10 冷たい校舎村9
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[ 黒板に文字を残し、 指についたチョークの粉を払いながら、 自分の席の椅子に腰をかけた時だった。
悪夢のような鐘の音が、 校舎中に鳴り響いたのは。>>#4
─── それと同時刻。 これまで圏外だったスマホが、振動する。 ]
(6) 2021/06/06(Sun) 00時半頃
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[ やはり、大雪による一時的な不調で、 ようやく復旧したのだろう。 ……そう、思いたかった、だけだった。
新着メールが一件。 それを開いて見た時、 豆鉄砲でも食らったかのような顔をしただろう。
ああ、いや。冷静に考えれば、 ただの迷惑メールでしかない。 その筈なのに、妙に脳裏にこびりつく。 ]
(7) 2021/06/06(Sun) 00時半頃
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[ いいや、冷静に考えろ。 件名に『3-9のみんな』と書いてある。 迷惑メールだとしても、 ヨーコ先生含めたクラスメイトの 誰かの悪戯の可能性が浮上する。
まばらな登校済みメンバー、 オカルト仕立ての屋台を思い起こせば、 オカルト的悪戯を誰かが仕組んだ可能性、
ああ、いや、でも、 ]
(8) 2021/06/06(Sun) 00時半頃
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[ 受話器越しのはずの番代のスマホの不通音が、>>5 やたら大きく耳に届く気がする。 ]
(9) 2021/06/06(Sun) 00時半頃
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[ ─── それじゃあ、この匂いはなんだ? **]
(10) 2021/06/06(Sun) 00時半頃
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── 8:50 教室 ──
[ 一斉に連絡通知音が鳴ったのは、 電波復旧のせいではないらしかった。
恐らくメッセージを見た面々の反応は一様で、 しかし、心当たりあるか?>>18>>31>>53 みんな、なさそうに見えるんだが。 やはり学校に来ていない誰かの悪戯か? ]
(63) 2021/06/06(Sun) 09時半頃
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[ それから、この匂いの原因だ。 何か言うより先に、向井や綿見が動き出す。>>16>>19
あの日みたい>>33
という言葉に、まだ教室の外を見ていない 炭蔵の頭には疑問符が浮かぶ。 ]
どうし、─── おい、向井!
[ だから炭蔵も、席から立ち上がる。 立ち上がって、扉の方へと 近づこうとしたんだが。 ]
(64) 2021/06/06(Sun) 09時半頃
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[ あの日みたい≠ノ向井が走り出す。>>29 向井が隠したくて堪らない小学生の黒歴史。 此れ迄、ちゃんとして、えらいと思っていたのに 余りの勢いに、炭蔵は状況整理が追いつかなかった。
あっという間に見えなくなった背中へ 眉根を潜めているうちに、 番代まで教室の扉の向こう側へと まるで攫われるように歩き出す。>>34 ]
(65) 2021/06/06(Sun) 09時半頃
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[ ─── 噫、その間にも、 続々と人は出て行ってしまっただろうか?
炭蔵が扉に到達した頃には、 暮石の声が聞こえる。>>37 炭蔵祐駕という委員長への確認だった。 ]
俺も、行こう
[ 探しに行く許可なんて必要ないのに。 律儀な暮石にそう返事をする。
誰を探しに行くのか?向井なのか、番代なのか。 はたまた、先生たちなのか。
そんなもの炭蔵にも分かっていない。 ]
(66) 2021/06/06(Sun) 09時半頃
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[ 教室の扉とは真反対。 窓際の大騒ぎする声も聞こえるが、>>57 結局何がむりなのか全く伝わって来なかった。
そうして、教室内に残ってる人に言う。 ]
教室の外を見て来ようと思う …… もしも、ほかに出る人がいるなら、 足元には気をつけるように。
[ ちら、と落ちているカッターナイフを 視界に入れていた。>>2 ]
(67) 2021/06/06(Sun) 09時半頃
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[ それから、出ていった人の後を追うように 廊下へと足を踏み出していった。
暮石とは一緒に行動したのか、別行動だったのか、 どちらにせよ、炭蔵は誰かを探す。
過去の滲みを消すことができるとは思わないが、 少しでも自己満足の足しになるように。 **]
(68) 2021/06/06(Sun) 09時半頃
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── 回想:無断欠席の鳩羽 ──
[ 労うとか、一緒に騒ぐとか、 そういったものは管轄外だ。>>0:1151
そう、委員長様なので、 クラスメイトの非行は寛容できない。 ]
サボり、なぜだ?
