人狼議事


1 冷たい校舎村(別)

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メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 受付 アイリス


[ “ここ”って、琴子は看板を指さす>>90の。
 月のうさぎ亭。整った文字と、うさぎたち。

 そこにはやっぱりぶすが2匹紛れてて、
 わたし、懐かしいなって気持ちになる。

 ……そう、懐かしいんだよ。
 あの日は本当に楽しかったんだ。

 ほかのどのクラスよりうちが一番だって、
 疑うこともなくわたし、笑ってたっけ。

 見た目はキメにキメたわたしたち。
 結局、接客代表の3人揃って絵はへたくそで、
 わたし、それがたまらなくおかしかった。]
 

(95) 2020/11/18(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


[ だからね、琴子が帰りたいって言うの、
 いっこもわかんないワケではないんだ。]
 

(96) 2020/11/18(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


[ 認めてあげないけど。]
 

(97) 2020/11/18(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


  こんな状況で誕生日祝いとか、
  思いつくワケないでしょーが!
  そもそもまだ17歳じゃんか。

  祝われたいんだったら、
  18歳になってから、
  もっと平和に知らせてくれるぅ?

[ とにかく、まだ迎えてない誕生日、
 祝ってやるようなわたしじゃないから!

 頼むんなら九条か、
 もうここにいないみんなに頼みなって、
 わたし、首を横に振るばっかり。]
 

(98) 2020/11/18(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


[ ほんとはね。もっとふつうにね。
 当日に学校で会えたなら、
 きっと小さな包みをはいって、
 お祝いとして渡したに違いなかった。

 こう見えてわたし、
 友達の誕生日にはばかみたいに、
 風船膨らませたり、アルバム作ったり、

 そういうマメなおんなのこだったのに、
 こんなとこ連れ込んだばかりに、残念だったね。]
 

(99) 2020/11/18(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


[ 追い剥ぎの被害にあったマネキンは、
 寒々しく白い肌をさらしていて、

 わたし、手に取ったその衣装の、
 あまりにリアルな質感を味わっていた。

 かわいいわたし。
 わたしのためのかわいい衣装。

 あのときの琴子はほんとに、
 かわいいの天才だったよって言ったげてもいい。]
 

(100) 2020/11/18(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


  ……いいけどさぁ。
  だってさ、九条。
  お着換えタイムだよ。

[ 琴子にアンタも着替えなって、
 促しながら、カーデをがばっと脱ぐ。
 シャツのボタンを一つずつ外しながら、
 わたし、このときばかりは従順だった。

 体育の着替えのときに雑談するみたい。
 琴子もふつうに質問に答えるから>>94

 ほんとの月うさ亭には、
 ちょうちょの死骸も磔の衣装もないし、
 こんな大胆なお着換えタイムもなかった。

 少しだけ新たな思い出を上書き?
 そんな感じで、わたしまた返事をするんだ。]
 

(101) 2020/11/18(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


  ……なにそれ。
  死にたいんでもないのに、
  死のうとしてんじゃねーよ。

  言っとくけどわたし、
  帰る気、1ミリもないからね。
 

(102) 2020/11/18(Wed) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


[ ぷち、ぷちとボタンをとめていく。

 どうよ? 似合うでしょ?
 かわいいなんて言われなくても知ってるよ。
 ほんとはね、髪もメイクも整えたいけど、
 わたし、この衣装が本当に似合うの。
 わたしが一番よく知ってるの。

 それでさ、わたし、死にたかったの。
 死ぬしかなかったなんて>>94
 未練があるみたいな言い方をするなよ。

 言い方ひとつが気になっちゃってさ、
 わたし、泣き縋れもせずにまた聞いていた。*]
 

(103) 2020/11/18(Wed) 23時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/18(Wed) 23時半頃


 
[ 今まであれほど躊躇していた名前呼びは、
  ひとり、ふたりとクリアーしていけば
  さほど抵抗なく呼べるようになった。
 
  最初に呼んだゆりちゃんとか、
  莉子ちゃんあたりは
  内心ガチガチに緊張してたけどね。
 
  めありちゃんからの二度目の熱い抱擁で
  こけた僕は、差し出された手
  少し照れながら手を伸ばす。 ]
 


 
[ あれほど精神世界に残る事を願ったのに
  現実世界にいる今は、少し安堵してるの。

  もちろん心配は尽きないし
  また精神世界に戻れるのなら、きっと戻る。
  答えは出なくても。
 
  それでも この世界で安堵してしまうのは
  " 死の恐怖 "を知ってしまったから。
 
  この死の向こうに現実世界がある ───
  そうは思っていても 確定じゃない。
  来世を信じている人が
  " もし、来世なんてなかったら? "って
  一抹の不安を感じてしまうようなものかな。
  そしてそれは一抹に留まらず
  感情の殆どを埋め尽くしていく。 ]
 


 
[ けれど ───
  そんな不安すらも凍りつかせてしまう程
 
     頬で感じる校舎は ただ、冷たかった ]
 


 
[ だから思い知ったよ
  どんな死にたくなるような事があっても

        死を恐怖と感じた僕の本質は
         " 生きたい "なんだ、って ]
 


 
[ 世界を閉じるのは
  琴子ちゃんと関わりの深い故人でもいい ?
 
