14 冷たい校舎村10
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[>>4:+91ほら、言葉に困るだろ? あの世界で死んだことで戻ってこれたなんて、 それを共有したみんなとどう言葉を交わしたものか、困る。 なので、俺はただ煮え切らない薄笑い。]
そうだなぁ、他には誰招くか。 いや、あの世界での話をするんなら、 9人だけのほうがいいか?
[自分でもどこに気を使っているのかと思うけど、 河合さんが帰ってくる前提で話をするのであれば、そんな感じ。
さて、今度はどんなお菓子とゲームを用意しようかね。]
(0) myu-la 2021/11/15(Mon) 00時頃
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[夏見さんとの話もそこそこに、 虎次郎も連れて手術室前のほうに歩いていこうか。 夜間なので声は抑えながら。
そうして辿り着けば、俺たちは知ることになるだろう。 あの世界の主がどちらの決断をしたかを。]
(1) myu-la 2021/11/15(Mon) 00時頃
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[——おかえり、
と言うにはまだ心の整理ができていない俺は、 きっと夏見さんが先に言うのだろうと確信して、 彼女にそれを任せるのだった。*]
(2) myu-la 2021/11/15(Mon) 00時頃
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[それから、 その日は病院に集った級友たちと喜びを交わす時間もそこそこに、 タクシーを呼び直して帰ることになる。
車内で、自室への戻り方を何度も脳内でシミュレーションして、 慎重にそれを実行した。
監視カメラやセンサーの反応しない庭の死角を辿り、 外に出た時と同じ順序で戻るだけでいいはずが、 鍵を閉めていない窓はやや高さがあるので、 そこによじ登るのが非常に苦労した。
何度かガタガタと音を立ててしまって、肝が冷える。 両親はぐっすり眠ってくれていたらいい。]
(85) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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[自室に入って、汚れた靴を適当なチラシで包んで置き、 内側からしっかりと鍵をかければ、そこでようやく安心を得る。 室内を見渡した限り、泥棒が侵入した様子はない。 床に崩れ落ちて肩で息をする。
……ほんと、何してんだろうなあ、俺。]
(86) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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[その時、扉をノックする音が聞こえた。 落ち着きかけていた心臓の音が再び跳ねる。 鼓動のリズムが乱高下して今にも突然死しそうだ。]
「幣太郎、何かあったの?」
[母さんの声だ。 焦って返事をしそうになるが、息はまだ荒い。]
な、なんでも、ないよ。
[何にせよ、母さんがドアを開けるようなことがあれば、 コートを着たままの姿を見られて怪しまれるのは必然なので、 息も絶え絶えに声を返した。]
(87) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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[ドアの向こうで少し沈黙が流れる。 その後、母さんは細い声で言った。]
「家出しようと考えてるわけじゃないよね?」
[どうやら外に出て帰ってきたところであることは気付かれていないらしい。 が、母さんは俺の行動を疑っていることは想像に難くない。 でなければ、家出なんてワードは出てこないはずだから。]
そんなわけ、ないよ。 俺、この家を継がなきゃならないし。
[口をついて出てきたのは、社長令息としての義務感としての返事。 たぶん、そういう答えを母さんも父さんも望んでいるのだと思った。
ドアの向こうの母さんの表情はわからない。 だから、この答えが何点だったのかの答え合わせはできない。 その代わりに、返ってくるのは少しの沈黙と、消え入りそうな言葉。]
(88) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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「あなたがいなくなったら、 私にはもう何もないんだから、お願いね。」
[そして、ゆっくりと足音が遠ざかる音がする。
しばらく耳を澄ませていたが、戻ってくる気配はない。 緊張の糸が切れたように崩れ落ちた。
だけど、そのまましばらく、 まだ着たままのコートを脱ぐよりも、 母さんの残した言葉を考えるのに忙しくて、 とても眠いはずなのに、ずっと項垂れていた。]
(89) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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[母さんと父さんも政略結婚だったと聞いた。
本人たちから直接ではなく、 いつかの日に、父さんの部下から聞いた話。>>1:132
次期社長の座が決まっていた父さんが、 立場の弱い家の娘である母さんを、権力により娶ることになったのだと。]
(90) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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[表面上は何も問題ないような両親だった。 幼い頃は何も疑問に思うこともなかった。
しかし、よく考えてみれば。 俺にはきょうだいがいないという事実が、邪推の入り口になっていた。
会社の跡取りを作るために、俺という息子が一人生まれた。 俺を大事にしてくれたのはいい。 だけど、それだけで終わるなんて、 もしかしたら、と思ってしまうじゃないか。]
