15 青き星のスペランツァ
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― 探索二日目 ハロと ―
それで良かったノ!?
[ケトゥートゥはびっくり。ハロ>>2:144の考えは時々、推し量るのが難しい。難しいのも、面白いし、楽しい。 どうやらごきげんになってくれたようで、ケトゥートゥもちょっと誇らしい。]
そうだよネ! ケトゥートゥも一緒に飛んでみたいヨー!
[きゃっきゃっと、楽しい声が、その後も時折、森の中に響いていただろう。 動物たちも、一体なんだ……?と思って、あまり近づいてこなかったのかもしれない。 調査としては果たしてそれでいいのかやや疑問もあるが、本人たちは楽しいし、ケトゥートゥの目的は植物の調査なのでヨシ!だ。*]
(0) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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― 探索二日目 ハロと ―
ダメじゃないヨー!
[>>10誤解させてしまったかもと、そこはしっかり否定して。 胸の内では、皆で空を探索する、楽しい想像を膨らませる。
うきうき気分も相俟って、夢中で探索をしていたけれど。 ハロが横たわった>>11のを見れば、慌てた表情になって咄嗟に駆け寄る。]
ハロ! 大丈夫!?
[どうやら疲れただけだということがわかると、ほっと安堵の息をついて。 ちょうどいいからお弁当にして、そのあとはもう少しゆっくり探索しただろう。 それでも集まったサンプルは膨大だ。ケトゥートゥはハロに、たくさんたくさん助かったよと有難うを言った。 そうして二人、行きより随分重くなった荷物を抱えて、意気揚々の帰艦となった。*]
(13) 2021/11/11(Thu) 10時頃
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― 探索二日目 夜 船外・スペランツァ周辺 ―
[日が沈んで、少し。まだ暗くなりきらず、空の端が、色を持っている時分。 ケトゥートゥはハロと共に、森から帰ってきた。 タラップの下で、行きに存分に撫でていった大きな毛玉に似た仲間が、ぴょんぴょん迎えてくれた。]
ただいまだヨー! ギロチンも一日お疲れ様、だネ!
[そう笑顔で返して、積んだ時のように、積み荷を降ろすのも手伝ってもらって。 採取で手がちょっと汚れていたから、もふもふさせてもらうのはまた後でにしようと思いながら、艦内へ戻ったのだ。
まさか、それきりもう話せなくなるなんて、思ってもみなかった。**]
(14) 2021/11/11(Thu) 10時頃
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― 探索二日目 帰艦後 ―
[今日の探索の成果を解析班に預けるのと入れ替わりに、解析を終えた昨日の成果物の一部を受け取ったケトゥートゥは、そこでハロと別れて、植生研究室のほうへ向かった。
植生研究室は、ケトゥートゥがスペランツァに乗船することが決まってから要望に要望を重ねて、ようやく出来上がった特別な部屋だ。 内部にずらりと並べられた巨大なガラスケースごとに、重力と大気のステータスを独自に設定・調整可能で、さまざまな生育環境下で植物の生育を実際に行い、データを収集することが可能になっている。 また、そうして集めたデータを元に、森の生成をシミュレート可能な機材も置かれている。別々の惑星同士で発見された植物どうしを同時に育てた場合、どういった経過が見込まれるのか。その膨大な組み合わせを、ケトゥートゥは箱庭作りのような感覚で楽しんでいる。
『母なる大樹』に適した森が何処にもなかったとしても、新たに何処かへ作り出したらいい。 個人的な野望も含みつつ、意外と真面目に、研究者らしい仕事をしていた。]
(17) 2021/11/11(Thu) 12時半頃
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― 日付変更直後 艦内ロビー ―
[『マーレ10』で見つけた植物のいくつかを、早速ガラスケースにセッティングして。 データの確認を始めたら、しばらくは夢中だ。端末すらほったらかし。 日付が変わるころになってようやく、今日は終わり!と背伸びをして、研究室を出て、ロビーへ向かって。
初めて、事態に気が付く。]
……どう、して……いつ……?
