27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/31(Mon) 22時半頃
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―鏡の中―
[田端先輩が子供を連れて去ったあと、姉は色違いのシュシュを身につけた。 とても上機嫌だ。 ・・・もしもわたしが人並みにおしゃれでもする女の子なら、本当はお揃いとかしたかったのかもしれない。
現実の姉は死んだ。 家のすぐそばで、ストーカーに刺された。 傷のひとつひとつは致命傷には至らず、 けれど救急車はまにあわず、血を流し続けて死んだ。 青白い顔。 弱っていく声で、大丈夫、まだ死なないよ、と掠れた空気をもらしながら、力尽きた。
――これが変わらない現実だ。
死者を迎えに来た死神がいる世界なら、或いは本物の姉の可能性もあるけれど。 目の前の希華は、私の後悔が生んだ都合の良い幻かもしれない。]
(138) 2023/07/31(Mon) 22時半頃
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――ごめんね。 のっかのこと、ちゃんと 好きだったのに
[触らないでが最後の言葉になるなんて。
希華は鏡の中にしかいないから、必然的に自分が映る。 ああ、だからあえて鏡の中にしか出てきてくれないのかな。 なんて思いながら。 わたしは触れたいというのに。]
ぜんぜん慣れないけど……、 可愛く して くれて、ありがとう
[自分で言うのとか死ぬほど恥ずかしい。
括っているけど長いわけでもないから サイドの編み込みのハーフアップでアクティブなのに女の子っぽく仕上がっていて、 姉の手は"魔法"のようだと子供の頃から思っていた。]
(139) 2023/07/31(Mon) 22時半頃
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[喜ぶ姉は、喜ばせたい自分が見たいもの。 自己満足だ。 謝罪も感謝も、本当の姉には届かないだろう。 それでも]
わたし、のっかを描くよ
[ほんとは出掛けないでって、言いたい。
けれど、姉とわかれる準備をする。 夢の中でくらい結末を変えたいといくら願っても、わたしは変えようのない現実を知っている。
既にそう認識してしまった。 こうなってはもう無理だ。
欲張ってこの続きを見れば、私はまた姉の死を目にすることになるだろう。 明晰夢は、そんなに都合が良くないのだ。]
(140) 2023/07/31(Mon) 22時半頃
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すっかり落ちてるなあ
[上着をつけおきしていたはずの濁った水は、すっかり綺麗になっている。 流していないのに、解せぬ。]
じゃあ、いくね。
[貴女がもう一度死ぬ前に。]
・・・身だしなみ程度には、ちゃんとする。
[満足げにうなづく姉は、外出の準備を始めた。 あの日の服、あの日の靴、あの日のカバン ――違うのは、お揃いのシュシュ。
姉のいない未来は変わらないけど 貴女を描きたいから もう少しだけ、夢を見る**]
(141) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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……君らしさが絶好調で、何よりだ そのまま元気にあちらへ還ってくれることを祈っているよ
[媚を売ってくる女子とは何もかもが違う様。>>130 だからといって惚れたりはしていないが、普段は好ましいものとして扱っている。
しかし今回は笑って笑って誤魔化しつつ流そうとするしかなかった。 ──だって、正直全く間違ってはいない。 皆を利用して何かするとか、フィクションの悪役のような黒さではないだけで。
一人でいればその分他人を客観的に見れて、洞察力が鍛えられたりするのだろうか? 或いは成海が装いが下手くそなだけかもしれないが。]
(142) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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― 美術館長室 ―
[福原との話が終われば、 戻るところは美術館長室、なのだが、 扉を開けて首を傾げた]
おや、来客ですか。 これはお茶を淹れねばなりませんね。
[レコードを漁っているモルジアナを眺めて、帽子と上着を脱ぐと、 どちらも机の横の帽子掛けに引っ掛けた]
さて、紅茶には砂糖を淹れるのかね? もしくはジャムを舐めながらロシアンティーにしようか。 ベリーにアプリコット、チェリーにブラックカラント、 リンゴもなかなかおすすめだ。
[応接セットのテーブルに、現れるティーセット。 茶葉はアッサムと決めている。 そして、いろとりどりの小瓶]**
(143) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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[言葉にされない未来の約束を知ることはない。 今更のように後悔を口にする彼に苦笑した。>>119]
ほんとですよ〜。 まあお喋りな先輩ってのも想像つきませんけど。
[しかしあくまで自分は後回しでいいと主張する彼には 納得できないと食い下がった]
いや、だから、 あたしはそれがやだって言ってるんですけど…!!