  全員帰ってくる可能性がゼロでは無い事で
  僕の顔に生気が戻る。
  こんな重要な情報が今更になってしまったのは
  仕方ないと思うから、
  僕はめありちゃんに突っかからない。
  精神世界の構造について聞かされた時は
  半信半疑だったし ───
  彼女にはあまりにも時間が無さ過ぎたから。 ]
 


 
[ 莉子ちゃんもワザとじゃないから、
  肩を揉ませるにしても
  お手柔らかにしてあげてね。1時間とか。

  病院の中で そんな話をしてたら、
  ずっと窓を覗いていためありちゃんが
  好夏ちゃんが来たって騒ぎだして
  それから僕らは出迎えに行ったんだ。 ]
 


 
 
   おかえり、好夏ちゃん
 
 
[ 僕にとっては、つい先程まで
  一緒にパンケーキを食べていた感覚。
  僕が帰った事を知っている彼女は
  次の8:50 ─── 朝に精神世界を出た
  うん、ここら辺は聞けたと思う。
 
  僕が知ってる範囲は話したよ、って
  こっちに視線が向けば 頷いて。  ]
 


 
 
   琴子ちゃん、うん ……
 
 
[ 2人の会話に挟むまいと、僕は相槌だけ。
  あの世界にずっと残る理由 ──
  そんなものがあるのだろうか
 
  あの世界にいたいから自殺を図った?
  いえ、それでは後付けになってしまうから
  自殺を図った結果、
  理想の世界が生まれたって事になるのだろうか
 
  いったい、あの世界の何が居心地よいのだろう
  ずっと文化祭、友人は人形に変わる
  学校から出られない、日付が過ぎない ───

                  日付 ? ]
 


 
[ 僕は慣れない手つきで
  スマホのスケジュール帳を開いて、ぽつり ]
  

   琴子ちゃん …… 今日、誕生日 ?**
 
 


メモを貼った。


[ 私はきっと既にサラから、私のマネキンがどんなだったか
 教えてもらっていたと思う。
 教室の私の席に座ってたって。
 触ると崩れるくらい脆くなってたから、
 保健室に運べなかったって。

 だから、ノッカが恐る恐るって感じで、
 私の頬に手を伸ばした時、
 ああ、ってすぐに合点がいった ]

 生きてるし、崩れないってば。

[ 生きて帰ってきたけど、
 崩れる後遺症が残ってました、とかすごく困る。
 私は笑って、無事をアピールして、
 頬を触ろうとする手も止めなかった ]


[ きっと私のマネキンが崩れるほど脆くなっていたのは、
 あの時、私のプライドが粉々にされたからだと思う。
 プライドとか、
 私が私たりえたものとか、
 そういうものがあの時、全部否定されて、
 めちゃくちゃに粉砕されたのを覚えてる。
 あの感覚は忘れられないけど、正直思い出したくもない。
 二度とごめんだわ ]


[ 私は、メアのマネキンしか見てない。
 そのことを、あまり深く考えたことはなかったけど、
 恵まれていたのかもしれない、とふと思った。
 あの校舎に長くとどまるということは、
 先に帰った面々のマネキンを見るということだから。
 クラスメイト達が次々に無残なマネキンになっていくのを
 なすすべもなく見ていることしかできないというのは、
 気持ちのいいものじゃない。
 しかも、実際に帰ってくるまで、
 無事を確かめることもできない。
 きっと帰ったんだと思ってたけど、
 あくまでもそれは、推測でしかなかった。
 私だって、黒板にも書けなかった。
 だって確かめようがないもの ]


[ あの世界の主は、ヒナ。
 ノッカはそのヒナが、楽しそうだったと言った。
 帰りたくなったりは、してないみたい ]

 そっか。

[ あの世界を、楽しもうとしてた。
 あの世界に、ずっといるつもりだった。
 ヒナのその気持ちは、私にはわからない。
 どうしてそんな気持ちになったのか、
 私にはわからない。
 聞きたいけど、理解したくない。
 やっぱりそんな矛盾したことを思う ]



 ヒナには、あの世界が、居心地のいい場所だったの?

[ それも、やっぱり私にはわからない。
 だって私、早く帰ってきた自分のこと、
 恵まれてると思った。
 マネキンになるみんなのこと、
 あまり見なくて済んだから。
 でもヒナにとっては、みんなが無残なマネキンになって、
 少しずつ人数を減らしていくあの世界が、
 居心地のいい場所だったの?

 私が首を傾げていると、サラがスマホを見ながら、
 今日がヒナの誕生日だって言った。
 私はそれにも首を傾げる ]



 ヒナ、18歳になりたくなかったの?

[ もうなっちゃってるけど。
 わからないことばっかり。
 私、かしこのはずなんだけどな* ]


[ もしもの話。
 もしも私が、
 一番可愛いままのヒナをみんなの中に残すために、
 ヒナが自殺を図ったと知ったとしたら?

 私、心底落胆する ]


[ 私、ヒナが可愛いランキング1位だと思ってる。
 私がそう思っているのは、
 ヒナが可愛いの追求者だから。
 
 そのヒナが、時を止めようとしたということは、
 もうこれ以上可愛くはなれないって
 諦めたってことでしょう?
 これが自分の最高値って、
 限界を認めたってことでしょう?
 ……がっかり ]


[ 自分の限界を自分で決めて、
 それ以上追いかけるのをやめてしまったら、
 それはもう追求者とは言えないもの。

 そんなヒナはもう、
 可愛いランキング1位じゃないわ。
 私は断じて認めない* ]


 

  ただいま、サラ。

[ おかえり、と言われたら、
  ただいま、って返す

  これが、こんなにも嬉しいことだなんて
  あたし、知らなかったな。 ]
 


 
[ かしこなサラは、
  やっぱりなんだかいろいろ考えてるようで
  その心の中は読めなくとも、
  どこかの探偵みたいな真剣な表情したサラが
  なにか考えてるんだな、ってときはよくわかる。

  ……ううん、判るようになってきた、かな。
  文化祭を通して3年1組のあたしたち、
  知らなかったことを、知れたじゃない?
  そんなこともちょっとだけ思い出した。 ]
 


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