31 私を■したあなたたちへ
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── 現在:メリーゴーランド『銀河の海賊』前 ──
おや、そうでしたか。
[ メリーゴーランドに乗ったことがないのなら、>>140 海透はあまり遊園地には 来たことがなかったのかもしれない。
などと思っていたら、 一緒に乗らないかと提案される。 初めて会ったばかりの女の子と乗るというのも、 それはそれで気恥ずかしい気持ちもあるが、
『るくあちゃん』と親し気にその名を呼ぶ海透に 故人を偲ぶ気持ちを感じ取れた気がして 無下に断るのも申し訳ない気がして、 ]
(146) 2023/11/21(Tue) 23時半頃
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そう、ですね。 あれが煙崎さんの本音かは分かりませんが、 遊んでみてもいいかもしれません。
もしかしたら、煙崎さんも 海透さんに楽しんでもらいたいと 思っているかもしれませんし。
[ 煙崎るくあに対しては、 色々と思うところはあるけれど、>>60>>61>>62>>63 今は思考の隅に追いやる。 ]
(147) 2023/11/21(Tue) 23時半頃
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いいですよ。メリーゴーランドで。 海透さん、乗るの初めてなのでしょう?
メリーゴーランド、 英語風に言えばメリー・ゴー・ラウンドですが、 これは『楽しく陽気に回ろう』という意味ですから、 海透さんも楽しめるといいですね。
海透さんはどれに乗りたいですか?
[ 他のアトラクションの提案は、>>141 ふわりと微笑みながら断って。
宇宙船やら、流れ星やら、 色々なものが回っているが、>>1:249 どれに乗りたいか尋ねてみる。 ]*
(148) 2023/11/21(Tue) 23時半頃
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[遊んでみてもいい>>147、と同意してくれて。 楽しんでもらいたい、には、小さく笑んで頷いた。 続く言葉>>148には。]
ありがとうございます。 ……卯木さんも、少しでも楽しめるといいんですけど。
[メリーゴーランドを眺めていた、卯木さんの横顔は、何か思いつめていた様にも見えたから。 そう言って、眉を下げて笑み。 どれに乗りたいかと問われると、ひとつひとつ眺めて。]
……あ。私、これがいいです。流れ星。 昔、るくあちゃんと石を交換した事があって。
(149) 2023/11/21(Tue) 23時半頃
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[そう言うと、ポケットから、星型にも見える石>>2:368を取り出して。]
これ、るくあちゃんの石なんです。 だから、これにします。 [これなら、るくあちゃんとも一緒に、乗っている様な気がするから。*]
……卯木さんは、どれにしますか?
(150) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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[かしこまって挨拶をしてみたが、いきなり”キラ様”呼びされてしまう。>>145 まあ、お兄さんなら僕の事を知っていてもおかしくはない。舞台は本当によく見に来てくれたし、部屋にポスター飾っていると聞いた事もあるし。 むしろ素で話せていいかな、という気持ちで、向かいの椅子に座った。 モナリザが近付いて来たので、レモンティーを頼んで、彼の方に向き直る。
サングラスにチャンパオの灰羅は、渋めの見た目に反して、カレーの王子様みたいなものを食べていた。]
やっぱりご家族なら知ってますよね。むしろ話が早くて助かります。 あらためてですが、お悔やみ申し上げます。
[全員に言われてそうだけれど、言葉を掛ける。]
知っているのか分かりませんが、僕はるくあちゃんとLINE交換していて。 個人的付き合いは無かったんですけどね。
[この辺は事実と言える。さて、どこまで話が及ぶかな。]*
(151) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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――観覧車下――
灰羅の姿が見えなくなるまで、ずっと腰を90度直角に曲げていた。無事、「妹さんを僕にください」タイムは終了。途中、坂理に対して妙な連帯感で通じ合った気がしたが、概ね緊張しつつも有意義な時間であった。結果の額の烙印は、ファンデーションで隠せないほどの赤だろう、情け容赦なさすぎて頭蓋にズキズキ響く。
顔を上げると、肩に莓の飾りをつけたモナリザが、履き忘れた厚底ブーツを捧げ持っていた。
「ありがとう。これはお礼ね!!」
