1 冷たい校舎村(別)
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[ ねえ、臨時月うさ亭やってるよ!]
(1) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 花蓮は見つかったかな。 容赦なく花も釘も踏んづけて、 わたし、廊下を歩き回ってた。
最初はそうやってお誘いのため。 だけど、だんだんとね、 あんまりライカが見つかんないから、 ……はあ? って気分になってきてさ。]
(2) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 何個目かもわかんない教室で、 見上げた時計がちょうど8時50分を指した。]
(3) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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──午後8時50分──
[ 少しの間、わたし、立ち尽くしてた。 なんでかな。つい音のほう見ちゃうよね。
各教室に備え付けられたスピーカー。 それをぼんやりと見ていたのね。
そしたら、ひらり。 青いちょうちょが視界を横切ってった。
あ。きれい。 ふふ、ヒゲンジツテキなのにね。 わたし、それを見て目が覚めたみたいに、 ようやく歩き出すことにした。]
(4) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ やっほー、みんな。夜だよ。 ひとり死にかけてる、わたしとみんな。 チャイムが鳴ったけど、ちゃんと生きてる?]
(5) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 莉子は生きてる。]
(6) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ それでよかった。]
(7) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 頭のどっか片隅で、 愛崎、帰れたかなって。
ちょっと思いながら、わたし、 人か人形かを探しにもう少し歩き回るね。*]
(8) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/16(Mon) 00時頃
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──現在/体育館──
[ そこにたどり着いたのは、 最後の最後もいいところだった。
だって、行くことないじゃん。 体育館。だだっ広くて、寒くて、 こんなとこに用事なんてないでしょ?
そう思って──、あ。ボール。 こんな状況で、まあないかー。
そんな感じ。 わたしの心構えとしては、 そのくらいのものだったの。]
(26) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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[ ……何よ、 ひとりでステージになんか上っちゃって。]
(27) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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[ 入口で、揺れる影を視界に認めて数秒。 なんだかわたし、立ち止まってばっかだな。
誰だ、アレ。 ……ライカだなあ。
あーあ。ってわたし、 髪をかき上げながら近づいてくの。
まだ揺れてるその影を見て、わたし、 やっぱりチャイムなんだなあって思って。
……結構かしこでしょ? サラに言われなくても気づいたよ。]
(28) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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[ よいしょってステージに上がった。 横着して、脇の階段じゃなく正面から。
近くで見てみても、ライカだった。 あんまり顔を見上げたことなかったな。 ──って思ったけど、今は顔がないんだった。
下ろしてあげるべきなんだろうな。 わたし、踏み台になるもの探して、 視線を何気なく床のほうに向けたのね。
……そしたら、落ちてたの。 うさぎの表紙のノート。ふふ。
意外と少女趣味! って、 ライカがいたらべちんって背中叩いたのに。 ……あ。いるにはいるか。ぶらぶらしてるけど。]
(29) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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[ わたし、それを手に取った。
開くのに躊躇はなかったよ。 だって、落ちてたんだもん。
ぱらぱらってページをめくってくの。 めくってもめくっても、 そこには楽しい思い出ばっかり詰め込まれてる。
だいすき。>>3:672ってライカは言う。言った。]
(30) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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[ ……あーあ。まったくさあ。 そんな楽しかったなら首吊んなよ。]
(31) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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[ ぱたんって表紙を閉じて、数秒。 やっぱりわたしはライカを見上げた。
揺れはだいぶ収まったかな。 ごめんね、先に下ろせばよかったか。
でもこれ、ひとりでやるには、 結構大変だと思うんだけどぉ……。]
(32) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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[ でも、やさしいからね、わたし、 踏み台に足をかけて、がんばったげる。
これ、しゃーなしだからね。貸しだよ。 取り立てる機会あるかわかんないけど。
ぶらんぶらん。不安定なライカ。 それにしがみつくみたいにして、 なんとか結び目ほどこうとするわたし。
ふふ、ステージ上で何やらせてんのよぉ。 こんなんだったら、ぜーーーったい、 一緒に踊ったほうがマシだったでしょー?
はずーいとか言わないで、 踏み台の上で背伸びをして、 足掻いたげてるわたしに感謝しなね。]
(33) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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[ だからね。 もしほかに駆け付ける人がいたら、 そこで見るのはぶら下がったライカと、 それにぎゅーってするみたいなわたしだよ。]
(34) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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……ちょっと、見てないで手伝って! これ、マジで大変なんだからね。 見世物じゃないのよ、手を貸せ、手を!
[ ……なーんて、 いつもと変わらない勢いで、 ぎゃんぎゃん吠え掛かられるおまけつき。**]
(35) 2020/11/16(Mon) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/16(Mon) 00時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/16(Mon) 18時半頃
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[ ──ぷちん、って紐が切れた。]
(72) 2020/11/16(Mon) 19時頃
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──現在/体育館──
ぎゃあっ!
[ あはは。ガンってゆーたわ。 わたし、切れちゃった紐と、 無事(?)解き放たれて、 ステージ上に落っこちた人形を、 思わず交互に見比べちゃった。
えーーーーっと、ほら、 一人ではキツイって言ったでしょ!]
(73) 2020/11/16(Mon) 19時頃
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…………ちょっとぉ、 ライカちゃん大丈夫でちゅか〜。
[ いつぞやの仕返しというか、 冗談半分ごまかし半分、 赤ちゃん言葉みたく呟きながら、
わたし、ライカの無事を確認……、 ……うん、どこも取れてないし、セーフ!
