28 僕等(ぼくら)の
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
ここ、秘密基地ってやつなのかな。 おじゃまします……
けっこう……広いぞ……。ははっ、すげえ! マンガ隠そうかな!
(着信音)
やべっ、母さんだ。
(0) 2023/08/10(Thu) 21時半頃
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義務教育を終えて、高校生になった僕等(ぼくら)は。
就職する事も、アルバイトをする事も、進学する事もできるし。
個々で選択する事も増えて、他者との違いも、自分の輪郭も見えてきて。
自分が何のために生まれて、そして死ぬのか。生きる意味は?
――……そんな事も、考えてみたりして。
これからも色々な選択をしながら、
喜んだり、怒ったり、泣いたり、笑ったり、落ち込んだりして。
模索しながら、未来へ進んで行く。
そんな毎日が、これからもずっと続く様な気がしていたけれど。
そんな日々も、突然、終わりが来ることを知って、
残り少ない選択を迫られる事になったのは、あれ、に出会ったからだ。
(#0) 2023/08/10(Thu) 23時頃
『猛暑日連続×日。昨年を上回り、最多日数更新!』
そんなニュースが流れる、夏の暑い日。
僕等(ぼくら)は、
通っている学校のある都市部から離れ、星がとても綺麗な田舎の村へ、
天文部の合宿で訪れていた。
村の役場へ行くと、
【七星 永(ななせ はるか)】という村の少年を紹介され、
星の観測場所の展望台は勿論、村の様々な場所を案内してもらう。
そして、雲一つなく晴れた、最終日の午後。
僕等は、天体観測のために、小高い丘の上にある展望台へ向かった。
望遠鏡などの観測のための機材や、みんなで遊ぶための花火を持って。
(#1) 2023/08/10(Thu) 23時頃
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[小高い丘の上にある展望台へ向かって、 両手を木々に囲まれた、森の中の舗装された小道を歩く。
手には、花火とバケツ。 男手が足りない様なら、天体観測のための機材運びも手伝って。]
天体観測には少し早い時間かもしれないけど、 展望台から見える夕陽も凄い綺麗だからさ。
夕陽を見ながら、機材セッティングとかして、 終わったら花火をやって、 完全に暗くなったら天体観測、とかで良いんじゃない?
[天体観測については詳しくないし、自分はあくまで案内役なので、具体的なプランは天文部の人に任せるとして。 そんな話をしたり、雑談をしたりしながら歩く。]
(@0) 2023/08/10(Thu) 23時頃
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[やがてたどり着いた展望台は、地面がコンクリートで舗装されており、屋根の付いた休憩所が建っていて。 その先に、眼下に村を一望できる場所がある。]
[目の前に広がる青い空には、茜色が滲み始めていた。**]
(@1) 2023/08/10(Thu) 23時頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/10(Thu) 23時頃
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[誰にも姿が見えない状態にして、永の肩の上に乗っている。**]
(1) 2023/08/11(Fri) 00時半頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 00時半頃
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[夕暮れ差し迫る森の道───。 村の案内役をしてくれるAの後ろを、僕等はまとまりなくついて歩く。 舗装されたばかりの狭い道は時折、蝉やミミズの死骸が落ちていて、女子の誰かは声をあげながら避けて歩いていたかも。
僕はと言えば、そこそこでっかい毛虫なんかを踏みしめようとも特に気にせず、誰かと適当に雑談を交わしていた。]
夏は蠍、冬はオリオン、ってのは知ってる。 オリオンは蠍から逃げ回ってるから、同じ季節に空に昇る事はないんだって? あんまりカッコいい話じゃないよね………。
[空はまだ茜色だけど、蠍座は果たしていつ見えるだろうか。 天文部員の皆はさすがに星の話には詳しくて、掲示板を見て参加した飛び入りの僕も、合宿が最終日を迎える頃にはちょっとだけ知識が増えていた。
………ふと、先頭を歩くAに向かって声を掛けようと顔を上げたが、思いのほか遠かったので、大声は上げず。独り言のように呟いた。]
(2) 2023/08/11(Fri) 01時半頃
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花火──……子供の頃くらいしか、した事ない、かも。
楽しみだな。
[そう呟く横顔は言葉と裏腹に静かな表情をしていたかもしれないけど、ただ夕陽が眩しかっただけで。 僕は本当に、花火も天体観測も、楽しみにしていた。]*
(3) 2023/08/11(Fri) 01時半頃
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[額から頬、顎を伝い落ちる迸りは、足元の濃い影に吸い込まれ一瞬で蒸発した。
じゅわ、て音がしたような。
僕は頭上の蒼を見上げる。 覆い被さる圧は変わらなかった。 去年の夏合宿と。
それどころかーー。
気が狂ったように照る太陽も つんざくような蝉の声も 眩しく背伸びする向日葵も
壁に描かれた子供の落書きも 出迎えるおばさんの低い腰も 雲を目指し突き抜ける展望台も
全て去年のままだった。 全部、全部そのままだった。]
(4) 2023/08/11(Fri) 01時半頃
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[一年を経て、僕は再びやってきた。去年も同じように天文部の合宿が開催された地に。
そして今。 機材を抱えてなだらかな斜面を登っている。
目の前を歩く後ろ姿は部員ではなく、地元の少年だ。
僕に特定して話し掛けてきた言葉ではなさそうだが>>@0 背後から言葉を掛ける。]
暗くなるまで待ってから花火の方が綺麗だけど、遅くなるからね。
(5) 2023/08/11(Fri) 01時半頃
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[スケジュール的に特に問題はないだろう。
彼は案内役を務めている。この合宿、場所が初めての参加者もいるから有難い。
僕は振り向いて、みんなに声を掛けた。]
疲れてる人がいるなら、荷物を持つよ。僕はまだ余裕がある。
[特に女子は気遣うつもりで。 申し出はあるだろうか。]
(6) 2023/08/11(Fri) 01時半頃
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ーー合宿前/職員室にてーー
今年の合宿、そんなに参加人数少ないんですか?
[天文部顧問に呼び出され、今年の合宿の開催が危ういと聞いても、僕は然程動揺はしなかった。
先生は渋い顔をしていたけれど。
長い間ずっと天文部顧問をしている身としては、部員が減ってしまったのはどうしようもないが、毎年欠かさず行っていた合宿まで無くなってしまうとなるといよいよ終わりを意識してしまうのだろう。
部員の減少の原因は何故だろう。
今年の春に卒業した学年に部員が多かったのが事実として1つ。 天文部なんて今流行りじゃないのが予測として1つ。
理由まだある?]
(7) 2023/08/11(Fri) 01時半頃
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[合宿の場所は、去年と同じ宿泊施設と展望台を予定していると先生は話す。
僕の顔は一瞬曇った。
合宿がないならば、ないで。 あの場所を僕が二度と訪れることがないだけだ。 それでもいいと考えていたのだがーー。]
『掲示板で天文部員以外も参加募集をしてみようとは思っているんだ。
お前も友達がいるなら誘ったりしてくれないか?』
[先生の中ではもう僕の参加は決まったものになっているようで。
曖昧に返事を返して目線を漂わせていると。]
『匡がいないから寂しいのか?
気持ちはわかるが、お前だってもう2年だ。しっかりしなくちゃいけない歳だぞ。』
(8) 2023/08/11(Fri) 01時半頃
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[匡とは一歳上の兄の名前だ。つまり在学していれば3年である。
去年の合宿には、僕は兄と共に参加している。
ただ、兄は今年の春から海外に留学しているので、そもそも日本にいないのだ。
ーー兄がいないのが寂しい?
確かにそんな気持ちもあるが、僕が参加を躊躇っているのはーー。]
……わかりました。 参加します。
(9) 2023/08/11(Fri) 01時半頃
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[苦慮の後に僕はそう答えた。頼まれ事を断るのは苦手だから。
大体、行きたくなければ天文部を辞めたら良かったのだ。 兄だっていないのだし。
こうなることが予測出来なかったわけではない。
職員室を後にすると、僕は廊下を歩きながら去年訪れた展望台の事を思い出していた。
あの場所をまた訪れ、僕はどんな気持ちになるのだろう。
ーー忘れようにも忘れられない夏が、僕にはある。
窓の外から校庭を眺めると、グラウンドで野球部が練習をしている。汗をかき、声を張り上げる姿に胸が苦しくなり、僕はすぐ目を逸らした。
まだ暑さは本格的ではないが、合宿の時はきっと、真夏の灼熱が訪れるだろう。
去年と同じように。]**
(10) 2023/08/11(Fri) 01時半頃
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っとと、ちょい待ってくれよ〜! こっちは歩き慣れてないんだって!
[前を行く案内人の少年に、康生は笑いながら声を上げた。良く言えば天真爛漫、悪く言えば遠慮とは無縁の性格をしている。気遣って声を掛けるのをやめた少年の呟きに気付けば、謝るどころか話に食い付いた。]
マジで!? そんな長いこと花火やってねぇの? 俺は去年ぶり! めっちゃ綺麗で感動してさ〜! 今年もできるなんて嬉しいよな! きっと天道も気に入ると思うぜ〜。
[体力が然程ある方でもないのに「俺持つって」等と言い、自ら多めに荷物を抱えたせいもあるのだろう。実際に歩みが遅れている。テンション高く喋るものだから、余計に体力が削られている事に、康生本人は気付いていない様だ。]
(11) 2023/08/11(Fri) 02時頃
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[目的地は、去年も行った場所だ。仮に見失ったとしても、道に迷う心配は少なくはあるが……実際に遅れ始めていたものだから、気遣いの声を掛けられたのだろう。康生は、少し迷ってから口を開いた。]
ん〜……ワリ、恵一。一個だけ持ってくんない? いや〜、去年よか体力付いたし、こんくらいイケると思ったんだけどなー。
[そう言って、望遠鏡の三脚部分だけが入った袋を差し出した。本体の入った方は、まだ自分で抱えて行くつもりらしい。汗だくの身体、上がる息とは裏腹に、康生は今が楽しくて仕方がないと言う様な笑顔を浮かべていた。*]
(12) 2023/08/11(Fri) 02時頃
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[背後からかかる声>>5に振り向いて。]
それはそうだよね。明るいとあんま見えないし。 始めるタイミングとかは任せるよ。
[恵一にそう返していると、更に後ろの方から、 待って>>11と笑いながらの声が届いて、くすりと笑い。]
ごめんごめん。 日が沈み始めると、空の色はどんどん変わっていくし、 見られるのは短い時間だから、ちょっと気が急いてたのかも?
[『マジックアワー』と呼ばれる、空の色が刻々と変化し、 美しい色に染まる時間帯。 太陽が沈み、夜が訪れる前、目まぐるしく変化し煌めく時間。 それが、もう間もなく訪れる。]
[それはきっと、 僕の、僕等の、待ち受けている運命の様でもあるのかもしれないと思う。]
(@2) 2023/08/11(Fri) 03時半頃
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[小さく落とされた呟き>>2は、距離が離れていて届かなかったけれど。 元気な柊木の声>>11が、その内容を教えてくれる。]
……そっか。
[小さく呟くと、少し眉を下げて、口元に笑みを浮かべた。]
[恵一が振り向いて、みんなを気遣って声をかける>>6と、柊木が荷物を差し出す。 汗だくで息も上がっているけれど、その顔はとても楽しそうで。] [他にも荷物が重そうな人が居れば、代わりに持って。 少し速度を落として、再び歩き始めた。**]
(@3) 2023/08/11(Fri) 04時頃
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[くすりと笑う声>>@2に、康生もまたからりと笑い返した。]
確かに! 夏って日が長いけど、沈み始めてから暗くなるまでの時間って、多分そんな変わんないもんな〜。 相対的に短く感じるまであるかも?
[手の甲で汗を拭うついでに、空を見上げる。視界に広がる空には、まだ青い部分が多い。ただ、僅かながら黄色味を増してはいる。うかうかしてると、本当に沈み始めてしまいかねない。時間はどう足掻こうと、止める事も巻き戻す事も叶わないのだから。例えその事実を、この場の学生達が誰一人自覚出来なかったとしても──。]
(13) 2023/08/11(Fri) 04時頃
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[荷物を預けたなら、負担も減ったはずだ。遅れを取り戻そうとするかの様に、康生は足を少し早めた。今の位置は恐らく、しんがりに近い。自分より後ろに誰か居るのなら、それこそ置いて行ってしまう可能性があると考えたのだろう。天文部員だけでなく、一般参加の学生も数名居る筈だ。念の為、人数を確認しながら一度振り返った。*]
(14) 2023/08/11(Fri) 04時頃
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[みんなからは姿が見えない様にしたまま、永の肩の上を離れると、 身体を宙に浮かせて移動して、みんなの様子を眺めたり。**]
(15) 2023/08/11(Fri) 05時頃
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―― 数日前:食堂ミーティング ――
―――というわけで、スケジュールは書いた通り。 おやつ予算は、女将さんたちの用意してくれてる 美味い食事が腹に入らなくならない程度で無制限。 持ち込んだ分で足りないなら、近くで調達するもよし。
……言うてコンビニは車の距離かもしれないけどな。 個人商店はあると聞いたから、ま、不便はないだろ。 なお、バナナはおやつに入る。
[ホワイトボードにマーカーを走らせる。 一介の教師らしく板書に慣れた手は淀みなく動き 合宿所での注意事項や日程を白に羅列した。]
基本的には、顧問先生も俺も口は出さないし 部長を中心に、参加したみんなに任せるつもりでいる。 観測、交流、打ち上げ、…好きなように。
(@4) 2023/08/11(Fri) 05時頃
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俺は君らを子ども扱いはしない。
とはいえ、一応、部活合宿は学校活動の一環だからな。 はしゃぐのは一向に構わないが、危ないことはするなよ。 もし羽目を外しすぎたら、通例に則って反省文提出。 1枚1000文字。 万一、困ったことがあったら俺か顧問先生へ。 ――で、いいですかね?
[と、一旦言葉を切り、食堂の一角へ視線を遣る。 生徒らから離れて座り、茶を啜っていた顧問から 問題なしの意で頷きが返るのを見てマーカーを置いた。]
(@5) 2023/08/11(Fri) 05時頃
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じゃ、 後は任せたぜ部長。 今年は部員以外も参加してくれていることだし、 軽く自己紹介なんかもしたらいいんじゃないか。
[合宿所に設けられた食堂で、このように 簡単なミーティングを行ったのが初日のこと。 恐らくは、特段大きな問題も起きずに、 あっという間の最終日を迎えている。]
(@6) 2023/08/11(Fri) 05時頃
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[加賀 周。 3年A組担任、現代文教師。 今年は3年生の担任受け持ちとなってしまったところに、 学年副主任、教科副主任などの微妙な肩書が増えた。 中堅どころに片脚突っ込むと、 こうして雑務が多くなるのが悩み処だ。
校舎内を何かと忙しく駆け回っているから、 顔だけは広くなる一方、準備室に来ても何時も居ないと 生徒から苦言を呈されることもしばしばある。
天文部の副顧問の肩書を得たのは今年からだ。 学生時代に同じような部活動に所属していたことを 教員同士の雑談の中で口にしたことで白羽の矢が立ち 昨年・一昨年もオファーは受けていたのだが。 生憎、己はそう天体に精通する訳ではないからと断り続けて。]
(@7) 2023/08/11(Fri) 05時頃
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[だというのに、今年になって引き受けたのは 体力的に厳しくなってきた、人数も減ってしまったと 正顧問の寂しげな言葉への同情だったかもしれないし。 或いは、ただの気まぐれであったかもしれないし。
多忙のうちに置き去りにしてきた青春の破片を 生徒たちの煌きの中に見出すのも 悪くないと考えたからだった、かもしれない。]
[10年前、彼らと同じ年頃だった己は。 空を眺めるのを好んだ。
屋上の片隅で、澄み渡った青い空を。 河岸に腰かけ、漆黒に散らばる無数の白を。 ただただ、時を忘れて。]
(@8) 2023/08/11(Fri) 05時頃
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―― 最終日:展望台 ――
[そうして、最終日の今日。 丘の展望台に設けられた小さな喫煙所から 坂道を上る生徒たちを悠々と、愉し気に見降ろしている。 時々、片手上げて合図を送りながら。
望遠鏡をはじめとする機材は相応に重い。 運び入れにはなかなか苦心しそうだが 今年はそれなりに男手があるのだ、 頼まれなければ己は手を出すまい。
少しずつ近づく影たちとともに、 明るくはしゃぐ声も近づくのだろう。 なによりだなと笑みを深め、煙を吐いた。 **]
(@9) 2023/08/11(Fri) 05時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 05時半頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 06時頃
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ーー回想ーー
ーー天体に興味などなかった。
(16) 2023/08/11(Fri) 07時頃
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[去年の高校入学時、僕は部活の選択に悩んでいた。
中学までは馬鹿みたいに野球に打ち込んでいたから、あのままなら迷わず野球部を選んだのだがーー。]
『俺のいる天文部に来ないか、彰。』
[身体の弱い兄は僕とは違い大人しい性格で、ずっと天文部に所属していた。
星なんて興味ない、僕は違うスポーツをやるんだ、たとえばサッカーならーー。
しかし、結局兄が在籍する天文部を選んだ。
繰り返すが、僕は星なんかに興味はない。
なのにまだ。
もう兄もいない天文部に居続け、こうして去年参加した合宿までまた来ているのは。
先生に来いと言われただけでは、なかった。]
(17) 2023/08/11(Fri) 07時頃
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ーー現在ーー [掲示板の募集等で部員以外が来るのか?そう高を括っていたのだが、酔狂がいるものだ。
縁士は僕と同学年だが去年からクラスが一緒になったことがない為、この合宿まで余り交流したことはなかった。
話して感じた印象はーー真面目? こんな数日で彼の何がわかると言えばそれまでだが。
兄に誘われたから入部した僕なんかよりずっと天体に興味があるし。>>2
何故天文部に入部しなかったんだろう。そう言えば、彼は何部なんだろう。
脳内をそんな想いが過る。]
(18) 2023/08/11(Fri) 07時頃
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[縁士と康生が花火について愉しそうに話している。>>3>>11
僕は歩みを止めてツッコミを入れた。]
そういやコウ、花火の時めちゃくちゃテンション高かったなーー去年。
僕は花火より眼をキラキラさせてるお前のが印象深いよ。
でもあんまりはしゃぎすぎて火の扱い間違えるなよ?
縁士は大丈夫そうだけど。
(19) 2023/08/11(Fri) 07時頃
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[康生は天文部員で、去年一緒に合宿に参加した。 彼とは学年、クラスも同じだから親しい友達だーーと、僕は思っている。
だからコウ、とあだ名で呼んでいるわけだ。
そんな康生は、続く僕の呼び掛けに甘えて来た。>>12
こういう素直さは彼がみんなから好かれる所以だろう。 そう、僕とは違う。]
いいよ。それだけで大丈夫?
僕は手を差し出して彼の荷物を受け取り、一度右肩に掛けようとして、止まる。]
ーー…。
[すぐに左肩にかけ直した。軽いもの以外は左に持つ。
中学はずっと野球をやっていたし、体力には自信があった。左だけしか使わずとも、このぐらい楽勝だ。]
(20) 2023/08/11(Fri) 07時頃
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[そんな風にしつつ、前方にいる永の背中に軽く頷いた。見えるわけではないが、特に返事を求める風でもない答えだったから。>>@2
そろそろ目的地が見えてくる。
生い茂る木々が減り、開けた場所に出れば雄大に広がる田舎特有の空が僕らを再び出迎えるだろう。
溶け落ちる蒼と、受け入れる橙の比率は刻々変化している。 >>@2>>13
女子はロマンチックに感じたりする光景だろうか。]
急がなくていいよ。 転ばないように歩いて。
[僕はそう後ろを歩くメンバーに声を掛けた。康生と同様に>>14]
(21) 2023/08/11(Fri) 07時頃
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[副顧問の加賀先生がしんがりを務めるなり荷物を持ってくれたら良かったのだが、彼は目的地にて悠然と僕らを待っている。>>@9
生徒の自主性を重んじる方針のようだ。
歳はいくつなんだろうか。 僕は知らない。見た目は若く見えるが。
どこか兄に似たタイプにーー僕は感じている。]*
(22) 2023/08/11(Fri) 07時頃
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"私も合宿参加したかったな"なんて、そんな本音は言っちゃいけないんだろう。 今年は母さんの十三回忌があった。 それにはお父さんやお寺さんの都合が一番優先されるし、合宿の日程が決まった方が後だったから、私はどうしても参加できなかった。 夏休みに学校の制服に袖を通して向かう、あまり馴染みのないお寺の空間。 前に来たのはまだ小学生の頃だっけ。 あの時は普段とは違う真っ黒な服だったから特別な気がしたけど、制服で来るとなんだか日常の延長線上みたいでちょっと複雑な気がした。*
(23) 2023/08/11(Fri) 07時頃
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─合宿前・部室にて─
「あー、私も合宿参加したかったなあ…。」
だからその本音は部室でだけ放たれていた。 ちゃんと部員には不参加の理由は伝えた上で、でも行きたいんだとアピールするみたいに。 実際行きたい。みんなで夜空を見上げる事なんて滅多にない事だから。 だけどお母さんも、お母さんを亡くしたお父さんも蔑ろにできるはずもない。 だからその本音だって、ほんの小さな呟きだった。*
(24) 2023/08/11(Fri) 07時頃
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ーー合宿前/部室ーー
[その時の僕は椅子に腰掛けて、天文とはまるで関係ない推理小説を膝に載せ、頁を捲っていた。
珊瑚の呟きを耳にしたのは偶然>>24。僕に話し掛けたわけじゃないだろう。が、僕は本から顔を上げる。]
……仕方ないよね、家の事情なら。
[僕のように顧問から強いられ参加する者もいれば、彼女のように事情で来られない者もいる。
世の中の皮肉。]
珊瑚は、合宿何が楽しみだったの?
[この質問はある種、僕が合宿にわくわくしていないのが透けるものだったかも。
僕は彼女の端正な横顔を眺めている。]*
(25) 2023/08/11(Fri) 07時半頃
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─合宿前・部室にて─
「みんなで夜に集まって空を見上げることかな? あっ、花火とかも楽しかったよ。」
>>25部室にいた恵一くんからの質問に、私はパッと振り向いて笑顔を見せた。 恵一くんと柊木くんは今年は別クラス。 去年は確かみんな合宿に参加していた筈で、花火とかもみんな楽しんでいた筈。 そうそう、あの時は乾先輩もいたんだった。 >>9今は海外留学中の、乾匡先輩。 先輩がいたから恵一くんのことは下の名前で呼んでいたけど、だからか彼も私のことを下の名前で呼ぶ。 部活内での兄弟はどんな感じだったかな。 不仲では無いと思ってるんだけど。
(26) 2023/08/11(Fri) 07時半頃
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「ほら、うち父子家庭だからさ。 父一人子一人だから余計に夜に出歩くなんて お父さん心配しすぎちゃうんだもん。 気持ちはわからなくないから強く言えないし。 でもそんな恵一くんは合宿楽しみじゃ無いの〜?」
むう、と眉を寄せ少し頬を膨らませて不満そうに問いかける。 うりうりと足先で彼の脚を突っついた。*
(27) 2023/08/11(Fri) 07時半頃
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[康生にとっても、彼──乾恵一は親しい友人だ。部活に学年、クラスまで同じなのだから、仲良くなるのは自然な事だった。先程は彼の事を「恵一」と呼んだが、あだ名で「ケイ」と呼ぶ事の方が多いくらいだ。どうやら、何かを頼む時や改まった場では「恵一」、気安く呼ぶ時は「ケイ」と、康生なりに使い分けているらしい。きちっと線引きされている訳ではないから、本人にしかその違いは解らない。]
[そんな彼が話に加わった>>19事で、康生のテンションはまた一段上がった。去年の花火について、より鮮明に思い出したからという理由もありそうだが。]
だってさ、あんなに綺麗で楽しかったの初めてだったし! ケイだって楽しかっただろー? 花火!
[火の扱いについて言及されると、「ぐぅ」と言葉を詰まらせた。]
(28) 2023/08/11(Fri) 08時頃
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も、もう間違えねーし! 束ねて持つのも、覗き込むのもダメ! 去年言われたこと、ちゃんと覚えてるってば!
[去年の康生は、花火に見惚れるあまり覗き込みそうになったり、「一度に火ぃ点けたらもっと綺麗なんじゃね?!」と束ねた花火に点火を試みたりと、まるで子供の様なはしゃぎ方をしていた(実際、子供ではある訳だが)ただ、純粋に知識が無かったのと、はしゃぎ過ぎていたのが原因だ。悪気あっての行動ではなかったから、落ち着いてからきちんと反省した。だからこそ、一年経った今も、注意された内容を覚えているのだ。]
(29) 2023/08/11(Fri) 08時頃
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サンキュ、助かるぅ〜! や〜、残りはちゃんと持ってくよ。 ちょいキツいくらいの方が、鍛えられるって言うし! ケイは細いのに力強いってか、体力あるよなぁ。 俺だったら、そんな片方にばっか掛けてたら絶対よろけるもん!
[自分で言い出して持った荷物を、意地を張る事無く人に預けるのは、中々できる事ではないだろう。男であるなら、尚更に。気にしない程に康生が素直なのか、体力的に厳しい自覚があったのか、それとも甘えさせてくれる彼との関係>>20故の事か。もしかしたら、全てがあっての事かも知れない。]
あ! カガセン見えた! ってことは、あともうちょいだな! お〜い! 待ってろよー、今行くからな〜!
[振り返り、後続が居れば「そうそう、焦らず行こうぜ!」なんて声を掛けただろう。その視線を前に戻せば、悠然と待つ副顧問の先生の姿が見えた>>@9。紫煙をくゆらせる彼に、荷物を預けた事で空いた片腕をブンブンと振り、声を張る。体力自体は無いのに、振る舞いだけは元気だ。テンションが上がっているのだろう。後でへばらないと良いが。*]
(30) 2023/08/11(Fri) 08時頃
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─回想・去年の合宿の花火─
去年の合宿では、花火が盛り上がってたなあ。 特に柊木くんがはしゃいじゃってたんだよね。色々危ないやり方をしては、先輩たちや先生に叱られたり注意されたりしてた記憶がある。 私はそれを遠巻きに見て、あはは、あぶないよ〜って笑ってた。 手持ちでシューッと勢いよく光が散る花火も素敵だけど、私は普通に楽しんでたよ。 線香花火をどれだけ長く保たせる事が出来るか、を女の先輩たちと地味に競ってたりね。 あ、でもね、ちょっとだけ被害を被ったのも覚えてる。
「ゲホッ!? ケホケホッ、 ちょ、まって、風上やめ…ゲホゲホッ!!!」
>>29花火を纏めて、そこに火をつけると煙も凄くて、たまたま風向きがこっちが風下になって煙のせいで激しく咽せたんだった。 咽せながら風上に避難して、そのまま戦線離脱したちょっぴり苦い思い出。*
(31) 2023/08/11(Fri) 08時半頃
|
|
─合宿前・部室─
…………。
[その呟き>>24が漏れた時、康生は珍しく黙り込んだ。]
[……と言うよりは、落ち込んだ様にさえ見えたかもしれない。我が事の様に眉を下げ、しゅんとした様子になったのだから。]
[法事に、片親。いつも大体明るい康生だが、その話題には康生を黙らせるに足る理由があった。康生は、学校で家族の話を殆どしない。話したくない訳ではなくて、どう説明して良いか分からないというのが正確な所だろう。家を行き来する様な友人であれば、戸建てに住んでいる事と、一人っ子である事、康生に面差しの似た母親が健在な事は見知っている可能性がある。 ……逆に言えば、それ以上の情報が無い訳だが。]
[望遠鏡を磨いていた手はいつしか止まり、胸元に当てられていた。考え事をする時の、いつもの仕草だ。これをすると落ち着くのだろうか。憂いを帯びていた表情と思考は徐々に調子を取り戻し、去年の思い出へと移って行った。]
(32) 2023/08/11(Fri) 09時半頃
|
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……あん時はほんとゴメンな、瑠璃川。 俺、はしゃぎ過ぎて周り見えなくなってたし、風上に立っちまったらどうしたらいいのかも知らなくて。 迷惑掛けちゃったよな。
[高校生にもなって、花火をした事が無い人間の方が珍しいだろう。だから、幼児に対して教える様な花火の取り扱い方の説明なんて、事前には無かった。その結果、康生は見事に「花火でやってはいけない事」を片っ端からやってしまったのだ。]
[花火自体は綺麗だったし、思い切り楽しませてもらったけれど、康生にとっても、若干の苦い記憶ではあるだろう。「今年こそは正しく楽しむ」と心に誓った所で、一緒に参加する事は叶わないのだから。**]
(33) 2023/08/11(Fri) 09時半頃
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ーー合宿前/部室ーー
でも望遠鏡を覗き込む時は、視界は独りずつ、だよね。
みんなで見上げる夜空ーーという事?>>26
花火は、うん。コウが今年もまた盛り上げるだろうからーー きっと愉しくなるだろうね。
[それは当たり前かもしれないのに僕は質問した。 溢れるような彼女の笑みに向けて。
そう。去年僕は兄と共に合宿に参加した。 兄は厳しい時は厳しいが、優しさもあるメリハリある性格。 僕は普通に兄に甘える事もあった。
ただ、それは合宿最終日までの、ことだ。 以来僕らはーー。]
(34) 2023/08/11(Fri) 09時半頃
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お父さんは珊瑚が大事だから心配なんだろうね。 言わない珊瑚は、優しいと思うよ。
うちの両親は男の子二人ってのもあるから、そういうのないけど。
[実家は小さな洋食レストランを営んでいる。名前は『どんぐり亭』。学校の近くにある。
彼女は父親と来たことがあったりするだろうか。]
……そんなこと、ないよ。 ーーいや。>>27
[コツンと僕の脚に触れたのは彼女の爪先か。 僕は眼をぱちりとさせ、破顔する。
康生も珊瑚も、明るくて屈託なくて。
まるで澄みきった青空のようで。 眩しい。眩しすぎる。]
(35) 2023/08/11(Fri) 09時半頃
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ーー珊瑚が来れないからだよ。 だから、そんなに楽しみじゃないんだ。
[それは半分は本当で、半分はーー嘘。 僕は眼を細めて、彼女の輝きに応えた。]*
(36) 2023/08/11(Fri) 09時半頃
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ーー現在ーー
勿論楽しかった。>>28
コウが束ねて持った沢山の花火を覗き込んで、危うく前髪を焦がしそうになったのが一番。 >>29 でもほんと、今年はコウにめって注意をしてくれた>>29兄さんもいないしーー去年いた元三年生の先輩たちもいないから…ね。
気をつけて。 独りの身体じゃないんだよ。
[勿論今年の合宿には、去年二年生だったメンバーが三年生になり参加している。
ただ、この兄と同じ学年(現三年生)の部員は人数が少なく。 旧三年生の卒業で部員が大量に減ったのだ。
独りの身体ではない、は親友的な同性に使うには変な言い回しだが、僕は気付かない。]
(37) 2023/08/11(Fri) 10時頃
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うん。僕は中学までは野球やってたからね。 体力は割りと。>>30
ーーコウ、身体鍛えたいの? なら僕と後でトレーニングする? じっくりしごくよ。
[クスクス笑う。 本当に、いつも彼の快活さには癒される。
加賀先生を見つけて激しく手を振る様子も彼らしい。]
カガセンは漂流して助けを求めてる訳じゃないから、急がなくて大丈夫だよ。>>30
[まるで救助に向かうみたいな彼の言葉にまた、僕はにやけてしまう。いつも彼はこうして、僕を笑顔にするのだ。]
(38) 2023/08/11(Fri) 10時頃
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ーーコウ。ほら。
[僕の右手は空いている。重たい荷物を担ぐのはあれだが、彼の手を握り、一緒に歩くぐらいは可能だ。
後ろを振り向き、彼に右手を差し出す。
少しはへばりそうな彼を助けられるだろうか。]*
(39) 2023/08/11(Fri) 10時頃
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─合宿前・部室にて─
「ん?いーっていーって! 楽しかったからだろうし若気の至り? アホな事はやってみたくなるもんね。」
>>33柊木くんに謝られてしまったけど、私は全く気にしてなかった。 だからパッと笑顔になって片手を振る。 アホな事と一刀両断はしてしまうけどね。 はしゃいで馬鹿なことをするなんて多分若者の特権なのだ。 柊木くんが小さな頃に花火をやった事がない、は多分知らないこと。本人に言われたりしなければ。 柊木くんは明るくて親しみやすい男子だ。 >>32だけど法事の話をしたときに見せた顔は、参加者が減ったからなのかなんだかシュンとした、悲しげな子犬みたいな顔。 確かにここまで参加者とか部員とか減るとか思ってなかったしね。気持ちはわかる。
(40) 2023/08/11(Fri) 10時頃
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「今年はみんなで楽しんでね。 花火もさ、適度に楽しく。 火と煙に気をつけて水バケツは必ず近くに。」
なんて、笑顔だけど真面目なトーンで伝えておいた。 多分今年は正しく楽しめる筈だもの。 私も来年はね、ちゃんと参加できるから。
(41) 2023/08/11(Fri) 10時頃
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「視界は一つでも、綺麗なのを見つけたときに 他の人に教えたり、教えて貰ったり。 それで覗かせてもらうことも楽しいし、 その前にあの星座はー、ってみんなで上向いて 指差しながら確認するのも楽しいかな。」
>>34確かに夜空の楽しみ方は人それぞれだから、と私は恵一くんの質問にもサラリと答える。 わいわいやりながら見上げる空気。これは一人では味わえないものだから。 でも、合宿最終日に乾先輩と恵一くんの間に何かあったのかな。 私は、今のところそれを知らない…はず。 だからこうして、先輩と彼の仲を何も疑問には思ってないのだから。
(42) 2023/08/11(Fri) 10時頃
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>>35そう言えば乾兄弟の実家は『どんぐり亭』という小さな洋食レストラン。 小さい頃はしょっちゅう行ってたし、誕生日にはここでいつものに加えてデザートを頼める特別な日だった。 お父さん忙しくて家事が疎かになってたからね。 だけど、段々私が家事を担うようになってからは通う回数が少なくなっていった。 洋服だって自分で洗濯して綺麗にできるし、料理も今では一般的なものは普通にできる。 でも、どんぐり亭のオムライスとミルクレープは今でも大好きで、誕生日の日にはそこでお祝いしているんだ。 だからといって、乾兄弟と幼馴染なのかと言われたら違うと思う。 お父さんは人に頼る事が苦手だったし、私はそんなお父さんを助けようと努力してきたから。主に家事を、ね。
(43) 2023/08/11(Fri) 10時頃
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それにしても、恵一くんよ。 >>35>>36笑顔でそういう事言うと、私は心配になる。
「そうだよね、今年、私手伝えないからさぁ…。 ご飯関係、大丈夫だよね、恵一くんいるし。 そんなに私の美味しいご飯が恋しいですか…。」
去年は自炊もあったけど、誰だったかなお米を洗剤で洗おうとした人。 手を切りかねなかった人。 それとも今年は自炊は無くなってたのかな。 せっかくだからって合宿の時に持っていった焼き菓子は概ね好評だったし、自炊した時は今まで培ってきた家事スキルが大いに役立った。 今年は部活外の人も参加すると聞いてるけど、そのあたりどうなんだろう。 私は大真面目に腕組みしながら唸ってしまった。*
(44) 2023/08/11(Fri) 10時頃
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ーー合宿前/部室ーー
[部室には康生の姿もあった。ただ、彼は望遠鏡を覗き込んでいたから、会話に参加する様子ではないと僕は思ったがーー] >>32
[康生から珊瑚への丁寧な謝罪、神妙な面持ちに驚く。>>33
二人が花火の話をする間、僕は黙って見守っていただろう。]*
(45) 2023/08/11(Fri) 10時半頃
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確かに。
[相対的に短く感じるまである、と言う柊木>>13に同じ様に返して、くすりと笑う。]
[恵一と親し気に、楽し気に話す様子を微笑ましく眺めながら、亡くした友人の事を、在りし日の自分達の姿を想う。 本当はそこにもう一人>>24、女生徒の姿があるはずだった事は知る由もないけれど。]
(@10) 2023/08/11(Fri) 11時頃
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──展望台に向かう途中──
[花火は子供の頃以来かも、という話をすると、直ぐ傍を歩いていた柊木に食いつかれて。 テンションの高さには動じないまま頷く。
柊木と乾との会話>>29を聞きつつ、ぼそぼそと返した。]
>>19 うん。 花火は束ねて持つと楽しいんだってことだけ分かったよ。
[柊木が花火振り回すところ楽しみにしてるね、まで言うと叱られたかツッコまれたかもしれない。 みんなが笑っていれば、僕も合わせて笑う。
………やがて加賀先生の姿が見えて、足早になる柊木に釣られるようにして、展望台の喫煙所まで駆け上がった。]*
(46) 2023/08/11(Fri) 11時頃
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[目的地に着くと、副顧問の先生が悠然と紫煙をくゆらせながら、生徒達の到着を待っていた。>>@9
天文部の面々は、機材のセッティングなんかを始めるだろうか。 知識が無いのに無闇に触れて壊してもいけないので、 手伝いが必要な場面が無ければ、基本的には手は出さないつもりだけれど。]
[ふと、近くに居る先生に声をかけてみる。]
普通、天文部の顧問って、 地学の先生とかがなりそうな気がしますけど。 ……先生も、星とか好きなんですか?
