27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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[ランチボックスに詰められた、名前入りのラップに口元が緩む。 夢の中をちょっと思い出したのだ。]
ノリくんのごはんまた食べたいって思ってたから、 今日はラッキーDAYだ。
[ご機嫌でねぎ味噌おにぎりにかぶりついて、もぐもぐしながら室内を見渡す。
わいわいと食べ物を囲んで、みんながにこにこ笑ってる姿は好きだ。 そう、躊躇いなく言えるようになった。 HG会はなんだかカオスだったし、和やかさ良き・・・
米パーティーのときは見つめるだけだったけど、今日はそっと心のシャッターをきった。 自分もにこにことしていることには気づいていない。]**
(580) cunnon 2023/08/11(Fri) 17時頃
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忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。
cunnon 2023/08/11(Fri) 18時半頃
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―― 春の近づく気配 ――
[ あれこれしている間に季節はめぐっていき、 あの痛ましい事故から月日は経過していた。
季節の変化と共に、俺たちも徐々に変化していき、 いつの間にか田端先輩と銀先輩は付き合っていたし、 仁科ちゃんとは普通にタメ口で話せるようになったし、>>579>>580 身だしなみを整えて、外見も可愛らしくなった。>>557
この頃、ボーンチャイナは製作中だったか、 既に製作が終わっていたかは分からないけど、 骨谷先輩も最後のミューズに出会えたかもしれないし、
いちごのお菓子を交換し合う仲になったかもしれない つぶつぶイチゴブラザーズの弟、柊くんも 研究室のメンバーに慣れてきたのか どんどん素が出てきたようで、 本人はマネージャーと言っていたけど、 仁科ちゃんともいい感じの仲になったかもしれない。 ]
(581) JITA 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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俺だっていつも元気なわけじゃないですよ。 少しくらい休みたいときだってあります。
[ 俺はというと、少しは明るく元気な振りをしなくても 平気な場所ができて、>>5:201
この日も研究室の机に伏せってダラけていたら、 頭皮的な意味でも悲劇度が変化した西門教授に 心配されてしまったものだから、 俺は体を起こして苦笑を浮かべた。
今はまだ、この研究室のメンバー以外には、 元気じゃない姿を見せられる気がしないけど、 少しずつ俺も変われたらいいなって思う。 ]
(582) JITA 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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[ そして、成海先輩は、 ]
ハッピーバレンタインデーです!
[ ねだられたお菓子を渡しながら俺は思う。>>532 いつも微笑んでいた表情は、>>0:4 だんだんと感情が表に出やすくなったし、>>447 我儘も言ってくれるようになった。
前は少食だと言ってたけど、>>0:64 最近はよく食べる姿を見かける気がする。>>-778
この日も手作りスイートポテトだけじゃ もしかしたら足りないかもしれないから、 市販品ではあるけど、フルーツフレーバーの チョコレートキャンディを一緒に入れて 先輩に手渡したんだった。 ]
(583) JITA 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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[ こうして変わっていく景色に思いを馳せながらも、 ふとした瞬間に、回谷先輩と大藤先輩の 変わらぬ姿を思い浮かべては、心が軋んだ。
もし、2人がまだここにいたら、 と思っては、あの事故のことを恨んだりもしたけど、 もう過ぎたことだから仕方ないと諦めよう。
そういえば、 2人の結婚何周年かを祝うサンドイッチパーティは、>>71 来年度以降に開くことになったのだったか、 それとも、今年度にも開催されたのか。
いずれにしろ、俺の胸に残った屈託は、 いつかの結婚記念パーティでは解消できてたらなあと、 俺もまだまだ変わりたいと思いつつ。>>564>>565 ]
(584) JITA 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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[ 冷たい冬の空気にさらされながらも、 この寒さが続くのは、きっとあともう少し。
希薄で淡く、でも存在感のある陽射しへと 俺はまっすぐに手を伸ばした。 ]
(585) JITA 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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[ ――うん、しっかりと温かいし、眩しい。 だからきっと、大丈夫。 ]
(586) JITA 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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[ 俺たちの未来はちゃんと明るい。 ]**
(587) JITA 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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―― 10月のある日 ――
仁科ちゃん、やっほー!
