人狼議事


1 冷たい校舎村(別)

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 前日/保健室 ─
 
 
   あ、それなら僕は空を飛びたいな
   そのまま宇宙とか行ってみたい
 
 
[ どうせ現実じゃないんだったら───
  愛上さんの溢れる欲望の言葉に>>2:336
  僕も強く頷く。
  昔の僕なら、空を飛びたいとかじゃなく
  それならずっと勉強が出来ますねって言いそう。
  多分言ってる。 ]
 

(20) 2020/11/13(Fri) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   文化祭かぁ ……
   僕なら、他はいいから
   " 月うさ亭 "だけは作りたいけどね


[ 文化祭には思い入れがあっても
  月うさ亭には思い入れが無い人 ?
  僕も当てずっぽう>>2:336
  乗っかってみるけど

  いえ、やっぱり該当者が見当たらない ]
 

(21) 2020/11/13(Fri) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 暫くしたら、
  ゆりちゃんが雛川さんと一緒に戻ってきて
  ジャージを受け取った僕は
  カーテンをシャーっと引いて保健室でお着替え。
  胸元には" 巫 "の文字が刺繍されてたかな。
 
  それから寝床作りに混ざって。
  ジャージ姿で布団とか運んでたら
  なんだか修学旅行みたいな気持ちになった。 ]
 

(22) 2020/11/13(Fri) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 僕はその後、購買部に行って
  洗剤と洗面桶を取ってきた。
 
  " 緊急につき お金は後日お支払いします "
  そんな書置きをレジに残して。
 
  桶に水を溜め、洗剤をドバドバ。
  そこに血で汚れた制服を浸けておくことにした。
  シミにならなきゃいいけど。 ]
 

(23) 2020/11/13(Fri) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ キャットファイト、というか
  ファイトを忘れたキャットでしょうか
 
  寄り添うように、且つテトリスのように
  みんな、ひとつの部屋で眠りについた
 
 
  夜が明ければ、朝が来れば
  事態は少しは好転するでしょうか。

  朝日に希望を抱いたことなんて
  今まで一度も無いけど ───
 
  明日はきっと 新しい風が


              ああ、でも ]
 

(24) 2020/11/13(Fri) 01時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   [ 窓を閉め切ってるから
     風も感じられないんだったね ]**
 
 

(25) 2020/11/13(Fri) 01時頃

 ―― げんじつせかい ――

[ 目を開けたら、私の部屋だった。
 机の上に広げられた塾の宿題を枕にして、
 私は眠ってたみたい。

 なあんだ。やっぱり夢だったんだ。
 あまりにも生々しかったから、
 夢じゃないって信じちゃってた。
 でも、目が覚めてみれば、
 夢以外の何物でもない ]


[ こんな格好で寝たら肩が凝っちゃう。
 私は思いっきり伸びをして、
 あ、今何時かなってスマホに手を伸ばした。
 スマホに表示されるのは、
 現在時刻とメールのお知らせがいくつも。

 メール来てたんだ。気づかないくらい寝ちゃってたのね。
 なにかなって、私はタップして―――― ] 




[ そのまま、スマホを落とした ]
 
 


[ ごとんっていう音にはっとして、慌てて拾い上げる。
 信じられない気持ちで、もう一度見返した。
 何度読み返しても結果は変わらない。
 夢の中で届いたメールと同じ。 
 ただひとつ違うのは、送信者名がバグっていないこと。

 遺書にしか思えないメールの送信者は、、ヒナだった ]



 あれは、ただの夢でしょ?

[ そう思った。そのはずだった。
 でも、夢で見たのと一字一句同じメールが届くなんて、
 そんなことある?
 それとも今いるここも夢の続き?
 夢なら早く覚めてほしい ]


[ そういえば、届いてたメールは1通じゃなかった。
 他のメールも確認しないと。

 担任のたつみ先生から、メールが来てた。
 ヒナが病院に救急搬送されたって。
 病院の住所と名前が書いてある。
 最寄りの救急病院だった。

 残りのメールはメアから。
 「誰か帰ってきた?」
 「まだ?」
 「私、病院に行くね」
 「病院についたよ」
 そんな一言だけのメールがたくさん届いてた ]


[ ねえ、「帰ってきた?」って何。
 それって、まるで、まるで、
 あの夢が、夢じゃなかったみたい。

 私、帰ってきたの?
 私、精神世界にいた?
 ヒナの精神世界にいたの? ]



 とりあえず、病院に行かなくちゃ。

[ 行ってどうこうなるものじゃないけど、
 でも、家でじっとしてるなんて、
 そんなこととてもできなかった。

 私は、あの世界にいた9人と、
 たつみ先生にメールを送る ]

 『今から病院に向かいます』
 


[ 立ち上がって、部屋着なことに気づいた。
 クローゼットを開けて、少し考えて、
 私はミモレ丈のゆるふわスカートを取り出す。
 形に残る、文化祭の思い出の品。ヒナの作品。
 普段着にするには少し甘すぎるけど、
 冬に着るには少し薄すぎるけど、
 着れないこともない。
 地味目の上着を持ってきて、
 分厚いタイツを履けばきっと大丈夫。
 今日は大雪じゃないし ]


[ 部屋を出ると、廊下で妹にばったり会った。
 妹はあの日から、私と顔を合わせると、
 申し訳なさそうな顔をする。
 そのくせ、口元は笑ってるの。変な顔。
 この子が何を考えてるのか、
 やっぱり私にはさっぱりわからない。

 でも、もしも普通は相手の気持ちがわかるものなら、
 この子に私の気持ちがわかるとしたら、
 人間的に問題があるのは私よりもこの子が上だと思う。
 私のプライドが傷つくと承知の上で
 やったってことでしょ? 
 それって相当性格悪いわよね? ]


[ でも、本当にわからないの。
 理解できないし、変わってると思う ]

 桃香って変な子よね。
 
[ そう言ったら、妹の眉が奇妙に歪んだ ]

 昔から、私のお下がりは嫌だって、
 散々駄々をこねて
 新しいものを買ってもらってたじゃない。

 でも、彼氏は私のお古がいいのね。

[ 矛盾してると思う。理解できない。
 心底不思議でそう言ったら、
 何か喚きだしたけど興味がなかった。
 うっかり相手をしちゃったけど、
 私、今はそれどころじゃないの。
 喚いてる妹は放置して、私は両親の部屋に向かう ]


[ ノックをして顔を覗かせたら、
 母は寝てたけど父はまだ起きてた ]

 先生からメールが来て、
 友達が病院に救急搬送されたって。
 私、行ってくるね。

[ 私がそう言ったら、父は読んでいた本を閉じた。
 眼鏡を外してベッドから降りる ]

 お父さん?

[ 首を傾げたら、もう遅い時間で危ないから、
 車で送ってくれるって。
 玄関で待っていなさいって言われて、私は素直に頷いた ]

 ありがとう、お父さん。**
 


メモを貼った。


【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 回想/文化祭準備 ─
 
[ もちろん僕なりに喫茶店の名前を
  精一杯考えたんですけど、あまりにも稚拙というか
  アニメキャラの名前っぽいっていうか。
 
  だけど、呆れてないって親指を立ててくれている
  愛崎さんを全面的に信頼する事にしました。>>213
  わざわざ追いかけてまで伝えてくれたのですから
  ええ、それはもう。
  白装束は着なくてよさそうです。
 
  彼女が接客の決めポーズをするたび、>>214
  「 おー 」って声をあげて 手をぱちぱち。
  きっと、月に代わってご案内よ とかも
  決めポーズやってくれたと信じてます。

  学校が好き、という彼女には >>215
  そうなんですね、と相槌を打って。 ]
 

(115) 2020/11/13(Fri) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   学校は、嫌いで抜け出してるんじゃないんですね
   それなら良かったです
 
   正直、愛崎さんがいるのといないのでは
   クラスの温度が3度ぐらい違いますから
 
 
[ あ、もちろん計った訳ではないですけど
  そう付け加えて。 ]
   

(116) 2020/11/13(Fri) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   うん、呼び込みに関しては
   全面的にお任せしています

   今回は本当に適材適所といいますか …
   愛崎さんは
   人を惹きつけるのが上手だな、と
 
   今もこうやって追いかけてきてくれて
   僕を惹きつけちゃってるわけですし
 
 
[ 考えての行動か、考え無しの行動か
  打算がどうこうでは無くて
  すぐ行動できるっていうのは才能だと思うんです ]
   

(117) 2020/11/13(Fri) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   えっと、だから ……
 
   そんな直ぐ追いかけてくれるような人がいる学校
   嫌いになるわけないじゃないですか
 
   … みんなに引っ張られて 僕も楽しんでますよ
 
 
[ 文化祭にしたって、
  僕が皆を引っ張ってるって言うけれど ──
  皆の" 楽しみたい "って気持ちに
  僕が引っ張られて、頑張っちゃうわけで。
 
  「 愛崎さんがもっと学校に来てくれたら
    もっと楽しいんですけどね 」
  口元を緩ませながら、
  そう付け加えておきましょうか ]*
 

(118) 2020/11/13(Fri) 20時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ この世界が
  現実世界で自殺しようとした誰かの精神世界
  そんな話を聞いたとき ───
 

         あ、僕ではないなって思った ]
 

(133) 2020/11/13(Fri) 21時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
        [ だって ───── ]
 

(134) 2020/11/13(Fri) 21時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
   [ ああ そんな手があったのか
 
             っておもったから ]*
 

(135) 2020/11/13(Fri) 21時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 回想/遠き日の ─

[ 物心ついたときから 僕は加害者だった >>0:538
  小2だった僕が母親の目を盗んで
  どうして川の中に入ったか、なんて覚えてなくて
 
  うっすらと憶えているのは
  " 僕につかまって "って
  川の中で必死に手を伸ばしてくる男の子の姿
 
  それと、少し経ってから
  男の子のお母さんに言われた言葉
 
 
      " 立派な大人になってね "
 
      " あの子の、ぶんまで " >>0:169 ]
  

(136) 2020/11/13(Fri) 21時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 父と母は笑わなくなった
 
  父は出張で家に帰らない日が多くなり
  今は海外赴任で年に1、2度帰ってくるぐらい
 
  だから母と二人暮らしのようなもの
  でも母は僕の顔を見ると
  そそくさと別の部屋にうつるようになった ]
 

(137) 2020/11/13(Fri) 21時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 幼かった僕は考えたよ
 
  どうしたらお父さんとお母さんが
  また笑ってくれるのか
  家族で遊びに行ったり、楽しかった時が
  もう一度戻ってくるのか
 
  思い至ったのが" 立派な大人 "になること
  いっぱい勉強して、いい大学に入って
  みんなが尊敬するような仕事をすること
 
  そうしたら全部許してもらえて
  一緒にゲームして遊んでた父も
  お店で僕に洋服を試着させるたびに
  かわいい、かわいいって連呼してた母も
 
  ぜんぶ、戻ってくる そう信じた ]
 