[ロビーの大画面モニターの前で、呆然と立ち尽くして。 信じられないと言いたげな声で、そう呟いた。]
(18) 2021/11/11(Thu) 12時半頃
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ケトゥートゥは、実感が無さすぎて、まだ泣けない。**
2021/11/11(Thu) 12時半頃
ケトゥートゥは、別地点での植物のサンプルに大喜びする。>>20
2021/11/11(Thu) 13時頃
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― 三日目・朝 安置室前 ―
[結局前日の夜は、何だか実感の沸かないまま、安置室に近寄れないまま、自室に戻って、無理矢理眠ってしまった。 けれど目が覚めても、LOSTの文字の下には、ギロチンの名前があるままで。 中途半端な心地のままで、ふらふらと、ケトゥートゥはそこへやってきた。]
あ、……アリババ、キランディ。 ……イーヤー。
[そこに、二人の姿があって。少し迷ってから、いつも通りの挨拶をする。自然と、笑ったような口になる。 遠い昔の誰かが、そういうつもりで、こういう挨拶にしたのかもしれない。どんな時も笑顔で交わせるように。返せば笑顔になれるように。*]
(58) 2021/11/11(Thu) 23時頃
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[背に触れるアリババの手を拒むようなことはしない。ちゃんと寝たか、朝ごはんは食べられそうかと聞かれれば、頷きかけて、でも少し考えて、やっぱり、首を傾げるだろう。]
……わかんなイ。寝てるのか起きてるのか、夜中から、ずっとゆらゆらの気分だヨ。 帰ってきた時、ギロチン、元気だったのニ。研究室から出て来たら、もう、そうじゃない、っテ。 ケトゥートゥ、研究に夢中になり過ぎて、夢でも見たのかと思ったノ。……でも、……違ったみたイ。
[安置室の扉へ目線を向ける。この奥に、ギロチンが眠っていることを、そろそろ、ちゃんと信じないといけない。 そうしないと、いつも通りのケトゥートゥに、戻れない気がする。*]
(61) 2021/11/11(Thu) 23時頃
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そっか……、……ハロ? ハロがいるノ?
[キランディの言葉>>66に頷きかけて、え?と顔を上げて問い返す。いまひとつ頭が働いていない。 安置室には行きたくないと言っていたのに、何か気が変わったのだろうか?]
ハロ……あ、そうだ、ケトゥートゥ、アリババに、ホバーの相談しようと思ってたんダ…… ハロと話してて、キランディと一緒に飛べるくらいの、スーパーすごいモード、作れないかなって話になったノ。
[そんな他愛のない話をしながらも、やっぱり安置室の中が気になって。ちらり、ちらり、目線を向けてしまう。 そんな自分に、自分で思わず苦笑してしまった。]
うーん、やっぱりケトゥートゥ、中が気になるみたいだネ。 ……行ってくるヨ。ギロチンに、会ってくル。
[そう告げて。背を撫でてくれた手>>69から離れて、安置室の扉に、手を掛ける。]
(70) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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― 三日目・朝 安置室 ―
[そうっと、静かに中へ入る。 ハロとヨーランダが話しているところに、ちょっと顔を向けて。ああ、ハロはヨーランダと話をしに来たのかも、と思いながら、目線で挨拶して。 いつもどおり、造花は持たず。ギロチンの眠るところまで、歩いていく。
確かにそこに、ギロチンの身体が横たわっていた。 膨らんだり跳ねたりしないギロチンも、記憶の中より、随分小さく見える。 恐る恐る手を伸ばして、カプセルをそっと開けて、昨日、手櫛で梳いて整えてやった毛に触れる。後でまたそうしようと思っていたとおりに、撫でる。 さら、と流れる毛並みの奥に、昼間は熱を感じた。命を感じた。 今は、感じない。]
……ッ、……!!