[ 今日は小テストがあった訳でもなければ、 服装検査の日でもなかった。 いや、そもそもそういう理由で休むような 軟弱な男だとは思っていなかった。 ]
(120) 2021/06/06(Sun) 14時半頃
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[ その答えを聞いた時は、>>0:1152 ほう、と瞳を細めていただろう。 ]
親と喧嘩でもしたのか、
[ 因みに、炭蔵は親と喧嘩したことも、 逆らおうと思ったことも一度もない。 ただ、逆らいたくなるには理由があるだろうが、 ひとつの推測として喧嘩≠あげてみる。 ]
(121) 2021/06/06(Sun) 14時半頃
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親に逆らうなとは言わないが、 どんな理由であれ、無断欠席はよくない
[ そう、よくない。 普段からムードメーカーで、 怒っているところなど見たことのない鳩羽。 彼が逆らいたくなるくらいなのだから、 何がしかあったのだろうとは思う。
但し、無断欠席はやはり良くない。 **]
(122) 2021/06/06(Sun) 14時半頃
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── 回想:正論とSOS ──
[ 確かに、自分が委員長としての仕事を果たす為に 黒沢を連れ出したというのに 何故、自分がこういったアドバイスを受けているのか ……それを考え始めたら、不思議には思う。>>0:1172
しかし、黒沢が真に伝えたいことの過程で 必要なことであるのだろう。 ]
なるほど、それは一理あるな
[ 其れから、優秀な人材の出した答えに追従する。 ─── これには、納得せざるを得なかった。 ]
(177) 2021/06/06(Sun) 17時頃
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[ いや、追従するという言い方は違うか。>>0:1173 考えた上でも、其れ以上の最善を 見出せないと思ってしまう。 これは、父と自分の関係にも当て嵌まると思った。
父が「イエス」と言えば、「イエス」なのだ。 父が「ノー」と言えば、「ノー」になる。
疑いもしてこなかった事実を、 黒沢に突きつけられたような気がして、 お堅い炭蔵の思考が回転する。 ]
責められている、と受け取るかは別だが、 分からないでもない
[ 相手から受け取る言葉がねじ曲がりることが、 炭蔵にとっては理解しがたかったが。 ]
(178) 2021/06/06(Sun) 17時頃
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[ 不意に笑う黒沢が分からない。>>0:1174 ストレートと素直の違い、 生き字引のように頭の中で思考するが、 ピーマンの例えが、理解し易かった。>>0:1175 ]
黒沢が今やってくれたように、 相手に合わせて表現を変えると言うことか
[ 理解したとて、できるかどうかは 本当に別の話ではある。 何せ、柔らかい言い回しを 炭蔵持ち合わせていない。 ]
(179) 2021/06/06(Sun) 17時頃
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[ ちなみに、お説教?とは思っていない。 黒沢からの素直なメッセージだと受け取ろう。 ]
(180) 2021/06/06(Sun) 17時頃
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[ 噫、失望させてくれるなよ>>0:1176 炭蔵は上から目線なのを気付かずに、 そんな風に思っていたことだろう。
さて、SOSを求めるということは、 勿論助けるつもり、ということだ。 それ以上でも、それ以下でもない。 責任を感じているとはまた違う、 ただ炭蔵がそうしたいだけだから、 気にするな── と、伝えられていたら。 ]
俺だって、信じれるものなら 信じてやりたいんだよ
[ そして、これは本心だ。 ]
(181) 2021/06/06(Sun) 17時頃
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[ さて、炭蔵がSOSを出す ─── そんな状況を、想像したことがない。
だから、相手が居るか。 そう問われてしまっては、返答に困っただろう。 ……でも、そうだな。 ひとりで解決できないことはない。 この時の炭蔵は、頑なにそう信じてはいた。 ]
(182) 2021/06/06(Sun) 17時頃