(138) 2020/11/13(Fri) 21時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ あの子の分まで立派な大人になるのなら
  二人分がんばらないと、と
  " わたし " を " 僕 " と名付けた
 
  それからは何を差し置いても勉強した
  友達に遊びを誘われても 話しかけられても
 
  成績がぐんぐん伸びていった僕を
  先生たち大人は褒めてくれる
  これで間違ってないんだって思った
 
  母は そんな僕にも無関心だったけれど
 
  だからこそ 幼かった少女の決心は
  誰に否定されるでもなく 高3まで突き進んだ
 
  そう、このクラスになるまでは ]*
 

(139) 2020/11/13(Fri) 21時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 昨晩眠りについたのは、きっと最後の方。
  みんなの寝息が聞こえてきてたから。
 
  いびき?いびきはどうだったかな
  乙女の秘密は厳守すべき、と
  今の僕は学習しているので。
 
  眠れなかったのは、
  こんな世界で不謹慎かもしれないけど
  寝るのが勿体ないなって思っちゃったから。

  きっと僕だけじゃない
  みんなにも色々あって ───
  でも眠る時だけは寄り添いながら みんな平等で
  言葉にしてもいいのなら
  少しだけしあわせ、だった。 ]
 

(162) 2020/11/13(Fri) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   …… おやすみ、莉子ちゃん
 
 
[ もう眠っているだろう彼女に
  囁くような声をかけて、僕も瞼を下ろしましょう。
 
  保健室では
  いつ名前呼びしてくれるの?なんて聞かれて>>34
  慌てた僕は咄嗟に「 ま、また今度ね 」って
  はぐらかしちゃったから。
  あのとき勢いで言えなかった僕のバカ。 ]
  

(163) 2020/11/13(Fri) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ─ AM9:00 ─
 
[ 夜更かしした分、
  目が覚めたのも みんなより後の方。
  何人かはもう姿も無かったけれど、
  顔でも洗ったりしてるんだろうなって。
 
  上半身だけは起こして、
  まだ半分瞼が下がったまま ボーっとしてた。
  壁にかかった時計を見れば、8:50を過ぎてる。
  そっかー 僕、チャイムでも起きなかったか ]
  

(164) 2020/11/13(Fri) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 目をごしごし擦りながら、
  顔を洗おうと校長室を出る。
  僕よりお寝坊さんがいたなら、
 「 おーい、あさだよー 」って声だけ掛けて。
 
  バシャバシャ、顔を洗ったら
  何となく帰巣本能 ? 3年1組の教室へ。
  途中、何事も無かったってコトは
  僕は反対側の階段で上がったんだろう
 
  まだ半分寝てるけど、教室には
  ゆりちゃんと 莉子ちゃんがいた。 ]
 

(165) 2020/11/13(Fri) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ


  
   おはようございます…… むにゃ
  
   ゆりにさわっちゃだめ……?
   どういうこと ??
 
 
[ 教室の中に入りながら、
  黒板の文字が目に止まって、読み上げる >>104
  何個かのうさぎも目に止まった。
 
  まるでテスト中みたいなゆりちゃん。
  こっちを向きもしないから肩を叩こうとして
 
  なにか、身体のパーツが足りない気がして
  僕の手はピタリと止まった。 ]*
 

(166) 2020/11/13(Fri) 23時半頃

陀羅尼 サラは、メモを貼った。

2020/11/13(Fri) 23時半頃


[ 父の運転で、病院に向かう。
 助手席に座って、私はまっすぐ前を見てた。
 私、どうして病院に向かってるのかな。
 そんなことを考える。

 家でじっとしてなんていられなかった。
 行かなくちゃって理由もなく思った。

 でも、でも、ね、
 メアの話が正しければ、あの精神世界を閉じるために、
 誰か一人残らなくちゃいけない。
 だとしたら……ヒナは、助からない。

 きっと今頃、ヒナの治療にあたってるお医者さんたちは
 ヒナを助けるために力を尽くしているのに。
 ヒナは、多分、助からない。
 そのことを、私は知ってる ]


[ そして、もし、もしも、ヒナが助かったとしたら、
 その時は、別の誰かがあの世界に残ることになる。
 誰かが、ヒナの代わりに命を落とす。

 私、何を祈ったらいいんだろう。
 みんなで帰ってはこれないって知ってても、
 みんな帰ってきますようにって願うの?
 そんな、決して叶わないお願いごとに意味ある?

 でも私、
 私が残るから、みんなは帰っていいよとは言えなかった。
 一人残って、あの世界を閉じる役目を引き受けてもいい。
 そんな風には思えなかった。今も思えない。
 帰ってこられてよかったって思ってる ]



 ……お父さん。

[ 口数の少ない父は、黙って運転してくれてる。
 真っすぐ、暗い道の先を見つめたまま、
 私は父に話しかけた ]

 私、自分のこと、なんでも持ってるって思ってた。
 何も欠けたところがない勝ち組だって。
 でも、私、大事なところが欠けてる。
 そのことにやっと気づいた。

[ 多分、自分に欠けたところなんかなくて、
 自分のことを勝ち組だって思ってた。
 それこそが、私の欠陥だった ]


[ 出来のいい姉と出来の悪い妹。
 両親のいいところを全部もらった私と、残りかすの妹。
 そんな風に本気で思ってた。
 でも違った。
 私は、普通の人が当たり前にできることが、
 どうやらできないらしい。
 私は欠陥品で、
 プライドなんか粉々に砕けて、
 それでも、
 あの世界にたった一人で残ろうとは思えなかった。

 だからきっと、
 こんな感じでこれからも生きていくんだと思う。
 人の気持ちをわからないまま。
 空気を読めないまま。
 無神経って言われても ]



 ごめんね、こんな娘で。
 私、自分のこと、出来のいい人間だと思ってたのに。

[ 自嘲の笑みを浮かべた私に、
 思いがけない父の言葉が降ってきた ]

 「お父さんな、会社で、
  トンビが鷹を生んだなって言われてるんだぞ」

[ 思わず、え、と聞き返して、思い当たる。
 私の家庭教師の生徒は、父の同僚の娘さんだった。
 私が家庭教師になってから成績が上がったって、
 ご両親にも喜ばれてたんだった ]



 「でも、そんなことは関係なく、
  お前は、父さんと母さんの大事な子供だ」
 


[ 「そんなことは関係なく」
 その言葉に、思わず目を見開いてしまう。
 言葉を探すように、父は少したどたどしい口調で、
 「桃香は」と言う。

 なんでもよくできた私に比べて、
 出来がいいとは言えない妹。
 姉へのコンプレックスで潰れてしまわないように、
 両親は二人とも大事に思っていることが伝わるように、
 気を遣っていたつもりが、
 甘やかしすぎて増長させてしまった。
 父はそんなことを言った ]


[ 甘えて、甘やかされて、すべてを許されていた妹。
 私はあんな風にはなりたくなくて、
 ひたすら上を目指してた。

 私、もしかしたら、そうしたら愛されるって思ってた?
 甘えられない代わりに出来のいい娘でいることで、
 両親の自慢の娘でいようと思った?

 わからない。
 人の気持ちがわからない私は、
 自分の気持ちすらよくわかってなかったみたい ]



 ……お父さんとお母さんは、
 私の自慢の、大事なお父さんとお母さんよ。

[ 病院に到着した。
 父は夜間出入口の前に車を停めてくれる。
 迎えに来るから連絡しなさい、と言われて頷いた ]

 ありがとう。行ってきます。*
 



[ 目の前は真っ白。 ]
 


 
[ 操縦士の指示通りに動く、
 ただただ海を征く船でありたかった。 ]
 



[ 残念だね。
 志帆は人間だし、こころもあるし、
 時には指示に逆らいたくなることだってあるんだよね。

 澱のように、黒い気持ちが溜まった結果なのよね。 ]
 



  『理帆ちゃんはいいなぁ!』

[ 言いたくても言えなかったんだもん。
 だけど、言える立場じゃないのはわかってる。
 言えないよ、理帆ちゃんには。 ]
 


──現実世界──

[ ジェットコースターから飛び降りたみたい。
 心臓がばくばくしてる。 ]

  ぇ……、
  いま、の、なに?

[ ねえ、なんなの。
 暗闇の中、枕元を探して携帯を立ち上げる。
 光がとても眩しくて、目を細めた。

 日付と時間を確かめていたら、不意に目に入ったの。
 手首に不自然な線のようなもの。 ]
 



[ 携帯からの光じゃ全然足りないから
 リモコンを探り当てて照明のスイッチオン。

 ……蚯蚓脹れ。
 パジャマを捲ったり覗いたりしてみれば、
 至る所が赤く盛り上がっている。
 精神世界でナイフをあてたところと見事一致です。 ]

  帰ってきたの?

[ それとも追い出された? わからない。
 目を丸くして考えてみるけど、なんもわかんない。 ]
 



[ 呆然として、携帯に再び手を伸ばせば、
 メールの通知に気がついた。

 古い順から一通目。琴子。
 二通目、担任。三、四、五……通目、めあり。
 めありで通知がいっぱいになってたから、
 めありのから開こうね。 ]

  ……めありぃ。今帰ってきたっぽいよ。

[ めあり本人に届くはずのない答えを零して、
 メールをひとつひとつ検分していく。 ]
 



  ことめろ、どうして?

[ ねえ、どうしてよ。教えてよ。 ]
 



[ わかんない。わかんない。わかんない。
 携帯片手に固まってたら、もう一通メールが届く。 ]

  びょーいん、……いかなきゃ。

[ 救急搬送されたって。
 病院に行ったところで何かできるわけでもないけど。
 だって呼ばれたわけだから、いかなきゃね。
 人間って聴力が最後まで残るってきいたことあるし、
 案外呼びかけたら、なあに?って起き出すかもじゃん。

 変換する時間も惜しくて、『わたしもいく』と返信。
 ベッドから飛び降りた。** ]
 


メモを貼った。


 ―― 現在/病院 ――

[ 夜の病院はひとけがなくて、しんとしてる。
 なんだか、あの世界で登校した時のことを思い出した。
 静まり返った昇降口に戸惑ったっけ。

 名前を呼ばれた気がして顔を向けたら、
 体当たりするみたいにメアが抱き着いてきた。
 私のメールが届いた後、
 入口で待っててくれたみたい ]

 ただいま……でいいのかな。

[ 「帰ってきた?」ってメアのメールを思い出して、
 私はそう言ってみる。
 あの世界は、私が見た夢じゃないのよね?
 私は、単に夢から覚めたわけじゃなくて、
 あの世界から帰ってきたのよね? ]


[ シホも帰ってきたみたい。
 「わたしもいく」ってメールが届いてたから
 そろそろ来るんじゃないかって、
 そのまま入り口で待つことにした。

 メアが「みんな帰ってくるよね?」って言う。
 私はうんって……言えるわけないじゃない ]

 メアが言ったんじゃない。
 あの世界を閉じる人は、帰れないって。

[ こういう時、こんな返事をしてしまうから、
 私は無神経って言われるのかな。
 でも、他になんて答えればいいの? ]


[ 私がそう言ったら、メアは、
 あの世界を閉じる人は、
 みんなの中の誰かである必要はないって言いだした。
 なによその新情報。聞いてない!
 そんな大事なこと、どうして教えてくれなかったの! ]

 ヒナと関わりの深い、もう亡くなってる人……? 