[別に自分たちの意思で 誰が生き残るかを決められるわけじゃない。 だからこんな問答にそもそも意味はない。 でも、言わずにはいられなかった。
その口から語られる名の由来にも 眉を下げて困ったような視線を向ける。>>120 ―――そんな、そんなの、]
(144) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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[殆ど記憶が蘇り咄嗟に口に出ただけのことだ。 田端が知らないのなら、それ以上追求も何も無く。 伝えられた情報に相槌を打って話が終わる。>>131
その温かいような悲しいような触れ合い。 仁科のそれは悪夢と簡単に呼ぶべきでもないのかもしれない。 それぞれの記憶が作用して生まれるのならば、皆同じような形で類似した接触をするとは限らないのだろう。
──成海の悪夢を元にした仮説が当てはまらない可能性だって、もしかしたら。]
(145) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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[ぽつぽつと語られる内容はささやかな、 あまりに人間味に溢れた微笑ましいもので、 それだけに彼の輪郭を形作るよう。
あーわかります、とか、寒いの苦手なのそれっぽい、とか 時々相槌を打ちながらひとつひとつ頷いて聞き。
ぽつりと零したあと、少し考えるような間があって。]
………、
[返って来た答えに一瞬目を丸くし 何度か瞬きをして彼を見つめた後。 ぱ、と頬を紅潮させて口を開いた。]
(146) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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……ごめん
[微妙な反応。語りかけた言葉を押し留めたような様子。>>132 それもそうかと思いながら、小さく謝罪した。
成海は心や感情をきちんと持ち合わせている。 胸の中は大穴が空いているわけではない。 ただ、非常に利己的だった。 自分自身の為を思う思考は、誰かを思い遣る気持ちを遥かに上回っていた。
今だって快い己の死を前提にし、どこか全てを他人事のように見ているところがある。 死者の気分になっているのなら、身勝手に他人に多くを託してしまうのは当然。 本当の思い遣りがあれば受け取る辛さを考慮する。]
(147) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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[心配を告げなくても断られてしまった。 いくらでも引き止める言葉は浮かぶけれど、それに頷いてくれるならば彼女は「助けて」を言える女性だっただろう。
そんな複雑な心地に、向き直った田端の行動と言葉で戸惑いが混ざる。]
…………ええと ご心配を、おかけました
[まるでそうしたことを言う立ち位置から動く気がないとでも言っているように思えた。>>133 何を言っているのか察知し、ただ心から言えることだけを返す。
見送ることも許されないというように、扉を出た姿は消えて 部屋を出ても、彼女は何処にもいなかった。*]
(148) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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……そんなわけがないだろうに
[もう届かない声は乾いた笑いと共に。
一番揺らぎがないのは大藤、行動力があるのは田端。 一体自分が何を出来ているというのか。 後輩への迷惑の掛け具合しか二人に勝るものが無い。
何もせずに重いものを他人に背負わせようとするばかりだ。 義務だなんだと語り成海を教育した高祈の大人達と同じだ。
人間を名乗るには優しさが足りない心では、そういうことしか出来なかった。*]
(149) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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あっ、はい!じゃ、じゃあ、えっと、 帰ったら髪、伸ばします!だ、だからっ……
[帰ったら。帰れたら。 そんな誓いは死亡フラグになってしまうだろうか。 いや逆に裏をかいて生存フラグ? 分からない。神様の掌の上で翻弄されているよう。]
……………だから、………
[だから、だけど。 こんな状況にならなければ。 きっとこの先を口にすることはなかった。
それが"慈悲"なのだとしたらなんて意地悪なんだろう。
言葉尻が徐々に弱弱しく萎む。 縋るように きゅ、と彼の服の裾を掴んだ。]
(150) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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── 廊下/福原との通話 ──
[なんとも言い難い心地を逃すように 一度、二度。深く息を吸って吐いて。
その時メッセージとは違う振動に気づき、 すぐに懐からスマホを引き出して通話のボタンをタップした。]
福原君。ああ大丈夫、一人だよ ……分かった。どこに行けばいいかな?
[話は会ってからなのだからやり取りは短く。 告げられた場所に足を向けよう。*]
(151) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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せんぱい。 あたしにとって、先輩は先輩だけですよ。 代わりなんていません。だから。
……身代わりなんて、さみしいこと言わないで。
[異常だとか伽藍堂とか、 そんなのどうだっていいじゃないか。 そんなのが命の優先順位たりえるものか。 堪えていた涙が、ぽたりと頬を伝っていく。*]
(152) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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―― 神々の絵画の前 ――
[ 神様って何も考えてないんだ……。 独り言には、内心苦笑しながらも、>>135 ]
俺にとっての安らげる場所……。 何をしても見捨てられない場所、でしょうか。
もちろん、変なことしていたら その場所の人から怒られたり叱られたりするんですけど、 その分、俺の考え方については同意はされなくても、 理解しようとしてくれるような場所で――
[ まあ、そんな場所がこの世にあるのかなあ、なんて 俺は否定的になるのだけど。 ]
(153) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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少し前までは、自分のこと好きではありませんでした。 でも、これからは変わるかもしれません。
[ あまり取り繕っていない俺の姿を見ても その努力を認めてくれる人がいるから、>>2:158>>75 たぶん、少しは自分が好きになれる気はするけれど。>>136 ]
最初は父さんへの怒りとかから、 父さんのようになりたくないというのはあったんですが、
父さんと真逆なように振る舞っているうちに、 そんな俺のことを必要としてくる人が出てきて、 その人たちに失望されたくないから、 真逆なように振る舞うことに努力している、 という感じですかね。
(154) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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他人から必要とされる“自分”は好きだけど、 それはあくまで作り物で本当の自分ではないし、 作り物をあたかも本物のように見せて 他人を騙しているような自分のことは好きじゃなかった、 と言えば伝わりますかね?
