14 冷たい校舎村10
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……死んじゃうとさ、好きってことも伝えられないんだ。 それがココロの奥ではわかってたから、 みんなも呼んじゃったのかなあって。
……私の世界の文化祭、 楽しんでくれてありがとう。
[彼女を心配させないように、今度はちゃんと、朗らかに笑えたはず*]
(288) Akatsuki-sm 2021/11/20(Sat) 20時頃
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―― そしてこれは余談 ――
[退院してからの楽しげな予定―― お祝いと打ち上げパーティーの話を聞いた日の夜に、 食べたいものについては思いついた。
『不知火ちゃんのつくった目玉焼きが食べたい』
石頭くんのおうちのキッチンを使えるかどうか、 そのあたりはなるようになればいい、と思いつつ。 この意向はちゃんと伝えることはできたはず。 彼女がお見舞いに来たならその時に。 病院で会えなくともグループチャットを通じて*]
(289) Akatsuki-sm 2021/11/20(Sat) 20時頃
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君達と過ごした三年間は得難いものだった。 どうもありがとう。 卒業後も頑張ってくれ。
[ ─── やがて雪溶けの季節を迎えて。 白い雪は白い花弁に姿を変える。 鼻先をかすめる春に包まれて。
旅立ちを迎える子供達は、 写真を撮ったり、 アルバムに寄せ書きを書きあったり、 心臓に近い位置のボタン奪取を目論んだりと。 皆それぞれの目的に忙しい。
その中には車椅子の上で変わらぬ微笑を浮かべる 不知火真梛の姿もあった。 ]
(290) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃
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[ 放課後の寄り道。 2回より更に増える事はあっただろうか。 コンビニプリンは美味しい。 そして放課後クレープも美味しいのだと、 君が教えてくれた大切な事。
君はいつだって優しく笑っていただろうけど。 何かの折に名前を呼んで、 ぎゅっと抱きしめる手に力を込めれば 君の思い出を彩る一部になりたいと願う。>>268
目玉焼きをお見舞いに持ってこようとして 止められた女子高生の話は、 しばらく看護師の間で語り草になり。
メッセージは聞きすぎて暗記してしまったけど。 siryが紡ぐ声は今日も私に、 いなくなる以外の選択肢を与えてくれた。 ]
(291) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃
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[ 昇降口付近で別れを惜しむ級友達。 その横を車椅子で通過した時、 春の風が校庭を渡った。
乱れる髪を片手で押さえながら顔を上げれば、 チラリと視界の端に屋上が映って。 その景色を瞳に収めながら、 しばらく動きを止めていたら。
どうしたの? そんな姿を見て、 不思議そうに声をかけてきたクラスメイトへ 大したことではないと断りを入れる。 ]
(292) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃
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いや。 屋上に行ってみたかったんだが。 結局行けずじまいだったと思ってな。
[ 和歌奈の作った屋上と私の手が届かないあの場所。 違いはあったのだろうかと考えて。 彼女が見せてくれた星の空を脳裏に浮かべていたら。
クラスメイトは納得したように。 嗚呼、車椅子だと屋上に行くの大変だもんね。 そっか。行った事ないんだ。 痛むような表情と悪意のない眼差しを向ける。 ]
(293) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃
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不知火さん、可哀想だったね
─── ああ、いや。
[ 何度も何度も耳にして。 この身と心に馴染んだ言葉と感情>>0:13 自身もいつもと同じものを返そうとして。>>0:14 少し考えてから、首をゆっくりと横に振る。 ]
(294) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃
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私は、幸せだよ。
[ 桜と共ににっこりとほころべば。 ]
(295) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃
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[ 卒業おめでとう!それでは! 別れの挨拶と共に背を向けて 向かう先はいつだったか春満に背負われながら 路子と和歌奈と通った道。
車輪を滑らせて。 卒業証書を手に誇らしげな顔で進む。 ]**
(296) 希 2021/11/20(Sat) 20時半頃
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[ 幣太郎の家はお金持ちだから。 キッチンも広いだろう。 車椅子でも問題なく行動できるスペース、 確保できると確認すれば。
パーティに目玉焼き? 不釣り合いではないか、なんて意見は。 お見舞いに目玉焼きをチョイスする娘には>>291 当然のように通用しなかった。 ]
(297) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃
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[ 二つ返事で頷くと楽しげに笑う。 君にお願い事をされるのが嬉しいのだと。 ]
和歌奈は妹がいるんだったな。 私は末っ子だから妹なんだ。
ふふ。 私を姉と呼んでくれても構わないぞ。
[ 君ができるけど、私ができないこと。 おそらくたくさんあるだろうけれど。 その逆は珍しいだろうから。 ─── この小さな瞬間くらいは、と。
たまには立場逆転もいいだろう。 そんな台詞でお姉さんぶろうと目論んで。 ]
(298) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃
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[ そして迎えた当日。 油を熱したフライパンに コツリ、丁寧に罅を入れた卵を割り落とす。 頃合いを見て蓋をすれば、 白身はカリッと揚げるように 黄身は触れればとろりと流れるくらいに。
─── その前に、 ]
(299) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃
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和歌奈。 君も割ってみないか?
[ 本日の主役に対して、白い卵を差し出した。 ]
(300) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃
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何、卵はたくさんある! 潰れたらこれはスクランブルエッグにしよう!
[ そう言って笑うと、大きめのフライパンの上では 綺麗に割れた目玉がこちらを見ていて。 その横にはあらかじめ用意されたかのように、 スペースが一つ分空いていた。 ]*
(301) 希 2021/11/20(Sat) 21時頃
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— 3年後 —
[冷たい校舎の中にいなければ、必然と時は流れる。
卒業後、俺はユイの結婚式に参列した。 そこで死んでやろうと思ったのはもう遠い昔のことみたいで、 彼女の将来を純粋に祝福することができたと思う。
まあ、もう会うこともない。 会社同士の付き合いという義理も、これで終わるのだ。
式場を後にした俺に、もう未練は残ってなかった。 そして——]
(302) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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「ちょっと、ぼんやりしすぎじゃないですか?」
[目の前の女性が、不機嫌そうにこちらを見ている。 小柄だけどキリッとした目つきは、こちらの寝ぼけ眼を射抜くよう。]
「顎のところのキズ。 はしたなく見えますよ、それ」
[俺の顔を覗き込んだ後、辛辣に言葉を投げて背を向けていった。 顎のところを撫でると、小さい傷があることを思い出す。 どうやらヒゲ剃りの時にミスっていたらしい。]
(303) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[彼女は紙の束を取ってくると、無言で俺の膝に乗せた。 今日の研究発表で使うための欠かせない資料だ。 ぼんやりしている間にこれを準備してくれた手腕には敵わない。]
「困りますよ。しっかりしてもらわないと」
[心の底から呆れた顔で、最後に釘押しをして立ち去っていく。 その背中に、笑って声をかけた。]
いつもありがとう、セイカ。
[資料を持ち上げて、さて、と背伸びをした。]
(304) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[進学先の大学で——紆余曲折あって一緒になった、 イシズ製薬の協力会社の社長の娘さん。
父さんからの紹介により巡り合って、そして婚約する羽目になった。 結局、俺は拒否をしきれなかったのだけど、 今回はユイの時とは違って、関係性は対等。
新たな婚約者のセイカは優秀で、何事もストレートな物言いをしてくれる。 高いヒールを履いてよろけたりしないし、夏祭りに浴衣を着てくれることもない。 優しい言葉をかけてやれば、「気味悪いんですけど」と返してくる。
だけど、何を考えているのかを逐一伝えてくれるから、とても助かっている。 たまにうるさい時もあるけど。]
(305) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[今のところ、セイカは俺のことを恋愛対象として見てはいないようだし、 俺も、そういう目で見れているわけじゃない。 それでも俺たちは婚約をすることになった。
……上手くいくかはわからない。 けれど、前よりは上手くやれているといいな、と思う。
もし上手くやれたなら、いつか結婚式の招待状を、 あの時の校舎に共に閉じ込められたみんなに送るよ。]
(306) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[結婚とは、恋愛の末にするものではありません。 結ばれてから相手に慣れていくことを言うのです。
父さんの部下に言われたいつかの言葉が、何度も反響する。
俺の人生は、やっぱり少し特殊で、 どこかに恋愛を差し挟む機会は巡ってこないらしい。
それでも、その時に抱いてしまった余計な想いが、 何かの役に立つ日が来ますようにと願って止まない。
人を好きになれることが、 素晴らしいことだと言うのならば。]
(307) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[先に行ったセイカをゆっくりと追いかけるように、 資料を抱え直して大学の廊下を歩いていく。
足元には卵が落ちていることもないが、 落ちていたとしたら、今は見落とさない視界の広さで。]
(308) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[敗者は誰にも求められず、ただ消えるのみ。 そう思っていた。
潔く、敗者であることを認められたのなら。 その時、誰が見てくれていたのかを、ようやく知るのだろう。**]
(309) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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―― 退院して、それから ――
[退院してからしばらくは、 松葉杖をついて校舎の中を歩き回った。 通学路は歩き回れなかった。 完治するまでは車で送り迎えをすると、父が頑として聞かなかったのだ。 過保護か。いや、しかたがないか。
かくしていつかの不知火真梛のように反抗したりせず、 昇降口のそばで迎えを待つ。 和歌奈はスマホを普通に取り扱えるので、 家族用のチャットに「学校終わった」というメッセージと、 宇宙人が手を振ってるスタンプを送信する]
(310) Akatsuki-sm 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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―― お見舞い ――
[私たちの思い出には切っても切り離せない猫の影。 その切欠は日食君だったけど、和歌奈さんの提案が あってこそだったと思う。
だから猫型のお煎餅なんてものを 見つけちゃったら即決してしまったよね。 喜んでくれたならなによりって>>282、 私は和歌奈さんの反応にほっとするんだ。 日持ちするからとおススメしてくれた祖母に 感謝しなくては。]
(311) じゃわ 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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[あとは待つだけだ。 これが案外長い。 猫のたまり場でも見に行こうかな、と思ったが、 ちょうど近くをでかい人影が通りかかったのでやめた。
おーい、と言ってその人影こと、 荒木春満を呼び止められただろうか。 なんとなく知りたいことがあったのが半分、 もう半分は、]
お父さんくるまで暇なんでねえ、 それまで暇つぶしの相手になっちゃくれないかな。
[腰を低くしてぺこ、と頭を下げる。 あるいはまた人選ミスと思われてもしかたがない……かもしれないが、 いたって本気であった]
(312) Akatsuki-sm 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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[やっぱりこういう話を改まってするのは しんどいかなって。 緩んだ表情>>284にそんなことを思うから 私は出来るだけ明るく努めて話した。
だって責めたいわけじゃないんだよ。 私だって息苦しくて。生き苦しくて。 完全に締め付けられる前に死んだ方が楽かなって 思ったこと、ないわけじゃないから。 下手をしたら、あそこは私の世界だった可能性 だってあったんだ。]
(313) じゃわ 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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[だから今はただ、こうして答え合わせが出来る のが嬉しい、って言ったら変かな? 和歌奈さんが一人抱えて隠してきたことを教えて もらったら>>286、やっぱり表情はシリアスに なってしまうけど。]
……じゃあ私の卵も踏みたいって思う?
[意地悪でそんな質問をしてみた。 踏みたいなら踏んでいいよって。
ママに言われる酷い言葉の数々より、 私を壊す言葉があるか思いつかなかったから。 ストレス?発散にならないかなってバカな考え。]
(314) じゃわ 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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そういえばさ、 荒木くんって誕生日いつだったっけ?
[なんとなく知りたいことに触れるきっかけとして、 ともかく話を振った]
名前的には春っぽいけど。 春満くん、って。
[私の知らない君のきょうだいのことを知りたかった。 どさくさにまぎれたみたいに名前を呼んでもいた。一度。 君の兄、それが君のなろうとしてなれなかったものってことも、 あるいはいつか知ることができるのかな。
未来にはなんにもないってことはないし、 他の誰の真似でもない君もやっぱり、 私の世界を構築したひとりなのだ*]
(315) Akatsuki-sm 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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[けれど最後は笑ってくれたから>>288、路子さんや 真梛さんや荒木君がちゃんと話を聞いてくれた おかげなんだろうなって安心するんだ。]
そっかぁ、じゃあ私のことも好きってこと? 今伝えてくれてもいいんだよ?
ふふ、冗談。 私もいろいろ考えられたからさ。 ちょっと進路も、変えようかなぁって思ってたり。
[白髪を増やそうとする生徒がここにも一人いる など飯尾先生は知る由もないだろう。]
(316) じゃわ 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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[だって、しょうがないじゃん。 今までの希望は私の希望じゃなかったわけだし。 そんな吐露をすれば私はまた笑みを浮かべて、]
だから、私も呼んでくれてありがと。
[話してくれたことのお礼も含んだ ぎゅって抱きつきたい気持ち。 和歌奈さんは受け止めてくれたかな。]**
(317) じゃわ 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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