[ 世界を閉じるのは、
 世界の主と関わりの深い故人でもいい。
 必ずしもあの校舎にいるうちの一人である必要は
 ないんだって。
 もう一度言う。
 そんな大事なこと、どうして今まで黙ってたの! ]



 それなら、それなら……、
 みんな無事に帰ってきてって、願ってもいいのかな。

[ ヒナも、みんなも、みんな揃って、
 あんな寂しい場所に誰も置き去りにならずに済むように。
 そうお願いしても、いいかな** ]


メモを貼った。


【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 現在/3年1組教室 ─
 
 
   そのまんま ………?
 
 
[ 背に受けた莉子ちゃんの言葉を >>171
  そのまま反芻しながら、
  ゆりちゃんに近付いた訳だけど ───
  " もしかして "という疑念が沸いたのも事実。
  それが 挙げた手を弱めることになった。
 
  反応のない、人形。
  崩れてしまうなら抱きしめる事も出来ないね ]
 

(180) 2020/11/14(Sat) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   そっか ………
   もし今度会った時に肩を痛がってたら
   ちゃんと謝ろうね ?
 
 
[ 莉子ちゃんが意図的に壊すのは、有り得ない。
  ただ、" 帰れた "として
  人形との因果関係は分からない。
  例えば、人形の破損が
  本体の破損に繋がるのかどうか、なんて。
 
  だから、これ以上は
  そっとしておくのがいいのだろう ─── ]
 

(181) 2020/11/14(Sat) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   うん、ゆりちゃんは帰れたよ
   それで この世界が続いてるなら
   残された内の 誰かの世界
 
   誰か、までは分からないけど
   やっぱり自覚がないんだと 思う
 
 
[ もう" 帰れた "と言い切るしかない。>>173
  本当はどうなっているかなんて
  誰にも分からないんだから。 ]
 

(182) 2020/11/14(Sat) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   そうね、僕の世界かもしれないし
   莉子ちゃんの世界なのかも
 
   ただ、此処に来る途中
   花が咲いてたり 釘が落ちてたりしてたの
 
   この世界を作ってる人が
   それを生み出したんだとしたら …
   釘なんて特に 僕は全く覚えが無くて
 
 
[ ゆりちゃんに触れない代わりに
  自分が着ているジャージ ───
  胸元に刺繍してある" 巫 "の部分を
  僕はギュッと握りしめた。 ]
 

(183) 2020/11/14(Sat) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   りこちゃん ちょっと手伝って
 
 
[ それから僕は
  いくつかの机をゆりちゃんの席に寄せて
  直接触れられないようにしようと提案したかな。
 
  顔のない人形の耳元に" また、今度ね "
  そうふきこんで。 ]*
 

(185) 2020/11/14(Sat) 00時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 現在/3年1組教室 ─

[ そう、" 今度会ったときに " >>192
  僕は莉子ちゃんの言葉に小さく頷く。
 
  このよく分からない世界では
  仮定法ぐらいでしか証明する手立てがない。
 
  この世界が" 現実世界 "だと仮定した時は
  一瞬で文化祭の装飾がなされたり、
  窓ガラスは割れないし
  誰かが減れば、その分人形が増えたり
  2階の窓から下を見れば異次元めいてるって話だし
  もう、数々の有り得ない矛盾から
  その仮定は否定できるでしょう。 ]
 

(215) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ だから今は、花内さんの言っていた
  " 何かしらルールのある精神世界 "
  そんな仮定を立てている最中。

  この校舎から出られないのもルール。
  外部と連絡が取れないのもルール。
 

  他に何かなかっただろうか ─── ]
 

(216) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
      ( ───── チャイム ? )
 
 

(217) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 思えば昨日の夜、20:50に鳴ったチャイムは
  現実世界なら 鳴る筈のない時間。
  だとすれば、其処に意味がある筈で。
 
  12時間置きに鳴るチャイム ───
  昨日の夜は 花内さんが。
  今朝は ゆりちゃんが。
 
  これもルールのひとつなら
  今夜もチャイムが鳴って、誰かが ? ]
 

(218) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ もし違ってたら
  悪戯にみんなを怯えさせるだけだし ───
 
  今はまだ、口を閉ざしておきましょうか ]
 

(219) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 莉子ちゃんの言葉で >>195
  現実世界に戻ったゆりちゃんを想像して。
  そうね、って頷いて。
 
  精神世界で死んでいく皆を想像して。
  また そうね、って頷いた。
 
  此処での死は 脱出なんだ、と。
  なによりも僕自身 思い込まなければ
  壊れてしまいそうな気がした。 ]
 

(220) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 釘に関しては
  莉子ちゃんにも全く覚えがないようで >>196 ]
 
 
   釘は ……
   皆にも聞いてみた方がいいのかもしれないね
 
 
[ 釘にまつわるエピソード持ってない ?って。
  おそらく一生で聞かれる事もないような質問。

  自覚がない以上、深層心理から生まれたんだったら
  其れすらも持っていないかもしれないけど。 ]
 

(221) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   僕が落ち着いてるのはね、>>197
   莉子ちゃんが普段通りでいてくれてるからだよ
 
 
   この世界を僕が閉じる ─── ? >>198
   そんなの、
 
 

(222) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ ずっと考えていたよ。
  本当に誰かが閉じないといけないルールだった時は
 
  僕が、って。

  " また、今度ね " >>185なんて言葉は
  さよならの代わり

      ── そんな意味も含めてあるから ]
 

(223) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   …… 考えたコトなかったな
 
 
[ にっこり、特訓中の笑顔で返しましょう ]
 

(224) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   う、…… そこは今指摘しないでよ
 
   昨日からずっと
   明日には言うって決めてたんだから!
 
 
[ " りこちゃん "呼びを指摘されて >>202
  僕は机を動かしながら、あたふた。
  もう、勢い余って
  ゆりちゃんにぶつけたら どうするの。
 
  この部分だけを切り取れば 日常みたいで
  莉子ちゃんは偉大だなぁ って改めて思う。 ]
 

(225) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ


[ 7日間戦争がおきたって
  耐えれそうなバリケードが完成した後は
  一度 みんなに報告しに行こうかって促して。
 
 
  教室を出る前に ジャージの袖で目をごしごし。
 
       まだ眠たいから ───
       そういう事にしておいて。 ]**
 

(226) 2020/11/14(Sat) 11時頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 3年1組教室 ─
 
 
   ふふ、でも道端に落ちてた釘で
   自転車パンクしちゃった、とか ?
 
 
[ いじめにも呪いにも使っちゃ駄目です。>>237
 
  いつも通りにみえますぅ?>>238なんて
  語尾がゆるゆるで返ってくれば
  「 みえますぅ 」って口調を真似してみたりして
  あれ、ちょっと似てるかも。 ]
 

(255) 2020/11/14(Sat) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 本当にね ───
  悲鳴をあげたり、泣き崩れたりしないで
  済んでるのは きっと彼女のおかげ。
 
  それと、人形になったのがゆりちゃんだからかな
  彼女の分まで僕がしっかりしないと、
  って思う気持ちも多少ね、うん。 ]
  

(256) 2020/11/14(Sat) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   そういう莉子ちゃんは考えてるの? >>239
 
   自分で責任とりなさいよ!とか言いそう
 
 
[ 自分を犠牲に世界を閉じる ───
  別に美談でもなんでもないと思うけど

  僕はただ、
  助けられた命だから
  誰かを助けて死ぬのもいいかな、って
  そう思っちゃったんだよね
  今、残されたメンバーの中の
  誰かを救えるというのなら、尚更。
 
  でも、誰かの犠牲の上に生きるって
  とても大変だから ──── 経験者談 ]
 

(257) 2020/11/14(Sat) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ だって、だって。
  名前で呼び合う友達って
  勉強なんかより ずっと上位になりそうで。
 
  僕のベスト3は
  1位勉強 2位睡眠 3位食事だったのに
  いきなり友達が初登場1位を掻っ攫っていく気分
 
  意味わかんなくてもいいです。>>240
  僕にとっては勇気のいる事だって
  それだけ分かってもらえれば。
 
  あんまり笑ってると
  「やっぱりやめる」ってそっぽ向いちゃうから ]
 

(258) 2020/11/14(Sat) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 背中をとんとんされて、>>241
  「 うん 」って返事して。
 
  スマホを弄りながら廊下を歩く莉子ちゃんが
  首を傾げたら>>242 どうしたの?って ]
 
 
   日付が変わってない ……?
   それはもう、電波とか関係ないよね

   ……大人どころか 一生冬休みすら来ないね
 
 
[ またひとつ
  現実世界の可能性が否定された、気がする。
  うーん、と首を捻るけど
  老いないっていうのは無いんじゃないかなあ。
  ほら、食べるし。寝るし。 ]
 

(259) 2020/11/14(Sat) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   あ、ちょっと保健室のぞいていい?  
 