蛍光黄緑のマニキュアで、モナリザの胸部ディスプレイ脇に三日月と金星を描いてみた。脱いだスリッパを再び託すと、業務に戻るロボットに手を振って、大きな観覧車を振り仰ぐ。無人であっても、ゆったりと回り続ける円環は惑星軌道のよう。今度は撮影用に単身乗るのも悪くない、向いの空間に座るるくあの幻を思い描けば、あの日の約束が果たせる気がするから。
(152) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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――ホテルロビー
[>>151 るくあから話は聞いていたが、 男の素顔は勿論、舞台上での姿も見たことがない。 調査報告などで写真と、先日視線を交わしただけ、 初対面といっていいだろう。
生で見ると有名人ならではの迫力のようなものがある。 歌舞伎の女形という言葉だけの印象から、 優男を描いていたが、細身ながらも 身体つきはしっかりしていた。]
個人的な付き合いはなかった……。
[中村の言葉を復唱する。]
(153) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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[一般人のファンの女性……しかも当時は高校生と 付き合いがあるとは嘘でも真でも言えないだろう。 口許を紙ナプキンで拭いて、コーヒーを一口啜った。]
(154) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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中村さん。そう、初めましてだ。 初めての人間と話題には不適切ではあるんだが……。
招待客全員と会ったんだよ。 中学時代の、菊水先生とは殆ど話してないが、 何でここに招ばれたか首を捻る程度には るくあとの接点が薄い。
まあ、どこで何があるかは判らんがね。 それでだ、他のヤツらと話して、 まあ個性的なヤツばっかりだとは思うが、 そうだな、殺人となるとピンと来ないんだ。 肌勘ってヤツだ。 いや、アンタがピンと来るとは言ってないぜ。 ただ……どうなんだ? 心当たり、あるかい?
(155) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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[己がやり始めたこと。 ならばと、努めて、常の振舞いを 意識した語り口で尋ねた。
実の妹ではなかったるくあ。 人の心を堂の程度かは判らないが――操ることが できたらしい彼女。 前提から間違えているかもしれない『犯行』の それでも、真相を見つけ出したいのだ。*]
(156) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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── 現在:メリーゴーランド『銀河の海賊』 ──
[ 海透の小さく頷いて笑む姿に、>>149 卯木は自然に表情を綻ばせつつも、 ]
いえ、どういたしまして。 おや、私も、ですか?
[ 楽しめるかは分からないけれど、 眉を下げた笑みに、 卯木はお気遣いありがとうございます、と 微笑んだ。 ]
(157) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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ほう。煙崎さんの石。 思い出の品なのですね。
[ ポケットから取り出された星形の石を>>150 眺めつつ、石を交換するやり取りの可愛らしさに なんともほっこりする光景かなと思いながら。 ]
でしたら、私はその隣の よく分からない装置を付けた白馬にしましょう。
[ 卯木は特にどれに乗ってもよかったが、 せっかく一緒に乗るのなら、 近くにあるものに乗った方がいいだろうと思って、 謎の装置を付けた白馬を選択する。 ]
(158) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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なんとなく、思い出したことがあります。
[ それから二人、メリーゴーランドに乗りながら、 一言二言会話をしたかもしれないが、 卯木がぽつりと言葉を零す。 ]
昔、私がメリーゴーランドに乗ったとき、 両親は乗らずに外で待っていたのですが、
メリーゴーランドが一周して、 両親の側を通るとき、 私が彼らに手を振ると、 彼らが何度も手を振り返してくれたことが とても嬉しかったなって。
[ それは両親が海外転勤する前の、>>0:138 幼かった頃の、もう忘れかけていた記憶。 ]
