31 私を■したあなたたちへ
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[触れてもいい?>>467と問われると、頷いて。 どこかに触れるだけだと思っていたら、引き寄せられたので、目を丸くして。 亜綺羅さんの腕の中、撫でられる髪。 心臓が、とても煩い。]
――……え?
[先程の言葉は、プロポーズどころか、告白とも受け取っていなかったので、目を見開いてしまった。]
[私は実験の道具から、やっと人間になったばかりで。 亜綺羅さんと私の間にあるものも、人としての繋がりで、想いだと思っていて。 恋愛については、まだ、考えた事も無かったけれど。]
…………。
[もう一度抱き締められると、身体全部が心臓になってしまったみたい。 おそるおそる、そっと、その背に腕を回してみて。
伝わる熱を、愛おしいって。 こうしている事もまた、幸せ、なのだと知って。]
(479) doubt 2023/11/28(Tue) 15時頃
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……プロポーズ、とは、思ってませんでしたけど。 ――……私も、亜綺羅さんの事が、好き。
[気付いていなかっただけで。 私の胸にある感情の名前は、『好き』だったのだと、知った。*]
(480) doubt 2023/11/28(Tue) 15時頃
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[>>475 既に無様な姿なら晒している。 余裕そうに見えていたと言われれば 朧な納得をするものの、 忍び笑い、悪戯めいた含みを感じたのも確かだ。
撫でる指先の動きも相まって、 秘め事を共有するような空間が醸される。 ――瞳の閉じられるまでのこと。]
(481) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃
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[金色のゴンドラを降りて、彼女の視線を受ける。 名乗りなら、初めてまみえた時に。>>1:39 いや、その前から。]
知ってる。 俺が招待して……ああ、
[密星の名を、一度も呼んでいない自覚ならあった。 半ば意識的に。 しかし、彼女がそれを気にしているとは 思いもよらず。]
(482) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃
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いい名だよな。 アンタが気に入ってるかどうかは知らんが、 俺は好きだよ。偲風。
[舌の上で転がすように、その名を呼んで。 船が港に着くまでの、残り僅かな時間を 過ごすつもり。**]
(483) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃
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プロポーズ通じてなかったの?
[少し笑っていたかもしれない。髪を撫でながら、彼女の心臓の音を心地よく感じ取る。背中に回された腕は、細く小さいけれど。]
歌舞伎の台詞だと何でも遠回しに言うのが粋というか。直球は無粋な世界なんだけどね。 現実はやっぱり違うな。勉強しなきゃ。
[指先で髪を梳くように撫でつつ、時折耳やうなじに軽く触れた。 様子を注意深く見ながら、頬に手を添えて、上を向かせる。]
(484) steel 2023/11/28(Tue) 17時頃
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再会は予定より遅かった。 季節限定プレートは一人で食べることになる。 そのくせ悪びれない軽口に、端正な顔で同じ口を返す。
「 お久しぶりです。お兄さん。 随分な遅刻ですよ。 」
本当は煙崎るくあの兄ではなかったのだと。 知る機会すら怪しい身だが。
真実を得ようが得るまいが、 そこに意義を見出さなかったなら。 どちらにせよ紡ぐのは、 彼自身の個を排除した呼び名だろう。
(485) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
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付き人ではなく、僕の伴侶になって。 ずっと傍で手を握っていて欲しい。 僕も、もう死ぬまで離さない。
[雛子の返事を貰えるか、貰わないか、そのまま首を傾けて唇を重ねて。 そっと顔を離すと、ふたたび手を繋ぐけれど、ここに来た時とは違う繋ぎ方で、木漏れ日の中を歩いて帰った。]**
(486) steel 2023/11/28(Tue) 17時頃
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「 どうか次回があるなら、 自分の手のひらに収まるものだけに。 旅行に持って行く荷物の鉄則ですよ。」
走らされたこと、忘れてはいないのだと。 眼差しはじとりと、湿り気を帯びるのだが。 そんな空気も、真っ直ぐな視線に散らされる。
「 ええ、俺は大丈夫ですよ。
…… そういえばあそこは、 飲み物のハズレが多かった。 」
何が、とは問わなかった。ただ事実だけ持って笑う。
(487) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
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視線は逸らさないまま。 別の話題を続けたのは。 この話を続ける気がないという意思表示。
俺が知るだけでも2種。 地雷ドリンクが埋まっていたと。
語る口調は、自身でも気付かないうちに、 懐かしむようなものとなる。
「 そういえば俺。 ほうじ茶も甘味も好きじゃないんです。 」
なら何故この時間をねだったのか。>>1:86 俺は言わないし、きっと彼も聞かないだろう。 そんな、捻くれた信頼感。
(488) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
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「 そうですね。 また会う機会があれば。 」
彼の指先で重なる伝票に向けて。 意外なことに「また」の予感はあった。 しかしそれは必然ではなく、偶然を標にしたものだ。
月見ハンバーグが反故にされたように。 その日ではなく、いつかの約束。