 
[ 保健室に行くのだって
  花内さんの人形の様子を見に行く
  その程度の感覚だったのだけど。
  莉子ちゃんはどうしただろう。

  人形を見るのが嫌なら、一旦別れただろうし
  一緒に保健室に行くのなら ───
  まだ僕たちの知らないもう一体を >>233
  見る事になるのかも。 ]
 

(260) 2020/11/14(Sat) 15時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
      [ そう、もう一体 ]*
 

(261) 2020/11/14(Sat) 15時半頃

陀羅尼 サラは、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 16時頃


【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 文化祭当日 ─
 
[ 当日は接客を手伝うと明言した通り、
  雛川さんが用意してくれた衣装でお店に立つことに。
  ロングスカートタイプの服は僕にぴったり。>>777
 
  というか、全員の服を作るって言いだした時は
  僕は立ち眩みがしました。予算的に。
  まあ布地を自主的に家から持ち寄ってきた
  備品扱いにする事でクリアーしましたけれど。
 
  さて、僕ですが ───
  接客、向いてないですね ええ、まったく。
  月うさキメポーズも9点の出来栄えだし
  萌えきゅんメッセージ?を頼まれれば
  " 一心一意 "とか四字熟語を書いて
  客を引かせる始末でして。
  僕、いない方が
  上手く回るんじゃないですかね? ]
 

(283) 2020/11/14(Sat) 17時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ キメポーズ、ひどすぎませんか? ]
 

(284) 2020/11/14(Sat) 17時頃

【人】 陀羅尼 サラ

[ 月のうさぎ亭。
  みんながぴょんぴょん跳ねてる中で
  僕だけロボットみたいな動きだった気がします。
 
  あ、でも結論を言うとですね ───
  楽しかったんです。とても。
  100点満点中の1000点です。
 
  アナログな僕は
  みんなで撮った記念写真を
  パスケースの中に入れて大事に持っています。
 
  " たのしい " というのは
  大切なものが増えるんですね。勉強になりました。
  あと大袈裟ですが、
  生きていて良かったって思いました。

  " 僕だけ生きていてごめんなさい ─── "
  そんな僕にとって、はじめての。 ]*
 

(285) 2020/11/14(Sat) 17時頃

[ 言いたくても言えない。って私にはわからない。
 言える立場とか、言えないとか、
 そういう感覚、私にはわからない。
 言っていいことと悪いことって
 どうやったらわかるんだろう。
 みんなはどうしてわかるのかな。

 たとえそれが裏とか表があるということだとしても、
 無神経ではないということで、
 気遣いができるということで、
 私にはないものを持ってるっていうことなんだろうな ]


 ―― 現在/病院・夜間入口 ――

[ 新情報が聞けたけど、正直今更感がすごいと思うの。
 みんな帰ってこれる可能性がある。
 みんな帰ってきてって願ってもいい。
 それは確かに嬉しいけど、
 でもその情報を一番必要としてるのは、
 帰ってきた私じゃない。
 まだあの校舎にいるみんなの方だ。

 テレパシーテレパシー。
 この情報、校舎のみんなに届きませんか。
 無理かー。

 ところで、変な姿勢で寝ちゃってたせいか、
 肩凝りが酷くて。右肩が痛い。
 リコが帰ってきたら、肩揉ませようと思う** ]


【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   うん、だから ……
   パンク修理の想い出が反映されるほど
   悲しい人生だったから
   自殺を図ったんじゃないかな
 
 
[ 迷推理は続くよどこまでも。
  でも、パンク修理を思い出にしそうな人
  この中には居ないから終了。>>269
  むしろ一番ありそうなの、僕だし。 ]
 

(353) 2020/11/14(Sat) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   悪意なんてないですぅ

   ん ……そんなの、いないし!
 
 
[ もういっかいだけモノマネしてみよう。>>270
  なにかコツがつかめる気がする。

  ちゅー顔とか彼氏とかは
  授業で習ってないから知りません。
  興味はあるんだけどね、最近。 ]
 

(355) 2020/11/14(Sat) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   うーん、
   とりあえず一回は噛みつくイメージ ?
 
   うん、それ >>279

   …… でも、そのあとは
   「 で、なにがあったのよ 」って聞きそう
 
 
[ 莉子ちゃんのイメージを語ったのは
  開口一番の部分だけで。
  その後、なんだかんだで
  理由とか問い詰めそう ───
  あ、結局詰め寄ってっるねわら。 ]
 

(356) 2020/11/14(Sat) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ え、生物の話だよ?>>279
  ついでに言えば呼吸してるだけでも老いに近付くよ
  保健体育?なんて心の中で思いあってかは別として
 
  保健室についてくるという莉子ちゃんと
  一緒に中へ入った。>>280
  もしかしたら、人形に何か変化があるかも ───
  小さな可能性を潰しに来ただけだけど。
  変化、どころか。増えていた。 ]
 

(357) 2020/11/14(Sat) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

─ 保健室 ─
 
 
   これ ………回谷さん、だよね
 
 
[ 保健室には九条さんもいて >>334
  閉じ込められた10人中、
  半分も保健室の中にいるね。
  2人はもう喋る事も無いけれど。
 
  回谷さんの右手に握られたペティナイフ。
  料理中?凶器? ─── 分からない。 ]
 

(358) 2020/11/14(Sat) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 不意に、今朝待ち受け画面にしたばかりの
  回谷さんのおちゃらけた顔を思い出して。
  目の周りが熱くなるのを感じた。

  互いの状況を伝え合えば、
  どうやら階段の踊り場で発見したらしい。 ]
 

(360) 2020/11/14(Sat) 19時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   帰りたいか ?

   そうね ………
   皆で帰れるのなら 帰りたい、かな
 
   うん、きっと
   帰りたいから帰れたんじゃないと思う
 
 
[ 後半は莉子ちゃんの言葉に同調する様に >>347
  そして、莉子ちゃんが
  九条さんの目を覗き込んでいる間 >>348
  僕は回谷さんの人形 ───
  その髪を撫でていた。痛かったね、って ]**
 

(361) 2020/11/14(Sat) 19時頃

メモを貼った。


陀羅尼 サラは、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 19時頃


メモを貼った。


[ 静かで冷たい病院の廊下に、
 カツンカツンっていう足音が響いてきた。
 こっちに向かってくる足音だってわかったから、
 顔を向けたら、たつみ先生だった ]

 先生、こんばんは。
 ヒナは、

[ 頭を下げて、夜の挨拶をすると、
 先生は渋い顔をしてた。
 それでなくても愛想のない顔なのに ]


[ 高校生がこんな時間に出歩くのはとか、
 受験生なんだから帰って寝ろとか、
 渋い顔で始まったお説教を私は遮る ]

 父に車で送ってもらいました。
 帰りも迎えに来てくれます。
 夜更かしは慣れてます。受験生なので。
 大体、こんな状況で、
 家に帰っても寝れるわけがないです。
 それで、ヒナは、

[ 外部受験なので受験勉強頑張ってます。
 ゆーえーにー、夜更かしにも慣れっこです。
 おとなしくのこのこと家に帰るわけないです。
 畳みかけるように言うと、
 先生は諦めたようにため息をついた ]


[ ヒナは、一酸化炭素中毒で、
 予断を許さない状態、らしい。
 お母さんも病院に来てる、そうだ。

 一酸化炭素中毒。どうして、そんな。
 助かっても深刻な後遺症が残ることもあるって、
 聞いたことがある。
 どうして、どうして、
 ……って、ヒナは死ぬつもりだったんだものね。
 助かった時の後遺症のことなんか、
 考慮に入れる必要、ない。

 ああ、メアがまた泣いちゃう。
 鞄からハンカチを出してメアに渡しながら、
 私は唇をかみしめた* ]


──現実世界──

[ ばたばたと準備。
 着替えている最中に、首にも蚯蚓腫れを発見。
 こわー。こわいね。

 ハイネックに、ぐるぐる巻きのマフラーで隠す。
 これでかわいい志帆ちゃんの完成です。やったあ。
 顔は、しんでるけど。
 無理でしょ、この状況で。可愛くいられるわけない。 ]
 



[ 準備がうるさかったのかな。
 自室の扉が控えめのノックの後に開いて、
 パパがそろりと顔を出した。
 なにしてるんだって。なにしてんだろうね。
 これから病院にいくんだよ。 ]

  びょーいんに行ってくる。
  ……友達に呼ばれてるから。

[ 理帆ちゃんのこともあるし、
 あんまり詳しくはいいたくなかったよ。
 怪訝な顔をしたパパ。わかる。

 こんな遅くに呼ぶのは非常識だな、って。
 わかるよ。ほんと非常識だよね。
 なに勝手に死のうとしてるんだろうね。 ]
 



[ なんで勝手に死のうとして、
 勝手に人の事を精神世界に呼んでるんだろ。 ]
 



[ 後半はいいけど、前半は許しがたい。
 月に代わって、ご案内☆
 じゃなくてお仕置きしちゃうよ。 ]
 



[ どうしても行かなきゃいけない。
 パパを説得して、タクシーを呼んだ。
 明日も仕事あるだろし、
 出来の悪い次女の事なんか置いといてゆっくり寝てね。
 きっと起きているだろうママにもよろしく。 ]
 


──病院──

[ メーターが思ったよりも早く回るのを見ながら、
 無言ではやくはやくって、携帯を握りしめる。

 深夜の病院って思ったよりも、怖いね。
 辿り着いた先、釣銭はいりません。
 お札を何枚か取り出してタクシーの運転手に渡す。
 開いた扉を閉めずに、早足で目的地に向かう。
 どこかな、ここ? きょろきょろして。
 知ってる顔をみっつ見つけて、寄る。

 めあ、って声を掛けたら、素早く動くめあり。 ]
 



  ……めありぃ、生きてるね。

[ どん、って体当たり。めありの洗礼。
 抱き着かれながら、重力に抗えずに地面に尻もち。
 受け止めきれなかったね。ごめん。
 ゆりのハンカチも落ちたかも。

 立ち上がって、コートのすそを払った。 ]
 
  ゆりーのも、息してるね。
  ……うん、よかった。

[ なにがいいのか具体的にはすぐ言えないけど、
 でもさ、百合亜がここにいてうれしいよ。
 かしこがいると百人力じゃん!
 かしこの力で琴子をどうにかして。どうにか、* ]
 


メモを貼った。


メモを貼った。


[ シホからはメールが届いてた。
 届いてたから、シホが帰ってきてるのは知ってたのに、
 実際に顔を見たらほっとしたの。
 わかってたことを目視してから安心するなんて、
 全く非効率だと思う。
 非効率な、私の心 ]

 シホも無事だね。
 よかった。
 ……シホも、

[ メアのマネキンは見た。
 私も多分、あの後マネキンになったんだと思う、
 だったらやっぱり ]



 シホも、あの世界で死んで、マネキンになったの?

[ 言っていいことと悪いことがわからない私は、
 オブラートになんて包まないで直球で聞くよ。
 普通の人なら、ヒナが生死の境をさまよってる病院で、
 “死んだ”なんて口に出すのは
 憚られるのかもしれないけど。
 私にそんなデリカシーはやっぱりないの。

 たつみ先生にはきっと意味不明な会話だったと思うけど、
 そういう配慮もやっぱりない。
 説明するつもりもないので、
 こんな夜中にクラスメイトのために駆け付けた
 可愛い教え子たちのために、
 何か温かい飲み物でも奢ってくれないかな。
 というか奢ってください* ]


ハンカチは涙を拭くのに貸した時点で洗濯確定だから、いいよ。許す。



[ 現代っ子はデジタル依存!てよくいうけど、
 やっぱね。顔と顔を合わせるのは大事だよね。
 顔を見て、声をきいて、体温確かめてって。

 ま、手紙とメールなら、
 どっちもどっちじゃんね〜とおもうけど。へへ。 ]

  うん、元気。

[ なんなら、ここで月うさポーズをしてもいいくらい。
 かおはしんでるけど、
 きっと64(0..100)x1点くらいの出来になるよ。 ]
 



[ あ、だめ。−10点くらいの出来になるかも。
 かなり微妙な出来になっちゃう。
 中央くらい。志帆らしいね。
 オブラートなしの直球ストレート。
 一瞬だけどうしようかなと目を逸らした。 ]

  ……そぉだよ。
  みてみる? まだ腫れてるの。

[ コートの裾をまくりがてら、
 担任に視線が行って。
 じょしこーせーの瑞々しい身体を見たいなら、
 たつみんさあ、コーヒーかコンポタ奢ってよ。と言う。
 あほらしくて付き合ってらんねーとおもったのか、
 担任は病院内に消えていく。まったねー。 ]
 



[ 担任が視界から消えたのを確認してから、
 コートと、ニットを捲れば、蚯蚓腫れがみえた。
 傷にはなってないから、まだ見れるでしょ。 ]

  あの世界で、
  切ったところがこんなんになってんの!
  びっくりだよね。

  ……ゆりーんやめありぃは?
  誰かの声が聞こえた? 手首とか切った?

