15 青き星のスペランツァ
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-1日目 船外周辺-
[他の乗組員と比べればやや小振りな体は、個人での調査にはあまり向いていない。 故に他の乗組員の調査の補佐をすることで発見のおこぼれに預かろう……という企みも、残念ながら失敗に終わってしまった。 逆にハロやアシモフ程のサイズであったなら向いている場所もあっただろうが]
あかんなあ、職務怠慢でママにおこられてまう〜。
[それほど悪びれずに呟く。全体通信は絶えず賑やかで、そこかしこで乗組員たちが着実に功績を挙げている気配がした。]
(46) 2021/11/09(Tue) 20時頃
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ー1日目 船外周辺ー
巻き返さんとなあ。
[……と。ため息混じりに口にした瞬間、腹部の下に敷いていた端末が震えて通知が入り、跳び上がる。 覗き込んだ画面上の、『MISSING』の表示の下に名前が浮かぶ。 今からアシモフの消息が絶たれたポイントに向かったとしても、何かが"間に合う"ことはないだろう。 大きな毛玉はその場でぐるりと回って、まるで悔しくてたまらないというようにーーしばらく転げ回っていた]
(47) 2021/11/09(Tue) 20時頃
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ー2日目 安置室ー
ああっ……アシモフはん〜。冗談やろ……
[無人機帰還の報を聞き、暫くして。 モフモフと安置室に入ってくる影がある。 それは中へ転がるように入り込むと、小さなカプセルを見つけるやいなや近づいて、中で眠る白い同志の姿を覗き込みおいおいと声を上げた。]
着いて行けばよかったなあ。着いて行かんでも、通信の一つくらい入れればよかったなあ……
[カプセルに擦りつくようにしてまとわる二つの目玉はすっかり毛に埋ってしまって、表情は読み取れない。]
(48) 2021/11/09(Tue) 20時頃
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-2日目 安置室-
[そうして、しばらくすると。 ヨーランダの姿 >>22 があることに気付き、 カプセルのうえから転がるように降りた。]
……ヨーランダはん。 そないなとこで、なにしてはりますの。
(49) 2021/11/09(Tue) 20時頃
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― 安置室 ―
ほんとのしごとお? ああ……ここにおんのが? なるほどなあ。
[ぶるるっ、と身震いするとしょぼくれていた毛が大きく膨らんだ。 不思議そうにヨーランダの示した献花台 >>61 を眺める。 ギロチンたちの星では、《弔い》の文化は一般的ではない。 それは"女王"にのみ捧げられる特別な儀式だからだ。 だが、『トワ・トコシェ』の女王は死なない。 ――永遠に来ることのない《弔い》の予行演習が繰り返されるばかり。]
ヨーランダはんのとこでは死んだやつにはお花あげるんか。 ええなあ。ウチも はなあげる してみるわ〜。
[ヨーランダの膝ほどもある毛玉がモフモフと珍しげに造花を見る。 受け取ると詳しいやり方を聞きながらそれを供えることになるだろう。**]
(82) 2021/11/10(Wed) 01時頃
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— 安置室 —
死んでもこうして綺麗にしてもろて、 あいつあんなんやったなあ、って言うてもらうの、ええかもな。 [白い毛に薄く覆われたまぶた一枚で隔てられる、ちいさな眼の向いているだろう先に見様見真似 >>93 で造りものの花を置く。 献花台の上にアシモフのなきがらと同じように転がって、 視線を合わせてみたりして、これでええんかなあとか、言いながら。]
(95) 2021/11/10(Wed) 10時頃
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― 安置室 ―
これがほんとの仕事なら、謝ることいらへん。 ……ほな、今日はヨーランダはんの代わりに機材渡すやつ、やったろか。 そいたら危ないもあんまないやろ。
[『スペランツァ』に乗り込んでからというもの、こうして"女王"以外のものが《弔われる》ことに、はじめはひどく戸惑った。かつては無礼な口も聞いたかもしれない。 なにせこの毛玉は亜空間航行技術が開発されたばかりの閉ざされた小さな星の出で、星間研究者の教育もあまりろくには受けていない。 だから、そう、"誰にでも出来る仕事"をやるほうが、勝手がいい。そう判断する。 モサモサとヨーランダの足にしばらくまとわりついてから、飛び出していった。]
(96) 2021/11/10(Wed) 10時半頃
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―2日目 船外/船周辺―
よっしゃ。いつでも来いや! [ギロチンは、自分の身の丈以上もあるコンテナを曳いて……?押して……?船周辺で新たに調査に出発するクルーを待つ。声をかければ初日にヨーランダのやっていたように、 >>1:42 さまざま手伝いをするだろう。**]
(98) 2021/11/10(Wed) 10時半頃
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―2日目 船外/船周辺―
お、ケトゥ―トゥはん。一番乗りやな〜。精が出るやん。 ヨーランダはんも、根詰め過ぎひんとええんやけど。 おべんと詰めてあるで。ご安全に〜。