俺はあまり普通の人間という自覚がないので、 もしかしたら、アリババさんを 混乱させているのかもしれませんが。
[ 困らせている気がするし、 もしかしたら心配もさせているのかもしれない。
たしかに他人に振り回されるのは嫌いだから、>>136 振り回されろことは諦めた振りして、 ストレスをためないようにした面はあるけど。 ]*
(155) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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[ニル・アドミラリを気取って語るには半端な位置に立っていた。
当たり障りない笑みの下の、大穴などは空いていない心にだって、 時折波風が立つことくらいある。 しかし自分自身の損得に揺れ動く振れ幅に対し、他者の振る舞いに与えられる変化や思い遣る気持ちの微細さは深刻な差だった。
親しい者の葬式で涙一つ見せない姿を、 気丈である、しっかりしている、立派な後継者になる そう目前の少年ではなく身分を見つめる者達は認識したようだが。
内側の冷め方は、権力のない一般人ならそれでも親かと怒鳴られていそうな父の発言に類似している。上回ってすらいたかもしれない。 自分がおかしいことくらいはよく分かっていた。 全てを血と教育方針のせいに出来るとは成海すら思わなかった。
それこそが成功者の血統の義務であるという顔をして、事実秘めてるのは一個人の心の歪みでしかない。 誰かの為に行動を起こす時、その何割が純粋な厚意や善意なのかすら自信が持てない。 誰かの死で自分が涙するところが想像出来ないのが、まだ死者が特定されておらず実感が無いからだと確証が持てない。
──また一人で酷いことを考えてしまうのかもしれない。*]
(156) 2023/07/31(Mon) 23時半頃
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―回廊― [湿ったジャージを小脇に抱えて回廊に入ったところで 無事な二人が判明する。>>0]
柊くんとノリくんスか。 ・・・よかった。
[つぶつぶいちごの兄弟が揃って無事ならおめでたい。 可愛い後輩と同級生が帰れるんなら良いことじゃないか。 骨谷先輩や銀先輩も、どうやら無事に目覚めたらしいし。 いや、現実がどの程度無事なのかはそれこそ神のみぞ知るのか。]
みられても恥ずかしくない絵に仕上げねば。
[姉に。みんなに? 先輩の最後のラインを思い出して、スケッチブックをキュッと抱く。 仕上がりにはこだわりたい。 何せ描きたいもので。大好きなもので。リクエストでもあるのだから。 画材とハンガーないかなーとミュージアムショップへ**]
(157) 2023/07/31(Mon) 23時半頃
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―― 神々の絵画の前>>0:355 ――
[ 高祈先輩に電話を掛けたのは、>>83 アリババさんとの会話が 終わった直後くらいだったかな。 ]
あ。こっちに来てくれるんですかね。 ありがとうございます。
[ 先輩のいる場所にこっちから行こうかなと 思っていたのだけど、 来てくれるようなので、絵画のある場所を伝えつつ、>>0:355 俺はこの場で暫し待つことにする。 ]*
(158) 2023/07/31(Mon) 23時半頃
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── →神々の絵画の前 ──
[傷だらけから治癒した男二人であの部屋で話すのもおかしな話だ。 言えば相手から来たのだろうが、このほうがいいだろう。
電話で伝えられた場所へ辿り着けば、そこには目的の相手。>>158]
やあ、待たせたね ……この絵を見ていたの?
