33 桜森高校同窓会
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[ベッドに寝そべって休憩しつつ、部屋の写真をワカナに送信したり、学校机の中から案内やアンケートの冊子を取り出して眺めたり。]
『ん〜と。時間的に、チョコって 13日中に作るもの? それとも、14日に作って渡すの??
女子力が足りなさ過ぎて分からないよー💦』
[何故、設備も不明な温泉旅館でチョコ作りなのかって、理由はある。 一つは、不慣れ過ぎて不安だから、誰かに付きっきりで教えを乞いたい。 一つは、ついぞ学校で調理実習を体験することもなかったから、折角の機会に家庭科室というシチュエーションで女子会メンツでキャッキャウフフしたい。
ロビーで見かけた貼り紙に倣って、模造紙に『男子禁制!!』と狂暴な🦅をデカデカ描いて、家庭科室に掲げることにした。🐇と🐈は普通にしておいたよ。まあ、中で何が行われようとしているか、バレバレではある。]
これでよーし!
[実行は今日にしろ明日にしろ、素材の幾つかは冷やしておくべきだ。エプロンと材料を携えて、いざ家庭科室へ。**]
(1) 2024/02/14(Wed) 01時頃
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――家庭科室――
[嵩張る材料を、大和や他男性陣に見つかることなく、冷蔵庫に隠蔽することに成功した。 一応、LINEでも立入禁止を厳命しておくべきか、大和の場合「押すなよ、押すなよ」的に逆に襲来するかも知れないし、サプライズにならない。ここは敢えて触れないのが正解か。]
『クロッカンブッシュ! 店頭とか結婚式とかで見かける シュークリームタワーみたいなやつ?
あんなの作れるんだ! すごいね! 野々花センセー一生ついて行きます!
まずは今日下準備だね、OK。 皮剥きくらいは……混ぜるくらいは……
て、手伝えると思う! 頑張る!』
[何の皮を剥く気なのだ、カカオか? 普段調理に馴染みがないと、この有様である。持参した調理器具も、ハケや茶漉しはともかく、綿棒10本とか、何をそんなに叩き潰したいのか。 何故か準備段階で、9瓶あったマスタードの5つが空になってたりするかも知れないけど、気にしてはいけない。男子逃げてー。*]
(19) 2024/02/14(Wed) 10時頃
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――で、だ。
[同棲中の二組は一緒にここまで来たのだろうし、グループLINEでも相部屋については本人と話し合うようアドバイスされている。御尤もだ。 本心では会いたくてたまらないくせに、つい逃げ回ってしまう性分はどうにも治らない。]
…………。
……………………。
[隣の隣で相手がゲームに興じているとは露知らず。 襲い来る🦅の貼り紙で家庭科室に封をすると、廊下を左に歩き出す。 気になるお土産コーナーは後回しにして、203号室、202号室、と教室前を素通りし、階段を降り始めた。]
うん、大丈夫。
[廃校だった頃に何度も訪れた、襲撃から逃げ惑った先の踊り場。 リノベーションが行き届いて、もうここが"そう"だと髣髴とさせるものは何も残っていない。 そもそもVRで再現されただけで、現実この校舎で何かあったわけではないのだ。]
(24) 2024/02/14(Wed) 10時半頃
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……大丈夫、だけど。
[長く重い溜息を吐いて、スマホを取り出した。]
(25) 2024/02/14(Wed) 10時半頃
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なんか試し行為みたいなの、好きじゃないんだけど。
大和も結構、気に病んでるっぽいからなぁ……。
[短くLINEを打ち終えると、以前のようにパニックや過呼吸で蹲ることもなく、悠然と手摺に凭れて待っている。*]
(26) 2024/02/14(Wed) 10時半頃
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――踊り場――
[6分を数える前に、想定内の勢いで駆けつけてくれる姿が見えた。 元より、彼はLINEも即レスが基本の律儀なタイプだ。ついついLINEで雑談に花咲かせてしまうこともあるから、時差や既読スルーくらいで丁度いい。 同じ館内に居たのだろうし、闇雲にあちこち探し回る必要もなかったはず。それでも、大きく上下する肩で息を切らす彼の剣幕に、少し面映い表情でされるがまま。]
うん、大丈夫だよ。
