26 卒業試験の共存試験【R18ペア】
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[脱力している彼の足に触れ、片方だけ拘束を解く。 体を下ろして寝具の上に戻し、改めて寄り添った。
内側をかき回す指はそのままに、髪に指を潜らせて引き寄せ、深く接吻ける。 存分に息を絡ませてから離し、間近で彼を見つめた。]
おまえが欲しい。
[違うことを言おうと思っていたのに、口をついたのはそれだった。]
愛しくてたまらない。 おまえを悦ばせてやりたい。 世界は喜びに溢れていると教えたい。
[囁きながら、頭を抱えていた手を胸に回し、充血した尖りを転がす。]
(27) nekomichi 2023/07/28(Fri) 09時半頃
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私はどうやら、こういう形でしか愛を表せないらしい。 おまえを狂おしく啼かせたい。 おまえを私で満たしたい。 共に、いきたい。
[顔を寄せ、耳朶を甘く噛んで息を吹き込む。 その間も両手は倦むことなく動かし続ける。]
おまえを諦めないよ。 覚悟するといい。
[挑発的な囁きは、真摯な告白であり、 あるいは、どこかで聞いているかもしれない黒幕への挑戦状でもあった。*]
(28) nekomichi 2023/07/28(Fri) 09時半頃
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[ 続きがあると示唆しながら、煙は事を急かなかった。 ゆるゆると愛撫し、抱擁して口説する。
酔狂なのは彼の本質らしい。]
俺も…、 あなたが欲しくて、ここにいる。
[ 目指す形は違うけれど、その言葉に偽りはない。 こうして彼に思慕を告げることができて、どこか嬉しかった。 無意識に彼の指を締め付けて、小さく呻く。]
(29) enju2 2023/07/28(Fri) 19時半頃
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放置するとか、追い出すつもりがないのなら、 存分にするといい。
[ 逃すつもりがないのはこちらも同じことと、執着を見せる。]
何ができるか… 全部してもいいから
[ 声を上擦らせ、自由にされた足を彼の上に跨らせる。*]
(30) enju2 2023/07/28(Fri) 19時半頃
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[欲しいと告白すれば、谺のように欲しいと返る。 全部してもいいという声の響きに、胸の奥が高鳴った。]
愛しい子。 私たちは互いに互いを求めているのだね。
[求め合うけれどもすれ違う。 交わらないふたつの道を重ねたい。]
(31) nekomichi 2023/07/28(Fri) 21時頃
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いいとも。 私がおまえにしたいことを全てして、 おまえが私のものになると頷かなかったときは、 私をおまえに差し出そう。
[手で空を払って、彼の束縛を全て解く。]
今はただおまえと愛し合いたい。 おいで。
[片手で彼を抱き寄せ、唇を求める。 片手は彼の中に忍ばせたまま。*]
(32) nekomichi 2023/07/28(Fri) 21時頃
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[ 煙が提示した条件に、ナルミは瞬きの分だけ関心を示す。
任務が後押しするものはナルミの望みと合致していた。 故に、暗殺を止める理由は何ひとつなかったけれど── 彼はそれを覆そうというのか。
なんと尊大で、老獪で、蠱惑的な。
こんな気持ちの動きを知られたら即、不合格の判定を受けそうだ。 だから、曲げた膝を彼の太腿に押し付けることで、密やかな賛意を表す。
これまで学んできたことのすべてで彼のもたらす快楽から身を守り、彼を屈服させてみせよう。
抱き寄せられ、瞑目して唇を重ねた。*]
(33) enju2 2023/07/28(Fri) 22時半頃
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[縄を解いた瞬間に攻撃されることも想定していた。 同時に、彼が提案に乗るだろうと確信していた。 私たちは縁で結ばれている。 それを互いに確認した。 後はどちらの運命が強いかを確かめるだけだ。
もちろん、仕込みはいくつもしてある。
密やかな賛意を受け取り、唇を重ねて舌を絡ませる。 抱き寄せた手を髪の中へ潜り込ませ、息が止まりそうなほど長く接吻けを交わした。]
(34) nekomichi 2023/07/28(Fri) 23時半頃
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―― ああ…。 こうしているとおまえへの想いで胸が溢れるようだよ。 おまえのことをもっと知りたい。
[唇を離し、彼を間近に眺める。 今すぐにでも攫って行きたい。 欲望を今は押し込めて、片手で彼に触れていく。]
(35) nekomichi 2023/07/28(Fri) 23時半頃
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たとえば耳の後ろ。 爪裏で軽くなぞると、首筋が震える。 腕の内側、ここは指の腹で撫でると息が鳴る。 乳首もよく感じてくれたね。 こうして片手でつまんで、片方は舐めて――
……ここだけでも達けそうだね。 おまえの身体はずいぶん敏感になっているから。
[彼の感じる場所を実演しながら数え上げる。 それは先ほど描いた朱の痕を辿る旅でもあった。*]
(36) nekomichi 2023/07/28(Fri) 23時半頃
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[ 接吻けはすぐに濃密な侵略に変貌した。 似ているようで、毎回異なるキスに慣れないでいる。
とはいえもう、彼の舌を噛んで出血させるような攻撃はしない。 彼の血は活精剤に他ならないと知っているから。]
…っく
[ ようやく解放されて息ができるようになる。 煙は息を乱した様子もなく、ナルミの反応を流れるような言葉にして、意識に刷り込んでくるのだった。]
(37) enju2 2023/07/29(Sat) 00時頃
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そこ、 は…
[ 乳首を転がされ、下肢が跳ねる。 痛くはないのに疼きが点って、膨れ上がるの感じた。 “ここ”で達ったら何が出るのだろう。
考察するけど、なおも触れてくる手は叩いてやる。 ピシリと小気味良い音がした。 彼に何でもしていいと言ったが、無抵抗でいる必要はないはずだ。*]
(38) enju2 2023/07/29(Sat) 00時頃
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[彼は敏感なだけでなく、物覚えも良い。 こちらの言葉を素直に吸収しようとする。 快楽への対処を教えた時といい、性感帯を指摘した時といい、彼はすぐに反応を返してくれる。 気持ちいいところをもっと教え込んでみたい。
このまま胸を弄り続ければ、言葉通りに達するだろうか。 そんなことを思っていたら、ピシリと叩かれた。]
おや。それが好きなのかい?
