3 ディアス家の人々
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヨーランダが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ポーチュラカ、ウツギ、アリババ、セイルズ、アルフレッドの5名。
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[請願を受け入れ、挑発までする主の様子からは、先ほど部屋でみせた苛立ちの影が薄れている。 偶然にもたらされた深い接触が、彼にもなにがしかの効果をもたらしたのだろうか。そうであればいい。]
お任せください。
[不敵に請け負って一礼したところへ、思いもよらぬ言葉を掛けられた。]
仮面舞踏会ですか。
[回りくどくも気遣いや感謝の感じられる言葉に微笑む。]
(0) 2021/01/11(Mon) 23時半頃
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でしたら、部屋にいる間に、明日の衣装を見立てておきましょう。
[こちらも回りくどく楽しみにしていると告げ、改めて一礼して立ち去った。 部屋へ戻る途中、下僕のひとりを見つけて主を託す。 己が来るまでの日々、身の回りの世話を担っていた男だ。 安心して託しておいた。*]
(1) 2021/01/11(Mon) 23時半頃
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【イベント】
今宵、ディアス邸で《仮面舞踏会》が開催されます。
地区の伝説を起源とした歴史ある催しで、仮面をつけていれば、身分差があってもダンスに誘ってOKという決まりになっています。
参加は自由です。どうぞお楽しみください。
(#0) 2021/01/11(Mon) 23時半頃
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― 仮面舞踏会 ―
[仮面舞踏会が開催されるこの日、ディアス家の館は招待客のみならず、領民たちにも解放される習わしになっている。 普段は静かなこの館も、この日ばかりは賑やかな雰囲気に包まれた。 ホールだけでなく、ダイニングや庭園でも、音楽が演奏され、食事が振る舞われた。
仮面舞踏会の開催にあたって挨拶を求められた当主は、黒革に銀糸で刺繍をあしらったマスクを身につけ、参加者たちの前に立つ。]
みなさま、 どうか楽しんでください。
[ごく短い挨拶に、快哉の声と拍手が広がった。*]
(2) 2021/01/12(Tue) 00時頃
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− 仮面舞踏会 −
[ いつもと変わらず、使用人用の勝手口から中に入る。 セイルズの「仮面」はといえば、普段の眼鏡に常緑樹の小枝を結んだだけの代物だった。 料理長に笑われると、苦笑して、]
いいんだ、わたしは踊りではなく食事が目当てなんだから。 ここも人手が足りないだろう、配膳を手伝うよ。
[ そう言って、出来上がった料理を会場に運んでゆくのだった。*]
(3) 2021/01/12(Tue) 10時頃
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― 仮面舞踏会 ―
[この日、館は朝からどこか浮ついた雰囲気だった。 使用人たちはみな、仮面舞踏会の準備で慌ただしく動いている。 従者はただウィリアムひとりの世話をするためにいるので、準備に駆り出されてはいなかったが、代わりに主のための衣装などは一人で用意していた。]
我が主。 そろそろお着替えを。
[声を掛けて、まずは衣服を脱がせる。 ボタンを一つ一つ外し、肩を落とし、袖を抜く。 衣服を脱がせる時は、いつも丁寧に時間を掛けていた。]
(4) 2021/01/12(Tue) 17時半頃
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[シルクの白いシャツの上に、深い紺色の上着を合わせる。 艶やかな光沢を放つ生地に、要所に銀のラインストーンがあしらわれて、夜空の輝きを思わせた。 肩口には青のマントを留め、上着と同色のキュロットに黒のロングブーツを合わせ、ステッキを持たせればどこかの王族のような雰囲気さえ漂う。
仮面は金属の色をした地にラピスラズリの差し色を入れ、目にも細かなメッシュを填め込んだハーフフェイス。]
用意が調いました。 ご案内する前に、私も着替えてきてよろしいですか。
[主人を待たせての着替えとは、大胆な要望である。*]
(5) 2021/01/12(Tue) 17時半頃
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− 仮面舞踏会 −
[ アリステアの仕事はいつも丁寧だ。 結果だけでなく、過程もまた、相手の心証に関係するとよくわかっているに違いない。
彼が用意したという舞踏会用の衣装も、着せつけられる先から肌に馴染むようだった。]
ステッキはいいアイデアだな。 普段にも使いたい。
(6) 2021/01/12(Tue) 18時頃
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[ すべて整ったと告げられれば、掌で衣装を撫で下ろす。]
色や柄もだが──趣向を先に聞いていいか。
[ 彼の目にはどう映っているのか。 彼自身の言葉で聞きたい。
それがすめば、彼自身の支度の時間を与えよう。*]
(7) 2021/01/12(Tue) 18時頃