[手を振る代わりにぴょんぴょこ跳ねて挨拶に応じる。>>99 ホバーに近づくと、背中を器用に使って調査機材や試薬類、クルーの食性に合わせた簡易携帯食を入れた荷物を積み込む手伝いをする。 同じく"母"を戴く種族として、お互い大変やな〜なんて話もした。 撫でられても特に気を悪くする様子もなくケトゥ―トゥを見送るでっかい毛玉は、例えるならそう……ホコリをごっそり取ってくれる手持ちタイプのモップに似ている。ついでに抜け毛が結構つくだろう。**]
(100) 2021/11/10(Wed) 11時半頃
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― 2日目/船外周辺 ―
まいど〜。イースターはん。 ギロチンさんの出張お手伝いサービスです〜。 イースターはんもおべんといるヒト?いれとくで。
[生真面目な申請にぴょんと跳ねて冗談めかして返す。 コンテナの中はギロチンのサイズにして 5 体ほど入りそうな大きさだ。 遠慮なくイースターに手伝ってもらいながらカメラを探し出す。 もちろんデータを吹き飛ばしかねない静電気には充分気をつけた。]
ほな、ご安全に。 そのぴろぴろしたやつもぎ取られんようにな。
(111) 2021/11/10(Wed) 17時半頃
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― 2日目/船外周辺 ―
[旧型探査機がどすどす近づいてくるとタラップのギリギリまで素早く移動して轢かれないように距離を取る。>>102 顔を出した男に向かいモサ!と跳びはねて自分がいることを主張した。]
あいあい。ライジはんはドジっ子やな〜。 そんなんでうっかり遭難してもうたらコトやで。
[引き継ぎはきちんとされているようだった。 ヨーランダの仕事は誰にでもできることだったのかもしれないが、それをスムーズこなすための整理が行き届いていたのだろう。 ライジのタグが付けられた荷物を背に載せて、よじよじと探査機を上る。]
流石に大丈夫やわ〜。心配性やなぁ。 いざってときはこう……闘ったるさかいな!
[荷物を受け渡すと、シュッシュっとファイティングポーズして見せた。]
(112) 2021/11/10(Wed) 18時頃
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ギロチンは、ケトゥートゥにたっぷり撫でられたおかげでつやっっっっつやのさらっっっっさら毛玉になっていることだろう。心なしか毛先が輝いている。
2021/11/10(Wed) 18時半頃
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― 2日目/船外周辺 ―
おん。今日のウチはなんでもお手伝い屋さんやで。>>116 ハロはんも、ご安全になあ。
[タラップに出てきたハロの身体と、軽く触れ合う。 ケトゥ―トゥに撫でて貰ったおかげでさらさらふわふわの毛がハロを撫でた。 ギロチンの星ではこうやって毛玉同士で触れ合い、静電気を起こしてふくらむことが挨拶だったりするが……。機材のこともあるので、ほどほどに。 ふわりと浮かぶその身体を見送った。]
(120) 2021/11/10(Wed) 21時半頃
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― そうして、夜。船外周辺 ―
[様々な探索者たちが出発したり、帰ってきたり。 見送り、出迎え。さまざまを渡し、渡され。 ひと仕事を終えたギロチンは満足そうに息をついた。 つい昨日までは誰ぞ探索者についていっておこぼれに与ろうと目論んでいたが、ヨーランダから引き継いだ今日一日の労働は、それよりもずうっと充実していた。]
(123) 2021/11/10(Wed) 21時半頃
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よ〜し。そろそろウチも晩御飯にするかあ。
[いつの間に作ったのか、ギロチン出張お手伝いサービスの看板の上に『留守中』と大きく書いてその場を離れる。 目指すのは昨日こっそり見つけていた、とっておきの”キレイな場所”だ。 現在地のレーダーを見ている者がいるならば、ギロチンが移動したのがわかっただろう。]
(124) 2021/11/10(Wed) 21時半頃
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[ギロチンの携帯食はパウチに入った合成血液だ。本来ならば故郷の星に自生する生物から吸って栄養を得ているのだが――船内で牛にも似たその生物を飼うわけにもいかないので、自分で代用品を用意することになった。]
…………
[毛玉の間から針に似た器官がにゅっと突き出る。 パウチを突き刺し、中身を啜る。……と。]
(125) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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ぐ。
[奇妙な声が漏れる。 全身の血液が泡立つような心地がある]
ぐ、ぐ……
[時間にして、ものの数分もかからなかっただろう。 合成血液の成分のいくらかが、ギロチンがたっぷり吸い込んだ[マーレ10]の空気中の成分と運悪く−ほんとうに、ただ運悪く−反応し、ギロチンの身体を蝕んだ。ただそれだけのこと]
(126) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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[毛がくったりと力をなくして、 そしてあとには静けさだけが残る。
そう危険な場所でもない。 心配した誰かが迎えに来れない距離でもない。 そこに静かに、毛の塊が落ちている。**]
(127) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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