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[ 家族を憎むことが、黒沢自身の問題と言う。>>0:1177 例えばそれが、要求されているスペック という話と炭蔵が理解できたなら、 自分に置き換えて考えることもあったろうか。 ]
黒沢に問題があるようには見えないが あまり思い詰めるなよ
[ ただ、炭蔵から見える景色を、 ただ告げることしかできなかった。 **]
(183) 2021/06/06(Sun) 17時頃
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── 現在:3-9→廊下へ ──
[ ひとり、ふたり、── と、 教室から人が減っていくのが分かる。 廊下の向こうには、綿見の背中が見えて>>101 扉一枚隔てた、教室内では、 鳩羽や柊がおおはしゃぎしている。>>77>>116 その奥には、黒沢の姿が見えたか。>>119
暮石の頭は、見下げる位置にあって、 声をかければ、ようやく眸が合った。>>134 ]
(321) 2021/06/06(Sun) 23時頃
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[ 炭蔵にとって、大人しい女子だと認識していた。 しかし、問題行動も大凡見当たらず、 黒沢と親しくしているイメージがあり、 悪い印象もひとつもない、── 噫、 そういえば、ヨーコ先生って奴は口が柔らかい。 委員長の仕事をしていた時にちらりと溢していた 暮石からのお願い≠ヘ一体何だったのだろう?
それに、目を合わせるしかできなかったが、 文化祭の役決めの時に、 手を挙げている姿も印象的だった。 ]
そうだな、まずは状況を把握すること これが一番肝になるだろう
[ さて、疑問には無事答えられただろうか?>>135 ]
(323) 2021/06/06(Sun) 23時頃
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しかし、暮石は思っていたよりも饒舌なんだな
[ もしも、王様が、 民衆の声を拾い上げる能力に長けていたのなら、 大勢を退ける必要もないくらい、 自然に声を発せられるようにできたのだろうか。
炭蔵がもしも、王様だったとしたらの話ではある。 高校生活が終わる頃に気付いても仕方ないか。
でも、今はこうして声を聞けている。>>137 ]
(324) 2021/06/06(Sun) 23時頃
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[ そして、カッターナイフを拾い上げた。 護身用には悪くない。 ]
暮石は、何かあったら 逃げられる準備をしておいてくれ
[ 何かあったら?─── 何を想定してる? 授業開始の鐘が鳴る前、鳩羽と話していた 密室事件の空想を思い返していた。
そして、拾い上げたカッターナイフを握り締める。 ]
(325) 2021/06/06(Sun) 23時頃
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[ 連想ゲーム、それは苦手ではない。
しかし、炭蔵はまだ 此処の空間を十二分に理解していなければ、 メールを迷惑メールだと思っている儘だ。 ]
(326) 2021/06/06(Sun) 23時頃
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[ そして、暮石を先導しながら、 明確な目的もなく歩き続けていた。
右を見ても左を見ても、 3-9以外はすべて文化祭の様相だ。 暮石にひとつひとつ確認されながら、 「見えているもの」を答えていく。 当然、炭蔵は不思議なものは見えていない。 故に、同じ景色を見ていて当然だった。 ]
何かの心理テストかと思ったよ
[ 夢ではないかもしれない。 じゃあ、目の前の暮石が夢の中の存在だったら? 考え出したらキリがない。 ]
(327) 2021/06/06(Sun) 23時頃
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[ そうして、次は窓の外を示される。 鳩羽が騒いでいたのは、 其れのことだったのかと気づいた。 ]
……屋台は、ないんじゃないか?
[ 窓枠に手を添えながら、その頭を見下ろして言った。 他のクラスはあの日≠フまんまなのに 確かに、3-9だけがいつものまんま。 しかし、亜空間でもなければ教室は増えない。
そう、現実的な答えを出しながら、 ]
(328) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
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─── 暮石?