[ 俺のお助けをメッセージに 情熱的なメッセージを返信してくれた>>579 仁科ちゃんに手を振りつつ、
おにぎり2つと、もし欲しがるようなら 人参と蓮根のきんぴらとチーズのホットサンドと 栗のパウンドケーキも手渡して、 ]
なんか、あの夢の中のこと思い出すよねえ。 仁科ちゃんのラッキーに貢献できたようで何より!
[ ご機嫌そうに おにぎりにかぶりつく仁科ちゃんを眺めながら、>>580 楽しそうな姿に俺も自然と顔が綻ぶ。 ]
(588) JITA 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[ 仁科ちゃんの話し方が変わったなあってことは>>579 もちろん気付いていたんだけど、 気を許してもらえるようになったのかな と思っただけで、 特に指摘することはなかった。
和やかで賑やかなお昼時。 少しだけ、でも確実に距離が縮まった気配を感じて、>>578 俺もいい加減変わらないとな、 と自分を振り返るのだった。>>582 ]**
(589) JITA 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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――禿げ増した会後日談――
[それからの研究室は、西門教授至上 最も悲劇的だった表情も少しずつ晴れてきて 少しずつ日常を取り戻しつつあった。
タバタん先輩ぷれぜんつの飲み会は、 オレは後半の記憶がほとんどなく、 誰に絡んだかすら覚えてない有様。 ただ、ワカメ酒とやらを味わい損ねたのが 唯一の心残りとして胸中に蟠っていた。
気付けば事前徴収の会計も タクシーの前払いも済んでいて、 オレは自宅玄関まで寝たまま配送され、 深夜母の手により新たなビンタ痕が 刻まれるという前代未聞の終結をみた。]
(590) りしあ 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[記憶はないが、とにかく研究室の全員に謝り、 特に西門教授とタバタん先輩には 詫びの品として海苔の佃煮セットを進呈 (※海藻が良い気がした、他意はない)
ついでに、その日から一か月研究室では 迷惑料がわりに、オレが常備していた 某チョコバーが幾らでも食べ放題状態で 振る舞われるのだった。
つぶつぶryに負けるな頑張れ、黒い雷神! 西門教授のデスクの死角に置かれた メグココちゃんの写真の前にも、一つお供え。**]
(591) りしあ 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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── 冬/高祈邸 ──
[骨谷平太朗を迎えた北の大地は、厳しい寒さと白に包まれていた。
あれは彼から予定を聞き、調整や計画を始めた頃だろうか。 立ち位置こそ正反対ではあるが他人との生活環境の違いには進学当初困った記憶がある成海は、互いの縁を知った頃に服について骨谷が触れていたのを覚えていた。
少しでも助けになれたらと、持て余さず過度な金銭的負担にならない範囲で骨谷の卒業後も使えるような服を探して連れ立ったのだ。>>501
買ってあげても良かったのだけど、きっと恐縮するだろうし こちらも自分の生活に用いる全てが親の金であることを意識するようになった頃だった。]
(592) ガラシア 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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[しかしそれは、相応しく整える手助けになっただけで 伸びっぱなしの背筋から力を抜かせてあげるには、もっと違う行いや言葉が必要だったのか。はたまた無理な話だったか……。>>500
真実を教えないままで彼に詫びさせてしまい、罪悪感を覚えながら丁重に受け取らせていただいた菓子。>>502 何度か見た記憶のある店のもので、服とは違うところで無理をしたのではと少し心配した。 その思考はおくびにも出さず骨谷の親の気遣いを知ることもなく、目的の花器の元へと彼を導いた。]
(593) ガラシア 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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[どうやら本物かどうかの確認に入ったらしい。 意識が逸れないよう、沈黙し様子を見る。