一人になれば、静けさが舞い戻る。 ぽっかりと空いた時間は、 物事を考える隙を与えてしまう。 店内を、そして順に、窓の外を眺める。
(489) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
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汗が滲むどころか。 月見や南瓜を主軸とした商品も、 木枯らしが攫ってしまって久しい。
視線の先には、 枝にたっぷりと花をつけた薄紅があった。 心地の良い柔らかい風が、幼い緑をゆすり、 冬眠していた虫たちが目覚めて這い出てくる。 文句のつけようがないほどに、 美しい季節だった。 「 ああ …… そうか。 」
(490) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
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「 夏は、もうとっくに 終わっていたんだな。 」
なのに、ぽつりと思い出したかのように。 呟きに哀愁をまとわせたなら。
煙崎灰羅が去り、空席となった場所。 しばらく沈黙を共に見つめていたが。 やがて瞳の奥で揺れる光を閉ざすように、 坂理柊は、自らの睫毛を伏せた。**
(491) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
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[プロポーズ通じてなかったの?と言われると>>484。 亜綺羅さんの腕の中、少し俯かせた頭で、小さく頷いた。]
……だって、亜綺羅さんが、 そんな風に思ってくれてるなんて、思いもしなくて。
……私が、勉強します。
[粋な言い回しを理解せず、直球でないと分からないなんて、歌舞伎役者の付き人失格だと思う。]
[私の髪を、亜綺羅さんの指先が梳って。 耳やうなじに触れられると、その度、小さく身体が跳ねた。 頬に触れられて、上を向くように導かれると。]
(492) doubt 2023/11/28(Tue) 18時半頃
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――……はい。嬉しいです。
[直球でくれた言葉に、今度はちゃんと意味を理解して、返事をして。 赤い頬で嬉しそうに笑んだら、唇が重ねられて。 繋ぎ方の変わった手には、また、心臓と、繋いだ手が跳ねた。
明日の命の心配をする必要がない、平穏な日々を手に入れられたと思ったのに。 今の私は別の意味で、死んでしまいそうだなって、思った。**]
(493) doubt 2023/11/28(Tue) 18時半頃
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[ 卯木が気付いた時には、全ての片が付いていた。>>463 いや、片が付く前に気付いたところで 卯木にできることなどきっと何もなかっただろう。
だって、卯木は黒須ワの命を救うことなど、 とうの昔に諦めていたのだから。>>2:389>>2:390 ]
(494) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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── 冬の銀島 ──
まったく、 お互いに厄介事を押し付けられたものですよね。
[ 傍らにいるモナリザに苦笑を零しながら、 卯木は久しぶりに銀島へと足を踏み入れる。 ]
まあ、私の手が後ろに回らないなら 別に協力は惜しむつもりはありませんが。
[ 骨壺を両手に抱えながら、>>463 卯木はモナリザが初めて 兎坂庵にやって来た日のことを思い出していた。 ]
(495) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ お月見のシーズンが終わり、 茸の煮込みハンバーグや鯖といくらのお茶漬け、 和栗のモンブランやサツマイモの茶巾絞りなど 兎坂庵の期間限定メニューが変わる頃、
大量の書類と骨壺を抱えたモナリザが、>>463 兎坂庵を訪れた。
和風喫茶の趣にはお世辞にも似つかわしくない 近未来型ロボットに、お客様と従業員が 困惑の声を上げる中、
慌ててモナリザを兎坂庵の奥にある 自宅スペースに招き入れた卯木は、 そこで何が起こったのかを知ることとなる。 ]
(496) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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色々と大変でしたねえ。
[ 予約は事前に行っていたとしても、 黒須が亡くなった後に 実際に人とやり取りするのは生きた人間なわけで。
おそらく黒須の家の者には 一応は形ばかりの報告はしただろうが、 当然の如く役に立たない彼らに 期待できることはなく。
卯木か、もしかしたら彼の住んだ家の大家かが、 対面でのやり取りに 駆り出されることになったと思う。
そうして、諸々が落ち着いた頃、 店休日に卯木は銀島を訪れて 散骨することとなった。 ]
(497) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ 黒須の死については、 誰彼構わずに言いふらすことはなかったが、 何かの話題で黒須の話になったなら、 彼が亡くなったことと、 銀島の権利書を託されたことを話しただろう。
もし黒須の死を伝えた人がいたならば、 銀島に散骨する旨も伝えたため、 この日は卯木とモナリザだけでなく 他に同行者もいたかもしれない。 ]
(498) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ 卯木はモナリザと共に園内をひたすら歩く。
ジェットコースター『宇宙遊泳』、 プラネタリウム『銀の館』、 サバゲーアトラクション『月面大戦争』、 貸衣装館『星の夢』、 メリーゴーランド『銀河の海賊』、 コーヒーカップ『惑星パーティ』、 お化け屋敷『宇宙病棟』、 カプセルトイのある休憩所、 中央カフェ、天の川ロード前休憩所、ホテル、 もしこの日がクリスマスローズの種を植えた後で>>355>>393 卯木がそれを知っていたのならその近くにも、 少しずつ黒須の粉骨を振りまいた。
こうして歩いていると、初めてこの島を訪れた 夏の終わりを思い出しては、楽しさともの悲しさが 心の中で混ざって落ち着かなくなる。 ]
