14 冷たい校舎村10
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[ 脚の事も、母の事も。>>0:19 知らないからこそ耐えられる事は、 確かに存在するのだから。 ]
(22) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃
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[ そんな紆余曲折を経て、 真梛もとうとう、その校舎に別れを告げる。
楽しかった。 いい夢をありがとう。
誰かと自由に文化祭を巡ることも、 憧れていた屋上に行けた事も。
まとめてにっこりと笑えば、 あとは小学生でも承知の通り。 ]
(23) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃
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[ 夢から覚めた後は、現実へと舞い戻る。 ]
(24) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃
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通知がいっぱいきている ……
[ 不知火真梛は、スマホが苦手だ。
だからこの小さな端末の中に、 何やらメッセージが溢れているのは理解したが。 それらを順々に処理するといった 器用な手段は取れないまま。 それでも次にすべき事を正確に理解して。
車椅子を、動かした。 居間に辿り着けば、仕事に行こうとする父親。 そのスーツの端をくいと引っ張る。 ]
(25) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃
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忙しいところすまないが。 病院に連れて行って欲しいんだ。
[ 求めるのは。 君と私は交わらないはずなのに。 私が行きたかった所。 先に行こうとしてしまった、君の場所。 ]**
(26) 希 2021/11/15(Mon) 21時頃
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[石頭君や墨鳥君の姿が見えれば、 私は少し驚いたような顔を見せる。
だってグルチャ何も反応なかったからさ。 気づき損ねたのかと思って確認したけれど、 やっぱり通知は何もなくて。 ただ既読の数字だけが増えていた。
いや、いいけどさ。 これでも和歌奈さんだけでなく、他のみんなの ことも心配していたんだよ? ってそんな文句も垂れたかもしれないけど、 文を打つ余裕もないほど和歌奈さんが心配だった んだよねってことで納得しておくよ。]
(27) じゃわ 2021/11/15(Mon) 22時半頃
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[不意に、ランプが消える。 固唾をのみながら聴こえた言葉は この場にいた誰しもが望んでいた結末だった。
帰ってきてくれた。
その事実に力が抜ける。 張りつめていた糸を緩めるように安堵の息を深く 吐いたら、涙腺も緩んじゃったみたい。 ぽろりと一粒、目尻から雫が零れた。]
……おかえりなさい。
[後でじっくりきっかり話聞かせてもらうんだから。 眉を下げた表情にそんな気持ちを滲ませながら、 和歌奈さんを迎えて、見えなくなるまで見送った。]**
(28) じゃわ 2021/11/15(Mon) 22時半頃
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── 校舎にて ──
……まなちの頑固者。 ゴーイングマイウェイ。 そのうち二つ名がつくよー まなち・ザ・マイペース
[ いつかと同じ場所に彼女はいた。 真っ先に口にしたのは謝罪だったくせ、>>18 そこから頑として動く気のなさそうな姿に、 わたしはすらすらと言葉を並べ立てたかった。
いくらここが優しい世界だとしても、 壊れゆく場所に置いていくのが嫌で。 わたしは、わたしのわがままとして、 冗談めかした言葉で少しだけ抵抗する。]
(29) nabe 2021/11/16(Tue) 20時半頃
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[ この世界は壊れかけている。 和歌奈ちゃんはそう言った。けれど、]
……ここで星を眺めていても、 ちゃーんと帰れる……のかなあ?
[ やはりわたしに断言できることではなく、 この世界の創造主に視線を向けながら、 わたしは腰に手を当てて立っていた。]
(30) nabe 2021/11/16(Tue) 20時半頃
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[ ……けれど、彼女にその気がないなら。 本当は担いでだって連れていきたいけれど、]
……呼べなかった≠じゃなくて、 呼ばなかった≠だって。 わたし、そう捉えるよー、まなち。
本当に必要なときには、 ちゃんと声を上げてくれる?