骨谷の様子は女性に頬を張られては現れる普段からは別人のように真剣に見える。きっと彼と自分では同じ作品を見ても目に映っているものが違うのだろう。>>504
この家で育った為に身の回りには常に、父の趣味の格式高い調度品や芸術品が揃っていたけれど 勿論それだけで細かな筆遣いや作品の輪郭などから真贋を見分ける術を持つことは出来ない。 海を超える程の情熱だ。祖父の作品は特別なのかもしれないとも思うが。]
(594) ガラシア 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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そこまで心を動かしたのなら、連れてきた甲斐もある
[気づけばその眼差しは真剣というよりは、思慕に似た熱を宿しているような……。>>505 明確な同一ではなくとも、陶芸という道の先を征く巨匠たる血縁。その遺作をそんなにも想えるなら素晴らしいことだろう。
静かに穏やかに返す声に、身内を賛することへの呆れなど無く。 生きていたからこそ見れた、後輩の満たされゆく姿を見守って。 だからこそこれからについて、考えてしまって 頃合いを見計らいより近くへと詰めた距離、耳元に囁きを落とした。
若き芸術家の感嘆にも先程のように声を返すことはせず>>549 向き合う瞳に探ることも許さない黒が、じっと迷う青年の姿を見つめていた。]
(595) ガラシア 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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なるほど、君らしい答えだ
身内としての感情ではなく 芸術家としてその相応しい居場所を求める。
うん、きっとそれが正解なのだろうね。 ……変な質問に答えてくれて、ありがとう
[小さく頭を下げたのならば、いつも通りの高祈先輩へ。>>550
使用人が踏み入ったのは入室した当初のみ、著名な芸術家の血を引く青年の邪魔をしないよう言いつけられている筈。 断りには快く頷いて再び黙した。 響くシャッター音がどれ程続こうと、咎めるものはいない。]
(596) ガラシア 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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[初めて約束を結んだ時は、未だ成海は父の意志無き駒だった。
心境変化と未来の見定めにより問いを向けることになったが、元は類稀な縁で繋がった後輩の願いを純粋に叶えたかっただけ。]
気にしなくてもいいんだよ でも俺にも作ってくれる筈だったよね、カップ それには期待させてもらおうか
[開かれたスケッチブックを疑問には思わない 夢から醒めた当初のメッセージを今も覚えている。>>551
死んだ自分に彼の思うままに造られた作品が捧げられる、それが本来望んでいた形だったけれど もう惜しいとは、思わなかった。]
(597) ガラシア 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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……そうだね、仲睦まじい新郎新婦の邪魔をしてはならない それは彼等にこそ似合うデザインだ
[回谷と大藤、誰もが忘れられない二つの名前。図案を見せてもらってから、少し遠くを眺める。>>552
慎ましい愛を表現したペアに、類似したもう一作は不要だ。 ──成海は大藤の片羽根ではないのだから。 静かに首を横に振り、僅かに空いた思考の間。]
海が良いな 明るく照らされて輝いている、真夏の海
残念ながら君は冬に来てしまったけれど 中々綺麗なものなんだよ、この辺りのそれは
[語るのは、去りし者への憂いなど無い微笑み。 対話を終えて彼を送るまで、その様子は変わらなかっただろう。
この地の景色が、彼が一人一人を想い造り上げる作品が 芸術家骨谷平太朗の未来の礎となることを祈った。*]
(598) ガラシア 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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── 大切な日 ──
ふふ、元気だなぁ 少しも疲れてなさそうだね?
