15 青き星のスペランツァ
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― 安置室 ―
[頬を撫でられ>>73くすぐったそうに身をよじるが、どこか嬉しそうな顔をしている]
ぼく だいじょうぶ。 ここ いる ぼく しごと、かなしい ない。
[ここにはアシモフもギロチンもいる、一人で心の中で二人と話をしながら死を悼む。墓守であるヨーランダは、そうして帰還までの期間をこの部屋の住人と過ごしているのだ。 いままでも、多分これからも]
けとぅーとぅ しんぱい。 はろ いっしょ ぼく ちがう、 けとぅーとぅ いっしょ して。
[ドアが開くたび泣き声が聞こえてきたのはヨーランダも知っている。記憶が間違っていなければ、その声の持ち主はケトゥートゥである。 今ケアを最も必要しているのはケトゥートゥなのは明白だ。ヨーランダはそう言ってハロを送り出した**]
(115) 2021/11/12(Fri) 09時頃
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― 安置室/イースターと ―
いーすたー ぼく おぼえる する。 ぼく うれしい。
[記憶から消えた時、人は本当の死を迎える。 そう思っているからこそ、ヨーランダは墓守として犠牲になったクルーのことを覚え続けているし、誰かの記憶に残ることが嬉しいのだ]
いーすたー おねがい ある。 ぎろちん かんばん、 かたみ ほしい。 つぎ ちょうさ ぼく つかう。
[自分がギロチンの死に直接関わっていないことはわかっている、だが、ギロチンが自分の仕事を引き継いでこうなってしまったことに対して、ヨーランダは申し訳なさを感じていた。 だからだろう、回収された機材の中にあった、ギロチンが作ったであろう看板を引き取ろうと思ったのは。 そうして次の調査でそれを使い、新しく入った人にギロチンという人物がいたと、伝えたいのだ**]
(116) 2021/11/12(Fri) 09時半頃
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青い星 地球は、メモを貼った。
2021/11/12(Fri) 09時半頃
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― 二日目/安置室 ―
……はい。 イースターの事も、覚えて頂けると。嬉しいと思います。
[死や弔いについての感覚は、未だ分からない事が多いまま。けれど仮に自分が死ぬ事が有ったなら、その後も誰かの記憶に残り続けたい。その嬉しさは、分かる気がした。]
ギロチン様の看板を、形見に……ですか。 イースターは賛成します。恐らく、皆様からも許可は下りると予想します。
[作ったものを形見という形で記憶に遺す。そういう方法もあるのかと、ヨーランダのお願い>>116を聞いて思う。 ギロチンが彼の仕事の引継ぎ先だったのもあり、思い入れが有るのだろうとイースターは想像した。だが、其処に申し訳なさもあった事は、気付いては居なかったかもしれない。ギロチンの仕事の内容は、恐らく死の原因ではないと考えていた為だ。 ともあれ彼の提案には、その様な肯定の言葉を示した。*]
(117) 2021/11/12(Fri) 10時半頃
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─ 三日目・朝 安置室前 ─
[コポコポと、何処か懐かしさを感じる音。>>98 この音が、アリババの生きている証の音なのだなと、後ろ頭を撫でる手にぼんやりと考える。 どうかこの音が絶えることがありませんように。この扉の向こうへ、夜の旅へ、行ってしまいませんように。 意識が生者に向き出せば、涙もずいぶん収まってくる。
移動を提案されるなら、ついていくだろう。足元が不安なので、服の裾を掴ませてもらったりはするかもしれない。 抱き上げられての移動は、むしろそっちを見られたほうが気恥ずかしい気がする。ケトゥートゥは小柄ではあるけれど、ジルやハロほど小さくはないし。]
……ジル……?