[顧問と言っても副顧問と聞いているから、顧問はやはり地学教師だろうかとも内心に思いつつ。]
まぁ、全然興味ない部活の顧問になる事もあると思いますけど。 僕の部活の顧問も、名前だけの顧問でしたし。
[普段一人称は『俺』だけど、先生に話しかけるので『僕』にして、そう言うと。くすりと笑った。**]
(@11) 2023/08/11(Fri) 11時頃
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─回想・テスト後の教室─
私はどちらかと言えば実技タイプである。 どちらかと、で言えばであって、体育は普通、音楽も普通。ちょっと良いのは英語くらいで、それもリスニングとかのコミュニケーション系に振り切っている。 英語が得意なのはお母さんとの思い出と経験からによるものが大きくて、英語に忌避感は無いのだけど…。
英語以外の5教科の酷さと言ったら、無い。 数学の平均点が低めだったからと言って、補修ギリギリの赤点回避だ。 現代文も酷い。ごめんね加賀先生。だからと言って古典が良いわけでも無いから許して。 数学もひどいんだけど…私の顔は暗くは無い。むしろ。
「んあ〜っ、テスト終わっちゃったなあ…。 また放課後まで授業あるのマジ…?」
決して悲観せず、そんなことをぼやいてたのでした。 だってテスト期間って、早く帰って好きなことできるサービスタイムでしょう?*
(47) 2023/08/11(Fri) 11時半頃
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──合宿前のとある日/天文部部室前──
[それは募集受付最終日だっただろうか。とにかくギリギリのタイミングだった。 天文部の部室を見つけて、ノックをしてから扉を開け、ぺこりと頭を下げる。]
───すみません。夏合宿の一般参加枠、まだ空いてれば参加したいと思って……。
[部室の中には数人の部員が居ただろうか。 参加者向けの何か用紙があれば、その場で記載をして。
長居はしないが、会話が始まれば最低限答える、くらい。これがほぼ唯一と言える、合宿参加者との事前交流。]*
(48) 2023/08/11(Fri) 11時半頃
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─合宿前のとある日・部室にて─
「ん? あれ、天道くん?」
>>48ノックの音がして視線を向けると、クラスメイトの天道くんがそこに居た。 今までそんなに交流はしてなかったかもしれないけど、クラスメイトだから名前くらい覚えてる。 ぱち、と目を瞬かせてそっちを見たけど。
「え〜!天道くん参加してくれるの?ありがとう! でも良いな〜、私今回不参加なんだよね。 私の分まで楽しんできてね!」
立ち上がって大歓迎の姿勢だけど、同時に良いなあ羨ましいなあってなっちゃう。 参加者向けの用紙を渡して、名前とクラス、連絡先とか書いてもらう。
(49) 2023/08/11(Fri) 11時半頃
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「天体観測興味あったの? 綺麗だよ〜嫌なことあっても忘れられちゃうし みんなでわいわいやってるから寂しくも無いし。 あ、今回は参加しないけど私も連絡先登録して良い?」
参加者が共有するのは良いけど、今回は不参加だしダメかなあ。 でもほら、綺麗な星空とか撮れたら送って欲しい。 ラインとかダメ?と、スマホを取り出して聞いてみた。*
(50) 2023/08/11(Fri) 11時半頃
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>>49…と思ってたけど、クラスメイトでは無かったようです。 ならどうして認識できていたかって、去年のクラスだとか何らか形で認識する機会があったのでしょう。うん。 でも把握してるのは顔と名前だけ。 もしかしたら誰かと間違えている、という失礼な可能性すらあったかもしれないね。
天童くんとかさ!
(51) 2023/08/11(Fri) 11時半頃
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一人になりたかった。 一人になりたくなかった。 だからその場所は都合がよくて 本当は星になんて興味無かった、なんて
薄浅黄の空が淡黄に追われ、茜差して暮色に。
皆の背中や背中で聞く声に追い追われ、 あたし自身の色も変えられて行く様に。 憂いは嬉しへと色を変え、夜空を彩る星を迎える。
―― 今はまあ、そんな事無いかも。 まだそんな詳しくはなれてないんだけどね。
(52) 2023/08/11(Fri) 12時頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 12時頃
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―― 展望台への道 ――
[丘の上に向かう途中。 男の先輩達が花火の話題で盛り上がる。 昨年いなかった自分には情景は伝わらないけど、 和気アイアイと盛り上がる様子からは 楽しかったんだろうなって伝わった。] >>19>>28
あたしも確かにちっちゃい頃以来かも。
あ、はじめまして。えーーー…っと 天道先輩、でしたっけ。 >>3
[耳に入った声に呼応して思い出を振り返り。 もしその呟きに気付かれたなら軽くそう返したかな。]
(53) 2023/08/11(Fri) 12時頃
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あの頃は楽しかったのになー…。
[これは独り言。 誰かに拾われても作り笑いで誤魔化すかも。
1年生で女子だからか重い荷物は持たされてなくて。 代わりに数本の500mlペットボトルが入れられた 小さめのクーラーボックスを肩から掛けていた。 斜め掛けだからラクチン。 …んまあ、 坂道ってそれだけで疲れるから 疲れてないかどうかって聞かれたら どう答えるかわからないけどね。]
(54) 2023/08/11(Fri) 12時頃
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[そうして先輩達が楽しそうにしてるのを 輪に入りながら、或いはちょっと離れてみながら 味わってるうちに展望台へと辿り着いた。 空の色は何の色をしていたかな。 木々の隙間に覗く低い空に一つ星を見付ける。
あれは何の星だろう? それすらわからない程の知識量だけど、 入った当初よりは確実に星に興味が湧いていた。 だからスマホでも取り出して、 四苦八苦しながら調べ始めた。*]
(55) 2023/08/11(Fri) 12時頃
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―― 入部のしおり ――
[中学の頃から特段何かに精を出しもしてなくて。 適当に図書委員でも務めて図書室に入り浸って 当番じゃない日は友達と帰り道の交差点で おしゃべりして時間を潰しててさ。
図書委員だって単に受付業務とか 棚に本を返すだけで、本はたまに読んでみたり 綺麗な図録が付いてるもの目を通すばっかで 読書スキーってワケでも無かった。
まーまー空っぽな生徒でしたとも。 んでも、色の名前とか星の名前とかって 本を眺めるのは好きだったなーって。
だから、高校に入って 『天文学部』って部活に目を付けた。]
(56) 2023/08/11(Fri) 12時半頃
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[部活動紹介だったかクラスの人にだったか、 この部活では天体観測が行われる…つまり、 夜間外出が認められる機会があるらしく。
家にいる時間を減らしたい自分には うってつけだなって
さして詳しくもない星見の会に、 さも興味あります!て感じで入部したのだった。
でも態度って継続できないから、 そこまで興味なかった事はもしかしたら 他の部員や先輩達にはバレてたかもしれないね。 それでも、]
(57) 2023/08/11(Fri) 12時半頃
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[中学の頃の図書委員時の癖よろしくで、 部室に置いてあった雑誌や星についての本を なんとはなしに手に取りはして、眺めて。
めーじつともに、こうして今日の合宿へと ちょっと。…結構。胸躍らせながら 参加するくらいの心境にはなっていたのだった。]
(58) 2023/08/11(Fri) 12時半頃
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[幸いな事に部内には女子の先輩もいて。 男の先輩に囲まれて萎縮する〜なんて目には 遭わないで済んでもおりました。 あ、でも。 男の先輩達も、声掛けて貰えたり 色々教えて貰えた中で、そんな怖くないんだなって 感じられたから、そこまで距離は無いハズ。
ともあれ瑠璃川先輩が合宿に参加できないって 知った時には悲しかったな。 残念そうな顔をしているのを見たなら、>>24 「私も残念です〜…」なんて 部室の適当な席から溢していた事でしょう。*]
(59) 2023/08/11(Fri) 12時半頃
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──合宿前のとある日/天文部部室にて──
[一礼して顔を上げると、いきなり部室内の女子に話しかけられて。>>49 一瞬だけキョトンとした顔をするが、親し気な態度と内容で、すぐに察する。]
──……あ。
多分、縁牙(よすが)……僕の弟と間違えてる。
[双子だから天道は合ってるけど……、と付け加えて、改めて自己紹介をした。]
僕は兄のほうで、天道縁士。 色々あって入部はしてないけど興味だけはあって、一般参加できるなら、と。 ………枠が、あれば。
(60) 2023/08/11(Fri) 13時頃
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[幸いにも枠は余っているようで、用紙に必要事項を記載しながら、落ち着いた声で呟く。]
双子だから、よく間違われるし………気にしないで。
[人違いの誤解は解けたと思うが、 先刻>>50スマホを取り出しかけていた珊瑚さんを思い出し、"LINE、大丈夫。写真も送るね、"と返してアドレス交換をした。
その場にいる他の部員も登録するようなら、流れに任せて。]*
(61) 2023/08/11(Fri) 13時頃
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─女子後輩たちよ!─
女子の部員は大歓迎! やっぱり女の子だもの、女の子が参加してくれると嬉しい。 だから七尾ちゃんを始め、女子の後輩ができたのはすごく嬉しかった。 部室に来てくれた時はニコニコ笑顔でウェルカムして、お手製のおやつを振る舞ったりね。 そう、去年のことは彼女たちは知らないだろうけど、今年に入ってからは嬉々としておやつを持ち込む回数が増えている。 家でおやつ作っても食べきれないことが多いし、みんなが喜んで食べてくれると嬉しくなるからつい。
私も知識としては天体のことあまり知らないのだけど、もし聞かれたら良い本とか星座に関する神話とかは教えてあげられたかな。 そんな風に可愛がっていたから。 >>59残念です、何で声が聞こえたら「本当残念〜!」と、七尾ちゃんに良い子良い子しながら訴えた。
「七尾ちゃん食べたいお菓子ある? 傷まないのなら作ってあげるよ〜!」
なんて主張しながらね。*
(62) 2023/08/11(Fri) 13時頃
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─合宿前のとある日・部室にて─
「ふぁー!? ごめん! えっと、縁士くん? ごめんマジごめーん! えっとね、枠は空いてるよ!」
>>60私痛恨のミスである。確かに縁牙くんとも喋ったことないし、双子の認識がなかったかも。 どこかで見ても「あれ天道くん次あっちの授業なのに」くらいにぼんやり考えて、移動先であれっ居るじゃん、くらいに思ってたから謎が解けた。 双子である! >>61ごめん、と両手を合わせるとあっさり許してくれて良かった。 連絡先も交換できたしね。
(63) 2023/08/11(Fri) 13時半頃
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「改めてよろしくね、私は参加できないんだけど。 もし良かったら来年ならいけるから来年も来てね。」
来年になったらどばっと部員が増えてるなんて思ってないから、軽くそんな希望を伝える。
「あと、夜空だけじゃなくても 綺麗な空の写真撮れたら送ってね。」
そんなお願いことも気安く付け足したりした。*
(64) 2023/08/11(Fri) 13時半頃
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―夏合宿前―
加賀先生ですか。どうしました? 私は…今から生徒会室です。総会の資料作りと、それが終わったら勉強しようかなって。 次の役員選、次期会長にならないかって誘われてて。…はい、今の会長から。
[現国の授業の後、担当の加賀先生>>@6から声をかけられて、振り向いた。 こう見えても国語はとりわけ得意な方だから普段質問をしたりすることもないし、 何の用だろうと思ったのだけど、内容は意外なものだった。]
(65) 2023/08/11(Fri) 13時半頃
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天文部の合宿? 先生天文部の顧問なんかやってたんですか。 ……いえ、私は塾の夏期講習とか生徒会の方で 次の文化祭の準備はありますけど、他に予定は。
数日、天文部の合宿ですか。昔あります。 理科の先生が木星とか反射望遠鏡で見せてくれました。 星見るなら、山とかですか?
……それで、天文部の部員が少ないから…私に?
…………構いませんよ。 その辺はちょうど予定も入ってませんし。 父さんに一言言わないといけませんけど、それ以外は。
(66) 2023/08/11(Fri) 13時半頃
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[部活には特に入っていないし、去年も夏休みの思い出と言って、特にはなかった。塾で講習を受けているうちに、いつの間にか終わっていた気がする。
父さんは厳しい人。地方検察の検事長とかなんとか… 上の方の人だ。娘の私にも同じ道を進んでほしいらしい。私の希望する進路とは…少し違うけれど。]
(67) 2023/08/11(Fri) 13時半頃
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[なのにそんな風に合宿に行くことに決めたのは、合宿先の村が偶然というかお祖母ちゃんの実家の近くで、昔一時期住んでいたこともあったから。 当時は父さんもまだ再婚していなくて、仕事もあったし、色々あってしばらく預けられていたのだ。 お祖母ちゃんが亡くなってから、随分長い間訪れたこともなかったんだけど。
だから、星自体にはそんなに興味はなく…もないけれど、 天文部なら同じクラスの子も確かいたはずだし、全く門外漢って事で残念な思いをする事にもならないかと、末席に参加させてもらう事にしたのだった。]
(68) 2023/08/11(Fri) 13時半頃
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―― 現在軸・展望台への道 ――
[道すがら、近くにいた女子──七尾さん──に話しかけられる。>>53 そう言えば会話を交わした事がなかったかもしれない彼女が"天道先輩"と呼ぶので、1年生なんだなと察しつつ。]
花火大会なんかは、遠目にチラッと見たりしたけど。 手持ち花火する機会なんてあんまりないもんね。
[雑草を踏みしめ歩きながら、そうぼそりと呟くと、 とても小さな、独り言のような声がきこえた。>>54]
"─── あの 頃は 楽しかった のにな … "
[己が呟いたわけでもないのに、
何度も、その言葉を頭の中で反芻した。]
(69) 2023/08/11(Fri) 13時半頃
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あの頃は………楽しかった。
[七尾さんに返事をしたわけでもなく、これもまた独り言のように、ぼそりと呟いた。
やがて展望台に辿り着いて、 男子たちは荷物を降ろして一息つくだろうか。
機材のセッティングを天文部員の誰かが始めれば、Aと同じく>>@11、無闇に触れぬよう基本的に見守った。 Aと加賀先生が話を始める前だか後だかのタイミングで、スマホの画面をAに見せる。]
───これ見て、星空アプリ。 カメラを空にかざすだけで星座が分かるやつ。すごくない?
[縁士と同じく部外者で、星に詳しくないAに向けてこっそり裏技を教えたつもりだったが、おそらくその辺に居た者には筒抜けであっただろう。 こんなアプリ、天文部員的には邪道だろうか………? ともかく、ツッコまれれば軽く笑って往なした。]*
(70) 2023/08/11(Fri) 13時半頃
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―― 展望台への道 ――
[という事でしれっと参加していた合宿もあっという間に最終日になったのだけれど、 少し誤算だったのは、同じクラスの瑠璃川さんが今年は参加しないという事だった。 彼女は同じクラスの女子で、少しは話だってするからいてもらえればいろいろやりやすいかと思っていたのだけど。 まあでも、天道君は参加していたし、誰も知らないという最悪の事態は免れた。と思う。
今は部員達や他の参加者の子達>>3>>19>>28>>53と展望台に向かっている。 少し後の方で会話の輪からは微妙に外れて、景色を眺めながらだけど。 昔とは変わってしまったところもあるけれど、大体は変わらない。
ふと、花火の話題が前から聞こえた。]
花火かぁ。そう言えば自分じゃ全然やってないな。 見るのも最近なかったかも…
[ふとそんな風に呟いた*]
(71) 2023/08/11(Fri) 13時半頃
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―― 丘の上:展望台 ――
[乾弟を中心として、互いに気を配り合っているらしい。 軽くもない荷重の負荷を分け合うようにして 生徒の手から手に荷物が行き来している。]
ほいほい。慌てず来いよー! おーお。 テンション高えな。
[>>30 此方へ向けて呼びかける声は、 田舎の澄んだ空気を伝わって届いていたし、 ブンブンと大きく振られた腕の主もまたよく見えた。 柊木の自由な様を見ていると、どうにも昔 実家で飼っていたわんこのことを思い出してしまう。 16,7の少年と飼い犬を重ね合わせるのが適切かはさておき。]
(@12) 2023/08/11(Fri) 14時頃
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[目印旗役として現地へ行けと顧問に命じられた雑用係は 駆け上がる何人かの足取りを見れば煙草の火を押し消し、 吸い殻の処理を行って展望台の手摺に片肘を付いた。]
全員、おつかれさん。 向こうの広場が景色が良かったぞ。 空も広く切り取れるんじゃないか。
[まずは、器具や荷運びの労いを口にする。 そうして、事前にある程度歩き回って見繕っておいた 天体観測に適していそうな場所を指先で指し示した。 既に道中で七星から案内があっただろうか>>@0>>@1 この地を良く知るらしい少年は、見る限り 来訪者の案内に慣れているように思われた。]
(@13) 2023/08/11(Fri) 14時頃
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[思い思いの場所で双眼鏡を覗き込むのも良いものだ、 部員たちの手で機材のセットが進むのを 離れたところで見守る態で寄りかかっていたが]
ん……? ああ、星は好きだよ。 ただ学術的な興味は持たなかったんで、 七星の言うところの『名前だけ顧問』かもな。
高校位の頃、夜に勝手に外に出て川沿いで 受験ストレスなんかを宥めたりしてた。 まあ、今だって、星空を見れば綺麗だなと思う。 癒される。特に疲れた時なんかは。
[>>@11 ふと向けられた問いには、そう応じる。]
七星は? 詳しい方なのか? 「も」ってことは、こっちの天文部員だったり?
(@14) 2023/08/11(Fri) 14時頃
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ーー合宿前/部室ーー
……そうだね。珊瑚のそういう考え方は素敵だ。>>42
[分かち合う喜びは、野球をしていた経験から知っている。しかし野球に比べると天体観測は、やはりソロ的に感じる僕である。
去年の合宿にて僕と兄の間に何があったか。 それをまだ、僕は誰にも話していないし、誰も知らないだろう。]
[珊瑚は幼い頃から、父親と一緒によく実家のレストランに来てくれていた。>>43
彼女がどんぐり亭名物のミルクレープに舌鼓を打つ姿をよく覚えている。]
『珊瑚ちゃんはお前と同学年だろう? 仲良くしたら。』
(72) 2023/08/11(Fri) 14時頃
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[兄はそんな事を言った。
確かに彼女とは小学校も一緒(中学は僕が男子校に行ったから別々)だから、そう出来たら良かったが。
幼い僕は今より引っ込み思案だったから、女の子と遊んだりは照れてしまうから出来なかっのだ。
よって、近くにはいたのだが、幼馴染みという近しい距離にはならず。
高校が再び同じになり再会した時は、大人びて綺麗になった彼女に僕は驚いたものだ。
ーーそれが、僕と珊瑚。]
(73) 2023/08/11(Fri) 14時頃
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[珊瑚は自身が不参加になることで僕を心配している様子>>44
一瞬何をそんなに案じているのかと思ったが、どうも合宿中の食事について、らしい。
僕はそういう意味で「珊瑚がいない」のにマイナスを感じたわけではないが、訂正するのも、と思って話を合わせた。
腕組みする珊瑚は可愛かったし。]
お米を洗剤で洗おうとしたのは、 去年3年だった雨竜(うりゅう)先輩だね…。 春に卒業してしまったから、 今年はいないけれど。>>44
ーー珊瑚が作ったきてくれた焼き菓子は、美味しかった。 ……恋しいから、また焼いて。 みんなのために。
(74) 2023/08/11(Fri) 14時頃
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[宿泊施設の食事は食堂にて職員のおばさんが作ったり、生徒たちがお手伝いや自炊したり。
去年はそんな感じだった。
大体女子が率先していたが、男子が手伝うことも。
雨竜春音(うりゅうはるね)という2学年上の先輩を、珊瑚が覚えているかは定かではない。
二人は確かに一緒におばちゃんのお手伝いをしていたとは思うが。]*
(75) 2023/08/11(Fri) 14時頃
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ーー合宿前/天文部部室ーー
[七尾 千映という後輩に僕が興味を持ったのは、彼女が僕同様、あまり天体に熱心な興味を持っているように見えなかったからである。>>57
いや、僕と同じは失礼かもしれないが。
彼女の部活志望の理由を僕は知らないのだが、なんとなくーー雰囲気が。
キラキラした瞳で星についてなら幾らでも語る他部員たちとは異なるような。
ある日。 たまたま僕と彼女は部室に二人であった。
部活の日でなくとも、部室でダラダラするのは部員あるあるだ。
彼女が部室にある本や雑誌を手に取る姿が、なんとなく印象に残って。>>58
僕は中学まで野球少年だったが、高校に入ってからの趣味は読書だったりするから、ふと。]
(76) 2023/08/11(Fri) 14時半頃
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七尾さん。 何読んでるの?
[僕はそう声を掛ける。
部室には当然天文関連の本が多いから、当然のようにそれ系か。]*
(77) 2023/08/11(Fri) 14時半頃
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好きなら、名前だけ顧問、って事もないかもですね?
[全く興味がない部の顧問を押し付けられたのではないのなら、と。 加賀先生の返答>>@14に小さく笑って。]
そうですね。確かに。 知識が無くても、綺麗なものは綺麗だと思うし、 それで癒されるのはあるかも。
[詳しい方なのか、と問われると。]
僕は、全く。 部活は弓道部ですよ。
弓道経験がある先生とか、都合良く居ないから、 何も知らないし、興味も無い先生が顧問してますよ。
(@15) 2023/08/11(Fri) 14時半頃
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ーー現在/展望台のある丘ーー
[近づくにつれ、吸っていた煙草を処理する加賀先生の姿がハッキリとしてきた。
暮れ行く空をバックにイケメンが立っている。
その姿に胸がざわつくのは、やはり彼が兄に雰囲気が似ているからだ。そんなの、加賀先生は知りもしないだろうけど。]
……いえ、これは僕らのすべきことですから。 先生はゆっくり一服して頂いて大丈夫ですよ。>>@13
[ちょっと嫌味ぽくなったろうか。 僕は慌てて加賀先生から顔を逸らすと、機材のセッティングを淡々と始める。康生や七尾、手伝ってくれる部員たちも加わるか。
僕は去年からやってるから慣れたものだ。天体観測が好きでなくとも機械的に身体を動かす。]
(78) 2023/08/11(Fri) 14時半頃
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[永と縁士は少し離れて見ている。 何か話し合っているようだ。仲良くなったのかな。]>>@11>>70
すぐ終わるから待っててね。
[縁士の方に顔を向けたが、部員以外向け。真弓も待機メンバーだろうか。]*
(79) 2023/08/11(Fri) 14時半頃
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さあ、どうかな。 役には立たないからな、俺は。
[意図を解したのか、同じように笑みを浮かべる。>>@15 まぁしかし、顧問や副顧問が手取り足取り教えずとも 現代っ子には文明の利器というものがある。 七尾の手元にあるもの>>55や、 天道の“星空アプリ”>>70 ――単純に、便利だ。 誰かに何か聞かれたら己も堂々とカンニングをしよう。 天道は、今年の外部参加の一人だった。 生徒としては知っているが、校内で接触はあったか否か、 いずれにしても、生徒の名と姿は確りと一致している。 何年も教師を務めていれば、否が応でも身に着く技能だ。]
(@16) 2023/08/11(Fri) 15時頃
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―― 瑠璃川先輩 ――
[明るくて綺麗な部の上級生、瑠璃川先輩。 部の見学の時にもフレンドリーで、 入部してからも笑顔で部室に迎えてくれた。
先輩って委縮しがちなんだけど 目線が同じくらいだったのもあったからかな。 すぐに打ち解ける事ができて、それからは 美味しいお菓子を貰ったり部活や星についてや 色んな事を抵抗なく教えて貰えるようになった。 あ、抵抗なくっていうのは こっちの気持ちの話ね。 可愛がってもらえてるのも感じられて、 こっちも大好きって気持ちを返す様になっていた。]
(80) 2023/08/11(Fri) 15時頃
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弓道部? へえ、凛々しいな。 確かに、弓道はなーかなか経験者は揃わなさそうだ。 そっちはまったく門外漢だから、部員たちが 困ることがないかどうかも分からないが。
それはそうと、生徒らの案内助かってるよ。 同じくらいの年で、きっと打ち解けやすかっただろう。
[己は昨年を知らない。 毎年案内人が立って合宿を行っているのかどうか、 顧問は何も言っていなかったように思う]
あと1日だが、よろしく。 **
(@17) 2023/08/11(Fri) 15時頃
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―― 合宿前 ――
[だから「お菓子を作るよ」>>62 ていう申し出には目をキラキラと輝かせて。]
本当ですか? えっと…じゃあ、クッキーがいいです!
前に貰ったマドレーヌも美味しかったけど、 先輩のクッキーさくさくで甘くて とっても好きで。
[えへへ、なんて嬉しそうに笑いながらリクエスト。 合宿に持ち込めるのなら、割れないよう 丁重に包んだりしたことでしょう。*]
(81) 2023/08/11(Fri) 15時頃
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―― 続、展望台への道 ――
そうそう。>>69 花火大会ならテレビでも放送するけど、 手持ち花火だとそういうの無いですから。
[口語と敬語が混ざるのはご愛敬。 お辞儀をした後に返ってきた言葉にそう返し>>69 次に呟かれた言葉には目を少し見開いてから。]
子供の頃ってホラ、なんでも今より 楽しかった〜って思えちゃったりしますよね。
続かない様に。 [なんて笑ってみせて、そのまま話は続けずに。 自然と距離を置いてしまったことでしょう。]
(82) 2023/08/11(Fri) 15時頃
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[はてさてそんなやり取りを挟みつつも到着して。
おやおや?と 何やら良い情報が耳に入ってきたぞ。>>70 早速検索してDL。 そっとスマホを星に向けれ見れば、 見付けた星はさそり座のものだと分かった。>>55 天道先輩ナイス なんて心の中でお礼を伝えては、 望遠鏡の設置を手伝うのも忘れてその他の星も 見始めてしまったのでした。*]
(83) 2023/08/11(Fri) 15時頃
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[加賀先生と話を終えると、 自分と同じく天文部員ではなくて、部員達を見守る姿勢の天道>>70が近くに居て。スマホの画面をこちらに見せてくれて。]
えっ。凄い。こんなのあるんだ。 俺も入れるわ。
[そう言って自分のスマホを取り出すと、ぽちぽち、と操作しながら。]
天文部員って、 みんな星が好きで凄い詳しい人達だと思ってたけど、 案外そうでもないみたいだし。 天道君みたいに、部員じゃない人も参加してるし。 みんなにも教えてあげたら、喜ぶかも?
[なんて、笑う。 もうすでに、この会話が聞こえている人達も居るだろうけれど。*]
(@18) 2023/08/11(Fri) 15時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 15時頃
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―― 乾先輩 ――
[ちょっと影を背負ってる。 乾先輩への第一印象はそんな感じだった。
…ううん、多分、瑠璃川先輩や柊木先輩と 比べてってだけでそう感じたのかも。 こう言い訳したらきっと皆頷いてくれる。
……よね?]
(84) 2023/08/11(Fri) 15時頃
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―― とある日の部室 ――
[ある日の放課後のひととき。 可もなく不可もない頻度で部室に入り浸っていた あたしはそんな乾先輩と二人きりになる機会があった。 ともあれお互いそこまで 干渉し合う間柄じゃないのかな、とか 勝手に思いながらいつもの様に本を眺めてたら なんと先輩から声を掛けてくれたのだった。 >>76>>77 ちょっとだらしない感じで眺めてた姿勢を正して、 あー、とか誤魔化す様に言葉を挟んでから 本の表紙を見える様に先輩に差し出した。]
(85) 2023/08/11(Fri) 15時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 15時半頃
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『夜空と星達の物語』って本です。 本というか、写真集に近いんですけど 星の神話も綴られてたりしてて。
[載っている写真も綺麗だったけれど、 中に綴られていた神話にも興味を惹かれて ペラペラと捲っていた。]
神話って言うよりおとぎ話みたいなのが多いなー て思うんですけど、なんか面白くって。
(86) 2023/08/11(Fri) 15時半頃
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…先輩は本とか興味あるんです? なんて、こういう部活だから 興味無いワケ無いですかね…?
[あれ?と聞いておきながら自問自答して。 それでも本に興味を持たれたみたいだから、 そうなのかなって尋ね返すのでした。*]
(87) 2023/08/11(Fri) 15時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 15時半頃
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[天道と永が見ているスマホを、空中に浮かびながら一緒に見て、小さくこくこくと頷いて。 再び、永の肩の上に着地した。]
(88) 2023/08/11(Fri) 15時半頃
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─合宿前のとある日・部室にて─
そう、恵一くんとそのお兄さんのことは知っていた。とは言っても、親同士が話しても子供同士は特に遊んだりする仲じゃなかった。 >>73恵一くんは引っ込み思案だったし、私も私で男のこと何して遊んだら良いかなんてわからなかったしね。 お兄さんが仲良くしたら、なんて言っても曖昧に笑ってたと思う。 今でこそこうして普通に話しているけれど、それは成長して余裕ができたからだ。 周りを見る余裕。家事をしても自分のしたいことをする余裕。勉強する余裕、には使わなかったけれど。 私も、改めてあそこのレストランの息子さんだって見たらカッコよくなっていてビックリした。 ははん、これはモテますなぁ…?とか思っていたら同じ部活でそこでもびっくりだったよね。
そんな風に私たちは知ってるようで知らない、知らないようで知っていた二人。 今も、部活の仲間であってそれ以上でも以下でもない。 >>72乾先輩と恵一くんの間に何があったのかを知らないくらいの仲だ。
(89) 2023/08/11(Fri) 15時半頃
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「あー、雨竜先輩…がいないなら大丈夫かな。 ふふ、それなら何焼こうかな。 楽しみに待っててね!」
恵一くんは何が好きだっけ。 >>74改めてそんなこと言われるとくすぐったいけど、私は軽くそれを受け止めた。 さーて、恵一くんには何を焼こうかな!
「うんうん、七尾ちゃんはクッキーね。 ココアのと普通の、どっちも焼いちゃおう。 ステンドグラスクッキーにもチャレンジしちゃおう。」
>>81可愛い後輩のリクエストにももちろん応えるつもり。 約束ね、と笑って。 その辺りでなでなでから解放してあげたかな。*
(90) 2023/08/11(Fri) 15時半頃
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─クラスメイトの本郷さん─
そう言えば、クラスメイトの本郷さんも今回の合宿に参加するらしい。 生徒会副会長で、優等生!って感じの彼女ともまあクラスメイトとして普通に話してたけど。 >>47ほら、私の成績は(察し)だからね…。 そこはかとなく近寄り難い感じはしてたかな。 私自身部活以外だと放課後はさっさと帰っちゃうし。家のことやらなくちゃだからね。 だけど、何と言うか…。
本郷さんは、天道双子の見分けはついているんだろうか。 うちのクラスの天道くんは天道弟の縁牙くんで、 今回合宿に参加してるのは天道兄の縁士くん。 見分けがついてるならすごいなあって思う。 間違えてたら…まあでもそこを確認するのもねえ。 私も今回間違えたわけだから、それも仕方がないよね…なんて思ってる。
本郷さんはクラスの男子からすると高嶺の花って感じらしい。わかる。わかりみしかない。 加賀先生が声をかけたらしいけど。 …。 う、疑ってなんかないよ!二人の仲とかね!*
(91) 2023/08/11(Fri) 15時半頃
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― 少し前/加賀先生と ―
弓道部の練習は、 主将とか先輩達が教えてくれたり、見てくれるから、 顧問が居なくても困らないんですよ。
――……それなら、良かったですけど。
[助かってる>>@17、と言ってもらうと、困った様な笑顔になってしまう。 これから自分は、みんなに酷い事を強いるのだから。]
[よろしく、と言うのには、小さく頷いた。**]
(@19) 2023/08/11(Fri) 15時半頃
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――……はるかっ!
(@20) 2023/08/11(Fri) 16時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 16時頃
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[機材のセッティングを見守っていると、 茜色が混ざっていた青空は、段々と夜の闇に色を変えていく。
ふと、聞き慣れた声が聞こえた気がして、隣に視線を向けると、 一瞬、満面の笑顔で笑いながら俺の名前を呼ぶ、少女の姿が見えた様な気がした。]
(@21) 2023/08/11(Fri) 16時頃
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─現在・天文台への道中─
[「独りの身体じゃないんだよ」という言葉>>37に、康生は一旦足を止めた。荷物を持ってもらって空いた手を、胸元に当てる。考え事をする際のいつもの仕草。それほど長い時間ではなかったが、蝉の声だけが響く間を挟んでから口を開いた。]
────……そうだよな。 独りの身体じゃないんだから、しっかり気を付けねぇと。 心配してくれてありがとな、ケイ。
[微笑みながら、しみじみと呟く。その響きからは、言い回しを怪訝に思った様子は感じ取れない。言葉を言葉通り受け止め、真っ直ぐに感謝を伝えたといった雰囲気だ。同性の親友が掛ける言葉としては、かなり不自然な言い回しだったにも拘らず。本当に、何も気付いていないのだろうか。言葉や態度から、心中を窺い知る事は恐らく出来ないが……。]
(92) 2023/08/11(Fri) 17時頃
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ケイ、野球やってたのかー! やっぱ、基礎体力が全然違うんだろうな〜! え、いいのか!? するする! しごくって言っても、俺が付いてける範囲でだよな? な?
[念押しする様に、重ねて問う。「しごく」と言っても出来ない事を強要したりはしないだろうという信頼が、言葉にも態度にも強く滲み出ている。右手を差し出されれば>>39それはますます強まり、屈託の無い笑顔へと変わった。]
へへ。サンキュ、ケイ。
[左手を差し出し、握り返す。まだ暑い時間帯だし、外を歩いているのだから相応に汗ばんでいる。体温だって上がっているけれど、伝わってくるそれは心地の良いものだった。少し体が軽くなった様な気さえする。やや遅れていたペースも戻り、隣を並んで歩けるくらいには。]
[こうしてサポートしてもらいながら、無事に天文台に辿り着いた。この合宿が終わっても同じような日常が続いて行くのだと、この時はまだ信じていた。*]
(93) 2023/08/11(Fri) 17時頃
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[暑い夏の日々が続いている。 汗水流して部活動に励む生徒もいれば部室で活動している生徒もいる。
その中で大和もまた汗水を垂らしていた。 自転車に跨り今時珍しく新聞やチラシを配達して回る。 肌はじりじりと焼かれ日除けの帽子の中は暑く群れていて気持ち悪い。 口を開けて肩で息をしペダルを漕ぎ続ける中でふらりと学校に寄ったのはただの気まぐれで、掲示板を見たのもただの偶然だった。
夏合宿という言葉に視線が釘付けになった。 自由のない時間、拘束され続ける日常から一時でも解放されるのではないかと予感する。 予感というよりは希望と言い換えたほうが本質には近いのかもしれない。 苦学生をしている大和からすると喉から手が出る程に欲しいものだった。
少し二の足を踏んだのはそれが天文学部のものだったことだ。 所属してからすぐに幽霊部員となったしそろそろ除籍されていてもおかしくはないかもしれない。
それでも、僕は――]
(94) 2023/08/11(Fri) 17時半頃
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――展望台への道――
[皆が楽しそうに展望台への道を進む中で大和は最後方からついていっていた。 体力がないわけではなく余裕はありあまっているが敢えてその位置でいる。 時折振り返られてもそっぽを向く。
天文学部幽霊部員は合流するのも気まず過ぎたが一緒に活動するのも気まず過ぎた。 話せる内容も思い浮かばないのでその場所にい続けている。
忙しない日々から解放された一時は予感通り清々しいものだったが、予感よりも清々しさは少なかった。 それでも星空を見ていればまた少し違うかもしれないとただついていくだけに徹している*]
(95) 2023/08/11(Fri) 18時頃
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……そ?