現実世界でゆりの肩が外れるのもやばいけど、 ライカがバラバラになっちゃ笑えないからね。]
(74) 2020/11/16(Mon) 19時頃
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あ、オッケー? オッケーだよね。 あーよかった。心配したじゃーん。
[ いやあ、柄にもなく独り言が増える程度には、 わたし、珍しく焦っちゃったよ。
よいしょっと片腕を組むように持ち上げて、 うさちゃん印の日記帳も拾ってさ、
……右半身はちょい引きずるかもだけど、 やさしいリコちゃんが保健室まで、 ちゃんとエスコートしてあげますからね。ちゅ。
なんてね。あははー。きしょっ。]
(75) 2020/11/16(Mon) 19時頃
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[ ……あーあ。ってため息ついて歩き出す。]
(76) 2020/11/16(Mon) 19時頃
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[ 保健室のベッド、何台あったっけ? まだいくつかは空いてたと思うけど。
ずずっ……ずず……って、 重い足音を引きずりながらさ、 わたし、能天気な装飾ばっかの廊下を行く。
保健室についたら、 空いてるベッドにライカを投げ出して、
夢見がよくなるように、 楽しい思い出ばっかの日記帳、 ちゃんと傍らに添えてあげるからね。
おやすみ……じゃなくっておはようですか? これ、わたし朝も聞いたんだけど、 結局どっちが正解かわからないままだよ。*]
(77) 2020/11/16(Mon) 19時頃
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──現在/保健室──
[ ベッドが足りなくなったら、 どうするのかなーって。
……なんかちょっと考えちゃった。 それまで、続くのかな。 一人で運ぶの、結構大変だったな。
めありがいて、志帆がいて、 その隣にライカも寝かせてあげた。
改めて明るい電気の下で見るとさー、 仰向きの人形の並び、ちょっと気味悪いわ。]
(90) 2020/11/16(Mon) 19時半頃
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[ のっぺらぼうになっちゃったライカを見て、 わたし、ちょっとだけ考えたりするの。
ライカは帰りたかったのかな。 それとも、そんなの関係ないのかな。 わたしはよくそんなことを考えてる気がする。
とりあえず、ジョーホーキョーユー大事。 ……だから、わたしは足を階上に向けた。
臨時月うさ亭。 さっきまであんな盛り上がってたんだもん。 きっとまだみんないるでしょって思って。]
(91) 2020/11/16(Mon) 19時半頃
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[ ……みんな、ってゆーほど、 そもそも人がここにいないって? うるせー。]
(92) 2020/11/16(Mon) 19時半頃
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──現在/食堂──
誰かいるぅー?
[ わたし、いつもと変わらない調子で、 がらっとさっきぶりの扉を開いた。
サラに愛崎に琴子に九条。 花蓮だって合流したかもしれないって。 さっきまであんな賑やかだったんだもん。
扉を開く前からうすうす、 中がなんだか静かだなとは思ったけど、 それにしたって、ここまでと思わないじゃん?]
(93) 2020/11/16(Mon) 19時半頃
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……えー、まさか愛崎だけ? ちょっとぉ、ほかのみんなは? ライカはもう人形になってたけどさあ。
[ なんていうかさ、もうそういうもん。
定期的に死体みたいな人形が見つかって、 動ける人が減っていくわけ。そういうもの。
寂しくないわけじゃないけどさ、 ほら。わたし、帰れたって信じてるし。
だから、さらりとライカのことを告げて、 ずかずかと食堂の中に入っていって、]
(94) 2020/11/16(Mon) 19時半頃
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っつーか、暗! もーなによ、さっきまで、 あんなに盛り上がってたじゃん。
[ なんかあった? って、 まるで何もなかったみたいな口ぶりで聞くんだ。*]
(95) 2020/11/16(Mon) 19時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/16(Mon) 19時半頃
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──現在/食堂──
[ 愛崎が順番に名前を挙げて>>98、 “みんな”の行方を教えてくれるのを、 わたし、最後まで黙って聞いてね。
……最後まで。全員分。 思ったよりもずいぶんはやく、 愛崎の言葉は終わっちゃった。
わたし、適当に近くに椅子引いてきて、 自分を腰を下ろしながらつぶやく。]
(104) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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……そっかー。 それでもう“みんな”かあ。
[ だってそうだよね。 もう半分くらいになっちゃったわけ?
そりゃあ手伝ってくれる人も、 そうそう現れないはずだよねって、 なんかちょっと納得しちゃったりして。]
(105) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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とりあえずライカも、 保健室に寝かしといたから。
[ 簡単にそう付け加えたって、 ライカが死んでたとか、どうやってとか、 そういうことを自分から言わなかったのは、
たぶん、単純にわたしにとっては、 それがもうそんな重要じゃなかったから。
ここにいるか、いないかがすべてで、 深い理由を考える間もなく、 わたし、それを受け入れちゃってるのね。
痛かったかなとか、苦しかったかなとか。 そういえば考えたことなかったわけで。]
(106) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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[ それはわたしにとって“変じゃない”よ。]
(107) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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[ やだなあ。愛崎ってば。>>101 さっき話したとき以上にテンション低いじゃん。
センチメンタル好夏ちゃん、三度あらわる。 ……とかいって茶化すこともなく、 わたし、愛崎がぽつぽつ紡ぐ言葉全部>>102、 最後まで取りこぼしがないよう聞いてたよ。
……だけど、そうだなあ。 わたし、正直なおんなのこだから、 何も一緒じゃなくても、思ったことを言うね。]
(108) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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……変じゃないよ。
愛崎はそう思ったんでしょ? 辛くて悲しいって感じるんでしょ?
それならそれでいいじゃん。 愛崎にとってはそれが“ふつう”ってことで。
[ わかるよ。とは言わなかった。
わたし、いつだって共感のフレーズとして、 「わかるー」って言ってきたの。
だけど、今、 愛崎の言うこと、うっすら想像できても、 「わかるー」って感じではないもんな。]
(109) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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[ 愛崎と、愛崎が理解できない誰か。
さっき食堂を出て行く前、 あのときの空気感を思い出して、 琴子だなって思ったけど、 だから何って話でもなくて、 二人のことをなんとなく考えてたよ。
……別にわたし、 今を楽しもうとも、悲しすぎるとも、 どっちとも思わないけど、それだけだった。]
理解しようとするから、 そんなぐるぐるしちゃうんでしょー。
わかんなくたっていいじゃん。 意味わかんねーって言ってやれば?
