がしたし、たくさん美味しいを味わってもらいたかった。 心地よい、もかな。幸い、今の私の家ならそれが叶う。 あんまりどこかに出かけたりとかはしなかったけど、もし大和くんが行きたいところがあったなら行こうか?って、気軽に出かけたと思うな。 だって私には今のところ特に用事はない。 大和くんが食べたいものを作るために、食材を買ったり日々のものを買ったりするくらいかな。 でもシャンプーやボディソープなんかは、同じのを使ってもらったはずだからわざわざ買い足したりはしてないし…。
そんな、ほんの短い平和な日々。 手を繋いでみたり、ソファで隣り合ってテレビを見てみたり、そんな事でドキドキしたりもしたかな? そんな日々を、私はもう少しだけ積み重ねていきたい。
(503) 2023/08/16(Wed) 16時頃
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…大和くんが居なくなるなんて、信じたくない、な。*
(504) 2023/08/16(Wed) 16時頃
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─現在、コックピット─
「本郷さん…。」
そうだ、あの日以来本郷さんも天文部に入ったんだった。 だけどその理由が多分、合宿で例の件に関わってしまったからだと知ってしまった私は素直に喜ぶことなんてできなかった。 本郷さんも?と、泣きたい気持ちになったけど、「何か食べたいおやつある?」なんて逆に聞いてみたりしたに違いない。 だって私、それくらいしか…。 >>498そんな本郷さんに声をかけられて振り向いた。
「ううん、私何もできないけど…。」
呼んでくれたのは大和くんだ。 応じてくれたのがハロだ。それくらいしかわからない。 だけどなるべく七尾ちゃんに寄り添いながら、本郷さんのアドバイスに耳を傾ける。
(505) 2023/08/16(Wed) 16時頃
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「あの、蜘蛛?ひっくり返したりできない? こう、糸を捩る感じで…?」
あんな構造だと、今の状態だと安定しててもひっくり返ったらどうにもならなそう。 またはあの下に潜ったり…それだと潰される? とにかく思いついた事を口にしてみて。
「七尾ちゃん、みんなはもう避難してた。 強いて言うなら日暈学園大学方面に。 あそこ、広いグラウンドあるから、多分そっち。 逆方面の人たちは避難完了してるはずだよ。」
そしてそっと言い添える。 誰だって、余計な被害を増やしたくないはずだから。*
(506) 2023/08/16(Wed) 16時頃
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─数日前・本郷さんと─
『つぶあん?こしあん? きなこやごまもありだよね。』
>>510牡丹餅という和のリクエストを受けての私の質問はこれ。 きなこやごま、もしくは他のをと答えられてもあんこは用意してみたの。 もちろん手作りで!
「ふふふ…あんこ手作りなんて初めてかも! 本郷さんのリクエスト、らしいっちゃらしいよね!」
(512) 2023/08/16(Wed) 18時頃
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小豆の分量を測って、茹でこぼして、やわらか〜く茹でて、お砂糖を入れて! 初めての料理に挑戦する私はちょっとテンション上がってる。 きな粉も作っちゃおっと! 乾燥大豆を乾煎りして粗熱とって、ミルサーで粉砕して粉にする! お砂糖とお塩を適量混ぜて、良い感じ! あっ、胡麻を擦るのは大和くんにお願いしとこっかな? もちろんその日は餅米もしっかり炊いたよ!
そんな訳で、次に会う時には各種牡丹餅が天文部のオヤツになったかもしれないし、部活がなければ本郷さんにプレゼントしに行ったのでした。 「あんこ手作り初めてだけどたのしかったよ!」と。 なお、余ったあんこは小倉トーストなどにして食べました。*
(515) 2023/08/16(Wed) 18時頃
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─回想・大和くんとの今日まで─
正直もう宿題なんだし答え書いて埋めて提出さえすれば良いのでは…。 と思いながらも大和くんが教えてくれるから、唸りながらもなんとか答えを埋めていく。 ぴぇぇ…と泣きそうになるけど、こればかりは私の頭が悪いのが悪い。嫌なことは見たくないってしなきゃ良かったのに。 こう言うところは本当にお父さんに似てないね。お母さん似なんだろうね。 でもお父さんと私の目はとても雰囲気が似てるんだよ。なんて、写真見せたかもしれないね。 お母さんの写真も。 朝と晩にはお母さんにお供えして手を合わせてたから、その時に。 お母さんはイギリスの人なんだよね。 目の色はお母さん譲りだけど…もしかしたら全体的にお父さんの方に似てるかも、私。 お母さんのことはあまり覚えてないから、あんまり話せなかったけどだから英語だけは得意!なんて笑って見せたりして。
(538) 2023/08/16(Wed) 19時半頃