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本日のお召し物は、白無地のシャツに、深い紺色を合わせたもの。 銀糸やラインストーンで星々を表しております。 夜空より降りた星の王子、という装いでございます。
星の王子は太陽の光に弱いので、目元まですべて覆うマスクをつけております。
[王族にそうするように、彼の手を恭しく取って指に口付ける。]
では私も、身支度を整えてまいります。
[許しを受ければ一礼し、一度部屋を退いた。]
(8) 2021/01/12(Tue) 18時半頃
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失礼いたします。
[戻ってきたのは暫くの後。 扉を開く音に、常にはない衣擦れの音が続く。]
お待たせいたしました。 では、参りましょうか。
[取った手の上に、さらりと髪が落ちてきて触れた。*]
(9) 2021/01/12(Tue) 18時半頃
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― 仮面舞踏会 ―
[ディアス家の姫の部屋は、それはもう朝から大騒ぎだった。
長い髪を複雑に結い上げるだけでも時間が掛かる。 服もまた、ああでもないこうでもないと侍女に何着も着付けをさせ、さらにはアクセサリーはどれがいいかとまた散々時間を費やして選ぶ。
最終的に身につけたのは、ライムグリーンのドレスだった。 肩口はたっぷりのフリルで飾られ、コルセットでくびれた腰の下から柔らかいスカートがふわりと広がっている。 背中には薄い布と針金で形作った蝶の羽を背負い、小さな錫を手にして、まさに妖精という姿だ。
白いレースのマスクは、大人っぽさを意識したもの。 流行の形にまとめた髪には、銀のティアラも乗せている。 当人的には妖精女王のつもりだ。]
(10) 2021/01/12(Tue) 19時頃
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[お父さまの開催の挨拶を聞いた後、小さな妖精は人々の間を飛び回って、あちらこちらでおしゃべりに花を咲かせる。 会う人会う人みな可愛いと言ってくれるのが嬉しくて、けれども物足りなくて次々と場所を移る。
けれども、誰一人として可愛い以外を言ってくれないので、そのうちすねて庭のベンチに座り込んでいた。*]
(11) 2021/01/12(Tue) 19時頃
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[ アリステアの説明を堪能し、軽く微笑んだ。
仮面の目の部分に嵌った色ガラスを指先でなぞる。 外の光景を見ることのできない目が、相手からも見えないというのは、どこか落ち着く。]
ああ、着替えてくるといい。
仮面をつければ、おまえとおれは対等の立場だ。 そのつもりで相手をしてくれ。
(12) 2021/01/12(Tue) 19時半頃
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[ 女たちほどではないものの、時間をかけて支度を整え、戻ってきたアリステアの気配に振り向く。
布地の多い服を着ているようだ。 重ねた手には、絹糸のような流れを感じた。]
おれを連れにきたのは、美女? それとも野獣か?
[ からかうように言う。 答えをもらわずにおいて、周囲の反応から彼の衣装を想像するのも楽しいだろうかと考えた。*]
(13) 2021/01/12(Tue) 19時半頃
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美女でも野獣でも。 あなたのお望みのままに。
[声音は同じながら、口調は僅かに装いを変える。 対等の立場なればと、距離を縮めるような柔らかな物言いだった。]
まずはどちらに行かれますか? どこへでもお連れしますよ。
[説明しろと要求されないので、自分の服装については口をつぐんでいた。 部屋の外に出れば、賑やかなざわめきが階下より届く。 彼が望む方へと、どこへなりと導くだろう。*]
(14) 2021/01/12(Tue) 22時頃
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[ 仮面舞踏会のルールに則って、アリステアは口調をわずかに変える。 自分にしかわからないようなその変化を、ウィリアムは好ましいと思った。]
我が連れ殿、 まずは宴の主催者に挨拶に行こう。
[ 微笑みを向けて行動予定を伝える。
仮面を被っていたところで、父はすぐ見つけられるはずだ。
アリステアを伴い、ステッキを前方確認に活用しながら部屋を出て歩いてゆく。 その足が、階段の手前で、ほんの少し躊躇するように立ち竦んだ。]
(15) 2021/01/12(Tue) 23時半頃
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[ 昨日、階段を転げ落ちそうになって、助けに入ったアリステアに怪我をさせたのは記憶に新しい。 下手をすればどちらかが首の骨を折って死んでいてもおかしくはなかった。
かといって、従者にエスコートされながら、おどおどと一歩ずつ確かめて下りるような姿を客人たちに晒したくなどない。]
──、
[ 一銭の得にもならない見栄だが、仮面を被っていてもウィリアムは貴族なのだった。*]
(16) 2021/01/12(Tue) 23時半頃
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[主催者に挨拶をと方針を示され、ホールへ向かう。 途中、階段にさしかかったところで、主の歩みが淀んだ。
隣に立ち止まり、様子を窺う。 仮面のせいで表情はわからないが、この階段で起きたことはまだ記憶にも新しい。]
―――腕を組んでいただけますか?