[ふとした拍子に、そのジルがこちらを窺っている>>102のに気がついて、手を伸ばす。おいで、をするように。 ケトゥートゥはジルのオレンジの灯りを見ているより、ジルを直接抱き締めるほうが好きだった。ランタンの灯は不思議で、綺麗で、落ち着くと言われると確かにそうなのだけれど。 落ち込むときは大抵、誰かが喪われてしまったときで。そういうときは、他のいのちを感じたくなるのだ。**]
(118) 2021/11/12(Fri) 11時頃
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― 朝・談話室付近 ―
[回れ右をすると、かぼちゃ頭を安置室の方に向けたジルが佇んでいる。>>102 セラピストとしてこの船に乗っているやさしいいきものも、聞こえてくる泣き声は気にかかる様子。それでも安置室の方へ向かわないのは、ジルなりの気遣いだろう。 おれですか。なんかアリババとキランディがてんやわんやしてるのが見えたので逃げました。ゴメンナサイ。]
多分、あいつにはあれが一番、いい方法なんだと思う。
[思い切り泣いて、直接別れを告げて、夜に歌う。>>2:86 それが彼の弔いであることを知っている。だからきっと、そんなに心配はいらないと思っている。]
おれみたいに情けない顔してるやつがいたら、また慰めてやってくれ。 おれはすごく……助かったから。
[頼まずとも、それがジルの仕事なのだから、ジルはそうするだろう。だから多分、本当に伝えたかったのは後半だ。何となく付け足すような風にしか言えなかったが。
それじゃあな、と一旦ジルには別れを告げて、男はロビーの方へ向かった。]
(119) 2021/11/12(Fri) 12時半頃
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― 探索に出る前・ロビー ―
[ロビーに入ると、モニターを見つめるイワノフの姿>>103がある。]
経験豊富なアンタでも、そう思うかい。
[イージーなミッションというほどの自信はなかったものの、それほど危険の多い場所だとも思ってはいなかった。現状でも、ガス噴出地帯などを避ければ、居住は不可能ではないとは見ているが。 隣というほど近くでもなく、さりとて声が聞こえないほどでもない。そんな位置に立ってモニターを眺めていたが、ふと視線をイワノフに向ける。]
……アンタに海の話を聞きたいと思ってたんだ。
[いいかい?と首を傾げ。海と同じ色をしているらしい、青い目を見つめる。
『マーレ10』の"海"とはきっと少し違う、本物の海の話。 そこに住む生き物と、その上を渡っていく船と、その下に広がる世界の話。 あの砂塵の故郷にはないものだったから、そんな話を聞いてみたかった。]
とてつもなく深い水の底ってのは、どんな景色なんだろうって思ってな。
[そうして、話の途中で、ぽつりとそんな問いを投げた。]
(120) 2021/11/12(Fri) 13時頃
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― 平原 ―
[イワノフとの会話を終えた後、探索に出たライジの機体は平原を走っていた。 昨日とは別方向の平原を突っ切って森林の手前までを探索するコース。目的は昨日と同じ、地図と現地情報の差異の収集だ。
アシモフやギロチンのこともあるし、岩場の他にもガス発生地帯がないとは言えない。この機体は気密性が高くないので、降りないとしても対策は必要だ。タプルの用意してくれた医療キット>>7はすぐ使えるように操縦桿の近くに吊り下げてあるし、念の為ガスマスクなんかもちゃんと――多分操縦席の裏とかその辺に放り込んだ気がする。 そんなわけで、遠くに見える森に向かって概ね最短距離を爆走中……であったのだが。]
ん?