(110) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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みんなで同じようにとか、 無理だよ、愛崎。 無理でトーゼンだから、愛崎は変じゃない。
だって、わたしだってよくわかんないよ。 そいつの言うのも、愛崎が言うことも。
(111) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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でも、わかんなくても、わたし、 愛崎が思い通りに生きられればいいって思うな。 愛崎のこと好きだから、好きにしなって思う。
帰りたいなら、帰れたらいいなって思うし、
死体が見たくないなら、 全部わたしが片付けといたげる。
それは、別にわたしにとって、 それが辛いことじゃないからなワケだし。
[ わかるぅ? ってわたしは笑った。
理解できないって悩む愛崎のことは、 わたしにはよくわかんないよ。 そういう人もいるんだろうなって以上に、 理解も共感もできそうにないの。でも好きだよ。]
(112) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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だからー、うーん。 わかんないこともあるよ。他人だもん。
でも、そいつに愛崎が、 わたしが不愉快だからそういうこと言うな! ──って言うぶんには、やっぱり愛崎の自由だよ。
ま、どーせ琴子でしょー。 言って聞くかは知らないけどー。
[ 冷めたパンケーキ、ひとつ摘まんでみたら、 さっきまでふわふわだったはずのそれが、 思ったよりもそもそのぱさぱさでやんなっちゃう。
なんだろーね。わたしはそれで納得できちゃうの。 あんたはそーなのね。で済ませちゃう人間だから、 愛崎にご納得いただけるかは、わかりませんけど。*]
(113) 2020/11/16(Mon) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/16(Mon) 21時半頃
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──現在/食堂>>114──
[ そうだよ。重かったよ。
でも運ぶとこより、 ロープから降ろすのが大変だった。 つか、最終的に落としたよね。あは。
そんな種明かし? 打ち明け話? を、 わたしたちがする日はくるのかな。
たぶん来ないなってわたしは思う。 ひとり欠けたあとの世界では。]
(122) 2020/11/16(Mon) 22時半頃
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[ 愛崎がいつの間にかこっち見てた>>115。 よしよしいい子って言いたくなっちゃう。
なんでかなー。 わたし、一応お姉ちゃんだからかな。
ずいぶんとべらべらしゃべった気がする。 その間中、愛崎はうなずいたり、 相槌うったり、笑ったりするから、 わたし、ついいっぱいしゃべっちゃった。]
(123) 2020/11/16(Mon) 22時半頃
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[ そーよ。わたし強いの。 ぴーぴー泣くやつの気が知れないし、 ヤなのに黙って耐える意味もわかんない。
そんなこと、とっくに気づいてたけど、 わたし、変わりたいなんて1ミリも思わないから。]
(124) 2020/11/16(Mon) 22時半頃
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[ だから、やっぱりわたしにできるのは、 先回りして人形を保健室に寝かすとか、 わかるよって言う以外のそういうことなの。]
(125) 2020/11/16(Mon) 22時半頃
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不愉快ではないんだ。
[ わたし、ちょっと笑っちゃった。
だって、不愉快だったとか以外に、 そんなこと気にする理由が思いつかないんだもん。
だって、わたしたち別の人間だから。 きっとそれでは割り切れない愛崎の、 願望? 想定? 祈りみたいなのを聞いてた>>117。]
そっかあ、ふふ。 でもさ、わたし、ずっと一緒にいても、 自分の家族のことだってよくわかんないや。
[ だからね、知らない間に諦めてるのかも。 別にそれをさみしいなんて思わないけどね。]
(126) 2020/11/16(Mon) 23時頃
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[ 無理かって言って、愛崎はまた笑う。 それがさっきより自然だったから>>118、 わたし、素直にちょっとだけ安心しちゃう。
それでね、話題は少し移ろって、 この世界の主のことに飛んでった>>119。
楽しんでほしかったのかな。 愛崎の言葉に、わたし肩をすくめたよ。]
琴子が“そう”なら、 ……そうなのかもねー?
[ 楽しもうとしてたのは琴子でしょ? だから。 だって、わたしが“そう”なら、違うなーって。 他の子なら、とかちょっと考えてみたりして。]
(127) 2020/11/16(Mon) 23時頃
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あはは、確かにぃ? 順番に追い出すマネしなくたって、 もうちょい別にやり方ないのかねー。
ま、自覚ない説ノーコーらしいし、 どこまでコントロールできるのか、 よくわかんないけどねえ。
[ わたし、どういう立ち位置で物言えばいいのか、 まだわかんなくて、ちょっと日和見。
だって、主に自覚がないんだったら、 ぼろくそ言って自分に返ってきたらヤじゃん。
まったく意味はわからないけどさ、 わたし、そんなこと確信できずにいる。]
(128) 2020/11/16(Mon) 23時頃
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……候補者も減ってきましたねぇ。
ゆーて愛崎、 自分じゃないと思ってんでしょー。
だとすると、琴子かー、サラかー、 九条かー、花蓮かー、わたしかー。
[ 等しく名前を挙げて指を折ってみる。 全員、別々の人間のわたしたち。 きっと理解しあえない一部があるから、 勝手に可能性を消すことはしないで。
それにしたって、 全然誰も帰ってこないからさ、 わたし、思い出したように愛崎に聞くの。]
(129) 2020/11/16(Mon) 23時頃
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サラ、購買行くって言ってたんだっけ? ……わたし、下の様子見てこっかな。 *
(130) 2020/11/16(Mon) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/16(Mon) 23時頃
[ 絶対喜ぶってシホは言った。
シホには、ヒナの気持ちがわかるのね。
絶対って確信を込められるくらい。
私にはそういうのわからない。
私は、言われないと人の気持ちなんてわからない。
そういうところ、欠陥品なんだなって。
そういうところ、普通ではないんだなって。
こういうことか、って淡々と理解する。
あの日、指摘されるまで、
私、全然気づいてなかったなあ* ]
[ 瞼を開ける。いつも見慣れた、部屋の天井。
布団の中で、そっと胸に触れてみる。
指先に感じるのは、心の鼓動。
じゃあ、やっぱり夢 ?
ベッドから上半身だけを起こし、
薄いカーテンのかかった窓に目を向けた。 ]
まだ、夜なのかしら …… ?
[ 部屋の中は暗く、
カーテンの隙間から差し込む光も 弱々しい。
何時だろうか、と
僕は、枕元に置いてあるスマホを手に取った。 ]
[ メール着信は ───沢山来ていた。 ]
雛川さん ……?
[ 既読済のマークがついているけれど、
彼女からのメールに覚えが無くて。
もう一度、本文を開いてみる。
表示されたのは ─── ]
え、ちょっと ………
[ サァと血の気が引いた。" 夢 "ではたしか、
送信者が文字化けしていたメール。
其れが空想ではなく、現実として此処にある。 ]
[ 慌てて、次のメールを開く。
ここからは未読で、たつみ先生からだった。 ]
雛川さんが緊急搬送 …
そんな ……
[ その後に続く、
花内さんからの大量のメール
ゆりちゃんからのメール
回谷さんからのメール
みんな" 夢 "で僕より先に帰った人達だ。 ]
じゃあ、本当に
僕は" 帰ってきた "の …… ?