話したことあるでしょ、 旅館になる前も、何度か来たことがあるし。
――この通り、様変わりしちゃってるから 全然怖く、ない。
[むしろ未だに後遺症として苦手なのは、帽子やヘルメットを頭に被ること、座席に縛り付けられること、等である。飛行機は一般大学生の平均に比べれば乗りまくれる程度に回復したが、できれば避けて通りたい。]
(32) 2024/02/14(Wed) 12時頃
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むしろ、大和の方が 私を助けられなかったこと、 悔やんでるんじゃ、って思ったから。
[ぽんぽん、と宥めるように彼の背を叩くと、肩の痛みに身を捩る。 どこか清々しい笑みを浮かべて、強張った彼の手を外させると、ぎゅっと握った。 血の気が引いたような彼の形相を見つめると、こちらの瞳も潤んでくる。]
――あの時は絶望してて、 気が狂いそうな痛みの中、 ずっとお母さんを呼んでた。
でも、これからは私は 真っ先に大和を呼ぶよ。
『助けて』って、――だから、
(33) 2024/02/14(Wed) 12時頃
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[一呼吸おいて、包んだ彼の手を頬に当てた。全力疾走したのだろう、冬場だけど温かい体温を、確かめるように。]
今回は、大和が私のところに走って来てくれたみたいに。 これからも、助けに来てね。
……狩人じゃなくても。
私のアルフレード。
(34) 2024/02/14(Wed) 12時頃
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[ちょっと臭い台詞だったかな、なんて自己評価しながら、改めて数ヵ月ぶりの再会となった彼の顔をしげしげと眺めた。少し視界が滲んでいるけれど、前に会った時より精悍さが増して大人っぽく感じるのは、惚れた欲目だろうか。]
って、大和もなんか目、腫れてない? どうしたーそっちこそ大丈夫かー?
[僅かの雫は瞬きで散らして、湿っぽい空気を振り払うように努めて明朗な声を出す。 踊り場の真ん中で積もる話も何だから、どこか落ち着ける場所に移動しよう。 ただ、漸く届いた救済の手は、暫く繋いだままがいい。*]
(35) 2024/02/14(Wed) 12時頃
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本当に、平気だから。
[かぶりを振って、目線の高さを合わせる。お互い涙の跡はあれど、久しぶりに想い人に対面したのだ、笑みは本心からのはず。]
そうだね、共鳴者。
ヴィオレッタみたいに汐らしく待ってなくって、 共鳴LINE一本で呼びつけて振り回す 我儘な悪女でもいーい?
[VR帰還後のトラウマめいたものは、ともすれば彼を責めてしまいそうで、ひた隠しにしていた。幻の激痛が蘇る度、一人で耐え忍んで誰にも縋ることなく。 だから今、こうして冗談めかしながらも、彼に助けを求められたこと、そのものが――彼を信じるために、一歩前進できたのだ。]
……助けに来てくれて、ありがとう。大和。
[下ろした髪を掻き分け、耳朶に触れる指が擽ったくて、鼻にかかったような甘え声が漏れる。 そこには、現実世界でも枯れない椿"恋の花"が艶やかに咲き誇っていた。*]
(43) 2024/02/14(Wed) 15時半頃
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――303号室――
廃校だった時は、既視感満載で変な気分だったけど、 こうして新しく旅館になったらなったで、不思議な感じ。
[手を引かれ廊下を通って教室に入る。まるで自分が高校生かVRの中に戻ってしまったような錯覚。 普通に椅子に腰掛けようとしたのを留められ、寄り添いながら並んで座る。
黙って頷きながら、彼の目が赤かった理由を聞いて、]
――そっか。
[指を絡め掌は合わせたまま、かける言葉を探したけれど、どれもしっくりこなかった。 彼の瞳が自分以外に向けられていた時から、側で見聞きしてはいたけれど。全容は知る由もないし、感じ方だって人それぞれだから、分かった風な上辺だけの言葉はかけられない。
ただ、空いた方の手を伸ばすと、今は乾いた双眸の下、流し尽くしただろう涙滴を拭う仕種をする。]
(44) 2024/02/14(Wed) 16時頃
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うーん、一緒の高校に通ってたわけじゃないから、 同窓会とはちょっと違うかもだけど。
帰るなんて、とんでもない!