[ 窓の外を先に見下ろした彼女の表情の色が変わる。 ]
どうした?おい、
[ 呆然と立ち尽くす彼女の肩を掴み、 軽く揺さぶるなどしただろう。>>297
それから、一体何があったのだろうかと、 窓の外へと視線を向ける。 其処に広がっていたのは、深い深い闇だった。 *]
(329) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
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── 回想:文化祭の打ち上げ ──
[ 怒涛の一日が終わった、という感想だった。 打ち上げが行われる中、 黒沢の描いたポスターの下、 教室の壁に寄りかかり グルチャに送られてきた写真や、 広告班の作ったSNSを眺めていた。
揃いのTシャツを身に纏うクラスメイトたち どの写真も皆笑顔を浮かべている。 カチューシャを付けた番代は愛らしかった。 柊もかわいいアクセを付けても様になっている。 ごちゃっとした鳩羽は、───…
ゴホン。悪くはないんじゃないか? ]
(358) 2021/06/07(Mon) 00時頃
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[ 各々の意見を取り入れた結果、 奇抜なコンセプトになったクレープ店だったが 人気は上々。売り上げも上々。
最終の会計報告にミスはなく、 学年一位を獲得できていたのだろう。 勿論、その裏に隠されていた一枚の硬貨について 炭蔵は気付くことができなかった。 やはり、全てを知っておこうなど奢りだったのだ ]
(359) 2021/06/07(Mon) 00時頃
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[ しかし、大きなトラブルはほぼなく、 調理に概ねいられたため 炭蔵もいくつもクレープ作成に徹しられた。
ふわふわのおばけクレープも、 えぐいクレープも、 炭蔵が作ったものは、 どこか四角い堅物さが出ていたかもしれない。
─── しかし、だ 改めて思い返すと炭蔵に回ってきたメニュー、 装飾が多いものばかりじゃあないか? これが綿見の陰謀だったとは、 誰が気づくだろうか?>>0:1065 ]
(360) 2021/06/07(Mon) 00時頃
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[ ─── あ、樫樹の食べてるやつは、>>317 俺の作ったやつだと思うぞ。 なんて、見かけた彼の姿に眸が細まる。
トラブル、と言えばひとつ。 樫樹が階段から転げ落ちたと聞いた時は、>>315 保健委員と共に保健室へと連れて行った。
無事、戻って来られたようでよかった。 そう、炭蔵は安堵しながら、 教室内の風景を眺めていたんだっけ。 *]
(361) 2021/06/07(Mon) 00時頃
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── 現在:2F廊下 ──
[ 文化祭当日は、それなりに忙しく、 誰かと廊下をゆっくりと歩く機会はなかった。
だから、これは炭蔵にとって、 文化祭を改めて振り返る機会になり 悪くない状況ではあった。 ─── 怪奇現象云々は置いといて、だが。
さて、隣の暮石は、 音を奏でるように笑っている。>>367 授業以外でも聴いておけば良かったと、 今更後悔する炭蔵もいただろう。 ]
(396) 2021/06/07(Mon) 01時頃
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[ そして、互いに状況を確認しながら、 淡々と、落ち着いて歩いて行った。
魔法という類を想像する思考は持っておらず、 今も、誰かのドッキリではないかと考えている。 だから、冷静でいられたのかもしれない。
─── 窓の外を眺めるまでは、 ]
(397) 2021/06/07(Mon) 01時頃
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[ 暮石の指摘も聞かず、>>368 覗き込んだ先に、頭がクラクラとする。 物理的な距離感と、感じた深さが一致しない。 ]
─── っ!
