31 私を■したあなたたちへ
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──回想・ある日のカフェ──
[中村綺羅之助は、ファンの女の子と個人的に会うことはない。 煙崎るくあと会ったのも、カフェで遭遇した1回きり。
そう。今日ここに来ているのは、中村綺羅之介ではない。]
歌川綺羅。 僕の本名。……今日、君と会ってるのは、歌川。いいね?
[そう言ってそっと人差し指を唇に当てると、煙崎るくあは頷いた。 仄暗いブックカフェの片隅、壁に向かってお話しできるカウンター席に並んで座って。彼女は心なしか、とてもおしゃれをして来ている気がする。約束したわけじゃないけど、これってデートに入るのかな? 僕は紅茶を、彼女はほうじ茶を飲みつつ、少し雑談をした。 舞台の話なんかじゃなくて、僕の学生時代の話とか。ほんとうに一般的な雑談。
どれほど話をしても、 僕には、彼女が死にたい理由が分からなかった。]
(146) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
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───君から見たら、僕は幸せそうに見える?
[確か煙崎るくあは、わからない、と答えただろうか。]
そうだね。他人のことなんて、わからない……。
だから、君に届く言葉が、君に必要なものが何なのか、僕にも分からなくて。 ──だから。
[カウンターの下で、そっと彼女の手を取った。 そうして、自分の手の中にあった包みを静かに握らせて、彼女の細い指が閉じるように、両の手を上から重ねた。傍から見れば口説いているようにしか見えなかっただろう。 彼女の耳元に唇を寄せて、息声で囁く。]
───僕のお守り、あげるよ。
(147) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
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死にたいんでしょ?
これがあれば、いつでも死ねる。 そういうお守り………。
.
(148) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
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[静かにそれを受け取った煙崎るくあの眼の色は、なんとも言えない光を帯びていた。 彼女は、綺羅を、やはり神様だと感じただろうか。 それとも悪魔に見えただろうか。 推しに引導を渡された? 僕は何も、死ねと言っているわけじゃない。]
要らなくなったら僕に返してね。
それ……昔の悪い友達経由で手に入れたものだから ひとつしかないんだ。
(149) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
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[ひとつしかない、死への鍵。 それを彼女が、この僕、綺羅之介に返すことがあるとは……思っていなかったけれど。
彼女が大人の女性であれば他にも何か、ひと押しするための行動を付け足したかもしれないが………高校生だ。僕たちは清らかな秘密をひとつ共有するにとどまった。
僕は彼女が、仲間だと感じた。 中村綺羅之介ではなく、歌川姓の僕。
きっかけさえあれば きっと この世から飛び立てる。]*
(150) 2023/11/19(Sun) 17時半頃
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――地下研究室
その疑念はもっともだ。 犯人が死んだとして、 こんな大掛かりで莫迦げたことをするヤツが 素直に俺たちを解放するのか?
犯人もだが、どこかに潜んでるだろう招待主を 引き摺りだす必要も――ある、と思うよ。
[>>125 信用できないと口にする卯木には もっともらしく頷いてみせた。]
(151) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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[しかし今、この相手に己がその招待主だと 明かすわけにはいくまい。 腕っぷしまでは判らないが、己より上背があって、 敏く、まともな思考の組み立てのできる男だ。 捕えられでもしたら元も子もなくなってしまう。]
(152) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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……そういや、あったな。 生と死の境界。 正確なフレーズは覚えちゃいないが、 そんなことは言っていた。
あの年頃の、娘の言う話は、 俺には理解できんことが多い。
[ブラックジョークに心当たりはなかったが、>>127 もうひとつの話題は印象深かったため>>1:99 その横顔とともに記憶に残っていた。]
(153) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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[思考に沈もうとしていた意識は、 不意に砕けたものとなった卯木の口調で 浮上する。>>129 慰めや鼓舞というより、それは男の吐露に思えた。 穏やかな声音に虚偽の響きが含まれていないか、 それを探ろうとすることすら、引け目を感じるような 真摯さを伴って。]
(154) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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まあ……あれに対しては 偽りなく向き合ってきたつもりではある。
なあ……、努力ってのは、 それが善き行いに対して払われるものじゃなくとも 肯定できると思うか?