(159) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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大人になってみると、 同じようなところをぐるぐる回って、なんて 思ってしまいますが、 同じような場所にいるからこそ、 特別なものを見つけると 嬉しくなるのかもしれませんね。
海透さんの持つ、その星の石も、 もしかしたらそのようなものなのでしょうかね。
[ などと隣の海透へと語りかけてみるが、 彼女の反応はどうだったか。 ]*
(160) 2023/11/22(Wed) 00時頃
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[形式上の挨拶を終えると、灰羅が一気に語り始めた。 成る程。 もっと遠回しに探られるかと思ったけど、存外ストレートに犯人捜しをしているようだ。隠していない。 坂理君が”舞台に上がっている”と言っていたのも頷ける。 ただ、犯人捜しは身内であれば当然でもある。問題は彼が招待者かどうか。]
僕も菊水先生以外とは、ほぼ全員と話しましたね。 多分、灰羅さんと同じ感想ですよ。 るくあちゃんをこの人が………、と思える相手は居ませんでした。
[殺すとか犯人とか、過激な言葉は敢えて避けた。 灰羅の”どうなんだ?””心当たりあるか?”という問いには、少しずらした返答をする。]
正直、分からない事だらけですね。
(161) 2023/11/22(Wed) 00時半頃
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ただ…… 僕、LINE繋がりだけだとさっき言いましたけど。 実は、どうして彼女と繋がったのか、覚えていないんです。
[嘘ばかり付いていると、勘の良い人間には気付かれてしまうので、事実も混ぜて伝える。 それに灰羅が何か知っているなら、自分も知りたいという気持ちはあった。]
行きつけのブックカフェで彼女と偶然会った事があるんですけど、その時に連絡先を交換して…。 でも、どうして交換したのか。全然思い出せない。 今の今まで、疑問に思った事すらなかったんですが。
[それから、卯木に聞いたという部分だけ暈して、”るくあさんには人を操れる特殊能力があったのかもしれない””自覚出来ていなかったけど、自分もその術に(?)掛かったのかもしれない……”、という話を付け加えた。]
(162) 2023/11/22(Wed) 00時半頃
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[卯木に聞いたと悟られるならそれはそれでいいのだが。]
当然ながら普段、ファンの女の子にそう簡単に連絡先を教えたりは、しないので。 でも彼女には教えてしまってた。
……LINEに名を連ねているから此処に呼ばれたのだろうと思ってはいるんですが。
[最後は肩を竦めて苦笑して見せたが、 この手の話をする時に、自分のやや芝居がかった仕草はあまりよろしくないかもな、なんて。]*
(163) 2023/11/22(Wed) 00時半頃
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[思い出の品>>158というのには、小さく頷いて。 卯木さんが、私が選んだ流れ星の、隣にある白馬を選ぶと。]
……卯木さん、王子様ですか? 昔、るくあちゃんと読んだ絵本に出てきました。 白馬に乗った王子様。
[そう言うと、ふふっと、少し目を細めて笑う。 隣に居るのは、ただの流れ星女(?)なので、お姫様は不在だけれど。]
……なんて。馬、好きなんですか?
[そんな風に、改めて問いかけてみてから、流れ星に乗って。 音楽が流れて動き始めると、卯木さんの言葉>>159に耳を傾ける。]
――……そうですか。素敵ですね。
[幼い卯木さんがメリーゴーランドに乗って、外から、ご両親が手を振る。 私には想像しかできないけれど、卯木さんの口調を、声音を聞きながら、それは暖かいものの様に思えて。小さく笑む。 今は、辺りを見回しても、観ている人は誰も居ないけれど。]
(164) 2023/11/22(Wed) 00時半頃
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[続く言葉>>160には。]
……はい。景色が変わらないので、 少し、恥ずかしい様な気持ちにもなってきました。
でも、そうかもしれませんね。
[星の石の事には、小さく笑んで。*]
卯木さんは、 るくあちゃんとの思い出、何かありますか? 店員さんと、お客様、というだけでしょうか。
(165) 2023/11/22(Wed) 00時半頃
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[>>161 柔和な表情を浮かべながらも、 己を視る視線に探るような色を感じ取ったのは、 こちらにも同じ意図があったためだろう。
芝居となれば比べるべくもなく、 あちらの方が役者は上だ。 だから小細工は捨てたほうがいい。 それに、もうする必要も感じていなかった。]
……覚えていない?