この日のために、みんなに会うために、 わざわざ帰国したんだし。
やりたいこと、いっぱいあるんだよー!
[何かと問われれば、肝心なイベントは意味深な笑みで『ナイショ』としか言いようがないのだけれど。]
美味しいご飯! 広いお風呂! あぁ〜 堕落してしまう〜〜……。
(45) 2024/02/14(Wed) 16時半頃
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ニジノは、夕食のメニューに思いを馳せ、こてんと首を傾けた。**
2024/02/14(Wed) 16時半頃
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は? なんで????
[303号室の室内温度が氷点下まで下降した。 二人部屋を指定された時と同じ(そういえばこの件に関しても済し崩し的でまだ納得はしていない)ツンドラ気候な反応しかできない。 VRの頃を懐かしむエエ話しはどうした。これからしんみり、深く心の内まで打ち明け合おうかと思ったら、大和犬は早々に盛りに突入してしまった。どうしてこうなった!?]
ちょっ……お風呂じゃないのに脱ぐなーって、
待って待って待ってステイ! ステイよ駄犬!!
[ぜーはー、ぜーはー、見えない尻尾をぶんぶか振っている大和を押し留め、座布団に正座させる。 許可を出したが最後、晩御飯にもありつけなくだろうことは、過去が証明している。陽も沈まぬ内から、明日に向けての準備も必要らしいのに、この事態は非常にマズイ。]
(72) 2024/02/14(Wed) 21時頃
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我慢させるのも酷なの、分かるけど。
……そういえば、変な夢みちゃってさー、
大和というか、男の大変さも身に染みたし、 あれはあれで気持ちヨかったけど……
[もごもご、と赤面して言い澱む。話がズレた。]
い、今はダメ! ダメったらダメ! ついでに、家庭科室にも来ちゃダメだからね!! 破ったら今回の帰国中は…………しないから……っ。
[彼には死刑宣告、自分にとってもダメージ重めなペナルティを課して、何とかこの場をやり過ごした。 『ハウス』まで言い含めるのは忘れていたから、脱走した大和犬が誰かにご迷惑をおかけしたらすみません。**]
(73) 2024/02/14(Wed) 21時頃
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――家庭科室――
[そんなわけで、スキップしながら再び階下の家庭科室へ。留守の間、不法侵入者はなかっただろうか。
どうやら一番乗りだ。鼻歌混じりにエプロンを着ける。ちなみに、胸元に某ローカル遊園地のマスコット、フラワーちゃんの刺繍がついていて、ポケットの形も半割のヒマワリらしき花、というクソダサデザインの逸品である。これなら、今日明日でチョコレートまみれに汚れても、心おきなく棄てて帰れるし。
隣の隣のゲームコーナーが騒がしい気がしたけれど、無視せよと神が告げている。手際の悪い初心者が気も漫ろだと、晩御飯までに準備さえ終わらないかも知れない。]
(85) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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えっ……自分で作る分なんて考えてないけど。 野々花と沙羅と一緒に作って、 仕上げだけちょこーっと自分で手を加えたら 私が作ったことにならないか……ならないな……。
[グループLINE>>56を見て、眉間に皺。 勘が働かないから、急に失敗必至の超絶難易度オペラケーキを作りたい、グラサージュって何、とか言い出し兼ねない。
急遽ネットでレシピサイトを見ながら、持参した材料でできそうなものを調べ出す。]
こ、これならどうだろう。 【混ぜて焼くだけ! 簡単チョコマフィン🧁】
[多分、96%生焼けとか、77%焼け焦げ、程度で済みそう。]
(86) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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ニジノは、まともに食べられる🧁が作れそうにない自分の手腕に落胆した。
2024/02/14(Wed) 22時半頃