(91) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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[だけど今はもう聞くのが怖くて、 問いをぶつけることをせずに飲み込んだまま。
——「母さんは、父さんのことが好きだった?」]
(92) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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[そう、だから、俺はきょうだいが欲しかった。
きょうだいさえいれば、そんな俺のつまらない疑惑を、 一発で吹っ飛ばしてくれたかもしれないのにな。
いつだって、虎次郎の頭をくしゃくしゃにしながら、 勝手に夢を見て、その立場を押し付けていたことを繰り返し思い出す。
ごめんな。]
(93) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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— 後日・失恋者の帰り道 —
なんだ、古香さんか。
[>>63相変わらず冷え込む帰り道、 今日も隣には誰もいないまま歩いていれば、 後ろからやってきた自転車が側で止まるのが見えた。
別にそれは斬新な人物ではないけれど、 日常が続いていく限り、俺の目の前に現れる顔も代わり映えしない。 俺の世界から、俺が好きだった人がひとり、いなくなっただけ。]
(94) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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……何? どういうこと?
[>>64あの世界を作ったのが俺だと心配されていた、 それはいいとして、今その話をされても、 終わったことのはずだろうと俺は思う。 なので、古香さんの話の要点が掴めない。
……なんて、すっとぼけた顔をするけれど、 俺はすぐに思い出す。 そういえば、そんな話もしたなあ。
卒業までにずっと隠し通すのも面倒だし、もう疲れたし。 その辺りはもう投げやりな気持ちがあった。]
(95) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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忘れてたけど、思い出してもいいかな。
[>>65いっそ冗談をかます時のように、 気味悪く笑って見せながら。]
俺、今は独り身だし〜?
[さらりと言えば、 これはただの情けない笑い話なのだと思ってくれるだろうか。**]
(96) myu-la 2021/11/17(Wed) 11時頃
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あー。 落ち込んでるように見えた?
[>>109ごまかして笑っても、まあ、そうだよな。 バレるのはもう仕方ない。 どう話をしたものか困ってしまうので、 やっぱり、できれば放っておいて欲しかったのだけど。]
(132) myu-la 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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[それからしばらく、無言で歩みを進めていた。 隣で自転車の車輪が回る音が聞こえる。 俺がずっと言葉に困っているので、 たぶん、彼女もそうなんだろう。
好きだった相手が遠ざかってしまった者同士の、 似ているようで全く違う、2人の空気感に、 ズレがあったとしても、それを埋めようとはあまり思わない。
ふざけたように笑う顔を引っ込めたら、 もう逃げ場が無くなりそうなので、勘弁願いたかった。]
(133) myu-la 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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ほんと、わけわかんないよな〜。 婚約者とかって勝手に決められて、 思い入れとか、ほんと筋違いのはずなのに、 なんか、すげーやるせない。
[悔しい、とか、寂しい、とか、悲しい、とか、 そういった言葉を使うのを避けて、やるせないと表現した。 この程度は平気だという精一杯のニュアンス。
でも、たぶん無駄だよな。 隣のこの委員長は、俺がごまかそうとしたこの感情を知っている。 表面上の付き合いでなかったのなら、きっとそうなのだろう。]
(134) myu-la 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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まあ、よく言われる話だけどさ、 やるせない気持ちの分だけ、 相手を強く想ってたってことなんだから、 当たり前なんじゃないかって。
[と、古香さんを励ますような意図で言ったけど、 自分に当て嵌めればどうなんだろうか。 これで慰められるなら、俺も今こんなに苦しくないんだよなぁ。]
俺にそれを聞くの。 なんでもできる委員長閣下が。
[>>114こちらにそれを聞かれても、困ってしまう。 うまく笑えてないという指摘にムキになるように、 更に笑おうとして、歪な顔になってきた。]
(135) myu-la 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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俺だって分かってたら苦労しないけど、 そうだなぁ。
クラスの奴らと遊んで馬鹿騒ぎすれば、 一瞬だけ、忘れられたよ。一瞬だけ。
[これは経験談。壊れてしまった隙間を埋めてくれたあいつらへの感謝。 だけどそれだけじゃ足りないのも、身を以て知っているから難しい。]
……新たな恋を探せばいいじゃん。 って言ったら、怒るか?