[そう思った瞬間、ぶわっと、今までどこか足元の方で澱んで、滞っていたものたちが、一気に全身を駆けあがって、頭のてっぺんまでやってくる。 ああ。ああ。ああ。ギロチンは、ほんとうに、もう。
いつものように手を合わせるのも忘れて、いつも静かにしようと努めているのも投げやって、身を翻して、駆け出して、安置室から飛び出した。]
(71) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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― 三日目・朝 安置室前 ―
[中へ入っていってそれほど経たないうちに、勢いよく飛び出してきたように、アリババやキランディには感じられるだろう。 後ろ手に扉を閉めたケトゥートゥは、アリババと、キランディの顔を見上げる。 二人がどんな顔をしているか、見る暇もなかった。視界が濁る。口元が震える。]
……う、……ぅあ……うわぁああァあぁあン!!!
[ぼろぼろ、ぼろぼろ、大粒の涙を零して。その場で、ケトゥートゥは、大泣きした。**]
(72) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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― 三日目・朝 安置室前 ―
[肩に手が置かれた感触。優しい声>>77に、いつもより近くで語り掛けられる。 大丈夫だ、と言われれば、何とか首を縦に動かして頷いて。
受け入れる。そう、涙が出るのは、受け入れようとしているからだ。 声を掛けても届かない所へいってしまったこと。触れても向こうには伝わらなくなってしまったこと。 これから先にあるだろう楽しいことを、もう一緒にはできなくなってしまったこと。 悲しい。寂しい。すごく嫌だ。すごくすごく嫌だ。でも、それが事実だ。覆らない事実だ。
いつもそれを、すぐに納得しなくちゃと思うから、たくさん泣いてしまうのかもしれないと、初めて思った。 思っても、今はしゃくりあげるばかりで、まともな言葉は出てこない。]
(81) 2021/11/12(Fri) 01時頃
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……ッ、ハロ……、 [ハロの驚く声>>75がした。びっくりさせてしまったらしい。 どうしよう。でも今は、溢れてしまった自分の感情で手いっぱいだ。
どうしたらいいか内心で慌てつつもただただ泣いている間に、キランディがハロを抱き留めた気配>>79がする。 まだ戸惑っている様子ながらも訊ねてくるハロ>>80の方へ顔を向けて、ぐちゃぐちゃの顔のままながら、頷いてみせる。]
ッ、だい、じょうぶ、ッ……だヨ……
[涙でくぐもった声は、とてもそうは聞こえないかもしれないけれど。でも、本当に大丈夫だ。 今は大泣きだけれど、泣き終わる頃には、ずいぶん、大丈夫になっている、はずだ。*]
(82) 2021/11/12(Fri) 01時頃
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[肩を叩く>>89リズムが心地良くて、甘えてもいいよと言ってくれているようで。 数歩前へ出て、その手とは反対側の肩口に、自分の額を付ける。 温かくはない。自分のものや、ライジのものとは違う、アリババ特有の感触が伝わってくる。 そしてそれは、ハロとも、ジルとも、タプルとも違う。まだ触ったことはないが、たぶんチキュウとも違うだろう。それがこのスペランツァでは普通だ。 アシモフも、ギロチンも、他の誰とも違った。
泣き声は随分落ち着いて、通路に響くのも、しゃくりあげる小さな音くらいだが。 涙は、まだまだ溢れてくる。*]
(91) 2021/11/12(Fri) 01時半頃
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─ 三日目・朝 安置室前 ─
[コポコポと、何処か懐かしさを感じる音。>>98 この音が、アリババの生きている証の音なのだなと、後ろ頭を撫でる手にぼんやりと考える。 どうかこの音が絶えることがありませんように。この扉の向こうへ、夜の旅へ、行ってしまいませんように。 意識が生者に向き出せば、涙もずいぶん収まってくる。
移動を提案されるなら、ついていくだろう。足元が不安なので、服の裾を掴ませてもらったりはするかもしれない。 抱き上げられての移動は、むしろそっちを見られたほうが気恥ずかしい気がする。ケトゥートゥは小柄ではあるけれど、ジルやハロほど小さくはないし。]
……ジル……?