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『へるぷみ〜〜〜〜💦』
[悲鳴と共に、共鳴LINEでなく女子会グループLINEに助けを求めるまで3分かからなかった。 力加減を誤って砕け散った卵。ボウルに入ってしまった細かい殻を、半泣きで取り除き中。**]
(90) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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――家庭科室――
[6人グループが悠々作業できる学校の調理台の上は、地獄の様相を呈していた――。
まず全体的に粉っぽい。白やら茶色やらの粉末が、粉塵爆発の危険を孕むほどもうもうと舞っている。無惨に砕けた卵の殻が散乱し、空いた缶詰が積み上がり、ホイップ中に飛び散った生クリームでデコレーションされている。 多分、調理している時間より、掃除に費やす時間の方が長くなってしまうのでは。]
…………なんか変な匂いするんですケド。
[ワニの虐待の方がマシだと思われる、ドカドカと激しい殴打粉砕音が響いたのは、チョコレートの塊を粉々に砕く工程である、校舎の破壊活動に精を出していたわけではない。 今はオーブンから、甘く香ばしい……とはほど遠い異臭が漂っていた。**]
(134) 2024/02/15(Thu) 16時半頃
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そう、幽霊が出る。 バレンタインに悔いを残して亡くなった、 可哀想なJKの霊だ。
私たち桜森高校女子会メンツが その供養にあたるから、 特に桐野や柊には伝えておいてね!
[家庭科室に立入禁止の理由について、大和に「幽霊でも出るの?」なんて問われたから、勝手に怪談話をでっち上げておいた。お化けが苦手な誰かさんのことは知らない。
で、現在。ゴーストバスターニジノ気取りで挑んだが、幽霊より余程危険なナニカが降臨しようとしている。]
(135) 2024/02/15(Thu) 17時頃
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ニジノは、チョコマフィンのはずだったクリーチャーを異世界から召喚儀式中。**
2024/02/15(Thu) 17時頃
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――家庭科室――
[あわや桜森高校旅館を出禁になり兼ねない事態に、救いの手が伸べられた。 鼻を抓みながら黒煙のあがるオーブンを見守っていた虹乃の顔がパァッと輝く。]
神様! 仏様! 野々花様っ!!
……えと、こ、こここれどうしよう?
おっかしーなぁ、レシピ通り作ったのに……。
[機械音痴はみんな口を揃えて言うのだ。「触ってないのに勝手に壊れた」と。「説明書通りやった」と。 困惑しつつもへらりと笑って頭を掻く。既にエプロンも見る影なく、ドロドロのぐっちゃぐちゃ。]
マスタード入れると、生地が膨らまなくなるのかな? ほ、ほんの132gくらいだよ!?
[両手を振りつつ白状した。]
(148) 2024/02/15(Thu) 20時頃
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落ち着いて1本いこう。 まだあわてるような時間じゃない。
[傍らの開封済みコンデンスミルクをぐびり。 そろそろ消火器の出動要請がかかりそうだが、本人は至って余裕の構え。]
こ、これは試作だし……! まだ材料はあるし、 明日の本番にはきっと、きっと……!
[現実を直視できないまま、儀式は最終段階に移行する。 ショートの失点をフリーで巻返し大逆転劇、みたいな奇跡が料理でも起きると思っているお花畑脳。
チン♪と軽快にして不吉な音が、未知なる物体との邂逅を告げた。]
(149) 2024/02/15(Thu) 20時半頃
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ニジノは、オーブンを開ける前に、野々花と顔を見合わせた。**
2024/02/15(Thu) 20時半頃
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――家庭科室―― 窓? ここ二階だけど、飛び下りて大丈夫?