[>>162 中村の言葉に眉を顰める。 それなら、己にも覚えがあるからだ。 いつ、どこでるくあと出会ったのか、 彼女の言葉の響きは覚えているものの>>2:396 いつから兄妹になったのかさえも。]
(166) 2023/11/22(Wed) 00時半頃
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アンタもそうなんだな。
[るくあの特殊能力とやらについて、 知っていることは殆どない。 地下を探せば情報があるかもしれないが、 己の理解ではせいぜい催眠術のようなものと 考えていた。]
もし、犯人にも、るくあの力が及んでいたとしたら、 アイツの死は何になるんだろうな。
[どうせ殺すなら、せめて殺意を持って葬って欲しかった。 身勝手な感情が沸き起こる。]
(167) 2023/11/22(Wed) 00時半頃
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……そうか。 他に、犯人……気になるヤツとか、 気づいたこともありはしないか?
あぁ、俺に何か聞きたいことでもあれば、 そいつにも答えるが。
[LINEに名を連ねているからという説明と、 るくあの彼への熱心さを知っている身としては、 案外納得してしまう。*]
(168) 2023/11/22(Wed) 00時半頃
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[連絡先交換のことを覚えていない、と話すと、 ”アンタもそうなんだな”>>167 ──と、確かに言った。]
………、も?
[その部分は思わず聞き返す。 兄である灰羅にも、似た経験があるということだ。 それから彼は、卯木と同じ予測を口にした。 即ち、”犯人にも煙崎るくあの特殊能力が及んでいる可能性”。
犯人は、僕だ。
僕が一番知りたい。
───どうして、彼女を。]
(169) 2023/11/22(Wed) 01時頃
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灰占道士 煙は、メモを貼った。
2023/11/22(Wed) 01時頃
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[さまざまな感情が駆け巡る。 幸いなのか……灰羅に疑われている感じは、薄くなった。]
灰羅さんも同じような経験があるのなら……、 ……いや、兄妹の話に踏み込むのはやめておきます。
犯人。 そうだな。……雛子ちゃんは違うんじゃないですかね。
彼女、”私が犯人ってことにすればみんな出られる?” なんて言って来たので。 本当の犯人はそんなこと言わないでしょ。
[眉毛を下げて苦笑した。]
あの子が”自分が犯人です”なんて言い出しても 違いますから。 叱ってあげてくださいね。
(170) 2023/11/22(Wed) 01時頃
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[違います、なんて断言するのはきっとよろしくないのだけど。 自分にもし何かあった時の保険だけ。]
……気になる事があったら、また連絡しますよ。*
(171) 2023/11/22(Wed) 01時頃
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── 現在:メリーゴーランド『銀河の海賊』 ──
オウジサマ?
[ 微笑まれながら語られたそのフレーズに 卯木は思わずカタコトになる。>>164
どうやら冗談だったらしいが、 流れ星女だって、 どこかのリトルなツインなスターたちみたいで、 きっと可愛らしいに違いない。 ]
馬が好きというよりは、 遊園地のメリーゴーランドは 白馬か馬車が普通なので、 思わずオーソドックスなものを選んでしまいました。
[ せっかくだから、もっと宇宙っぽいものに 乗ればよかったか、と思っても後の祭り。 ]
(172) 2023/11/22(Wed) 01時頃
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ふふ、では私だけ降りて、 海透さんに手を振りましょうか?
[ 恥ずかしい気持ちになったと聞くと、>>165 冗談めかして付け加えつつも、
星の石のことで小さく笑う姿に、 やはりどこか微笑ましい気持ちになる。 ]
私と煙崎さんの一番の思い出は…… 他の人が聞くと楽しい話ではないのですが、
[ と、一応の断りを入れつつも、 ]
(173) 2023/11/22(Wed) 01時頃
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亡くなった私の従弟のお供え物について、 煙崎さんに相談したのが、 彼女と親しくなったきっかけですね。
色々と親身になってくれて、 本当に優しい子だったと思います。
[ だからこそ、この島に来て初めて知った 煙崎るくあの一面については、 信じがたい気持ちではあったのだが、 ]
(174) 2023/11/22(Wed) 01時頃
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ああ、もちろん、お客様としてもありがたかったですよ。 私の店に来るお客様の年齢層は少々高めなので、 煙崎さんのようなお若い方は新鮮でした。
海透さんもよろしければ、 いつか兎坂庵にいらしてください。
[ ほんのりとしんみりした空気を紛らわせるように、 楽し気に微笑みながらも 海透に兎坂庵の宣伝をしてみることにした。 ]*
(175) 2023/11/22(Wed) 01時頃
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