[ 二人はどうだったのかなあって、首を傾げる。
 いや、ほんとにね。
 どうして琴子の精神世界で、
 理帆の声が聞こえたのかなって、ふしぎだよ。* ]
 


メモを貼った。


陀羅尼 サラは、メモを貼った。

2020/11/14(Sat) 23時頃


[ 元気って、元気じゃない顔でシホは言う。
 ああ、同じだねって私は思う。
 私もね、体は元気なの。
 メンタルは、メアとシホを見てちょっと浮上したけど、
 まだわりとグロッキーかもね。

 オブラートに包まない私の質問に、
 シホは目をそらしたけど、
 返ってきたのは肯定だった。
 やっぱり帰ってくるためには、
 あの世界で死なないといけないみたい。

 あの世界に残ると現実では死んじゃうのに、
 現実に帰るためにはあっちで死ななきゃいけないなんて、
 変なの。
 まったく論理的じゃない仕組みだと思う。
 どちらかの世界でしか生きられないってこと?
 生きていく世界を選べってこと?
 その割に、私に選択肢なんてなかったけど。
 容赦なく殺されたよね ]


[ え、先生、シホの身体見たいの? むっつり?
 って視線を向けたら先生は背を向けた。
 私はブラックコーヒーがいいです。
 長い夜になりそうなのでそうリクエストしたけど、
 先生は買ってきてくれるのかな。
 ヒナのお母さんのところに戻っただけかも。
 買ってきてくれたら、
 それはシホの身体を見たいってことで、
 それはそれで問題よね ]

 わ、なんでそんなことに。

[ シホが服を捲ったら、そこには蚯蚓腫れ。
 雪は降ってないけど寒いんだから、もういいよ。
 風邪ひくよって、私はすぐに戻してもらおうとする。
 私? 私はね…… ]


[ 思い出して、私は渋面になったと思う。
 さっきのたつみ先生に負けないくらい ]

 私は何も聞いてない。どこも切ってないよ。

[ なんだかすごく平和に帰ってきたみたいじゃない。
 でも、そんなことなかった ]

 私は現代文のテストやらされて……、

[ 屈辱。言いたくない。言いたくない!
 でも「ゆりーのだから100点取れたんだよね」なんて
 シホに言われたらもっと惨めになる ]



 …………0点だったことしか覚えてない。

[ あーーーーーー!
 でも、まだシホでよかった。
 これがリコだったら指差して笑われそう。
 私、屈辱で憤死する。

 八つ当たり気味に私はメアからハンカチを取り返して、
 自分の鞄に突っ込んだ ]

 だから、痕とかそんなのは全然ない。
 肩は凝ってるけど。

[ それは、勉強机で寝てたせいで、
 私の死に方は関係ない……はず* ]



[ かしこの考察。合ってるね。
 精神世界にまだ居たら、
 かしこパワーで琴子のことも、みんなのことも、
 きっといい方向に導けたでしょうに。

 へんな仕組みも、絡まった糸をほぐすように、
 どうにかいい糸口がある、のかもしんない。
 しんないけど!わかんないけど! ]
 



[ めありぃはおしるこだかんね!
 買ってきてくれるかはわかんないけど、
 意味不明な会話をする生徒をそっとしておいてくれる、
 やさしさは受け取っておくね。たつみん。

 JKの身体が見たかったら、夏を待ってください。
 手首よりももっと先が夏服なら見れるよ。笑。 ]

  わかんない。けど。
  なんかリンクしてるのかもね。
  
[ 精神世界と現実世界。
 琴子の心と体がリンクするのは解るけど、
 志帆のもリンクすんだあとすこしおもしろい。 
 
 風邪は引きたくないから、
 ニットとコートとで再び手首を覆い隠そうね。 ]
 



[ 百合亜の顔、すっごい渋い。
 渋顔選手権あったら、1位とれるよ。
 メンタルが元気なら、一枚記念の写真撮ったのにな。 ]

  うん。
  ……うん。ん?

[ え?聞き間違い?
 0って、前に10ってつかないの?
 え?まじ?ってめありと固まってたとおもう。
 めありの手からハンカチが消えて、
 めありと志帆の固まった体が動き出す。
 え?ふつうにびっくりでしょ。 ]
 



  よっぽど難しいテストだった、の、かな?
  そもそも問題文が読めなかった?
  英語とか、あ、違うな。スイス語?とか?

[ ね。たぶんそうだよ。とめありと顔を見合わす。
 痕とかはのこってなくてよかったな。

 めありは詳しくはいいたくなさそうだったけど、
 百合亜とも志帆とも死に方が違うって。そっか。 ]
 



  ……次は誰が帰ってくるのかなあ。
 
[ どうなんだろうね、と深く吐いた息は、
 しろく、空に消えていく。** ]
 


メモを貼った。


【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 保健室 ─
 
[ " さすが委員長 "の言葉に棘を感じ、>>407
  僕はムッとした顔を見せる。
 
  「 皆で 」なければ ───
  もしそんな質問が直接飛んでくれば
  はぐらかしようが無いでしょうけど。

  莉子ちゃんが口を挟んでくれたように>>420
  九条さんの言葉はちぐはぐで。

  誰かは帰れない と言っておきながら
  誰かが帰れない のは嫌だと言う。 ]
 

(444) 2020/11/15(Sun) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ それって、後者の" 誰か "に
  九条さん自身を含めてないってコト ? ]
 

(445) 2020/11/15(Sun) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   ……… ホント、馬鹿ね
 
 
[ 人に馬鹿なんて言ったのは、初めてかも。
  いえ、多分これは同じ思考をしてた
  僕自身にも向けた言葉で。
 
  莉子ちゃんまで同じ事考えてたかまでは
  僕も分からないけれど >>422 ]
 

(446) 2020/11/15(Sun) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   麗ちゃんが帰れなかったら
   僕は一生泣くからね
 
 
[ 捨て台詞を残したら、
  ぷいと顔を背けたまま 保健室を出ようと ]*
 

(447) 2020/11/15(Sun) 00時頃

陀羅尼 サラは、メモを貼った。

2020/11/15(Sun) 00時半頃


[ かしこパワー?
 どうなのかな。どうなんだろうね。
 私、勉強はできるけど、
 それだけだって思い知っちゃった。
 学校でも塾でも習わない、
 教科書に載ってない問題は解けないみたい ]


[ たつみ先生は表情ないけどいい先生です。
 きっと今も時間外労働です。
 でも来年の夏は私も志保もJKじゃなくてJDなので、
 先生はJKの身体見られないと思います。
 あんまり言うとブラックコーヒー、
 冷たいの買ってこられても困るので
 このへんでお口にチャック ]

 シホ、切ったって言ったよね。
 それで、リンクしてるって。
 シホ……切ったんだ。

[ あの世界の主はヒナ。
 自殺を図ったのはヒナ。
 それなのに、あの世界で、シホは自分を切ったんだ。
 だって「切られた」じゃなくて
 「切った」って言うんだもの。
 それは、そういうことだ ]


[ 「なんで切ったの?」
 聞きたかったけど、聞かなかった。
 それは、気遣いとかそういうのじゃなくて、
 知りたいけど、知りたくないっていうか。
 そういう、私の気持ちの問題。

 ヒナが自殺を図ったって事実で
 今割と打ちのめされてるのに、
 シホがあの世界で自殺のようなことをした理由を聞くのは
 ちょっと今は、耐えられそうになかった。
 殺されたとかそういうのなら、聞けたと思うんだけど ]


[ でも、私の0点の件を話すのは、もっと耐えられない!
 そんな、フリーズしないでほしい ]

 私には難しいテストだったの。日本語だったけど。
 ……というか……うん、そうだねえ……、

[ 私、あの時、自分じゃなければ100点取れるのかなって
 思ったけど。
 無理じゃない?って今は思うの ]

 あのテストで100点取れるなら、
 あの世界の主が誰なのかもわかったし、
 そもそも、ヒナのこと、止められたかもしれない。

[ そうじゃない? 違うかな?
 私、この分野ではかしこじゃないって思い知ったから、
 間違ってるかもね ]


[ 次は、ってシホが白い息を吐きだす。
 みんな揃ってとっとと帰ってきなさいよって思うけど、
 そのためにはあの世界で死ななきゃいけないと思うと、
 複雑な気持ちにもなった ]

 そう、それよ。
 聞いてよシホ、
 メアってば、すごく大事な情報を言い忘れてたのよ。

[ ああそうだった、この情報も共有しとかなくちゃって、
 私は世界を閉じる人についての新情報
 シホに伝えることにする。
 本当はまだあの世界にいる人たちに届けたいんだけど、
 ままならないものよね。
 メアは「ごめんねごめんね」って言ってるけど、
 十分反省してほしい** ]


メモを貼った。


[ 自殺を図ったヒナは、
 スイセンの花を一輪抱いてたんだって。
 それを聞いた時、
 私は校舎に咲いてた花のことを思い出した。
 ああ、あの世界はヒナの世界だったんだって、
 思い知ったような気がした。

 スイセンの花言葉は「うぬぼれ」とか「自己愛」とか
 そういうのみたいよ。
 ヒナ、どういうつもりでスイセンを抱いてたのかな。
 それとも、深い意味なんかなかったのかな。

 私なら、ヒナに黄色のスイセンあげたいな。
 ううん、ヒナだけじゃない、みんなにあげたい。

 黄色のスイセンの花言葉は
 「私のもとへ帰って」らしいから。
 みんな一緒に帰って来いって、そんな気持ちを込めて。
 たとえそれが、死にたくなるような現実だとしても** ]


【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 保健室 ─
 
[ 泣いてくれてありがとう? >>505
  泣いて、泣いて、泣いて。
  現実世界で一生泣いて暮らせって
  言ってるんだよね、麗ちゃんは。
 
  彼女は、自分がどれだけ周りに
  大切だと思われてるか分かってないから
  そんな事が言えるんだ。
 
  最近まで友達との関係を絶ってきた
  僕なんかと全然違う。 ]
 

(508) 2020/11/15(Sun) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ それに ────
  僕はもう これ以上
  誰の命も背負いたくないんだ

              なのに >>506 ]
 