[卯木の前提に照らし合わせれば、 己は『生きている』カウントから外れた相手に なるのではないか。 何といっても会ったばかりの、 互いの事情も理解していない相手に。]
(155) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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何てな、 アンタがるくあと、 るくあだけじゃなく俺にまで 真面目に向き合おうとしてんのは感じたよ。
あいつも、アンタと話してる時間は 実りあるものだったんだろうと思う。 [そんな言葉で区切りをつけるように。 応えられるかどうかは別としてもだ。
開かれた扉の先に足を踏み入れる。>>133 卯木が一冊のノートに手を伸ばす間、 室内に視線を彷徨わせた。*]
(156) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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──現在・カフェ──
[紅茶の残りを飲み干したあたりで、雛子からの個人メッセージが入ったので、ぽちりと返信を送って。
廊下で何やらやり取りをしているキャンディと坂理を見かけたら、ひらひらと笑顔で手を振ってその場を去るだろう。]*
(157) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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■過日:ブックカフェ
「 キ……歌川、さん 」
>>146 人差し指の合図にゆっくり頷く。 昨日一方通行だと思っていたLINEに返事が来て。 私の呟きは窘められた。 優しい人。いえ、殆どの人が 同じ言葉を唱えたかもしれないけれど。
>>118 彼のメッセージの意味を 取り違えることはない。 それでも、輝かしい姿が現れるまで 私の心臓は張り裂けそうだった。
…………いいえ、今も。
(158) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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…………いいえ、今も。
「 幸せならいいなと、思います 」
何てことない雑談のあとの問いに。>>147 だって、私は私のことも判らないのに。 それから、彼は私に御守りをくれたのだ。
(159) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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― 中央カフェ ―
[急がなくていい旨を伝えようとしたら、丁度、朝食を摂っていなかった事を思い出したので、 そう返信をしてから、中央カフェへ向かう。]
[サンドイッチと紅茶を頼むと、食べながらアポロを操作して、アトラクション一覧を眺める。 人に話を聞かれにくい場所、どこがいいかな。**]
(160) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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宝物を取り戻し。 周囲に目を向ける余裕も取り戻したのか。 ようやく向けられた表情からは、 どこか歪な印象を受ける。
メイクの乱れに気付いたわけではない。>>119 あいにく、顔を飾るための知識は持ちえず、 そういうものなのだろうと安易に受け入れる側だ。
ならば原因は、浮かんだ表情の方。
「 不本意? 」
首を軽く傾げる。 自分の運んだ物が、誰の何かを知れば、 透かした表情を貫くのは難しかっただろうが。>>144
(161) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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「 ありがとう。 私、今 とっても しあわせ 」 **
(162) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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実際に取られた手段は、別の言葉。>>145
「 君が煙崎さんを? そうだな。 とりあえず、殺した理由を聞くかな。 殺意に結び付く感情の苗床を教えてほしい。
ちょうど彼女のことを。 知りたいと思っていたところなんだ。 」
…… 裏を返せば。>>1:88 告発も、断罪も。 下すのは己の役目ではない表明、暗に示した後。
(163) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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「 ところで。 俺のことは殺さなくていいの?黒須さん。 」
(164) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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根拠はなかった。 蜜星教諭の時と同様。 話下手の悪癖が出たに過ぎない。>>1:242
己の奥底に残る罪悪感と。>>35 彼女の言った「不本意」を、 たいそう意地が悪く解釈して。
最後に、いつしか煙崎るくあが、 『大切な存在だ』と言っていた名前。>>0:174
来ていないわけがないと、思考の末に添えたなら。 まるで化粧の裏の素顔を見通すように 柔らかく微笑んで見せた。**
(165) 2023/11/19(Sun) 18時頃
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[仮眠室らしき部屋に他に見るものは ないように見受けられた。]
ノートに気になることでもあったかい。
[尋ねはしたものの、たいして期待していない。 別の場所を見てみようかと思案しながら、 アポロに手を伸ばす。]
(166) 2023/11/19(Sun) 18時半頃
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[密星にメッセージを返す。 プラネタリウムの仕掛け以外にも ギミックが隠されているのか。 ここに集められた誰かに関する疑問か。
文面だけだと伝わりづらいものもある。 壁に凭れて、実在しない星のことを ぼんやりと考える。**]
(167) 2023/11/19(Sun) 18時半頃
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手を振るその人のことを、俺は知らない。 仮に、彼が何をしたかを知っていても。>>105 こちらのスタンスに変わりはないだろう。>>163
相手が目上だという理由で。 ぺこり。素直に顔を下げて見送るだけ。
縁もゆかりも因縁もない相手。 ただ、恐ろしいほど整った人だとは思った。
(168) 2023/11/19(Sun) 18時半頃
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自分の顔は、あくまで異性受けが良いに留まる。 告白されるということは、 同じ生き物だと認識されていること。
だが先程の彼の美しすぎる、老若男女を魅了する相貌は、 時に畏怖すら感じさせるだろう。 己の容貌ですら、嫌気がさすというのに。
そんな「天賦」を授けられて。 果たしてまっとうに生きていられるんだろうか?