[暗に『手を出すな』と、やんわりとした 拒絶のようなものを感じ取りはしたのだが 然程気にした様子なく、乾へは頷いた。>>78 彼が己の姿に何を連想したのかなど知る由もない。 天文部員としての責任感や矜持に由来するものか、 それとも単なる苦手意識か、予測はつかないけれど]
じゃあ、まあ、 頼りにさせて貰うとするかな。
[乾にはゆっくりしろと言われたが、流石に 生徒たちが集まる場で もう一服。とは行かぬ。 何とはなしに観測の準備を進める手際のよい手元を 暫く見詰め、あるいは宵めく空を見上げることで 手持ち無沙汰を埋め合わせることになる。]
(@22) 2023/08/11(Fri) 18時頃
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[さて、頼まれて引き受けた副顧問という立場だが、 天文部の顧問との仲は特段悪くはない。 相手は、兄――下手をすると父子と呼べるほど先輩であって、 だからこその甘えなのか何なのか、今年の春先頃から 顧問の嘆きは耳タコになるほど聞かされていた。 曰く、3年が卒業して所属人数が大幅に減ったとか。 曰く、天文部なんて今日日人気落ちだからなぁだとか。 また曰く、せめて合宿だけは存続に足る人数が 集められたらなぁぁ だとか。]
(@23) 2023/08/11(Fri) 18時頃
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それは何です、俺に参加者募れということです? ………先生、いい歳のオッサンが 察してちゃんはウザがられますよ。
はっきり言えばいいのに。 一般参加者用紙配ってこい、って。
[歯に衣着せぬ物言いも今は許されたい。 「参加者が一定数集まったら、いいものあげる」 机に突っ伏しながらそんな言葉を放つ教授を だから、おい、おっさん、と胡乱げに見つつ、 ――それでも、情や恩がないではないから 部員たちに友人を誘うよう頼んでみたり、 手ずからポスター張りなどをしたり、出来ることは協力し。]
(@24) 2023/08/11(Fri) 18時頃
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[本郷に声をかけたのは、 合宿の月日が迫った頃だったか。>>65>>66 教師とは、成績優秀者ほど関わりが薄く、反して、 手のかかる生徒ほど印象も関わりも深くなるもので。 少なくとも己の目には、本郷は試験の結果も振舞いも 模範的な生徒だった。関わりの薄い生徒でもあった。]
あぁ、これから生徒会か。 引き留めてすまない。
……夏にな、天文部で合宿があるんだ。 わりと廃部の危機だもんで、一般参加も募っているんだが 本郷、星に興味あったりしないか、と思って。
[先週のレポート提出の課題が偶々星に纏わるもので。 彼女の提出物が、星や天体のことを 知らずに書いたとは思えない出来だったために、 もしかしたらと思って声掛けをしたのだが。 意外に色よい返事が返ってきて、逆に驚いたものだ。]
(@25) 2023/08/11(Fri) 18時頃
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[本郷の事情をよくは知らないが、 参加する気になってくれるのであれば渡りに船だった。 礼を告げ、一般参加者用の用紙を1枚彼女に手渡す。
天文部員には2年の参加者が多い。 ひょっとしたら、同性のクラスメイトも居ることで 参加の敷居が下がったのかもしれない。
ともあれ、無事に参加者を得て顧問の機嫌もアップ。 己は、顧問がデスク周りに大量に並べている 趣味のぬいぐるみコレクションの中から 離れて暮らす娘に送るための――なんともいえない、 バクのような、耳のないネズミのような、ともかく、 可愛いと言えなくもないふにふにしたものをひとつ 手に入れたのである。**]
(@26) 2023/08/11(Fri) 18時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 18時半頃
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ーー合宿前/部室/主に珊瑚ーー
[夕暮れに焼かれた公園のジャングルジム。 小さな男の子と女の子が仲良く遊ぶ。 家に帰る時間も忘れて。
やがて女の子は男の子に言うのだ。 『ねえ、大きくなったらお嫁さんにしてくれる?』
ーー…なあんてのは。 最近見たドラマの話で、僕と珊瑚にはそんな甘い思い出はない。
中学の3年を経ての再会は多少ドラマティックではあったが、事実は小説より奇なりなんて、それこそ小説の話なんだ。
ーー僕と、珊瑚は友達。 ただーーもし僕が高校入学時、雷に打たれるように彼女に恋をしていたら。 そのまま付き合いでもしていたら。
去年の合宿での悲劇は起こらなかったかも、しれない。]>>89
(96) 2023/08/11(Fri) 18時半頃
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……あんまり好き嫌いはないけど。>>90 リクエストを聞いて貰えるならフィナンシェ。 抹茶味とか。
というか、頼んでおいてなんだけど、大変じゃない?
珊瑚は、人に尽くすのを厭わないよね……いつも。
[レストラン経営をする両親は当たり前に料理がうまいのだが、家庭では凝った料理や菓子は作らない。
だから、珊瑚のお菓子は純粋に嬉しい。
女子の手作りを食べる機会など、恋人がいない歴=年齢の僕にはバレンタインの義理チョコぐらいなのだから。
僕は大してモテはしない。
モテる男は康生みたいな明るくてカッコいいコミュ力がある男である。
そしてモテる女子は、誰にでも優しくこんな風に笑顔を振り撒く珊瑚みたいな女の子であろう。]
(97) 2023/08/11(Fri) 18時半頃
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[やはり、二人は。 僕とは違う、二人は。
仄暗くじめついた感情が僕の中でざわめく。
[ーー眩しすぎて。素敵すぎて。 惹かれて止まなくて。
ーー酷く疎ましい。]*
(98) 2023/08/11(Fri) 18時半頃
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[星空アプリを早速ぽちぽちと導入するAの操作を眺めつつ。>>@18]
そうだね。ライトな星好きの集まりって感じで。ガチガチの勉強会なんかじゃなくて、過ごしやすかったよ。
[天文部員でありながらしっかりアプリを導入している七尾さんが見えたので。>>83 同意して微かに笑った。 彼女がスマホを向ける方角の空に、自分もスマホをかざし、アプリを通して見る。]
………あ、あれが蠍座なんだ。
[ぼそりと呟くと、蠍の尻尾に煌々と赤く光るアンタレスを、目を細めて眺めた。]*
(99) 2023/08/11(Fri) 19時頃
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─合宿前・部室─
一言多いって〜。 アホはアホだし、許してくれたのは有難いけどさぁ。
[アホだと言われてしまった>>40のに対する返答は、言葉とは裏腹に、表情も声色も笑い混じりだ。さっきのしょげていた様子>>32は、もう見受けられない。基本的に前向きだし根明なのだ。花火の件に限らず、幼少期の話をほとんどせずとも友人に恵まれるくらいには。]
[瑠璃川珊瑚。彼女に対する康生の印象は「ケイと仲が良い女子で、同じ天文部の仲間」といった感じだ。「仲が良い」と括るには、二人の関係は些か微妙なものではあるが。幼少期を共有する同世代の友人が居ない康生の目には、充分仲良さげに映っている。来れないから、と残念そうに彼が言う>>36くらいだから。]
[興味度合いによっては、もしかすると星の話題を一番共有している相手は彼女かも知れない。康生にとって星は、興味の対象でもあるが、それ以上に“友達”と呼べる様な存在だ。星々が幼馴染だと言っても、過言ではない。康生にとって星の名を覚えるのは、友人の名を覚えるのと同じ事だ。夜空を見ながら「今日もみんな元気だな〜」と笑う姿を、きっと幾度か見られている筈だ。]
(100) 2023/08/11(Fri) 19時頃
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[花火についての諸注意>>41を聞くと、腕をかざして敬礼のポーズを取った。]
イエス、マム! 火と煙に気を付けて、水バケツの傍に陣取るであります! もちろん、楽しむのは当然としてな。 ……あ、そうだ! なんか欲しい土産とかある? 俺、買って来るよ。あんま高いもんは無理だけどさ。
[都市部を離れるのだから、馴染みの無い菓子や工芸品等も売られている。康生はバイトはしていないが、十人並みに小遣いは貰っているから、高額品でなければ買えるだろう。*]
(101) 2023/08/11(Fri) 19時頃
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─合宿前のとある日・部室にて・恵一くん─
>>96その心の中が読めたら言うだろうね。 特に私にはその遊ぶ時間がなかった!!! お母さんが亡くなったのは幼少時代。 朝一から夜一番遅くまで私は保育園で育ったもんだ。 みんなが後から来て、みんなが先に帰るのには慣れちゃってたよね。 その代わり、よそのお母さんやお父さんにかまって欲しくて話しかけてたりはしてたけど。 お父さんは仕事が忙しい。 私を育てるためだ、仕方がない。 小学校では学童にも通ってたし、誰かと幼馴染だなんてなれなかった。 仲が良い子たちもみんな、先に親に迎えに来てもらってる。 寂しくないかと言われたら寂しかったけど、おかげで誰もいない時に一番人気のおもちゃを独り占めにできたんだ。 だからまあそれなりに楽しかったし──慣れた。 一人で遊ぶこと、一人で過ごすこと。
(102) 2023/08/11(Fri) 19時頃
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でも恋に落ちなかったのはお互い様だからね? でも私が恵一くんに恋に落ちて告白とかしてたら? ──分かんない。 ただ、今現在普通にお友達で、普通に部活仲間だ。 たとえバレンタインに義理チョコあげたりしてもそれは部活のみんな全員になのだ。
(103) 2023/08/11(Fri) 19時頃
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「フィナンシェ抹茶味、と。 了解!って、恵一くん大袈裟〜。 お菓子作るのは好きなの。 でも一人じゃ食べきれないから、 みんなに作って私も食べるんだよー。」
>>97尽くすだなんて大袈裟、ってあははっと笑っちゃった。 本当に尽くしてる人はお父さんみたいな人なんだと思うよ。 自分のやりたいことを犠牲にしてまで、人一人を育ててくれているんだから。 仕事を一生懸命やってさ。 再婚だって気配も無い。 そりゃあそれはある意味義務みたいなものなのかもしれない。自分の子供を育てるのって。 でも、本当だったら誰かを頼って良かったのにね。 行政とか自分の親とか、意固地に頼らない頑固者って事なんだってこともわかってるけど。でもね。
(104) 2023/08/11(Fri) 19時頃
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「だから、これくらいいつでも作るよ?」
そんな風に恵一くんに笑いかける。 なら家庭科部にでも入れば、って話なんだけど。 だってお父さんが言ってたの。 勿論今はそんなことはないと思うけど。
お空のお星様の中にお母さんがいて見守ってくれてるって。 そんな夜空を一人で見上げるより、みんなで見上げたいんだ。*
(105) 2023/08/11(Fri) 19時頃
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―展望台への道―
[どうも私ももう一つ誤算があったらしい。 クラスメートの天堂君が合宿に参加していると言っても、双子のお兄さんの方だったのではないかという事に、始まるまで気づいていなかった。 つまり、瑠璃川さんが参加していない以上、本当に今度こそアウェーだ。恐らく。
とはいえ、それでもどうにか最終日ではある。 あるのだけど、この道中の微妙な距離こそ天文部とそれ以外の距離というものかもしれない。]
花火かぁ。
[ふと考えるのは花火の情景。 花火は好きだ。でも本当に好きなのはもっぱら打ち上げ。 夜空に咲く色とりどりの弾幕……]
(106) 2023/08/11(Fri) 19時頃
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今日で終わりね。
[ふと、同じように少しだけ先頭から遅れる彼>>95に話しかけた。 正確に言えば本当の本当に最後の砦。 一年の時は同じクラスだった、と思う。
その彼]
大和君は、どうしてここに? 私は加賀先生に誘われてなんだけど…
[彼は確か天文部ではなかった気がする…そわなイメージはなかったし、今も実際少し離れている。 だから自分と同じように誘われたのかと興味が湧いたのだ*]
(107) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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─合宿前のとある日・部室にて・柊木くん─
あっはっは、と笑いながらも花火の話題は収束していく。 今年はみんなが気をつければ良いと思います! 柊木くんは恵一くんと同じ部活の仲間で、まあちょっとアホかな…?と思うところがあるのは去年の合宿由来だったりする。 成績的な意味では人のこと言えないから、その辺は見ない。私の成績が(察し)だから、それよりは良い…のかな…あんまり良すぎてもショック受けそうな仲間だ。 >>100でも夜空を見上げながら「今日もみんな元気だな〜」なんて言ってるのを聞いて、ほへぇと思いながらも私は「そうだね、元気だね〜」と返したりしてた。
(108) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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そんな事から、もしかしたら私みたいに一人で夜空を見上げた幼少時代があったりして、という親近感も少しある。 もしかしたら大切な誰かが、なんて思いもしたけどそこまでは突っ込まない。私は隠していないだけで聞かれたくないことは他人にはあるからね。 七夕の時だとか帰りがけに夜空を見上げて「本当に織姫と彦星はあの天の川を越えられてるのかな」とか語るような相手が柊木くんだ。 天文部の帰りだから他のメンバーもいたかもしれないけどね。
(109) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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「ん〜、それじゃご当地ギディちゃんの何か欲しい!」
>>101お土産に関しては即答。 ご当地ギディちゃん。世界的に有名な黒猫のキャラクターだ。 結構好きで集めてるんだよね。普段使いにはし難いけど。
「あ、そう言えば今回は大和くんも来るの? 確か名簿に載ってた気がする…良いなあ!」
行けるメンバーに良いな良いなを繰り返しちゃうけど、幽霊部員の同学年をみんな覚えてる? 今回は来るんだ、と、入部して少し経った頃のことを思い出してほんの少ししんみりしていた。*
(110) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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─回想・去年、大和くんと─
「や、ま、と、くん?」
去年。つまり一年だった頃、入部はしていたもののあっという間に…というのも変か。部活で姿を見なくなった彼に声をかけたことがある。 放課後、手土産にその頃作るのにハマっていたパウンドケーキを持って。
「大和くん、これ食べる? 私これでも結構お菓子作り得意なんだよー。 ね、大和くんは合宿どうする? せっかく天文部だし行かない?」
そんな風に声をかけて、去年の合宿はどうだっただろう。 そんな風に声をかけた私が、今年は行けないのだ。 まあ来年は参加してやるって、心に誓ってたけどね。*
(111) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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─柊木康生の世界観─
[“心の壁”という慣用表現がある。康生の心に、壁は存在しない。代わりに恐らく、暖簾が掛かっている。本気で何かを隠すつもりは無く、手で押せば軽く向こう側を覗けそうな。それでいて、覗くには手で押し退け続ける必要がある様な暖簾が。]
[この性質が、一番顕著に表れているのが恋愛に関してだろう。康生は高校に入ってから数度告白されているし、その時フリーであればOKして、お付き合いを始めた事もあった。「驚いたし、すげー嬉しい。ありがとう」といった風に。]
[ただ、長く続いた例は無い。精々三ヶ月だ。康生なりに相手を大事に扱いはするのだが、「柊木くんってよくわからない」「本当に私の事好きなの?」とフラれるのがお決まりのパターンだ。そして、フラれた後も反省はすれどすぐに立ち直るものだから、益々「よくわからない」と言われてしまうのだ。]
(112) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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[恐らく、康生は恋愛というものがよくわかってないのだろう。今はまだ、毎日の様々が楽しくて、恋愛にまで気が回ってないのかも知れない。要するに、子供過ぎるのだ。好意を貰うのは嬉しいし、同じ様に返したいと願いはする。ただ、それを成すには、圧倒的に人間関係の経験値が不足していた。]
[明るく、楽しく、元気良く。そうしていれば友達はできる、幼稚園児の世界観。それとさして変わらないものを持ったまま、康生は高校生になってしまったのだった。*]
(113) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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─ーちょい過去・天文台への道中─ー
[康生とは学校でもよくつるんでいるから、明るくて元気な姿をいつも目にしている。
が、そんな彼はたまにーー そう、本当に希にだが、表情を曇らせる時があった。
その時に彼は必ず、胸元に手を当てているような。>>92
部室にて珊瑚と話す時も、確か。>>32
何か考え事をする時の癖?とも思えて特に気にしてこなかったが。]
(114) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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ーーコウの身に何かあるなんて、考えたくないからね。
僕らはまだ若いし、突然倒れたりなんてほぼないとは思うけど。
[僕の変な言い回しは無意識だから、彼が真面目に返すなら僕の返答もこうだ。
目鼻立ちの美しい友の顔を僕は見つめたろう。
彼が抑えていた胸元にも視線を投げるが、そこに"見える"何かがあるわけではなかろう。]
[野球については意図的に返事を避けて。僕は康生の手をしっかりと握る。
汗ばんでいるのは生きている証拠だ。
彼の生を引き上げる、僕は。 価値のある輝きを。]
(115) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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ーーどうかな。 見てたら、寝かさず運動させようかとか思っちゃったけど。 >>93
[二人きりになれるなら、先程気掛かりになった仕草についても聞けるかもしれない。
そうして僕らは展望台に到達する。
加賀先生と、その背後に広がる雄大な空が僕らを包んだ。]*
(116) 2023/08/11(Fri) 19時半頃
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ー瑠璃川さん>>91ー
[瑠璃川さんは親友ということはないけど、でも普通に仲は良いクラスメートだと思う。家の事が少し色々あるらしいというのは聞いてるけど、それを言うなら私のうちも色々あるといえばあるわけで。両親とも仕事で家を空けがちとかね。
こういう合宿みたいな時にいたらきっと一番話しかけてるだろうな、と思うくらいには。他の女の子は後輩の子とかだしね。やっぱり違う。 少し近寄りがたいと思われてるとは思わなかったけど…それは別に瑠璃川さんに限ったことじゃないからそんなに気にしなかったと思う。
男子達から高嶺の花と思われてるのも知ってる。 私自身はそういうつもりはないんだけど。告白されて付き合ったこともある。……まあ、主に私の至らなさのせいで凹ませてダメになっちゃったわけだけど。
ともかく、合宿の活動の方は割りと楽しかったし、戻ったら瑠璃川さんとももう少し星の話とかしてみてもいいかな、とは思っている*]
(117) 2023/08/11(Fri) 20時頃
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――展望台への道――
[本来ホームであるはずの合宿の中でアウェー的な立ち位置で参加している大和は最後方で参加者の様子を眺めていた。 その立ち位置は自由だった。 積極的に参加はしないが手伝いはする。 写真の枠の片隅で1/4くらい枠外に出ているくらいの存在感。 何を言われることもない気楽なポジションだった。
自分以外のアウェーと言えば見ていてわかるのは>>106女子で一人。 一年の時は同じクラスだった――名前は本郷と言っていただろうか。 掲示板の張り紙では確かに天文学部以外の参加者も募集していたが本当に参加するのだから強心臓なのだろう]
……そうだね。
[ふらりと近づいてきた彼女に話しかけられるとあまりに唐突だったので仏頂面と硬い返答となる。 どうして自分なんかに話しかけてきたのだろうか。 夜空に咲く火の花ではなく、地面でのたうち回りながら生えてくる蛇花火のような存在に目を向けてくるのは何故だろう。 脳裏に過ぎるのはそうした考えだった]
(118) 2023/08/11(Fri) 20時頃
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そっか、今日で終わりだったね。
僕は……掲示板を見たんだ。 所属は一応天文学部なんだけど、活動はしてなかったし。
せっかくだから。
[朝は早くに学校に到着する。家には居たくはない。 授業が終わればすぐに配達に向かうためにすぐに姿を消す。 そんな学校生活と私生活の中で一時だけでいいから自由が欲しいと全てを投げ出して参加した。 戻ったら勝手にいなくなったことを怒られるだろうし仕事もないかもしれない。
だから、小さく乾いた笑い声を漏らしてから、はぁ、と息を漏らした]
(119) 2023/08/11(Fri) 20時頃
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本郷さんは、星に興味があったの?
[先生に誘われて、それだけで参加しようと思ったのだろうか。 問い返したのは合宿中ずっとどこか居心地の悪そうな彼女を見ていたから*]
(120) 2023/08/11(Fri) 20時頃
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―― とある日の部室/七尾と ――
[部室は授業中みたいに先生に見張られている訳ではない。
だから、別に姿勢を崩してだらりと座っていても僕は構わないと思うのだ。
彼女のリラックスする姿はまるで日向ぼっこする猫のよう。
僕が声を掛け、居ずまいを正す様子に申し訳なさを感じたほど。]>>85
へえ。僕は読んだことないや。 どれ。
(121) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[部室に推理小説だの好きな本を持ち込んでいるのは僕ぐらいだろう。 兄が留学して部にいなくなってからは好き放題している。
普通は置いてある天文関係の本を読むし、そういう場だけど。
彼女の傍らに移動し、近付き過ぎないようにはしつつ本を覗き込むことは叶うか。]
綺麗だね。神話か…。
[神話は物語や小説に近いから、僕にも親しみやすい。
捲られる頁には藍色に散りばめられた宝石が綴じ込められている。
生の迫力には叶わないが、切り取られた美しさも、ある。
少なくとも都会の学校の部室にて、夜でもないのに楽しめるのは本だからだし。]
(122) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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御伽話、わかる。不思議な話が多いよね、星座に纏わる神話。
なんて、僕有名なのしか知らないんだけどね。
[熱心な部員なら、ここで神話の1つでも披露したろうが。
彼女のピンポイントな質問が飛ぶのは、僕のこんな体たらくのせい。致し方ない。
頭をかいて、目線を漂わせ。]
あー…僕ね、一学年上に兄がいて。>>87 去年入学した時に兄が部活に誘ってくれたから入部しただけなんだ。
だから実は、あんまり星とか、興味がーー
天文にも関係ない、読書全般のが好きだったり。
(123) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[なら文芸部に入れば良かった? 文芸部は書き物をする部である。それに去年の僕は、兄を頼りにしていたから。]
ーー天文部に、大して星に興味がない人間がいるなんて、ガッカリさせたかな。
でもほら、コウや珊瑚は星が大好きだからね?
[僕とは違う真面目な部員をプッシュしてフォローとするが。]
ーー七尾さんは、入部動機ってーー
(124) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[そう言えば、我が天文部には幽霊部員もいる。
大和命は天文に興味がない、というよりーー忙しさが原因のようだが。彼が配る新聞は僕の実家にも届けられているから。 >>95
様々な人間が集まってる。
その中でも、彼女に感じた 僕と似たような"匂い"。
手繰りたくて。
座っている彼女の斜め後ろにいた僕は少しだけ、身体の距離を詰めた。]*
(125) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[過ごしやすかった、と聞くと。>>99]
そっか。なら良かった。
[天道の視線の先を追うと、スマホを空にかざす七尾の姿が見えて、くすりと笑い。 2人に倣って、同じ方向にスマホをかざしてみる。]
……オリオンが逃げ回ってるやつ?
[見えた蠍座にはそんな風に言いつつ。]
あ、俺の星座あった。 あれかー。 ……弓引いてる様に、見えなくも、ない?
[自身の星座の『射手座』と、 それから、姓の『北斗七星』を探してみたりして。]
空見ても、何も知らないと点々にしか見えないけど。 星座ってこうなってたんだな。初めて見た。
(@27) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 20時半頃
少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/11(Fri) 20時半頃
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─現在・展望台のある丘の上─
[「倒れたりしねーって」だとか「寝る時間は欲しいんだけど!?」だとか騒ぎながら>>115>>116、丘の上に到着する。実際、水泳以外の体育の授業は普通に参加しているし、体力が無くてヘバる事はあっても倒れた事は無い。胸元をまじまじと見ても、シャツとその下のインナーが若干透けているのが判るくらいだろう。]
[何はともあれ、到着して設営を手伝っていると、少し棘のある言葉>>78が聞こえた。加賀先生は普通に返していた>>@22が、やはり気にはなる。作業自体は続けながら、康生は声を潜めて訊ねた。]
……なぁ、カガセンとなんかあった? 話し辛いことだったら、後でにするけど……。
[ちょうどトレーニングに付き合うという話は出ていたから、その話に乗れば他の目を気にせず聞きたい事を聞けるだろう。きっと、お互いに。]
(126) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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ーー合宿前のとある日/部室にて/珊瑚ーー
[彼女の母親は小さな頃に亡くなった。
それは今の僕に、知識としてインプットされている。
しかし、母親がいない生活というものを僕は体験していないし、彼女の苦労を知り得なかった。
明るい笑顔の裏にある大変さ、苦悩、寂しさを。
それが他人の距離と言えばそうだがーー。]
(127) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[適齢の男女が顔を合わせたら必ずきゅんして恋に堕ちるなんて少女漫画だよね。
深い人間関係にはコミュ力が必要なんだ。僕は康生ほど積極的ではないし。
この歳まで恋人がいないのも順当なんである。
むしろ瑠璃には彼氏いないの? 聞いたことないけど。
髪を綺麗に分け、片側だけ露出させた彼女の項に視線を注ぐ。
綺麗な肌がラインを描く。]
そうかな。材料代だってかかるんだしーー。 僕はいつか、何か珊瑚に恩返ししないと、と思うよ。
(128) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[彼女みたいな人間は、他人に捧げ尽くして消耗しそうで心配だ。
そんな彼女は、更に献身的な父を心配しているなんて、僕は知らないが。]
……ありがとう。 ありがとうしか、言えないね。
[バレンタインも沢山の友チョコを彼女は配ったのだろう。
その大きな愛情のおこぼれに、僕は溺れそうだ。
あの日の会話はこんなだったろうかーー]**
(129) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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――回想:昨年――
[部活動に参加したのは参加していれば内申点がよくなると聞いたからだった。 天文学部を選択したのは、運動部は部活動にかけれる時間がないことといろいろな備品にお金がかかること、文化部でも入部しっぱなしでも文句を言われ無さそうな部活として選んだ。
入部届けを出して速攻で姿を見せなくなったのは生活のためで>>111一年前は合宿に行く余裕もなかった。 今年は余裕がある・ないではないのだけれど――]
はい、何?
[放課後の行動は早い。 掃除がなければ鞄に教科書を詰め込むとすぐに教室を出て配達所へ向かわなければならない。 それでも少し遅いくらいなのだが声をかけられたのは一分一秒を争うタイミングでだった]
(130) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[その日は掃除当番でいつもよりも脱出タイミングが遅かったこともあり駆け足で廊下を進んでいると声をかけられた。 声をかけられたら止まってしまうのは悲しい性だった。 無視して駆け抜けることなんてできはしないし、出されたのが美味しそうなケーキだった。 ケーキなんてものは記憶にある限りではほとんど食べたことがない。 配達所のおっちゃんたちがクリスマスにくれたくらいだろう]
(131) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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[蠍座の位置が分かったので、自分のスマホで撮影してみる。 夕暮れ後の南の空は月明かりの影響もなく、天の川と蠍座がよく見えた。 とは言え、スマホのカメラだと限界はあるだろうか。
昼間に撮った青空と森の写真、それから今撮ったばかりの蠍座の写真を、画像アプリで少しだけ見やすく加工して。 合宿不参加だから写真を送ってほしい、と言っていた珊瑚さんのLINEに送信した。>>64 約束したから送ったのだけど、元より弟のクラスメートだし、気の利いたメッセージなど思い浮かばなくて。]
🦂
[ファンシーな顔をした蠍のスタンプだけ添える。 こんなの無くても、天文部員なのだから蠍座だって分かるかもしれないけど。]
(132) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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いいの? ありがとう!
じゃっ、これで――。
[パウンドケーキだけを受け取って去ろうとしたら合宿について尋ねられたのでその場で駆け足しながらまた振り返り、そこで初めてしっかりと相手を見た。 名前は何と言ったか、あんまり覚えてはいなかったので少し口ごもるが天文学部ではあるのだろう]
えっと、その日はとても忙しいんで。
[長期の休みは稼ぎ時なのだ。 いつもの配達に加えて空き時間にもアルバイトを入れている]
(133) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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せっかくだけど、行けないんだ。 ごめん! でもケーキはありがとう、ごちそうさま!
[去年は行けなかったけれど今年は行ける。 大和とは反対の参加状況な彼女は――後になって学校で見かけてお礼を言う時に名前を改めて認識したのだが瑠璃川 珊瑚というらしい。
初めての邂逅はそんな風に駆け足で過ぎ去ったものだった**]
(134) 2023/08/11(Fri) 20時半頃
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ていうか。 今の時間帯に見る星空、───きれい、だな。
[グラデーションの掛かった空にひっそり瞬く星々を、アプリにかざしながら呟いた。
>>@27 傍らに居たAが言う"俺の星座"とは。弓を引いてる、なら射手座だろうか?]
………そうだね。 星座の知識が無いと、全然分からないな。むしろ、こんなにたくさんあるんだ。
[自分と同じく、天文部員ではないと言っていた本郷さん、ほとんど話してないけど部員じゃなさそうな?大和にも、星空アプリを勧めてみようか。 それともそろそろ、花火の時間だろうか?]*
(135) 2023/08/11(Fri) 21時頃
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─合宿前のとある日・部室にて・恵一くん─
そうだね、義理の兄弟姉妹になったって胸キュンなときめきやいけない関係になったりなんてしないし、出会ったらみんな恋に落ちなくちゃいけないなら世の中恋で溢れすぎてしまう。 >>128少女漫画ですらそうならない気がする。みんなの人気者とか、マドンナとか、私にはよくわからない。
彼氏がいたことはないなあ。 告白されたことも無いしその逆もない。 驚かれるかもしれないけど実際そんなもんじゃないかなあ。 告白に至るにはきっととっても勇気が必要だもの。 誰かが私に好意を持ってくれていたのだとしても、告白に至るまでではなかった。ただそれだけだと思う。 その誰かがいたかどうかも怪しいしね。
(136) 2023/08/11(Fri) 21時頃
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「そうね、そんなに気にしなくても良いんだけど…。 その言葉だけでも十分嬉しいよ?」
>>128材料費はまあ、趣味の範囲内だし。 >>129ありがとうの言葉があれば十分だよって私は笑う。 だって恵一くんたちとこうしてる時間が居心地が良いし、そう言ってもらえるのがやっぱり嬉しいから。
でも、いつか恵一くんに彼女ができたら、義理チョコなんてダメだよね。 そんな日が来るのは少し寂しいだろうなあ…。*
(137) 2023/08/11(Fri) 21時頃
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ーー現在/展望台/加賀、康生ーー
[言葉には僅かな感情も滲んでしまうものだ。
僕は口にしてからしまったと思うが後の祭りである。
が、加賀先生は僕の心の内など知り得ぬし、大人である。 さらりとした返事が返ってくるのみ。
僕は黙り、言葉を返さなかった。>>@22
餓鬼に頼りなんて思ってないだろ?と内心毒づいたが、それを口にするほど浅慮ではない。]
(138) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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[設営をしながら、自然また康生と傍にいる。僕らの自然な距離だ。
さっきはトレーニングについてブーブー文句を垂れる姿がとても愛らしく。 同い年だが可愛がり倒したくなるのは僕だけではあるまい。 >>126
そんな康生だが、ただのアホタレキャラでは全くない。断じてない。
彼は明朗快活なだけで、よくいる大雑把な馬鹿ではなく、他人を慮る細かい配慮を持ち合わせている男だ。
僕と加賀先生の会話から不穏を嗅ぎ付け耳打ちしてくる。]
……なんかって? あ、いやーーカガセン自体と、というわけじゃなくて。
(139) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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[周囲にみんながいる環境で話すのは憚られた。
一年以上秘匿してきた事を枯れに話せるか、わからなかったが。
一年ぶりに現場に戻って来たからこそ、話せるかもしれない。
康生も去年の合宿にいたのだ。
当時2年の兄・匡(ただし)だけではなく、3年だった雨竜先輩の事を覚えているかもしれないーー>>74>>75
サラサラの黒髪を腰まで伸ばした美しい人。
いつも静かに微笑んでいるだけだったから、影は薄かったが。
雨竜先輩、僕、兄の間にあったことは。未だ僕の胸だけに燻っている。]
(140) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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ーー今は、ちょっと話せないかな。
夜に……ね。
[僕は目元を少しだけ赤くして、康生に目配せをする。
そろそろ、茜色が空から沈んでいく。 僕らを色濃く照らしその名残を残して、夜の帳に消えていく。
設営も終わった。次は花火をやる予定だ。]*
(141) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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─回想・去年、大和くんと─
大和くんはとても忙しそうだった。 幽霊部員になるのも納得な感じ。バイトに生きてるのかな? でもその割には部活に名前を連ねるという意味が私にはよくわからなかった。 それなら帰宅部でも良いのにね。 >>130彼のいろんな事情を聞く事はできないまま、パウンドケーキの袋を手渡した。
「そっかあ残念。じゃあまた今度ね。」
>>133>>134忙しいのなら仕方がない。 でもケーキは好きそうとは把握した。 それからも大和くんは天文部には来ないけど、勿論学校には来てるから通りすがりに会ったこともあったと思う。 私は毎日ではないけど、天文部のある曜日にはお菓子の包みを別に作っておいていた。 なんとなく。なんとなくだけどね。
(142) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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「大和くん、これ食べてくれる? 試作品。マカロン焼いてみたの。」
大体昼休みか放課後。放課後は大和くんが忙しそうだったのもあって、月に1〜2回、そんな風に呼びかける日を作ってみた。 その度にお菓子は変わる。作りたいものも変わるからね。 だからバレンタインの日も部室に持ってった義理チョコも大和くんにもあげてたよ。
ほら、時間できたら参加して欲しいじゃない? おやつにでも釣られて来ないかなって!
そんな思惑があったけど、受け取ってくれていたかなあ。 あんまり迷惑そうなら、私も遠慮して遠ざかってしまうのだけどね。*
(143) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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─現在─
お寺で御坊様のお経を聞く。 その後に毎回このお坊様はキリスト教をディスってくるお約束だけど、そのお約束を聞くのはお父さんと私の二人だけ。 13回忌だもんね。 お墓を掃除して手を合わせるのも二人きり。
お父さんの運転で帰宅して、お父さんはお酒を飲んで寝てしまう。 私は後片付けをしたり、干していた洗濯物を取り込んで畳んだりしていた。 そんな時。 >>132スマホが震えたから何かなと思うと、縁士くんからだった。夜空に映る蠍座と、蠍のスタンプ。
『綺麗に撮れてるね!蠍座でしょ? 良いなあ、自分で探せたの?』
律儀に約束を守ってくれた縁士くんに即お返事。 一緒に送ったスタンプは「ありがたきしあわせ」と笑ってひざまづいてる鎧を着た猫でした。*
(144) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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ーー現在/花火の時間ーー
[設営が終わったので、僕は天文アプリの話をしている縁士と永>>135>>@27
設営をさぼった七尾(僕は怒ってはないよ)>>83大和と話していた真弓>>106、みんなに声を掛ける。
大和は幽霊部員だが手伝いはしてくれたし助かった>>118
火を扱うのだから、大人の加賀先生の許可が必要だ。
僕は加賀先生に近寄り、一呼吸置いてから声を掛ける。]
先生、花火を始めても良いですか?*
(145) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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─合宿前・部室─
[実は、康生の成績はいい方だ。科目によって多少のばらつきはあるが、低い科目でも学年で二十番以内には入っている程度には。ただ、昔と違って成績が貼り出される訳でもない。尋ねられなければ康生から言う事もないだろうから、彼女の心の平穏はきっとこの先も守られる筈だ。]
[幼少期に関しての推察>>109は的を射てるし、康生自身も薄々似た様な過去があるんじゃないかと感じている。ただ、誰かを想って空を見上げた事は恐らく無いだろう。康生にとっての空は、友人たる星々が住まう場所であり、悲しみに想いを馳せる場所ではない。少なくとも、今はまだ。]
[織姫と彦星に関しては、「実際の距離が離れすぎてるとか、近付いてるとこ見たことないとか、色々言われるけどさ。越えられてるし会えてるって考える方が、俺は好き!」なんて笑って答えた。知識は知識としてあるけれど、それはさて置き…という事らしい。]
(146) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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―― 合宿前:部室 ――
楽しみにしてますっ! あ、あと、 綺麗な写真が撮れたらLINEしますね。
[既にそんな約束が何処かで交わされていた、>>64 なんて事は露も知らずに伝えたなら。 心地の良い撫でる手が離れるのを名残惜しみつつ にこにこと心の底から嬉しそうな笑顔を 瑠璃川先輩に向けたのでした。*]>>90
(147) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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ご当地ギディちゃん……あれか! コスプレしてて、ストラップとか色々あるやつな? OK、ちゃんと買って来る!
[頼まれた内容>>110を忘れない様に、スマホに指を滑らせメモする。現地に着いた瞬間買いに走ったから、最終日には確保も終わっている事だろう。後は持って帰って渡すだけの状態だ。]
え、命来んの!? 最近、連絡取れなかったし会えてなかったから、俺初耳! 参加するってことは、元気ってことだよな。 なんか安心した!
[パアッと笑顔を見せる。康生は人懐っこいし、誰とでもフレンドリーに接する。よく言えばコミュニケーション能力が高く、悪く言えば遠慮が無い。余程拒絶されない限り、同じ部の同級生は入部直後に連絡先交換まで漕ぎつけている筈だ。その時の連絡先が、今でも機能するかどうかは別として。]
瑠璃川も、話せたらいいのにな。 あ、連絡先できたら聞いてみるよ。 教えていいって言われたら、瑠璃川にも伝えるな!