[これは提案でもなんでもないから、 やっぱり冗談の一端として受け取って欲しいのだけど。]
(136) myu-la 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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俺は家の事情があるから、 まーた新しい婚約者を見つけて乗り換えないといけないんだよな。 まだ引きずってる最中だってのにな。
だから、羨ましいところあるよ。 ふつーに恋愛できるってのが。
[古香さんにしてみれば、言われても困るって話だろうから。 これは俺のエゴが詰まったぼやきでしかない。
足元の小石が邪魔だったので踏み潰そうとしたけど、 砕けずに靴に食い込んでしまって、 あの校舎の床に転がっていた卵の殻のようにはいかないなぁなんてことを思い出す。*]
(137) myu-la 2021/11/17(Wed) 23時半頃
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そりゃあ、まあ、 ……そりゃあ、なぁ……。
[>>147決められた婚約に、俺が勝手に個人の気持ちを深入りしたこと。 それは本来は筋違いだと戯けてみせたのに、 否定されてしまったら、しどろもどろになる返答。 どれだけ好きだったかなんて、自分が一番知っていたから。]
(181) myu-la 2021/11/18(Thu) 23時頃
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……じゃあ、 人によって向いてることと向いてないことがあったとするなら、 古香さんは、やるせない気持ちを忘れるのが向いてないってことで。 たったそれだけの、普通のことなんじゃないの。
[>>148大抵のことはなんでもできちゃう委員長閣下。 >>150そんな彼女もずっと心を痛め続けているくらい、 不向きなことがあるだけ、ということにしたい。 というか俺はそう思ってしまうんだ。]
(182) myu-la 2021/11/18(Thu) 23時頃
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[>>152そんな古香さんから投げかけられる質問に、 咄嗟に答えることはさすがにできなくて、 痛いところをナイフのようなもので刺された感触を覚えた気がする。
キスの感触。自分からした時の記憶。 あれは、ユイにとってはきっと、どうしようもない支配で。 彼女の心境を何度も想像しては、やっぱ死のうかなと思い返すわけだ。]
(183) myu-la 2021/11/18(Thu) 23時頃
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[うー、とか、あー、とか、 少し唸る声が漏れた後に、それでも結論を出さねばならないと焦るのだけど。]
……わかんないけどさ。
[自分より少し背が低い優秀な委員長は、 ユイと比較すれば十分に高く感じる。 そんな女子に、キスの先のことをしたいかと聞かれて、 素直に胸の内を吐き出してしまうほど、言葉に見境をつけないわけでもない。]
仮にしたくなかったとしても、しなきゃいけなくなるし。 だったら、やっぱ、自分が好きになった相手のほうがいいに決まってる。
だから、でも、 ああ、結局……そうなんだよなー。
[最終的に、同意というか屈服というか、 彼女の言葉に言い負けた感触がした。]
(184) myu-la 2021/11/18(Thu) 23時頃
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[家の事情による婚約に逆らうのであれば、 それによって不利益は生まれるだろうけど、 自分が将来は社長として舵取りをするんなら、 そのマイナスすら跳ね返してやればいい。
そういう選択肢を選ぶ度胸があればよかったことに、 どうして気付かなかったのだろう。]
(185) myu-la 2021/11/18(Thu) 23時頃
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……怒ってねえよ。
[はああ、と息を吐いて。 いつの間にか、自分の歩幅は小さくなっていて、 僅かに古香さんに先を行かれた気がした。]
なんつーか、 お前とうまくいかなかった彼氏さん、 いろんな意味で勿体ないよな。