(169) 2023/11/19(Sun) 18時半頃
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「 …… お気の毒に。 」
向けた言葉はただ一言。
去り行く背を見送ることはせず。 そのまま、ふっと睫毛を伏せた。**
(170) 2023/11/19(Sun) 18時半頃
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灰占道士 煙は、メモを貼った。
2023/11/19(Sun) 18時半頃
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………
[朝食を摂っていた時は1人、2人招待客と思しき姿を見かけた。 もっとも、会釈程度>>71で終わってそれ以上特に会話を交わすことはなかった。 昨日は確かサングラスをかけた写真を自己紹介のメッセージに合わせてだろうか。坂理君とはまた違う種類で顔が良い。
とは言え…どういう関係だろう。聞いてみれば早かったのだけれど、機会を逸したというやつだ。]
さて…
[急ぐ用事も全くない。 コーヒーを飲み終わり、端末を開いて短いメッセージを打ち込んだ。]
(171) 2023/11/19(Sun) 19時頃
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「さて……
メッセージを打ち終わる。 モーニングの場には、今のところ私しかいないし、 そろそろモーニングという時間でもない。 コーヒーを一杯追加して、席を発った。
「海水を引いての遊覧船みたいなのがあるんだったっけ。 そういうのに乗ってゆったりするのも…悪くないかも。」
犯人探し、か。それもしないといけない事はわかっているが、 ひとまず大きな疑問を片付けてからの方がいいかもしれない。 少し頭を空にした方がまとまってくるものもあるだろうというのが、当面の結論だった*
(172) 2023/11/19(Sun) 19時頃
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──回想・ある日のカフェ──
[───”とっても しあわせ”
>>162 その言葉を受けて、綺羅も目を細めて微笑んだ。 そう言って貰えて、嬉しかった。]
…僕と君はきっといつか、同じところで会えるね。
[それは、本心から。]
(173) 2023/11/19(Sun) 19時半頃
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[───その夜は、おやすみなさいをやり取りしたけれど。
……いつの間にか煙崎るくあからのメッセージは途絶え
………ある日、TVのニュースを聞いた付き人が、僕の楽屋に駆け込んでくることになる。
自分が”犯人”だと自覚したのは、この島に来てからだ。
だけど、罪悪感や絶望感は不思議なほど湧いてこなかった。それよりも………いや。 ……無関係に巻き込まれている、他の招待客には申し訳ないなと思うが。]
(174) 2023/11/19(Sun) 19時半頃
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[自分の命に執着はないけれど、この孤島で内密に殺されて処理されることは避けたかった。 それならば自ら出頭する方がよい。]
……脱出したいからって、他の人を犯人に仕立て上げるなんてのは絶対ナシかな。
[彼女の死は、成し遂げた、大切なこと。 まるで、手柄でもあるような錯覚があった。]
どうしたら穏便に出られるものかしらね……。*
(175) 2023/11/19(Sun) 19時半頃
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