[ 慌ててベッドから飛び起きて、制服に着替える。
この時間に制服はどうか、なんて頭になくて。
『 帰ってきました向かいます 』
クラス全員に送信する方法は教えて貰ってたから
不慣れな操作でメールを打てば、
すぐさま送信した。 ]
[ 僕が慌ててバタバタ音を立てても
母の部屋の扉が開く気配はない。
僕は声を掛ける事も無く、家を出た。 ]
[ 大通りに出て、タクシーを拾って。
病院に着けば、花内さんが駆け寄ってきて。
いつもなら
抱きつかれて少し困った顔をする僕だけど
彼女に負けないぐらい強く抱きしめた。 ]
[ 缶コーヒーが半分くらいになった時だったかな、
サラからメールが届いたのは ]
出迎えに行く?
[ 私の気持ちは相変わらず非効率で、
メールが届いたからサラは帰ってきたんだって、
わかってるのに、顔を見て安心したくなった。
メアは行くって言ったけど、シホはどうしたかな。
夜間出入口で待ってたら、
こんな時間に制服を着てるサラの姿が見えた。
と思ったら、
メアがまた体当たりの洗礼をするから、
こんな時なのに少し笑っちゃった ]
おかえり。
[ サラに労いの言葉を掛けながら、
かしこが二人とも帰ってきちゃったね、なんて
そんなことをふと思う。
でも、今あの世界に、ヒナに必要なのは、
私みたいな勉強しかできないかしこより、
人の気持ちがわかる普通の人の方かもね* ]
[ 志帆はねえ、
相談されたのに力になれなかった方が辛いかな。
どうしようもなく、
自分がちっぽけだなって感じちゃうでしょ。
相談に乗っても、なんも変わんないんだもん。
貴女にとって、志帆はちっぽけな存在です。
って突き付けられてるじゃんか。 ]
[ ご先祖様。何卒よろしく。
蝶を追い払って、花を踏ん付けてでも、
子孫が困ってるから、やってきてほしいよ。
お線香だってたくさん供えるから、どうか。
もやしなら、お手軽に手に入るらしいよ。
もやしがもしご希望なら言うてね。たくさん供えるよ。
栄養もたぶんあるよ。 ]
[ よくみたら、確かにスカートもだね!
ゆるふわっとしたミモレ丈。
みんなのお衣装もだけど、よい生地使ってるよね。
きれーにふわっと広がるんだもん。 ]
そぉなんだ。
片月に服飾系?の学部ってあったっけ。
[ 担任には勧められた記憶もないし、
勧められたところに希望をだすだけだから、
ほかにどんな学部があるか、忘れちゃった。 ]
ことめろが本気出したら、
きっとブランドになっちゃうよ。ふふ。
3年1組以外の子にも、きてほしーね。
[ だから、本気出してもらわなきゃね。
本気出しに、帰ってきてもらわなきゃね。
そんなことをベンチに座って話しながら、
いつのまにやら手に入れたコーヒーを一口含もう。
そして、携帯が新たなメッセージを知らせた。* ]
[ 次に帰ってきたのは、咲良だったみたい。
おかえり、さらら。おかえり。 ]
めありぃがまた体当たりしないか、
見張りにいく〜。
[ 出迎えにいこうと提案にはうんと頷く。
めありが大丈夫っていうけど、怪しいと思います。
きっと感情昂ったら体当たりしちゃうでしょ。
そーいうところ、すきだよ。
だから三人で連れ立って、
また病院の出入り口まで舞い戻る。
すこし緩めたぐるんぐるんのマフラーはまた装備。 ]
[ ほらね。言ったとおりでしょ。
倒れなかったことに小さく拍手して、
咲良を出迎えました。やったね。 ]
さらら、おかえり!
[ 精神世界のみんな、お元気でしょうか。
みんなの帰りを、志帆は待ってます。** ]
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──現在/食堂──
[ そーだよ。愛崎が一番わかっちゃダメなやつ。
家族でもわかんないって言葉>>136に、 即座に返事が返ってきたから笑っちゃった。
ここはアンタの世界じゃないんでしょ、愛崎。 それにはっきりとした返事があって>>138、 わたし、どっかでそのことに安心するんだ。
帰りたいって言った愛崎。 死にたくないなら、生きたいなら、 ここが愛崎の世界じゃなけりゃいいと思うの。
だって ここが愛崎の世界だったとして、 他の誰が残るよって言ったって、 それがどんなに本気の気持ちだって、 たぶん愛崎は納得してくれないでしょー。]
(143) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ だからね、それだけの理由が>>139、 愛崎の口からすらすらと出てきて、よかった。]
(144) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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……うそぉ、 アンタ、メールしないの?
[ なんて、ちょっと茶化しちゃお。 意外とアナログ派だったりするワケ? わたし、字汚いから絶対ヤだー。
それにね、わたし、 文化祭は楽しかったし、 文化祭の時期は究極にハッピーだったし、 花と釘と……あと蝶は、 いまいちよくわかんないけど、 それこそ先月パンクしたせいかもしれない。
から、]
(145) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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……そんだけ心当たりがなきゃ、 たぶんアンタが謝ることはないね。
[ ふふって笑って首をかしげるの。
巻き込んでごめんね。かあ。 わたし、たぶんそれも言わないな。 というか、今言われて思い至ったな。
そんなこと思ったついでに、 なんとなく思ったことを言うの。
……わたしなら。]
(146) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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わたしなら、
楽しんでほしいとかじゃなくて、 最後に会いたいからかなあ。 わたしが。みんなに。
[ みんなを巻き込む理由の話だよ。 どうしてこうなっちゃうかの話。
もしもこれがわたしの話なら、 文章の頭にくる主語は、 ぜったいに“わたし”なんだと思うな。]
(147) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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だとしたら、わたし、 サンキューつって謝んなーい。
[ にっこり笑って、席を立った。
サラは購買。オーケー>>141。 ライカのこと伝言するってことは、 愛崎はここに残ってくれんのかな。
すっかり拠点みたいになっちゃった、 わたしたちの臨時月うさ亭。
しばしの間お別れよ〜なんて。 軽いノリで手を振って、出てこうとして、]
(148) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ わたし、愛崎の言葉にぴたりと足を止めた>>142。]
(149) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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……どっちでもいいんじゃない?