[自分だけが言葉を交わすことを望んでいたわけじゃない それがはっきりと分かるのが嬉しかった。>>559
その様子が可愛らしいというように、笑い混じりで誂う声。 就職先について話をした時の真剣な様子は、今はまるで嘘のようだ。
彼を信じ成長を見てきた成海は、口添えなどしなかった。 もし叶わなくてもそれだけで縁が途切れるわけじゃない。 しかし結果的に見事に内定を勝ち取ったのだから、その報告を聞いた時の喜びもひとしおだった。
より大きく広がっていこうとする高祈には、最適な人材だったのだろう。]
(599) ガラシア 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[一般的な同種企業がどうなのかまでは知らないが 成海と共に徳人が働くこととなる職場は、 不動産による家賃収入は許される範囲であった。>>560
そうした細かな話にも付き合ったのは 慣れない土地に来てくれる徳人を想ってのことだが
新居探しでやって来た彼に会った時は、 大学の頃のように側にいられるのが嬉しかった記憶。 ……恐らくそれが下心というやつなのだと、 未知の感情を理解していく段階の一つになった。
初めて呼び方が変わった時、 涼しい様子を保つことが出来なかったのも、
もうすぐ会えるというのに 電話を切るのを惜しんでしまった気持ちも、きっと。]
(600) ガラシア 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[──それで言えば、学生時代のバレンタインも
本当にただの先輩なら不適切かもしれないおねだりを きちんとした事も告げられずにした成海に 快く受け入れ当日明るく渡してくれた姿に>>583
後ろめたいものを感じる一方で、 ああこの人とずっと一緒にいたいと なんだか胸の奥で熱くなるものを覚えていた。
声にならない意味を籠めた春のお返しは 将来役に立つ物には違いなかったけれど狡かったと思う。
しかし勘違いではなかったとしたら、 先にそれをしたのは彼のほうだろう。
スイートポテトの優しい味に対し、 チョコレートキャンディは ……どうしてかとても、甘美だった。]
(601) ガラシア 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[新入社員になった彼は日々立派に変わってゆき>>562 それと共に、造反を成す日も近づいていった。
慣れてきた頃に、 海外との過去の取引の原文翻訳を頼んだことがあったが、 多大な量ではなく、それ以外の形では関わらせなかっただろう。 成海の立場だからこそ得られる情報が多いのもあり、 心配だったこともある。 しかしただ仕事を精一杯頑張ってくれるだけでも、 業務をこなしながら裏で動く成海の負担の軽減になっていた。
義務を教えられて生きてきた成海には、 支配から脱却を望むようになってもやはり、 努力する様子は尊く眩しいものに思える。
上司と部下の仮面を着けたまま、 職場で飲みの席で労うことが時折あった。 募っていく感情を押し隠すのは、なんとも大変だったけど。 彼に何かがあってはならず、二人の未来を邪魔するものが現れるのも避けたかった。]
(602) ガラシア 2023/08/11(Fri) 23時頃
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── それから ──
[高祈の中で最も大きな子会社は、 幹部に入れ替わりが発生しつつも経営が続いた。>>566
ただし成海はホールディングス復活の象徴化される為に 元通りに帰ることは出来ず、持株会社へ移った。
持株会社で働くのは多くが子会社で経験を積んだ者だ。 徳人が仕事を続ければ再び同じ職場になるかもしれないし、 子会社同士を繋ぐ役割上顔を合わせることもあるだろう。
余りに忙しなく身の危険も感じる日々には、 酒を酌み交わし相手の前だからこそつい限度を超えた二人どちらも泣いてしまって、後日笑い話とした思い出があるあの部屋にも通えなくなって 今この時彼の身に何かが起きていたらなどと、憂いてしまう瞬間もあったけれど。
同じ気持ちでいたと分かった瞬間、全て報われた気持ちになったのだから。感情とは不思議なものだ。>>567]
(603) ガラシア 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[そんな相手の他に愛せる存在などいるだろうか?
