31 私を■したあなたたちへ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―― 園内 ――
[すぐに何処に足を向けるでもなく 傍のベンチにゆっくりと腰かけ、 そのまま双眸を空へ。 モナリザさんの演奏会は公演時間外なのだろうか。 流麗なクラシックの音色も、殿が歌いながら 現れそうな曲も今はなく>>2:326 園内は変わらず、楽し気なミュージックと 様々なアトラクションの駆動音が一緒くたに、 煩雑と調和の間を上手く保って入り乱れている。
あれは、そういう演目だったのか それとも誰か(あるいは、誰かたち)の 小粋な企みだったのかは分からなかったけれど。
それぞれに楽器を持ってスタンバイした 可愛らしいモナリザさんたちを思い出し、 漸く、一人、くすくすと笑み洩らす。]
(116) 2023/11/21(Tue) 22時頃
|
|
[吸い込まれそうに広い空。 徐々に形を変えながらゆっくりと流れる雲。 ひとつひとつに目を移して、それから。 アポロを空に向け、 一つ、シャッターを押した。
一応、ぶれていないかも確認して、]
(117) 2023/11/21(Tue) 22時頃
|
|
「えっ――ここが?」
思いもよらぬ答えに鸚鵡返しして、ガタンとゴンドラが揺れる勢いで立ち上がる。先程開けようと試みた窓に張り付いて、近付きつつある地上に、島の全景に、目を落とした。 るくあの"好きなもの"がぎゅっと詰まった、楽しく賑やかなテーマパーク。あのホログラフの言を鵜呑みにはできないけれど、彼女が親しい人たちと遊びたかったのは、嘘ではない気がした。或いは、あの時語らった架空の遊園地のことを少しでも覚えていたから、中学生の自分宛に招待状を出したのでは、――などと奇妙な符号に瞳が輝きを取り戻す。
(118) 2023/11/21(Tue) 22時頃
|
|
この島が煙崎るくあの墓であるなら、 自分の墓標も同じ場所が良い。
(119) 2023/11/21(Tue) 22時頃
|
|
「ああ、すみません、言葉が過ぎました。 ミステリ小説の話ではなかったですね。
……菊水先生と密星先生とやらには ここでは会ってませんけど、 誰も――おにいさんも、 怨恨や害意で、るくあを『殺せるかも』 と思える人が居ないんです。 そもそも昔から、るくあの周囲にはいつの間にか 賛同者崇拝者ばかりが集まってましたし。
真剣に探していないのもありますけど。 僕が言えるのは、残念なことに 坂理は違う、くらいですね。 あまりお力になれないようです。」
『残念』がどちらに掛かるかは敢えて言及しない。
(120) 2023/11/21(Tue) 22時頃
|
|
「後、もしも僕が折角……するなら、 心臓麻痺と診断されるような状態では済まないです。」
抑えている、という灰羅に免じて、具体的な破壊衝動については濁して口を噤んだ。ここで挑発して、あわよくば殺して貰えないかとも過ったけれど、それより色々計画を練る余地がある。
もう空色は、雑多に絡まるチューブ通路や建造物の間に、僅かしか見えない。終わりが近い。
(121) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
「わざわざ、ありがとうございました。 話せて良かったです。 僕はおにいさんの眼鏡には適いましたか?」
緊張した面持ちで合否を問う。結果はどちらでも、何が変わるでもない。 ゴンドラを降り、別れるだけ。答えの返る前に、ふふっと諦念を漂わせる薄笑いを浮かべて。灰羅に認められれば、それはそれで慰めにもなるだろうが、本当に認めて欲しかった人の死を、真実を突き付けられたばかりだ。
「悔しいですけど、結局僕は、 最後までるくあに信じて貰えなかったみたいですね。 彼女に心酔する者からは、離れようとする。」
(122) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
「悪魔の証明は難しいです。
必死に好意を伝えて、他の連中とは違うって訴えても 心を取り出して見せることはできないし。 恋に堕ちるのは理屈ではないから、 どんなに言葉を尽くしても説明するには足りない。
どうすれば、証明できるんでしょうか。」
高く高く、ゴンドラの輪の天辺を仰ぎ見て、そこにるくあが居るかのように恍惚と呟く。 最後は来た時と同じ、慇懃な礼で灰羅を見送った。*
(123) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
[>>113 ゴンドラの窓から人影が見える。]
( ひとりか…… )
[表情までは望めない。 屈辱のシューティングゲームの後から、 連絡を取っていなかった。 何かあったら――、つまり何もなかったか あったとして、伝えづらいものだったか。
己はるくあの実の兄ではなかったが、 幼い頃のるくあと、雛子の記憶は確かにあった。 なのに巻き込んでしまった。 その上。>>1:217 すまなかったな、内心で呟いて。その姿を見送った。*]
(124) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
――回想:惑星パーティを下りて
[>>114 つまり、役に立ちたいと思ったのだ。 という聊か都合の良い解釈をする。 一見、冷ややかな造形の相貌に浮かぶ、 表情の真意は読めないまま。
いたずらっことは随分甘い評価ではないか。 ただ、坂理の評価に瑕疵が付いたことに、 少々意地の悪い笑みを浮かべて。 密星の元を後にした。*]
(125) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
── ホテル305号室→テーマパーク ──
[ 中村と別れた後、 今度こそ卯木は305号室のベッドの上で 一休みすることができた。