(509) 2020/11/15(Sun) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 思わず上げた手は
  「もしも」の話だという補足に >>507
  彼女の頬の手前でピタリと止まる。
 
  もう少し遅かったら
  僕は彼女を引っぱたいてた。

  開いていた掌をグッと握りしめ、手を下ろす
  そのまま背を向け 僕は口を開いた。 ]
 

(510) 2020/11/15(Sun) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   おねがいだから ……
   もうこれ以上 背負わせないでよ
 
   ……… ごめん 頭冷やしてくる、ね
 
 

(511) 2020/11/15(Sun) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 溢れ出たモノが 頬へ流れ落ちる前にと
  振り返ることなく 震わせた声を残して
  僕は保健室の扉を開けた。 ]*
 

(512) 2020/11/15(Sun) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 現在/食堂 ─
 
[ 保健室でやり取りをした後、僕は食堂に来ていた。
  まだ目はちょっと赤く腫れたままだけど
  冷静になるのには、
  なにか作業に没頭している方がいい。
  

  それと ───
  ゆりちゃんと回谷さんが生きてたら
  何か作ってくれたんだろうな、って思ったから。
 
  冷蔵庫には ひと通りの食材が揃っていた。
  ご丁寧に 泡立て器、なんてのも。 ]
 

(513) 2020/11/15(Sun) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   …… 卵とか、賞味期限どうなんだろ
 
 
[ 莉子ちゃんがスマホを覗いたとき、
  時間は経ってるのに日付だけはそのままだった。
 
  だとしたら、賞味期限なんか
  あってないようなモノだよね。気にしたら負け。
 
  ボウルに薄力粉やら材料をぶちまけて、
  泡立て器で ぐわんぐわん。
 
  何を作っているのかって?
  見ての通りパンケーキです。 ]
 

(514) 2020/11/15(Sun) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 熱したフライパンに軽く油を敷いて。
  作った生地をゆっくりと流し込めば、
  ジュウという音と共に、
  香ばしい薫りが厨房中に広がった。 ]
 
 
   匂いにも 思い出って残るのね
 
 
[ 文化祭の日、あの教室。
  それぞれの役割で慌ただしくしながらも
  みんなにこにこ 笑ってて。
 
  ライバルの喫茶店と、
  最終的な売り上げは5倍近く違ったから
  たぶん、労働も5倍してたんだろうね、僕ら ]
 

(515) 2020/11/15(Sun) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   …… あ、
 
 
[ もの思いに耽ってたら、焦げました。
  なかなか 焼き加減が難しいのね。
 
  ようやく上手に焼けた最初の1枚には
  チョコペンで、うさぎの刑に処しましょう。
  出来栄えはきっと、[1d100]]点。
 
  さあさあ、どんどん焼きましょう ───


      誰かとは もう会えなくなる

      今だけでも
      そんな嫌な事を忘れてしまうまで ]**
 

(516) 2020/11/15(Sun) 14時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 採点不能?>>516
  答案用紙は3回見直す僕としたことが。
  追試、うさぎは35点。 ]**
 

(517) 2020/11/15(Sun) 14時半頃

陀羅尼 サラは、メモを貼った。

2020/11/15(Sun) 14時半頃


[ もし、まだ私があの校舎にいたら、
 きっと自分の分だけご飯を作って食べていたと思う。
 人の分も作るなんて、誰かに言われなければ
 思いつきもしなかったと思う。
 人の分も作る?
 どうして私がそんなことしてあげなくちゃいけないの?

 不利益を被ること、損をすることが私は好きじゃない。
 でも、私のその考え方こそが、
 私に不利益をもたらしていたとしたら? ]


[ もし、3-1の誰かが、どうにもならない理由で、
 私にノートを返すという約束を破ったとしたら、
 私はどうするのかな。
 中学の時みたいに、もう二度と貸さない?

 ……実際にそんな状況になってみてからでないと
 わからない、なあ。
 でも、少なくとも私は、
 二度と貸さないに決まってるじゃない、とは
 断言できないのよね ]


[ でも、私は今でもプライドはものすごく高いし、
 プライドで飯は食えないって言われても、
 プライド捨てるくらいなら餓死するって言い返すと思う。

 私はかしこで勝ち組だよ。
 欠陥品かもしれないけど、
 ものすごく高価な器にひびが入ったって、
 粉々にして捨ててしまえとはならないでしょ?
 金継ぎして大事にするでしょ?
 私の傷は、致命傷なんかじゃない。
 傷があるって事実が死ぬほど悔しいけど、
 それでも豪華に金継ぎして、
 私は私を生きてやるからね ]


[ 同じ穴の狢じゃないけど、
 でも、3-1のみんなは大事な友達よ。

 ちなみに狢はあまり可愛くないから、
 みんなとっとと穴から出てきた方が
 いいと思うな(笑)** ]


メモを貼った。


[ あの世界のみんなは、大雪に閉ざされた校舎の中、
 文化祭の光景に囲まれているのに、
 現実世界に帰ってきた私の方が、
 文化祭の衣装着てるの、おかしくない?
 そう考えるとちょっとだけ愉快な気持ちになれたかも ]


[ たつみ先生は戻ってこない。
 可愛い教え子たちに奢ってやろうって
 発想はなかったみたい。
 ひとけのない病院の入口に、空調の暖かさは届かない。
 節電かな。エコですね ]

 自販機コーナーで飲み物買わない?

[ 温かいものが飲みたくなって、
 私はシホにそう言った* ]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 現在/食堂 ─
 
[ どれだけ没頭してただろう。
  とは言っても、途中つまみ食いしたり
  トッピングのバリエーションを増やそうと
  クリームを泡立てたり。
 
  楽しくなってくれば、
  時間の経つのも あっという間で。 ]
 

(572) 2020/11/15(Sun) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 278枚目のパンケーキを焼いていた時かな
  愛崎さんと莉子ちゃんがやってきて。
  僕は「 いらっしゃいませ、月うさ亭へ 」って
  キメポーズ。
 
  愛崎さんは大量のパンケーキを見て
  ちょっとうるうるしてた?>>529
  莉子ちゃんは僕の35点追試うさぎを見て
  へたくそって笑ってくるし ]
 
 
   だ、だんだん上手くなるんだから!
 
 
[ 『 だいすき♡ 』とか『 ズッ友♡ 』とか
  みんな♡書くの上手だなって思ったから
  僕も書いてみよう。 ]
 

(573) 2020/11/15(Sun) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   『 無遅刻♡ 』
 
 

(574) 2020/11/15(Sun) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ うん、萌え萌えキュン。0点。
 
  さっき僕の35点うさぎで笑ってたのに
  莉子ちゃんのうさぎは、僕より酷くて>>543
  なんていうか、野生に戻って進化を遂げた感じ
 
  それでもノリノリでキメポーズしてるから
  もう好きにして、って笑った。 ]
 

(575) 2020/11/15(Sun) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ それから、『みんなに言ってくる』って
  飛び出して行ったり >>545
  雛川さんがやってくれば>>550
  僕はキメポーズでお出迎えしたり

  雛川さんが描いたお花の絵は>>551
  どうしてわざわざ
  枯れた花を描くんだろって感じだった。わら ]
 

(576) 2020/11/15(Sun) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
   衣装があればもっと素敵だけど
   僕たちが揃えば いつでもどこでも
   " 月のうさぎ亭 "は出来ちゃうの
 
   わざわざこんな世界で
   文化祭を再現しなくたってね
   ほら、食べよ?
 
 
[ 雛川さんに♡を描いたパンケーキを差し出して。
  今日の僕は調理係かな。

  愛崎さんはパンケーキ食べながら溜息?>>562
  胸やけかな、って思う程
  僕も単純ではないけれど。
  そしてストレートな莉子ちゃんの言葉>>567
  ナイフの手が止まる。
  愛崎さんが口を開くなら僕は静かに聞こう>>571 ]
 

(577) 2020/11/15(Sun) 21時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ パンケーキ焼きまくって
  冷静になった僕は思うんだ ───

  この精神世界を作った人は
  僕たちともう一度文化祭を楽しみたかったから
  巻き込んだんじゃないかって。
  きっと、世界も自分で閉じるつもりで。
 
  怖がらせるつもりも、悲しませるつもりも
  本当はないんだよ、きっと。
  ただ、もう一度楽しかった想い出に浸りたかった
  ─── そんな気がする。
 
  そんな思考に今近いのは ───

               まさか、ね ]*
 
 

(578) 2020/11/15(Sun) 21時頃


[ Q.友人の精神世界に閉じ込められたとき、
   どう行動するのが最適解だろうか。 ]
 



[ A.臨機応変に対応しましょう。 ]
 



[ もし学校や塾で習っても、
 こんなことしか教えてくれなさそうだよね。

 答えは自分で考えろ、って言われると困っちゃうな。
 教えてくれたら、できるかもしんないけど。
 パンケーキのレシピみたいにね。 ]
 



[ 切ったよ。
 自分で、自分の意志で、自分の事を切った。
 なんで切ったの?って言われてもさ、
 理帆ちゃんの声がまた聞きたくて。
 志帆はいいね、以外の言葉が聞きたくて。

 手首とか切ったところで、
 精神世界でも、現実世界でも、
 理帆ちゃんの声は聞こえてないんだけどね。笑。
 ま、きこえてきたら、幻聴だしね。笑。 ]
 



[ 百合亜は気遣いか、それ以上は聞いてこないから、
 ただただ、うんうんって頷いただけになった。

 ありがとうねえ。
 もし言いたくなったら言うから、
 そんときは回谷さん家の、
 お金をかけても出来の悪い次女の話を聞いてね。 ]
 



[ フリーズしちゃうよ。
 だって、志帆の中では、
 ゆりーんは問題をすいすい解いちゃう子だもん。
 できないことなんて、あんまりないでしょ。 ]

  ん〜、そっかあ。

  ……うん。うん。
  きっと誰も100点とれないよ。
  とれるなら、ことめろくらいじゃない?

[ 琴子がどうして死を選ぼうとしたのか、知らない。
 ほかの子も一緒でしょ?と思うけど、違うのかな。
 0点を取ったという問題の内容はわからないから、
 何とも言えないところがあるけども。 ]
 



[ わ。勢いがすごい。
 重要なこと、と教えてもらったこと。
 ぱちぱち瞬いて。 ]

  ……ことめろの近くで、
  だれか亡くなってたら、いいけど、……

[ 人の死を願うなんて不謹慎かも。
 でも知らない誰かより知ってる誰かのほうが大事なの。
 おじいちゃんとか、おばあちゃんとか、ほら、
 お年を召した方は天に昇る時期も、ちかいし、ほら。

 言い訳してるけど、不謹慎なのは変わりない。
 めありもちょっと微妙な表情。 ]
 



[ 誘われれば、小さく頷く。
 精神世界にいたときみたいには、
 靴はしんでないけど、ちょっとここ寒いね。 ]

  たつみん、買ってきてくんなかった!