[繋いでいた手を離し、彼の腕に指先を触れさせる。]
(17) 2021/01/13(Wed) 00時頃
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障害物があれば、私が引き留めます。 あなたは普段のように歩いてください。
目をつむって階段を降りるくらい、わけもないでしょう?
[周囲の喧噪に紛れさせて、そっと囁いた。*]
(18) 2021/01/13(Wed) 00時頃
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…すまないな。
[ 腕を組もうと誘うアリステアに、自分の内心が読まれているのは明らかだった。
彼のまとう香りがわかるほど近くに寄り添い、仮面の下で目を閉じる。 やはり怖いことに変わりはなかったが、アリステアを信用して階下へと踏み出す。
そこをクリアすれば、宴の場まではすぐだった。]
礼をしたい ── 何が欲しい。
[ 組んだ手がまだ離れないうちに、訊いてみる。*]
(19) 2021/01/13(Wed) 00時半頃
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[昨日の記憶は、彼の心に傷跡として残っているのだろう。 それを、克己心を発揮して足を踏み出す姿は気高くさえ思う。 組んだ腕から彼の鼓動が伝わって、胸が熱くなるような心地を味わった。
危ない場面もなく、足を踏み外しもせず、階段を降りきる。 再びエスコートの形に戻るより先に、望みを聞かれた。]
あなたの心以外なにも。
[反射的に答えてから一拍ほど置いて、小さく笑みを漏らす。]
(20) 2021/01/13(Wed) 01時半頃
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……いえ。 でしたら舞踏会のあと、私にあなたの時間をください。
[冗談だ、とも言わず曖昧に流し、代わりのように彼の時間を求める。 従者の仕事としての時間ではなく、との意図を込めた。*]
(21) 2021/01/13(Wed) 01時半頃
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[ アリステアの声は、いつもと同じに詩的で柔らかい。 今、答えを口にする彼には、いつも以上の真摯さを感じた。]
…うん
[ 茶化してはいけないし、社交辞令のように気安く受けてもいけないと思うと、かえって十代の頃に戻ったような返事になってしまう。
心音がちょっとうるさい。*]
(22) 2021/01/13(Wed) 08時頃
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ありがとうございます。
[少年のような了承の言葉に礼を告げ、少し強く腕を抱いてから体を離す。 当主の前に行く頃には、普段通りにエスコートしていた。]
本日は舞踏会にお招きいただき、感謝いたします。
[主の挨拶に続いて、軽く膝を曲げて会釈する。**]
(23) 2021/01/13(Wed) 10時頃
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[ 父の声を頼りに、そちらを向いて挨拶をする。 ゆっくりと楽しんでゆくようにと、労りを込めた声で歓迎された。
傍ら、アリステアのいる場所からは淑女のような衣擦れの音がする。 どんな仮面を被っているのだろう。]
仮面の領主様、 我ら二人は、どのようなペアに見えますか?
[ 微笑みながら尋ねてみる。*]
(24) 2021/01/13(Wed) 19時半頃
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[主が当主へ尋ねるのは、多分に興味と遊び心の範疇だろう。 こちらへ顔を向ける当主へ、微笑んでみせる。
あの話の王と妃のようだ、と当主が口にした題名は、王様に恋した黒猫の童話だ。 様々な困難の末、黒猫は人間になって王様と結ばれる。 そんな話だ。
その感想に是も非も言わず、ただ微笑んで会釈する。 当主が主に「それで、どこのご令嬢だ?」と耳打ちするのも聞こえていたが、なにも言わなかった。*]
(25) 2021/01/14(Thu) 00時半頃
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[ 王と妃だとか、令嬢だとか。 父の評価に、声を出して笑う。]
気づかなかったのですか? この方は天馬の曳くチャリオットに乗ってきたのです!
[ 仮面の下の詮索は無用と釘をさして、けれど、正体がバレないうちに、その場を辞する。]
(26) 2021/01/14(Thu) 01時頃
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[ しばらくは、声を殺して笑っていた。 従者の意外な面を知ることができて驚いたと。]
誰もが目をとめる美人に、このままエスコートされているわけにはいかないな。 行って、ダンスの相手を見つけてくるといい。
[ そろそろお守り役から解放してやろう。*]
(27) 2021/01/14(Thu) 01時半頃
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