27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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[後輩との別れを前にした自分と重なる行為に、身体が強張った。 相手を記憶に留めたい利己で腕を伸ばしたのに対して、大藤のそれは成海の為に願うかのような。>>122
誰かに強制されるでもなく、整理できない心のままに同じ色ばかり選んできたことすら ──知りもしない筈のものを、全て知られている錯覚。
成海にとっての彼は、決して踏み込んではこない筈の男だった。 こんな時だから、最後かもしれないからこそ。 既に存在していなかった日常の紛い物は、容易に崩落した。]
(136) 2023/08/03(Thu) 11時頃
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……っ
[小さく落ちた言葉がふたつ。息が詰まった。 ──悟られた。生還者の義務を果たせなかった。
だとしてもここまで真実を言い当てられるか? ここに来て随分な時間、会ってもいなかったのに。 回谷のような心配ならまだ分かる。
自分だけが関心を向けているような気でいて、 影の中の眼差しがどれくらいこちらを映していたのか 今までずっと分かっていなかったのかもしれない。]
(137) 2023/08/03(Thu) 11時頃
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うわ、あっ……
[此方の思考も余所に、また予想外の行動。 こんなに乱暴に触れられたことはない。 御曹司に一体何をするのだろうこの男は。 ──耳元に落とされた言葉の通りに、成海を見ているからだろう。]
……簡単にあれこれ言ってくれるよね
[独り言のように落ちたその声は、 本当に言葉の通りに思っているというよりは 複雑なものに恥が混じり、拗ねているかのような。 まさしく弟が兄に反抗しているみたいに。
同期だ、同じような身長だ、体格もそこまで酷い差は無い筈。 けれどそれらと上下の関係が両立する肩書きもある。 髪を乱され笑みの消えた成海に、珍しく口角を上げた大藤。>>123 元より同一ではない合わせ鏡はすっかり壊れてしまった。]
(138) 2023/08/03(Thu) 11時頃
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……どうしてそんなに、誰かの為に行動できるの 今大変なのは、俺じゃないのに
[明確な答えを求めているというには、語気が弱かった。
──分からない。 自分と違いただただ優しいのだというには、一線を引く気持ちになる程遠い存在に思えなくて。 それはこうして今までなら有り得なかった触れ合いまで行ったからなのかもしれないけど。
置いて行かれる者に弱さを見せてしまった成海には 触れ返す為に手を伸ばすことは、出来なかった。]
(139) 2023/08/03(Thu) 11時頃
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……ふ
[けれど、遅れてこちらも笑う。たまに彼の口数に感化されていたみたいに。 身体の力はいつの間にか抜けていた。 意識から外れていた背後の存在が、とっくに消えていることに気づいた。]
心配しなくても、生きるとも
[誰もここで成海と関わらなかったとして、きっとそうなった。
自由を得られた一人暮らしで命を絶たず、 この空間で救いを待つみたいに天使に媚びていたのは 結局は惰性の生命活動に勇気が劣っていたということ。
でも、誰かの戻れない日常への帰還の先で 骨谷と、直接約束を果たさないといけない。 福原はきっと、あの時のままに思ってくれる筈だ。 そうして二人目の兄に沢山言葉を貰ったのなら。 無気力ではない生き方を出来るような、努力は試みないといけないかもしれない。誰かと似た誓いをしたように。]
(140) 2023/08/03(Thu) 11時頃
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……でも、大藤君がもし死んでしまっても俺は
君のことを忘れない、ことある毎に思い出す その度に何回だって傷つく あの時こうすればもっと君と仲良くなったかもとか、 些細なことを悔やみ続ける
[好意的感情、相手との日々がかけがえのなかったことを示す話。
しかしある種大藤の言葉に反しているとも取れるし、己が掲げた義務の放棄とも言える。 消えゆく運命かもしれない者に残していく言葉では無い。