黒須や中村と煙崎るくあの話ができたからか、 やっと思考が頭に追いついた気がしていた卯木は 安心したように眠りにつく。 ]
(126) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
[ それから、30分ほどで目が覚めた卯木は、 手持ち無沙汰な状況に落ち着かなくて、 ホテルから出てテーマパーク内を散歩することにした。
あてもなくブラブラと歩く卯木は いつの間に、メリーゴーランドの前に到着していた。>>1:249 ]
(127) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
── 現在:メリーゴーランド『銀河の海賊』前 ──
[ 宇宙船やら星やら色々なものが ぐるぐると回るメリーゴーランドに乗ることもなく、 卯木はただ、その緩慢な動きを眺めていた。
そういえば、従弟がまだ幼い頃、 祖父母と卯木も合わせて4人家族で 遊園地にやって来たことがあったと、 卯木は思い出す。
あの頃は、まだ従弟は卯木に懐いていて、 彼が白馬に乗った姿を 外から手を振りながら眺めていた。 ]
(128) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
[抜けるような空の写真を、 短いメッセージに添えて送る。 事態を動かす力をくれた菊水さんへ。
話をしに行くことは伝えなかった。 でも、彼女も状況を知りたいことと思う。 どこまで話せるだろう――と、考えたが。 彼女の抱いていた疑問については やはり、ふたりのことは私の口から 話せることではないように思われた。
それにまだ、真相も見えていないのだから。 私視点では。]
(129) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
[過去形でないお礼だけでも伝えることで、 一緒に動いていることが伝わるといい。 せめて、雲の向こうに 果て無き青空が臨めますように。**]
(130) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
[ メリーゴーランド。 前進しているはずが、 いつの間にか元の場所に戻っている遊具。
どれだけ先を目指そうと動き回ったところで、 その先に待つのは楽園でも地獄でもなく ただ現実に引き戻されるだけ。 ]
それでも、諦めずに前に進むんだね。
[ きっと、いくら現実を突きつけられようとも たとえ、疲れ果てていたとしても。
君は偉いね、と 何か機械のようなものを付けた白馬に 卯木はそっと笑いかけた。 ]*
(131) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
─ メリーゴーランド/銀河の海賊 ─
[どのアトラクションに乗ろうかと考えながら歩いていると、 メリーゴーランドの前、くるくる回るそれを、眺めている人の姿が目に入る。>>131]
[遊園地に招待された人の名前と顔は、記憶できていないので、 届いていたメッセージを確認してから。]
卯木さん、ですか? 初めまして。海透です。
……これ、乗らないんですか?
[小さく首を傾げて、問いかけたみた。]
(132) 2023/11/21(Tue) 22時半頃
|
|
── 現在:メリーゴーランド『銀河の海賊』前 ──
[ メリーゴーランドの前で黄昏ていると、 どこかから声が掛かる。>>132 ]
はい、卯木です。 初めまして、海透さん。
[ ふわりと微笑んでみるけれど、 メリーゴーランドに乗らないのかと問われれば 苦笑を零して、 ]
(133) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
|
私もいいおじさんですから。 こういった可愛らしい乗り物を乗るのは 躊躇してしまいまして。
[ だったら、なぜこんな場所にいるのか、と 疑問に思われそうな返答になってしまったが、 「メリーゴーランドの白馬に尊敬していた」 という答えよりは、よほどマシだろうと 自身を納得させることにする。 ]
海透さんはお好きですか? メリーゴーランド。
[ 17歳ともなると、さすがにこういう乗り物は 子供っぽいと思っているだろうかと思いながらも、
卯木は海透の事情など何も知らないまま 問いかける。 ]*
(134) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
|
――観覧車
[>>120 黒須の見解を聞いて頷く。 残念の意図は解さなかったが、 何故かその単語には同意したい気持ちが浮かぶ。]
賛同者崇拝者ばかり……、 キミの目にも、そうか。
[そう見取っているのなら、案外、冷静さを 持ち合わせているのかもしれない。]
(135) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
|
……実際に行為に及べるかどうかは、 別の話、という風に取っておく。
[>>121 前言撤回。 続く不穏な発言を幾分抑制された声音で断ち切る。 己を怒らせたいのだろうか。 やがて近付く地上の景色。丁度いい頃合いだ。]
(136) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
|
は? 俺の評価なんか関係ないだろ。 堂々としてろよ。
[選ぶのは己ではないのだ、 黒須のその質問には答える気も起きず、>>122 緊張して採点を待っている子供ような顔の、 額に指を伸ばし、薄い笑い見て空中で止める。]
…………。 知らん。証明なんてできる筈ねェだろが
[煙管を肩で叩く殆ど癖になった仕草をして、 大仰に溜息を吐いた。]
(137) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
|
……それでも、想い続ける以外に できることなんてないんじゃないのか?