[ 少し不安なのだ。 この世界の終わりも、君のことも。 ただの一人の友だちとして。]
(31) nabe 2021/11/16(Tue) 20時半頃
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[ 心配。というより、心細いが表立って、 わたしの眉尻は少しだけ下を向いた。 あの世界の終わる間際のことだった。*]
(32) nabe 2021/11/16(Tue) 20時半頃
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── 現在・病院 ──
虎ちゃーん…… ピンピンしてるねえ。
[ 夜の病院の自販機コーナー。 とんと縁のなかった場所に、 見慣れた姿をひとつ見つけ。
わしゃっと撫でまわそうとした手を、 けんもほろろに振り払われたわたしだった。
それも含めてコジローだなあと、 しみじみしているわたしに彼は告げる。 手術室ならあっち。指をさされた方を見て、 わたしはお礼を言ってそちらに足を向ける。]
(33) nabe 2021/11/16(Tue) 20時半頃
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[ 二度目だったから彼の対処は素早かった。>>4:+70 ……のかはわたしには知りようがないが。
教えられた方向へと向かえば、 何人かの友だちがそこにいるのが見える。
目立つのは床にへたり込むなっちんだ。>>16 お行儀が悪い……というのは冗談で、
それでもわたしはその肩を叩き、 なっちんったらーと軽やかに言おうとしたのだ。
驚いてくれるだろうかという悪戯心。 小走りで背後へと近寄り、 その頬を外気に冷えた手で挟もうと──、]
(34) nabe 2021/11/16(Tue) 20時半頃
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[ ストレッチャーが去っていく。>>16]
(35) nabe 2021/11/16(Tue) 20時半頃
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[ 顔を上げたら、周囲がよく見えた。
閑散とした空間。そこに集まる人たち。 病院の人たちに運ばれる友だちの姿は、 想像以上に痛々しい。生々しかった。
君の帰りを待ちわびていたらしい人たちは、 あの文化祭の日とはまるで違う、 安堵と、尚も拭いきれない不安を浮かべ、 きっとこれから君の病室へと向かうのだろう。
これは何もかも現実だった。 そのことを今さらながらに痛感する。]
(36) nabe 2021/11/16(Tue) 20時半頃
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[ ね。ちゃんと帰れてたでしょう。 あの世界でひどい姿だったコジローも。 わたしの言った通りだったでしょう。
用意していた軽口が何一つ出てこないまま、 わたしは泣くとも笑うともつかない表情で、 和歌奈ちゃんが運ばれていくまでを見ていた。*]
(37) nabe 2021/11/16(Tue) 20時半頃
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[ 真梛がその頼み事をしたのは。
大切なクラスメイト。 その帰還を4文字の言葉で迎えた後の病院か。 それともその更に後日談、 時を刻むようになった教室での出来事。
…… だったかも、しれない。 ]
(38) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃
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[ 不知火真梛はスマホが苦手だ。
実際これはあまりよろしくない。 特に身体が不自由なくせに 危うく二つ名がつく所だった程度にはマイペース。
猫のように気まぐれに姿をくらましたと思ったら ろくにスマホで連絡も取れないのだから。 娘を思う父親は、胃薬が欠かせない。
そんな娘に一人で登下校をさせるだと? 君は正気で言っているのかね?んん? ]
(39) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃
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[ そして真梛自身もこのままでは済まさない。 とは思っているので。
なんとか機械音痴を克服すべく、 今日も画面を覗き、指先を這わせれば、 高性能な端末は、元気にエラーを吐く。
そんな努力の甲斐もあって(?) 真梛にも気付く事は可能だった。 何とか読み方を叩き込んだグループチャット。 それ以外の場所でもメッセージを受信している事。 ]
(40) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃
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というわけで莉希。 一瞬だが君の名前が表示されたので おそらく君からなのだろう。
しかし読み方がよくわからないので。 君が読み上げてくれるととても助かる。
(41) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃
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[ にっこりと笑って 自身の端末を手渡そうとすれば、>>38
眼鏡の奥で君の瞳は、 どんな色で輝いただろうか?
─── そう。そんなレベルで、 不知火真梛は、スマホが苦手だ。 ]
(42) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃
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[ ─── が、 ]
莉希。 せっかく君がいるのだから。 君の声で、君の顔を見ながら。
君の言葉を聞きたいんだ。
[ 続けて口にした気持ちも紛れもなく本心で。
駄目だろうか? 一歩分、車椅子を動かして。 圧をかけながら浮かべた笑みの行き先はいかに? ]**
(43) 希 2021/11/16(Tue) 21時頃
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── 後日・床に伏せる君と ──
[ それからどれほど経ったころか。
我らが担任ナオシゲくん。 生徒のピンチにもニコチンを切らす、 ストレス過多なみんなのダディを捕まえて、 面会できるようになったと聞きだせば、
わたしは学校帰りの制服姿で、 ふらりとその場所を一人で訪れる。
片手にはドーナツ屋の袋、 もう片方の手にも紙袋を下げて。]
(44) nabe 2021/11/16(Tue) 22時頃
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やほー、わかにゃん。 みんな大好きドーナツボーイのお届けだよー 山盛り買ってきちゃったから、 妹ちゃんとか親御さんとおやつにしてねー
[ 軽い口調で切り出して、 片方の袋を適当な場所に置いた。
好き勝手に近くにあった椅子を引き、 ベッドの近くに腰を下ろせば、 今度はもうひとつの紙袋の出番。]
こっちはナオシゲくんからの預かり物。 ……なんだけどー、 どう? 受験間に合いそー?
(45) nabe 2021/11/16(Tue) 22時頃
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[ こんなところでも勉強に追われるなら、 塾の授業のほうが要点がまとまってたから、 資料を横流ししてあげようっておどけて、 ……シリアスなトーンは打ち消せただろうか。
なんせわたしたちは受験生である。 心配事も考えるべきことも腐るほどあり、
けれど、それ以前に君は君で、 今ここに、きちんと体温を持って存在する。
君について。まだ知らないことがあるとしても、 それさえあればどうとでもなる。 ……とさえ、わたしはこころのどこかで思い、]
(46) nabe 2021/11/16(Tue) 22時頃
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……わかにゃーん、 ちょっとだけハグしてもいい?
[ はい! と大きく手を広げて、 締まりのない笑みを浮かべたわたしだった。*]
(47) nabe 2021/11/16(Tue) 22時頃
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