やっぱり呪うことしか出来ないのかもしれない。 だけどどうしてか。自分に出来るか分からない筈の言葉の数々に、今は疑念を抱いていなかった。]
好きに生きてもいいって、俺のお兄様が言ったのだから
[反応の薄さを少しも気にした様子もなく、一人で横で話し掛け続けた時みたいに。 悪びれない様子で、微笑むのだ。**]
(141) 2023/08/03(Thu) 11時頃
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―― 夢の中 ――
[ 夢の世界の場面は、
いつの間にかカフェへと切り替わる。
幼い田端先輩と回谷先輩、仁科ちゃんが
食事をしている風景を眺めつつも、
田端先輩の話を聞く限り、
これは幼児退行というよりも、
悪夢といった方がしっくりくるのかもしれない。 ]
誰も産んでくれなんて頼んでないのにね。
[ 育児って子供の衣食住だけを
満たせばいいわけじゃないはずなんだけどなあ。
なんて思いつつも。
俺はそもそも田端先輩の両親が、
育児する気もなかったのではないかなんて
そんな思考にも至らなかったから。 ]*
[挫いて腫れた足は今更のように痛みを訴えてくるのだが、
眠りにも就けず、足以外は元気ともなると手持無沙汰ではある。
放っておくと沈む思考。
なら、何かで気を紛らわせた方がいい。
スマホは逆効果に思えて、枕元に置き去りにして
病室を出た。
休憩スペースには福原と骨谷がいるのだろう。
確認だけはしようと、階段ではなくエレベーターで
階下へと降りる。]
――二階:休憩スペース
あら、痛そう……、
でも二人とも無事でよかったわ。
[福原の頭に巻かれた包帯と骨谷の頬に残る手形を
認めて呟いた。
西門には会えなかったと骨谷のメッセージにあった。
柊も同様だろうか、今はただ待つしかないのだが。]
病院って退屈ね。
鑑賞できるものもないし。
[ところどころ配置してある絵画に、
銀の目を引くものはなかった。
美術館に行った後だ、特にそう感じる。]
[スペース内に設置されている自動販売機で
飲みものを購入する。
空腹を覚えていたが、病院の食事時間まで間があった。
生者の世界では夢の中のようには自由に、
食材を手に入れることができない。
少しでも足しに、と選んだ炭酸飲料で
喉を潤す。**]
――病院2F/休憩スペース――
オレだったらどうか、なんて『もしも』を
考えることすら不謹慎なんだろうけど。
恨まないって、他の誰より
自分の死を受け容れちゃうのって
……駄目だ。上手く言えないけど、
そんなの切なくて遣り切れない。
[オレは誰に対しても、そんな深くまで事情に踏み入ってないし
その内実も知らず無責任かも知れないけれど、]
タカナル先輩なんて、遺言めいてオレに
生還者の責を託しながら、なんか――、
[死にたそうに感じて。オレはあの時
どんな表情を返していいか分からなかった。
自分の死後を語る九十代の依頼主と同じ貌をする二十代。]
できること、か。
そうだ、ノっ君今度オレに料理教えてよ。
味噌汁も最高に上手かったけど、
肉じゃがは食べ損ねて、
それだけが気掛かりだったんだ。
[オレは気の重い話題をわざと逸らかすように、
無理矢理な笑みをのせて、腹の虫と共に訴える。]
……噂をすれば、シロマちゃんだ。
[かけられた声に、視線は自然足元へ向いた。
LINEで知らされていた、お互いの怪我の具合を確かめる。]
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―カフェで―
[たばた先輩が泣くのをこらえているのを こころ先輩があやす。 母親に言っても守ってもらえなかった>>126らしきに言葉を失った。
一番という葛藤は幸い仁科にはない。 親戚や学友が好き勝手言っていた面はあっても、両親は姉妹に等しく愛情を注いでいたし比べなかった。 むしろ、仁科と姉の関係が変わり始めてからは、こちらを気にかけていたかもしれないほどだ。
ほたほたと涙をこぼすたばた先輩にかける言葉が思いつかなくて、暫しかける言葉はこころ先輩任せになるけれど。]
(142) 2023/08/03(Thu) 15時頃
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そういえばオレもバタバタしてて、
結局ちゃんと鑑賞らしいこと、できてないな。
シロマちゃんに言われた絵もまだ覧てないし、
もう一度美術館に行――、
[災害の規模は知らされていないけれど、
さすがに暫くは閉館、悪くて閉鎖に
なりそうな状況。オレはうぬぬ、と首を捻る。]
眠れば、展示物も見れるのかな。
それどころじゃない、けど。
……さすがに3日後レポート提出はないよな?