[ 悲しい!って大げさに伝えて、
 なんてないことないように、
 軽やかに病院の中を三人でゆきましょうか。* ]
 


メモを貼った。


[ きっと誰も100点取れないよ。
 どんな問題だったのか、私は言わなかったのに、
 シホはそう言った。
 ヒナなら100点取れた?
 ヒナに100点取れるなら、
 それでもヒナは自殺をしたかった?
 私、0点だったけど、もし問10があったなら、
 メールを読んだ時の巫百合亜の気持ちを問われたなら、
 意味が分からなかったし、思わず縦読みしちゃったけど、
 質の悪い夢だって思いこみたいくらい、悲しかったよ。
 私の悲しみ程度じゃ、ヒナを思いとどまらせられない?
 そっかー ]


[ 新情報に、シホは
 “ヒナの近くで誰か亡くなってたら”って言った。
 私はシホと同じようにぱちぱちと瞬いて、
 そういえば、って呟いた ]

 “関わりの深い”って、結構あいまいな表現よね。
 “関わりの深い”の定義ってなんだろう……。

[ もう亡くなってる人に遠慮なんかいらないって
 私は当たり前のように考えてた。
 でも、なんだかシホの声は言い訳じみてて、
 メアも微妙な表情をしてる?
 
 ご先祖様とかじゃ駄目?
 そんな都合よく出てきてくれたりしない?
 廊下に花が咲くような意味不明な世界なら、
 何でもありなんじゃないかと思ったんだけど ]


[ 大急ぎで病院まで来たくせに、
 ヒナが治療を受けてる部屋の前まで行くことも、
 ヒナのお母さんに挨拶をすることもできずにいる。
 入口で足踏みして、
 次は自販機コーナーに行こうとして。
 まるで時間稼ぎみたい。

 部屋の前まで行ってしまったら、
 ヒナが帰ってこれたのか、帰ってこれなかったのか、
 はっきりするまで、もう二度と動けない気がして ]



 先生はきっと給料日前なのよ。
 許してあげよ?

[ 3人分の飲み物も奢れないくらい困窮してるのね。
 そうでなければ可愛い教え子に
 飲み物をごちそうしてくれないわけがないよね。

 先生に不名誉なレッテルを貼りながら、
 自販機コーナーに足を向けた* ]


──回想、文化祭──

[ あの日はね、めちゃくちゃに働いたよ。
 きちんと数えてないけど、
 文化祭中に焼いたパンケーキは、
 もしかして572枚くらいにはなるんじゃない!?
 腕が筋肉痛になっちゃったかもな。
 でも楽しかったな。いい青春でした。
 きっと、高校3年生のあのときしか体験できないこと。]
 



[ そう思うと、
 やっぱり理帆ちゃんにはごめんね、て思うな。
 18歳の理帆ちゃんは、6歳の志帆がいるから、
 文化祭を楽しんでる余裕なんてなかった。
 帰ってくるの遅いって、泣くし。
 おなかすいたよって、泣くし。 ]
 



[ 花の女子高生。
 箸がころがっても笑い転げてしまうお年頃。

 琴子の失敗を聞いたら、
 息ができないくらいに笑ってしまうよ。
 お客さんも笑ってなかった?
 笑いすぎて呼吸困難になってなかったか心配です。
 それくらいに芸術点が高いとおもう。 ]
 



[ もしかすると、
 ううん、もしかしなくても、
 売り上げがすごかった理由のひとつは麗かも。
 教室の外まで列が伸びてたんもんね。 ]

  ねー。
  かっこよさの秘訣、教えてほしいくらい!

[ 話はふらふら。雑談だもん。
 ふりるを相変わらず触りつつ、笑った。 ]

  すきなこぉ?

[ 好きな子。いい子な回答してもいい?
 クラスメートのあなたたちが好きだよ。 ]
 



[ 恋愛的、な意味で言えば、
 好きな子は、好きな人は、初恋以来なかったかも。
 彼氏はいたことあったけど、
 押しに流されるまま頷いて、結局別れちゃった。

 いい子な回答と併せて、琴子に伝える。
 聞かれたら、聞いちゃうでしょ。
 だからね、 ]

  ことめろは、好きな人いるの?

[ 首を傾げながら、質問返し。 ]
 



[ 琴子の回答には思わずびっくり。
 ことめろらしいねぇって、
 感想をにこにこしながら伝えたの。

 自分で自分の事を好きだなんて、
 本気で、羨ましかったんだぁ!* ]
 


【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 現在/食堂 ─
 
[ 0点のこの世のものとは思えない何か>>579
  この世界に受け入れられなかっただけで
  現実世界ならもっと高得点なんだから!
 
  そりゃあパンケーキは焼き過ぎたかなって
  少しは思うけど。
  そんな顔しなくても >>610
  ほら、別腹って言うし。いけるいける。

  雛川さんの言葉に >>596
  「 うん、そうね 」って頷くけど
  僕は違和感が拭えない。
 
  確かにね" たのしそう "な事はやろうとしてる
  気を紛らわす為にね。
  だから「 たのしいねっ 」って臆面も無く
  言葉に出来てしまう彼女に、少し。 ]
 

(619) 2020/11/15(Sun) 22時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 

   …… それって
 
 
[ うれしいかうれしくないか、なら
  " うれしい " >>601

  雛川さんの性格要素なのだろうか、
  いえ、それを加味しても なにか。
 
  そんな時、食堂の向こうで >>587
  立ち尽くしてる麗ちゃんの姿を見つけて。
  僕は「 ちょっとゴメンね 」って席を立った ]
 

(620) 2020/11/15(Sun) 22時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   麗ちゃん ………
   その、今朝は …… ごめんなさい
 
 
[ 莉子ちゃんの姿はもう見えなかったかも。
  僕はしおらしく、シュンとしながら
  麗ちゃんにぺこり、頭を下げた。
 
  それから一緒に食べよう、と
  気を取り直して手を引いてみたけど
  どうだったかな。 ]*
 

(621) 2020/11/15(Sun) 22時半頃

[ 「どうして死のうとしたの?」
 私、ヒナが帰ってきたら、そう聞くと思う。
 どうして?って、私は今まで何度もヒナに聞いて、
 そのたびにヒナは私の納得のいく答えをくれた。

 私とヒナは別の人間だから、
 大事にしてるものだって違うし、
 価値観だって違う。
 でも、ヒナの話を聞けば、
 私とは違うものを大事にしてるヒナのことが分かった。
 分かってた、と思う。
 ヒナは可愛いの追求者。
 だから私の中で、ヒナは可愛いランキング一位だった ]


[ でも、ヒナが死のうとした理由を聞いて、
 私、その答えに納得できるのかな。
 そうか、そうだったんだ、なるほどね。
 そう思えるのかな。

 好奇心を満たしたい。理解して、納得したい。
 その気持ちの一方で、納得したくないとも思う。
 そうだったんだ、なるほどね。
 そういうことなら仕方ないね。
 ヒナが死を選ぼうとしたことを、
 そんな風に理解したくない。

 理解したくない、なんて。
 そんな気持ちは、初めてだったかもしれない ]


[ もし、誰かがヒナの代わりに残ろうとするなら、
 私はその人にもどうして?って聞きたいよ。
 どうして?
 自分が死のうとしたわけでもないのに、
 肩代わりして死のうとするの?

 知りたい。
 でも、きっと理解できない。
 納得したくない。

 そもそも、肩代わりしたら帰ってこれないんだから、
 そんなこと聞くこともできないのよね。
 私に一生解けない問題を抱えて生きていけってつもり?
 そんなのは断固拒否だからね* ]



[ なぜ人は死のうとするのか。

 生きていくのは辛いから、なんじゃないかなあ。
 理帆ちゃんが死のうとして、考えたけど、
 それくらいしか答えは見つからなかった。 ]
 



[ 辛いことを取り除いてあげられるならいいけど、
 いちおー血は繋がってても、他人は他人だし。
 理帆ちゃんに志帆がしてあげられることはない。
 これからも“女”として生きていくなら、
 病気が身体を蝕むだけだ。

 代わりに産んであげるって言ったのは、
 こころがしゅんとしたあてつけだけど、
 5%くらいは本気だったの。言い訳がましいね。
 代替案も受け入れられないなら、
 なんもできないよ。できっこないよ。 ]
 



[ 琴子がどうして死のうとしたのか、わかんない。
 生きていくのがつらいからだとおもうけど、
 その辛さの理由を知らない。

 理由を打ち明けられるような仲、じゃなかった。
 結果を見て悲しいよ。教えてくれたらって思うけどね。
 思うけど。
 志帆には言えないこと、言わないことだったんだよね。
 昨日までの琴子にできたことは、なんもないよ。
 今思い返しても、特に変なこと、みつかんなかったもん。
 死のうとして準備万端だなんて、
 まさか夢にも思わなかったでしょ。 ]
 



[ さすがゆりーん!
 そっか、ご先祖様に頼ればいいんだ。
 だって絶対墓の下でしょ。ひいひいじいちゃんとか。 ]

  ……わかんない。
  ことめろが困ってたら、助けてくれるとか、?

[ わからないなりに回答を用意してみる。
 これならご先祖様4世代前に遡ったって、
 子孫の為ならえんやこらーってしてくれないかな。

 生きてるかもしんない琴子の祖父母に向かって、
 心の中ですみませんと謝っておこ。 ]
 



  夜ごはんもきっとこんにゃくなんだ……
  可哀そう……

[ 勝手に担任へ憐みを抱いておく。
 不名誉なレッテルを更に貼って、自販機へ。

 病院の中は暖房がきいてる。あったかいね。
 百合亜も上着をすこし緩めたかなあ。 ]
 



  あ!お衣装だあ。

[ かわいいかわいい私たちをより引き立てる服。
 着てきたんだねえと目を細める。 ]

  ……ことめろが、
  ゆりーののこと見たら、ぜったい喜ぶよぅ。
  
[ ことめろの前に、なんていおうか悩んだ。
 まだ会えないとか。
 そういうのちょっと考えたくないね。ほんとね。* ]
 


[ 生きていくのは辛いから、死ぬ?
 死ぬのも辛くない?
 痛いし苦しいし、中途半端に失敗したら、
 後遺症で生きるのがもっと大変になる。

 ……なんて、私今なら思うの。
 だけど、そうね。
 あの校舎で、メールを受け取った時、
 あの校舎がどういう世界なのか知った時、
 私、世界の主は私じゃないって断言できなかった ]


[ なにもできない相手に、
 どうして怒りをぶつけるんだろうね。
 何を期待してるんだろう。

 黙ってサンドバッグになってろ、とか?
 いや、無理でしょ(笑)
 って、思わずワラをつけちゃう私は、
 やっぱり無神経なのでしょうね ]


[ なにもできない私に、
 どうして教えてくれなかったのって思ってしまう私も、
 何様?ってやつなのかもしれない。

 黙って死を選ばれてしまうのと、
 相談されたのに力になれなくて、
 結局死を選ぶのを止められないの、
 どっちが辛いのかな? ]



 ……ヒナがご先祖様に愛されてたらいいってこと?