[既に火災発生時の避難にまで思考が飛躍している。]
――あ、換気か! 忘れてた!
[料理のレシピには、「中火にかける」とは書いてあっても、その前に「換気扇をかける」の記載は当然ながらどこにもない。普段料理に縁がないが故の見落としである。ゲホゴホと咳込んで、気不味そうに肩を竦めた。]
え、作ってたのは 【猿でもできる簡単お手軽チョコマフィン🧁】 なんだけど……。
[🐒にできる芸当が🦅には無理だったらしい。全面降伏。]
大和がマスタード大好き(※)だから、 愛情に比例するくらい目一杯入れようと思って……、
[などと下手人は供述しており。]
(168) 2024/02/15(Thu) 22時頃
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[非常事態に、沙羅からのLINE>>161には気付かぬまま、本人登場の方が早かった。邪教の召喚の儀に女神と天使降臨! これで勝つる!]
に、匂いはちょっと刺激的だけど、 食べられないものは何も入れてないし、 意外と普通の味だったり、……しないかな?
[味方を得て勇気100倍、オーブン内の異形との対面を果たした。 鼻を擘く匂いとスモークの奥から姿を現したそれは――
ここでSAN値チェックお願いします。]
(171) 2024/02/15(Thu) 22時頃
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(※脚注) [――事の発端は何気ないLINEのやりとりだった。
『大和は嫌いな食べ物ある? マスタードとか苦手じゃない?』 ととある日の質問に、 『何でも食べるけど、セロリが少し苦手。 マスタードは全然平気、むしろ好き。』 と返ってきた、ここまでは平和だったが。
その後に続けて、虹乃への熱量篭った好意が綴られていたのを、全て主語がマスタードだと勘違いしたまま現在に至る。 虹乃の中では、大和にとって『マスタード=好き大好き世界で一番愛してる』の図式が成り立ってしまったのだ。 以来せっせと、サンドウィッチに、誕生日ケーキに、何かにつけ愛情こめてもりもりとマスタードを盛りまくっているのである。]
(174) 2024/02/15(Thu) 22時頃
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ニジノは、現在のSAN値 1 チェック82
2024/02/15(Thu) 22時頃
ニジノは、発狂した。
2024/02/15(Thu) 22時頃
ニジノは、這い寄るチョコマフィン(?)にも動揺しない野々花に感服した。
2024/02/15(Thu) 22時半頃
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野々花……沙羅……。 先立つ不孝をお許しください……。
あ、後のことは まかせ、 ――た。
[劇物の直撃を浴びて、鼻がじんじん痛いし生理的な涙も浮かんでいる。 ガクッと力なく調理台に突っ伏すと、追打ちのように上から空き缶が振ってきた。 6カップ分の燻る粘性の焦げカスはもう直視できない。――Nice boat.]
(180) 2024/02/15(Thu) 22時半頃
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さっ……沙羅あぁーーーー!!
[自分の生み出した醜悪なる怪物のせいで、かつて病弱だった少女まで倒れてしまった――死屍累々。 嗚呼、自分は何と罪深いことをしてしまったんだろう……!
今は巨悪に果敢に立ち向かう野々花の雄姿を見守ることしかできない。世界の命運は彼女の双肩にかかっている。]
くっ、 わ、私がっ……未熟だったばかりに、 こんな未曽有の危機に陥るなんて……!
[そろそろ平静になろうか。]
(183) 2024/02/15(Thu) 22時半頃
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[野々花に揺さぶられて、ハッと半覚醒した。]
ご、ごめん。 コレは世界に存在していいものじゃなかった。 危うく世界崩壊大惨事を引き起こすところだった……。
[だだだーっとシンクまで走って少し嘔吐くと、冷たい水道水で顔を洗う。
リセット!