[古香さんの蹴飛ばした小石を、なんとなしに目で追った。*]
(186) myu-la 2021/11/18(Thu) 23時頃
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テストの暗記問題、できないやつがいるのと同じでさ。 覚えれば簡単じゃんってことも覚えられない奴がいるから、 きっと、世の中の大勢って、いろいろ忘れて生きてるんだろうし。
[>>196テストの暗記問題を軽々とこなせるという前提で、 彼女に語りかけてみた“ふつう”は、どこまでがその範囲なのかはわからない。
どこかぼんやりとした会話の果てに、 納得のいく完璧な答えが見つかるともあまり思えないけど、 少なくとも我々には必要な時間だったのだろうか。 そんなことをどこともなく考えながら、話を聞いている。]
(212) myu-la 2021/11/19(Fri) 19時半頃
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そうね。 次はもうちょっと上手くやるから。
[>>198次の「好き」が見つかるといい。 軽い口調で繰り出されるエールを、ふわっと受け止めて。
見つかるか見つからないかはまだわからないけど、 もし見つかったのなら、次こそは上手く向き合いたいし、 見つからなくとも後悔しないように生きられたらいい。]
(213) myu-la 2021/11/19(Fri) 19時半頃
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そりゃ、まあ。 俺は人の気持ちが分からないからね〜
[>>199俺の余計な一言が彼女の未練を刺激したようで。 なんとなく口にしてしまった心からの感想だったのだけど、 冗談ということにしてこちらも笑ってしまおう。
俺が人の気持ちがわかるような人間であれば、 今頃、ユイはまだ隣を歩いていたのかもしれない。 けれど、そうはならなかった。
俺の未練を上書きしてくれたのは、新たな恋ではなく、 こんな何気ない同級生の縁であるということを、 ようやく噛み締めているのだけど。**]
(214) myu-la 2021/11/19(Fri) 20時頃
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— 打ち上げにて —
[河合さんが退院してから、どれくらいの時間が経ったかは置いといて。 病院で夏見さんと話した計画の通り、 だだっ広い我が家で打ち上げが開かれただろうか。
時期的には受験シーズンでもあったから、 何人かの合格報告も聞けただろうし、それのお祝いも兼ねている。
何かしたいことがあれば準備はそちらに任せるとして、 俺は客間のテーブルにもてなし用のお菓子を並べていた。
目玉が飛び出るほどの高級品! ……というわけではないけど、 コンビニで売っているようなものよりは、1段階グレードが上のものたちである。]
(234) myu-la 2021/11/19(Fri) 23時半頃
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あっ虎次郎、先に食うな。 乾杯の用意してんだろ。
[ジュースを注いだグラスを持ちながら、 さて乾杯の音頭を委員長にでも頼もうか。
今日の主役は河合さんだ。 こっちの世界に帰ってきて良かったと思わせる手厚い歓待を頼むよ、みんな。
と思ったはいいけど、みんなはもっと肩肘張らない集まりを御所望だったろうか。 会社の創立記念日のパーティーを参考にしたところがあるので、 そこはまあ、ごめん。]
(235) myu-la 2021/11/19(Fri) 23時半頃
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[グラスを掲げて、 その時に声を合わせて交わした言葉は、 「退院おめでとう」だったか、「おかえり」だったか、それとも。
冷え切った校舎では決してできなかった、 心の隙間を埋めるための賑やかな時間が始まる。*]
(236) myu-la 2021/11/19(Fri) 23時半頃
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— 3年後 —
[冷たい校舎の中にいなければ、必然と時は流れる。