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でも基本的に私たちは一緒にいた。 お買い物も来てくれたし、外に行く用事もお互いあまりない。アルバイトを探そうとしてくれたけど、必須じゃないから今は良いんじゃない?なんて甘やかしちゃおう。 その理由が、目前に迫っているかもしれない終わりとは言わない。うちにいるなら、まだその心配はないもの。 いよいよこの部屋を出る時には一緒に探そ、って笑って。
ボディソープもシャンプーも、洗濯洗剤も同じなんだから纏う香りは確かに同じ。 だけど不思議だね、くっついてるとより大和くんの香りがわかる気がした。 ソファは二人掛けだから自然と隣り合って、くっついちゃう。 手を繋ぎたくてお願いしたら手を出してくれたから、えへへ、と照れ笑いしながら手を繋いで寄り添っていた。 ぴったりくっついてるの、楽しい。嬉しい。 今は後片付けも終わって、微睡みながらドラマを眺めてたんだけど──。
(539) 2023/08/16(Wed) 19時半頃
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「えっ!?」
>>531バッチリ目が覚めた。確かにそんなシーンだったけど! 驚いて声が出て、私も真っ赤になって大和くんを見たら…真っ赤だ。うう、ちょっと恥ずかしい。
「…えっと。 わたし、えっと、…わたしは…。」
確かにやってることは、同棲してる恋人みたい。 今見てるドラマそのものかもね? 事情は違う。告白してない、されてない。思いの確認もしてないし、ドラマの二人は大和くんほどに重い未来を抱えてたりしない。
しない、けど。
(540) 2023/08/16(Wed) 19時半頃
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「…わたしはやまとくん、すき。」
それでも、普通に恋をして、良いよね。 好きって言って構わないよね? だから死なないでなんて、言って良いのかわからない。 その死を回避できるならしたいけど、その方法なんてあるの? いろんな思いが込み上げる。 目が潤んだのは恥ずかしさだけじゃなかったけど、それでもなんとか泣かずに済んだ。 じっと大和くんを見つめて。
(541) 2023/08/16(Wed) 19時半頃
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「大和くんが好き。…だから、もし良かったら 本当に恋人に、して欲しい…です。」
この期に及んで断られたらどうしようって思う。 思うけど、緊張で手が震えてるけど、隣り合った大和くんの顔を見つめて。 そして、そっと目を閉じた。*
(542) 2023/08/16(Wed) 19時半頃
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─現在、コックピット─
大丈夫って言葉は、自分と周りに言い聞かせるための言葉だと思う。 だから私は七尾ちゃんに大丈夫だよって言った。 私も、七尾ちゃんも大丈夫って信じたいから。信じて欲しいから。 それでももし耐えられそうになかったら、ぎゅっと抱きしめたりだってしたと思う。 だって絶対怖いもの。 だって絶対恐ろしいもの。 >>536でも七尾ちゃんは気丈にも大丈夫を繰り返してくれたから。 自分に言い聞かせるように。 私の心配までしてくれたから。
私は本郷さんの助言もあって彼女のそばにいよう。 助言はあまりできないかもしれないけど、応援だけは沢山できるんだ。**
(553) 2023/08/16(Wed) 19時半頃
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「くっ!?」
コクピットにまで衝撃が伝わったなら、私は小さくうめきながらもそれに耐える。 それよりは七尾ちゃんの状態が心配だ。
「大丈夫。大丈夫。」
>>562慌てる七尾ちゃんにそう繰り返しながら背をさする。
「蜘蛛の心臓部は、腹部側の背中の方らしいけど…?」
>>563多分、そこを撃破すれば良いんだろうと、その場所の推測に役立つかどうか分からないけど知識に合った言葉を吐き出す。 そうこうしているうちに、七尾ちゃんがやってくれた。
>>567>>568蜘蛛は、敵は。七尾ちゃんの攻撃で二つに分たれた。*
(576) 2023/08/16(Wed) 21時頃
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─回想・大和くんとの今日まで─
「…知ってる。」
そう。知ってる。 >>572大和くんが近いうちに亡くなる運命にあると言うこと。 それは信じ難くて、信じたくなくて、でもどうやら本当らしいこと。
「分かってる。理解してる。 でも極論、遅かれ早かれ人はいつか死ぬでしょう? だからって、好きって気持ち諦めたくなくて…。」
だから。それでも。 目を閉じて相手のことを待つのはすごくすごく長い時間の気がした。 変な顔になってない?なんて、そんなことを気にしちゃうくらい。 >>574だけど、大和くんのくれた答えは…一緒にいたい、だった。 それだけでも嬉しかったし、唇の重なる感覚に胸が高鳴って仕方がない。
