31 私を■したあなたたちへ
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[その後、亜綺羅さんが、自首する事はなくて。 それは私を預かったせいもあるのだろうかと、内心で思う。
自分のせいだから、というだけではないけれど。 これから先、亜綺羅さんが、辛かったり、自責したり、思い悩む事があるなら。 話を聞きたいし、傍に居たいし、できる事は何でもしたいけれど。 ――……私に、何ができるだろう。**]
(333) doubt 2023/11/27(Mon) 01時半頃
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――中央カフェ――
「ん……? ふぁーあ……ねむいな……寝てていい?」
ピピピッ、――ピピピッ、 微かなアラーム音。
目を擦りながら大きく両手を天に突き上げる。無理な体勢で寝たから、予想通り全身がゴキゴキ軋みをあげていた。半覚醒の頭で、アラーム発信源のモナリザを見て、おふぁよぅ、と欠伸を一つ。 窓から見える空は薄らと明るい。そこで漸く、寝入る前にはなかった、机上の封筒(>>275)に気が付いた。預かりものをしかと届けたと、胸を張る代わりディスプレイを明滅させるモナリザに、うん、と目を眇め頷く。
「誰か来たら起こして、って言ったのに。 寝言で変なこと言ってなかったかな……あ、卯木さんか。」
ころん、と落ちてくる硬貨。便箋を読んでも、それが何なのか理解するのに数分を要した。頭を抱えて呻く。
(334) りしあ 2023/11/27(Mon) 10時半頃
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「これ、マジで言ってる……? あんな短期間行ってただけで、客の顔を、 僕のことを覚えてるなんて……。
マスターってそんな記憶力あるの? あの時は変装だってしてたのに。 もしや卯木さん、本業は探偵かナニか??」
封筒ごとパーカーのポケットに捻じ込む。しがらみが、また増えてしまった。誰の記憶にも残らない、取るに足りない存在に自らを貶めたいのに。
「世界にはお人好しが多過ぎる……。」
朝食代わりに、太陽に見立てたブラッドオレンジが飾られたスムージーを飲み干して。モナリザを従えて、「次はどこ行こうか。」とエアるくあに問いかける。マップに表示される、未体験のアトラクションは、後8つ。**
(335) りしあ 2023/11/27(Mon) 10時半頃
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[種石がランダムにちりばめられた連絡通路を並び歩く。 違う世界に紛れ込んだような人気のない遊園地。 きっと、今後、体験することはないのだろうと 感慨に耽る一瞬。]
このナリで、あんなファンシーなものに乗るのは 気が引けるってだけだ。
……うん? 中村の?
[メリーゴーランドに密星が興味あるのなら、 一人で楽しんでもらうつもりでいたのだが。 紡ぐ密星の、憧憬にも似た瞳から目を逸らせずに。]
(336) yunamagi 2023/11/27(Mon) 11時頃
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手向け、いや、全然構わない。 アイツも喜ぶだろう。
供える……つっても、墓はないんだ。 どこかいい場所があるかねえ。
[見上げる密星の表情は、 己を慮った、気遣いの色が浮かぶ。
るくあから聞いていた密星は、その口ぶりから それなりに身近な(謎めいた相談事をする程度には) 気を許した存在だったことが窺える。 ――――オマエの人選に間違いはなかったよ。 密星だけではない、ここに招んで、 言葉を交わした面々を思い浮かべながら、胸中で。]
(337) yunamagi 2023/11/27(Mon) 11時頃
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[そうして話しているうちに、観覧車前へたどり着く。 >>335 途中、誰かと顔を合わすことでもあれば 言葉を交わすこともあったろう。 昨日黒須と乗ったことを思い出しながら、 慣れた手つきでカードを翳した。**]
(338) yunamagi 2023/11/27(Mon) 11時頃
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―― 園内 ――
そういうもの? 中村さんも、卯木店長も楽しそうだったのに。
[背を押すわけではないが 見たままを伝えるだけはしておく。 メリーゴーランドを見詰める私の眼差しに 彼が何を見て取ったかは気付かずに。 手向けについては、危惧したようなことはなかったようで 内心でほっと胸を撫で下ろしながら、頷いた。]
(339) azure_blue 2023/11/27(Mon) 11時半頃