ゴミ箱を抱えて戻り、顔を背けながら野々花に差し出した。味見なんてしたら屍が増えてしまう、遠慮なくヤ(捨)っちゃってください。]
……二人に教えて貰った通りにします。 せめて人間が食べられる程度の物を作りたい。
[小さく小さく小さく縮こまって、頭を垂れる。]
(187) 2024/02/15(Thu) 22時半頃
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……イタダキマス。
[責めないどころか、応急処置的気付け薬まで。矢張り女神か。]
沙羅も大丈夫……? ごめんね……?
[両手でオレンジジュースを持って、ちびちび舐めるように飲む。SAN値が4ポイント回復した。]
(189) 2024/02/15(Thu) 23時頃
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さ、さすがの大和も…… 折角みんなでお泊りに来たのに、 保健室登校は可哀想かなって。
[大和もSAN値チェック対象になるのか。発狂と発情はどっちがマシだろう、なんて詮無いことを考えながら、素直に沙羅に撫でられる。15cmくらい此方が高いので、何だか気恥ずかしいけど、天使に甘えてしまえ。]
猿にも劣ることが分かってしまったので……。 二人にお任せします、お手伝いします。
役に立たないかもだけど、よ、よろしく。
[神妙な顔つきと丁寧語でお願いすると、まずは空になったグラス、そして阿鼻叫喚の一角からお片付け。]
(195) 2024/02/15(Thu) 23時頃
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途中で混ぜちゃって、失敗したんだろうから。 今度は手順を守って、最後に添えれば 大丈夫だよね……。
[マスタードを。84gくらい。
諦めきれない、凝りてない。 傍迷惑な召喚者は、今は殊勝な態度で沙羅と野々花にうんうん頷く。]
わ、私も食べていいの? そっか、嬉しい。 じゃ、じゃあフォンダンショコラとプチシュー、 両方作るの手伝うから、 少しずつお裾分け貰っていいかな……?
[自分の手でデコレーション(マスタードはマスト)して、大和に渡そうと決心。]
チョコマフィンはね、 簡単らしいから私でも作れるかなーって 身の程知らずにも考えただけで、 特にどーしても、ってワケじゃないんだ。
(203) 2024/02/15(Thu) 23時半頃
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チョコマフィンとフォンダンショコラって 似てる……? 難易度爆上がりしてない……?
[一抹の不安を抱えつつ、沙羅に師事することに決めて女子'sキッチン再開。 勿論野々花のお手伝いもする。クロッカンブッシュに1個ほどいびつで不揃いなシューが紛れ込むことになろうとも。 小学生の手伝い未満が紛れ込んで足手纏いになりつつも、時には高校生時代よりは進んだコイバナに興じながら、憧れの調理実習だ。]
二人は同棲してるんだよね? いいなー羨ましいなーー。 ね、ね、どんな感じ?
[つい肘をつんつんしながら聞き出すのに夢中になって、作業の手が止まってしまったり。 何とか夕食までに間に合わせる二人のスキルは伊達じゃない。]
柊や桐野ならダイジョーブだろうけど、 大和と毎日一緒に暮らすとか……身が保たなさそう。色々。
[再会30分で襲われそうになったのを思い出して、やれやれと肩を落とした。]
(211) 2024/02/16(Fri) 00時頃
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集まった中に、甘い物苦手な人は いないのかな? 男の人だと、スィーツがダメな人とか居るよねー。
そういえば、みんなもうお酒も飲めるんだっけ?
[そんなこんなでキャッキャウフフ。 食べ物の好き嫌いを把握してるなんて、カノジョの鑑、とか思える程度にはポジティブに立ち直っていた。
尚、将来のヤマニジ家のキッチン事情なら心配いらない。夫と娘にとことん料理の才が欠けていることを嘆いた虹乃ママが、既に大和に白羽の矢を立て鷹羽家の味を伝授中である。
もしかして:大和が主夫]
(212) 2024/02/16(Fri) 00時半頃
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ニジノは、失敗作はスズキにあげればいいじゃない、と電波を受信したが、スズキって誰???
