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![]() | 【人】 学園特警 ケイイチ 君が決めることが、君の意思だ。君は、君のやりたいよう精一杯して欲しい。 (126) 2023/08/19(Sat) 20時頃 |
![]() | 【人】 学園特警 ケイイチ[す、と大きく息を吸い。背筋を伸ばして。] (127) 2023/08/19(Sat) 20時頃 |
![]() | 【人】 超心理学会 ヒイラギ─大和命戦から数日後 手紙─ (128) 2023/08/19(Sat) 20時頃 |
――珊瑚さん――
[珊瑚さんは愛情深い人だ。
救ってくれたのもそうし
きっとお母さんのことも、忙しいっていうお父さんのことも好きなのだろうから家族愛にも深いのだろう。
好きで、好きで、堪らないほどに好きという感情が溢れてくるばかりで珊瑚と結婚できたらきっと幸せな家庭が築けると確信を抱いてしまう程なのだ。
そうして内面から好きになっていって、同時に青い瞳や鼻筋がいいところとかも顔も好きだったのに今はキスをするのも好きになってしまった。
キスした後、唇に指で触れる仕草にぐっときてしまう。
可愛くて仕方がない、もっとしたくなると続けた口づけも受け入れてくれて気づいたら押し倒してしまっていて、交わした視線の先にある青い瞳が潤んで蕩けているのを見るとどうにもおさまりがつかなくなっていた]
[離さないという気持ちは伝わっていただろう。
見上げてくる眼がまた好きで――]
嬉しいな。
今まで生きてきた中で一番うれしい。
珊瑚さん、大好きだよ。
一緒に幸せになろうね。
[目を細めて受け入れてくれた珊瑚に、見つめる瞳に見えるように柔らかく微笑んだ。
いつも硬い表情ばかりだったから笑うとすぐに頬が痛くなるけれどその痛みがまた心地が良かった]
[また口づけを交わしては熱い吐息を零しながら見つめ合い、大和は次第に唇以外の場所にも口づけをしていく。
耳元では『好きだよ』と囁いてから耳朶へと口づけて、
首筋では『珊瑚さんのいい香りがする』と囁いてから口づけていく。
昂りは激しさを増していく。
手の繋がりは強く結んでいて離すことはなくて、今しばらくは口づけばかりで愛情を伝えていく。
そうしていく中でしばらくすれば手の繋がりが解けていき、もっと触れ合うことを望むように身体を抱きしめては背筋や肩に触れていくようになっていく*]
―― 先輩達からの連絡 ――
[授業が無い日も多いのに、
あたしは忙しくしてしまっていた。
けど、お兄ちゃんが帰ってきてくれたから
幾らか楽になった所もあって。]
んあっ!?
…先輩からのLINE?
あっ……あわ…
[数日前に貰っていたメッセージに
そう言えば反応出来てなかった事を忘れていた。
まだ登校日もあるからって後回しにしてたのもあった
けど、意外とあたし達が学内で会える機会は
訪れてくれなかった。もっとも、]
[先輩の方もお父さんのお手伝いをしてたりと
学業より専念する事があったから、
学校内で会える機会が無かったのかもしれない。
ともあれ、数日振りの先輩だった。
部員にまとめてじゃなく、個別にメッセージを
送ってくれる先輩はやっぱり優しいな…なんて
感動しながら、文面に混ざる『大和くん』という
名前に頬が綻んでしまった。
同じく数日前に貰えた報告。
二人がちゃんと無事を確認し合えてたのが
他人事ながらも嬉しく思えてしまった。]
『先輩〜!連絡遅れてすみません!!』
『(アヒルが慌ててるスタンプ)』
『大和先輩の無事が確認できたの良かったです!』
『あ』
『あたしの方も無事でした
窓ガラスとか割れたりして大変でしたけど、
穴が開いたりとか倒壊とかは無かったので
家で過ごせてます。』
『大和先輩の家潰れちゃったんですか!?
ええ、た、大変…避難所に行ってるんでしょうか』
[大和先輩の家が倒壊した、という内容の
衝撃があまりにも強過ぎて
支援の件については飛んでしまった。]
[大和先輩大丈夫なんだろうか…。
と、返事が来るまでうんうん悩んで。
けれど、もし先輩から「一緒に住んでる」なんて
報告が来てしまったなら。
あたしは肩を跳ねさせ、近状の苦しさなんて
忘れて食い付いてしまっていたかもしれません。
まあもしはぐらかされても、
前後して送られてきた大和先輩のメッセージから
『一緒にいる』なんて送られてくるので、
二人が同棲している事はつつ抜けて
しまうんですが。**]
――珊瑚のお父さんと――
[復興支援をしていく中で顔合わせをして挨拶をした後少しの間ギスギスした感じだった珊瑚のお父さんの態度が軟化していった。
もしも大和がその説得を聞いていたならばそれが自分に向けられたらと想像すると涙が出てきそうになることは間違いない。
そう言えば年齢を問われた時に17歳と答えたが年下かと間違えられたが珊瑚の年齢を間違えて覚えていることは気づけなかった。
確かに一か月年下の期間があってお姉さんっぽく振るまってくれる珊瑚はきっと可愛いのでそれはそれでとても良いと話はそれた。
二人暮らしも認めてくれているようで結婚式はするのかと問われたのでお金ができたら勿論と答えたら、よろしい、と次の日から仕事が増えた。
でも帰る時間は一緒なので気にすることはない。
努力と根性で時間内に仕事を終わらせて一緒に夕ご飯を食べるのだから。
珊瑚からもヴェールの話は聞いていたし、ウェディングドレスが楽しみだねと話をしていた。
ソファの前には賃貸情報誌や結婚情報誌が並ぶことになっていって、平和な世界に戻ったらやりたいことを二人で話していこう*]
――支援活動――