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よかった。ありがとうございます。 でも、そうですね、ここにお供えの場所はないのね。 この島そのものが墓標だということを知らない時に お家の近くにお墓があればと考えたことだったから。
[キラ様はこの遊園地に来ているのだから 一緒に遊びたかったとしたるくあの願いは ある意味叶っているのかもしれない。 事態が大きくなっている今、 写真を残したらのちのち却って不都合が あるだろうかとも思いを巡らせて。]
お供えが難しかったら。 何か別の形を考えますわ。
るくあさんのお好きな花が分かれば、 島の片隅に植えさせていただいたり ね
(340) azure_blue 2023/11/27(Mon) 11時半頃
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――→ 観覧車 ――
[途中、誰かと出会うことがあったなら ひらひらと片手を振り、連れ合いに倣うのだろうし。 なにかしらの会話もあったかもしれない。
近くに見えてなかなか近づかなかったのは、 観覧車が私の想定よりも大きいものだったからか。 ついつい、入口で説明書きを覗き込んでしまうのは 惑星パーティでの惨事が浮かんだためでもある。]
……あんぜんな乗り物。確認OK。
ここから乗るのですね。 こうして近くで見ると、ゴンドラまでカラフル。
[アポロを使って受付を通り、搭乗口前へ。]
(341) azure_blue 2023/11/27(Mon) 12時頃
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(密星へ個別送信)
密星さん、丁寧にありがとうございます。 灰羅さんともお話しました。 今後の身の振り方は考えるところがありますが… るくあさんと個人的交流があった先生に、 そのようなお言葉をいただけて救われます。 一生をかけて向き合っていくつもりです。
(*15) steel 2023/11/27(Mon) 12時頃
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──遊園地・503号室──
[遅い時間ではあったが、日を跨ぐよりはと 密星にメッセージを送信した。 犯人にかける言葉なんて難しかっただろうに 配慮されたメッセージを紡いでくれた彼女に感謝しつつ。
眠れるだろうか、ベッドに横になって。 少し考えてから、もう一度アポロを手に取った。]
(342) steel 2023/11/27(Mon) 12時頃
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(灰羅へ個別送信)
雛子ちゃんと色々話したのですが、 彼女の境遇を聞いて(とはいえ詳細は分かっておりません) 僕の元に引き取ることにしました。 家出人受け容れる事もよくある世界ですので 細かいことは問題ないのですが、 帰還してから僕が刑務所に入った場合には 出てくるまで、懇意にしている役者に預けようと思います。 いずれにしても彼女のことは僕がすべて引き受けます。
必要あるか分かりませんが連絡先を記します。
中村屋一門 中村綺羅之介 ×××-× ×-××
(*16) steel 2023/11/27(Mon) 12時頃
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[メッセージを送信して、ふうっと一息ついて横になる。
今日一日で、あまりに色々な事があった。 頬をぴしゃりと叩く。]
……しっかりしよ。
[雛子を引き取る事にしたのは、彼女の境遇もあるけれど、 ”煙崎るくあが、雛子に幸せになって欲しいと告げた” と言うのも大きかった。 償いのひとつになれば、と。
だけど今は、帰還しても雛子が自分の傍に居てくれる事実に、とても安堵している。 どういう感情なのか分からないけど、そこだけ光が射したように。
眼を閉じると、走馬燈のようにメリーゴーランドが見えた。]*
(343) steel 2023/11/27(Mon) 12時頃
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[眩しい日差しを避けるようにそっと睫毛の上に掌を かざしつつ、ごくゆっくりと回るゴンドラの連なりを 興味深げに見上げた。 乗ってしまえばどれでも同じだと思うだろうか。 でも、折角乗るのだからと、少し考えて。]
あれに乗りましょう。
[一台を選び出す。 指し示したゴンドラが、下からは落ち着いた色に 見えていたのに、実際は金だったことに気付くのは 実際に目の前に来てから。]
(344) azure_blue 2023/11/27(Mon) 12時頃
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?? 思ったよりも……派手……? あっ、乗り込むために、止まってはくれないのね…!