2024/02/16(Fri) 00時半頃
ニジノは、スズキフォーエバー**
2024/02/16(Fri) 00時半頃
ニジノは、くしゃみの聞こえた103号室付近(隔離)に、宇宙的恐怖の化身をお供えした。
2024/02/16(Fri) 00時半頃
ニジノは、突然のSAN値チェックがスズキを襲う!**
2024/02/16(Fri) 00時半頃
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――家庭科室――
[天使の見守る中、混ぜるだけマフィンよりは温度管理まで絶妙の火加減が要求されそうなフォンダンショコラにチャレンジ。お手本の師匠を窺いながら、ガナッシュを準備したり、粉を篩ったり。今のトコロ18/100点くらいの出来栄え。]
そう言えば、初めてのリアル女子会の時、 沙羅はフォンダンショコラ頼んでなかったっけ?
美味しかったから、自分で作ってみようって 思えるのすごいね! 桐野が甘いの苦手なら、ビター目に作ったり 調節してるの?
[自分ならせいぜい、今度一緒に食べに行こう、くらいだ。]
お店のみたいな、中からトロ〜って、 まさか自分で作れるなんて……。
[中から蕩けるチョコレートとマスタードのシンフォニー予定。]
(224) 2024/02/16(Fri) 14時頃
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うん、元気過ぎるのも困りモノだね。 絶対一回じゃ終わらないもん。 こっちは時差ボケや試合で、 疲れてることも結構あるのに、遠慮ないし。
[元気、の質が違う気がするが、サラっとなんか流しておいて。 生地を冷蔵庫で寝かせる間、スマホを取り出した。]
『予約、した?』
[大和に向けるLINEは、それでもJDかと疑うほど短く簡潔だ。 刺激臭が未だ体に纏わりついている気がして、できれば夕食の前に早くお風呂に入りたいけれど、そこの順序は熟慮しないと、結局食いっぱぐれる可能性が高い。]
終わりの時間は決まってるけど、 絶対一回じゃ終わらないもんね……。
(225) 2024/02/16(Fri) 14時頃
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[チョコレート色の生地がオーブンの中で均一に膨らむのを、まるで魔法のようだと、キラキラ輝く瞳で飽くことなく眺めている。]
おおおぉ……! 料理番組や動画とおんなじだ……!
こんなの、素人がいきなり トリプルアクセル跳ぶくらい 理想的過ぎるヤラセだと思ってたよ。
[ほんのり甘くて香ばしい香が漂って、待っている時間すら至福のひととき――。
舌が焦げそうな出来立てホヤホヤを並べて、暫しささやかなティータイムを満喫するのだ。
ついコイバナに食いついてしまうけれど、料理上手な🐇と🐈を宇宙に飛ばしすぎないように、近況や惚気や適度に勉強や将来や、三年間を埋める報告を交わすのだった。**]
(226) 2024/02/16(Fri) 14時頃
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沙羅が作ったら、こんなにこぉんなに、 ふわトロでオトナの甘さで美味しいのに……!
[同じように作ったはずの自作フォンダンショコラは、なんだかベチャっとして不格好で、おまけに中から芥子色の液体がはみ出してきている。どうしてこうなった。]
…………。…………。
で、ででっ、でもさっきのよりは、 口に入れても致命傷にはならなさそう、だし。
頑張ったし……食べて貰える、かな。 いや、拒否しても食べさせるけど。 無理矢理、絶対、私の命にかえても。
[どちらかというと、被験者大和の命が風前の灯火。]
(227) 2024/02/16(Fri) 14時頃
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野々花の仕上げは明日かな。 ちゃんと食べに、……いや手伝いに来るよ。
[手伝いと書いて邪魔と読む。
冷蔵庫に寝かされた生地やクリームが、明日どうなるのか今からワクワクが止まらない。 女神と天使の夢の二大共演、彼女たちがキッチンで起こす美味しい魔法に、すっかり夢中になっていた。**]
(228) 2024/02/16(Fri) 14時半頃
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ニジノは、幾多の戦場を乗り越え、満身創痍のボロ雑巾状態だったフラワーちゃんエプロンを捨てて部屋に戻った。**
2024/02/16(Fri) 14時半頃
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[マスタードとの死闘を終え、無事フォンダンショコラEDを迎えて解散、部屋への道すがら。歩きスマホは危険である。]
『……ナニ選手権だって??