[開口一番聞いたのは、あまり彼と印象が重ならないものだったからだ。
宗教画にも思える神聖な雰囲気に複数人の男女 今にも矢を打ち放ちそうな有翼の人物。 金の矢で人の心に欲望の炎を灯す愛の神が、母の命で他の神々を結ぶ神話を思い出した。
けれどそれは本題ではない。話が切り出されればすぐ忘れる程度のことだ。*]
(159) 2023/07/31(Mon) 23時半頃
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―― 神々の絵画の前で高祈先輩と ――
あ、お疲れ様です。 はい。この絵を見ながら、 さっきまでアリババさんと話していたんです。
神様ってどんな存在なのか話したかったんですけど、 結論としてよく分からない存在ということになりました。
[ やって来た先輩に挨拶をしつつも。>>159 まあ、他にも色々と話したけれど、 本題ではないからそこは伏せて。 ]
お呼び立てしてしまってすみません。 この世界を旅立つ前に、 どうしても先輩に改めてお礼が言いたかったんです。
(160) 2023/08/01(Tue) 00時半頃
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[ なんとなく察されている気もするけど、 “もう先輩と話せないかもしれないから” ということは言えなかった。
たぶん、こんな言い方をしても 先輩は気にしないように思えたけれど、 いつものように微笑まれると、 別れる可能性を惜しんでいるのは 俺だけみたいに思えて、 そこから先の言葉が出ない気がしたから。 ]
大学で俺が嫌な絡まれ方をしてたとき、 助け舟を出してくれて、 そして俺の気持ちを汲んだ言葉をくれて、 本当にありがとうございました。
[ 助け舟自体もそうだけど、>>0:66 その後に俺に掛けてくれた言葉が嬉しかった。>>0:214>>0:265 ]
(161) 2023/08/01(Tue) 00時半頃
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さっきの大量の薔薇と父さんの絵があった場所で、 俺のことを助けてくれてありがとうございました。 俺の努力を認めてくれたのも、すごく嬉しかったです。
[ 俺はぺこりと頭を下げる。
先輩に絶対に言いたかったのは、 この2つに対してのお礼。 だから言いたいことは言えたけれど――
俺は顔を上げながら、少しの間 言おうか言うまいか悩んでは 視線を辺りに彷徨わせて。 ]
(162) 2023/08/01(Tue) 00時半頃
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あの……俺、あんまり賢くないんで、 心に潰れるほどの重量がないかもしれないって言葉、 何度考えてもうまく理解できなかったんですけど、
[ 薔薇のエリアで荷物を持ちたいという俺の申し出に 先輩から返された言葉。>>2:159
ストレスとか罪悪感がないということなのかな、と 思いはしたけれど、何となくしっくりはこなくて。
けれど、悪夢、罰、地獄という単語から思い至った 嫌な疑問からさらに思考を深めると、>>2:95>>2:147
危害を加えられるのは、 俺にとっては攻撃以外の何物でなかったのに対し、 先輩にとっては不本意な罰なのかな、 という思考に終結して、 ]
(163) 2023/08/01(Tue) 00時半頃
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もし、誰かがあなたが生きることを疎んで、 あなたが死んだら喜ぶとしても、
俺はあなたが生きていたら嬉しいし、 あなたが死ぬと悲しいってことを 今のあなたに知っておいてほしいなと思いました。
あなたが生きていて、俺と出会ってくれたことは 少なくとも俺にとっては意味がありました。
まあ、だからといって、起こった災害は覆せないですし、 仮に先輩が亡くなっていたとしても、 俺に対して何か気に病む必要はないので。
[ 俺は先輩に踏み込む勇気がなくて、 何となくこうかもしれないって想像だけで 話しているから、先輩にとっては あまり意味のない言葉だったかもしれないけれど、 それでも、言わずに後悔したくなかったから。 ]**
(164) 2023/08/01(Tue) 01時頃
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おしゃべりな自分か…。 それこそ世界がひっくり返るかもしれないな。
[別の世界線になら存在したのかもしれないが 自分が饒舌に語る姿は想像もしようがない。
食い下がる回谷の表情を瞳に映す。 素直に滲む感情に、下がっていく眉に 不釣り合いなほど穏やかさを感じている。 心がこんなにも動いているこの目の前の命が 尽きる事なんて、きっとないはずだ。
答えは神のみぞ知るとしても。]
(165) 2023/08/01(Tue) 02時頃
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[朝にはあまり強くないこと、猫が好きなこと、 高校生の頃洋楽にはまっていたこと。 ささやかな情報は影の輪郭を少しずつ描いているようだった。
ゆっくりと頭を撫でていた手を放す。
やがて落とした言葉に頬を染め 口を開いた回谷を、ただただ瞳に映して。]
回谷は、男を見る目がないな。
[それはまごうことなき本心だ。 もっと見る目を鍛えた方がいい。 ただ、あまりにもわかりにくい自分の表情は ここに訪れたバスの中での時のように 何処か意地悪に、笑んでいた。]
(166) 2023/08/01(Tue) 02時頃
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ああ。
[帰ったら。帰れたら。 その言葉に神は天秤をどう傾けるのだろう。 なるべくなら、どうか。
弱弱しく言葉を萎れさせていく回谷の手が 服の裾を掴み、小さく雨を降らせたから。 感化されてロータリーの四角い窓から、優しく雨が落ちる。
影の中に、光と共に。]
(167) 2023/08/01(Tue) 02時頃
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