[前方に地面でも岩でもないものが見えて、眉を顰める。マップデータ上は何もないことになっているのだが……]
(121) 2021/11/12(Fri) 13時頃
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水……だな。
[回り込むような軌道を描きながら速度を落とし、停止。ヤケクソ気味な走り方のせいでスピードを出すと急には止まれないのだ。 改めてモニターの表示と外の景色を見比べる。データの上ではただの平原。しかし、目の前にはそこそこの大きさの水場がある。直径は10mちょっとといったところか。これはまあまあ大きめの差異だ。
通信機のマイクをオンにして、データ管理区域に通信を送る。アリババも仕事をしている頃だろうか。昨夜の光景>>34――今思えば、彼も相当に動揺していたのだろう――がよぎり、一瞬の躊躇があったが。]
……あー、こちらライジ。 事前調査の地図にない水源を発見した。そこそこの大きさなんだが、何で見つからなかったんだか……あーいや、でもこれ相当浅いな。でけえ水溜まりみたいな感じだ。
[ゆっくりと"水溜まり"の外周を回りながら、ドーム前方についたカメラを起動。やや縦揺れする映像も送られてくるだろう。周囲には岩や低木がいくつかある以外は見通しもいい。]
(122) 2021/11/12(Fri) 13時頃
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うーん、何もいねえなあ……
[機体が前傾姿勢をとり、カメラが水面に寄る。 水は透明で、薄い色の水底がかなりはっきり見える。目視した限りの水深は足首くらいまであるかどうかといった程度、ケトゥートゥやジルがちゃぷちゃぷ遊べそうな深さだ。 底に石などはなく、柔らかそうな土が堆積しているような印象である。生き物らしいものは、少なくとも肉眼で見える大きさのものは見当たらない。]
真ん中の辺りがよく見えねえな。 浅いし、ちょっと入ってみるぜ。
[そう言うと、ざぶんと機体の片足を水面に突っ込んだ。 ずしん、と鳥のような足が水溜まりの底に、]
(123) 2021/11/12(Fri) 13時頃
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[……つかなかった。]
……あ?
[ずぶずぶずぶずぶ。 底のように見えていた堆積物は思ったより柔らかく、重量のある機体はどんどん沈み込んでいく。送られる映像もなんか斜めになる。]
(124) 2021/11/12(Fri) 13時頃
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うわっやべえ。 あーこれ多分、泥で埋まっててスキャンに引っかからなかったとかじゃねえかなー。 あーーーーっやべえちょい待って、
[なんてこった。硬い地面についている方の足がまだ踏ん張っているが、これ以上傾けばひっくり返ってドームごと泥中に沈んでしまうだろう。いやわかってるこれはおれが迂闊だった。完全におれが悪い。完全におれのミスなんだがそれはそれとして今から入れる保険はありますか。**]
(125) 2021/11/12(Fri) 13時頃
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― 安置室 ―
いーすたー わすれる しない。 ふね みんな わすれる しない、 みんな だいじ。 ぶじ かえる する すごく うれしい。
[皆が自分のことをどう思っているかはわからない。だが、ヨーランダはクルー全員のことが好きだ、心を持つものも、心を持たないものも、人の姿であろうとなかろうと]
かんばん ちょうさ おわる たぶん はいき。 いーすたー はいき だめ しんせい おねがいします。
[船のスペースは限られている、調査が終わり帰還準備に入る前に、機材でもサンプルでもない看板は処分され、圧縮されて廃棄されてしまう。 ヨーランダは申請方法を知らない、そのためイースターに持ち帰り許可の申請を頼んだ]
(126) 2021/11/12(Fri) 14時頃
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― 二日目/"海"付近 ―
[大変真っ当な答えだろう。暴走探索にストップが入る。>>112 イースターの言うとおり、何も今日全てやらねばと言う事はない。 後日出直す、もしくは誰かに任せればいい。
他の立候補者が居なければが前提の話だが、イースターが付近の調査を行うなら、このまま引き継ぎと言う形式に収まるだろう。 自分の広範囲ローリング探索パッションも分かられているし。
無論、希望するような「全部」は無茶なのだが。
単純な年齢はアリババの方がはるかに上な筈だが、現在の手綱はイースターが握っている。]
(127) 2021/11/12(Fri) 17時頃
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[船に乗った理由を尋ねられれば、イースターの目と触角を静かに見つめる。>>113 彼女のソレは、表情よりも敏感に感情を露わにして居る様な気がした。顔色を伺うように、少しずつ言葉を選んで。]
調査船に『居る理由』は習性から
[自分達は好奇心や知識欲が強い。種族習性や欲のまま船に乗ったと言うのは何も間違ってはいない。 スペランツァのような探査船に居れば、確定で数多の情報が手に入る。 それで満たされるのならば、その者にとってソコが一番落ち着く場所になるのだろうし、足らなければ後先考えず別の場所に突っ込んで行く。