[そう半ば強引に請け負って、この時の会話は締めくくられただろうか。*]
(148) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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――日々の生活――
[早朝は朝日が昇る何時間も前に起きて配達に行き学校で少し寝て授業を受けて帰り、また配達してご飯を終えたらすぐに寝る。 そんな生活の中で配達は生きる為にしていることで>>125配達している各家庭のことなんて考えたこともなかった。 表札の名前と住所だけ合っていれば問題なかった。
>>135生活に困窮しているのだからスマホなんて持てるわけもなく、大和が所持しているのはガラケーでそのガラケーすらもこの合宿に来る際に電源をOFFにして起動してはいなかった。
SNSというものもよくわからない。 情報社会から隔絶された存在は利便性というものとは無縁だった*]
(149) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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―― とある日の部室、不思議な時間 ――
[表紙だけ見せるつもりだったのだけど 乾先輩はあたしのすぐ傍に移動してきて、 なんと本の内容を覗き込んできた。>>121>>122
…思ってたより距離感近いな?
なんて、今までほとんど接してこなかった、 しかも異性の先輩なんていう存在感に どぎまぎしながら。 早くも遅くも無い速度を心掛けて 本のページをぱらり、ぱらりと捲ってみせた。
結構緊張したけど、 乾先輩の口から零れる感嘆の声は 自分が感じたものと似ている気のする内容で。]
(150) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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はい、綺麗だなーって。 不思議だけど面白いなって話もあって。 『七人のシメオン』とか、…『ヒヨコ星』とか。
[なんて、思わずため口まで交えて 本の感想を口にしてしまうのだった。
どっちも七つの星が元になった話っぽいから 同じ星から生まれたのかな?なんて どの星を指してるのかはわからないけど。 ありのまま面白いと感じた所も、 少しはしゃぎながら伝えて。
前者は『兄弟』の神話、 後者は…『親子』の神話。 だったのは純粋に無意識に。]
(151) 2023/08/11(Fri) 21時半頃
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あれ、そうなんですか? へー……
……あー、 じゃあ仲間ですね、先輩。 あたしも実は星に興味があったわけじゃなくって。
[告げられた内容に最初は目を瞬かせて。 >>123>>124 けれど次の瞬間にはふにゃ、と苦笑して 自分も同罪ですなんて告白してみせた。 読書好きって所もまた違うから同罪とも言えないか。 なんて更にバツを悪くして頬を掻く。]
(152) 2023/08/11(Fri) 22時頃
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―― 、 …あ、えーっと。 雰囲気が良かったから入部したんです。
[一瞬。本当の入部理由を 口にしそうになって、慌てて取り繕った。 こんな事言うのは重たいし言うものじゃないなって。 だから、]
先輩、お兄さんがいるんですね。 この部活の人なんですか? でも、あたし会った事ない…ですよね?
[気になった事を逆に聞く事にした。 距離が縮まっていた事には気付かずに。*]
(153) 2023/08/11(Fri) 22時頃
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─合宿前のとある日・部室にて─
「うん、ありがとう!楽しみにしてるね!」
>>147似たような写真でも同じ星座でも、それぞれが見たものを送ってくれるのが嬉しくて七尾ちゃんに笑顔を向ける。 >>148柊木くんにもそれそれ!と笑って。 ああ、本当に楽しそうだなー。 大和くんの連絡先もあれば嬉しいけど…なんとなく忙しそうでまだ聞いてない。
「うん。もし良かったらで良いよ?」
そんな風に、その時の部室では話が終わっていったんだと思う。 その後は合宿の話が盛り上がっても、私は行けないわけだからね…。 話の中心はみんなになって、私は質問されれば答えるくらいのポジションに落ち着いてたはず。*
(154) 2023/08/11(Fri) 22時頃
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ん。ああ、勿論。
[乾の声が届き、里灯りを見下ろす顔が後ろへと振り返る。 先刻の事があったからと、少し注意深く乾の様子を 観察するものの、特に違和感は見つからず。>>145]
去年は何か、花火の取り扱いで注意があったとか 顧問先生に聞いたから、そんだけは気をつけてな。 飛び火して丘の草木を焼きでもしたら大変なことになる。
[誰のことかは聞いていたが、特段名指しなどはしない。 花火の取り扱いは正しく。バケツに水を用意して。 煩いかもしれないが、念押すようにもう一度伝えつつ、 先に花火を行う判断に否やはないと首肯した。**]
(@28) 2023/08/11(Fri) 22時頃
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―― 展望台:設営が終わってた ――
[夕映えを過ぎた空に点々と輝く星を スマホの画面、アプリ越しに追っていたら 望遠鏡の設営が完了していた。>>145
あ、あわ…なんて口から溢してから 反省の色を顔に浮かべてみせた。 怒られなかったのは良かったけど、 今日来れた唯一の一年部員としては 多分失態の極みだななんて肩も落とした。
肩、と言えばとずっと掛けていた クーラーボックスを降ろし、蓋を開ける。]
(155) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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ーーとある日の部室/七尾ーー
[僕は人との距離の取り方が上手くない。 近付きすぎたり、近付くべき時に近寄れなかったり。
まさか彼女をどぎまぎさせてしまうとは思わなかったが。>>150
でも、彼女の旋毛よりは本を眺めていたから許して欲しい。]
七人のシメオンは知ってる。 あれはなんだか不思議というか、腑に落ちない話だが。 神話特有の不可解があるね。
兄弟それぞれの違う特技が面白い。
[残念ながらヒヨコ星は知らなかった。
彼女がテーマである兄弟、や親子を意識しているのまでは気付けなく。
しかし、好きな神話をウキウキ話す後輩に好感を持った。]
(156) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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[珊瑚さんから返事が来たけど>>144、 自分で探せたの!?と書かれてしまっていて、ちょっとバツが悪い。 ここは素直に返事をすることにした。]
💬 あ………アプリだよ。僕程度では蠍座を探すのは難しい… 自力で分かるのは、北極星とか天の川とか……それこそ冬のオリオンくらいかな。
[ついでに天の川🌌を写した一枚も添付して。]
💬 そういえば、僕の少ない天文知識だけど。 織姫と彦星って、人間に換算したら3秒に1回会ってるんだってね。むしろ会い過ぎだよね。
[綺麗な写真を色々と台無しにする付け足しだったが、よし天文の話題を振ったぞ、という達成感でそのまま送信した。]*
(157) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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先輩方、お疲れ様です。 遅くなったけど飲み物いりますか?
[なんて、 付近にいた先輩達に向け声を掛けてみる。
ボックスの中にはスポドリやお茶、 炭酸とかジュースとか色んな物が詰まっている。 ご指名が入れば一本抜き取り、水滴を手持ちの タオルで拭って手渡しただろう。]
(158) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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[花火が始まりそうな気配がしたなら そちらを向いて。>>145>>@28 どんなのがあるんだろうな、なんて 物理的に遠巻きながらも興味津々に そのラインナップを眺めやった。*]
(159) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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[続く懺悔のような告白は、やはり、で。天文部員としては二人とも失格なのだが。
幽霊部員だっているし、別にどんな理由で在籍してもいいのかも、なんて思ったり。]
ーーそっか。なんだか七尾さんからはそんな感じがしていたから。
雰囲気?
[天文部のどんな雰囲気に惹かれたのだろうか。
頬をかく姿を後ろから眺めている。]
ああ、うん。今年の春から海外留学してるんだ。 だから日本にはいないんだよ。
七尾さんは、兄弟いるの?
[こんなありきたりな質問しか浮かばない僕はつまらない男だ。]*
(160) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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……だな。
[天道>>135に小さく頷きながら、引き続き、アプリごしに空を眺める。 こんなにたくさん、と言うのには。]
むしろ有り過ぎっていうか、 空がごちゃごちゃだな?
このアプリ、他の人にも声かけてみよっか?
[天道と同じく、部員ではないらしい本郷さんや、 詳しくない部員にも声をかけてみようかと思ったところで、 乾>>145から花火の声がかかって。]
おっけー。
[そう、返事をした。]
(@29) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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─現在・展望台─
[康生はバカ騒ぎもするし、時々常識外れな言動も取るが、愚昧ではない。当然ながら、先輩である彼の兄を知っているし、それなりに可愛がってもらってもいた。だから、「カガセン自体と、というわけじゃなくて」という一言で察しが付いたのだろう。彼の兄と加賀先生が似ている故の問題だ、という事に関しては。]
それってもしかして、た……や、推測は無し! ん、また夜にな。
[ポン、と元気付けるように軽く背中を叩く為に手を伸ばす。避けられないなら、軽く手の平の当たる音がしたか。]
[同じく先輩であった雨龍春音という美しい少女は、康生の記憶にも確かに残っている。彼女はあまり口を開かない方だったから、人となりまでは把握してないけれども、米を洗剤で洗おうとしていた>>74から、自分と同等もしくはそれ以上に家事は出来ないのだろうという印象があるくらいだ。この時点では、その彼女が話に絡んで来るなんて予想出来ていない。]
(161) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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[ただ、予想出来ているであろう事が一つある。もし、仲の良かった筈の兄と似ているという理由で加賀先生に刺々しい態度を取ってしまったと言うのなら、仲が良かった筈の乾兄弟は今、険悪だという事になる。それも、兄の匡は留学中なのだから、旅立つより前に不仲になったと考えるのが自然だ。一体、いつからなのだろう。]
[加賀先生の方に視線が向く。手持ち無沙汰な様子>>@22が目に入れば、康生は満面の笑みで、手だけ控えめに小さく振ってみせた。「気にしないで」とでも言うかの様に。もし推測が当たっているとすれば、加賀先生にとってはとばっちり以外の何でもない訳だから。こんな仕草も、多分犬っぽいと思われている>>@12のだろう。康生本人は、気付いていないけれども。それから程なくして、花火開始の諸注意>>@28を聞くことになっただろう。*]
(162) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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─現在─
『最近のアプリ便利だもんね。 それでもわかれば十分だよ、ありがとう! 暮れ泥む頃合いの夜空って綺麗だよね。』
>>157更にきたメッセージにそう返していると届いた天の川。 そこに添えられた言葉にはちょっと苦笑い。
『星の寿命に換算すれば、だっけ? でも、どんなに長い時間生きているのだとしても 好きな人とはずっと一緒にいたいものじゃないかなあ。 むしろ三秒に一度しか会えないって 忙しすぎてかなり可哀想だと思うよ。 私なら好きな人とまったり過ごしたいもん。』
(163) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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人なんていつ死ぬか分からないし、星だって隕石衝突で砕けるかもしれないからね。 そんなことを思っておいて。 ちょっと、お母さんのことを思い出してしんみりしてしまっていた。 一人で見上げる星空は、嫌い。*
(164) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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――回想・昨年――
[合宿に誘われ断ったのにもらったパウンドケーキはとても美味しかった。 100円の安いパンともやしで生活しているから御馳走も御馳走だった。 食べればなくなってしまうので少しずつ食べていった。
残念、また今度>>142と言ってくれたけれど関わることはあまりないだろうと思っていたが感謝はしていたが予想に反して通りすがりに会うことは多かった。 或いはこれまでの大和がすれ違っても一切気にしていなかったともいう。
一番すれ違う機会が多かったのは昼休みだった。 昼休みは睡眠時間補填のために昼寝をする時間だった。 屋上に続く扉の手前は人が訪れない穴場スポットで昼休みが終わるまでの時間をそこで過ごす。 その場所への移動の最中に顔を合わせてはお菓子をもらうようになっていた。 彩りのない食生活の中で突然生まれた変化だが甘味は御馳走であり毒だった]
(165) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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[一度食べてしまえばまた欲しくなってしまう。 呼び止められれば足を止めてしまうようになり、お菓子を貰うと感謝する。 二月に貰ったチョコは大切な栄養源となったので暫くの間保存していてすぐに食べなかったので味を聞かれても答えられはしなかった。 そもそも味を聞かれても美味しいか否かでしか応えられないのだが]
ありがとう、いつもごちそうさま。
[あげる、ではなく食べてくれる。と問われたのも抵抗がなくなっていった原因だろう。 大和は最初は仏頂面な感じであったが、最近は複雑そうな表情でお菓子を受け取る。 嬉しいしありがたいがそれを素直に露呈させるのは流石に恥ずかしい。
視線を右往左往とさせながら感謝を伝えると急いでその場を去っていく。 迷惑なことなどはなかったから受け取る以外の選択肢はなかった。
だから、お菓子に釣られて新聞の休刊日と重なった日なら一度くらいは天文学部の活動に参加していたかもしれない*]
(166) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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─花火開始─
サンキュ、七尾! 俺、もう喉カラッカラ! 一本貰っていい? 花火の前に補充しないと、俺が先に燃えるかもってくらいでさ〜。 あ、スポドリで!
[元より体力が無い上に、喋り通しで設営もやっていたのだ。喉が渇いて仕方がない。クーラーボックスを下ろした姿>>155>>158に、駆け寄った。水滴まで拭ってくれる気遣いが有難い。蓋を開けると、喉を鳴らして流し込む。全身に染み渡る程に美味いと感じた。]
あーーー生き返る〜〜〜! そうだ、さっき七尾、スマホ空に向けてたよな。 いい写真撮れた?
[何の気無しに投げた質問だが、少し答えづらいかも知れない。目くじらを立てる様な性格ではないものの、康生が星好きな事はきっと彼女も知っているだろうから。*]
(167) 2023/08/11(Fri) 22時半頃
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ーー現在/花火を始めようーー
[案内人ではあるが、永は少年、僕らと近しい存在だ。
花火も当然一緒に楽しんでほしいと僕は考えている。
彼から返事が来た時に、僕は彼の顔を見たのだがーー
不思議な気持ちに囚われる。>>@29
彼は今ここに、実在してるんだろうか。
可笑しすぎる感覚だ。 自分でもよくわからない。
ただ、彼の存在がみんなより希薄に感じて。
この時、僅かに首を傾げた。]*
(168) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[加賀先生への報告は部員の誰がやっても良かったろう。>>@28
が、康生が心配していたから、アピールとして僕が行った。]
……はい。
僕が傍にいますから大丈夫です。 康生も、繰り返すほど間抜けじゃないですけど。
(169) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[去年の話は康生の事だろう。 はしゃいで花火を束ねてふざけ、盛り上がったのは良いことだ。
しかし、火傷をしたり火事になれば笑えない。
去年は兄や、三年生の先輩たちが注意をしていた。
流石に康生も今年は繰り返さないと思いつつ、傍にいようと意思を示す。
加賀先生は立場的な、大人としての当たり前の発言しかしていない。
なのにやっぱり僕はもやっとして、すぐに踵を返した。]*
(170) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[千映からスポドリを受け取る。ひんやりし水滴が浮き出たボトルを首筋に当てて息を吐く。]>>158
ありがとう、七尾さん。 こっちにおいでよ。花火、選んで。>>159
[設営を手伝わなかった気まずさからか、離れている彼女においでおいでをする。]*
(171) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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─回想・去年、大和くんと─
残念ながら彼の諸事情は食事の件に関しても知らなかったと思う。 ただ、お菓子は受け取ってくれるし食べてくれるなら天文部仲間として食べて欲しいなって。 それに加えて、お菓子に釣られてでもきて欲しいなって本当に思ってた。 >>166呼び止めれば止まってくれるし、受け取ってくれるし感謝の言葉もくれる。 複雑そうな表情は気になるけど、まあ嫌なら受け取らないと思うし…と、その頃にはお惣菜パウンドケーキとかにも挑戦してみたり。 ほら、実は甘いものより…とかあるかとしれないってね。 味の感想は美味しいかまずいか、好きか嫌いかだけでも私は支障無くて、もし言ってくれたらなるほどってそれを受け止めてたと思う。 人によって好みも違うしね。
だからそうして、バレンタインが過ぎた頃かな? 大和くんが部活に参加してくれた時は「来てくれたんだ!」って満面の笑みでウェルカムしたよ!
(172) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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「大和くん、今日は冬の星座の話してたんだ〜。 どんなのが見えるのかは知ってる?」
なんて、普段の天文部の活動内容に被る話をしながら、その時だってクッキーを差し出してお茶を淹れたりしてたはず。 まあ本当に忙しそうで、それ以外はあんまり…というかその一度きりだった気もするけど。
そんな大和くんが合宿に来てくれたのに、私が参加できないのは本当…残念。*
(173) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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─花火開始─
[スポドリ片手に注意を聞いていたら、名前が挙がって>>169視線がそちらへと向いた。自然、足はそちらへと向かう。]
も〜、なんで名指ししちゃうんだよ〜! いや俺だって、俺の事だって分かってたけどさぁ! 七尾とか、部員以外は知らないんだから黙っててくれたっていいんじゃんケイ〜! 俺がアホな事したって、下級生にも語り継がれちゃうやつじゃんこのパターン! カガセン、なんも言ってなかったのにぃ〜……自業自得だしいいけどさぁ。
[本気の抗議ではなく、冗談の類だ。その証拠に、嘆き方はやけに大げさだ。場の雰囲気を和ませる為でもあり、自らが反面教師になる事で二の轍を踏む者が出ない様にという気遣いも、僅かにあるのかも知れない。早々出ないだろうが。]
[ともあれ、傍に居ようと思ったのは康生の方もだろう。踵を返したなら、懐いた犬の様に後をついて行った。*]
(174) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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ーー花火前/康生(七尾/補足)ーー
[背中に当たったのは。
僕を励ますように、支えるように。
優しく触れたのは、彼のーー ここに向かう途中に僕が握っていた掌だ。>>161
避ける理由など何処にあるだろうか。]
[普段の態度や表面的な印象とは裏腹、実は聡明な彼が色々と考えを巡らせている事をなんとなく僕は察したが、今ここで話すことではない。
ただ、感謝の視線を向けるだけで十分だったろう。]
[花火を始める際、僕は千映を呼んだが、康生と話しているようなら>>167邪魔はしないだろう。]
(175) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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―― とある日の部室、不思議な時間 つー ――
一番目のお兄ちゃんの特技が特殊すぎて 実は一番役に立てる場面少ないんじゃ? とか思っちゃ…いました。
[はっと気付いて敬語に直す。 なんか変な所を見せちゃった気がするけど 気を強く持って生きたいと思う。]>>156
(176) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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先輩達の星の話題に入れないですからねー… バレちゃってましたか。
[ここは舌を出すべきなのかな。 そこまであざとい事はできないから苦笑で済ませて。 海外留学の話を聞けたなら素直に驚いて、]
お兄さん、凄いんですね。 あたしは英語苦手なんで、留学なんて できる気がしないなあ。
[なんて感嘆の声を上げてみせた。 そんなお兄さんがいるのなら、先輩自身も 実は凄い人なのかもしれないなんて思ったりして。]
(177) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[乾には、おっけーと返事をしたけれど、 なぜか僅かに首を傾げた>>168ので、こちらも小さく首を傾げた。]
[花火に誘ってもらったので、沢山ある花火の中から、線香花火を選んで。]
天道君、どっちが長く持たせられるか、勝負しよ?
[もしもその会話が聞こえていて、他にも参加してくれる人が居るなら、みんなで勝負するつもり。]
(@30) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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あたしですか?>>160
……いますよ。 あんまり仲も良くないし、 もう独り立ちしちゃってるんですけど。
[その質問には苦笑も添えて答えて。
内々で恨みがましく思っている事は 決して滲ませないように。 声音だけは何処までも軽やかに。]
(178) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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…先輩って結構お話されるんですね。
思ってたのと違ったな。 あっ、もちろん良い意味でですよ。
[少しの会話ながらも 第一印象とは違った雰囲気に向けそう言葉を投げて。
話題はともあれ、顔と身体とを そちら側に向けては、 人懐こい笑顔を向けてみせた。*]
(179) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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―― 柊木先輩 ――
[第一印象から変わらず、元気な先輩。 明るくて、瑠璃川先輩が女子の輪の華なら 柊木先輩は男子の輪の華。…華? 部長とも、他の部員とも 世間話も星の話も良くしてるなって印象。 時々。時々だけ、 雰囲気が沈む気は…する?かも?]
(180) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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―― 展望台:即席ドリンクスタンド ――
お疲れ様です柊木先輩。>>167 スポドリですね。
[駆け寄り差し出される手に アクアと綴られたラベルのペットボトルを手渡す。 即座に開けられ、一気飲みするんじゃないかって くらいの勢いで飲む仕草におお…なんて、 つい声を上げてしまった。]
本当に喉乾いてたんですね。 ふふ。
(181) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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[後輩目線でも伝わるくらいの、目前の先輩の 愛されキャラっぷりに思わず笑いがこぼれる。
次いで尋ねられる質問にはえって声を漏らしつつ。]
えーーーっと… 来る途中からずっと見つけてた 七尾的一番星が写真にも写りそうなくらいに なってたんで撮りました。
あとで部のグループLINEに上げますね? 先輩もいいの撮れたら上げてください。
[きっとこう応えればアプリの事は誤魔化せる。 そう確信しながら、不敵に笑んでみせて 深い言及から逃れよーと。*]
(182) 2023/08/11(Fri) 23時頃
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―― 即席ドリンクスタンドは盛況 ――
ぅあ。あ〜〜〜…ハイ。 ええっと、どんなのがありますか?
[乾先輩からもスポドリを頼まれ、 今度は名前だけならポカポカしてきそうな ラベルのペットボトルを手渡す。>>171
内心を読まれた気がする。
大人しく誘われる声に従って近寄り束を見下ろす。 一通り眺めてから水玉模様の先端の物を選び、 これでと言い残して次の人が選びやすい様にと その場から少し離れる。
他の人はどれを選ぶだろうと待ちながら、 手持ち無沙汰に花火の穂先を揺らして遊んだ。*]
(183) 2023/08/11(Fri) 23時半頃
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>>158 ……あ、ありがとう。じゃ、お茶があれば。
[七尾さんがボックスを開けて飲み物を配り始めたので、お茶をお願いして。 もしお茶が何種類かあれば、緑茶を選ぶ。
タオルで水滴を拭き取ったペットボトルを受け取りながらもう一度お礼を言って。 他の男子は概ね、健康的なスポドリを受け取っていた。]
………うち、祖父母しかいないから。 基本、お茶しか飲まないんだよね。
[誰かにじじむさいと言われたわけでもないが、何となく言い訳を呟いた。]
(184) 2023/08/11(Fri) 23時半頃
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[七尾さんから受け取った冷たいお茶をありがたく飲んでいると、珊瑚さんからの返信が来ていた。 結構長くて、思わず飲む手を休め、読む。
しばらく考えたあと、ぽちぽちと返信を打った。]
💬 忙しすぎてかわいそう………? そ、そういうものなのか…… なるほど………優しいね。
[実は、好きな人なんていないからよく分からない、と書きそうになったけど。 余計な一文だと考えて、それはやめておいた。]
(185) 2023/08/11(Fri) 23時半頃
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[やがて加賀先生の許可を得てから、何人かがぼちぼちと花火を始めるだろうか。 僕も花火の入った袋を開けて吟味を始めるが、どれを選んだら良いかさっぱり分からなくて。
これならば、と線香花火を手に取ったところで、同じものを持ったAに誘われ>>@30、頷いた。]
線香花火の、長持ち勝負。
………って、どうやったら長持ちすんのコレ??
[コツがある?持ち方?角度??と首をひねりながら。 Aの合図を待ってから火を点ける。]*
(186) 2023/08/11(Fri) 23時半頃
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─現在─
『だって常に反復横跳びしながらしか会えない そんな二人は嫌だ。』
好きな人とどうこうよりも忙しなさ過ぎるのが絶対嫌じゃない…? すごく落ち着かなくない…? なんて思いながら縁士くんに送信したけど、まあこのメッセージがいつ途切れてもおかしくないよね。 あっちはあっちで楽しんでるんだろうし。 でも、こうしてメッセージ送ってくれる律儀さに嬉しくなってるのもまた事実。*
(187) 2023/08/11(Fri) 23時半頃
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[どうやったら、という>>186のには、小さく首を傾げ。]
分かんないけど、 ……適当?
[くすりと笑って、同じタイミングで火を点けた。]
(@31) 2023/08/11(Fri) 23時半頃
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Aは、67(0..100)x1秒後に火の球が落ちた。
2023/08/11(Fri) 23時半頃
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―― 即席ドリンクスタンド、お茶編 ――
[ラインナップに加えるくらいですから、 お茶だって立派な現役高校生の飲み物ですよ?
クーラーボックスから緑色のラベルのボトルを 取り出し渡しながら、受け取る時に 先輩が呟いた言葉に目をぱちくりさせて。]
先輩、ご両親いないんですか?>>184 あっ、これ聞いちゃ駄目かな?
[聞いてから思い直して口走る。 それでも肯定の言葉や事情を聞けたなら拝聴して。 触れずにそのままスルーされても 特に気に留めない様にして。*]
(188) 2023/08/11(Fri) 23時半頃
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エニシは、の線香花火は、68(0..100)x1秒 持ちこたえた。
2023/08/12(Sat) 00時頃
エニシは、1秒差に思わず、似合ってないガッツポーズ。
2023/08/12(Sat) 00時頃
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[線香花火を持つ永の手にとまって、一緒に花火をやってる風。]
(189) 2023/08/12(Sat) 00時頃
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……ちょっ!
[結構持ちこたえたと思ったのに、天道の火球もなかなか落ちなくて。 ぽとり、自分のが落ちた瞬間に、1秒の差で天道のが落ち。た。]
大差で負けるならまだしも、 ちょっとの差過ぎて悔しい。
[悔しい、と言いながら、ガッツポーズをするのを見て笑う。]
(@32) 2023/08/12(Sat) 00時頃
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俺が負けたから、何でもお願い一個聞くよ。 ……もうお別れだから、それまでになら。
[何かを賭ける、という約束はしてなかったけど。 勝負といったら、負けた方が罰ゲームか、勝った方に褒賞があるものだから。]
(@33) 2023/08/12(Sat) 00時頃
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――展望台への道>>118――
[大和君とも、特別に親しいかと言われればそんな事はない。 むしろ、瑠璃川さんとも違って本当に以前のクラスメートというぐらいだと思う。 だから、少し話しかけたのが唐突過ぎたかもしれないと、彼の反応>>118から少し自分を顧みた。 もっとも、内心までは察せられないのだけれど]
あー。幽霊部員というやつね? そっか。なら確かに、たまには参加はしないといけないよね。 ……どうして天文部に?星に興味とかあったの?
[思ったよりずっと普通の理由だった。でも、それならそれで別の疑問が出てくるわけで。 どうして参加しなくなったのか、なんて事は聞かない。 でも、入ろうと思った動機ぐらいは聞いてもいいだろう。と尋ねたら、 全く同じ質問が返ってきた>>120のでくすり、と思わず笑ってしまった]
(190) 2023/08/12(Sat) 00時頃
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直接の理由は、副顧問の加賀先生に誘われたから。 後は、去年はずっと塾通いで学生らしいこと全然だったし。 なんか、そういう事をね…一つぐらいはしないといけない気がしたから。 そういう思い出みたいなのが一つぐらいあってもいいかなって。
特別星じゃなくてもよかったかもしれない。 嫌いじゃないよ?小さい頃にここの学校で理科の先生に木星とか月を望遠鏡で見せてもらってね… しし座流星群も見たし。だから好きは好きだったかな。
(191) 2023/08/12(Sat) 00時頃
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――回想・去年――
[ケーキとは甘いものだと思っていた。 瑠璃川からもらっていたお菓子もそれまでは甘かったのでその思いは当たり前だと思い込んでいた。 >>172初めて食べたお惣菜パウンドケーキはお菓子ではなかった。 お惣菜なので当然なのだがお菓子で甘いものだと思い込んでいたので一口食べて驚いたことは今でも覚えている。 あれはお菓子ではなくご飯だった。 一食分浮くのでありがたく頂戴できた。
食に拘りや好き嫌いはなかった。 食べられればそれだけでありがたい。 何でも食べるし、大体美味しい。 不味いとか嫌いとかは伝えたことはない。
そんな風に食生活の一助となってくれていたので訪れた天文学部は行った瞬間に若干後悔した。 そんなに満面の笑みで迎えられなくてもよかった。 部屋の隅っこでこっそりしているくらいでいいのだ。 でもクッキーは美味しくいただいた。 お茶は味がついている飲み物だった。 普段は大体水を飲んでいるのでお茶はよくわからないが味があるもので、味を問われたらやはり美味しいとは答えるけれど]
(192) 2023/08/12(Sat) 00時頃
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星座はよくわからないけど、星はよく見てるよ。
[朝刊の配達は深夜から早朝にかけて行う。 午前3時くらいにバイクの音がすれば大体朝刊を配っている人だろう。 大和はバイクに乗れないので自転車だが、空を見上げれば冬は他の季節よりも星がよく見える。 配達終わりに白い息を吐き出しながら夜空を見上げてみる星に何かしら感傷的になることはないが覚えてはいる]
よく光ってる星がいくつかあるよね。 確か大三角形とか言うやつの。
[小学校の時に理科の授業で習った星座は覚えている。 有名なやつだけだ。 それ以外はあまり覚えてはいないのでそれしか答えることはできなかった。
お菓子に釣らてやってくるのだからお菓子がなかったら出現しないのが大和 命である。 合宿でもお菓子を食べれるかと思ったが残念ながらそれはなかったのがとても残念に思っている*]
(193) 2023/08/12(Sat) 00時頃
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……この辺にお祖母ちゃんの実家があって、 昔ちょっとだけ一緒に住んでたからね。 久しぶりに来てみたかったかな。
本当言うとそれが一番の理由。
そんなとこ。
[結構喋ってしまった気がする。まあ、でもいいかな。そのぐらいは。 大和君がどう思うかはわからないけれど。]
……で、大和君は?*
(194) 2023/08/12(Sat) 00時頃
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[>>187 スマホが鳴ったので、珊瑚さんの返事に目を落とし。 "反復横跳び"という表現をリアルに想像して、思わず笑ってしまいそうになる。]
💬 確かに忙しなくて笑っちゃった。 ………それならいっそ年に一度くらいの方がマシ?
会えない時間が愛育てる、とか歌にもあったし。
[………書きつつもよく分かってないけど やっぱり、年に一度は寂しすぎないだろうか。
返事ついでに、今度は花火の写真を送った。🎇 自分のではなく誰かの手持ち花火ショット。]
(195) 2023/08/12(Sat) 00時頃
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―合宿前>>@25>>@26―
[本郷先生は、お世話になっている先生ではある。 教え方も、少なくとも私にとってはためになっている。 大人の余裕というか、良い意味で教師として生徒との距離感を持っている人だと思うし、そういう意味での好感は、まああった。
関わりは実際多いとは言えないし、だから話が来たときは少し驚いたんだけれどね。]
(196) 2023/08/12(Sat) 00時半頃
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特別すごく興味があるというほどでもないですけど…星空は好きですよ。 見てると、なんか人間の日々の細々した事がどうでもよく思えてくるので、好きです。 見てると落ち着くんですよね… いつも見てたからかな。
ありがとうございます先生。父さん達に話して、出させてもらいますね。
[どうして私なんだろうとも思ったけれど、この間書いたレポートからかな。 ともかく、私にとっては降って湧いたような話だけれど、割と願ってもなかった。 参加希望の用紙を出して、楽しみにしつつ… まあ、あてにしていたクラスメートの瑠璃川さんはは参加できなかったわけだけど…
そうして、今に至る*]
(197) 2023/08/12(Sat) 00時半頃
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─即席ドリンクスタンド─
[七尾千映は、康生にとって可愛い後輩だ。入部希望者が減って来ている中、入部してくれた星好きな一年生となれば、構いに行かない理由が無い。遠慮無く(いつもの調子で、とも言う)天体に関する話を振った結果、康生は彼女が実は星に明るくないのだと割と早い段階で気付いた様だった。]
[ただ、気付いたからと言って特段接し方を変えたつもりは無い。あって、星々の話ではなく日常の話題を振る事が多くなったとか、その程度だ。特段、問い質そうとしたことも無い。星への興味が薄くとも、彼女が天文部の仲間である事には何の変わりも無かったからだ。興味が無さそうな割に、彼女は特に夜間の活動には毎回参加してくれていた。それを咎める理由なんて無いし、何らかの事情があったとしても、いずれ星の事を好きになってくれればという考えもあったのかも知れない。]
この暑さだもん、そりゃ乾くって! 七尾は喉、乾いてない? 配ってばっかじゃなくて、ちゃんと自分でも飲めよ〜? 好きなの確保しても、誰も怒ったりしないって! 運んだのは七尾なんだしさ。
(198) 2023/08/12(Sat) 00時半頃
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[「何が好き?」なんて聞いていたものの。「七尾的一番星」なんて単語を聞いてしまったものだから、うっかり噎せてしまった。ゲホゲホと暫く噎せた後で、大きく笑い声を上げた。その単語が出る時点で、星に詳しくないと自ら公言してるようなものなのだから。暗い星ならいざ知らず、一番星に成り得る恒星や惑星の位置なんて、天体好きなら概ね頭に入っているし、さらっと出て来る。それでいて、不敵な笑みを浮かべて何かを隠せたつもりで居るのが、いじらしくさえ思えた。]
ふは、あはは、ッけほ、そっか〜、七尾的一番星かー。 めちゃくちゃイカすじゃん! 来る途中から見つけてたってことは、結構高い位置のか? ケホッ、画像、楽しみにしてるなー。
あ、俺も花火して来る!
[あまり爆笑するのも悪いが、噎せてしまったのもあって誤魔化しが利く状態ではない。どうしてそんなに笑ったのかと疑問に思われる前に、そそくさと場を離れる事を康生は選んだ。*]
(199) 2023/08/12(Sat) 00時半頃
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[七尾さんの質問には、特に躊躇もなくするっと答えた。>>188]
うん、両親はいない。 全然気にしてないから大丈夫。
[気にしてないのは本当だったが、 聞かれもしない詳しい事情を自分から話すわけでもなく。
逆に、甲斐甲斐しく飲み物を配る七尾さんに尋ねた。]
……七尾さんはきょうだい居るの?
[気が利く彼女はおそらく弟か妹がいる立場かな?と感じて聞いたのだが、この予想までは付け足さなかった。]
(200) 2023/08/12(Sat) 00時半頃
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[Aとの線香花火勝負は、僕の圧勝で終わった。 いや圧勝ではなく1秒差だが。
ガッツポーズを見られてしかも笑われてしまったので、ちょっと赤くなって、ぷいっと顔を背けた。
続いた言葉には。]
もうお別れって……
……あ、あぁ。明日で合宿終わるから、か。
[一瞬の動揺を見せた後、考え込んで。]
何でもって難しいね………帰るまでの保留にさせてもらお。
[現時点では何も思いつかなかったので、思わず保留なんて言ったけれど。お茶の一杯でも奢って貰えば良かったのだろうな。]*
(201) 2023/08/12(Sat) 00時半頃
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─現在・展望台のある丘の上─
[天道君…クラスメートの天道君とは双子の今来ている方だから縁士君。 七星君という彼>>@27にアプリを勧めたりして話をしていたついでに勧めてもらった>>135>>@29。]
へえ。これ聞いたことあるけど…すごい便利。 確かに私そこまで詳しくないし、これ最初から持ってたら観測の時ももっと違ってたかも。 ありがとう。今からでもしっかり使わせてもらうね。
[と話しつつ、ふと、縁士君が話していた相手の彼>>@29に目が留まった。]
そう言えば、彼……七星君だっけ。 この村の事いろいろ紹介してくれてたけど……
[ふと些細な疑問が起こる。私も、一時期とはいえこの村には住んでいた。 それが参加を決めた理由でもあるわけだし]
(202) 2023/08/12(Sat) 00時半頃
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ねえ、七星君だったよね。
………あなた、いつからこの村に? ……いえ、もしかして会った事ないかなって思って。 それだけなんだけど…
[そう答えたら彼、七星君は何と答えただろう。もしはっきり答えが返ってこなくても、花火の準備が整えば>>@28うやむやになってしまう話かもしれないけれど]
(203) 2023/08/12(Sat) 00時半頃
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―現在 花火の時間―
[どちらにしても、花火の準備が整えば乾君>>145が加賀先生に声をかけて、花火の時間になったはず。 私は正式な部員というわけでもないので、準備の方はほどほど程度の手伝いしかしていないし、肉体労働系は本当に全然せずに男の子達に任せてしまったけれど]
私も、一本貰っても構わない?