[頭を掻いて、オレも自販機へ足を向ける。
普段買わない莓オレのパックを手にしたのは、
ブラザーズ生還祝いの意味も込めつつ。**]
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・・・まま探す?
[たばた先輩の様子を見ながら、ぽつり。
子供は虐待を受けていようとネグレクトされていようと、泣きながら嫌いながらも親を求めると何かで読んだ。
彼女を苦しめるのも解き放つのも母親ならば、 少なくとも仁科の言葉は無意味ではないかと思えたのだ**]
(143) 2023/08/03(Thu) 15時頃
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―5つの林檎―
[それは田端先輩やこころ先輩と分かれた後か、 共にいるならば絵を描きたいと目的を告げる。
一目で気に入ったエントランスホールに来ると 変わらずそこには林檎の木があった。
落ちた実は5つのまま。
7つから5つになったのは宣告されてから彼らが目覚める少し前だったか。 なら、時間はもう少しあるのかな、と思う。]
(144) 2023/08/03(Thu) 16時頃
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[新品のスケッチブック。 目を閉じて姉の顔を思い出す。
笑った顔、怒った顔、拗ねた顔
・・・髪、断るといつも拗ねてたなあ。
亡くなる前は拗ねた顔ばかり見ていた気がする。 苦笑して、スケッチブックを開いた。 今日しか使わないのだから、ページを惜しみなく使ってしまおう。
ふー、と深呼吸する。]
(145) 2023/08/03(Thu) 16時頃
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[それから暫く、カリカリと、筆記具の音だけがする。 出来たラフは何枚だろう。
傍に誰かがいるのなら退屈させたかもしれないけど 手は止めずに言葉を交わしたろうか。
1つの林檎は変わらず朽ちて潰れている。
血に濡れた姉を発見したのは自分。 姉は人に刺され凄惨な死に方をしたのに、
"天使にさらわれた"
と、誰かが言っていた。
その時は、美しい人は死んだ後も詩的な表現をされるのだな、と、そう思った。]
(146) 2023/08/03(Thu) 16時頃
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[今こうして、 死神さん(かどうかは不明だが)がいる世界で たった一人を迎えにきている。
天使にさらわれるよりも 死神に、迷わず導かれる方がいいと思う。
願わくば姉も、 死神に看取ってもらえたらいいなと、思うのだ。]
(147) 2023/08/03(Thu) 16時頃
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――アリババさん?
[ぽつ、と呼びかける。 名前は聞いていても、呼んだことがないから。
呼びかけには返事あっただろうか。 今すぐは、声だけでもいいけれど。]
(148) 2023/08/03(Thu) 16時頃
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あなたを描いても、いいですか?