[当たり前のことを口にしながら、 タイミングを見極めてゴンドラに乗り込んだ。**]
(345) azure_blue 2023/11/27(Mon) 12時頃
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――三日目――
カフェの片隅のカプセルトイを、景気付けに5回ほど回してみた。最後に、シークレットがくる予感はビンビンしていたけれど、結果はやたらと毛足の長い太陽。う〜ん残念無念。
「キミは僕の太陽だ――なんて思ってたけど。 るくあのイメージはやっぱり星かな。 でも、空に輝くあの小さな光も、 実際は恒星なんだから太陽も同じ、かも。」
ボールチェーンの先、眼前で赤い毛玉を揺らしながら、口角を歪めて苦笑する。
(346) りしあ 2023/11/27(Mon) 13時頃
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まず足の向いた先は、『星の夢』と掲げられた貸衣裳館。キャンディの衣装に勝るとも劣らない、そこはかとなく宇宙的なコスプレ衣装がずらりと並んでいる。試しに手に取ったのは、耳にタグのついた白鼠の着ぐるみだった。人間サイズだと、かなり巨大な鼠になってしまう。
「実験動物的なヤツかな。早々に投棄されそう……。 この遊園地のマスコット的存在なら、 モナリザで十分だよね。 るくあは、こっちなんてどう?」
一見すると、手術に臨む医者のような白衣とマスク。だがセットに、顕微鏡のレンズが複数くっついたようなゴツいゴーグルが付属している。さながら、怪しい人体実験でもしてそうな科学者のコスプレ。
(347) りしあ 2023/11/27(Mon) 13時頃
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「女医さんやナースもいいけど、 もうちょっと宇宙風味足さないと 園内で浮いちゃうかなァ。
こっちの、金属の全身覆うみたいのも、 神秘的で恰好いいね。 どうせなら、僕が衣装に似合うメイクとか してあげたのに……いくらでも……。」
一通り、あれこれと見回ったけれど、そもそもキャンディの姿がコスプレのようなものだ。今は中学生の頃の気持ちで、るくあとのデートを妄想しているのだから、担当のモナリザに頭を下げて、モブスタイルのまま建物を*出て行く。*
(348) りしあ 2023/11/27(Mon) 13時頃
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プラネタリウムで星を鑑賞したり、遊覧船に揺られたり。 のんびりと満喫していたら、結局は全部乗りきらないままに、その時はやってくる。
救援の船が到着する頃。地味な青年の姿は桟橋になく、尚回り続ける観覧車の下に。
「きっとあの天辺が、この島で一番宇宙(そら)に近いね。
――楽しかったよ、るくあ。 きっと、キミが一緒に遊びたいと思っていたみんなも、 楽しんでいたと思う。
でも、もうじきに、夢は醒めるんだ。
キミの居ない、灰色の現実に、かえる時間だから。」
眩い陽射しに手を翳しながら、一心に円周上の最高地点を、様々な絵の描かれたゴンドラが過ぎていくのを眺めて。覚悟を決めたように、固唾を*飲んだ。*
(349) りしあ 2023/11/27(Mon) 13時半頃
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[>>339 中村のみならず卯木も乗ったのか。 むしろそれを観ているほうが楽しそうだ、 という感想を胸に留める。]
花は何でも好みそうだが…… ああ、でも確か、そうだ、 クリスマスローズと言っていた。好きなんだと。
[花束にして"キラ様"にも贈ると言っていたこと。 花の種類には詳しくない。何て花だ? 尋ねて、 もう一度聞き返した思い出。
島の片隅に供えるという彼女の提案に、 もう一度喜ぶよ、と応えた。]
(350) yunamagi 2023/11/27(Mon) 14時半頃
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――観覧車
[用心深く注意書きの有無を確かめていた 密星が選んだゴンドラは、陽が照り返すと 眩しく光る金色。星柄のペイントと相まって、 夜ならばさぞ映えたと思われるもの。]
観覧車は昨日も乗ったんだが、 内装も外に合わせてあってね、 多分、中のシートも金色だぞ。
[己は特に気にならないが、案外派手だったと 戸惑う様子の密星に、予め伝えて。
タイミングを計ってゴンドラに乗り込む様子を 微笑ましく見守って、彼女のあとに乗り込んだ。]
(351) yunamagi 2023/11/27(Mon) 14時半頃
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[腰を下ろす間にもゆっくりと動くゴンドラは、 地上から少しずつ遠ざかっていく。]
そういや、一昨日、あの貸衣装館で、 変わった服手にしてたろ。 生徒の土産にするっていってたヤツだ。
[紐だけの服と、己が勘違いした物だ。 初めて会ったときの彼女の顔を思い出す。]
写真、撮ったんなら、 俺にも見せてくれないか。
[対面に座る密星に身を乗り出して、要望を伝える。*]
(352) yunamagi 2023/11/27(Mon) 14時半頃
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――昨夜未明
[雛子と中村からの通信に気づいたのは、 深夜に密星へメッセージを送るより前のこと。]
付き人?