[ 暮石の柔い揺さぶりと、 遠くに響いた音で現実に帰る。>>235
優秀な炭蔵でも、この状況を説明できない。 今まで見てきた窓の外は、こんなに深くなかった。 雪の所為、としても感覚が歪みすぎていた。 ]
(398) 2021/06/07(Mon) 01時頃
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[ 同じように、深呼吸する。>>369 ]
大丈夫だ、確かに此れはどうかしてるな
[ 大騒ぎもするわけだ、と納得し、 心配するような声かけに返答をした。>>371 心の内では動揺しただろうが、 炭蔵はあまり表に出ないため、 きっと暮石視点では何時もの淡々とした 炭蔵祐駕が見えていたことだろう。 ]
(399) 2021/06/07(Mon) 01時頃
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気になるんだろ?屋台 渡り廊下の方へ行ってみよう
[ 噫、あのメールには書いてあった。 文化祭が楽しかった、と。 件名を踏まえた犯人像は、3-9に関与する人物なので 其処へ行けば何らかの手がかりが得られると思った。
だから、次の行先は渡り廊下だ。 ]
(400) 2021/06/07(Mon) 01時頃
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── →渡り廊下 ──
[ 階下へ降り、やはり相変わらず ひとつひとつの部屋をお互いに確認・共有しながら、 暮石と炭蔵は進んでいたように思う。
そして、渡り廊下まで辿り着く。 其処にはまだ、番代と柊の姿はあっただろうか? ふたりの姿を見つけたのなら、 炭蔵はなぜだか、ホッとしていた。 ]
(401) 2021/06/07(Mon) 01時頃
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屋台、あったな
[ あの日のまんま。 変わらぬ姿で其処に在る舞台セットのような屋台。 辺りには相変わらずカッターナイフが落ちていて、 それだけは、あの日の光景とは違っていた。 **]
(402) 2021/06/07(Mon) 01時頃
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── 少し前:2F廊下 ──
[ 窓の下を見下ろした後、 暮石に視線を移すと足元にいた。>>436
その間、何を思っていたのか、知るよしもない。 そして、現状についての見解を聞く。>>437 ]
─── 誘拐、か だとしても、あまりにも大規模なことだ
[ 対して、炭蔵は番代が誘拐された経験が あるという事実のみを知っている。>>437 現在の彼女の表面的な姿は知れど、 暮石のように会話を交わす機会も少なかった。
ただ、その単語を聞くだけで、 炭蔵の中ではどうしても後悔の念が走る。 ]
(484) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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[ そうして、カッターナイフへと 伸ばしていた手が止まる。>>436
暮石のその指先が、何のために存在していただとか 何故怪我をしないようにしているのかだとか、 そういったものを炭蔵は知らない。 だから、手が止まったことに安心したのは、 だれもに対して思うように、 怪我をしてしまわないか心配していたからだった。
にしても、唐突なその言葉に、 炭蔵もあのメール≠思い返す。 ]
(485) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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……まるで、遺書みたいだったよな もしも、現実に起きていることならば、 送り主は─── どちらにせよ、 いい状態ではないと言うことしか分からない
[ ようやく下にあった顔が上を向いて、 視線が合ったことだろう。>>439
そんなに下から見上げられたら、 流石に前髪の下の目元が覗けたかもしれない。 中身の見えない箱、のような器の眸は、 迷いや動揺、困惑を映し出している。 ]
(486) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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[ へらへらとした笑みが一瞬止む。>>439 暮石は母を亡くしている、その事実は知っていた。
彼女の母がどんな経緯で亡くなったかは知らないが 誰かが、命を手放そうとしている この状況に対してどのように感じているのか、 炭蔵は非常に興味があった。 ]
もし、俺たちの誰かだったら、 暮石はどう思う? ─── 死≠ノついてどう考える?
[ 答えてはくれただろうか? ]
(487) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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生きるということは、 自分を守るということに繋がるのか?
[ 炭蔵にとって、 生≠ヘ善≠ナ死≠ヘ悪 だから、暮石の言葉に疑問を抱いた。>>439 ]
(488) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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[ 非現実的な話ではあるが、 それはこれまで経験したことがないだけで、 目の前では何かが確かに起きている。
それを解明すべく、 炭蔵たちは校内を探索し続けたのだった。 ]
(489) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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── 現在:渡り廊下 ──
[ 後ろめたいと思わせていたとは気付けない儘、>>441 至って普通の高さの一階の床を踏みしめている。
変わったコンセプトのその屋台は、 コスト面は抑えられていても、 やっぱりどこかホラーテイストで浮いていた。
そこに誰かが居たとしても、 炭蔵はまだ暮石のそばにいた。 ]
(490) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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[ さて、暮石は渡り廊下と雪の降る外の境目で、 一体何をしているのだろう?>>442
隣に立ち、外を見る。 高さは正常なのに、踏み出そうとすると 何故だかいけないことをしている気がしてしまう。 足が竦み、前に踏み出せない。
雪が怖い訳でもないというのに、何故だろう。 見えないだろうが眉間に皺が寄って、 諦めたように渡り廊下の真ん中へ戻る。 ]
(491) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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さっきまでの話の続きだが、 暮石はこの文化祭で止まったままの校舎の中に このまま永遠にいたいと思うことはあるか?