“死なないで”って、 ここでピンピンしてること祈っても、
“生きて”って、 ここにはいないことを願っても。
[ ふつう。だなんて言うから、
わたし、どっちでもいいでしょって、 ドアのところで振り返って言うの。でも、]
(150) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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……わたしは、 “先に帰ってて”って思ってるよ。
(151) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ これはさ、考えようによっては、 一種の椅子取りゲームだよね、愛崎。]
(152) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ 少なくともわたしにとってはそうだった。]
(153) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ 今度こそひらひらと手を振って、 寒々しい廊下に一歩踏み出すの。*]
(154) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ わたしだったら、何と書くだろう。]
(155) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ ここが誰の世界かって話。 あんまりしないようにしてきたのは、 ここがわたしの世界なのかもしれないと、 わたし自身が一番思ってるからなのかもしれない。]
(156) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ あるいは、ここが誰のものだろうと、 目指す結末に変わりはないと信じているから。]
(157) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ ……なんつって!]
(158) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ でもね。]
(159) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ わたしは死にたかった。 死ぬべきでも、死んでもいいでも、 死んだほうがマシでもなく、死にたかった。]
(160) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ だって、わたし、好きに生きてたいの。 それ以外、ぜーーーったい耐えらんない!]
(161) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ ママとわたしは違う。 おにいやはるに同じに見えても、 一点だけは決定的に違うの。わかんないかな。]
(162) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ やめたいのにやめられないって、 ぴーぴー泣く病気のママとわたしは違う。 わたし、やめたくないしやめる気がないの。 我慢できないんじゃないよ。しないの。]
(163) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ きっとわかんないでしょ。]
(164) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ わたしが持っているものを、 わたしのためだけに使って、 ほしいもの全部手に入れる。
それ以外の生き方なんて考えられない。 わたし、更生も回復もしないから! だってわたし、最高に幸せだった。
罪悪感もなく、恐怖もなく、 わたしの好きに生きるのが、一番幸せ。]
(165) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ ……あーあ。じゃ、死ぬかぁ。 そう思ったの。ある日。ソファの上で。 優しい体温と穏やかな寝息を感じながら。]
(166) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ だって、かわいそうなんだもん。 我が家のドレイたち。見てらんないの。
冴えないし、口うるさいし、面倒だけど、 わたし、トータルでいえば嫌いじゃないの。
でもわたしのこと愛しちゃってるから、 わたしがわたしの好きに生きていく限り、 これからも泣いたり怒ったりするんでしょ? それはかわいそうだし、見てらんないからさ。
わたし、生きて我慢するのはむりだけど、 パパやおにいやはるがかわいそうなのより、 わたしが死ぬほうがいいじゃーん! って思ったの。]
(167) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ これも愛かな? ]
(168) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ だとしたら、これも結局は愛の物語。 ねえ、最高の伏線回収だと思わない? しょせんはわたしも愛の奴隷なのだ!]
(169) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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[ だからね。教えてあげる。 わたしだったら遺書に何と書くか。 いいでしょ。言わせてね。……せーの!
わたし、好きに生きられて素敵な人生でした。 ( そして、好きに生き切るため、死にます! )**]
(170) 2020/11/17(Tue) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/17(Tue) 00時頃
[ 花内さんの後ろから
二人分の" おかえり "が僕の耳に届く。
顔を上げれば、そこには
のっぺらぼうじゃない、二人の顔。 ]
ただいま、ゆりちゃん しほちゃん
[ それを聞いた花内さんが、
自分も名前で呼んでってふくれっ面するから
「 ただいま、めありちゃん 」って
もう一度ただいまを添えて。
再度の体当たり抱きつきには、こかされた。 ]
それで、雛川さんは ……
状態 変わらず … ?
[ 笑顔を消して、声のトーンを下げながら。
精神世界での決着がつくまでは
状態は変わらないんだろうな、と思いつつ。
ひとまず、お出迎えに感謝して
病院の中に入るように促しましょうか。
待つしかない事が分かれば
僕はホットココアでも飲みながら ───
補完する様に
2人が帰ってからの話をしたでしょう。 ]**
[ 相談されたのに力になれなかった方が辛い、のに
教えてくれたらとも思う。
矛盾してるなって思うの。
だけどね、
多分、私もそうだな、とも思うの。
教えてくれたらっていうその気持ちに、
教えてくれたら止められるっていう自信なんてなくて、
もしも教えてもらっていて、それでも止められなかったら
きっと無力感に苛まれるのに、
それでも思うの。
踏み切る前に、教えてほしかった ]
[ 相談されたのに力になれなかった無力感。
相談すらしてもらえなかった無力感。
どっちの方がしんどいのかな。
わからないな。
どっちもしんどいな ]
[ 片月に服飾系の学部あったっけ?