他の者も現場の形がなんであれ、複数情報が行き来する所に居ついている筈だ。 少なくとも自身が最後に会った同族は、そう言った理由で探査船に乗っていた。
しかしそれは、態々クルーを希望した理由にはならない。]
だが『探したかった物』は別にある
[私的な理由は全く別な、酷くシンプルな物で。]
私はいつか、こんな探査装備を全て脱ぎ捨て、 命ある星の上で、そのまま生きてみたい
(128) 2021/11/12(Fri) 17時頃
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[問いへの答えは、"海"より更に遠い風景へと吸い込まれて行く。 頭部をやや傾け、黒い水面を揺らし、気泡が産まれ、消え、 目の前のイースターでは無い遠い何処かを見つめる。]
私を受け入れてくれる星にたどり着く もしくは、解決方法を探す
クルーを希望したのは可能性を求めて、だな
[他者が持って居る当たり前の権利が羨ましかった。]
(129) 2021/11/12(Fri) 17時頃
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[この星は、命と言う名の有毒物質で溢れ、 致死量の毒素に汚染されている。
身体の全てが四肢あり消化器でもある自分にとって、異物の摂取は致命的な物だ。
外界との遮断無しに生きてみたい。この色彩の中で生きて良いのだと、そんな許しが欲しかった。 誰に願い乞う訳にも行かない物だが、許しという物を求めていた。
自分も、命に祝福される何者かになりたかった。 形の無い何かでは無い、ありふれたヒューマノイド体。 本来の自分では無い何者か、他者との交流で生まれる感情、自分の知らない自分が行き着く場所。
ああ――…、私にも顔があったなら、ば。]
(130) 2021/11/12(Fri) 17時頃
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[天然水源を見るのは彼女と違い初めてではない。>>0:26 だが遮断された風景を、切り取られた額縁の世界を、唯々眺める事しか今まで出来なかった。
自分は決して死ににくい訳では無い。>>2:115 船内でも安全は約束されておらず、望まぬ異物の取り込みで体組織が崩壊する身体、他者と己を隔てる壁のような『袋』。自己管理が生死を左右し、他者と接する為の免疫を常に更新し続ける自己知識。
情報としては把握しているサンドイッチと言う物質も、数字やグラフ、他者の残す言葉の羅列しか知らない。 口腔補給され徐々に欠けて行く食物と、それを黙々と口にする横顔。 きれい、おいしい、ならよかった。>>114 そんな単語の感想が幾つか沸いて、]
いつか私もソレを食べてみたいな
君と並んで、 また"海"を見ながら
[憧憬し渇望するものは、 たったそれだけの些細なしあわせ。*]
(131) 2021/11/12(Fri) 17時頃
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― 三日目・朝:安置室前 ―
[移動するであれば、行き先はケトゥートゥに任せる事になる。>>118 服の裾は好きなだけ掴んでいくと良い。男は何も言わず、静かに声を撫ぜている。
ふと、ケトゥートゥが小さく名を呼ぶ。 視線を同じ方向に向ければ、名の持ち主であるジルのほのかな明かりが見えた。>>102 小さな手が伸ばされるのを微か笑いながら見る。 ジルがこちらに歩んで来るならば、自分も手を伸ばし、数度毛並みを撫で、ゆっくりと手を放す。
そろそろ立ち直らなければ。 探索三日目、クルー達が徐々に出発し始めている。 今は自分に出来る事をと、静かにケトゥートゥとジルから離れていく。
ケトゥートゥは先より落ち着いたようだし、ジルはそもそもセラピストだ。 過保護すぎても困るだろうと後ろに下がる。
まあ自分に付いて来るであればついて来ていいので話は別だが、多分ついて来ても、大慌てな未来が待って居るぞ。*]
(132) 2021/11/12(Fri) 19時半頃
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― 三日目:アリババのいつもの場所 ―
[機械の山の中、普段通りのポジションに付き、通信を複数立ち上げ、本日の業務を開始する。
したの、だが、>>121>>122]
待ってくれ、そこにそんな物は… 待て待て少し地質のファイルをもう少し
[今探す、待ってくれ。 ライジからの通信に、平原のデータを漁る。 周囲に川などあったか?いや、今の時期は干上がっているだけかもしれないしなんならその水源自体も昨日までは干上がっていて今日になって顔を出したとかそう言うイレギュラーな地形の…。
思考をグルングルン回転させていると、リアルタイムの動画が送られてくる。 風景は揺れているが見通しは良い、何故こんな場所の物を見落としていたのか、やはり急に発生した何かがあって自分達には察知できずで、つまり、その、ええと、]
(133) 2021/11/12(Fri) 19時半頃
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[映像が水面に寄る。>>123 水たまりのようだなと思いながらそれを見ていたが、]
待てライジ君、そんな無防備に近寄るのは
[無防備に突っ込む自分が言えた事では無いがちょっと待って欲しい。 機械越しではやや冷静寄りのアリババ、ライジちょっとまって、ステイをかけようとした。 が遅い!]