[天文部の1年の子にそれとなく>>183尋ねて、麦茶があるならそれをもらおう。
で、手に取る花火は… 家庭用の打ち上げ、噴き上げ花火があればそれだ。なければスパーク花火。
そう言えば花火のボードゲームってあったよね。 そんな事をふと思い出しながら、少しの間童心に帰らせてもらおう*]
(204) 2023/08/12(Sat) 01時頃
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――展望台への道――
[大和 命に親しい友人がいるかと言えば本人にはあまり記憶にない。 学校生活を共にしているがそれ以外の時間があまりにも違う。 放課後という時間を共有していないものだからそれは特にそう思う。 学友という言葉が近しいのかもしれない。 感覚的にはそれに近い。拒絶ではなく戸惑いだ]
(205) 2023/08/12(Sat) 01時頃
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う、そう……だね。 天文学部に興味があったわけじゃないよ。 部活に入ってたら入試に有利かなって。
[>>190打算しかない理由だが取り立てて隠すこともない。 疚しい理由しかないがそれもまた部活に入る理由の一つだろう。 最初からあまり参加する予定はなかったというだけだ。
逆に聞いた本郷の理由は誘われたかららしい。 高校生としての思い出に、というのは大和からすれば羨ましい理由だった。 たまたま誘われたから、たまたま星を見にいくから。 嫌いではなかったからというのも選べる立場だと伺い知れる。
小さい頃については最初はよくわからなかったが、>>194昔住んでいたことがあるなら理由としては十分理解できた]
(206) 2023/08/12(Sat) 01時頃
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僕は……。
[>>194僅かに口ごもる。 そんなに大層な理由は抱いていない]
自由になれると思ったんだ。
[曖昧な理由だ。目的意識もない。 今が厭で逃げ出しただけなのだ。
夜中に起きなくてもいい。 自転車を漕がなくてもいい。 ご飯も美味しい。 ドアが叩かれる音に怯えなくていい]
(207) 2023/08/12(Sat) 01時頃
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ただ、それだけなんだ。 特別星じゃなくてもよかった。
[現実から目を背けたかった]
それだけだよ。 本当に、それだけ。
……本郷さんは久しぶりにきて、どうだった?
[自分の話題よりも別の話題にしたかった。 ただ変えられる話題もなくまた本郷に話を振る。
そんな風に展望台にたどり着くまでの幾ばくかの時間を会話に費やしていた**]
(208) 2023/08/12(Sat) 01時頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/12(Sat) 01時頃
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─花火中─
花火花火〜♪っと。どれやろっかなー。 おっ、これあれじゃん! ヒューッて鳴るやつ! ロケット花火だっけ? 俺、飛ばしてもいい?
[線香花火をやっているグループもあるが、康生が好むのは派手だったり綺麗だったりする物だ。線香花火は線香花火で綺麗ではあるけれども、ワイワイ騒ぎながらできる物の方が好みに合う様だ。線香花火は、動けばすぐに落ちてしまう。他の花火だって消える時は寂しいものだが、線香花火のそれはより一層“終わり”を強く意識させるものだ。僅差で落ちる二つの線香花火から、視線は逸れた。それよりも、今はこのロケット花火を飛ばして見たくて仕方がないと言った様子だ。]
あれ? これ、どこに点けたらいいんだ? 先? それとも、なんかひょって出てるとこ?
[花火というのは、案外と火を点ける部分が判りにくい物が多い。ロケット花火は判り易い方だとは思うが、それでも康生は矯めつ眇めつしていた。*]
(209) 2023/08/12(Sat) 01時頃
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――花火の時間――
[花火が始まると線香花火をし始める面々を眺めみる。 花火なんてしたことがない。 有名な打ち上げ花火がどうとか聞いたことがあるけれど実際に見に行ったこともない。 図書室にある本で花火の写真を見ただけだ。
遠からず、近からず、そんな距離で見つめる火の花は純粋に綺麗だと感じる。 魅入ってしまうが他にも打ち上げ花火や噴き上げ花火なるものもあるのだそうだ。 派手な代物だというのは察せる。 本の写真で見た花火も派手だからだ。 本来、花火とは派手なものなのだろう。
自分からは手を出そうとしないのはやり方がわからないからだが――]
(210) 2023/08/12(Sat) 01時頃
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飲み物、もらお。
[ドリンクスタンドもいつのまにかできていた。 >>183ジュースも飲んだ記憶がほぼほぼないものだから手に取ったのは炭酸のジュースだった。 口の中も喉の奥もぱちぱちして痛いのに甘みが強い。 薄ら目元に涙を浮かべながらちびちびとジュースを飲みながら浮かんだ雫に火の花を写し出す中、柊木が何やら棒みたいなものを取り出すとそちらを見て何だろうと興味深げに見つめていた**]
(211) 2023/08/12(Sat) 01時頃
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[Aとの線香花火の対決の後は、他の人の花火を眺め始めたが。 >>209 ロケット花火の点火場所が分からず首を捻っている柊木に近寄って、一緒に眺めてみた。]
………なんかこの、火薬の詰まってそうな場所に適当に火を点ければいけそうじゃない?
[驚くほどの雑さで提案をする。 加賀先生が近くに居たらさすがに叱られたかもしれない。]*
(212) 2023/08/12(Sat) 01時半頃
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─花火─
[視線>>211に気付いたのだろう。上げた視界には大和命の姿があった。]
あ、命! ちょうどよかった〜! これどこに火ぃ点けたらいいか、教えてくんねぇ? 去年確かに見たんだけどさ、上がった瞬間の凄さしか思い出せなくって。 凄かったんだぜ、ヒューってなって飛んでくの!
[確か連絡先を聞こうとしていたのだが、合宿で見掛ける度にこんな感じでその場の用件を優先させてしまう為、最終日なのに実は未だに聞き出せていない。正確に言えば、入部したての頃に一度聞いている筈>>148なのだが。全然繋がらない物だから、もう既に変わったものと康生は考えている。]
[恐らくは、二人とも花火に詳しくない為に、暫くそうしていたのだろう。更にもう一人近付いて来た>>212。]
あ、天道はわかるか!? これの点火するとこ!
確かにイケそうかも! 天道って天才? よし、じゃあ早速やってみようぜ!
[何と言う事だろうか。この場の誰一人として、どうしてロケット花火に導火線があるのかを理解してないらしい。三人寄れば文殊の知恵と言ったのは誰だったか。三人寄っても、無知は無知のままだった。このままでは、とんでもない事になってしまうのではないか?*]
(213) 2023/08/12(Sat) 01時半頃
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[まさか圧勝などと、事実と異なる事を捏造されたとは気付くはずもなく。 少し赤くなった顔を背けるのを見ると、くすくす笑う。>>201]
うん。今日が最終日だから。 [本当は違うけれど、そういう事にしておく。 帰るまでの保留、というのには。]
おっけー。
[緩く笑んで、小さく頷いた。]
(@34) 2023/08/12(Sat) 01時半頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/12(Sat) 02時頃
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ーーとある日の部室/千映ーー
[ふは、て声が出た。
余りにも素直な受け取りだ。 確かに役に立たないと言えばそうなのだが、御伽話なんてそんなもんだし。
彼女の純粋さを見せ付けられて、僕は肩を震わせながら笑いを堪える。
僕にはない輝きが、またここにもあるのかーー。]
……や、確かに。 もっと汎用性が高い能力がいいよね、授かるなら。>>176
ーー敬語、無理しなくてもいいよ。
[気を使っているのを察して。僕は先輩だけど、そんな偉い存在でも、ない。]
(214) 2023/08/12(Sat) 03時頃
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兄は確かに成績も優秀だし、うん……凄い、けど。 でも残念ながら僕は凡人。>>177
みんながキラキラ目を輝かせながら。 そう。それこそ星の瞬きのようになりながら、天体への熱い想いを語る時、僕ニコニコ黙ってるよ?
[彼女もきっとそんな風にやり過ごして来たはず。 自身を下げる発言だが、彼女を肯定する意思も込める。]
(215) 2023/08/12(Sat) 03時頃
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[兄弟について、彼女も何か秘めた想いがありそうだ。>>178
微妙なニュアンスに、そうなんだと返す。]
……七尾さんが話しやすいからだと思うけど。>>179
天文部にいるのに、星に興味ない同盟設立だ。
今後とも宜しくね。
[振り向いた彼女の笑みに応えて、僕は手を差し出す。握手を求めた。
そんな可笑しな同盟に彼女が加入してくれたかは定かではないがーー僕の彼女の、記憶。]**
(216) 2023/08/12(Sat) 03時頃
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ーー現在/花火中ーー
[確かに僕が加賀先生に対して康生の名前を出したのは軽率だったかもしれない。それは素直にごめんと謝り、>>174花火を始めたであろう。]
色々あるよ。ネズミ花火、ロケット花火、爆竹ーー。
[花火を見に来た千映に、僕は箱の中のブツを見せた。>>183
比較的大人しめな花火を選んだ彼女に微笑む。]
(217) 2023/08/12(Sat) 04時半頃
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[七尾からスポドリを受け取る際、縁士も隣に来て飲み物を受け取っていた。>>184
彼の呟きが耳に入り、僕は眉を潜める。
祖父母しかいないーー。
当然そんな話を訊ねる事は出来ないから>>200の内容に至る前に僕は場を離れたけれど。
彼はまたAとつるんで線香花火を始めた。二人は気が合うのだろうか。微笑ましく見守る。>>186>>@31
僕も花火を始めるかと思ったが(隣で康生がロケット花火を始める気配もあるし。>>209) ふと、思い付いてスマホのカメラを縁士とAに向けた。]
撮るよ〜笑って。 はい、チーズ。
[撮らないで!と言われない限りは撮影をしたろう。 二人が希望するなら、写真は後で送ろうと考えながら。 >>201より前、二人が仲良く線香花火対決するところを狙った。]
(218) 2023/08/12(Sat) 04時半頃
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[花火中、僕は康生の傍にはピッタリ張り付いていた。加賀先生に宣言したわけだし。
彼はロケット花火を手にしている…康生らしいと言えばそうだが、危険極まりない。
そこへ縁士が現れて何やら適当なアドバイスをした。>>212 おいやめろ。
ふと視線を感じる。大和がこちら(正確には康生)を見ていた。>>211
手には花火はない。炭酸ジュースを飲んでいるようだが。]
大和、こっちで一緒に花火やらない?
(219) 2023/08/12(Sat) 04時半頃
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[大和はレアキャラだ。僕は彼とほとんど会話した事がない。
彼が部活に顔を出すのは新聞が休刊日で、しかも珊瑚がお菓子を焼いてくる日ぐらいで。>>166
たまたま居合わせた僕は多分、黙々と菓子を食う彼を見たかもしれないが、会話には至らなかったのだ。
そんな彼が今年の合宿に来ると聞いた時は驚いた。
彼が新聞配達をしているのを、僕は両親から聞いて知っていた。
『偉いわよね、恵一と同い年なんでしょう?朝早くから大変だろうにねえ』
母が大和を褒めても、僕としては親しい友達ではないから反応はしにくかった。
ただ、忙しい彼は今年も合宿不参加、レアキャラ続行であろうと思っていただけで。
折角彼に話すチャンスと思ったから、僕は声を掛けてみたわけである。
同じ事を康生も考えていたようで、大和に声を掛けているが>>213彼は来てくれるか。]
(220) 2023/08/12(Sat) 04時半頃
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[花火の最中、真弓が打ち上げ花火を手にしたのを目撃し、声を掛ける>>204]
本郷さん、それやるの? じゃあ写真撮るね。 派手にいこう。
撮った写真、珊瑚に送ろうと思って。
[彼女が珊瑚と親しいのを僕は知っている。
僕自身はあまり彼女と直接話したことは少ないのだが。
大人しそうな印象の彼女が随分激しい花火を選択したのも気になるところ。]*
(221) 2023/08/12(Sat) 04時半頃
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―― 即席ドリンクスタンド:スポドリ編 ――
あたしは大丈夫です。 何せ飲み物担当ですからね、 自分用のはバッチリ確保です。
[クーラーボックス、では無く自分のリュックの サイドポケットに入れていたペットボトルを 取り出し、指差す。 中身は大分減っているからこそ、 補給はバッチリだと伝わる事でしょう。>>198]
ありがとうございます、先輩。
(222) 2023/08/12(Sat) 08時半頃
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[それでも気遣って貰えたのは 純粋に嬉しくて、お礼を伝える。 けど普段からの気遣いには全く気付けてなくて。 ただ「話しやすい先輩だ」っていう印象だけは 入部当初から日に日に加算されていた。 だから話すのは苦じゃないし、 たまに変な事を言っても許される気もしていた。 本当に許されてたのは ニブチンだから気付かず、というのはていくつー。]
な、なんでそんなに笑うんですか?! そうです、向こうの空の方に見えて…
とと、いってらっしゃいです。
(223) 2023/08/12(Sat) 08時半頃
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[こちらではなく花火に気を取られてくれたのか、 柊木先輩は来た時と同じ様な勢いで(体感) その場から離れていってくれた。
ふう、と一つ汗を拭う仕草をする。 今日の『自分の居場所を守る戦い』も無事完了。
一仕事終えたしと、マイボトルに残っていた 最後の水分をぐいっと飲み干す。 その後はと言えば、 自分も花火を選びに行って。**]
(224) 2023/08/12(Sat) 08時半頃
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―― 即席ドリンクスタンド:緑茶編 ――
あう…、なんかすみません。 勝手な想像ですけど、…両親が居ないって 苦労されてそう。
[少し口籠りながら、それでもありのままに 目の前の先輩の境遇への感想を口にする。>>200 踏み込むのも躊躇われて更に口籠っていると 今度はこっちに質問が飛んできた。]
きょうだい?おにい…兄が一人います。 年も離れてるし、あんま仲良くも 無いんですけどね。
(225) 2023/08/12(Sat) 08時半頃
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[知らぬ間に予測されていた内容とは逆の、 しかもこっちもこっちで少し込み入った様な 関係を持ち出してしまい、目の前の先輩は どう反応しただろうか。 突然兄妹について聞かれる、ていうのも ちょっとした違和感を覚えながら。
家族関連だからかな。それとも、 先輩にもきょうだいがいるのかな。*]
(226) 2023/08/12(Sat) 08時半頃
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――花火――
[自分を命と呼ぶ数少ない人物は柊木だった>>213。 彼は誰に対してもとても気軽に話しかけてくる。 問題はその問いかけの答えを必ずしも持っているわけではないということだ]
僕はその花火初めて見るからわからない。 棒の膨らんだところ。 そこに火がつけばいいんじゃないか?
[そこと言って火薬が詰め込まれている筒を指さす。 暗いからよく見えないが線香花火も棒のところは燃えてなかったので膨らんだところだろうと推測してのことだ。
連絡先を問われたことがある柊木だが教えたのは電話番号だけでその電話にもほぼ出ることはない。 皆が青春を謳歌している時間は配達をしているし夜はご飯を食べると早々に寝てしまうから連絡が取れる時間はほとんどない。 着信があったとしても返せる時間には逆に柊木は、というよりは普通の人は寝ている時間になる。
そんな彼の問いかけだから答えたいが答えがないのでもう一人、天道が妙案を出してくれるだろうと期待しよう**]
(227) 2023/08/12(Sat) 09時頃
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[そうして期待していたら>>212同じことを言っていた。 やはり推測は間違ってはいなかったらしい。 柊木が持つ花火は筒に火をつけるで合っているのだろう。 ちょろっと見える紐みたいなものは暗闇で良く見えない]
うん? ……僕は。
[視線を柊木が持つ花火へと向ける。 あの花火は柊木がいうにはすごいらしい。 すごいなら見てみたいのだけれど>>219誘われるとは思わずに視線を乾と柊木が持つ花火の間を行き来させる]
(228) 2023/08/12(Sat) 09時頃
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僕は、この花火を見てからいくよ。 ありがとう。
[柊木が持つ花火の行く末を見てからにしよう。 ひゅーとなってすごいらしいのだ。 今見なければこの先は一生見ないかもしれない。
それでも誘われたのだから断るのも気が引けるので見終わったら行くと約束して一先ずは柊木の持つ花火の行く末を見守りたい**
(229) 2023/08/12(Sat) 09時頃
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─回想・去年、大和くんと─
>>192来てくれたことが嬉しかったから、居心地悪い思いをさせてるなんて思ってなかったな。気づいてなかった。 ただ、居心地が良くなるようにってお菓子とお茶を勧めてお話ししたかったんだよね。
「うんうん、何も考えないで空見るのも良いよね。 そこに物語がついてくると私は楽しくなるの。 昔の人たちはよくあの形で物語作れたなあって。 12星座の物語とかもね。 でも私蟹座だから冬の時期に見られるけど 蟹座の蟹ってあんまり良い話じゃないんだよね…。 大和くんは何座?」
なんて、なるべく話を膨らませようとしてたかな。 そんな私は7/1生まれの蟹座。夏の女だよ!
(230) 2023/08/12(Sat) 09時頃
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─回想・合宿前、大和くんと─
でもそんな大和くんだけど、お菓子で釣ってきてくれないかなとしているからこそ、私が合宿に来れなくて…という懸念があった。 勿論、みんなと楽しんでくれたら良いんだけどね。 星空見上げるの好きだから天文部なのかなって思ったし。 だから合宿前、このことを打ち明けた。 いつものように昼休み、ハムとチーズのケークサレを渡しながら。
「私ね、家の用事で今回合宿行けなくなったの。 でも楽しんできてね、大和くん。 だからおやつはないんだけど…。 あっ、当日朝に持ってく? お弁当も作ってあげようか!」
これなら少しはありかもしれないね!と提案してみたけどね。 問題はどこで受け渡すか、だし。 お弁当は断られてもいつものお菓子くらいなら、多めに焼いてみんなの分も持っていってもらっても良いかもね。*
(231) 2023/08/12(Sat) 09時頃
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―― 本郷先輩 ――
[この合宿に参加して初めて出会った先輩。
同性だからって理由からか 合宿の中でも少しだけ言葉を交わした覚えがある。
瑠璃川先輩とはまた違うタイプの美人だ、なんて 対面する度にちょっと気圧されてた所は なきにしもあらずん。]
(232) 2023/08/12(Sat) 09時半頃
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―― 即席ドリンクスタンド:麦茶編 ――
麦茶ですね。 はいどうぞ、本郷先輩。 …ここまでの道、先輩は疲れませんでした?
[言葉を交わした事があるだけで、 先輩の素性は何も知らなかった。 部活に所属してるのか、委員会をやっているのか。 それとは別に何か運動系の趣味がある、とか。 まったく知らないからこそ、 運動のイメージからは遠い印象を覚えて そんな些細な気にかかりを口にしてみた。*]
(233) 2023/08/12(Sat) 09時半頃
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―― 大和先輩 ――
[後ろの方からずーっとついて来てた先輩。
どうやら天文学部の先輩らしくて、 今回初対面した時にはその辺りの挨拶を 互いに微妙な距離感を取りながら 交わした覚えがある。
乾先輩よりも影の強そうな人、て印象。]
(234) 2023/08/12(Sat) 09時半頃
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―― 即席ドリンクスタンド:炭酸編 ――
先輩もお疲れさまです。
[自分とは違って、 望遠鏡設置の手伝いをきっちりしていた先輩に かける言葉はこれ以上がなかった。>>211 ちらーーっと顔を窺いながら、 花火の方に興味を惹かれているのを見て取って 特にそれ以上のやりとりは挟まずに見送った。 合宿には参加する先輩なのかな、なんて なんの事情も知らないからこそ適当な想像をして。**]
(235) 2023/08/12(Sat) 09時半頃
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―― とある日の部室、不思議な時間 すりー ――
そう考えると農夫か船乗りが 一番?二番?いい能力かなって思います。 どっちも肉体労働だけど。うえ〜〜。
…あ、いや。 そこはほら、社会性ってヤツです。 頭いいわけじゃないし、そういう所くらいは しっかりしなきゃ。
[敬語について気を遣われたならまたハッして。>>214 姿勢を正す様に語句への気を引き締めた。 全然引き締め切れてないのはご愛敬、で。]
(236) 2023/08/12(Sat) 09時半頃
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そうなんですか?>>216 先輩、落ち着いて見えるから ケンソンしてるだけで凄い人なんだろうなって。
あはは…。 あたしはそういう時は、後輩特権を使って 先輩達の話だから入らないようにします〜って 顔してやり過ごしちゃうな。
[バレてしまったならと告白を繰り返す。 他の部員や先輩に罪悪感が湧くけど、正直、 こうして吐き出せるのは胸が楽になる心地がした。 ありがたいなあ、なんて思ったりも。]
(237) 2023/08/12(Sat) 09時半頃
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……その同盟、 とっても裏切り者っぽいですね。 ふふ、りょーかいです。
今後ともよろしくお願いします、先輩。>>216
[偶然の居合わせから始まって結ばれた同盟は 秘密の宝物を共有するような、子供の頃に 秘密基地に籠った時のようなワクワクが 詰まってる気がして楽しげに感じた。 だから差し出された手は抵抗なしに握り返した。
異性だとか先輩だとかそういう隔たりは飛んでいて。 この時だけは気の合う友達、みたいな そんな居心地の良さを感じたのだった。]
(238) 2023/08/12(Sat) 09時半頃
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他にも秘密があったら 共有してくれてもいいですからね。
…あっ、 踏み込みたいとかいうワケじゃないので、 その辺りは計画?的に。
[そう会話の最後を結んで その日の放課後は終わった様な気がする。 果たしてこのささやかな同盟は 残りの時間に、残りの人生に どんな色を残せていただろうか。**]
(239) 2023/08/12(Sat) 09時半頃
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─現在・縁士くんとのメッセージ─
『それ、検索してみたらGOヒロミさんの曲の歌詞らしい… でも会えない時間に育つのは切なさだと思うな。 やっぱり好きな人とは隣にいて欲しいもの。 だからいくら星の寿命に換算してたって 一年に一度はやっぱり寂しいと思うよ。』
調べてきたよ、ネットで…と呟くメガネのヤブ医者のスタンプと共に送信。
あ、花火綺麗。 花火の写真に目を細めて、いいね!の気持ちで、もふもふのケサランパサランみたいなのがニコニコしてるスタンプも送信。 楽しんでくれてるようで何よりです。*
(240) 2023/08/12(Sat) 09時半頃
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ーー花火中/大和ーー
[おいおまいら知らないのに無責任なアドバイスをするんじゃない。
康生からロケット花火について訊ねられた大和が適当こいている。>>227
しかし、実は僕もロケット花火をそこまで理解している訳ではなかった。
去年はしっかりした兄がいたから、何もかも教えて貰いながらお任せで花火をしていたから。 ロケット花火に詳しい人間はここにいない。
康生の命は風前の灯だ。 爆発までカウントダウンが始まっているなど、誰が知るだろう。 加賀先生はこの状況でも、生徒たちの自主性を重んじているのか。
第一犠牲者が出てしまってからでは遅いのに…。
など、僕はそこまで考えていなかった。カメラマン役なども忙しいからだ。
きっとロケット花火の何処に火をつけるか、命運は、他の介入がない限りは。]
(241) 2023/08/12(Sat) 10時頃
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そう?わかった。>>229
[ロケット花火を避ける…もとい、見守るらしい大和に答える。
僕は他人から無理強いされるのに弱いから、自分もしない主義だ。]
あ、大和の写真撮ってもいい? 珊瑚に合宿風景送ろうと思ってさ。
[大和は珊瑚からお菓子を貰いがつがつ食べてるから、仲良しと見ている。
嫌と言われたら大和は撮さないように配慮するが。]*
(242) 2023/08/12(Sat) 10時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/12(Sat) 10時半頃
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──回想・弟の縁牙(よすが)と──
[とある競技の、中学生地区大会の帰り。 会場出てすぐの自販機で、お茶を2本買って、弟に投げた。]
──お疲れ、個人1位おめでと。 やっぱ敵わないや。
[投げられたペットボトルを見事にキャッチして、 縁牙は笑顔を向けて来た。]
『そりゃー縁士より練習量あるしね! 結果出さないと!』
[謙遜もせず屈託なく言って来る、努力家でよく出来た弟。]
(243) 2023/08/12(Sat) 11時半頃
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[僕が眼鏡を掛けているせいか、見た目から逆のイメージを持たれやすいが、陽気な弟のほうが真面目で努力家で。 僕はどちらかというと適当で雑、何をしても弟に敵わないタイプだった。勉強も、部活動も。
そんなだけど、妬んだりする事は、ない。 僕は弟が本当に大事で。]
うん。お前が努力の分だけ結果出すから、正直いって爽快だよ。
[もしも自分の身に何か起こっても、
"縁牙が居るから、いいや"
とすら考えていた。
祖父母も、縁牙さえ居れば幸せにやっていけるように思えていた。]
(244) 2023/08/12(Sat) 11時半頃
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[二人だけの帰り道、その日は夕暮れに差し掛かっていた。空にかすかな星が光り始める。星座の名前でも分かれば楽しいだろうに、僕はぼんやり考える。]
『っはー。 季節関係なく、大会の後の冷えたお茶最高だなぁ』
[ただのペットボトルのお茶を飲み干して縁牙が言う。 毎回、同じ台詞を言うものだから僕は笑った。]
いいけど、お前すぐお腹壊すからなあ。 腹巻でもしたら?
[じいちゃんの腹巻一枚貰うかぁ〜!と脈絡なく駆け出す縁牙に、危ないから急に走るなよ、と言いながら後ろから歩く僕。
ずっとこんな風に、仲良く過ごしていけると、思っていた。
………ずっと。]*
(245) 2023/08/12(Sat) 11時半頃
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――即席ドリンクスタンド:緑茶編――
や………逆に気を使わせたらごめんだけど。両親は子供の頃に死んだけど、じいちゃんばあちゃんちで不自由はしてないよ。
[昨今、片親がいない家は珍しくもないが、両親が居ないのはさすがに稀有なのか気を使われる場面は多い。小さな頃から今の環境なのだし、僕には本当に世間話程度の話題だったが。 七尾さんのきょうだいの話には、そっか、と呟いて。]
七尾さんは、兄ちゃんが居るんだ。 僕自身が弟によくペットのお茶買って渡してたから、なんか懐かしくなって。弟か妹がいるのかと思っちゃった。
でも仲良くないのか………まぁそういうこともあるよね。
[それこそあまり踏み込んでいいのか分からず、よくある返しになってしまう。 僕は双子だけど、仲良かったよ、と。うっかり過去形で付け足してしまったが、多分そんなところには突っ込まれないだろう、と敢えて言い直しもしなかった。]*
(246) 2023/08/12(Sat) 12時頃
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――展望台への道>>206>>207>>208>>209――
そう、天文自体に興味があったわけじゃないんだ。 …なるほどね。部活でなくても、推薦とかで色々話にできる事はあるだろうけど…
[打算と言えばそうだけれど、まあ普通の動機。というか、もっと不純な動機なんていくらでもある。 そういう意味では自分にも少し似ているのだろうか。 そんな事をふと考えて、でも口にはしなかった。 私も、大和君の事をいうほど何か知っているわけでもないから。]
自由に、ね。 ………それも、わかるような気もするけど。 いつもの生活をずっと続けてると、全然違う世界に心惹かれるとか、 現実を忘れられる時間が少しでもあれば生きる糧になるとか…… そういうやつなんだったら。 わかるような気もする。
[似ているとは言わないにせよ]
(247) 2023/08/12(Sat) 12時頃
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……私? ああ、ここ、確かに久しぶりだからね。
うん。昔の…お祖母ちゃんのいた頃とあんまり変わってないかな。 懐かしいけど。……もう私のいる場所でもないんだなっていうのも感じたっていうか。
少し寂しいけどね。…そんな感じ。
[そんな事をふと口にしたり。 展望台に着くまでの時間の大和君との会話は、何でもないようなものだったかもしれない*]
(248) 2023/08/12(Sat) 12時頃
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――花火――
[僕が柊木に適当なアドバイスをすると、案の定、乾にたしなめられた。>>219 柊木は乗り気だったので>>213、やっちゃおーぜ!という雰囲気に一瞬なったが。僕は念のため、スマホで検索をした。
ロケット花火 点火 事故
瞬時に青い顔になると、検索結果の出たスマホを柊木に向けて、首を左右に振った。]
だめだこれ、死亡例がある………
ちゃんと、やろう
[静かに言うと、図解のページを見つけて、正しい点火場所を確認。 その後は普通に花火を楽しめただろうか??とにかく事故が起こることはなく、加賀先生から叱られる事態からも免れる事ができた。]*
(249) 2023/08/12(Sat) 12時頃
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―花火前 七尾さん>>232>>233―
[生徒会と言っても、普段は別に表に出て特別何かをしているわけでもない。 アニメはほとんど知らないのでわからないけれど、幅を利かせる生徒会とか風紀委員とかは せいぜいゲームの中だけの話なので。 特に1年の子なら副会長以下は知らない方が普通だろう。
合宿の時は、男の子よりは話をする機会もあっただろうけれど。 活動の時なんかにもね]
[麦茶を受け取り、さっそく一口喉に流し込みながら口を開く。]
(250) 2023/08/12(Sat) 12時半頃
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ありがとう。 ここの道…正直、結構疲れた。 昔はちょっとだけこの辺に住んでて、ここにも来た事あったんだけどね。 あの時はもっとらくらく走ってこれたんだけど。
今はスポーツもそんなにやってないし、なかなか自由な時間も、作らないとないから… ちょっと体力落ちてるのかも。目は悪くならないように気つけてるんだけどね。 …そう言えば私の事は加賀先生とか瑠璃川さんとかからは聞いてなかったんだっけ?
[この合宿が終わったら、多分下級生の彼女と会話する事なんてほとんどなくなるんだろうな。 廊下で会ってあいさつする程度で…下手したら卒業まで、つまりもう話すこともないかも。 ふとそんな事を思いつつ、問いに答えた*]
(251) 2023/08/12(Sat) 12時半頃
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―花火中―
あれ、乾君?
[いくつかある筒状の打ち上げ花火を手に持って品定めをして、「華閃」とか華やかそうな名前の書かれた 筒を手に取ったあたりで、乾君>>221に話しかけられ振り向いた]
うん、そう。せっかくだからこういうのもいいなと思って。 弾幕にはちょっと遠いけど… ……あ、ううん。写真撮って瑠璃川さんにくれるんだ? 確かにいいね。じゃあ、お願いします。 写真なら少し派手目の方がいい?
(252) 2023/08/12(Sat) 12時半頃
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[同じようなのがいくつかあるから、欲張りすぎないように2つ揃えて、順に火をつけよう。 乾君の事は良くは知らない。実家が「どんぐり亭」だということくらい。 瑠璃川さんと話をしたときか…瑠璃川さんの話を横で聞いている時、 たまに名前が出てくることはあるし、一度はお店に行った事もあるけれど、 そこで彼に逢うわけでもなし。]
しっかり撮ってね…… つけるよ。
[前後に揃え、マッチで点火してすぐに退避したら、噴水のように赤緑青と派手な火花が噴きあがるだろう*]
(253) 2023/08/12(Sat) 12時半頃
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[乾に撮られた写真は。>>218 勿論だめではないが、不意打ちだったので、うまく笑えてた気がしない。一緒に写っている筈のAはどうだろうか。]
自分たちの写真を撮る発想なかったな。 星の写真撮らなきゃ、ってそればっかり………
うん、後で、送ってほしい。 ありがとう。
[そして、乾がカメラマンだと、乾を撮る人がいないんじゃ?と言って。 自分のスマホを乾に向けて、拒否られなければ同じように一枚撮影した。]*
(254) 2023/08/12(Sat) 13時頃
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[長年教師をしていれば、 生徒からは様々な感情を向けられる。 理由なく嫌われたり理由なく好かれたり。 同じ立場の生徒同士では決して直接的には向けることが できない感情を、親や教師に向けるのはままある事で ある意味で健全な精神の成長過程とも捉えている。 だから、それそのものを問題視することはなかった。
子供でありながら、こどもではない彼ら。 己の裡に問いかけながら 時間をかけ少しずつ、 友人や他人と、世界と、深く関わりながら その惑いや迷い、苦悩を健全な精神へと昇華する。
「なにかある」を気付かせてくれるのならばまだ健全だ。 こちらに向けられた感情の裏っかわを慎重に測りながらも 乾に己から何かを問いかけることはしない。
“必要な相手”を選ぶのもまた、 こどもではない乾なのだから。]
(@35) 2023/08/12(Sat) 13時頃
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[特に常通りの態度を崩すこともなく見送って 後は、参加者ひとりひとりにゆっくりを目を配る。
天文部に大和が在籍していることは勿論知っていたが、 部活動の場で彼と顔を合わせるのは今日が初めてだ。 他の部員たちと彼の距離感など、様子を見たり。
同じクラスの瑠璃川の不在や、天道の天道違いなどで どことなく居づらそうに見えた本郷にも、 声をかけた手前申し訳ないなと気にかけてはいた。
その天道違いの天道兄の方も、外部参加の理由は知らず。 馴染めているかどうかは目配りしなければならないか]
(@36) 2023/08/12(Sat) 13時頃
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…… 大丈夫だよ。
[>>162 そのうちに、目が合った柊木に手を振られ。 満面の笑顔を見て、ははっ、と思わず笑み零し 手摺から手を外し、同じように振ってみせた。 乾のところで何事か話をしていたのは見えたから、 恐らくは彼なりの、気配りの気配を察知して。
元気のよいワンコなどに喩えて良いのか迷うほど 柊木の存在には皆が助けられていることと思う。 ムードメーカー、という部分だけではなく。]
(@37) 2023/08/12(Sat) 13時頃
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ドリンクコーナーが出来てんな。 先生のことも忘れないでくれよ。
俺もなにか1本。 アイスコーヒーか麦茶があれば。
[>>158 クーラーボックスの中身の売れ行きは上々か。 余りがあればそれでいい気持ちで七尾にオーダーしたが 喉を潤すことが出来たのは、どの飲み物だっただろうな。]
(@38) 2023/08/12(Sat) 13時頃
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[さて、花火については。 三人組が集まって何らかの相談をしているのは見ていた。 会話は、半分くらい耳に入ってきていたので、 花火経験の浅い面子がまさかの行動を取りそうなのも。 きけんがあぶないのは把握した。 していたし、焦っていた。 のだが]
(@39) 2023/08/12(Sat) 13時頃
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えっ、いや、それはリュックの右ポケットです。 もう一つのトランクケースを開けて、 片側のビニールに入れたはずですよ。 ……は?パスワード??? 先生のパスワードはいくら何でも俺には―― メモとかどこやったんです?
[折悪く、顧問からの「あれがないこれがない」の 電話爆撃に対応していたもので、すぐには動けず。 その間、乾からの評価がまた知らぬところで 下がったらしきことは知る由もない。 >>241]
(@40) 2023/08/12(Sat) 13時頃
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…… マジか………。
[ぴ、と電源を切る。 これ絶対またかかってくるだろ。]
(@41) 2023/08/12(Sat) 13時頃
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[頭をわしわしとやりながら、おっさん…と呟き。 はたと我に返ると、やや慌てて生徒たちの方、 乾、柊木、天道をはじめとする花火組に目を向ける。
見聞きした限り、天道の検索のお陰で、>>249 あわや誰かが第一犠牲者になる惨事は回避できそうだった。 先生役に立たなくてすまん。 **]
(@42) 2023/08/12(Sat) 13時頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/12(Sat) 13時頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/12(Sat) 13時半頃
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―― 七尾宅:長兄 ――
[背が高い。人当たりが良い。頭も良くて、 運動神経もまあ悪くなかったんじゃないかな。
友達も多くて 妹の事も良く気に掛けてて 家に彼女なんて連れてきた事もあって、さ。 でも、高校の途中。 2年生の頃に、家の中で盛大にキレ散らかした。 殴り合いだとかは無かったけど怒声が響いて。 お父さんと言い争って家を飛び出して。
暫くして戻ってきた、けど。 大学に入ったら家を出てしまった。 そこから殆ど帰ってきてくれなくて。]
(255) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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……ずるいなあって。**
(256) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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―― 即席ドリンクスタンド;緑茶編 ――
そう…なんですね。 なら良かったです。 おじいちゃんおばあちゃんも中良さそうですね。
[呼称のニュアンスから感じ取る。 語調も柔らかに聞こえて、嘘じゃないんだなって 伝わってきて安心した。]
…えへへ。 今回は単にそういう役割でしたから。 後輩ポジっていうか、マネージャーポジみたいな。
あはは、でも昔は仲良かったんですよ。 ・
(257) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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[まるでいつかの言葉とリンクする様に 兄妹仲に取り繕いを入れる。 『あの頃は』 なんて >>54]
え、双子? あたしはじめてかもです、そういう人。 見た目そっくりだったりするんですか?
[判明した事実には食い付いて。 過去形である事にも気付けば首を傾げ、 何かあったんですか?なんて問いかけた。]
(258) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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あ、…花火始まってますね。 先輩もう選びましたか?