[死神として。
了承は得られるか。 もしそうならば、あの林檎が3つになる頃までにはラフがほしいと言ったかも**]
ダメだったら、仕方ない「]
(149) 2023/08/03(Thu) 16時頃
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[
銀が訪れる前までの話題は知る由もないが、
一瞬だけ覗いた表情は深刻なものに見えた。]
暫くダンスを踊るのは無理ね。
[足元へ向けられた視線に冗談めかして答える。
骨谷の顔にのぼるものが、ぎこちなくとも
笑みの形をしていたから。]
――――それが、
絵はなくなってしまったみたいなの。
あ、でも目録には載っているから……。
[ 響く雷鳴。
この世からも、銀の中からも失われてしまった。
夢の中で福原は目にした筈だ。]
レポート、は、さすがに
西門教授も勘弁してくれるでしょう。
[きっとそれどころではないだろう。
悲劇的な彼がどれほど悲愴な顔をしているか
面会できないことに感謝すべきかもしれない。
甘い飲み物を選ぶ意図は解せずに、
進捗を確認するかのようスケッチブックを覗き込む。**]
水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/08/03(Thu) 18時頃
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>>148>>149
[それはいろんな頃合いが落ち着いたころだろうか。 彼女の呼びかけにはゆるり、赴いた]
オレを描く? ああ、それはご自由に。 キミにはオレはどう見えているのかな。
[彼女が自身をどういう存在として描こうとしているのか。 それは興味があるだろう。
死神のように見える様を演出していること、 いやある意味、死神であるのは間違いないかもしれない。
真名はまだ誰にも告げてはいないし、 未だ、問いかけるものもいないから、そのままだ]
(150) 2023/08/03(Thu) 19時頃
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── 一階・ビデオルーム ──
……もう、大丈夫
ちゃんとしてる、とはまだ言えないかもしれないけど 叶わなかったことばかり、考えるのはやめる
[だからもう、弟を心配しなくてもいい。 平等に削れてゆく残り時間を、 これ以上自分の為にばかり使わなくていい。]
君が言ってくれたこと全部、覚えたまま還るよ
[確かに受け取ったつもりだ。
──今までずっと、そうしてくれていたみたいに。*]
(151) 2023/08/03(Thu) 19時頃
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―現在:おねえちゃんたちといっしょ…―
[さみしい。そう、それは寂しいと言う感情でした。 最初の孤独の記憶は3歳の頃でしたが、この時にはもう寂しいと思っていたのです。 回谷に寂しいと言葉にされて>>131それが分かってしまって田端の胸は球っと締め付けられるようでした。 その手が優しいので尚更でした。
辛いことを頑張らなくても良いとも言ってくれましたが>>132頑張って一番になれるなら、辛く立って我慢するのです。 頑張っても頑張っても報われないこと。 特にこの頃は、その自覚さえもなくて辛い時期でした。 上手に描けたと褒めてくれた絵を破く手。 それを止めてくれないのですから。]
うん……いちばんがいい……。
[撫でられて、心地良さに目を閉じます。 ごしごしと涙を手のひらで拭きました。]
(152) 2023/08/03(Thu) 19時頃
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さみしいのやん……。 でも……。
[ママを探すか>>143と言われたら戸惑います。 本来の子供自体の田端なら、一も二もなく頷いたでしょう。 でもこの田端は違うのです。 子供時代を模した偽物なのです。]
(153) 2023/08/03(Thu) 19時頃
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ぽい。まま、ぽい。 ぱぱもままもぽいする。
さっちゃん一人でだいじぶ。
ありがと、おねえちゃんたち。
[優しくしてくれてありがとう。 構ってくれてありがとう。 そんな小さな幸せを胸に、生きていきましょう。 下を見てばかりいるときりがないから、上を見上げて胸を張って。 子供椅子からよいしょと降りました。 そして、ぺこりと頭を下げます。]
(154) 2023/08/03(Thu) 19時頃
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ありがとう、またね。
[そのまま、子供の瞬発能力の高さのまま、意外なほどの速さでその場を駆け抜けます。 部屋から出ようとするその瞬間、田端の周囲の景色が変化しました。 見渡す限りの金色の稲穂。 ばさささっと響くのは何かの羽撃き。 涼しげな風が吹き甘い香りが漂いました。 ざざん……と波の音が響いて、気づけば田端の姿はもうありません。 遠くに聞こえた小さな歌声も直ぐに消えました。 アラセイトウの花を一輪だけ残して。]*
(155) 2023/08/03(Thu) 19時頃
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―福原に送られたかもしれないメッセージ―
『卵サンド、美味しかったわ。 作ってくれてありがとう。 いろんな食パンを試してみるのも良いかもね。
私お米よりパンが好きなの。 みんなで開催できたら素敵ね。』
[それは、タイミングにより送られたかもしれませんし、送信が間に合わなかったかもしれません。 送信しようと試みた形跡は、田端のスマホに残されています。]*
(156) 2023/08/03(Thu) 19時半頃
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