…あ?
[あああああっ??!?!>>124>>125 映像が傾き、水平線の位置も徐々に下に――、つまり落ちて居るでは無いかこれは、落ちて居るが?!
『溺死』
その言葉が脳裏によぎり気が遠くなり、身が一瞬どろり崩れかける。 マズい一番付近に居るクルーは誰だいや近くとも足が遅い間に合わない、では一番早い手段はというと。]
(134) 2021/11/12(Fri) 19時半頃
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今行く!!!!!!!
[いまいくライジくん!!!私が今行く!!から!!!! 他の船内待機クルーを向かわせるとかそう言う事は思いつかなかった、何も思いつかない。 バンと部屋を出て、自室にある探査全身装備も拾わず、整備室で待機している複数種の探査機をザッと見て自分が動かせそうなものはアレでソレとアレで説明書操作方法は幸いにも頭に全部入って居るからええと!つまりは!
アレだ! ええいなるようになれの勢いでドゥルルンと擬音通りに身体を流しこむと、 ガション、 重い鋼のそれが動き出した。]
(135) 2021/11/12(Fri) 19時半頃
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― 三日目:平原 ―
[沼に沈み込んでいくライジの探査機の上空、ふと大型の影が落ちる。
回転する複数の羽、大型マルチコプター構造。 全体は白く、脚部はやや頼りないものの、大型の荷を吊るし運ぶため胴部分はそれなりに大きい。
移動式かつ、浮遊型クレーン。もしくはウインチ。 馬力はあるのだが細かい操縦に難アリ、付近目視にてリモコン遠隔操縦を推進。 空中作業で大きな荷の上げ下ろしを行う為の物だ。滅多に出番は無い上に『マーレ10』で使うにはまだまだ出番が早い。 荷運び以外に特別な機能は備わっていない。 重い物の上げ下ろし運搬できる無人飛行探査機、それだけ。
ソレが凄い勢いで飛んで来たと思うと、ライジの頭上でピタッと止まる。凄く器用に。
下部のワイヤーは既に下がっているが、ここに来るまで先端を色々な物にひっかけて来たのだろう、植物の葉が枝ごとブッ刺さっている。ケトゥートゥに死ぬほど怒られるのでは?というのはなんとなく想像がつく。
本来、付近地表に監視者が居る、かつ遠隔操作される物なのだが、ものすごい勢いでワイヤーを引きずってきたソレの周囲には誰も居ない。
だと言うのに、かなり正確に動いている。]
(136) 2021/11/12(Fri) 19時半頃
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『ライジ君!?』 『まだ死んでないよな?!?』
[まだ沈んでないよね?!?!? 通信に若干ノイズが入るが聞き覚えのある声。よくよく浮遊機胴部分を見ると、サンプル保管用の大型ポッドがはめ込んである。 はめ込んであるというか、それが正しい姿なのだが、中にものすごく見覚えのある黒い液体がダプダプ揺れていただろう。 そう、カプセル入りのアリババ(※本来の姿)である。
本来ヒトが乗れるようには作られていないのだが、入ってしまえばこっちの物。 ボッチャンボッチャン激しく揺れているが、特に酔うことはない。凄くシャッフルされているが。
自分が乗れて!使用時期でない為船に放置されており!シンプルに早く!重い物でも引き上げ可能! これしかない。
ワイヤーは既に垂らしてある、引っかけられればそのまま引き上げ可能だ。 代償は入れ物に収まった自分の姿の見せびらかしだが、特に恥ずかしい訳では無い。**]
(137) 2021/11/12(Fri) 19時半頃
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― 現在・マーレ10上 ―
…………ふム。 やはりマーレ10ハ、地面が安定していなイ部分がある模様。移動ニ『つむじ風モード』ハ不適。
[チキュウは足元を何度も確かめるようにして歩いてみるも。地面がぬかるんでいるのを確認し、浮遊体勢に移る。]
(138) 2021/11/12(Fri) 19時半頃
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― 平原 ―
[そう、アリババからの制止の声>>134をちゃんと最後まで聞いていればこんなことにはならなかったのだ。反省とか謝罪とかはとりあえず置いておきます。今は。]
……クソッッこんなの"海"とは認めねえぞ!!