[ 渡り廊下に着く前までの話。 誰かが死ぬとか、死にそうとか、 そう言った話の続きだ。 ]
(492) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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……俺は、ないとは言い切れない
[ そうだ、文化祭の頃までは、 炭蔵もまだ優秀で堅物で 正しいものは正しいという 融通の利かない男のままでいられたのだ。 ]
変なことを言ったな。 俺はこのあと三階にも行ってみようと思うが、 暮石はどうする?
[ くしゃりと前髪を崩すようにといた後、 屋台に背を向けて、その場を離れようとする。 **]
(493) 2021/06/07(Mon) 14時半頃
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── 少し前:2F廊下 ──
ああ、あり得ない
[ 暮石の言葉に頷いていた。>>523 メールが届いた時に覗いた日時。 それは、確かに今日だった。
仮定や推測をどれだけしても、 炭蔵は答えを中々出せないでいる。 但し、あの時── 「ひとみちゃん事件」のように 後悔≠セけはしたくないと、思っていた。 そのほんの微かな決意を 暮石が気づけたかは、分からない。 ]
(565) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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[ 遺書、と同意をする暮石が、 あまりにも熱い視線を送ってくるので、>>524 つい申し訳ない気持ちになり、 前髪を少しだけ撫でつけるような仕種をする。
それから、その例えではダメだ。 炭蔵は断じて不良ではない。 だからといって、暮石や黒沢のように、 全うな例え話を思いつきもしないので、 享受しておいてやってもいい。 ]
(566) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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[ そして、暮石が機嫌がいいとか悪いとか、 普段の姿を知らない炭蔵は区別はつかない。 ただ、答えを聞いて新たな知見を得たような顔をする。 ]
確かに、 古い記憶の中にいたとしても、 新しい記憶の中には結局存在できずに、 その時点で時は止まってしまうものな
[ 誰かの記憶の中に生きる≠ネんて 都合の良い台詞だと、炭蔵は思う。
他人が判断するものでもない、 ── とも炭蔵も思っていた。>>528 ]
(567) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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[ それから、死者の定義についても。 暮石にとっては、生きているだけではダメらしい。 心臓が動くか動かないかを基準にしていた為、 生き方≠ノついては思考が及んでいなかった。
でも、そうだな。 言わせてもらうのならば、 ]
俺も言葉は拙い方だから上手くは言えないが、 俺も悔しいと思ってしまうだろう
行動しないのが悪いとは言わないが、 後悔するぐらいなら、少しでも何かをしたい ──… そう、考えている
[ 本心だ。 けれど、言葉尻がやや弱々しかったかもしれない。 ]
(568) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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少なくとも文化祭までの炭蔵は 行動しなかったことはなかった
行動して後悔することも、なかった
(569) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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[ 気付く機会がないなら? ── 手を届かせたい範囲なら、 気付けるように行動すればいい。 と、以前までなら短絡的にそう告げていただろう。
炭蔵の場合、クラスメイトは手を届かせたい範囲だ。 特に、今この校舎の中にいる少数なら尚更だ。
しかし、いくら王様を気取った委員長でも 腕の数は二本しかない。 ……掴める数は、同じなのだ。 ]
(570) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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── 現在:渡り廊下 ──
[ 校舎の中から出られない。>>532 その事実を共有して、互いの眸を隠している。
そうして、笑い出す暮石の顔と 紡ぎ出されるラク≠ニいう言葉。>>533
と思えば、開かれた眸に映るのは諦念だ。
あまりにも感情の揺れが大きく、 先程まで隣を歩き続けてきて近くに感じていたのに、 炭蔵は自分と暮石の間には、 見えないベニヤ板があるんじゃないかと錯覚する。 ]
(571) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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[ 同じ返答をする暮石から逃げるように背を向けた。 これ以上、眸を見続けていてはダメかもしれない。
そう、思っていたのに。>>534 ]
……検討しておく
[ よく見える。確かにそうだろう。 長い前髪を弄りながら、日本人特有の返答をした。 ]
(572) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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[ そうして、屋台の方には番代と柊がいて こちらに手を振っている。>>520>>559
特に番代が教室を出て行ってから、 こうして姿を見掛けられただけで、 やはりホッとしている炭蔵がいた。
そして手を振り返すことは性に合わない為、 軽く片手を上げて挨拶をする。 そして、昇降口などの情報を聞けば、 こちらも簡単に2Fの窓から下は見ない方がいいこと 渡り廊下から外に出れないことも伝えただろう。 ]
(573) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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[ そして、番代と暮石、柊を交互に見て、 ひとりではないのなら≠ニいう理由で その場を離れることに決めた。 ]
分かった。 お前たちも気をつけるようにな ……あ、護身用にいるか?