[話し掛けられたのは線香花火の後か前か。 もう何言か言葉を重ねてからはたと気付き、 周囲から聞こえる花火の音にそっちへあっちへと 首を振って景色を追いかけた。 追いかけ終わればに、と微笑んで。 皆さんの輪に加わりましょうと会話を切り上げた。*]
(259) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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─現在・花火中─
しゃーねーな〜、ケイだから許す!
[謝罪>>217に、康生は二カッと笑って返した。続けて、様々な花火に目を輝かせる。その結果、選ばれてしまったのがロケット花火なのだが。]
え、命花火すんの初めて!? 実は俺も、去年の合宿でやったのが初めてでさ〜。 高校生で初めてって少数派かと思ってたけど、お揃いだな!
[共通点を見つけて嬉しかったのだろう、顔いっぱいの笑顔を浮かべる。辺りが暗いから見え難かったかも知れないが、声がより一層弾むのはきっと伝わった筈だ。]
(260) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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─閑話休題─
[これは、天文部に顔を出している部員であれば恐らく皆知っている事なのだが。康生は、手作りのお菓子は口にしない。大抵「俺アレルギー沢山あるから、成分表示の無い物食えなくて」という理由を口にするのだが、実はこれは半分本当で半分嘘だ。とは言え、菓子類によく使われるドライフルーツやチーズ、生魚辺りが食べられないのは事実だ。だから余程注意深く見てるか、問い質しでもしない限り、半分嘘だと気付くのは難しいだろう。恐らく、今回の合宿で初めてこの話を知る事になったであろう面々からすると余計に。]
[だからもし、大和命が瑠璃川珊瑚からの差し入れ>>231に手作りお菓子を選んだなら、上記の理由と「俺の分も食べてよ」なんて言葉を聞く事になった筈だ。]
(261) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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─現在・花火中─
[さて、ロケット花火に話を戻そう。康生は火を点ける気満々だった>>213が、流石に「死亡例がある」と言われれば>>249止まった。夜でなければ、顔を蒼白にしたのも判り易かったかも知れない。]
こ、こんな小さいのに死ぬ様な威力あんの……? ……で、でも、ちゃんとした方法でやれば安全なんだよな? 去年も、みんな怪我せずに飛ばせてたし……。
[胸に手を当てて呼吸を整えると、見せてもらった図解のページに目を通す。そこからは、慎重すぎるくらい慎重な行動を取り始めた。すぐにその場を離れる必要があると知ると、準備運動までする念の入れ様だった。きっと、加賀先生も安堵した>>@42事だろう。]
(262) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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今からロケット花火点火するから、みんな離れろ〜!
[そう周囲に呼び掛け、点火したら康生も走って離れる。十分に離れて振り返れば、ヒューッと音を立てながら花火が夜空を横切った。間近で見られる流星の如き、力強い輝き。しっかりと目で追うと、感嘆の声を上げた。]
すっげぇー……。 去年も見たけど、綺麗だし、迫力あるし。 俺、やっぱ好きだな! ロケット花火。
[感嘆の後は、満面の笑み。コロコロと変わる表情からは、今という時を心から楽しんでいるのが伝わって来る。この後もきっと逐一騒ぎながら、花火を楽しむ事になるに違いない。*]
(263) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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─回想・柊木くん─
「…もし普通に、手作りのはヤダだったら それはそれで良いんだよ?」
>>261最初からアレルギーを口にされたら、そりゃあ私も押し付けたりはしない。 手作りお菓子が嫌いな人、プロじゃないと手作りのものなんか喰ってられるか!って人がいるのと知ってる。 でも、それなら問いただすわけじゃないけど、それならなんのアレルギーあるの?って話になるじゃない。 そんな話の中で感じた違和感みたいなものから、私はそう自然と口にしてた。 別にそれにがっかりも嫌な気持ちにもならないもんね。
「そういう人もいるって知ってるから。 まあ単純に好き嫌い多いってのもありそうだけど。」
どうかな、ハズレかな。 まあ、そんなふうに食べてくれないのは知ってたから、最初から柊木くんの分は抜いてたと思うよ。*
(264) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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―花火―
[私の方は筒状の打ち上げ花火ができそうならそれをあげる。 赤、黄、緑… 火花が噴きあがる。花火なんて久しぶりだけど、これは爽快だ。
線香花火の慎ましやかさも、嫌いという事は別にないんだけど。 ゆっくり楽しめるのがいいし、何より球を落とさないようにする楽しみもある。 それはわかっているんだけどね。]
あっち、何かやってる?
[乾君、柊君、天道君。天文部の2年男子3人がロケット花火で遊ぼうとしている。 そちらは、少し遠巻きに見つめていた。 楽しそうではあるけど、仲間内の男子達で騒いでいるわけだし。 導火線でなく直接火薬の部分に火をつけようとしている、とは遠巻きだから気づかないけれど。 気づいていたら、止めたかな?……止めたかも。]
(265) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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そう言えば、昔の中国だとああいうロケット花火みたいな 兵器あったっけ。持って使うやつ。 殺傷力が結構高いって聞いたけど…
[近くに加賀先生か七尾さんか、いたらふとそんなことを呟いたかも。 でも柊木君>>263の声が聞こえたら、私も手を止めて立ち上がる。]
あ、やっぱり持って使うんじゃないんだ…
[そんな当たり前のことを口にする頃には点火された花火がヒュウッと音を立てて飛んでいく。噴き上がる花火ではないけれど、これはこれで目を惹かれる。まさにロケットって感じで]
すごい。綺麗……
[目に輝きを乗せて、そんな言葉が漏れた*]
(266) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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―― 即席ドリンクスタンド:麦茶編 ――
あ、やっぱり疲れますよね。 あたしもちょっとだけ、いつもの夜間活動とかより 遠出なのもあって結構疲れちゃいました。 今日は良い夢見れそうな気がします。
[素直な感想が気がして、同調する様に 自分も疲労しているを溢した。>>251>>250 この辺りに住んでいたという話には目を丸くして。]
じゃあここは元…プチ?地元なんですね。 走ってここに来れるのはすごいです。
(267) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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[プチ地元ってなんだろ、 自分で言っててまた首を傾げそうになりつつ 会話が続いた事に喜んだ。
そう。こんな機会でもなければ 話す事のない人に思えたから。 ちょっと残念かもなって思ってたんだ。]
いえ、先生からも先輩からも 他に2年生が二人参加するってくらいしか。 あ、あと名前くらいしか聞いてなかったです。
[だから聞く事全てが新鮮で。]
(268) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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本郷先輩も星が好き、なんですか? ここ、結構綺麗ですね。
[なんて目線を上へと向けた。 気付けば空はすっかり夜色をしていて 天の川には星雲までもが掛かって見えていた。 そうして幾つか会話を重ねられたなら 自然と会話は閉じ、それぞれ手にした花火や 別の場所やと意識は移って行って。*]
(269) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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[少し前のこと。 天道と線香花火対決をしていると、乾にカメラを向けられて>>218]
えっ? 俺?
[合宿の参加者ではないのに、写真に入って良いのだろうか。 合宿のアルバムを作るとしたら、 まさに『案内人の現地の少年 A君』みたいなかんじになるのだろうか。 とは、内心に。]
[一応、ピースをしておく。 天道>>254は、乾の撮影に成功しただろうか。 後で写真をくれるというのには、ありがとと言って、乾に連絡先を伝えた。]
[天道と線香花火対決を終えた後、 ふと、対決中に感じた視線の主(大和)>>210の方へ視線を向ける。 線香花火一緒にやる?って誘ってみようかと思っての事だったのだけれど。 そこに柊木>>213と乾>>219が天道>>212が集まるのが見えて、足を止めておいた。]
(@43) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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ーー花火中/真弓ーー
[本郷真弓。
合宿前に僕が彼女について知っている事と言えば、生徒会副会長である、珊瑚の友達である、という事ぐらい。
彼女が家族と共に実家レストランに来てくれていたのは大変有難い事であるが>>253、僕は夏休みにたまに小遣い目当てホール手伝いをすることはあれど、残念ながらその姿を見掛けた事はなかったから。
もしも顔を合わせていたら、珊瑚が大好物などんぐり亭特製ミルクレープをオススメしただろうけど。
あれは女の子の心を蕩けさせる魔性のスイーツだから。]
(270) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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[彼女と合宿にて顔を合わせた時の感想は「夏休みは勉強に明け暮れるタイプかと思ったのに」である。
見た目が真面目オブ真面目という感じだし、副会長の印象も相まって。
大人しく勉強好きで真面目なーー大和撫子。
そんな認識。
だから、彼女が男子もびびるような派手めの花火を選択したのにはびっくりだったわけである。]
弾幕って…そんな一気にやるつもりだった?>>252
[彼女の形良い小さな唇から過激な発言が飛び出る。
『弾幕薄いぞ!』と某アニメの木馬館長の声が幻聴したのはどうでも良いとしても。]
(271) 2023/08/12(Sat) 13時半頃
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そうだね。 じゃあ、派手めにいこうか。
気をつけてね。
[などと言いつつ、康生よりはずっと彼女の方が安心感がある。
折角だからテキパキ準備する様子は動画に納めた。
そしていよいよ点火ーー
しゅわッという音と共に、光と火花の逆シャワーが噴き上げる。
辺りが照らされ、みんなの顔が暗がりに浮かび上がる。
バチバチと大きな音を立てながら燃え上がる花火の迫力よ!
僕は真弓が一緒に映るように、沢山写真を撮る。]
(272) 2023/08/12(Sat) 14時頃
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ありがとう、いいの撮れたよ。 良かったらLINE教えて。 写真送るから。
[珊瑚には勿論後で送る。当然本人である彼女にも思い出を焼き付けた写真や動画を届けたいから聞いたのである。教えて貰えるかはお任せ。]
この後の天体観測も楽しみにしてね。
[彼女が愉しそうに花火を続ける姿はとてもイキイキしていた。]*
(273) 2023/08/12(Sat) 14時頃
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ーー花火中/縁士ーー
[不意打ちとは卑怯なりなんて言うが、不意打ちだからこそ、自然な表情を切り取れる場合もある。
僕はそんなに写真が上手ってわけでもないが、二人の仲睦まじい姿はフレームに納めた。
写真を送って欲しい>>254と言う縁士とはLINEを交換しよう。
彼が僕を撮ってくれると言うなら、隣にいる康生をぐいと抱き寄せ肩を組み、ツーショットを狙うおうかな。]
サンキュ。 星ばかり撮ってたって、縁士のが僕より天文部員みたいだね。
[そんな風に苦笑する。これは、ロケット花火の前の出来事。]*
(274) 2023/08/12(Sat) 14時頃
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[Aはピースをしており、硬い表情の縁士よりはリラックスしている様子であった。>>@43
彼にもLINE交換を申し出るが、同じ学校という訳ではないし、断るならさほど気にしない。]*
(275) 2023/08/12(Sat) 14時頃
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─私と本郷さん─
なんか勘違いされてる空気をひしひしと感じる気がするんだけど、本郷さんとは確かにクラスメイト。 >>91普通に話しかけるし、話しかけられたら普通に話すけど、仲良しか?って言われたらまあ普通。 >>270友達か?って聞かれたら、クラスメイトですぅ…って言う、なんだろう、この微妙なニュアンスの差? 今回の合宿に参加できてたら、もっと仲良くなれたと思うんだけどね。 残念、今私は自分の家にいます。 粛々と普段の家事を終わらせて、今は宿題を始めるとでも思ったかそれは幻想だお風呂沸かそ。
>>271あとそこは「何やってんの!」までがセットだよね。 初期の頃の木馬艦長は私たちと二つ三つしか変わらないのに艦長させられてたの、今考えるとすごい残酷だよね。 私たちは平和だなあ。 私は宇宙で争ったりせず、戦争も知らずに日々過ごしてる。 ベランダに出て蚊取り線香に火をつけると、あたりに独特の香りが漂って。 その中、私は自分の望遠鏡の角度をなおして、一人で夜空を見上げていた。*
(276) 2023/08/12(Sat) 14時頃
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[それから、本郷の姿を視線で探す。 先程問いかけられた時>>203は、花火開始の号令などと重なって、言葉を返しそびれてしまっていたので。]
[そうして、彼女の姿を見つけた丁度その時、 みんな離れろ>>263と声がして、一度そちらに視線を向けた。 音を立てて、夜空を横切る花火を見つめ。 それから、綺麗>>266と呟きを落とし、目を輝かせる人の隣に立ってみる。]
……綺麗ですね。
[そう、小さく声をかけてみたけど、驚かせてしまっただろうか。]
[話の続きをしにきたのたけれど、 今は、輝く瞳の邪魔をしたくなかったから。*]
(@44) 2023/08/12(Sat) 14時頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2023/08/12(Sat) 14時頃
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―― 加賀先生 ――
[最近顔を見るようになった気がする、 天文学部の副顧問の先生。 …そんな事ないかも? 体育祭の時に、上級生に囲まれてたのは 見覚えあるかもしれない。
多分同級生が「カガセンてイケメン」とか そんな風に指差してた気がするからかなあ。 でもあたしにとっては馴染みの無い先生で。]
(277) 2023/08/12(Sat) 14時頃
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―― 即席ドリンクスタンド:コーヒー編 ――
麦茶は本郷先輩にあげちゃったので アイスコーヒーになっちゃいますね。>>@38
先生もえーっと、見守りお疲れさまです?
[掛ける言葉に悩んだ形跡が語尾に出てしまう。 実際望遠鏡の設置は先輩達がやってたし、>>@22 どうやら花火会に関しても見守りの姿勢だし。>>@42] ……先生、働いてる?
[なんて、親交を深める為に(親交を深める為に) 聞いてみちゃおうか。*]
(278) 2023/08/12(Sat) 14時頃
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ーーロケット花火の顛末ーー
[加賀先生の電話中>>@39 に大爆発が起き、数人の遺体が地面に転がる大惨事が起きるかと思いきやーー
縁士の検索という機転>>249(※むしろ何故誰も調べなかった?無謀の精霊にとり憑かれていたか)により、康生はきちんと図解の理解から始めた。>>262]
うん、そんな危険なものを子供の玩具として売るわけないじゃないか、おおげさだなあ。 そう、ちゃんと手順を踏めば大丈夫だから。 僕はコウを信じている。
(279) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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ーー死んだら骨は僕が拾うよ。
[さっき『独りの身体じゃない』と言ってなかった?僕。
勿論冗談だ。ぽん、と彼の肩に手を添えてエールを送ったら少し離れ、動画撮影のためにスマホを構える。
何故か準備運動まで始める彼に笑いが込み上げて画面が揺れたりしたが、いよいよ。]
(280) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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[凛とした声が響く。>>263
ちゃんと周囲が危なくないかを考えるのは彼らしい気遣い。
導火線にオレンジが灯る。 あっという間にそれは短くなり、ロケットが打ち上げられた。
大きな音と光が、もうすっかり暗くなった空に消えていく。
真っ直ぐな軌道がとても美しい。]
やったね!コウ!
[撮影中断、彼の元へ駆け寄り、よくやったとばかり拍手を送る。興奮の滲む声と笑顔に僕もつられ、破顔したーー。]*
(281) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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―七尾さんと>>267>>268>>269―
そっか、天文部なら普段の活動も夜間が多いんだよね。 それに学校の敷地の中だけってわけでもない? そこまで考えてなかったな…お疲れさま。
[天文部の活動の事はそんなに、瑠璃川さんに聞いたことがある以上の事は知らなかったから、 こういう話でも結構興味深いものだ。]
プチ地元…まあ、第二の故郷って感じはするかも。 お祖母ちゃんが亡くなってからは全然戻らなくなっちゃったけどね。 両親も仕事が忙しい方だし、こうでもなければまた来るなんてなかったかも。 [ふと七尾さんの視線が上向けば、一緒に夜空を見上げる。 私の星座知識は全然だから、さっき入れたアプリを起動して見上げて、ようやくわかるぐらい]
(282) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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うん、綺麗な空。 星は好きかも。望遠鏡で見るのも好きだけど… こうしてただ見上げるのも好き。 もっと周りが暗ければずっと多くの星が見えるんだろうけど。
あの見える中の星の中には、近くの惑星に私達みたいな知性のある生命がいるかもしれない…ってね。 ふと考えたことがあるかな。 それ以来、夜空を見上げるのがちょっと楽しくなった。
[星雲が見えるくらい澄んだ暗い夜空。そんな話をしながら、やがてまた視線は地上に戻り、 花火の話で盛り上がるのを傍で聞いているのだろう*]
(283) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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風物詩だな。 派手なのも結構用意されてるのか。
[花火のパッケージを手に取って、ふうんと唸る。 己の子供の頃の花火はもっと種類も少なかった。 生徒らのための花火と心得ているから それらに手を出す真似はせずに、しかし興味深げに。 勢いよく色とりどりの火花を噴き上げる打上花火に、 感心したような感嘆の声を上げて]
火箭のことか? ……持って使うなら別のやつかな。 花火も、モノによっちゃ大怪我するし、 兵器として使うのは道理だったんだろう。
[と、聞き取った呟きに応じる。>>266 尤も、この場所ではそのロケット花火が 兵器と化してしまうのは阻止したいところだが]
(@45) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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実は結構、蛇花火が好きだったりするんだよ。 綺麗な色が出るでもなく、ピカピカ光るでもなく 地面でぐねぐね身を伸ばしてくだけの地味な奴だけど。 こいつは最終的にどう育つのかって。
意外に、出来上がった形が綺麗で。見惚れたりしてな。
[誰にというわけでもなく地味すぎる趣味を吐露しつつ 固形状の花火を拾い上げた。余ってるなら1つ貰おう。]
(@46) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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─回想・瑠璃川─
や、嫌ってわけじゃねーんだけど……。
[康生の嘘は、問い質せばすぐにボロが出るものだ。同じ物でも加熱すれば食べられたりするし、何よりエピペン(アレルギー症状が出た場合に抑制する為の薬)を持ち歩いていない。ただ、嘘の理由は気遣いなのだから、当人が疑問を覚えたなら、正直に話してしまった方が良い。]
……ここだけの話にしといて欲しいんだけどさ。 実は俺、普段は全然元気なんだけど、風邪とか胃腸炎とかなり易いし、なったら重症化し易いんだよ。 だから手作りのは、作ってから二時間以上経ったもん食っちゃいけないって言われててさ。
[高校生が手作りお菓子を作るなら、大抵は前日の放課後か夜。仮に当日の朝作ったとしても、渡してから食べるまでに二時間という時間制限をクリア出来る可能性は、極めて低い。だから康生は弁当も持たず、出先で買って済ませている。]
でも、それ直接言っちまうと、汚いって思ってるみたいでなんか嫌じゃん。 アレルギーって方がまだ、言われる方も嫌な気分になんないかなって思ったんだけど……ごめん。
[視線は足元。却って気にさせてしまっただろうかと、落ち込んでいる様子だ。*]
(284) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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―乾君と>>270>>271>>272>>273―
[昔家族と一緒にどんぐり亭に行ったのはまあまあ昔だったかもしれない。 父さんが再婚して間もない頃だ。 新しい母さんは表情豊かな感じの人ではなかったけれど、 思ったよりあの人なりに私によくしてくれて、昔話の継母みたいなのは流行らないんだな、と思ったものだ。 父さんが厳しいのは変わりなかったし、母さんもそれを否とするわけでもなく、 私もそういうものだと思っていて、それ以前に二人とも多忙だから、私は今は家でも一人の事が多い。 やる事、つまり勉学はきちんと求められるものをこなしているから、それ以外の時間の過ごし方について どうこう言われたことはないけれど。
ともかく、ミルクレープの話は当時は知らなかったから、それは食べられなかった。 そういうのがあると知って、いつかまた行ってみたいと思っているのは確かだけど。]
(285) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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んー…ああ、弾幕ね。ううん、そこまでのは打ち上げじゃないし難しいのはわかってるし。 でもせっかく動画に撮るんだし派手な方がいいかなって。…それだけ。
[乾君には、私がなぜか顔を赤くして…焦っているかのように見えたかもしれないし、 暗かったからそこまではわからなかったかもしれないけれど。 準備をして噴き上がる光と、火花と派手な音で辺りが一瞬はっきり明るくなった。 数十秒くらいだろうか、派手に噴き上がって… 嘘みたいに消えて、また暗くなる。]
(286) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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どういたしまして。私の方こそ楽しかった。 LINEね。ちょっと待って。今QRコード出すから…
[思い出は大事。せっかくの写真や動画なら、送ってもらおう。 準備中の動画まであるとは思わなかったけど。]
ええ。そっちがメインだからね。もちろん…楽しみにしてる。
[くすり、と思わず笑みを漏らし、答えた*]
(287) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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―七星君と>>@44―
[奮発しての打ち上げ花火も、一瞬で終わってしまう。 花火はそういうものなんだろうけれど。 あまり自分だけで打ち上げ花火を使ってもいけないから、ねずみ花火をシュルシュルと地面で回らせたり、棒状のスパーク花火で黄色い火花を散らせてみたり…色々と試してみる事にした。
ふと、そんな中ロケット花火を見ている頃に声をかけられ>>@44、ちょっと驚いて振り向く]
(288) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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うん、綺麗。でもあっという間に終わっちゃうんだね。 どんな大きな綺麗な花火でも、 数十秒ぐらいで全部消えて、後は元通り。 だからみんな、結局最後は線香花火をやるのかな。
………ああ、ごめんね。関係ない話で。
[七星君だ。さっきは答えを聞きそびれてしまったけれど、傍に来たなら一本線香花火を出して]
………やる?
[そう尋ねつつ、何か話があるのかとその顔を見上げた*]
(289) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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―― 花火弾けて ――
[ひゅう、と甲高く大きな音がした。>>263 肩を震わせてそちらの方を向くと、最後の最後 ロケット花火の消え入る火花が見えた気がした。
花火会が始まってる。 …あ、とっくに始まってたかな?
ともあれ今の音が合図だって判断して 手持ち花火用の火元の方へと向かった。 ロウソクの火に先端の紙部分を近付けて 燃え移ったのを確認出来たらパッと上げ、 誰も居ない方向へと花火の穂先を向けて。 火薬部分に火が燃え移ればパチパチ、 シューッと独特の音を立てて花火が始まった。]
(290) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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[花火は蛍光ピンクの光を放ち、 燃焼部分を中心に辺りを明るく照らす。 子供の頃以来の輝きにおお、なんて声を上げて。 高く持ち上げてみては、くるりと夜闇に向け 円を描いてみた。 光の奇跡が綺麗に円を描くのが楽しくて 一人暫くその動作を繰り返す。 火が途切れてしまったなら少し肩を落として。 けどすぐ「もっかいやろ」なんて思い直して 再び花火の束へと駆け寄った。 他にどんなのがあるかな、なんて 傍から見ても楽しそうに物色し始めて。*]
(291) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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─回想・柊木くん─
「そうなんだ!そりゃ食べられないねぇ。」
>>284言いにくそうに説明してくれる柊木くんに、なるほど!と納得した。 確かに衛生面だとかプロみたいに気を遣ってるわけじゃないし、何かあった時責任持てないもんね。 なら納得、と私には理由がわかったからうんうん頷いた。
「いや、手作り品いやって人も似たようなもんだよ? 気遣いありがとう、でも大丈夫だから。 アレルギーって言われる方が私は気を使うよ〜、 隣で食べてるのは良いのかな?とか 万が一触ってアナフィラキシー!とかさ。 だから言ってくれてよかった。」
落ち込んでる様子の柊木くんの肩をぽんぽんと叩く。
(292) 2023/08/12(Sat) 14時半頃
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「むしろ、柊木くんもモテるからさ。 前に手作りチョコに髪の毛入れられたとか 血が入ってたとかそう言うトラウマじゃなくて マジ良かったです。 そっちだったら、同じにしてほしくないなーとは 思ったかもだけど。 体質の問題ならしょうがないじゃん。」
むしろ、そんなよりヤヴァイ案件を思い浮かべていた私はホッとしてた。 そんな体験してたなら食べらんないだろうし、嫌だろうなって。 ほら、みんなに食べてもらうのは私の趣味みたいなところあるけど、そこまで嫌な思いさせたくないしね。
(293) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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「だから気にしないで。 あー、でもバレンタインの義理チョコは…。 市販品ならオッケー? ほら、そこは部員みんなにあげるつもりだけど その時は逆にあげないと…ほら。 後で本命チョコ渡すつもりとか思われてもやじゃん。」
そしてその時、そんなことも持ち出してた。 取り敢えず気にしないでね、と笑いつつ。*
(294) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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―― 即席ドリンクスタンドにて ――
どっちか残ってりゃ御の字。 ありがとな、 と、 七尾は売り子ごくろうさん。 [>>278 麦茶は売り切れだったらしいが 手渡されたアイスコーヒーを掲げるようにして礼をひとつ。肌表面を冷やすボトルがありがたかった。] 働いてるかって、そりゃお前、労働の真っ最中だぞ。 休み返上して生徒の―― つーか、 どっちかってと……顧問先生のお守りをだな。
……酒盛り付き合えって毎夜毎夜。 いい先生なんだが、酒癖ってのは直らんもんかね。 あ、俺がこんなこと言ったのはオフレコで。
[頑張って言葉を引っ張り出した風だ、と、 それが垣間見えて、少し吹き出すように笑った。]
七尾はどうだ、もう終わるが、初合宿楽しんでるか?
(@47) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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ーー天体観測後・夜/恵一の部屋ーー
[花火後はすっかり辺りは夜の帳に包まれており、天体観測を楽しむことが出来たろう。
宿泊施設に帰った後は寝る時間だ。
しかし、僕は康生と約束をしていたから。 LINEを送り、部屋に彼に呼び出した。
もし全員一緒の雑魚寝部屋だったりしたら話す場所に迷ったが、この合宿では幸い一人一部屋客室が宛がわれていた。]
(295) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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ーー愉しかったね、花火。 星も綺麗で。
[さほど星に興味がない僕でも、澄み渡る田舎の空を覆い尽くすような星の群れには感動を覚えた。
都会の空では見れないものだから。
ベッドに腰かけてぽんとシーツを叩き、彼を傍らに呼ぶ。
並んで座れたら幸い。]
……心配かけてごめんな。 カガセンが嫌いなわけじゃないし、何かがあったんじゃないんだ。
ーーうまく言えないんだけど。カガセン、似てるんだよ雰囲気が。
……兄さんに。
(296) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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[加賀先生と兄の年齢は近くないだろう。
しかし、大人びた、一歩引いたような態度をする二人は何処か似通うと僕には思えて。]
実は今、兄さんと喧嘩してて、さ。 いや喧嘩じゃないかーー。
僕が一方的に嫌われているだけなんだけど。
[康生は去年の合宿で、僕と兄が普通に仲良くしているのを見ているはず。
表面上はそうとしか見えなかっただろう。
僕も兄もみんなの前で不仲を曝したりはしないし、あの事が起こるまでは本当に、仲良しだったのだーー。]
雨竜先輩。
去年の合宿に参加してた三年生ーーコウ、覚えてる?
(297) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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[僕の記憶の中で。
さらり、と彼女の長い黒髪が揺れた。
同時、輝くような白い肌を思い出す。
汗ばんでしっとりした、彼女の。
思い出してはいけないのに、忘れられない光景が。
僕を苛む。]
……兄さん、雨竜先輩と付き合ってたんだ。 二人は恋人同士だった。
兄さんと彼女は交際を天文部員たちには隠していた。
理由は、茶化されたりからかわれたくないから、と兄さんは言っていたけど。
合宿で僕は初めて兄さんからその事実を聞いてーー
(298) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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あの時。目の前が真っ暗になる、というのを初めて体験したーー
暗い、暗い穴の底を見たんだよ、僕は。
[声が震える。一年前の出来事がまざまざと甦る。
彼女の喘ぎと、兄の怒声が脳内にて交互に再生されて。 ぐちゃぐちゃに、ぐちゃぐちゃになる。
アタマが、心が。 張り裂けそうに。
蹲るように上体を折り、なんとか言葉を紡ぐ。]
……好きだったんだ、僕。 片思いしてたんだよ、雨竜先輩に。
その雨竜先輩は、兄さんの彼女だった。 つまり、失恋しちゃってさ……。
(299) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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[それだけならまだ、良かった。だが、話はまだ終わらない。]
祝福したよ?だって二人は僕の気持ちなんて知らなかったんだから、仕方ない。
でも問題は、その後ーー。
[僕はここで話を区切り、康生を見つめる。僕の瞳は大きく見開かれ、波のように揺れていたろう。]
コウ。
君は、僕がどんな人間でも、軽蔑しない?*
(300) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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そうだね。 どの花火も違って、 それぞれの色で、大きさで、軌跡で、煌めく。 一瞬だけど、綺麗だよね。
[本郷>>289には、そう言って。 線香花火を差し出されると、ふはっと笑って。]
俺、さっきやったんだけど。
[それは見ていなかったのか、線香花火大好きマンに見えたのか。 どちらでもいいか。]
……ううん。やろっか。 勝負する?
賭けるものは、何がいいかな。
[なんて、笑んで小さく首を傾げてみたりして。 どちらにせよ、火を点けると、火球を落とさない様に注意しながら話を始める。]
(@48) 2023/08/12(Sat) 15時頃
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さっき、花火が始まる前、話しかけてくれたのに、 うやむやになっちゃってごめん。
俺がこの村に移住したのは、1年半前位なんだ。 高校に進学する直前。 この村には母方の実家があるんだけど、 一人暮らししてたばーちゃんが倒れちゃって、 母親が看護とか色々で、こっち来るのに、 男手も要るだろうからって、高校進学のタイミングで。
(@49) 2023/08/12(Sat) 15時半頃
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でもそしたら、何で俺が案内役?って思うよね。
子供の頃から遊びには来てたから、この辺の事は知ってて。 母さんの友達が役場に勤めてるから、その経緯で、 みんなと歳の近い俺が頼まれたんだよね。 ……会った事あるかも、って事は、 本郷さんは昔ここに住んでたの? [自分の事情を話した後は、そう、問いを返した。*]
(@50) 2023/08/12(Sat) 15時半頃
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─回想・瑠璃川─
[「大丈夫だから」>>292と聞いて、康生はほっと息を吐いた。ぽんぽんという感触に顔を上げ、優し気に微笑む顔を視界に収めた。]
アレルギーって方が気を遣うってのは、考えてなかったや。 でも、そっか。 瑠璃川みたいに普段から料理する人だと、いろんな材料使うだろうし気になっちゃうよな。 ありがと、次から気を付けるよ。
[苦笑混じりに反省した所で、とんでもなく怖い話>>293が耳に入った。いつの間に、バレンタインはそんな物騒な行事になってしまっていたのか。知らなかった。]
え……バレンタインは知ってるけど、何それこわ……。 マジでんな事あんの……? 俺、初めて「手作り食うのに制限あってよかった」って思っちまったかも……。
[この話が出たのは、恐らく一年生の頃。バレンタインを迎えるよりも前だろう。市販品についての問い>>294には、首を縦に振った。]
確かに、変に誤解されたら瑠璃川も困るよな。 ああ。市販品なら、ドライフルーツ入ってなきゃ大丈夫。 青かび使ってるチーズとかもダメだけど、チョコには入ってないだろうし。
(301) 2023/08/12(Sat) 15時半頃
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[ドライフルーツの苺等が入ってるチョコは偶にあるから、念の為それは伝えた。きっと、バレンタインには選んでもらったチョコを受け取る事になったのだろう。]
でも、瑠璃川がさっきの話題出してくれて助かったよ。 聞いてなかったら俺、食えなくても受け取るだけ受け取って、母さんに食べてもらおうとしてたかもしんないし。 ちゃんと断るか、バレンタインより前に食えないってこと伝えるべきだよなって思えたから。 ほんとサンキュ。
[そんな風に礼を言って、後は四方山話に移っただろうか。お陰で、康生が高校生になって初めてのバレンタインは、大きなトラブルも無く過ごせた。有難う。*]
(302) 2023/08/12(Sat) 15時半頃
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―― 即席ドリンクスタンド:麦茶編 ――
少し離れた公園とかにも行きました。 観測地点を変えると見える星も違う…だっけ。 そんな感じで。
[モロに先輩からの受け売りだから、 ふにゃふにゃした回答をしてしまう。 けど公園にも遠征するのは間違いなくって。]
…おばあちゃん、亡くなられてるんですね。 しょうがない所もあるのかもしれないですけど 死んじゃうのは、…寂しい、ですね。 >>282
(303) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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[まるで自身の祖母が亡くなったかのように しょんぼりと肩を落とし、そっと偲んだ。 そうしてふと思い至るのは『星になる』という 神話やおとぎ話。夜空を眺める目に、 先輩のおばあちゃんもあの中に居るのかな、なんて 探る色も混じって。]
…星に人、ですか。 確かに、部室の本の中にも そんな事書いてたヤツもあったかも。
先輩って素敵ですね。 あたしなんかより、部員が似合いそう。 >>283
(304) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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―加賀先生と>>@45―
[先生も花火に興味があるのだろうか。>>@45パッケージを眺めたり、打上げ花火を感心した感じで見つめている。]
あ、そういう感じのやつです。火箭は……飛ぶやつでしたっけ。 取扱いを間違えると危ないんですよね、花火っていっても。分解しちゃダメとか、昔父さんが言ってました。
[意外なところで披露する機会のある知識もあるものだ。先生はこういう事にも詳しいので、好感が持てる。]
蛇花火、ですか。…知ってます、やった事はないけど。 ふふ。随分渋い趣味なんですね。先生もやりますか?
(305) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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……いいと思います。大人でも花火やっても。
[私達用のものだけど、私達も本当に子どもの頃みたいな気持ちでやっているわけでもないだろうし。 ……ロケット花火試してる3人はその限りでないかもしれないけれど。 いや、打ち上げ花火を喜んでやってる私も同じか。]
…どうぞ。
[そうして、先生がやる花火をじっと見ていたのだと思う*]
(306) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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[夢想を語る先輩についそう感じて 夜空を眺めながら、 先輩の言うように、 何処かに自分達と似た人が 暮らす星があるのかな、
なんて想像も働かせながらそう、呟き応えた。]
……その人達とも友達になれたら きっと素敵だろうなって思っちゃいますね。
天体観測、楽しみましょう。先輩。 その前に花火して。**
(307) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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[花火の合間にも珊瑚さんからのLINEが来ていたので、 先刻撮影した、乾&柊木>>274の仲睦まじい写真を送信する。 他の人の写真はそれこそ乾が送るであろう。]
💬 GOヒロミ? 僕の記憶では女の人の歌声だったけど……カバーかなんかだったのか。
[それはそれとして、見覚えのある漫画のスタンプが貼られていたので、なんの脈絡もない『オークに襲われた女騎士の気分です…』のスタンプを貼って送った。これはひどい。
" 好きな人は隣にいて欲しいもの "
何故だろう、そのフレーズがやけに頭に残っていた。]*
(308) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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─回想・柊木くん─
「まあ半分はネタだろうけど…。 両思いになるおまじない♡だとかにあるらしいよ。 まあネタだと思う。 異物混入問題不可避だし?」
>>301そんなにバレンタインを怖がらなくても良いと思う。 でも、調べるとそんなネタも出てくるのは本当の話。漫画とかにもあるよね、イケメンがそう言うので受取拒否になったみたいなトラウマ話。 手編みのマフラーに髪の毛編み込むとかさあ。恐ろしすぎる。 そして市販品の場合の注意もちゃんと記憶に刻んだ。 青かび入りのチョコは逆にチャレンジしてみたいけどね!