[胸への愛撫を中断して、驚いてみせる。]
(39) nekomichi 2023/07/29(Sat) 00時半頃
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まだ早いかと思っていたけれど、試してみようか。 そうやって打たれると、中が締まって感じやすくなるのだよ。
[片手を下ろし、太股の裏を叩く。 音が弾けるのに合わせて、内側をぐいと押した。]
(40) nekomichi 2023/07/29(Sat) 00時半頃
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[ 煙を叩くと驚いたような声を返された。 弄る手を不意に止められて、もどかしさを覚える。 後ろを掻き回す指はそのままだから、わざとに違いなかった。]
ん…
[ 打たれると感じやすくなるというなら、戦闘訓練の度に大変なことになってしまうはずだ。 煙の言い方が、実体験に基づいていそうなのも気になる──
薄目を開けて見やった時、打擲の音が響く。]
(41) enju2 2023/07/29(Sat) 04時頃
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[ ナルミがしたのよりもっと鋭い音で、弾けるような刺激があった。 けれど、痛みと感じなかったのは、同時に中を突き上げられたからだ。]
── つ
[ 腰が跳ねて反射的に締め付けただけでなく、隘路が弛緩と緊縮を繰り返し、指から快楽を搾り取ろうとするかのよう。]
もっと…
[ きっと体がそう言っているのだろうと、煙に腕を投げかけながら、潤んだ目で見上げた。*]
(42) enju2 2023/07/29(Sat) 04時頃
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[打った瞬間に彼の腰が跳ねる。 柔らかな内壁が指に絡みつきうねる。 指摘した通りの反応を越えて、彼はもっと、と目を潤ませた。]
いいとも。 おまえの欲しいだけあげるよ。
[腕を投げかけられ、距離が近くなるままに唇を合わせる。 舌先だけを浅く遊ばせて唇や歯をなぞる甘いキス。
下では太股や尻、背中と位置を変えながら打擲を繰り返し、合わせて内側を揺らした。]
(43) nekomichi 2023/07/29(Sat) 10時頃
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血が熱くなってきた。
[唇を離し、彼の背を抱いて囁く。 ずらした唇は耳の下を啄んだ。]
味見してみたい。 いいね?
[問いかけておいて答えは待たない。 先ほどと寸分違わぬ場所に牙を埋め、ひとくちふたくちと啜る。 無論、その間も中を弄る手は止めない。*]
(44) nekomichi 2023/07/29(Sat) 10時頃
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…っあ、 う、 いい
[ 煙を誘う必要はもうないとわかっているけれど、声が出てしまう。
性交中にどんな言葉を言えば相手が興奮するかは教え込まれているから、淫らなことを口走ってしまうのはその成果であって本心は別だと言いたいけれど、実際はどうなのだろう。
彼の背に爪を立て、そのまま突き破りたいとあがきつつ、 その度に息を乱され、次を待つことの積み重ねだ。]
(45) enju2 2023/07/29(Sat) 11時半頃
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あつ…い 中… とけそう
[ 二本の指を包み込む粘膜がうねっているのがわかる。 きっと、体内の異物を排除しようとする防御反応なのだろう。 とはいえ、教官たちから”指導”を受けていた時には、こんなことは起きなかったのだが。
味見したいと言われ、制止する間もなく首筋を吸われた。 ナルミをおかしくしている元凶は彼の血なのだろうから、減らしてくれるのは良いと思う。 ]
…ふっああ…ッ !