[ これまでの校舎の様子なら、 外へ出られないだけで大きな危険はないだろう、 そうタカを括っていた。
と、一歩足を踏み出したところで、 ポケットからカッターナイフを取り出して問う。 足元にはまだたくさん散らばっているから、 拾い放題だっただろうけど。 *]
(574) 2021/06/07(Mon) 21時半頃
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── 現在:1F階段下 ──
[ まともに屋台を見もしないで、 炭蔵は来た道を引き返していた。
道中、一人でいる九重とすれ違う。 ]
一人で大丈夫か? ……どうした、顔色が悪いぞ。 保健室にでも行くか?
[ どうにも彼女の顔色が悪く見えた。 だから、いつも通りに手を差し伸べる。 いつもなら、その手をとってくれただろう。 なのに、九重はそれを振り払った。 ]
(584) 2021/06/07(Mon) 22時頃
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[ 九重は、突然ぶつぶつと喋りだす。 声が小さくて聞き取りにくいが、 耳を澄ませていると、
「昇降口が開かない」って言う。 それから、「どこの扉も開かない」って言った。
それから、九重はぽつぽつと 精神世界≠チてやつの話をする。 ]
(585) 2021/06/07(Mon) 22時頃
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[ 炭蔵にとっては、非常に不可解で 到底信じられるようなものではない。
ただ、誰かの死が引き金になっている という九重の顔が、妙にリアルで、 まるで、呑まれそうな感覚に陥る。 ]
(586) 2021/06/07(Mon) 22時頃
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[ 気付けば、九重はどこにも居ない。 ]
(587) 2021/06/07(Mon) 22時頃
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[ 炭蔵は神妙な面持ちで再び歩み始めた。 昇降口に寄れば、開けようとした残骸があり>>235 皆が口々に言っていた 「昇降口が開かない」が確信に変わる。
そうして、階段を昇ろうとすると、 ]
鳩羽、さっきぶりだな ……何してる?
[ 階段の下から二段目。>>505 誇りを持った文化祭実行委員の姿を見つける。 *]
(588) 2021/06/07(Mon) 22時頃
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── 回想:無断欠席の鳩羽 ──
[ 反抗期でも、喧嘩でも、 鳩羽の中で行動に移さないといけない 何らかの変化があったのだろう。 そう推測できる炭蔵は、 答えがどうであれ気にしていない。
逆に気になるのは、 ]
何かおかしかったか?
[ 咎めているというのに、>>144 微笑んでいることが、理解できない。 ]
(589) 2021/06/07(Mon) 22時頃
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[ 今後はしない、と口約束。>>145 その後の柊に唆されて非行の階段を昇るとは、 想定もしていない炭蔵は、 それだけで満足していたんだったか。 ]
俺は、ないな。思ったこと。 学校は来るべき¥齒鰍セし、 悪いことをして得があるとは思えない。
── ただし、これは俺の見解で、 鳩羽にとってむしゃくしゃしたことを 否定しているわけではないぞ
(590) 2021/06/07(Mon) 22時頃
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[ これは黒沢からの学びを取り入れた一例。
炭蔵は、学校にも今の生活にも不満はない。 むしろ、そう考える皆んなの意見が 知りたいとさえ、思っていた。 *]
(592) 2021/06/07(Mon) 22時頃
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