[大和の支援活動は肉体労働が中心なのであまり喋る機会はない。
小学校中学校くらいまでの勉強なら教えられるので勉強を見る時間もあるけれど基本的に講義をするよりは解法を教えてわからないところをわかっていくようにする。
覚えるには繰り返しやることが大切だから期間を見て反復的に教えていく以外は基本的に自習なのでやっぱりあんまり喋ることはなかった。
何もしてないのは苦手なので待ってる間は本を読んでいるが病院なので医療系の本しかないのが難点だったが、荷物運びも勉強も子どもの相手もなんとかやっていけていた。
時々
『珊瑚さん、今夜も手料理を楽しみにしてます』と伝えて軽くハグしてから去っていくのだけれど顔が真っ赤なので相当恥ずかしがっていることは気づかれているだろう。
それで珊瑚の負担が減るなら大和は頑張れるのだ]
[自転車の後ろに珊瑚を乗せているけれど大和は重さを気にしたことがなかった]
『ううん、むしろ珊瑚さんが居る幸せを感じる』
[って答えているくらいだ。
電動アシストはとても楽で便利なものだった。
原付はそれ以上に便利だろうけれど問題は免許交付所に行くタイミングだった。
場所が限られているし結構遠い気がする。
学科試験と講習を受けないといけないので一日仕事になるからすぐには難しそうで落ち着いたら車の免許の方が早いかもしれないくらいだった。
それも教習所に行かないといけないのだけれどとソファの前に並ぶ情報誌が増えていくわけである。
ところでソファに座る際も段々と距離が近づいていて、最初は肩を並べて座っていたけれど今は脚の間に珊瑚に座ってもらっていたり、膝の上だったり、横になっているときはそれこそくっ付いていたりする距離感だったりする。
まだまだ暑いけれど珊瑚の温もりは別だから大和は積極的に触れ合っていっている**]
─命くん─
「うん…私も、今まで生きてきた中で
今が一番嬉しいよ、命くん。
ずっと、ずっと大好き…。」
ずっと一緒に。ずっと、いつまでも。
今まで生きてきた中で今日が一番嬉しい日だけど、一緒に過ごしていく中で一番嬉しい日がもっともっと増えていけばいい。
大好き。その言葉が胸に沁みて言葉が詰まってしまいそうになるけど、それでも同じかそれ以上の気持ちを伝えたくて言葉を重ねていく。
浮かべた微笑みは可愛らしいけどほんの少しぎこちなくて、いつかもっと微笑む日が増えてくれたらと願う。
そして、微笑みを増やすのが私であればと願いは更に増えていってしまうけれど、それだけ彼と一緒に生きていきたいと願ったから。
![]() | 【人】 超心理学会 ヒイラギ─大和命戦のあった日 恵一との電話─ (130) 2023/08/19(Sat) 21時頃 |
「ん、ふぁ…っ?」
両手を繋ぎ合わせながら、言葉以上に唇を重ね合わせていく。
唇が塞がれてない分、擽ったさから変に高い声が漏れる。
首筋にも口付けられて、いい香りなんて言われるとなんだか妙に恥ずかしくて首元まで赤くなってしまったけど、キスが優しくて振り払う事はない。
![]() | 【人】 地道居士 エニシ──縁士自宅・柊木と── (131) 2023/08/19(Sat) 21時頃 |
「ぁ… 命くん…?」
手のつながりが解けて抱きしめられると、ほんの少し身じろぎした。
背筋を撫でられ、肩に触れられて。私の形を確かめるような手つきと自分とは違うその手の硬さにまた緊張してしまう。
正直、家に来てって言った時にはここまで考えていなかった。
無事を喜んで、一緒にいたいと願って、これからも一緒だねって。
何よりも命くんが無事である事に感謝していた。
でも、じゃあ何も期待してなかったかと言えば嘘になる。
まさかファーストキスに止まらず、プロポーズに至るとは思ってなかったけれどそれだっていつかはと夢見た事。
じっと命くんを見上げる。
ほんの少し眉を下げた、困ったような顔で。
けれど期待に満ちた潤む瞳で。
「…あの。 電気…消さない?」
だから、緊張にかすれる小さな声でそんな事を言うことになった。
この続きを、想像してしまえたから。
そして望んでもいたから。*
![]() | 【人】 超心理学会 ヒイラギうん、そう。ケイの理解したので、合ってる。 (132) 2023/08/19(Sat) 21時頃 |
![]() | 【人】 超心理学会 ヒイラギそうそう! 確認って大事だよな〜って。 (133) 2023/08/19(Sat) 21時頃 |
![]() | 【人】 雲水 ハロ― 鳥取砂丘>>114>>115>>116 ― (134) 2023/08/19(Sat) 21時頃 |
![]() | 【人】 雲水 ハロ[計測の後は、観光をする約束で。 (135) 2023/08/19(Sat) 21時頃 |
![]() | 【見】 公安部 カガ
(@9) 2023/08/19(Sat) 21時頃 |
![]() | 【見】 公安部 カガ
(@10) 2023/08/19(Sat) 21時頃 |
─七尾ちゃん─
まあ、学校は今となってはバッキバキやで!状態らしいので、授業とか講義とかどうなるんだろうねえ…な私なんだけど。
登校日とかあるって事は、もしかしたら無事な箇所があったのかそれとも青空教室とか別の施設を借りてやってるのかも。
やっぱり情報網が大混乱だよね。そういう情報はこちらには回ってきてなかったみたいだし。
その中で命くんの安否が書いてあったから、返事をしようとしてちょっと首を捻って悩む。
もう今となっては隠すようなことではないし。
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