卒業後、俺はユイの結婚式に参列した。 そこで死んでやろうと思ったのはもう遠い昔のことみたいで、 彼女の将来を純粋に祝福することができたと思う。
まあ、もう会うこともない。 会社同士の付き合いという義理も、これで終わるのだ。
式場を後にした俺に、もう未練は残ってなかった。 そして——]
(302) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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「ちょっと、ぼんやりしすぎじゃないですか?」
[目の前の女性が、不機嫌そうにこちらを見ている。 小柄だけどキリッとした目つきは、こちらの寝ぼけ眼を射抜くよう。]
「顎のところのキズ。 はしたなく見えますよ、それ」
[俺の顔を覗き込んだ後、辛辣に言葉を投げて背を向けていった。 顎のところを撫でると、小さい傷があることを思い出す。 どうやらヒゲ剃りの時にミスっていたらしい。]
(303) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[彼女は紙の束を取ってくると、無言で俺の膝に乗せた。 今日の研究発表で使うための欠かせない資料だ。 ぼんやりしている間にこれを準備してくれた手腕には敵わない。]
「困りますよ。しっかりしてもらわないと」
[心の底から呆れた顔で、最後に釘押しをして立ち去っていく。 その背中に、笑って声をかけた。]
いつもありがとう、セイカ。
[資料を持ち上げて、さて、と背伸びをした。]
(304) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[進学先の大学で——紆余曲折あって一緒になった、 イシズ製薬の協力会社の社長の娘さん。
父さんからの紹介により巡り合って、そして婚約する羽目になった。 結局、俺は拒否をしきれなかったのだけど、 今回はユイの時とは違って、関係性は対等。
新たな婚約者のセイカは優秀で、何事もストレートな物言いをしてくれる。 高いヒールを履いてよろけたりしないし、夏祭りに浴衣を着てくれることもない。 優しい言葉をかけてやれば、「気味悪いんですけど」と返してくる。
だけど、何を考えているのかを逐一伝えてくれるから、とても助かっている。 たまにうるさい時もあるけど。]
(305) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[今のところ、セイカは俺のことを恋愛対象として見てはいないようだし、 俺も、そういう目で見れているわけじゃない。 それでも俺たちは婚約をすることになった。
……上手くいくかはわからない。 けれど、前よりは上手くやれているといいな、と思う。
もし上手くやれたなら、いつか結婚式の招待状を、 あの時の校舎に共に閉じ込められたみんなに送るよ。]
(306) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[結婚とは、恋愛の末にするものではありません。 結ばれてから相手に慣れていくことを言うのです。
父さんの部下に言われたいつかの言葉が、何度も反響する。
俺の人生は、やっぱり少し特殊で、 どこかに恋愛を差し挟む機会は巡ってこないらしい。
それでも、その時に抱いてしまった余計な想いが、 何かの役に立つ日が来ますようにと願って止まない。
人を好きになれることが、 素晴らしいことだと言うのならば。]
(307) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[先に行ったセイカをゆっくりと追いかけるように、 資料を抱え直して大学の廊下を歩いていく。
足元には卵が落ちていることもないが、 落ちていたとしたら、今は見落とさない視界の広さで。]
(308) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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[敗者は誰にも求められず、ただ消えるのみ。 そう思っていた。
潔く、敗者であることを認められたのなら。 その時、誰が見てくれていたのかを、ようやく知るのだろう。**]
(309) myu-la 2021/11/20(Sat) 22時頃
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