内部進学なんて全く考えてなかったから、
どんな学部があるのかすら把握してない。
でも、ヒナは内部進学予定みたいだったけど、
なんだかはっきり明言してなかったから、
ないなら進路希望変えちゃえばいいじゃない、
くらいの気持ちだった。
あの話をしたのはまだ文化祭準備の頃だったし、
進路希望変更なんて、なんとでもなるでしょ? ]
でしょ? 向いてると思ったの。
ヒナ、その人に似合う服を作る才能があるよね。
[ ヒナ自身はロリータファッションが好きみたいだけど、
文化祭の衣装はそれぞれ違ってた。
スカートの丈も違ったし、
形もフレアだったりタイトだったり、
ヒナの趣味の押し付けじゃない、
一人一人に似合うデザインになってたと思うの。
あ、“可愛い”という一点では、
いかんなくヒナのこだわりが発揮されてたけどね! ]
[ ヒナには未来があると思うのにな。
このままじゃ、ヒナ、
可愛くもなんともない喪服姿の人たちに
囲まれることになっちゃうじゃない。
ヒナ、みんなの可愛いところが見たいって、
全員分の衣装を縫っちゃうような子なのに。
本当にそれでいいの? ]
[ 出迎えに行く?って聞いたら、
メアが体当たりしないか見張りに行くって。
今のところ、体当たり確率100%だものね。
メアは大丈夫って主張してるけど、
確率はそうは言ってないもんね。
ホットコーヒーで体は温まってたけど、
私も上着のボタンを閉めた。
服装をおろそかにして風邪をひくなんて、
馬鹿のすることだものね。
案の定体当たりするメアに、
確率は100%のままだったね、って
シホと顔を見合せたかもね ]
やりすぎ。
[ それどころか、二度目の体当たり。
転ばされたサラに、手を差し出した。
メアへのお説教はシホに任せるね。
雛川さんは、というサラの言葉に、
私の顔からも笑みは消える。
うん、って頷いて、
たつみ先生に聞いた話や、
メアからの新情報なんかを
サラに伝えることにする。
私とシホが帰ってからの話も聞いたよ。
情報共有は大事だものね。
リコが私の肩を壊した話は聞けたかな。
聞けたなら、この肩凝りはそのせいか!って、
リコに肩を揉ませる決意を新たにしたことでしょう** ]
|
[ 加工はいった写真。エモエモのお空。 そんなのグアム行ったときだって撮ったじゃん。 わたし、初海外だったから大はしゃぎ。 海と空とお買い物とに夢中で、 平和学習なんて完全にウワノソラだった。 パスポートの写真が絶妙に写り悪くて、 今度作るときは加工したの持ち込むって、 わたし、みんなに息巻いてたの覚えてるよ。 だって次作るときは10年使うんだもんね。 10年使うと思ってたの。あのときは、わたし。]
(182) 2020/11/17(Tue) 10時頃
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[ 空も、雪も、毎日通る通学路だって、 わたしには全部きらきらしてたから、 アレが日常の切れ端じゃないなんて、 1から10まで言われなきゃわかんないよ>>177。 エモエモな写真に添えられた、 いくつかのタグを見て浮かんだのは、 青くて丸っこい近未来からの使者だった。 コノえもん笑笑笑 つってくだんないコメント残したの、 あとになって恥ずかしくなっちゃうから、 遺書ならもっとわかりやすくしなさいよ!]
(183) 2020/11/17(Tue) 10時頃
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[ ほんと。どこで撮ったんだろうって、 見上げた空から愛崎が降ってこなくてよかった。]
(184) 2020/11/17(Tue) 10時頃
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SNSぅ? そーゆーのは、ちゃんと、 わたしに宛てて送れよなー。 [ じゃなきゃわたしが気づけないでしょ。 その点、この世界の主はちょっと偉い。 みんなに会いたい。会いたかった。 そっか。とか相槌打ちながら>>179、 わたし、ちょっと考えてたなあ。 ここが愛崎の世界だったら、 一体どんな感じになってたのかな。 雑談みたいなテンションで、 今まではしなかったような話したら、 わたし、食堂を後にして、 がらんとした校舎の階段を下りてくの。*]
(185) 2020/11/17(Tue) 10時頃
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──現在/1階へ── ……サラー? ちょっとぉ、どこいんのー? かれーん、くじょー、琴子ぉ? [ 呼びかけながら歩いて行った。 返事があるかなって思う一方で、 なくってもいいなって思うの、わたし。 なかったら、帰れたってことでしょ? わたし、当たり前に生きてきて、 みんなと学校生活を送ってきた中で、 生きて。ってわざわざ願うことなかったけど、 死ね。って思ったことは一度だってなかった。]
(186) 2020/11/17(Tue) 10時半頃
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[ だから、帰れてたらいいなって思うし、 もし自分が残ろうとしてた誰かがいるなら、 残念でしたーって、指さして笑ってやろう。]
(187) 2020/11/17(Tue) 10時半頃
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[ そうやって歩いてくうちに、 また別の人形を連れ歩く、 琴子と九条には出会えたかな? そしたらわたし、 血まみれで穴あきの人形を見て、] ……サラかあ。 [ サラだよなあって無残な姿のそれに言う。 ばかみたいに焼いてたパンケーキ、 わたし絶対に食べないからね、太るもん。 あーあ。もったいないんだあ。なんて。 心の中で、やっぱり文句は言っちゃう。]
(188) 2020/11/17(Tue) 10時半頃
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ライカのもあったよ。 もう保健室に寝かしてあるから。 ……あとなんかあったぁ? 花生えたり釘落ちたりしてないじゃん? とりあえずトンカチとかドライバー、 落ちてるワケじゃなさそうだけどぉ。 [ できれば平和なモノだったらいいなーとか、 わたし、それが当然廊下を飛んだり、 生えたり、落ちたりする類の変化だと思って。 今回は見当たらないのねって、 まわりをきょろきょろ見まわしていたの。**]
(189) 2020/11/17(Tue) 10時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/17(Tue) 10時半頃
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──現在/廊下── [ いつもと変わんないように聞こえる、 琴子ののんびりとした言葉>>190。 そーそー。ってわたしもうなずいてね。 ここにいない人の確認をしていく。] なんか、気づいたら、 ずいぶん減ってるよねー。 人形運ぶんだって一苦労だよ。 ……あ、愛崎は食堂にいたからね。 ふつうに。動いて。 [ いたからね。で済ませようとして、 それだと危ういと気づいたかしこなわたし。 変な話だけどさ。愛崎は生きてここにいます。]
(195) 2020/11/17(Tue) 15時頃
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[ 他には伝えられる情報もないから、 (まさか、志帆のこと知らないなんて!) わたし、廊下を示す指先を目で追った。>>192 わたしたちの教室。文化祭のままの教室。 ……それって?] ……月うさ亭じゃーん。いまさらぁ? [ 臨時店舗開店したばっかりだよ! 一体なんでってわたしは首を傾ぐし、 入らない方がいいって言葉にも傾く。]
(196) 2020/11/17(Tue) 15時頃
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なんでよ。 あんたたち人形運ぶんでしょ。 じゃあわたし、 その間に教室見てこようと思ったんだけど。 [ わたしなんかおかしなこと言ってるぅ? 現場を見たわけでもないから、 変なことがあったなら確認しなきゃって、 当然のようにわたし眉をひそめて。 九条からわたしが足を止めるだけの、 理解可能な説明は果たして得られたかしらん。 とにかく、耳を傾けるつもりはあって、 それから、琴子が疑問を呈するのも聞いた。>>194]
(197) 2020/11/17(Tue) 15時頃
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ソーゾーシュ? ソーゾーシュ。ああ。 絶対にわたしじゃないとは思ってない。 かといって、絶対にわたしだとも思ってない。 ……そんだけだよ。 あんたたちのことは、 あんたたち自身が一番わかるでしょ。 どーなのよ、琴子。
(198) 2020/11/17(Tue) 15時頃
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[ わたしはわたしで、アンタはアンタだよ。 わたしにわかるのはわたしのことだけ。 勝手に、「そうかも」とか「違うだろう」とか、 予想をつけてたって仕方がないでしょ。 だから、おんなじように聞き返して。 聞く余地がありそうなら「九条は?」とも。 お互い自分のことだもんね。 自分の口から直接聞かせてよ。*]
(199) 2020/11/17(Tue) 15時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/17(Tue) 19時半頃
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──現在/廊下──
無事無事、 ぴんぴんしてるっつーの。
[ 九条の言葉にわたし、 ぷらぷらと手を振った>>203。
無事。無事じゃない。 どっちがどっちなんだろうね。
少なくともわたし、今、 この世界に視点を置いて、無事。 そしてそれは喜ばしいことだよ。
わたしの声はいたってふつうだ。]
(209) 2020/11/17(Tue) 19時半頃
|
|
[ 突如現れた月うさ亭。 だとすると、絶対何か意味があるのに、 九条は入っちゃダメとか言う>>205。
嫌な感じ。予感めいたものかしらん。 わたし、あまりそーゆーの信じないけど、 九条がマジなトーンで言うからなー。 どうしよっかなー。]
ヤな感じぃ?