[ 吸血行為そのものが、こんなに官能的でなければ── * ]
(46) enju2 2023/07/29(Sat) 11時半頃
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[打つたび突くたびに彼の声が上がった。 背中に食い込む彼の指に、こちらの血も熱くなる。 布越しに受けるのが惜しいほど。]
おまえをもっと感じたい。 同じになろう。
[余すことなく肌を合わせたいと、服を脱ぎ捨てる。 袖を抜くときだけ、彼の中から手を引いた。 再び入る時にはまた一本増やし、入り口を広げて焦らしてから奥へ潜り込む。]
(47) nekomichi 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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[首筋を襲えば、彼は喉を反らして喘ぐ。 もっと、と誘っているかのよう。 最初の心づもりより少し多く飲んでしまってから、牙を抜き舌で痕を拭う。 そのまま耳まで舌を動かして、直接囁きを吹き込んだ。]
血が甘くなっている。 とても感じてくれているね。
[言葉にすれば、さらなる官能へ誘う睦言になる。]
おまえも確かめてみるかい? 私がどれほど興奮しているか。
[試しても構わないよと、首筋を晒してみせた。*]
(48) nekomichi 2023/07/29(Sat) 12時半頃
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[ 煙が服を脱ぐために指を外す。 抜かれる瞬間のえも言われぬ快感は、同時にそこを埋める質量をなくした喪失感でナルミを脱力させた。
わずかでも休息しなければと思うけれど、素裸になった煙の肌は冷たく滑らかで心地よく、こちらから身を擦り寄せてしまう。]
── ぅあ… は
[ 再び中に入ってきた指は三本に増えていて、格段に刺激的だ。 奥から震えがくる。]
(49) enju2 2023/07/29(Sat) 13時頃
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[ そんな状態のナルミの血は、味が変化したと煙は告げる。 甘くなったと── ならば、声はどうだろう。 彼に信用されるくらい甘くなっているか。]
ゃ嬉しい… 欲しい…
[ 血の交歓をしようと首筋を示され、牙を剥く。 今ならば、彼は防御をしないはずだ。 両腕で抱え込んで耳の下の急所に食らいつこう。
殺すにしろ抱き合うにしろ、彼を求める気持ちはほとんど本能のようになっていた。*]
(50) enju2 2023/07/29(Sat) 13時頃
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[誘えば彼が両腕を回してくる。 噛みやすいようにと顎を少し上げた。]
そう。そこだよ。 牙だけを埋めて。飲みにくくなるからね。
…ぅ、 ん ……
[急所を穿たれる痛みと、奪われるやるせなさが官能へと変換される。 彼の牙を受け入れて、蕩けた声を漏らした。]
(51) nekomichi 2023/07/29(Sat) 14時半頃
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[実のところ、彼は吸血鬼として必要な教育を受けていないのではないかと懸念していた。 暗殺者に仕立て上げるだけなら、実のところ吸血の方法なども必要ない知識だ。
己のこと、社会のこと。彼に知識を与えたい。 ひとりの吸血鬼として正しく育てたいと、エゴが疼く。
今や彼が我が子のように思えていた。*]
(52) nekomichi 2023/07/29(Sat) 14時半頃
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[ 煙はナルミが噛みやすいようにと示してくれる。 そこに噛みつき、引き裂くように押し込んだ。 伝統的な吸血鬼のやり方とは異なるのかもしれないけれど、初めてなのだから仕方ない。
耳元に彼の鼻にかかった呻き声が届く。 こんなやり方でも、嬉しいらしい。
飲むのは危険だとわかっていても、彼の血の味は口腔に溢れて、いっそ過激なほどの活力をもたらす。 目眩く惑乱の中、ナルミは両手で彼の頚骨を折りにかかった。
気持ちいいまま逝けるなら、彼にとっても幸いだろう。*]
(53) enju2 2023/07/29(Sat) 14時半頃
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[引き裂くように噛まれて、やはりと思う。 それでも、夢中になってくれているのが嬉しい。 今度はもっと飲みやすい仕方を教えようと思うけれど、これはこれでいい。
ふと首に掛かる圧が変わった。 刹那、今なら許せるかなとか、 一度くらい死んでみるのも悪くないかなとか、 いくつか思考が駆け巡る。
だが結局、霧化して彼の腕をすり抜けた。]
(54) nekomichi 2023/07/29(Sat) 15時頃
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[彼の背中側で再実体化して抱きしめる。 霧化で抜けてしまった指の代わり、彼の中には闇の触手を残しておいた。 指の動きを真似て蠢き、指ではできない速さで震える。]
ダメだよ。 まだ私のしたいことはいくつもあるのだから。 良い子にしていなさい。
[背後から耳朶を啄んで囁く。]
まずは、胸で達かせるところから試してみようか。 途中で止められて、疼いているだろう?
[両手が自由になったことを利して、胸の双果を同時に抓んだ。*]
(55) nekomichi 2023/07/29(Sat) 15時頃
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