[ あいまいな“関わりの深い”の定義に、
 謎は深まる一方です。
 ヒナのご先祖様が情の深い人だったらいいのかな?
 子孫のピンチのために駆け付けてくれる?
 蝶々が舞い花が咲く文化祭の世界ですけど。
 ご先祖様世界観が謎すぎてパニックになりそう ]


メモを貼った。



 もやしも安くて美味しいからお勧めしてあげたいね。

[ こんにゃくだけじゃ0カロリーだものね。
 勝手なことを言いながら自販機へ。
 先生の買ってくれなかったブラックコーヒーが
 がこんと自販機から落ちてくる。
 
 そういえば、文化祭のパンケーキ、
 たつみ先生も試食したんだっけ。
 可愛いパンケーキが
 びっくりするほど似合ってなかったと思う ]


[ 自販機コーナー付近はちゃんと暖房が効いてるのね。
 缶コーヒーも温かい。
 自販機前のベンチに座って、私は上着のボタンを外した。
 目ざとくシホが反応する。
 うん、スカートだけじゃわかりにくいけど、
 上も見えるとばっちり衣装だってわかるよねえ ]

 私ね、ヒナの作る衣装好きなの。
 思わず服飾関係の進路勧めちゃったくらい。

[ 目を細めるシホに頷いて、私は自分の格好を見下ろした。
 ヒナ、喜ぶかな、そうなのかな。
 そういうの、私にはわからないんだけど ]



 だからね、これがヒナが私に作ってくれた最後の服、
 ……になるのは、嫌だなあって。

[ ヒナの進路の話は、
 結局あいまいなまま終わっちゃったけど。
 未来のヒナが、私のために服を作ってくれるの、
 私まだ諦めてないんだからね* ]


【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 回想/" 立派な大人 "なんて ─
 
[ 前日 ───
  否、この精神世界が二日経ってると言うのなら
  其れの前の日。
 
  僕は久しぶりに母と話をした。
  僕の大学進学を機に、父と母は離婚するらしい
  だから、大学で下宿をするようになれば
  もう此処には帰ってくるな、だって。
 
  『 あなたを見る度に
    責められてる気がして もう耐えられない 』
 
  そんなこと言われたら
  僕も、分かったって言うしかなかった。 ]
 

(683) 2020/11/15(Sun) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 母が僕を避けていた理由だって分かってた。
 
  自分が目を離したせいで 僕が溺れて
  仲の良かった近所の男の子を
  死なせてしまったんだって
 
  母は母で、ずっと自分を責めてたんだ。 ]
 

(684) 2020/11/15(Sun) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ でも" 立派な大人 "になれば
 
  昔みたいに
  家族みんなで笑える日が来るって
  僕は ずっと信じてたんだ

 
  ねぇ、どうすれば良かったのかな
  胸にぽっかり穴が開いたみたい。 ]
 

(685) 2020/11/15(Sun) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
 [ バカみたい ───

          " 立派な大人 "、なんて ]*
 

(686) 2020/11/15(Sun) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ─ 食堂 ─
 
 
   ううん ……
   ちょっと 過剰に反応しちゃったなって
 
 
[ 麗ちゃんまで謝りだすから>>645
  手を引いたまま 僕はもう一度ぺこり
  だけど引いた手は、引っ張り返されて>>647 ]
 

(687) 2020/11/15(Sun) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   …… うん、うれしい
   僕だって麗ちゃんに同じ事思ってるんだって
 
   知ってくれたら、もっと嬉しいかな
 
 
   ……… だから
   " また今度 " 僕の話を聞いて、ね?
 
 
[ ズルいかな。ゴメンね。
  手を引っ張って、言葉通り繋いで?
  みんなの中にご案内したら
  麗ちゃんの分も喜んで焼きましょう。
 
  それから、追加のトッピングを
  購買から貰ってくるねって食堂を出て。 ]
 

(688) 2020/11/15(Sun) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
   [ それが此の世界での別れ、でした。 ]*
 

(689) 2020/11/15(Sun) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

 ── PM8:50 ──
 
 
             ……… あれ
             ここは、どこ ?
 
 
[ 僕が先程いた場所と、全然違う。
  きょろきょろ辺りを見渡せば
  何処かの廊下なのは 間違いない。
 
  窓の向こうは闇。
  昼白色な筈の蛍光灯は 緋色で薄暗く灯され
  廊下を妖艶な道へと変えていた。 ]
 

(690) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
       『 Ladies and gentlemen! 』
 
       『 さあさ、皆様 ご照覧あれ! 』
 
 

(691) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 突如、何処からか 声が鳴り響く。
  いえ、声と言うよりかは 無機質な機械音。

 
       何となく察した。
       ああ、今回は僕なんだな、って。 ]
 

(692) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
  『 今宵、山村 咲良嬢が挑戦致しますのは 』

         『 立派な大人への道 !! 』
 
 

(693) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ ドンドン、パフパフと
  安っぽい楽器の音が 廊下中に鳴り響く。
 
  " 道 "と言うからには、
  この下品な廊下を突き進めという事だろうか。

  くだらない趣向。まるでゲームみたい。 ]
 

(694) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
  
    『 剣を取り 数々の困難を乗り越え ! 』
  『 無事ゴールに辿り着けるでしょうか !! 』
  『 時間制限のペナルティには気をつけて ! 』

        『 それでは ! スタート !! 』
 
 

(695) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   え、……… 剣 ?
 
 
[ 床を見れば、洋風の小柄な剣が落ちていた。
  えっと ───
  これって、本当にゲームなんじゃ ?
 
  どうにもやる気が起きなかったけど
  剣を拾い上げ ブンと振ってみた。 ]
 

(696) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 思ったよりも剣は軽かった。
  でも僕は、
  剣よりペンを持つタイプの人間なんだけど。

  それでも 
  " 時間制限 "という言葉に押されるように
  僕の足は一歩、二歩 前に進む。
 
  何よりも、僕には 此処で死ねない理由がある。
 
  そうすると廊下の向こうから姿を見せたのは
  同じ剣を持った ひとりの女の子。 ]
 

(697) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   あなたは ………
 
 
[ 覚えがある。小学校の時の同級生。
  何度も僕に
  「 プールに行こう 」と遊びに誘ってきて
  何度も断ってたら、
  最後には わんわん泣いていた子だ。
 
  勉強の邪魔になるから断っていたけど
  僕も心が痛かった記憶がある。 ]
 

(698) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ なるほど、と僕は得心する。
  此処に出る敵は 立派な大人になる為に
  僕が不要だと 文字通り切り捨てていったモノ。
 
  二度、三度
  振りかざしてくる剣を避けながら
  女の子の腕を軽く斬れば
  パシュという音と共に 姿は消えた。 ]
 

(699) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ それから ─── 僕が中学の時、
  通学路で合計3回も告白してきた男の子
 
  僕が孤立しているから、と
  何度も相談の時間を作ってきた先生
 
  母が料理を作らないのを知ってか
  何度も僕に料理の作り方を教えようとする
  近所の優しいおばさん
 
  僕は襲ってくる" 敵 "を次々と倒していく。
  きっと此処は 此処だけは僕の心の世界。

  僕が" 邪魔だ "と感じて
  小学から中学、幼い頃に関わった人から
  順番に現れている気がする。
 
  もう少しで、廊下の突き当り
  つまり ゴールなはずだけど。 ]

(700) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   [ なんだか、とても嫌な予感がした。 ]
  
 

(701) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
   …… 花内、さん
 
 
[ 現れたのは、今でも見知った顔。
  彼女だけじゃない ───
  後ろから姿を見せたのは
  ゆりちゃん、回谷さん、蛭間さん、
  愛崎さん、ミルフォードさん
  雛川さんに、麗ちゃん、莉子ちゃん
 
  此処に閉じ込められた みんなの姿。 ]
  

(702) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ 数が多くても、剣を横に ひと振りすれば
  一度に倒すことは出来るだろう。
 
        それよりも 僕は──── ]
 
 
   ちがう!!
 
   みんなを邪魔だなんて思った事は……

   一度だって ……… !!
 
 
[ 声を張り上げて 僕は、空虚へ叫ぶ。 ]
 

(703) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ みんなは僕に" たのしい "をいっぱいくれた。
  其れは、僕の大切な宝物で。
  決して" 立派な大人 "になるのに
  邪魔になるものじゃない!! ]
 
 
           ……ッ !!
 
 
[ 誰かの剣先が、僕の右腕に突き刺さる。
  僕はがむしゃらに剣を振りながら
 
        パシュ、パシュ、パシュと
    ─── 其れは、みんなが消えるまで。 ]
 

(704) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ そして傷口を抑えながら
  やっと辿り着いた廊下の突き当り ───
 
 
        其処は、行き止まりだった。 ]
 

(705) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ


 
       『 残念!タイムオーバーです!! 』
 
 

(706) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ ブッブー、と陳腐なブザー音が鳴った後、
 
  僕の胸を何かがひゅん、とすり抜けていった。
  両膝を突き、僕の身体は床に倒れ込む。

  どくり、どくりと血が流れるのを頬で感じながら
  薄れゆく意識の中で考える。
 
  僕は何を失敗したのだろう ─── ]
 

(707) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ ああ、もしかしたら ───

  みんな僕に" たのしい "をくれる筈の人で
  それを宝物だと知ってる今の僕ならば

  誰も倒さないのが 正解だったのかも
  アナウンスは" 敵を倒せ "なんて
  一言も言ってなかった 

  だとしたら引き返すのが正解で
  本当のゴールは スタート地点のすぐ横 ?
 
  それか、僕が剣を捨てれば
  敵も敵じゃ無くなって 両手を広げてくれた?


        ああ、くやしいなぁ…
        コンテニューは、出来ないよね ]
 

(708) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
[ いえ、僕を■す為の舞台だもの
 
  正解なんて 最初から無い、か ]
 

(709) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
 
         …… ごめん、ね

    僕  
       のこらなきゃいけない、
            
               …… のに
 
 

(710) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ


[ PM8:50のチャイムが鳴り止んだ後。
  貴方たちは1階職員室の奥、廊下の突き当りで
  血の海の中、うつ伏せに倒れた
  1体のマネキンを見つけるでしょう。

  ジャージ姿のマネキンは
  心臓を抉り取られたように、
  胸にぽっかりと丸い穴をあけている。 ]
 

(711) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 陀羅尼 サラ

 
    【 山村 咲良が見当たらない 】**
 

(712) 2020/11/16(Mon) 00時頃

陀羅尼 サラは、メモを貼った。

2020/11/16(Mon) 00時頃


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:サラ 解除する

犠牲者 (3人)

サラ
71回 (4d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.101 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび