10 冷たい校舎村9
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……わたしには譲れないものがあって、 それだけあれば他はどうでもいいと思ってたの。
あ、ひとみちゃんを蔑ろにしてた訳じゃなくてね。 その……だから、分からなくて。
わたしが、みんなとどんな距離感でいればいいのか。 ひとみちゃんの悩みごとに、何て答えたらいいのか。
わたしなんかが、踏み込んでいいのかって。
[わたしは手を握りしめる力をほんの少しだけ強めて、 手のひらに触れる釦の感触を確かめようとする。]
(286) 2021/06/08(Tue) 22時半頃
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楽しいことは、楽しいでしょ。 でも内に秘めたものって楽しいだけじゃない。
だったら、触れないようにしようと思った。
踏み込んで傷つけるか、 踏み込まないで関わらないなら、 後者の方がずっとラクなんじゃないかって。
わたしは、どっちでもいいから。 相手がラクな方を選びたかったの。
[ため息を吐かれるのも平気。たぶん怒られたって大丈夫。 嘘をつくのもあんまり抵抗ない。 嫌われてもいいけれど、それは相手に申し訳ないな。
わたしは別にラクじゃなくていい。 それなら、相手が一番ラクな道を選びたかった。]
(287) 2021/06/08(Tue) 22時半頃
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……全然、上手くできなかったけどね。 だから、謝るならわたしの方だよ。
ごめんね。気づいてたのに、何もできなくて。
[わたしは、ひとみちゃんがいつも見ていた辺りを向く。 一人の時に話しかけるなら、今はいないんだろうけど。]
はじめまして。やっと、会えたね。
[疲れてしまったひとみちゃん。 忘れた方がいいのかなって考えているひとみちゃん。
わたしはその答えを渡すことはできない。 だってひとみちゃんしか、その人を見てあげられない。
わたしは視線を戻して、ひとみちゃんを見る。 わたしにも見ることのできる、友達を見る。]
(288) 2021/06/08(Tue) 22時半頃
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……あくまでわたしは、なんだけど。 大切なものって、そう簡単に忘れられないんだよ。
だからそれでもいいんじゃないかな。 できないことはできなくてもいいの、かも。 大丈夫になったら、自然とどうにかなるの、かも。
なんか無責任かな。ごめんね。
やっぱりわたしにできることは少ないけど……、 疲れた時は呼んで。一緒にいるよ。
[心強いと言ってくれた>>195から、 わたしは少しだけ勇気を出してひとみちゃんに伝えた。 隣にいるって伝えるように、もう一度手を強く握る。]*
(289) 2021/06/08(Tue) 22時半頃
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― 文化祭・綿見 ―
うわっ、
[飛び出した所で綿見に見つかって>>10 咄嗟に怒られるかと思って見を竦めたけど 息を飲んだ彼女は俺を調理室まで引きずってった。
自分ではあんまり自覚してなかったけど 多分酷い顔色だったんだろうなあ。
静かに調理室まで連行される間も 俺の頭の中はずっとぐるんぐるんしてて、 どうしようどうしようって そればっかりだった。]
(290) 2021/06/08(Tue) 22時半頃
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[幸いと言っていいのか、 人の出払っている調理室は閑散としていた。>>11 のろのろと椅子に腰を下ろして、 差し出されたジュースを受け取る。
ああ、多分迷惑をかけてる。 俺が勝手なことしたせいで困らせてしまってる。 ちゃんと笑ってごめんねって もう大丈夫だよって、言わないと駄目だ。 駄目なんだけど、そう思えば思うほど表情筋が動いてくれない。]
…………、
[仕方なく渡されたジュースのタブを開けて、 無言で口をつける。 冷たい甘さが一気に喉から腹に降りていって、 少しだけ頭がクリアになったような気がした]
(291) 2021/06/08(Tue) 22時半頃
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[すう、と息を吐いて、口を開く。]
あ、ははは。ごめんね〜探させちゃった? あっち騒ぎになってるよね、マジでごめん。 副会長にも謝んないと。 あっジュースありがと! 叫びっぱなしですげー喉乾いてたからさあ〜
[一度言葉を発してしまえば今度はべらべらと 自動音声みたいに謝罪が出てきた。 ごめんね、ごめんねってへらへら笑って繰り返す。
そのくせ、もう大丈夫だから、 その一言がどうしても出てこなくて 持ち場に戻んなきゃって思うと 鉛を飲んだみたいに胃が重かった。]
(292) 2021/06/08(Tue) 22時半頃
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[逃げたい。 戻りたくない。 万が一にでもあの子と顔を合わせたらって思うと またあの目で見られたらって思うと、 怖くて怖くて、足がすくむ。]
(293) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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………あの。さ。 もーちょっとだけ、ここに居てもいい?
[一頻り喋って静寂が訪れた頃に、ぽつりと尋ねる。
今、出来るだけ人と顔を合わせたくなかった。 生クリーム泡立てるくらいは手伝うからさ。 おずおずと窺うように綿見顔を覗き込んで。*]
(294) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ いつか、炭蔵君に話したことを思い出した。>>1:265
「これが正解だ」って押し付ける人もいる。 「これが正解なのになぜやらない」 「これが正解なのになぜできない」 そんな風に強要する人も、いる。
その話に、具体的なイメージなんて、ないはずだった。 でも違った。 あれは、私の父だった。 私は父から、強要されていると感じていた。 優しくないと思ってた。 自分勝手だと、思ってた。思ってたんだ。
だけどそう思ったとして、 どうして父に逆らうことができただろう?* ]
(295) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/08(Tue) 23時頃
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── 現在・保健室へ ──
夕方くらいに一瞬会った。 あっちの非常階段のとこ。 それっきり……だけど、
[ 「なんで?」とは聞けなかった。
鳩羽が九重を知らないかと、 通りすがりに尋ねてきたときのことだ。>>190
鳩羽があまりに本気で九重を探してるようで、 知ることを少し先延ばしにするようにして、 慎一はその背中を見送ったんだった。]
(296) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ さて。メールの送り主の話に戻そう。
確定させようのない可能性ばっかり。 炭蔵の並べたふたつを、>>267 慎一は歩きながら脳内でこねくり回す。]
……かもな。 なんか、やろうと思ってできること、 じゃないみたいな話だったし……、
……たとえば、で済んでほしい話だけど。 死んじゃおうと思って、メールも送って、 それでこんなとこいったらすげえビビりそう。
[ 九重からの伝聞として、 まずひとつめの可能性への返事としよう。]
(297) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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……だから、 気づいてなくてもおかしくないんじゃない?
それに、みんな、 気づいてたら、教えてくれんじゃねえかな。 その──、自分だって自覚してたら。
[ さて、これでふたつめの可能性への回答。
驚かせてゴメン、俺だよ私だよ。 ……みたいなことを慎一は考えたけど、 どうだろう。みんながそうとは限らないし。]
(298) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ 淡々と可能性の話をする炭蔵は、 慎一には今までどおりにしか見えなかった。
つまり──、子どもたちの群れの中、 先頭で。あるいは真ん中で。 慎一とは異なる意味で異質な存在。
わかりやすい目印、指標として、 気づいたときには慎一の視界に、 完成された形で存在していたもの。]
(299) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ 肯定ととれる言葉を受けても、>>269 慎一は「だろうね」と思うばかり。
ぐちゃぐちゃに散らかって、 どこに何があるんだかもわからない頭の中、 その一角を整理していくみたいに言葉にする。]
そう見えててほしかったんだから、 ユーガにそう見えてたんならよかった。 うまくなったろ、取り繕うの。
[ ふふん。とそれだけは得意げに言ってやろう。 「思い違い」って言われてそれもどうかって? まあ、それについては悲しい話なんだけど、]
(300) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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ホントにちゃんとできりゃよかったけど、 ……俺はそういうふうにできてねーみたい。
[ 一つ、ひとつと言葉にしていく。 何かを確認していく作業みたいに。 言葉にするごとに気持ちは凪いでく。
はたと炭蔵が立ち止まり両手を広げる。>>271
広げられた両手の範囲は、 たぶん慎一が同じことすれば変わらないくらい。
なんだか子どもみたいな表現をするなって、 慎一は思って、それが少しだけ愉快だった。]
(301) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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……そっか。 当たり前に見えてるわけじゃないんだ。
なんでもオミトオシみたいな顔してるから、 千里眼かなにかでも隠してんのかと思った。
[ 大真面目なふうに炭蔵が言うから、>>272 慎一も、半ば本気でそんな返事をしよう。]
手の届く範囲に注意を払えるなら、 ジューブンえらいと思うけどね。
[ ぽつ、ぽつと言葉をこぼしながら、 ゆっくり歩いていても保健室はもうすぐ。]
(302) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ 炭蔵がポケットに手を突っ込んで歩く。>>272
……案外行儀悪いことするなあ。 慎一はそうも思うけれど、言わない。
同じようなテンポで隣を歩いて──、 「疲れもする」そんな言葉には、 意外そうな視線を返しておこうか。]
……隠すのうまいなあ。 「悔しい」も「疲れた」も。
[ 見せてくれればよかったのに。とは、 取り繕ってばかりの慎一は言わないけどさ。]
(303) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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── 現在・保健室 ──
……自分でできるんだけど。
[ そして、 速やかにピンセットを持ち出され、>>274 慎一はちょっと腰が引けてしまう。
でも、今くらいはまあいっかって、 慎一はお言葉に甘えて裸足のままの足を差し出そう。 ……もちろんその前に一度洗うからちょっと待って。]
(304) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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[ 救急箱からバンソーコーを漁りながら、 世話を焼かれてるのってなんか変な感じ。
それでさ、その手先を見つめながら、 疲れもするし悩みもする、 ひとりのクラスメートとしての炭蔵に聞こう。]
さっきの話。 もし、本人に自覚がないとしたら、 ユーガもさ、「自分かもなあ」とか、思う?
[ その世話焼きな腕に起動ボタンがついてりゃ、 そんな心配する必要もなかったんだろうけど。*]
(305) 2021/06/08(Tue) 23時頃
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― 現在・3-10教室 ―
[分かってるとも。 黒沢が褒めるつもりで言ってくれたことくらい。>>275 そんな深い意味で言ったわけじゃないことくらい。 むきになる方がそれこそ「空気読めて」ないってことも。
なのに黒沢に謝らせてしまった俺は あーーって自己嫌悪に陥る。 もうこの話は終わりにしよう、そうしよう。 そう言うつもりで口を開いたけれど、 それよりも先に返答が返ってきた。]
(306) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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[静かな言葉は明瞭でゆるぎない。>>276 ああこの人は自分が正しいって思ってる。 自分に自信があるんだろうなって思った。>>277
人に認められたくて、愛されたくて、 他人の顔色に怯えたことなんてないんだろうなって。
だから多分そこだけ聞いていたら 副会長はそう思うんだね、で 俺は話を終わらせていた、と思う。]
(307) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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[明らかに黒沢の様子が変わったのは、 「優しくない」の定義について話し始めた時。>>278
一転してたどたどしくなった言葉に、 俺は驚いたように瞬きをして顔色の悪い黒沢を見た。
やけに具体的な台詞は なんていうか一般論じゃなくて、 特定の誰かを思い浮かべて言ってるみたいに 俺には聞こえたから。]
―――……… 確かにそれは、優しくないね。
[言い切った黒沢に一拍置いて、静かに頷く。 いつの間にか、むきになっていた気持ちは落ち着いていた。]
(308) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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[俺が優しいか優しくないかは一旦置いておくとして。
彼女の身近にはきっと「優しくない」人がいて、 その人と比べて俺を「優しい」って 言ってるんじゃないのかな。
そんなことまで考えてしまったものだから、 理路整然とした台詞の意味合いも変わって来る。 感じていった怒りも何だかスーッと消えていった。]
(309) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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…なんで副会長が俺を優しいとか言うのか、 それ聞いてちょっとだけ分かった。
自分勝手で、気が使えなくて、他罰的な、 優しくない人に怒ってるんだね。
[俺の知らないどこかの誰かに。**]
(310) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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[話すことは話した。 笑われるか、困らせるか、それとも蔑まれるか、 リアクションをいくつか想定していたけど、 >>284案外軽い反応が返ってきて、ホッとする。]
……そういや、そうだね。 何回か見られてたもんなあ。
[>>285あれはたしか、聞かれて私が誤魔化したはずだ。 長年の経験で誤魔化すほうを優先してしまったがゆえの、浅はかさだった。
>>286>>287芽衣ちゃんの考えを聞きながら、 手に込められる力をじんわりと感じていた。]
(311) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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……。
わかる。わかるなー! それ。
[つい笑ってしまいながら、そんな相槌を打つ。]
何か抱えてそうな人に踏み込んでさ、 一緒に背負うのって、重いもん。 触れないようにして、楽しいことだけ共有したいじゃん。
[今が楽しければそれでいいし、私は私を嫌いな人とは関わらない。 そんな考えで生きてきた私だもの、 芽衣ちゃんがそういう風にしていたことは、痛いほど分かる。]
(312) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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自分にとって大事なものを大事にできるなら、それでいいと思う。 誰もそんなの、責めたりしないよ。
私、芽衣ちゃんと話して気を紛らすことができて、 すっごく楽しかった。
[ささやかな帰宅部の活動だったけど、 それが私にとってどれだけの救いだっただろうか。]
(313) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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[>>288芽衣ちゃんが何もない虚空に挨拶をする。 ぼたんは私が一人きりの時だけ現れるから、残念ながらそこにはいないけど。 感謝するように笑った。]
……だよね。 何度も忘れようとしたのに無理だったから、 もう、そういうものなんだよね。
私のことは結局私がなんとかするしかないから。 聞いてくれただけで、良かった。
[これは空元気ではなくて、本心から。 忘れよう忘れようと隠していたあの子の存在を上手く共有できて、 そんなに気負うことをしなくてもいいのかなって、思えてきた。]
(314) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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ありがとね、芽衣ちゃん。 ありがと。
[一緒にいると言ってくれて、繋いだ手は暖かい。 このまま並んで歩いていたいけど、 利美ちゃんを探したほうがいいのかな、とも思う。]
……落ち着いたら、やれることをやりに行こっか。 利美ちゃんを探して、ここから出られないなら泊まる準備して……。
あ、そういえばお腹もすいてきたなぁ。
[恐怖と緊張で感じなくなってたはずの空腹が戻ってきたような気がした。*]
(315) 2021/06/08(Tue) 23時半頃
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