[先ずは雛子のメッセージに目を瞠る。 研究所の元所長の元から逃げるという雛子。 逃げるというには何らかの事情がある筈だ。 しかし、なぜ中村の元へ? 疑問符が浮かびながらもアポロを操作して、 続く中村からのメッセージに目を通す。]
(353) yunamagi 2023/11/27(Mon) 15時半頃
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(中村へ個別送信)
『 雛子から、アンタの付き人になるという 連絡なら来たよ。 俺はあの子の保護者じゃないが、 あの子のことは妹みたいな存在だ。
俺からいえるのは、 泣かせるようなことはしないで欲しい。 それだけだ。よろしく頼む。 』
(*17) yunamagi 2023/11/27(Mon) 15時半頃
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[すぐに返事はすることなく、 夜が明けてのものになった。
驚きはあったものの異論はなかったのは、 中村が、るくあの為に流した 一筋の涙を覚えていたからだ。**]
(354) yunamagi 2023/11/27(Mon) 15時半頃
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―― 園内 ――
クリスマスローズ。 薄い花弁の可愛いお花だから るくあさんのイメージにもぴったりですのね。
種を手に入れて、落ち着いたら ……私、またここに植えにきます。
[好きな花はなかなか話題に上るものでもない。 るくあの好む花を彼が知っていたことに 助けられた気分で、ありがとうございます、と 礼を口にして微笑んだ。]
(355) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃
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―― 観覧車 ――
[灰羅さんの言う通り、 ゴンドラは内装の色も金になっていた。 茶金の座席シートは単独でならシックと 言えなくもないと思ったけれど……]
本当。全部同系色に統一されてる…… これそのものが、クリスマスの飾りみたい。 派手だけど、面白いかもしれませんね。
[宇宙コンセプトとは少々趣が異なるが ツリーのオーナメントの中に居るようで 物珍しくもあって、きょろきょろと見回し。 座席の片側にそっと腰を下ろした。]
(356) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃
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[初めての観覧車。 足はゴンドラの床に付いているのに、 ゆらゆらと覚束ない浮遊感があるのは この島への船や遊覧船とも似ていた。]
え…っ……あれを…? ええ、生徒のリクエスト通り撮りましたけれど。
[彼の要望に瞬いた。 生徒に見せるものなのだから、彼相手に 躊躇するのはおかしいとは思いながらも、 データを保存した私用端末を取り出す。]
(357) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃
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…。 データ送信ならまだしも、こんな風に 直接ひとに見せるのって、恥ずかしい…… …はい、これです。 ……ちらっと見たら返してくださいね…?
[写真を表示して、彼に向けて手渡した。 もぞ、と足を揃え直して、視線を逸らす。 間近で見える反応は、羞恥しか生まない。]
謎だったあの紐、衣装のコードだったみたいです。 なにか大がかりな宇宙艦隊モノの 女スパイのような役どころの衣装なのですって。
[一応、の説明を付け足しつつ。 端末が返ってくるのを落ち着かなげに待った。*]
(358) azure_blue 2023/11/27(Mon) 16時半頃
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──翌朝・遊園地──
[最後の日になるかもしれないので、朝ご飯を食べた後に雛子ちゃんと待ち合わせて、残りのアトラクションを順番に乗っていく。 ジェットコースター『宇宙遊泳』は2回目だから少しは余裕があってもいいのだが、相変わらずきゃーきゃー声を出しつつ。 貸衣装館『星の夢』で、1日目に着た衣装をもう一度借りて雛子ちゃんと写真を撮ったり。『惑星パーティ』でコーヒーカップをぐるぐる回して騒いだり。 それから、園内の片隅にこっそり建っていたお化け屋敷『宇宙病棟』。病院の地下室で人体実験が行われているというコンセプトで、入り口には血まみれナースの服を着たモナリザが建っていた。 キラは怖がりではないけど、雛子ちゃんが怖がるかもしれないしと、ぎゅっと手を握って回った。
最後に、もう一度カプセルトイに挑戦しようと休憩所へ。]
よーし大盤振る舞いで回しちゃお!
[アポロで無料なのだが、大人の財力っぽい掛け声で一気に10回チャレンジした。 海王星、火星、土星、金星、木星、海王星、地球、星、水星、火星………]
………あっ、
(359) steel 2023/11/27(Mon) 18時頃
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