(587) 2023/08/16(Wed) 21時半頃
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「ん…。」
思ったより柔らかい唇。 間近に感じる大和くんの体温に香り。私より野趣溢れたその香りが私は好き。 私にとっての初めてのキス。 だから私も勝手がわからないのだけど…。 暫く、結構長い間唇を重ねた後、名残惜しさを感じながらもそっと離れた。 >>574すると、目を瞑ったままの大和くんが、真っ赤になってる。 >>575好きかはまだよくわからないって言われたけど、下の名前で呼ばれて、恋人になってと言われて。 …もう、好きだなあ。 だから、彼が目を開いた瞬間くらいに、一瞬だけ触れるようなキスを返してあげる。
(588) 2023/08/16(Wed) 21時半頃
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「…よろしくお願いします、命くん。 …ふふ、下の名前、初めて。」
友達に呼ばれても普通なのに、好きな人と呼び合うと素敵だな、なんて嬉しくて頬が緩んじゃう。 でも、チラッとテレビを見るとソファに押し倒して…朝チュン、みたいになっていて。 ウッと言葉に詰まる。 一度リモコンに手を伸ばしてテレビを切って。
「…恋人なら、良いんだよ?」
そんな風にポツリとつぶやいた。 恋人なら、あんな事しても。 命くんがうまく言葉にできなくても、私は好きで、こうしてそばにいてくれるなら。 繋ぐ手を一度離して指先を絡めあう。 自分でも何言ってるんだ、と思わなくもないけど。
(589) 2023/08/16(Wed) 21時半頃
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でも、私たちには時間がない。 私はまだ、七尾ちゃんが次のパイロットだと言うことも知らなかったから、もしかしたら明日、もしかして今直ぐ、命くんの死が訪れてしまうかもしれないと思ったから。 だから私はもう片方の手をとって、そっと私の胸に重ねる。 ドキドキドキと、速い鼓動が緊張と期待を伝えたと思う。
「命くん。…大好き。」
そっと唇を重ねながら首筋に手をかける。 私の方に引いたら倒れてきてくれるかな。 そして、…あのドラマのように?*
(590) 2023/08/16(Wed) 21時半頃
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─数日前・本郷さんと─
「ふふふー、私勉強はダメだけど お料理は好きだし、食べてもらうの好きなの! むしろこれくらいしかできないから…。 手間かかったより、こんな風に作るんだ〜って おかげで楽しかったよ!」
>>533本郷さんに渡すともちろんどうぞ、と開けてもらって。 その後にそんなこと言われたら照れてしまう。 これで少しでも元気出してほしいと思ったけど、私の方が元気もらってる気がしないでもない。 >>534食べてる様子もソワソワと見てると、すごく美味しいいただきました!
(591) 2023/08/16(Wed) 21時半頃
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「良かった!んー、料理全般が好き、かな? 和菓子は普段作ってなかったけど面白かったし 色々作れるようになりたいなあ。 でも、本郷さんは頭良いじゃん! 私はほら、成績はあんまり…だから…。
あっ、今度宿題教えて? 私、お礼に今度は白玉パフェ作る!」
ね、そんな風に普通の会話出来てるのって、きっと大事だと思うんだ。 私もそう言うところ大事だと思うしね。 だから、その時は。 本郷さんに宿題教えてもらう約束を取り付けたりとか、今度一緒に何か作る?なんてお誘いとかしたと思う。
(592) 2023/08/16(Wed) 21時半頃
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ただ、それは。 私も思いもよらぬ形で叶わなくなってしまうのだけど。*
(593) 2023/08/16(Wed) 21時半頃
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─現在、コックピット─
咄嗟に言葉が出なかった。 勝って、そこまでは言葉にして良いと思う。 勝つためのアドバイスも、たぶん。 だけど、トドメを刺す──それは。勝利を意味するけれど、同時に命のピリオドを指すのでは? >>599死にたくない、それは誰でも当たり前で。
「七尾ちゃん…。」
眉を寄せてしまう。本当に、これで死んでしまうの? >>603潰されたらしいコア。それを自分の手で選ぶのはきっと苦しいはず。 だけど。 >>605七尾ちゃんが笑顔を浮かべてるのに、私は間近にいるくせにボロボロと涙をこぼしてしまった。
(617) 2023/08/16(Wed) 22時半頃
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「…ごめん。」
大和くんの時と同じように思う。 本当に、彼女が? なんで、彼女が? 手の甲で涙をぐっと拭いて、一度強く七尾ちゃんを抱きしめた。 >>613その疑問は私にもある。本当に死ぬの?