[止めていた指を、ピンク色の前髪の下で弾いた。 それでも慇懃な礼がブレないのなら、 ある意味、たいしたヤツだと感心しただろう。 首を鳴らし、そのまま背を向ける。 >>119 彼の望みに気付くことはない。]
るくあは死んで、 黒須くんは生きてるんだぞ。
[だから、何故そのようなことを口走ったかは判らない。]
(138) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
|
[じゃあな、短い挨拶の言葉を締めて、 青年の元を去る。 るくあに信じてもらえなかったと彼は言った。]
信じてなかったのは、誰なんだろうな。
[別れて暫く歩いた後で、ぽつり呟いた。*]
(139) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
|
[ふわりと微笑んでくれた>>133ので、こちらも笑みを返す。 続く言葉>>134は、小さく頷きながら聞いて。]
私は、乗った事が無いので、 好きかどうかは分からないですけど。
いいおじさんが乗るのは躊躇するなら、 一緒になら乗れますか?
……るくあちゃん、ホログラムの映像で、 みんなと遊びたかったって言ってました。 あの言葉が、本当かは分からないけど。 私、とりあえず、遊んでみようかと思っていて。 卯木さんも、いかがですか?
[なんて。 眉を下げて、少し困った様に笑みながら、誘ってみて。]
(140) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
|
……あ。えっと。 別のアトラクションでも、良いんですけど。
[メリーゴーランドでなくても、他のアトラクションでも良い事も、付け足しておいた。]
(141) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
|
──ホテル・自室にて──
[卯木と話をして部屋に帰り。どのくらい寝ただろうか。 目をぱちっと覚まして傍らの時計を見ると、それほど経ってはいなかった。 枕元のデバイスに、通知が入っていることに気付く。]
(142) 2023/11/21(Tue) 23時頃
|
灰占道士 煙は、メモを貼った。
2023/11/21(Tue) 23時頃
|
――ホテルのロビー
[昨日は管理棟で寝たため、 ホテルに足を踏み入れるのは初めてだ。 手荷物をフロントのモナリザへ預けて 部屋まで運んでもらうことにして。]
コーヒーと、ロビーじゃ 例のオムレツは食えないんだっけか。 じゃあ、カレーにするわ。 甘くないヤツがいい。
[そんな注文をロボットが理解したかどうか、 中村がやってくるまでの間、腹ごしらえをする。*]
(143) 2023/11/21(Tue) 23時半頃
|
|
── ホテルロビー ──
[このレンタル衣装のままでいいのか?と一瞬鏡の前で考えたが、灰羅の前でだけ着替えるのは何か含みがありそうに見えるかもな……と思い、そのままの出で立ちでエレベーターに乗った。
ロビーはひと気が無いので、それらしき姿は直ぐに見つかる。>>143 会釈くらいはしたけど、ほぼ初対面と言ってもいいだろう。他の人に見せたものと変わらない笑顔で近付いた。]
灰羅さん?お待たせしました。 中村です。*
(144) 2023/11/21(Tue) 23時半頃
|
灰占道士 煙は、メモを貼った。
2023/11/21(Tue) 23時半頃
|
[食事をし始めて間もなく、 中村から返信が来ていることに気付いた。 降りてくるなら再度の連絡は不要だろう。
運ばれてきたカレーは、具が全て 星型や球形にくり抜かれたもので、 見た瞬間察したが、やはり子供でも食べられる 辛さになっていた。 >>144 昨日見た時と打って変わった派手な恰好で その男が現れたのは、大方食べ終わった頃。]
中村……キラ様だな、 るくあからよくアンタのこと聞かされてたよ。
[行儀悪くスプーンを揺らして挨拶を。 視線で、向いの席を示す。*]
(145) 2023/11/21(Tue) 23時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る