(499) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ 最後に訪れたのは観覧車。 黒須が眠りたかったのは、 きっとこの場所なのだろう。
卯木は瞳を閉じて、 帰還した日のことを思い出した。 ]
(500) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ メッセージの着信に気付いた卯木は、>>*18>>-720 嫌な予感がして、近くにいた救援に来た人に 一緒に黒須を探すように頼み込んだ。
もしかしたら、卯木よりも早く行動を起こした人が 他にいたかもしれないが、 いずれにせよ、卯木は観覧車の前で倒れ込んだ 黒須の姿を見つけることとなった。>>406 ]
(501) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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[ 「死ねば煙崎るくあに会える」と信じている人間に 『会えるわけない』と言ったところで意味はない。
卯木には全く理解できないけれど、>>0:217>>0:218 たとえ死者に会えなくて、触れられなくて、 自身の言葉が届かなくても、 会いたくて、触れたくて、言葉を伝えたくて、 それだけを信じて命を擲つ者も世の中にはいる。
黒須の思考がどうだったかは卯木は知らない。 けれど、何かしらの彼の信念を打ち砕けるとは 卯木には思えなかったから、>>2:390 彼が心変わりするかもしれないという、 蜘蛛の糸のような可能性に縋るしかなかった。 ]
(502) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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君はここから何を見られたんだろうね。
[ 呟いたところで、 あの日黒須が見たものは>>405>>406 結局のところ分からない。
卯木が観覧車から見つけたのは、 こと座のようなシンボルマークだけ。>>2:28 まあ、そもそもこれはこと座ではなく、 あの隠し階段が開いたのは>>2:70 偶然だった可能性も大いにあるのだが。 ]
どうかな? これで君は満足できた?
[ 最後の粉骨を観覧車前に振りまくと、 ざわめく木枯らしが辺りの景色を揺らす。 ]
(503) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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あと、これはお供え。
[ 観覧車の側の、風が当たらない場所に 青薔薇と黄色いパンジーが飾られた 鴇色の箱のボックスフラワーを置きながら、 ]
じゃあね、黒須さん。
[ 最後に誰にともなく手を振ると、 卯木はモナリザを連れて、銀島を後にした。 ]**
(504) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
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―― それから ――
[救援により銀島での一件は幕を下ろし、 きっと各々、ゆるやかに日常に戻って行ったのだろう。 ギャラクシーランドのカプセルトイの景品たちが コスプレ写真とともに保健室常連の女生徒達に 好評を博したくらいで、私も何も変わりはしない。
少し違うのは、携帯端末に何件か 招待客だった面々の連絡先が増えたことと。 『彼』に逢うための外出が増えたこと。 相手の多忙を縫っての予定だから、 そう頻度が高くはなかったかもしれないけれど 出来る限りで時間を作り、逢うようにはしていた。]
(505) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時頃
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―― 秋の銀島 ――
[クリスマスローズの種子は、 本来はポットに蒔いて植え付けを行うものらしい。 地植えをするなら、この時期までに蒔いて 二月から三月にかけて、植えたい場所に株を植えこむ。
ただ、銀島は船で渡る場所で、 居住地からの利便性も良くはない。 直接蒔いて、現地のモナリザにある程度を任せ 時折様子を見に来ることにはなりそうだった。
その頃には、土地の権利書は巡り巡って 卯木店長の手に渡っていただろうか。 彼の手にまだそれがあるなら、彼に。 手を離れていたなら、その時の権利者に。 手続きをとって行き来することにはなるのだろう。 >>463>>495]
(506) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時頃
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クリスマスローズを植える場所は 真夏の間に、太陽が強く当たらない 半日陰の場所が良いのですって。 ――…繊細で控えめなお花なのね。
[るくあが好んだというこの花の花言葉が 『追憶』『私を忘れないで』『慰め』 『私の不安をとりのぞいてください』など 儚げで切ないものであること、 いつかの折に彼にも話しただろうか。]
できれば、島の出入り口にも植えたいんです。 成長すると、こんもりとしてお花をたくさんつけるから 並べて植えると絵になって素敵かしら って。
それに、この島に降りてすぐに るくあちゃんに迎えて貰えている気持ちになれそうだから。
(507) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時半頃
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[大体の場所は、最終日に選定してあった。 そこに加えて、彼女の遺灰が多く蒔かれた場所へも。
さらには大観覧車の近くにも。 黒須くん――キャンディちゃんと名乗っていた彼が あの日助け出された場所でもある。>>500>>501
アポロで連絡をしたことがあったとはいえ、 救援直前のその時が初対面になってしまった 彼の事情は私には知り得るはずもなかった。 ただ、灰羅さんを始めとして、彼を知る人々から 黒須くんを含め、るくあを取り巻く人間事情の 一端でも聞くことが出来ていたら―――
そこにるくあの花を植えることで 失われた魂への慰めにならないかと考えて。]
(508) azure_blue 2023/11/28(Tue) 21時半頃
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