[ふとした拍子に、そのジルがこちらを窺っている>>102のに気がついて、手を伸ばす。おいで、をするように。 ケトゥートゥはジルのオレンジの灯りを見ているより、ジルを直接抱き締めるほうが好きだった。ランタンの灯は不思議で、綺麗で、落ち着くと言われると確かにそうなのだけれど。 落ち込むときは大抵、誰かが喪われてしまったときで。そういうときは、他のいのちを感じたくなるのだ。**]
(118) 2021/11/12(Fri) 11時頃
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─ 三日目・昼過ぎ アリババのいつもの場所 ─
[結論から言うとくっついていった。>>133
話したり触れあったりして泣き止んでから、少し遅くなった朝食を食べ、また少し話して。 昼になる前には落ち着いたのだが、今日は探索に出るのはやめにして、データの解析や整理を手伝うことにしたのだ。 植物関係であれば自分でも手伝える……というか、昨日大量の植物データを持って帰ってきたのは自分とハロなので、その仕事があるのは目に見えているし。 ついでにそれらのデータを元に、明日追加で採取するサンプルを決めようかなとか思っていたりした。
ふと、ハロとキランディがどうしているか気になって。 位置情報を確認すれば、海に行っているらしい。 二人宛の通信をオンにして、一言だけ。]
ハロ、キランディ、イーヤー! 海、行ってるノ? 二人で飛ぶのはどウ? 気をつけて楽しんでネ! おみやげよろしくだヨー!
[もう大丈夫、とわざわざ言うのも違うかな、と思って。 ただいつも通りの声で、それだけ呼び掛けた。**]
(148) 2021/11/12(Fri) 21時半頃
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─ 三日目 船内 ─
[明日は海に来たらいい、と言うハロの言葉>>149に、それもいいかなあと少し思う。 森の方もまだまだ気になるけれど、勘違いでなければ、まだもう少し日程はあったような気がするし……と。
通信機の向こうから、風の音が入る。飛んでいるからだろうと思って、特に気にしない。 あ、と、小さく入る友人の声。
ひどい破壊音。
途切れた通信。]
……え、?
[何が起きたのか、理解できなかった。キランディの叫びを聞いてもなお、理解が追い付かない──違う。理解を、頭が、心が、拒んでいる。]
(170) 2021/11/12(Fri) 23時頃
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ケトゥートゥは、端末を手に呆然としている。*
2021/11/12(Fri) 23時頃
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─ 三日目 アリババのいつもの場所 ─
[朝食のあと、何となく一日誰かといたくて、ちゃんと調査員としての役目も果たしたくて、アリババの手伝いをすると、半ば無理をいって着いてきた先。 ライジからの通信>>122が聞こえてきたときも、ケトゥートゥはアリババと一緒にいて、映像>>123>>124>>125も一緒に見ていて。]
ッ、ライジ!? が、頑張っテ! 踏みとどまれないノ!?
[慌ててそんな声をかけるが、もちろんそれが出来ていれば苦労はしない訳で。 どうしよう、助けに行けばいいのだろうか? ケトゥートゥは小さくてライジの身体一つすら満足には持ち上げられない筈で、だからってこのままじゃライジが、と答えの出ない思考に陥っていると、
アリババが飛び出していった。>>135]
えッ、? ま、待ってヨー!
(171) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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─ 三日目 整備室 ─
[慌てて追いかける、が、足の長さが、レンジが違いすぎる。全然追い付けない。 息も絶え絶えに遅れて辿り着いた整備室では、アリババが『袋』から無人探査機に『自分自身』を流し込んでいた。
何それ??? そんなのアリ???
呆気にとられるケトゥートゥをよそに、今だけは有人の探査機が動き出し、猛スピードで去っていく。 行き先は、もちろん、平原なのだろうが……]
……もウ! ライジもアリババも、無茶ばーっかりだヨ!
[邪魔にならないよう、今は通信には乗せないが。後で絶対、ぜーったい文句を言うぞ!と、取り残されたケトゥートゥは思った。 そしてその為にも、まずは無事に帰ってくることを祈ったのだった。*]
(172) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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