(309) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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「まあ、私はこうして知ることができたから良いけど 公表したく無いんでしょ? だったら他の子からは受け取って、お母さんには 全然ありうる話だと思うけど。 てか、義理チョコ以外はちゃんと心も受け止めてね? 本命チョコでそれは可哀想な気がしてきた!」
一生懸命に想いを込めて作ったチョコレート。 好きな人のお母さんが食べました。 いやっ、それは、しかもそれでお付き合いしませんだったら可哀想すぎる! そう気づいた私は真顔でそれは止めた。
「本命チョコは、好きな子からじゃなきゃ 受け取っちゃだめだよ…全女子の敵になるよ。 本命チョコがお母さんに食われーの お付き合いもできませんはちょっとかわいそうじゃ…。」
(310) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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―― 即席ドリンクスタンド:コーヒー編 ――
せんせー。 先生なんかより生徒見てあげなきゃ駄目でしょ。 顧問Tが先生にベタベタなのはうん、 あたしでもわかるけど。
[苦労話は右から左に。 だって結局それって『お楽しみ』ってヤツなんでしょ? 口を尖らせてみせながら、先生も苦労してるんだって ちょっと笑ってあげた。]>>@47
…あたしですか? えーっと…
(311) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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いつか、そんなバレンタインのあれこれがあったかもしれないね。 まあ私からの義理チョコは、柊木くんの分はアーモンドドラジェを買って渡しました。 ナッツは大丈夫だったよね? あ、多めに買ったから他の子とも食べたよ! 市販のと手作りと半々で用意して、どっち選んでも良い空気にしてみたのでした。*
(312) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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正直、楽しいです。 あんまりそんなつもりじゃなかったんですけど …とと。
[またうっかり余計な事を言いそうになって 慌てて口を噤む。怪訝に思われたなら にへって愛想笑いで切り抜けよう。]
先生はどうです? 合宿、楽しかったですか? *
(313) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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─現在─
誰がそのセリフの歌詞を歌ってたのかはさておき。 >>308まさかの同じ種類のスタンプを持ってる事実にぶはっと噴き出した私です。
>>274え、このスタンプは恵一くんと柊木くんの写真にかかってくるの?違うよね??? ベランダからの星空鑑賞の間、体を二つ折りにして笑ってる私です。
『何言ッテンダ…』スタンプからの『沢山食って寝ろ』スタンプを送っておこう。
変なところで同士を見つけたので変なテンションになりながら、また望遠鏡を覗き込んだ。*
(314) 2023/08/12(Sat) 16時頃
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――即席ドリンクスタンド緑茶編――
>>257 うん。じいちゃんばあちゃんは普通にいい人たち。 後輩?マネージャーポジか、成る程。ここ、2年生ばっかだもんね。
[双子が初めて、という人は一定数いるので、>>258]
見た目そっくりだよ。ほぼ同じ。 何なら眼鏡を移動したら分かんないと思う。
……知り合いなら、挙動とか言動なんかで分かるかもだけど。性格は正反対だし……。
[ここまでどんな話題にも淀みなく返答していたが、 "何かあったんですか?" という問いかけには、初めて、明確に黙った。]
(315) 2023/08/12(Sat) 16時半頃
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ーー花火中に抜け出して/ベンチにて、康生とーー
[ロケット花火の後、みんなはまだ花火に興じているようだが、僕は康生を連れ出し二人きりで話をすることにした。
天体観測後、宿で話すのも考えたが、あまり深夜まで起きているのがバレたら先生に起こられるから。
輪を抜けて、展望台近くのベンチへと。並んで座ったなら、僕は話し出すーー。]
(316) 2023/08/12(Sat) 16時半頃
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[黙りこくって、結局、それ以上の話は進めないまま、 意識は花火のほうへと移って行く。]
>>259 子供の頃以来だから、何選んだらいいか分かんないな。
でも、他の人の花火見てるだけでも楽しいね。
[あちこちで始まる花火、光と音。 微笑みには微笑みで返したいところだが、うまく笑えているか、ここでも自信がない。でも、この夏合宿のみんなといる空間は不思議と居心地がいいな、と思っていた。 Aと線香花火対決をして、似合わないガッツポーズをしてしまうのは少し後の話だ。]*
(317) 2023/08/12(Sat) 16時半頃
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──ロケット花火──
[柊木に事故例を教えると、彼は思ったよりも真面目な反応を見せた。>>262 胸に手をやる仕草。死亡例なんて教えたから、ドキドキさせちゃったのだろうか。それからの彼は、とても慎重に点火を始めて。
柊木の合図で離れる。
ロケット花火が、見事な弧を描いて夏の夜空を焦がしながら弾けた。思わず眼鏡の下の目を細める。]
………すご。
線香花火とは別モノだ……。
[ずっと昔に、田舎で見た、流星群を思い出した。 ひとつだけ大きな流星が現れて、ジュっと音がするように輝いて落ちていったっけ。]
(318) 2023/08/12(Sat) 16時半頃
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[そういえばあの時も、"あの流れ星には名前とかないのかな"と考えていた気がする。今思うとあれは、8月12日によく見えるペルセウス流星群だったのだろう。それを知ったのも中学生に上がってからだ。
自分は何だかんだ星が好きだな、と思い当たる。]
……新学期始まったら、僕も天文部入ろうかな。
[思わずそんなことを漏らしてしまう。]*
(319) 2023/08/12(Sat) 16時半頃
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[どこかのタイミングで、珊瑚さんからのLINEが来れば、僕は思わず噴き出しただろう。>>314 マイナーな漫画の趣味が合うと変なテンションになるよね分かる。]
💬 そうだよ、あれは乾と柊木の写真にかかってる……。
[大真面目に書いたがもちろん冗談だ。こんなものを部員の女子に送っている事がばれたら、2人にめちゃくちゃ怒られるのでは?
"医者と話がしてぇ……"のスタンプを付けて送信した。]*
(320) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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火箭は、そう。飛ぶやつ。 しかし持って使う武器ってことは そのまま直に相手の懐に打ち込むのかね。 なかなか豪快な武器を連想したもんだ。
あぁ、花火の分解は…… ダメと言われるとやりたくなるやつ。 まあ危ねえしダメだから、お父さんの言葉は正しい。
……本郷、話すと印象違うねとか言われない?
[>>305 火力兵器、分解。 大人しめの優等生の印象だったが、 口を開くとなかなか面白い娘らしいと少し笑って]
(@51) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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やったことない? じゃ、やってみるか。 大人でもやっていいってお許し貰ったことだし。 こうして地面に置いて、火をだな……
[ライターをシャツのポケットから取り出し 黒いタブレット状の花火の表面を炙るよう火を付けた。 待つこと暫し。にょろにょろと、燃えカスが 蛇のように身を捩らせて伸びてゆく。]
……… まぁ、こういう、地味な花火。
亀卜みたいにさ、『蛇花火占い』とかって。 今回は、上の方に伸びたから…… そうだな、成績上昇、とか?
[つい教師として生徒らに期待する願いが漏れたが、 成績優秀者相手に向ける言葉ではなかったかもな。*]
(@52) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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―― 即席ドリンクスタンド:緑茶編 ――
いいなあ。>>315
[と、呟いてしまったのは何に対してだったか。]
へえ〜、面白いですね。 いつか遭遇してみたいかもです。
[なんて言ってみるけど、もしかしたら 自分が知らないだけで二人は有名人なのかもしれない。 そっくりな双子って目立つ気がするから。 何となく小気味よく会話を続けられてる気がして 浮かれて?いたら、沈黙が訪れてしまった。]
(321) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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[変な事言っちゃったかな、聞いちゃったかな… なんてあわあわしてるうちに花火の光と音。>>317 再び言葉が続いた事に安心して、]
わかります。 もうあたしは勘で選ぼうかなーって。
はい、どれも綺麗でいいなって思います。
[安心感から 先輩の笑顔がぎこちなかったとしても気付けずに。 その後はそれぞれ花火を楽しんで。**]
(322) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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―七星君と>>@48>>@49>>@50―
そうね。それぞれ綺麗だけど、一瞬で消えちゃう。 だから綺麗なんだろうけど。
[天文部でもない、本当にこんな機会でもなければかかわるはずのなかった人だ。 線香花火を差し出したけど、さっきやった…んだっけ。]
そっか。ごめんね、 打ち上げ花火の準備で浮かれて見えてなかったかも。 まあ、でも私はまだだから。ね?
[何気なく差し出したけど、勝負、と言われて少し考えた。]
……つまりゲームって事?いいよ。それで。 賭けるもの…… 一つ何でも相手の言う事聞くのが王道なんだろうけど。 この場で終わるぐらいの事一つなら、いいかな。
(323) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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[乗ってくれるかどうか。ともかく火をつけて、同時に線香花火を灯す。火球は蠢いて、微生物のようにも見える。 その中で、さっき有耶無耶になっていた質問の答え>>@49を聞けた。]
…そう。1年半前に。 ありがと。じゃあ、私は全然七星君とは 会った事はないわけ…でもない? 子供の頃から遊びに来てたなら。 …でもやっぱり、時々なら本当に初対面かな。 私も、少しの間いただけだしね。
[彼の事情は分かった。そして、多分会った可能性は低いという事も。]
(324) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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私もこの辺に父方の実家があってね。 父さんが仕事とか家の事で忙しかった頃に、 しばらくこっちに預けられてたの。 急だったからあんまり友達とかいなくて、 近くの駄菓子屋さんによく行って、 遊ばせてもらったりしてたかな。 …もう随分昔の話だけどね。
ありがとう。聞きたかったのはそれだけ。
[線香花火の方はもう消えてしまいそうだ。話も聞けたし、今回はゲームとは言え、私が負けても構わないのだけれど、結果はさてどうなったかな*]
(325) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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―― 展望台:天体観測 ――
[縁も竹縄。 持ち込まれた花火が粗方無くなってきた頃。 その余韻を燻らせながら、一人。また一人と 天体観測へと思考や行動を移して行ったと思う。 一人一台ずつ。 ……なんて事は流石になくて、 最初にレンズを覗いて調節をしてくれただろう 先輩の後に、お零れに預かるみたいに その先を覗かせて貰った。
レンズの先に広がる星模様は 肉眼で見るよりも細かく、また鮮やかで。 何故だか学校の敷地や公園で見てきた物とは 少し感じが違う心地もした。]
(326) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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[暫くレンズと肉眼とを行き来して 望遠鏡の凄さや肉眼でもある程度分かる 星空の広大さなんかに感動しては、ようやく ある程度満足できたからってその場を離れた。
感嘆を口から溢しながらまた夜空を見上げる。
星、興味なかったんだけど。 こうまで見せつけられちゃうと 興味が湧いちゃうなって苦笑した。
合宿が終わったら。 …夏休みが終わったら。 もうちょっとちゃんと 部室に並ぶ本を読んでみようかなって 思ったりもして。]
(327) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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[誰もいないベンチを見付けられたなら座って リュックを膝に乗せて、小さな包みを取り出す。 家にあったプチプチで巻いていたそれを開ければ 中から白やココア色のクッキーが顔を覗かせた。
一つ取り出し持ち上げてみると 中央が色付きで透けていて星空を覗けた。
瑠璃川先輩がくれたクッキー。>>90 オシャレだなあって感動してから、一口。
一緒に来る事は出来なかったけど、 先輩も同じ星空を眺めていたならいいな。 なんて、口の中を甘くしながら思うのだった。*]
(328) 2023/08/12(Sat) 17時頃
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―― >>311 即席ドリンクスタンドにて ――
ベタベタは勘弁……
[つい真顔になった。 いい年のおっさんに泣きつかれたところで苦行だ。 それに真面目に、酒は然程飲む方ではないから 缶ビール1本で相手が酔いつぶれるのを待つ 毎夜のお仕事も苦行なのでありまして。 解り易く右から左に受け流す七尾に、こら、という顔]
んー? 見てるよ? しかしな、もう16,7だから、皆。 問題起こすような悪い生徒はいないし。 率先して自主的に動いてくれているし。 修学旅行などより余程楽なもんだ。
[>>313 そうして、合宿の感想へは。]
(@53) 2023/08/12(Sat) 17時半頃
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お。 ……そうか、よかった。 そんなつもりじゃなかったってのは…… ん、まあ、誰しもだが、色んな事情で 参加不参加決めることはあるしなあ。
[部活動・合宿そのものを楽しみにしての 参加でなくとも、それは構わないのだ。]
―― 予想外に、だとしても、楽しいと感じられたなら、 儲けもん、ってことで。
俺は仕事だけど、まあ、楽しいっちゃ楽しいよ。 関わり少なかったり、わりと掴み処なさそーな 生徒の一面が見られたりするからな。
[後者は、暗に七尾のことも含まれている。 意味ありげに口端上げた。**]
(@54) 2023/08/12(Sat) 17時半頃
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[>>321 いつか遭遇してみたいです、の言葉には これまで見せた事のないような複雑な表情をした。 全く自覚は無かったが、もしかしたら僕は思っている以上に思考が顔に漏れるタイプだったのかもしれない。]
弟、長期入院中だから、……珊瑚さんがクラスメイトで認識はしてたみたいだけど。うん。 そうだね、いつか。
[とても歯切れ悪い返答になってしまったけど。 いいなあ、と言う感想は、どこに掛かっていたのだろう?と考えつつ。言葉の端々で気を遣ってくれた感じのする彼女に感謝しつつ。 切り替えて、花火を楽しんだ。]*
(329) 2023/08/12(Sat) 17時半頃
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─現在─
これは帰った後の縁士くんと話さないといけないな!
『じゃあ加賀先生がオークじゃん!』
>>320もちろん冗談で笑いながら送って、『デュフフ!』『待ってて』と良い笑顔のスタンプを送っておいた。 本当、あの漫画について今度語りたいね!
あと加賀先生オーク疑惑についても。*
(330) 2023/08/12(Sat) 17時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/12(Sat) 17時半頃
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―七尾さんと>>303>>304>>307―
[1年だから入ってそんなに経たないはずとはいえ、七尾さんは随分活動にもしっかり参加しているみたいだった。ちょっと話を聞くだけでそれがわかる。]
公園と学校ぐらいの距離でも見える星が違うんだ。 伊能忠敬が日本地図作ったのは地球の直径を測る ついでだったとか聞いたことあるけど… すごいね。七尾さん、真面目に活動してるんだなって 今の話でよくわかる。
…うん、お祖母ちゃんは結構前に。 寂しいけどね、こればっかりは仕方ないよ。 死んだ人とは話せないし。…どんな風なのかもわからないし。
(331) 2023/08/12(Sat) 17時半頃
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そう言えば死んだ人は星になる、みたいな話もあったね。 ギリシャ神話は死んだ人とか星座にし過ぎだし。
[お祖母ちゃんが星になったと思ったことはなかったけれど、そう思うと少し見え方が違う気がする。でも、部員が似合うと言われたら、ちょっと驚いて七尾さんを見つめた。]
私が、部員?……うーん。七尾さんの方が真面目に 活動してそうだし、きっと向いてると思うな。 私は…勉強とかばっかりで、そんなに素敵な人間って わけじゃないよ。…面白味はないし。 友達って、他の星の人と?……そうかもね。 うん、楽しもう。花火終わってから、いっぱい。
[それに彼女は私よりもずっとロマンチックで空を見て思いを馳せる感じな気がするし、天文部にはきっと似つかわしい。 花火の合間、ふとそんな事を後輩の彼女に対して思った**]
(332) 2023/08/12(Sat) 17時半頃
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─花火と、それを抜け出してからの話─
[肩を組まれた>>274康生は、すぐに自分からも組み返し、満面の笑みで写真に納まった。まさか、送信された写真にとんでもないスタンプが付き>>308爆笑を誘う>>314事になるとは思っても居ない。後日、何処かで話題にならない限りは、きっと知る事も無いだろう。]
[ロケット花火の感想を漏らす声>>266>>@44がすれば、そちらにピースを向けた。もっとも、その後すぐに連れ出された>>316から、このタイミングで康生が二人に声を掛ける事は無かった。]
[誘われるままベンチへと向かい、康生は彼の隣に並んで腰を下ろした。いつもの二人の距離だ。加賀先生が兄に似ている>>296と聞けば、頷いた。]
そうかな〜って、俺も思ってた。 カガセンのが、大分老けてるけどな!
[三十路前の若い教師に「老けてる」という表現はどうかと思うが、これも場を和ます為のジョークではあるのだろう。ただ、話が続けば続くほど、内容も、彼の纏う雰囲気も段々と重くなって来る>>296>>297>>298>>299>>300。とても、ジョークなんて差し挟めないくらいに。]
(333) 2023/08/12(Sat) 17時半頃
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喧嘩してるのかなってのも、薄々感じてたけど……。 嫌ってる? 匡先輩が? ケイの思い過ごし……じゃなさそうだな。
……へ? ああ、お米洗剤で洗おうとしてた>>74綺麗な先輩だよな? 覚えてるけど……?
[この辺りで、少し嫌な予感はした。恋愛相談に乗るには、康生は少々幼過ぎる>>112>>113。かと言って、話を遮る事も出来ない。康生は、しっかりと耳を傾け、相槌を打っている。]
え、初耳。そっかー、付き合ってたんだ。あの二人。 でも、言われてみればなんか納得かも。
────え? ケイも、雨龍先輩を? そっか、失恋……。 それって、単純にフラれるより辛いパターンだよなきっと……。 それでも祝福できたケイは、偉いな。
[目を伏せ、その痛みを想像しようとしていたであろう康生の動きは、次の言葉で止まった。言葉に導かれる様に見つめ返す視界に、今にも涙を溢しそうな親友の顔が映った。──まさか。そう思うと同時に、康生は口を開いていた。]
(334) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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軽蔑なんてするわけないだろ! 約束する。恵一がどんな人間でも、俺は味方だ! 絶対に、軽蔑なんてするもんか!
[事情を聞く前から肯定するなんて、愚かとしか言い様が無い。けれど、それでも──そうするに足る程に、乾恵一は柊木康生の親友だったのだ。覚悟を決めて、彼の次の言葉を待った*]
(335) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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ーー花火中(抜け出す前)珊瑚へ(LINE)ーー
[僕と珊瑚の仲だから、LINEぐらいは当然交換済みであろう。
合宿到着直後から「去年と同じ施設で、世話係のおばさんも元気だよ」とか「地元の少年が案内人をしてくれるらしい」とか「今年は米を洗剤で磨ぐ事故は起きなかったよ」などの内容を送っていた。
留守番をする彼女が寂しくないように。
最終日の花火写真は、ピースするAと並んで線香花火をする縁士、打ち上げ花火をする真弓(動画)、ドリンクを配る千映、端っこでみんなを見守る加賀先生、ロケット花火を華麗に打ち上げる康生、ムスッとしつつも花火に参加するレアキャラ大和(※本人の許可があれば)などを送った。]
(LINE) 恒例の花火大会中。 ロケット花火で大惨事が起きるかと思ったけど、無事に進行中。
楽しんでいるよ。
本当に、珊瑚がいたら良かったのに。残念。*
(336) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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―加賀先生と>>@51>>@52―
持って使う方は威嚇とか放火に使ったとか聞きました。
花火は…たくさん集めたら綺麗なのになるかと思って。 すごく怒られました。…ふふ。
[昔の話だけど、本当に怒られた。でも、今思えばあのぐらいはかわいいものだったな。 ふとそう思う。もっと怒られたやつは他にある。それだって、昔の話だ]
私が?そうですか…あんまり言われたことないかな… あ、生徒会ではたまに……?
(337) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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[会長や書記の子が言っていたかな。自分ではその自覚はないから、不思議そうにするばかりだったけど。 先生がやっている蛇花火を見学させてもらう。花火と言っても黒いおはじきだかタブレットみたいなもの。煙を出しながら、本当に蛇みたいにくねって伸びるのをじっと見つめる]
確かに地味だけど…面白いですね。 占いにするのも確かに面白そう。先生も面白いって言われるでしょう。 ……私の成績上昇ですか? なら、当たりですね。
[くすくす、と笑いを思わず漏らす。蛇花火は派手さはないけれど面白い。 それはこうして余裕ある大人として気さくに接してくれる先生の在り方にも少し似ているような気がした*]
(338) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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ううん。打ち上げ花火やってるのは見えたよ。 本郷さんて、結構ワイルド?なんだね。
打ち上げ花火好き? なら、花火大会とかも観に行ったりするの?
[打ち上げ花火をやっていたから、ふと、 もっと大規模な花火大会の打ち上げ花火も好きだったりするんだろうかなんて思って、聞いてみて。
私はまだ>>323と言うのには、くすりと笑って頷いた。 そして、賭けの内容には。]
女の子と『一つ何でも言う事を聞く』は賭けたらだめ。 ……って、妹に言われてて。 別に俺が勝っても、変なお願いとかしないけど。
(@55) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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[そう言って、考える。 他の人を巻き込む系の罰ゲームはダメだし、などと思って。]
……それなら、負けた方が秘密を一つ話すとかどう? 重いのじゃなくて、 どうでもいい軽いのとか、笑えるのとか、ネタっぽいの可で。
[本郷は承諾してくれただろうか。 どちらにしても、火を点けてから、話を始めた。 本郷>>324>>325の話を、相槌を打ちながら聞いて。]
そっか。 都会にはもうあまり駄菓子屋とかないから、貴重だよね。 俺も、小さい頃はよく行ったな。
[聞きたかったのはそれだけ、というのには、小さく頷いた。*]
(@56) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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Aは、86(0..100)x1秒後に火の球が落ちた。
2023/08/12(Sat) 18時頃
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─恵一くんとのやり取り─
>>336恵一くんは合宿中、それぞれの進行に合わせてメッセージを送ってきてくれていたから、それに合わせてだったり、何度かまとめてだったりで返事をしていた。
『へー、そうなんだ。おばさん元気そう?』 『地元の少年?中学生くらいかな?』 『(いいねと示してる笑顔のケサランパサラン)』
「本当、楽しそう。良いなあ…。」
今はせめて同じ空の下にいたくて夜空を見上げてるけど、やっぱり一人は寂しい。 花火も無いし、お父さんは寝てる。 だから縁士くんのラインで笑ったりしながらもやっぱり寂しくなって、恵一くんからのラインを見つめてた。
(339) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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『事故が起きなかったのは良かった〜! 事故起きたら合宿なくなっちゃうもんね。 来年は絶対行くから。 その時は一緒に花火やろうね!』
そんなふうにメッセージを送る。 せめて法事がこの日じゃなかったらな。 望遠鏡を回収して部屋に戻るとひんやりとした空気に迎えられる。 そのままお母さんの写真の前に行って、そっと手を合わせた。
「どうか無事に合宿が終わりますように。」*
(340) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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ーーベンチ/康生と二人ーー
[みんながまだ花火を続けているからだろう。
色濃い茂みの歓声や、打ち上げ花火が上がる音が響いている。
それを耳にしながら。 愉しい空間と垣根を隔てながらーー僕は、康生に一年前の事を話した。
確かに兄と加賀先生は実年齢はかなり離れているのだ。 だから、彼の言葉にはそうだね、と笑う。
和ませようと言う気持ちが伝わったから。
彼らしい気遣い。]>>333
(341) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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[僕が雨竜先輩に恋をしたのは入部してすぐの頃。
それから夏を迎えて合宿。 ここで失恋したので、彼に恋愛相談はしていなかった。
だから、親友である彼にも想いを打ち明けるのは初めてだ。
呆気なく散った恋の話を。 いや、今となってはもう、恋なんてーー綺麗には、呼べないが。
彼は雨竜先輩を覚えていた。 話を聞きながら兄と雨竜先輩の関係に驚き、そして失恋した僕の気持ちに寄り添う。>>334
『単純にフラれるより辛い。』
その通りだった。彼は自分のことのように考えてくれている。
しっとり、優しさが触れる。 彼そのもののような、温かさ。]
(342) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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……うん。辛かった。 身を裂かれた方がましだった。
[そんな僕に彼がくれた言葉。
『祝福出来たケイは偉いな』
ーーそれはまるで、購いのよう。
想いが決壊するーー。]
ーーう、……
[僕の瞳には、涙が溜まり今にも溢れそうになっていた。
必死に堪えるも、それが流れ落ちるのは時間の問題だ。]
(343) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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[僕は罪を犯した。 許されない罪を。 購いを得るのは、まだ早すぎる。
告白すらしていないから。
彼は、僕の震える声を受け止める。しっかりした口調に、僕は強い安堵を得る。
そうだ。彼はーー 僕を決して軽蔑したりなんかしない。
僕は意を決して、口を開いた。]
(344) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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ーー僕は合宿最終日、雨竜先輩に誘われて……身体の関係を、持ってしまったんだ。
[それが、事実。 それが、真実。
鉛を飲み込んだように、僕の胸が重たくなる。
それでも、吐き出す。 彼を信じて。]
雨竜先輩に呼び出されて。夜中に二人でこっそり逢ったんだ。
僕にとって彼女は兄の恋人。 そんな風に誘われるなんて、思ってなくて。
ーー今でもわからない。先輩が何を考えて僕を求めたのか。
(345) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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ただ、僕は流されてしまった。
断らなくちゃいけなかったのに……。 そんなの、駄目に決まっていたのに……。
ーー僕は。
彼女を抱いてしまった。
(346) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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[目蓋を臥せて肩を震わせる。 熱い涙が頬を伝う。
止めどなく、淀みなく。
僕のすべての感情が溢れる。]*
(347) 2023/08/12(Sat) 18時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/12(Sat) 19時頃
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─ベンチにて、恵一と─
[花火の光、風に流されてくる歓声。彼方側が青春の光であるとするなら、此方側には青春の闇が横たわっていた。康生は、今度は相槌を挟まずに話を聞き終えた。身体の関係を持ってしまった>>345と聞いた瞬間は息を呑んだが、それ以外に大きな反応は無かった。]
…………、……。
[……いや。無反応だった訳ではない。緊張か混乱か、それとも動揺か。常よりも鼓動が少しだけ強く早くなってはいた。まるでそれを宥めるか様に、胸元へ手が伸びる。いつもの、考え事をする時に近い仕草。 ……そうだ。想定していたよりは、酷い話じゃなかった。大人でも、回答に苦慮する様な内容ではあるけれども。合意の上での事ならば、罪に問われはしない。問われないが故の罪悪感はあるだろうが。]
[鼓動が少し治まると、康生は涙を流す彼へ、力強い瞳を向けた。胸から手を下ろし、同じ様にしっかりと掴む為の両腕が、彼の両肩へと伸びる。]
──確かに、断るべきだったかもしれない。 でも、さ。好きだったんだろ? 無いって思ってた可能性が、1%でもあるなら掴みたいって思うくらい、好きだったんだろ? そんだけ人を好きになれるのって、凄いことだよ。
(348) 2023/08/12(Sat) 19時頃
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俺は、恵一を軽蔑したりなんかしない。 ……ケイには悪いけど、するとしたら雨龍先輩の方だし。 あー、えっと。そういう事が言いたいんじゃなくて……。 兎に角! 俺は軽蔑しねぇし、ずっとケイの親友だ!
……だから、さ。 ずっと言えなくて苦しかったの一年分、今ここで全部出しちまえ。な? それで、全部綺麗サッパリとは行かなくてもさ。 ちょっとはスッキリすると思うし。
[そう言って、安心させる様に微笑んでみせた。必要なら肩も貸すし、抱き締めもするだろう。恋愛が解らなくても、人の痛みに寄り添い、支えようとするのが 康生だ。彼が落ち着くまで、ただただ溢れた感情を受け止めようとするだろう。**]
(349) 2023/08/12(Sat) 19時頃
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ーーLINE(珊瑚へ)ーー
[僕は自分で言うのもなんだが、マメで几帳面性格をしている。
彼女は僕から送られるLINEにて、日を追うごとに変化する合宿の様子を垣間見る事が出来ていたなら嬉しい。
僕が彼女にしてあげられるのは、そのぐらいしかないから。
『おばさんは全然変わらなくて。去年来てくれた料理がうまい子はいないの?て残念がってた。』
『いや、案内人のAは僕らと同じ高校生だよ。なんだかちょっと大人びた雰囲気がある奴だけど。』
『その毛玉何…?(僕は宇宙猫スタンプを押した)』]
(350) 2023/08/12(Sat) 19時半頃
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[僕はあまり沢山の種類のスタンプを持たないから、珊瑚の色々なスタンプを見るとへ〜と感心してしまう。]
……珊瑚がいたら。
[そんな、なかった可能性を考えても仕方ない。
僕の心を寂寥が占めても。
『合宿がなくなったら、来年珊瑚が参加できないものね。
……うん。約束。一緒に花火をしよう。』
参加前、僕は去年の出来事を思い出して気が進まなかった。
だけど今は、来て良かったなと思えている。みんなのお陰で楽しい事が沢山あったから。
LINEを送り終えたらーー僕は表情を引き締めて、康生を呼び出した。]**
(351) 2023/08/12(Sat) 19時半頃
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―― LINEちゅう ――
[トン、トン、トン。
一番星の写真。 今日のお昼ご飯の写真。 展望台に来る途中で見かけた猫の写真。 白黒の綺麗なクッキーの写真。
部のグループLINEに色んな画像を載せる。 同学年の部員から反応が返ってきた、
よし。 そんなつもりは全然無かったけど、 一年代表 七尾千映 の仕事は完了である。**]
(352) 2023/08/12(Sat) 20時頃
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―― 即席ドリンクスタンド:コーヒー編 ――
それでも、大人に頼りたくなる時だって あたし達にもあるんですよー。
たぶん。きっと。
[気楽そうに構えてる先生にぷん、として。>>@53 こういう態度はきっと、それこそ。 大人に対してだから向けられるんだろうなって 我ながら何処かで感じてた。 だから深くは追及せずに。]
(353) 2023/08/12(Sat) 20時頃
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[最後の笑顔未満の笑顔っぽい顔は なんだか加賀先生にとても似合う気がした。>>@54 どこか見透かされた様な気がしてどきっと 動揺する、けど。]
儲けもん。 …そうですね。 たくさん儲けられたので、大切に貯金しまーす。
[なんて茶化す様に、けれど半分以上本気で 合宿の内容すべてに向けてそう宣誓して。 せんせーに向けては 屈託なく笑ってみせたのでした。**]
(354) 2023/08/12(Sat) 20時頃
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─恵一くんとのやり取り─
『ふふふ、来年は行きますよ( ̄∀ ̄)』 『少年っていうから〜。それにA?えいくん? 私も会いたかったなあ。』 『ケサランパサラン…? 相手の気持ちが見える人の、 見える"気持ち"の形を表してる漫画のだよ。 (照れてるケサランパサランのスタンプ付き)』
私も、恵一くんのメッセージに返信しつつ、部屋に戻って。 片付けして、お風呂も入らなくちゃ。 でも、そんなことを考えて…。 >>352七尾ちゃんの送ってくれたグループラインの写真もとっても楽しそうだったから。
(355) 2023/08/12(Sat) 20時頃
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『来年じゃなくても。 帰ってきたら、夏のうちにどうかな、花火?』
そのメッセージが届いたのは、何時ごろだったかな。 若しかしたら恵一くんが誰かと大切な話をした後かもしれない。 そのメッセージを送るまで、私は少し迷ってたから。 ほら、お父さん結構過保護だし…。
でも、お風呂の沸く音が聞こえたから。 私はスマホを置いて、お風呂場に向かった。*
(356) 2023/08/12(Sat) 20時頃
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― 数日前 ―
[合宿の初日、食堂でのミーティング。 加賀先生>>@6からバトンを受け取り、合宿の参加者全員と案内役の少年に自己紹介を促して、ミーティングを終えた後の事。]
[七星 永と名乗る少年に、村を案内をしてもらうため、 ミーティングの後に一度戻った、合宿所の自室の外へ出ようとして、グラッと身体が傾いた。
合宿所で借りた体温計で熱を測ると、発熱している事が分かり、初日に帰宅する事になって今に至る。]
(@57) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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ーーベンチ/康生との刹那ーー
[雑踏の中、ふと不思議な静寂が訪れることがあった。
行き交う人々は僕を追い抜き、過ぎ去って行く。
沢山の人がいるのに、僕は独り。
横断歩道の真ん中に立ち尽くしても、きっと車にも轢かれず取り残される。
あの感覚に近い。 今の僕はーー。]
(357) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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[彼が押し黙ったのは、きっと考えを巡らせているから。>>348 僕を傷つけない物言いを選んでいるからだ。
その刹那を長く永遠のように感じながらーー
彼が叫んだ『軽蔑なんてするわけない』という言葉にすがる。
大丈夫だーー怖いけど、彼ならば。
暫くして、周りの雑踏が再び音を取り戻す。 ポツンと立ち尽くしていた僕を引き上げたのはーー
やっぱり彼だった。]
(358) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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……好き、…… 嗚呼、勿論好きだった。
後輩の面倒見がいい彼女が。
思うことを臆せずハッキリ言える彼女が。
周囲から褒められると恥ずかしがって怒りすねる彼女が。
あんなにクールに見えるのに、料理が下手だったりおっちょこちょいな彼女がーー
好きだった。
僕が知る彼女なんて一面だったけど。
ーーそれでも。
(359) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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[『好きだったんだろ?』大事なことと言うように彼は繰り返した。
それが僕の心に染み入り、思い出させた。 罪悪感を越える彼女への思慕を。
彼の両手が僕の肩に伸びる。 今度は心にではなく、実際に彼の体温を感じる。]
……うん。ありがとう、コウ。
僕が苦しいのは、僕と雨竜先輩の関係が兄さんにバレてしまったこと。
兄さんは激怒して雨竜先輩と別れた。 そして、海外留学を決めたんだ。 僕と雨竜先輩を避けるように。
ーー合宿後、僕は雨竜先輩には逢っていない。 そのまま彼女は卒業してしまったんだ……。
(360) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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[雨竜先輩が僕を誘った理由がなんであれ、康生の立場でそう 感じるのは当然だろう。
全て吐き出した僕は、もう泣いていなかった。
彼に話したところで何が変わるわけではないし、今更どうしようもないことばかりだ。
だが、僕の心が少し軽くなったのは確かで。]
ーー親友と言ってくれて、嬉しい。
僕もコウのことを親友ーーいや、それ以上と思ってるかも。
コウは……コウは僕の。
かけ替えのない、存在。
(361) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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[彼の笑みは慈しみに溢れていて。清らかな水で僕は洗い流されていく。
今まで感じた眩しさは間違いではなかった。
彼の純粋な気遣いと思いやりが僕を包む。
僕はそのまま彼の胸に飛び込みたい衝動に駆られる。しかし、ふと、その胸元を眺め。]
(362) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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ーーコウ。君も何か誰にも言えないことを抱えてるんじゃ?
時折君が見せる仕草が気になって。
いつも明るい君に翳りが差すように見える。
[彼の胸に掌を伸ばして。心臓に重ねることは叶うだろうか。
そっと。
花を手折らぬほど繊細に、僕は。]
こんなにも君に支えて貰っている、救われている。
僕も君の役に立てないかな……。
(363) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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[それは気のせいだ、杞憂だと彼が笑うならそれでもいい。
でも、僕は分かち合いたいと考えたのだ。
素肌で触れ合うように。]*
(364) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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――回想・昨年――
[>>230注目を浴びてこれまでいいことなんて何一つなかった。 ひっそりと影に融け込んだように過ごしていくのが一番だった。 瑠璃川の善意はとても美味しかったがそんなに満面の笑みを向けられると目だってしまう気がしてならなかった。
お菓子を頬張りお茶を飲みながら、それでも逃げ出さなかったのは――お菓子が美味しかったからだろう、多分]
そういうものなの? 僕は星座の物語は知らないんだ。 けど十二星座は流石に知ってる。 でもあれって夏の星座じゃなかった?
[生年月日で決められるのは夏の星座なのに冬に見えるなんて不思議な話だ。 お菓子を少しずつ味わって味わいを噛みしめて飲み込む]
(365) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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僕は、獅子座だよ、多分。
[誕生日というものに覚えはない。 だから多分とついてしまう。 8月の上旬頃だったとは記憶しているのだ]
獅子座より蟹のほうがいいな。 美味しそうだし、冬だし。 ところで獅子座の話はいい話?
[自分の生年月日で自動的に当てはめられる星座だけれど、星座くらいはいい話であってほしいものだった*]
(366) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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[ベッドの上、まだだるさの残る身体を預けて、ため息を吐く。]
ほんと、何やってんだろ……。
最後の大仕事だったのに。 [天文部の3年生は、合宿の後に引退するのが恒例で。 部長としては、最後の大事な仕事だったはずなのに。 合宿の準備と、受験勉強と。 無理をして、身体が弱っていたらしい。
次の部長は誰だったか。それとも、まだ決まってなかったかな。 代わりに、仕切ってくれてたらいいんだけど。**]
(@58) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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―七星君と>>@55>>@56―
ワイルド?私が? ……ないない。それはないよ。
[私に向けられる言葉からはワイルドというのは一番遠いものの気がして、思わず笑ってしまった。]
打ち上げ花火は好き…花火大会も一度行ってみたいんだけどね。 父さんに言わせれば、大変な混雑してゴミだらけになるのにわざわざ見に行くやつの気が知れない、 あれはテレビで見るものだって… それもまあ、一理あるんだろうけど。
星空にぱーって弾をばら撒くみたいに光が散るのがね、好きなんだと思う。
[賭けるものは、何でも一つ、ではなくて秘密を一つ、になった。 言われてみればそれはそう。彼が変な事を言いだすとは思わないんだけど。]
(367) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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いいよ。あんまり重くないやつね。……うん、大丈夫。
[了承して、火の球を眺め続ける。時々会話を交わしながら]
そう。あそこの駄菓子屋さんで毎日のように遊んだのが…私の原点かな。 色々な意味でね。
[ふっと笑って、行く末を見守った。55(0..100)x1秒後にぽとり、と私の方の火球が落ちた。]
(368) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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─回想・去年、大和くんと─
「えっとね、12星座の誕生日の期間?って、 その人が生まれた時に太陽の位置にある星座なの。 だから、昼間に太陽と共に昇ってくるから見えない。 だから見える時期がずれてるんだって。」
>>365確かにこれ不思議だよね。私も調べたもん。 だから夏の誕生月に太陽の元にある星座は別の季節に見ることができる。 夏の時期の生まれの星座が見える星座じゃ無いのだ。 >>366でも誕生日に"多分"なんてつくと目を丸くする。
(369) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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「誕生日いつ?7月後半から8月頭なら獅子座だけど。 あ〜、でも獅子座もあんまり良く無い…。 蟹座はヘラクレスに踏まれるし 獅子座はヘラクレスに倒されるんだよね。 でも、どっちも女神ヘラが星座にしてくれたの。 だから、私たちの星座の物語は似てるね?」
ただーし、蟹座は討伐されるものでは無くて、討伐をしているところを邪魔して踏まれたという情けなさだけどね!