「もし大丈夫だったら、女子会しよ、女子会。 男子達の前で言えないようなこと言お?」
まだ目に涙はたまってたけど。 >>615生き残れたらの話にキリッとした表情を浮かべて、私は一度頭を撫でてから七尾ちゃんから離れようとした。*
(618) 2023/08/16(Wed) 22時半頃
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「それなら良かった。」
>>633少しでも力になれたのなら良かったと微笑みを向ける。 でも、他の人も言いたいことはあるだろうからとそのまま一度離れたけれど。 >>636恵一くんの言うことはちょっと疑問符がついたのは彼からの相談を受けてたし、勘違いに巻き込まれそうになっていたからでもあると思う。 言わんとすることは分からないでもないんだけど。 そのまま、私は命くんの隣に行く。 だって。 もし、その時が目の前できたなら。
…命くんと一緒に受け止めようと思ったから。*
(639) 2023/08/16(Wed) 23時半頃
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─コックピット─
>>644手を繋いでくれた命くんの手を私も握り返して笑顔を向けた。 でもすぐに視線は七尾ちゃんの方へと向いて。
「!」
息を呑む。 >>649その体が傾いた様子に。 目を見開いてその様子を、見ていた。 命くんと繋ぐ手の力がギュッと込められる。 ああ。 ああ、やっぱり、そうなんだ──。 眉間にも力を込めて、唇を真一文字に結んで。 ああ、それでも泣きそうだ。 ああ、でも。
…言葉にならない。*
(651) 2023/08/16(Wed) 23時半頃
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─回想・大和くんとの今日まで─
「ふふっ、早く、はっきり言ってくれると もっとも〜っと嬉しいな…♡」
>>608唇を重ねたまま、ソファの上で私の上に命くんがいて。 ある意味正直だなあって思う。早く、はっきり言ってくれると本当に嬉しいけど、そんなところも好きなんだ。 また唇を重ねて、──もう、私の全てを塗り替えてしまって良いのになんて、そんなわがままな気持ちを抱いてしまう。 きっとあのロボットのことがなかったら、もっとゆっくりお互いの気持ちを育めていけたかもしれないのに。 今は、ただ時間の許す限り…命くんと一緒にいたい。 その全てを覚えていたい。
命くんが存在していた、証が欲しかった。*
(659) 2023/08/17(Thu) 00時頃
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七尾ちゃんの戦闘が終わったその日。 わたし、多分やっぱりご飯を作っていたと思う。 七尾ちゃんがリクエストしてくれた事のあるクッキーも焼いて。 それをお母さんにお供えするけど、その時に七尾ちゃんの分もって、別に分けてお供えした。 チーン、と音を鳴らしてお線香をあげて、手を合わせる。 私にとっては日常の行動。 でも今日は気持ちがいつもより重い。 だって、年下の子が死んだ。本当に、死んだ。 それは本当にみんなが死んじゃうって事。 命くんも死んじゃうって事で…。 すごく泣きたい気持ちだし、実際泣いても良かったと思う。 でもね。私泣かない。泣けないよ。 少なくとも今日の涙は七尾ちゃんが亡くなったことへの悲しみの涙だけだ。
私、その日はなかなか眠れなかった。 それならせめて邪魔させたくなかった。 みんなは味方なんだよって誰かに言いたかった。 だから私はネットでまとめられた情報や動画を調べて、"あのロボットは味方である"と意見してくれてる人は誰なのか調べたり、軍部の誰に意見を伝えたらもうみんなのロボットを攻撃しないでいてくれるのか、考えたかった。
(660) 2023/08/17(Thu) 00時頃
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そして私が見つけたのは、ロボットに関する特別対策本部などと銘打った軍のサイトだった。 そこに私は夜のうちにメールを送る。 あの二足歩行のロボットは味方だと言う事。 私はパイロットたちの関係者だと言う事。 だから、相手を倒したら姿を消すのだと言う事。 だから、次に現れた時に攻撃しないでほしいと言う事。 それと、名前と連絡先を書いて。
(661) 2023/08/17(Thu) 00時頃
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その返事が来たのは電話でだった。 その日、私は一人で学校にいた。──若しかしたらみんなも登校してたかもしれないけど、哀しいかな。 出来ないやつゆえ、追加の進路指導という名の宿題進捗確認をされたわけです。 命くんのおかげで大分良かったけどね! おかげであまり注意されずに済んで、ホッとして部室に向かってる最中だった。 ホッとしたのはお説教に関してだけ。 七尾ちゃんのことを考えれば相変わらず胸が痛む。 でも、部室にもクッキーを持って行きたくて。 とにかくその時は周りにみんなはいなかったんだ。
(662) 2023/08/17(Thu) 00時頃
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「あっはい、──はい、瑠璃川珊瑚です。」
それでも、容易に人に聞かれて良い内容に思えないから声を潜める。 換気のために開いた窓辺に立って空調と外気との差を感じながら話を続けた。
「…はいそうです。はい、私は彼らの友人です。 そうです、敵じゃありません。」
「だからあのロボットを──アストロを攻撃しないでください。」
だから。 私は気付かなかった。 密やかなその声すら拾うくらい、情報を欲していた誰かがいたなんて。 そのどうにもできない気持ちの捌け口を探している人がいたなんて。
(663) 2023/08/17(Thu) 00時頃
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