私は言った通り、幽霊――
よりもっとヤヴァい混沌を討伐してたよ。
私も沙羅も力尽きて絶体絶命のピンチだったけど、 颯爽と野々花が始末してくれた。崇めないと。
引き続き、結界を張る必要があるから、 家庭科室にはくれぐれも近付かないでね!』
[ちなみにそもそも産み落としたのが自分の拙い料理の腕だが、そこは黙秘を貫く。]
(232) 2024/02/16(Fri) 19時頃
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[出来立てスィーツで一服した後だが、甘い物は別腹に収まっているので、夕食ビュッフェも問題はなさそう。]
牛丼9杯……じゃなくてぇ、 折角日本に居るんだから、 天麩羅! 刺身! 蟹、海老、貝!
[周囲はそこそこに自然も多そうな環境だから、好物の茸や山菜も、沢山あるといいな。**]
(233) 2024/02/16(Fri) 19時頃
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――食堂――
[狂気の片鱗が残っていたのか、方向音痴のサガか。漫然と校舎を闊歩していたら迷子になったらしい。途中、証拠隠滅しようと廃棄したマスタードマフィンの成り損ないを置き忘れてきてしまったが(103号室付近?)漸く元体育館まで辿り着いた。色々混ざってはいるが、そこはかとなく漂うのは揚げ油や醤油や出汁の香り。これだけで、日本に居る、って感じがする。]
おーまーたーせー?
わぁお、目移りしちゃうね、何食べよう。 さすがに全制覇は厳しそうかなー。
大和、どれが美味しかった? まだ食べてない?
[ぱたぱたと館内用スリッパの音をさせながら、とりあえず食器と陳列棚をスルーして、大和の元へ。もしかして、食べるのを待っていてくれたのだろうか。お腹が鳴る音が聞こえるし、悪いことをした。]
(274) 2024/02/17(Sat) 00時頃
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まさか体育館が食堂になってるとはねぇ。 確かに、桜森高校は学食ないっぽかったけど。
……実は給食も学食も未経験で、 ちょっと憧れはあったんだ。
[辛うじて天井がアーチ状のカーブしているのが、元の構造を残している程度。 もう、ここでバスケに興じることもないんだなぁ、と改めて噛み締める。 ついでに、先程別れたばかりの沙羅の手を振って、傍らの桐野に「久しぶりー」と笑顔で挨拶。二人ともたまに、日本での試合は観に来てくれている。いつ見ても二人セットで、仲睦まじい。]
あ、桐野ごめんね。 さっきちょっと、沙羅をお祖母ちゃんと対面させちゃった。 野々花のおかげで事無きを得たけど。
[顔の前で両手を合わせて、反省のポーズ。]
(280) 2024/02/17(Sat) 00時頃
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[少し遠くには、天麩羅コーナーで並んでいる、柊と野々花の姿。それからもう一度、全体を見回した。]
これで全員? 鮫島やキルロイは忙しかったのかなー? それとも、クルーエル社の追跡を躱しきって 招待状が届かなかったか……。
てか、なんか時々他の人の気配も感じるんだけど。 ……旅館の人かなぁ? もしや本当に幽霊……。
[ぶるるっと震える肩を抱くと、気を取り直して今日の襲撃先を選ぼう。 ローストビーフは忘れちゃいけない。側にハニーマスタードソースが添えてあったが、華麗にスルーした。 一巡目は野菜マシマシで、山菜の和物やお浸しをチョイス。つい、和食の味付けに餓えていて、アメリカナイズされた外見にそぐわない渋いトレイが出来上がった。全体的に濃い茶色と緑。]
(284) 2024/02/17(Sat) 00時半頃
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