「だから私、結構女神ヘラって好き。 拾う神みたいじゃない?」
そんなふうに笑って、おかわりいる?なんてお茶を勧めたりしたんだ。*
(370) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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……んー。私の負けか。
[心なしか、結構悔しそうに唇を結んで宙を仰ぐ。 少しの間夜空を見上げて、やがてふっと息をついて顔を戻し、 七星君を見て尋ねた。]
ま、いっか。七星君はうちの学校の人じゃないし。 負けは負けだし… 教えてあげましょう。
私の趣味、なんだと思う?*
(371) 2023/08/12(Sat) 20時半頃
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――回想・合宿前――
[合宿に行くと決めたのは気紛れだ。 気紛れに参加してあわよくば瑠璃川のお菓子が食べられたら、――思い出にはいいかなってそう思った。思っていた。
>>231星を見上げる理由も良いものではないし、天文学部に入部したのも打算しかなく、顔を出すのも皮算用的な理由だった。 だから瑠璃川がケークサレというらしいパウンドケーキみたいな感じのものを昼休みにくれた際に打ち明けられたことに呆けて口を開きながらも、世の中そういうものだろうとすぐに受け入れていた。
お菓子や食べ物を貰っていたこれまでが幸せだったのだ。 自由になりたいと急に参加を決めた合宿で欲を望んでしまったのだ。 いつからだろう、瑠璃川からお菓子をもらうことを望むことになったのは。 自分なんかが望みを抱くなんて烏滸がましいことなのに]
そっか、残念だな。楽しみにしてたのに。 ……楽しんでくるよ、できるだけ。
[可能な範囲で出来るだけ、あんまり笑えてないかもしれないけれどそう伝える。 それに今日はまだこのケークサレがあるのだし――]
(372) 2023/08/12(Sat) 21時頃
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……お弁当?
[目を幾度も瞬かせる。 お弁当なんて作ってもらったのは小学校の遠足以来の話だ。 それもご飯と海苔だけのお弁当で、高学年以降になるとコンビニ弁当になった。 周囲のクラスメイトたちはいろいろなおかずが入っている弁当で、それはとてもとても羨ましかった記憶がある]
僕のために、いいの? いいならほしい。
朝一で受け取りにいく!
[お菓子もお弁当も用意してくれる。 大和は先程とは明らかに別種の歓喜を帯びた笑みを浮かべて目を輝かせて食い気味に作ってとお願いした。
すごく、ありな案だった*]
(373) 2023/08/12(Sat) 21時頃
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ーーLINE(珊瑚へ)→天体観測ーー
[康生との話し合いを終え、僕らがみんなの元へ戻ると盛り上がっていた花火は片付けに入っていた。
慌ててバケツを運んだり手伝いに入る。
この後はいよいよ合宿メインとも言える天体観測なのだが、僕はなんだかもうこのまま宿泊施設に戻り寝てしまいたいようにも思っていた。
LINEを開くと珊瑚から返信が来ている。
それを読むとふ、と笑みになり。 僕はポチポチと指でスマホを叩くだろう。]
(374) 2023/08/12(Sat) 21時頃
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[『花火?いいよ、勿論。コウも誘う?』>>356
花火のスタンプを押しておく。 僕にはスタイルセンスがない、彼女みたいに。
以下は、前のLINE。>>355 『来年は僕たち3年だからね。珊瑚かコウが部長になるんだよね?だったら合宿参加は必須だね。』
僕は部長をヤル気はまるでない!
『青年じゃないのだから少年じゃないか…? 永と書いてはるか、て読むらしい。あだ名でAと書いてた笑』]
(375) 2023/08/12(Sat) 21時頃
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[『へえ、サトリみたいな妖怪?いや、妖精かな。』
なんで照れてるのだろう?と スタンプをつついたりした。
送信したら、僕は康生やみんなが待つ天体観測の場に合流しただろう。
合宿が終わったら。 終わったらーー僕は。
そんなことを考えながら。]**
(376) 2023/08/12(Sat) 21時頃
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そか。
[ないない、と笑いながら否定をする本郷>>367に、笑いを重ねて。]
行った事ないんだ。 大変な混雑でゴミだらけになって、酷い目に遭って、 そんなのを友達と笑い合ったりするのも、 良い思い出だと俺は思うけど。
[合理的で美しく、何もかも上手く行く事が全てではなくて。 窮屈な思いをしたり、時に失敗したりする事も、良い思い出になると思う。
光が散るのが好き、と話すのは、 先程ロケット花火を見ながら輝かせていた瞳を思い起こして。 緩く笑みつつ、小さく頷いた。]
(@59) 2023/08/12(Sat) 21時頃
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――後輩ができていた、後輩との話――
[天文学部幽霊部員二年大和 命。 二年になったからには一年が新しく入ってくる。 つまり後輩ができるのだが天文学部にもいつのまにか後輩が居たらしい。
新聞の休刊日は月に一度はあり天文学部の活動と重なる日はお菓子目当てに出現するレアキャラと七尾の第一次接触は>>234縄張りを巡る小動物のように挨拶を交わしながらもちらちらと様子を伺い距離感を測るところから始まった。
大和に人の印象を聞くのは大体間違っている。 後輩の女の子と話ができるわけがなかった。 話す内容も思い浮かばないしそういうのは柊木の方が得意そうなものだし。
だからドリンクスタンドで>>235声をかけられると少し慌ててしまったのは色々と対人経験値が低いからだった]
(377) 2023/08/12(Sat) 21時頃
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あ、あ、う、うん、ありがと。 七尾さんもお疲れ様。 ジュースもありがとう。
[それ以上言うことは思い浮かばず掛ける言葉が出てこなかった。 七尾からも言葉を掛けてこなかったので内心では安心して、花火に視線を向けていると視線を感じたがどう反応していいかわからなかったのでそのままその場を後にした。
いつになっても慣れないと、離れながら深くため息をついていた*]
(378) 2023/08/12(Sat) 21時頃
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[こちらが提案した賭けの内容>>368には同意してくれて、勝負開始。]
原点? そうなんだ。
[原点、って何だろう、とか。 色んな意味、とは何だろう、とか内心思ったけれど。 自分のよりも早く、本郷の火球がぽとりと落ちて。]
俺の勝ち。
[ふふっと笑ったけれど。 本郷は結構悔しそうな顔で宙を仰ぎ>>371、夜空を見上げて少しの間静止してしまった。 負けず嫌いなタイプなのかな?]
[やがて顔が戻され、うちの学校の人じゃないし、と前置きされて問われた言葉に。 うーん、と考えて。]
……ミリタリーオタク、とか?
[打ち上げ花火を、星空に『弾』をばら撒くと表現していたから、そう返してみた。*]
(@60) 2023/08/12(Sat) 21時頃
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─回想・合宿前、大和くんと─
「うん、もちろん。荷物になっちゃうけど…。」
>>373いつもお菓子を渡してる時とは違う勢いと、嬉しそうな笑顔。 それに目を軽く瞠って、クスッと笑ってしまった。 だってそんなに嬉しそうにしてくれるんだもの、作り甲斐があるじゃない? それじゃあって住所と電話番号を伝えておく。 近くの公園でも良かったけど、近くまで来てくれたら連絡してくれたら出られるからね。 スマホを取り出して連絡先、の流れで自然とそうなったと思う。 SNSをやってないとその時知ったら、へー?と軽く流してたかもね。
(379) 2023/08/12(Sat) 21時半頃
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だから合宿の出発当日。 早朝に起きて朝ごはんの支度ついでに、お弁当の準備。 卵焼きは甘いものが我が家…というか私の好み。 唐揚げと小さめの焼き鮭がメインのおかず。 昨日のうちに作っておいたほうれん草のおひたしはカップの下に鰹節を敷いて汁漏れ防止。 大学芋と甘めに作ったきんぴらも入れて、これでお野菜は摂れるかな。彩にミニトマトはいつも入れちゃう。 枝豆ご飯を大きめのおにぎりにして二つ。 中心に小梅を埋めてアルミホイルで包んで、それを手提げ付きの紙袋に入れた。 それとは別におやつもね、とカップケーキを入れて準備万端。 小さな保冷剤も入れたけど…一つだけ心配なことがある。
(380) 2023/08/12(Sat) 21時半頃
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「男子ってこれで足りるかなあ…?」
これは普段のお父さんのお弁当の量。 私には多いけど、男子ってたくさん食べるらしいから…足りなかったら申し訳ない。
兎に角準備万端で連絡を待って、連絡が来たら自宅から出てわかりやすい場所まで迎えにいくはず。*
(381) 2023/08/12(Sat) 21時半頃
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――花火中――
[知識のない大和なりに考えだした解答は間違っているらしいが間違っていることにすら言われないと気づかないのが無知というものである。>>241 風前の灯になりかけていたところを掬ったのは>>249天道の一声だった。 とても危ない行為だったらしい。 板の携帯は便利だなあと感心してしまう。
決行は柊木の手に委ねており大和は見守る立ち位置なので>>242乾の言葉に、少ししてから頷いて返す。 無理強いしないのはありがたかった。 誘ってくれるのもありがたかった]
いいよ、写真撮って送っても。
[板の携帯はすごいな、写真も撮れるし送れるらしい。 便利なものだと感心してしまう。 それに、お弁当もお菓子も貰って参加してないなんてことはないって瑠璃川に伝わるならいいかなと思った。 柊木チャレンジが終わったら向かうよと伝えて柊木の方へ視線を向ける>>260。 大和は2-Cなのでクラスも違うし幽霊部員なのにとても気さくに話かけてくれる]
(382) 2023/08/12(Sat) 21時半頃
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初めてだよ、見たのは小さいのだけ。 柊木はなんか何度でもやってそうなのに。
[そこは意外だなと満面の笑みを見て苦笑を浮かべる。 笑みが似合う奴だなあと感心してしまうばかりだ。 >>261お菓子も分けてくれるし良い奴なのだろう。
>>263そんな柊木が危ない目にあうことなく、ちゃんと掛け声をかけてから着火して飛んでいくロケット花火はたしかにヒューっと音を立てて飛んでいくし綺麗だった]
……すごいな、すごいな、すごいな。 あんな花火もあるんだな。
[はあ、と感心したように吐息を零して暗闇の中に消え去った一条の閃光を思い出す――ところであれは回収しないといけないのだろうか。 もしそうならロケット花火、恐るべしである*]
(383) 2023/08/12(Sat) 21時半頃
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ーー大和の写真ーー
[許可が取れたので、僕はドリンク片手に花火を見守る彼の写真を撮っただろう。>>382
大和は、背は低めだがワイルドで男らしい顔つきをしている。特に眉が凛々しい。
僕にはない魅力が満載で、写真映りもよくちょっと羨ましくなる。
写真は珊瑚に送った。きっと喜ぶだろう。]**
(384) 2023/08/12(Sat) 21時半頃
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─恵一くんとのやり取り─
『青年というと年上ぽいけど 少年と言うと年下ぽいよ! 同じ高校生って説明で良いじゃん! はるか…えい…Aで良いね!』
>>375とか返したあたりで返信が一度途切れたのは、お風呂に入っていたから。 体を洗ってホコホコになって出てくると、花火の話の続きがある。 ふふ、と穏やかな笑みが浮かんだ。
(385) 2023/08/12(Sat) 21時半頃
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『うん、良いね。みんなも誘おう。 他のみんなも誘えたら良いな。 そして柊木次期部長を讃えよう…。 私は副部長が良いな☆』
私もまた部長になる気はないのだった。 でも恵一くんが星に関してあんまり興味ないのも知ってるつもりだから、副部長くらいならやってあげても良いよ! そろそろ部長引き継ぎとかの話が出てくるのかなあ。去年は何時ごろだったっけ。
『あっ、もし恵一くんが副部長やりたいなら 私は喜んでヒラ部員になります! 私は受験とか関係ないから頑張ってね♡』
花火大会よりもそっちに気を取られてしまう。 花火ももちろんやりたいけど、部長はやりたくないから仕方が無い!*
(386) 2023/08/12(Sat) 21時半頃
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─恵一くんとのやり取り─
どのタイミングだったか。 >>384恵一くんから大和くんの写真が送られてきた。 花火、見守ってるけど楽しんでくれてるのかな。 お弁当足りたかな。その前に美味しく食べてくれたかな。 だけど、みんなの輪の中に居るようでホッとした。 ホッとしたけど、良いなあって気持ちがまたむくり。
「…。」
何か言いかけたけど、指先がゆらり。 文字を打つことをためらって、ケサランパサランがニコニコしながら「ほっこり」としてるスタンプだけ送った。*
(387) 2023/08/12(Sat) 22時頃
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―七星君と>>@59>>@60―
うん、ないね。行った事ない。 …そうかもね。友達と行くなら…そういうのも楽しいのかもしれない。 ……友達、ね。
[逆に言うと、そこまで親友と呼べる友達がいないという事でもある。悲しいかな。 一人で作れる楽しい思い出もあるけれど、大変でも楽しい思い出は、一人だとなかなか難しい。かもしれない。
勝負に負けて、前置きに尋ねて七星君が出した答えはミリタリー系、だった。]
(388) 2023/08/12(Sat) 22時頃
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…ん、惜しい。 私の趣味はね、ゲーム。 テレビじゃないよ、自分の部屋にゲーミングPC置いてるの。 父さんにはあくまで勉強用だって言ってるけど。
知ってる?グラディウス。バックが星空で音楽がピコピコして可愛くて、ボスが丸っこいやつ。 村にあった駄菓子屋さんの隅に置いてあってね。 すごい昔のだから私以外誰も遊んでなかったんだけど。みんなスーファミとか持ってたから。 毎日のように遊んでたかな。 …で、お祖母ちゃんのお小遣いで本当にゲーム買って、今でもやってる。 面倒くさいから人に言った事ないけど。
……私の秘密。こういうのでいい?
[くすっと笑いながらそう告げた*]
(389) 2023/08/12(Sat) 22時頃
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――展望台への道――
[>>247大和は自分自身の動機を普通だとは思ってはいなかった。 推薦を狙うというのも過ぎたる願いだと思っている。
だから首を横に振う]
推薦を狙えたらいいけどわからないし。 僕にはできる話もないから。
[例え90%嘘でも天文学部で活動していたと言えたならば少しは足しになるかもしれない。 推薦では面接があるのだ。 面接で話せる内容なんてものは大和にはあまり無かった]
(390) 2023/08/12(Sat) 22時頃
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……わかる、のか? 本郷さんが?
[それには少しどころではなく驚いてしまう。 大和とは違って良家のお嬢様と言った風の本郷だからまさかわかられるとは思ってもいない。
ただ整然と伝えられる言葉に、言葉に詰る。 違う世界に心惹かれたのはそうだろう。 現実から逃げたかったのもそうだ。 ただ生きる糧にしたかったわけではないからそこは少し違うが]
そっか、わかるのか。
[何故わかるのかがわからなくて大和は首を傾げ通しているしかなかった。 話が変わってもそれは余り変わらない。 大和には本郷のことはわからないのだ]
(391) 2023/08/12(Sat) 22時頃
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僕はそういう故郷みたいなのはないから、 自分の居場所じゃないっていうのはわからないけど、
……自分の居場所じゃないほうがいい場所は、わかる。 でもそういうのでも無くなると寂しいのかな。
[それもまた全然違う世界に心惹かれているというやつなんだろうか。 >>248よくわからないなと困ったように肩を竦めて他愛もない、何でもない話をできていたらよかった*]
(392) 2023/08/12(Sat) 22時頃
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[と言いつつ、みんなが持ってたのはスーパーであろうが、絶対にファミコンとかそういうのじゃないよねきっと。 もっとずっと新しいものだったはず。
私は他の子の家に遊びに行ったこともそうないし、うちの両親はゲーム機と言えば全部ファミコンでまとめちゃうタイプの人だったから。 ついそういう風に言っちゃうのだと思う、私も家庭用ゲーム機は持ってないし。 そういう秘密で、七星君は納得してくれるといいのだけど*]
(393) 2023/08/12(Sat) 22時頃
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ーー天体観測後(珊瑚のLINE)ーー
[天体観測中は流石にLINEの確認は出来ない。
僕はスマホをポケットにしまい、望遠鏡のレンズに切り取られた星空を眺めた。
何度も言うが、さほど星に興味がなくたって、田舎の綺麗な星空は僕にも感動を与えた。
むしろ、あれが何座だなんて気にせずただ、天の川の流れに身を委ねるように眺めるだけなら、僕ももっと星を好きになったかも。
観測後、僕は珊瑚のLINEを読みはしたのだが(既読はついたはず)、その後ある出来事に巻き込まれた為ーー返信は途絶える。
これは人それぞれだが、僕は会話をほっぽりだすということをしない律儀て几帳面な性格だ。
だから、普段みたいに『またね』とか『お休み』とかが返らないことにもしかしたら彼女は不審をいだくかも、しれない。]*
(394) 2023/08/12(Sat) 22時半頃
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[友達ね>>388、と落ちてきた言葉には。 一緒にバカな事をして笑い合う様な、親しい友達は居ないのかな?と思う。
俺が、この地球の人間なら。 俺の命が、もうあと僅かでないなら。
『それなら、良かったら今年一緒に行かない?』 『俺の妹とか、友達と一緒に』
そんな風に言えたかもしれないのに、なんて。 普通の、同級生として知り会えたら良かったのにな、なんて思ったけど。]
[それどころか俺は、この後、彼女にも酷い運命を背負わせてしまうのだから。]
(@61) 2023/08/12(Sat) 22時半頃
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――回想:昨年――
ほ、はあ……、そうなの?
[その時大和はあまりにも間の抜けた表情をしていた。 >>369その時に見える星座が誕生日の期間に割り振られていたと思っていた。 でも確かに獅子座流星群は新聞では11月頃に見かけていた気がする]
太陽の向こうにある星座が自分の星座なんて、 なんだか変な感じがする。
[これまでそうなのではないかと曖昧なままに常識だと思っていたことが崩れていくと途端に新事実が入り込み足場を固めていってくれているはずなのにどうしてか不安定なものに感じてしまう不可思議な状況だった]
(395) 2023/08/12(Sat) 22時半頃
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えっと……8月頭。 多分、8月3日とかだったはず。
[入ったばかりではないが一週目だった気もする。 まだ両親が家に居てくれて言葉ばかりの誕生日があった日だ。 無くても構わない一日だった。 せめて星座の物語くらいはいいものであってほしかったが]
(396) 2023/08/12(Sat) 22時半頃
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え……よくないの? あ、ああ、倒されるんだ。 そっか物語でも踏んだり蹴ったりなんだな。
[そういう星の下に生まれたのなら今の状況も運命なのだろうか。 はあ、と重い吐息を零す]
女神様に星座にしてもらっただけが救いかな。 うん、似てるね。 7月と8月で隣同士だし、蟹は踏まれちゃったけど。 ところで瑠璃川さんは7月の何日なの?
[おのれヘラクレスめ! 十二星座の物語というのは大体そういう感じのものなのだろうか。 織姫と彦星の物語も全然出会えない物語であるし悲しい物語集なのかもしれないが――獅子座の近くにはヘラクレスがいた気がしないこともない]
(397) 2023/08/12(Sat) 22時半頃
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拾う神様が実際に居てくれたらよかったのに。 瑠璃川さんが好きな神様ならきっと料理も上手そうだし。
[いつのまにかお茶が切れていて勧められるままにお茶を頂戴する。 お菓子は美味しい、お茶は味が濃いが美味しい。 日々の息抜きに拾われに訪れるのも悪いものではなかったから、この後も休刊日に時間が合うならば顔を出すようになる餌付けされた大和であった*]
(398) 2023/08/12(Sat) 22時半頃
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[問いの答えには、惜しい>>389と返ってきて。 その後に、正解を教えてくれた。]
それで、駄菓子屋が『原点』で、 打ち上げ花火が『星空に弾』なのか。 そっか。駄菓子屋にあったね。
へー。教えてくれてありがと。
[こういうのでいい?と笑いが零れると、こちらも笑みを重ねて頷いた。 ゲーム機>>393の事は、さして気に留めていない。]
でも別に、隠す様な趣味じゃなくない? 学校の人に知られたくないのなら、 ちょっとマニアックな趣味なのかと思ったけど。
(@62) 2023/08/12(Sat) 22時半頃
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―― 七尾宅:■■ ――
[七尾千映は控えめである。 七尾千映は出しゃばらない。 七尾千映は人の顔色を窺う。 七尾千映は人の負感情に敏感で。 七尾千映は 困っていた。 悩んでいた。 逃げていた。
泣いていた。]
(399) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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私の■■■■■は■■■■■が■い。 ■■■■■は何も■■■い。
いつからだっただろう。 昔はそんな事、無かったのに。 ………そんな事すらなかった、のかな。
毎日聞こえる■■■■■の■■が 毎日訪れる■■が 堪らなく たまらなく つらくて。
(400) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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人が聞いたらそんな些細な事って 言うんだろうな
だって、言葉にしたら確かに そんな些細な事って自分でも思うもん。
それでも、それでもね。
(401) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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あたしがいなくなれば いいのかなあって、かんがえちゃうんだ。
(402) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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―― 花火の終わり ――
[新しく手に取った花火は、 一つだけ入ってたキャラ物のペラ紙のもの。 一番子供っぽくて、線香花火の次に火花の少ない物。 (蛇花火についてはのーこめ) 赤く伸びた火薬の先端に火を灯して パチパチと火花が散るのを眺めた。
■■に見守られていない、子供がひとり。**]
(403) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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─回想・去年、大和くんと─
「んーっと、確か黄道…だったかな? 天球上の太陽の通り道が黄道で、 普段言ってる12星座が黄道12星座。 だから太陽と共にある期間がそうなわけ。 でも、確かに変な感じだよね…。」
ごめん、ちょっとうろ覚えなのは成績から察してほしい。 興味あることだからギリギリ覚えてるけど、多分とか確かとか付けちゃうくらいには曖昧。 >>395でもその疑問はごもっとも。そもそもが太陽の通り道にある星座だからと言っても、見える星座に当て嵌めなかったの意味わかんないって思うもん。
(404) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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「多分って。大事な日だよー? 私はねー7月1日! あーでも夏休みど真ん中なんだね…。 お祝いのケーキとか焼けないなあ。」
>>396せっかくお誕生日を知ったのだから、ケーキを焼く口実になると思ったけれど。 真夏だし休み中だし受け渡しは難しそうでつい残念そうに言った。 >>397星座の物語も哀しげなもので申し訳ない。 でも山羊座なんか失敗した姿を笑われてだったりするからそっちも悲しいよね…と嘆く幅を密かに心の中で広げたりした。 でも、物語でも。って。 確かに毎日忙しそうな大和くん。 お家のことで忙しいのかな。何かあったりしたのかな。 その事はまだ聞けなかったけど、でもこうして話せてるのは楽しかったから。
(405) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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「そうそう、ヘラはギリシア神話の最高位の女神で 結婚と母性と貞節を司ってるんだって。 だからきっと、お料理好きにも関係あるかも!」
そんなふうに笑って、大和くんと過ごして。 それからも大和くんがきたら笑顔で歓迎して話をしてたし、参加する時はお菓子付きだったからきちんとお茶と一緒に出せたはず。 あと、せっかく誕生日を知ったからと、夏休み前には受け渡しできるなら…、と、ケーキのリクエスト聞いたりしたかもね。
ホールケーキなんて滅多に焼かないから楽しみ!と、すっかりホールケーキを焼くつもりになってたりするんだけど、流石に小さめのサイズにはするつもり。*
(406) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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──花火それから──
[ロケット花火や、普通の手持ち花火を一通り堪能して。 ふと、Aと本郷さんが線香花火をしているのに気付き、勝負の行方を遠巻きに見守ったりなんかして。
気が付くと花火もほとんど使い切ってしまっていただろうか。 用意されたバケツの中、役目を終えて項垂れた花火の数のほうが最早多い。
皆が順番に天体観測へと行動を移していくけど、僕は天文部員ではないので一応遠慮して。最後のほう、望遠鏡に空きが出たあたりで使わせてもらう。 使い方は、加賀先生に教えてもらいつつ。]
………わ、すご……。
[レンズの先にくっきりと見える星の光に、思わず感嘆の声を上げた。]
(407) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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―七星君と>>@61>>@62―
[自分の秘密は、一応秘密ではあるけれど、 確かに普通、そのぐらいなら隠す必要はないものだ。普通だったら]
どういたしまして。 うん、そうね。そんな大した秘密じゃないかも。 ゲームぐらい普通にみんなやってるもんね。 ちょっと大げさに言ったかな。
……まあ、でも。 私のイメージとはちょっと違うっぽいし、 意外な顔されるのも面倒くさいし。 父さんには一応秘密にしとかないと、 差し障りがあってもいけないし。
(408) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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それに… まあ、うん。 遊びとは言え、内容によっては友達なくす事も あり得るし… ねえ?
[ほら、分かるでしょ?とちょっとぼかして言って、ごまかすように笑った。七星君がその時何を考えていたかなんて、私には気づく由もなかった。 でも、親しい友達がいないという点については、そうだね、と言って笑うしかなかったかも*]
(409) 2023/08/12(Sat) 23時頃
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――回想:合宿前――
荷物なんて全然気にしないし!
[>>379それに持っていける荷物なんて着替えくらいなものだし食べたら無くなってしまって悲しくなるので全然大丈夫。 それよりはお弁当という魔力に勝てなかった。
クスッと笑われると前のめりだったのに気づいて顔が赤くなり姿勢を正す。 ぴしっと気を付けをして、ええと、と言葉を漏らすが瑠璃川は気分が良いようで視線を彷徨わせてしまう。
住所と電話番号を聞くと早速ガラケーに登録した。 目の前で登録した。 ガラケーにツッコミが入ったらそれしか持ってないと伝えよう。 大和も自分の電話番号を教えておくが、SNSができないのはガラケーだからだった。 ネットワーク環境なんてなかった。 住所も教えられるけれど古びたアパートだから来られて困る場所だ]
(410) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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[合宿当日まではいつもよりも楽しみだった。 希望があるだけで日々が違うと知った。 弁当屋で見かけるおかず付きのごはんを眺めてはどんなお弁当なのか想像してすごしていた。
合宿当日の朝、朝というには未だ夜の段階であったがいつも通り目覚めて朝刊の配達に向かった。 夜なのに気温は26度もあって自転車を漕いでたら汗水がだらだらと伝い落ちていく。 配達が終わると開いてる銭湯で汗を流して家に帰ると着替えて時間になるまで少し休憩することにした。
朝食はパンの残りだけ。 それを食べるとゴミ袋の口を縛って玄関において家を出た。 待ち合わせの場所に向かう前に瑠璃川に>>381電話をかけてから自転車を漕いでいく。 風呂で汗を流したばかりなのにまた汗をかくけれど仕方ない、夏だもの、電話をするときに流した汗もきっと一緒に流れていく]
(411) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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おまち、どうさま!
[待ち合わせの場所、わかりやすい場所に来てくれた瑠璃川の近くで停車すると自転車から降りてタオルで汗を拭く。
そう言えば――私服姿の瑠璃川を見るのは初めてな気がする。 それに何だかいろいろ美味しそうな匂いがする。 心配されている量はどうだろう。 普段からあまり食べないので受け取ったお弁当はずっしりと重たく感じるはず。
中身は食べるときに見てみないとわからないけれど>>380趣向を凝らしたおかずの数々は食べたことがないものの方が多い。 カップケーキも貰えてほくほく顔になれた。
感想は帰ったら必ず伝えると約束する。 SNSをやっていないから簡単に連絡しにくいから――]
(412) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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ありがとう、瑠璃川さん 大事に食べるよ!
[大和は自分でもわかりやすいほどに笑みを浮かべて高々と受け取ったお弁当を掲げたのだった**]
(413) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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―展望台への道>>390>>391>>392―
[大和君は、話を聞くほどにどうしてそこまで、と思ってしまうほど自己評価が低く思えた。 私も人の事は言えないし自分を低く見積もりがちという自覚はあるけれど、 それでも得意分野だけなら自分がどこまでできるかという程を理解はしていると思う。
彼には、そういうものはあるのかな。私には、ほんの少しの会話では そこまで大和君の内面に深くは入り込めなかったのだろう。当たり前の事かもしれない]
わかるよ。…それはね。 自分の居場所じゃない方がいい場所って言うのは…わからないけれど。 寂しいかもしれないけど…無くなったら無くなったで新しい場所が見つかるかもしれないし。 どこにも一か所も自分の場所がないなんてことは、きっと、さすがにないと思うな。
…そう思いたいよね。
[哲学的というにはちょっと他愛もない話だったかもしれないけれど。 そういう話をできる相手というのも意外といないもの。 そういう話をちょっとできただけでもよかったのかもしれない。私はそう思う*]
(414) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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イメージと違う、か。
俺は、学校での本郷さんを知らないし、 先入観とか持つ前だったからかな? 別に意外とも思わなかったけど。
その意外な顔は、親近感だったり、 今後の友達に繋がる事もあるのかも?
同じ趣味持ってたり、知らなくても興味持って、 一緒に楽しんでくれたりも、するかもしれないし。
でも今あるイメージが大切なら、言わない方が良いかもだし。 お父さんにバレたらマズイ、は、そっか。 それは、面倒かもだけど。
[内容によっては友達なくす>>409というのには、首を傾げ。]
(@63) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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……故意に嫌な事とか、酷い事する以外、 なんかある?
[全然分からないので、ド直球に聞いてしまう。]
(@64) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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―その後―
[花火大会が終わったら、天体観測の準備がされているうちに、こちらはバケツに汲んだ水で後片付けをして、燃えがらも捨てた。
いざ天体観測となったら、天文部のみんなの合間を縫って望遠鏡で星を見せてもらう。 内容は月とか惑星かな。それともそれ以外の星? 周天の星座もアプリを使いつつ、しっかりと見た。
小さい頃に学校の校舎で先生に月や星を見せてもらった頃。 あの頃のことを思い出しつつ、いつもの生活の事をしばし忘れた。 戻ったらまた塾通いの毎日で、もう少ししたら受験の事も考え始めて… そういう日々が続いていくんだろうって、疑問は何も持たずに**]
(415) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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――花火の終わり――
[柊木のロケット花火チャレンジを見守り終わると約束通り乾のところへと向かった。 花火はどうすればいいのか知らないから見様見真似でやっていく。 一番簡単なのは線香花火だった。 先端の帯びのようなのに火をつけるだけで75秒も火の花が咲いた。
写真は撮影したものを送るのはもうオッケーと言ったしその後のことは気にしてはいなかった。 どうせ大和自身のガラケーでは見れないのだ。電源も落としたままである。
花火はやっているときはけむたいし楽しいけれど終わると急に静寂が訪れるものらしい。 あれだけ騒いでいたのに静かなものだ。 天体観測も静かなもので、空を見上げても聞いていた通り自分の誕生日の星座は見れなかった]
(416) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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…………終わった。
[花火が終わった、そして合宿が終わる。 またあの日常に戻らなければならない時間が近づいてきている。
あの時間、戻りたくない、存在したくない場所だ。 少なくともあそこを自分の居場所だと思いたくはない。
戻りたくはなかった。
戻るつもりが、ない――。
でも、どうすれば――。
暗闇に続く道は暗雲の中に続いているかのようだ*]
(417) 2023/08/12(Sat) 23時半頃
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[しばらく、ぼうっとレンズ越しの星々を眺めていた。 時折、流れ星でも観測できれば思わず声を上げただろうか。
…………やがて静かに、ファインダーから顔を離して。 他に望遠鏡を使っていなさそうな人がいれば、場所を開ける。 天文部外の本郷さんやAはもう見ただろうか? 大和は天文部員なのだっけ。
とにかくまだ観測していない人に向かって、ちょいちょいと呼ぶ仕草を見せる。]
(418) 2023/08/13(Sun) 00時頃
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─ベンチにて、恵一と─
[告白>>360は続く。乾兄弟と雨竜春音の間に起きた凡その事を、康生は知る事となった。知ってからの反応は、予想よりも遥かに落ち着いていた。真っ直ぐに親友を見つめ、向き合い、真摯に対応しようとしている。この出来事を経て、また一つ成長していくのだろう。]
そっか、別れたのか……。 俺、兄弟居ないし、的外れな事言ってるかもしんないけどさ。 多分、ケイが思うほど、匡先輩はケイのこと嫌ってない気がする。 匡先輩にも、気持ちを整理する時間が必要ってだけだと俺は思うんだ。
あんなに仲良かったんだし、それに……ケイのせいだとか、ケイが悪いって思ってるなら、雨竜先輩と別れないんじゃないかなって。 別れるのって、相手のことがわかんなくなったとか、信じられなくなった時だし。 ……あ、ちなみにこれ、俺がフラれた時の理由なんだけどな!
[康生は、敢えて少し茶化してみせた。事実ではある。そうした感情を吐き出した彼に、落ち着いた口調で自身の考えを告げた。]
(419) 2023/08/13(Sun) 00時頃
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兎に角、今は辛いだろうけどさ。 匡先輩のこと、もうちょい信じて待ってみてもいいんじゃねぇかなって。 ただ、その間に……もし雨竜先輩に次会うことがあったらどうしたいかは、考えといた方が良いかもな。 相談が必要なら、いつでも俺乗るし。
[やがて、泣き止んだ彼は康生を「かけ替えのない存在」だと言った>>361。親友に向けるには少々重たすぎる感情の様な気もするが、思春期と言うのはそういうものなのかも知れない。]
(420) 2023/08/13(Sun) 00時頃
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[彼の目線が、胸元へと落ちる。康生の両手は、彼の両肩に置かれたままだ。拒もうと思えば、押し離すことも突き飛ばす事も簡単にできる体勢だ。けれど康生は、そうしなかった。そのまま、シャツ越しに心臓に伸びる手を、ただ見つめていた。それはやがて重なり、確かな鼓動を伝えるだろう。]
……仕草って、よく俺が胸に手を置いてるあれのこと?
[視線が上がり、再び彼を視界に収める。康生の眉は若干寄っているが、これは不快ではなく疑問だ。微かに首を傾げる。一体何処まで理解しているのだろうか?]
俺、ケイは気付いてるもんだと思ってたけど、違った? うーん……どう説明すればいいんだろ。 いや、全然そんな大した話でもないんだけどな? 別に、言えないことでも何でもないし。 あの仕草は、今ケイがしてるのと一緒。心臓の鼓動を感じてるんだよ。
[伝わる鼓動は、焦りも異常も何も無い、穏やかで規則正しいものだ。]
──実は俺の心臓って、とっくの昔に止まってるんだ。 ただ、それだけの話だよ。
[何でもないことの様に告げる。表情には、微笑みさえ浮かべて。]
[分かち合おうと暖簾を上げてみた>>112>>113所で、その向こう側に康生が居るとは限らない。*]
(421) 2023/08/13(Sun) 00時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/13(Sun) 00時頃
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………星を見るのって良いね。 自分のちっぽけさを自覚する。
[誰にともなくぽつりと呟いた。
そういえば誰かが言ってたっけ、"小さな事で悩むな、どうせ100年経ったらみんな死んでる"って。
でも、それが通用するのは、100年経っても地球が在る事前提だよね。 あのレンズ越しの星々のように、地球がずっと輝き続けることが確約されているのなら、自分の日常の悩みなんて卑小なものに思えるだろう。
───でも、もし ───僕等の地球そのものが無くなってしまうとしたら?]*
(422) 2023/08/13(Sun) 00時頃
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[その後、いくらか本郷と会話をしたか。 花火が終わると、後片付けをして。
天体観測の時間になると、 天道に教えてもらった星空アプリを空に掲げて、参加気分を味わったつもりでいたけど。
ふと、ちょいちょいと呼ぶ仕草>>418が見えたので、 近くへ行って望遠鏡を覗いてみて。]
……すご。 こんなに見えるんだ。
[そんな当たり前な感想を漏らして、笑った。]
(@65) 2023/08/13(Sun) 00時頃
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