二人の想いは一瞬で熱烈に燃え上がりすぐ分かち合ったようなものではなく、きっと別の形でも共に居られれば幸せだった。 緩やかに育まれた感情は、いつどの時決定的に芽を出したのかと聞かれても定かではない。
そうした感情以外の側面でも、今でも彼が大切だ。 唯一無二の対象、その性別などどうだっていい。 男性だったから男性としての格好良さ頼もしさも好ましく思っているだけのこと。 何も語らないまま密接な関係を続けてくれた彼も、きっと同じなのだろうと言う思考が思い上がりではないと良いのだが。>>571
けれど悲しい現実から引き離した時のように手を繫いで生きたかった。 忘れぬように抱き締めた温度に、何度だって触れたかった。 無価値な存在の生に意味を注ぐ言葉は眩ゆかった。
──仮定の死者として呪いを吹き込もうとした時、きっと確かな執着が存在していた。
長らく温めても腐らなかった初恋。 驚いた様子、変わりなく頼もしい冷静な言葉、綻んだ表情。>>571>>-808>>572 ……その一つ一つが愛おしい。]
(604) ガラシア 2023/08/11(Fri) 23時頃
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……俺は徳人君一筋だったよ?
[君もでしょうと、困惑する様子に目を丸くした。>>573
恋人というのはつまり人生の相手を定める前のお試し期間。 そんな不誠実なことはしないし、 何より二人に必要とは思えない……というのが成海の考えだ。
彼が理解し、受け入れる姿勢を示してくれたので 生い立ちに関わる思考の跳躍は置き去りに 愛する人をその身体で、抱き締めた。]
(605) ガラシア 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[誰がなんと言おうと、 彼が受け入れるのならばこれが正しい選択だ。 君が厭うかもしれない花言葉に、想いを込めた。 けれど縛る何もかもを切り捨てた身は、己の口でも告げる事ができた。
──ずっとこうしたかった。
今でもあの日々を覚えていると語るような姿で応じ、自分が好んだスイートポテトを持参してくれた。>>568 何もかも他人事だった日々には感じ得なかった、感情の波の強い打ち寄せがそこにはあって。
祝福の場で見とれた姿を見慣れたものにした今>>569 けれどかつてのように語らい距離と隙間を埋めて ほんの少し無理をして食したスイートポテトが、ずっと欲しかった穏やかな幸せの味を感じさせてくれた後。>>570
まるで過去と現在、どちらの福原徳人も抱き締めているようだった。]
(606) ガラシア 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[胸いっぱいの温かさ、感じる体温。 それらは夏場でも決して不愉快ではなく いつまでも感じていたいものだったけれど。
いつかと立場が逆転したような触れ合い>>574 10cmの差はほんの少しの努力で容易に互いを近づける。
その意味に気づかない程、 愛する人と結ばれて尚恥じらう程、 子供の心を持っているわけではない。
回った腕は淡く繊細な色を宿した髪に触れる。 二人の唇が重なった瞬間、 吹き込んだ夏の風が白いカーテンを乱した。
二つの別れを経験した季節。 その傷を抱えたまま、幸せも積み重ねて どんなことがあっても、この人と最期まで生きようと決めた。*]
(607) ガラシア 2023/08/11(Fri) 23時頃
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─こころ─
[それは災害が起こるより昔。 まだ姉への蟠りを抱えて無難な言葉で生きてたころ。
人に踏み込むことも踏み込まれることも恐れていた仁科が無意識に好意が漏れるのは、呼びかた。
ほんとは大好きだった姉ののっかであったり 例えば同級生でお世話になってるノリくんだったり、 柊くんは初対面で呼び方が定着していたけれど。
研究室の面々はみんな好感を持っていたけど、 先輩方で名前呼びしていたのはこころ先輩だけ。
素直で明るい天真爛漫な先輩に好感をもっていたのはいつからか。]
(608) cunnon 2023/08/12(Sat) 00時頃
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[花冷えの今、突風に春色のストールをぎゅっと巻いた。 風に煽られ降り注ぐ白い花に、いつかのフラワーシャワーを思い出す。 纏う温もりは、初めての"異性"からのプレゼント。
他人と他人の織り成すファンタジーが 自らの現実になる日が来るとか考えたこともなかったが
今は少し、そうした未来を夢見る気持ちが宿っている。 青空に映える桜の花が儚く見えても、 来年も また来年も 季節は巡って花が咲く。
凝り固まっていたこころは少しずつほぐれ、 次の季節には新しい感情が芽吹いているかもしれない。]**
(609) cunnon 2023/08/12(Sat) 00時頃
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