ゆーてさ、ほかは文化祭なんだし、 やっと完成したんじゃないの?
[ 今になって突然現れたのは、 わりと変な感じがしなくもないよね。 実物を見てないわたしは首をかしげて。]
(210) 2020/11/17(Tue) 19時半頃
|
|
九条がそこまで言うなら、 中に入るのは保留にするけどぉ、
わたし、やっぱ見てこよっかな。 この先でしょ? 廊下の奥ンとこ。
[ 琴子がさっき指さしてたほうを、 わたし、おんなじように示したの。 会話に区切りがついたら向かおうと思ってさ。
ソーゾーシュ。この世界の主。 言い方は変えたって、指すものは同じ。 どっかで死にかけてるお友達の話。
わたし、九条みたいに、>>208 みんなが死んで人形になる理由、とか、 あんまり気にしてなかったなあって今更思う。]
(211) 2020/11/17(Tue) 19時半頃
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|
そーかもね。
でもさ、ソーゾーシュ、 死にかけてる自覚もないっぽいんでしょー? 案外、願望とか関係ないのかもよ?
だってここにいるやつ、誰も、 みんな死ね! とは思ってないでしょ。
つか、だとしたら最初から、 ココに連れ込んだりしないっしょ。
[ 考えすぎぃって言いきるわたしは、 考えなさすぎなのかもしれないね。
毛先を指でくるくるもてあそびながら、 わたし、あてずっぽうばかり言ってみる。]
(212) 2020/11/17(Tue) 19時半頃
|
|
……それか、 ジコヒョーゲンが死ぬほどへたくそ?
[ あはは。なんつってー。
わたし、みんなが死んだみたいになるの、 ほんとに意味とか思いつかなくってさ。 不可抗力か何かだってことにしたかった。
だから、そんなふうに、 軽い調子の言葉を重ねてって。
会話が途切れるときがきたら、 さっき聞いた廊下の奥へと歩き出すの。
愛崎に会ったらソレ伝えてねって、 一応、伝言として念を押しながら。*]
(213) 2020/11/17(Tue) 19時半頃
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|
[ 扉に至る前に、 血だまりがあるなら言ってほしかった。]
(214) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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──それから/1階突き当り──
[ 月うさ亭があるってはなし。
信じて突き進んでいったら、 それより先に血だまりがあるから、 わたし、びっくりしちゃったじゃん。
サラのやつかあって思って、 それで……そう、それで、めありのとき。 床の血をどうするってライカと相談して、 見なかったことにしたなーって思い出したの。
結局どうなってたっけ。 通りがかってはいるはずなのに、 なんかよく思い出せないや。
月うさ亭作るついでに、 消しといてくれたらいいのにね。]
(215) 2020/11/17(Tue) 21時頃
|
|
[ そこにサラの体はもうない。 サラの体っつか、そもそも人形だけど。
少なくともアレがあったはずの床。 見下ろしてて、わたし気づいたの。
誰かの落とし物。>>89 何気なく拾い上げた。ボールペン。 わたしの趣味じゃない。ファンシーな。
……けど、 サラもこんなの持ってたっけ?
深い理由なんてないよ。 でも、置き去りなんてかわいそうだから、
摘まんだ指ごと近場の水道で洗い流して、 わたし、ペンをポケットに突っ込んだ。]
(216) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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[ そんな小さなハプニングはあったけど、 廊下の果てにはちゃんと“それ”はあった。]
(217) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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[ わたし、開いた扉>>0を前に立ち尽くしてた。]
(218) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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[ 入っちゃいたかったの。中に。
誘いこまれるっての、 完全にわかったわけじゃないけど、 ほんの少し伝わった気がするよ、九条。
あと、この中にはなにか、 世界の主につながる何かがあるのかなとか。 やっぱりそういうことも考えた。
わたしが探偵だったら入ってたね。 でもわたし、ただの女子高生だし、 誰の世界かなんて、いまさら。ねえ。]
(219) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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[ ……知りたくなかったのかもしれない。]
(220) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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[ わたしの世界だったら話が早いのに、 いまだにそんな確信は降ってこない。]
(221) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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[ 九条が言ってたもんなー。仕方ないなー。 そんなふうにわたし、踵を返すね。
今来たばかりの廊下を引き返して、 それから、今夜も眠る準備をしよう。
月うさ亭、明日は入ってみようよなんて、 誰かに報告と提案をしたりしながらさ。
今日も校長室で寝るよね? 昨日を思うとずいぶん広く感じるよ。
誰かの上に足を乗っけたり、 もたれかかったり、ぎゅうぎゅう詰め。 ……なんてこと、もうないんだろうな。]
(222) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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[ まあ、ちょっとは寂しいよ。*]
(223) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/17(Tue) 21時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/17(Tue) 21時頃
|
──夜/校長室──
[ たぶんわたしたち、 みんな結構そこそこなかしこなのだ。
8時50分にチャイムが鳴って、 そしたら誰かがいなくなる。
そんな話になった>>224なら、 わたし、「気づいてた〜」って、 ちょっと得意げな顔して言うんだ。
……次の8時50分になったら? また二人とかいなくなちゃったら、 いよいよもうベッドが足りないな。]
(228) 2020/11/17(Tue) 21時頃
|
|
[ わたし、いつまでも運ぶ側の視点から、 そういうちょっとズレた心配をしてる。]
(229) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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|
……そーかもね。
次、いなくなる人、 ベッド足りなくて床に転がしても、 文句言いっこなしだからねー。
[ 愛崎の声は明るくなかった>>225。
わたし、それにかぶせるみたいに、 ばかみたいな冗談を言う。
ソファの上、毛布にくるまりながらさ。 わたしたちは何度夜を越えられるんだろう。]
(230) 2020/11/17(Tue) 21時頃
|
|
[ 手をつなごうって愛崎が言う>>226から、 わたし、しゃーなしって顔して、 毛布の下でもぞもぞと手を出した。]
もー愛崎ったら。 しゃーないなー。しゃーなしだよ?
[ さみしくなんかないんだからねー。 これ、しゃーなしなんだからねー。
へへって笑ってみたりしながら、 わたし、二度目の夜を過ごしたの。]
(231) 2020/11/17(Tue) 21時頃
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|
[ ソファに体を投げ出す。
ふかふかで、気持ちがよくて、 こんなの隠し持ってるんだから、 やっぱりおとなってばズルいよね。
なんだかんだでいろいろあったからさ、 わたし、今晩もよく眠れそうだよ。
ぴったり引っ付いてはいなくたって、 今晩もてのひらはあたたかいし。]
(232) 2020/11/17(Tue) 21時頃
|
|
……明日は帰れるといいね、あいざきぃ。
[ 全部夢みたいなこの世界の、 夢と現のはざまで小さくささやいておこう。 細い指の形を毛布の下でなぞりながら。
わたし、形のないモノにカイギテキだから、 魔法も呪文も使えないんだけどね。
おやすみ。世界。 明日もわたしがおはようと言えますように。*]
(233) 2020/11/17(Tue) 21時頃
|
[ メアに新情報を聞いてから、
私、二通りの展開しか考えてなかったの。
みんな帰ってくるか、
それともヒナが帰ってこないことを選ぶか、
その2パターンしか想像してなかった。
ヒナは帰ってきても、
他の誰かが帰ってこないかもしれないなんて、
そんなこと、考えてもみなかったの。
だって、自殺を図ったのはヒナでしょ?
ヒナと関わりの深い誰かがあの世界を閉じてくれるなら、
みんなの中の誰かが残る必要なんてないでしょ?
その情報が校舎のみんなに届いていないことだけは
心配だったけど。
自殺を図るタイミングがヒナの方が早かっただけで、
他にも死にたかった誰かがいたかもしれないなんて、
そんな可能性、考えてもみなかったの* ]
|
──少し前/1階廊下──
“も”ってなによ、“も”って。
[ さらりと発せられた言葉>>244に、 意味深な言い方すんなって顔をしかめた。
結局、琴子も九条もわからないのね。 確信なんて持てないまま、 ただ黙々と人形を運んでいるわけだ。
やさしくってかわいいわたしたち。
楽しもうとしてるからどうとか、 それ、愛崎から聞いたなって思いもして、]
(283) 2020/11/17(Tue) 23時半頃
|
|
……楽しもうとしてるから“そう”とか、 楽しめないから“違う”とか知らないけど、
自殺しちゃう心あたりがあるなら、 “そう”って可能性もあるんじゃない。
[ 確信のない人が、3人。 三すくみでじりじりしてる感じですか?
誰一人として「なんで?」って、 言わないからおもしろいなって思った。
でもさ、聞いたってわからないよ。 他人の死ぬ理由の重みなんてわかんない。 聞いて主を特定できそうにないなら、 聞かなくっていいやって思っちゃったの。
誰がソーゾーシュかわかったら違うのかしらん。]
(284) 2020/11/17(Tue) 23時半頃
|
|
[ 結局、名探偵は現れず。 女子高生ばっか集まって夜を迎える。]
(285) 2020/11/17(Tue) 23時半頃
|
|
──夜/保健室──
ちょっとぉ、 ナニ怪我してんの?
[ 琴子の手に治療の跡があって、 まったく! ってふうに言ったりして。
愛崎が花蓮の周りでワチャワチャする>>234のを、 ソファに引きずり倒すみたいにして遊んだ。
わたしたち、かわいいおんなのこだから、 ナニしてたってエモエモのエモだよ>>234。
ちらほらと聞こえる“おやすみ”に、 わたし、ゆっくりとまぶたを閉じた。]
(286) 2020/11/17(Tue) 23時半頃
|
|
ふふ、おやすみ。
[ 仕返しみたいな返された言葉>>238に、 ちょっぴり笑っちゃったりして。
あのね、わたし。 きっとみんなにおはようを言うよ。 この世界で、明日も元気に。 莉子は元気ーって言いたいの。
きっともう一度。 やっほー、みんな元気? って聞くから。]
(287) 2020/11/17(Tue) 23時半頃
|
|
[ そしたら、もう誰も返事をしないでね。*]
(288) 2020/11/17(Tue) 23時半頃
|
─ おはよう、世界 ─
[ 勢いよく起き上がる。
その拍子、携帯電話が床に落ちた。 ]
うわっ
[ タオルケットを蹴り飛ばして、床に跪いて、
慌てて画面を確認する。割れてない。
光る液晶から、たくさんのメールがあったのが
一瞬だけ見えて、また画面が暗転する。 ]
[ 暖房の効いた、温かい部屋の中
暗くなった画面を、あたしは見つめている。
髪は乱れ、乾燥した唇もそのままに
なにもうつさない画面だけを見ている。
じわじわと不安が広がっていく。
同時に、見ていた夢を思い出す。
閉じ込められた生徒たち。雪。蝶。花。釘。
間違いなく、夢。……そう、夢、であれ。
精神世界なんて、突拍子のない話
現実に起こるわけがないじゃんか。 ]
ああ……そっか…、
…そうなんだ…
[ 体が重い。重いなあ。
そのまま項垂れれば、
フローリングの冷たさが滲んでいく。
校舎での琴子を思い出す。
文化祭の思い出の彼女と同じように、笑ってた。* ]
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/17(Tue) 23時半頃
1
2
3
4
5
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