[ドームを開けて、積み込んでいたワイヤーガンを手近な岩や地面に向けて手当り次第ぶっ放す。うまく固定できたワイヤーを引っ張り、機体の外側についているフックに引っ掛ける。 前の探索で崖を登った時に固定用のフックを増設しておいたのが幸いだった。この二足歩行機、完全に想定されている使用用途を逸脱している。故障してメーカーに問い合わせても保証してもらえないやつである。もうメーカーないけど。]
(139) 2021/11/12(Fri) 20時頃
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はーっ、はーっ、ひとまずはこれで……
[何本かワイヤーを固定すると、どうにか機体の沈み込みは止まった。 地についている方の足も斜めに傾いたかなり危ういバランスではあるが、とりあえずは止まった。陸に上がれるかどうかはまた別の問題だが。いやかなり難しい気がする。詰んだわ。]
……ん?
[こっちはこっちで慌てていたため聞き流したが、アリババ"今行く"とか言ってなかったか? え、行く? 行くって、来るってことか? あいつが????]
ちょい待て待て待て、行くってアンタ、
[通信機に向かって今度はこちらが制止の声を上げようとして、]
(140) 2021/11/12(Fri) 20時頃
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あ?
[落ちる巨大な影、響き渡るプロペラの回転音。>>136 見上げると、見覚えのある無人飛行探査機が飛来するところ。整備されてたっけとか使用申請はとか細かいことが走馬灯のように頭を駆け抜けていくが、猛スピードで飛んできたと思えば空中で鮮やかな急停止。やたら精密な飛行姿勢。]
(141) 2021/11/12(Fri) 20時頃
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……何だその操縦技術!!?
[完全に状況にそぐわないツッコミが第一声だった。]
(142) 2021/11/12(Fri) 20時頃
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ライジは、ぽかんと口を開けてアリババIN無人飛行探査機を見上げた。
2021/11/12(Fri) 20時半頃
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……助かった……
[ともあれ、天からの助けとはこのことである。 ドームの縁に立ち、無人飛行機の下部から下がっているワイヤーを掴む。グローブをした義手はワイヤーがぶち当たろうが痛くも痒くもないが、頭はそうもいかないので注意深く、かつ素早く、フックを自分の機体に引っ掛ける。 しっかり固定されていることを確認して、大きく手を振って引き上げてくれの合図をした。
と、飛行機の胴体部分に何かいる。目を細める。 激しく揺れる黒い粘性流動体を認識して、そんな無茶苦茶な……と乾いた笑いが漏れた。]
まさかアンタが真っ先に自分で来るとはな。
[少し意外だ、と零しながら。 機体が引き上げられ始めれば、操縦席に戻ってドームを閉めた。**]
(143) 2021/11/12(Fri) 20時半頃
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ライジは、ケトゥートゥには後で一緒に怒られます。と神妙な顔をした。
2021/11/12(Fri) 20時半頃
雲水 ハロは、メモを貼った。
2021/11/12(Fri) 21時頃
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――海へ――
へいき! こわくない! はやいねぇ、はやいねぇ!
[>>107ポーチに携帯食を詰めてもらって、キランディに抱えてもらう。 こんな飛び方も高さも初めてで、それはそれは楽しくてたまらない。 声ははしゃぐように跳ねて、眼下に海を捉える。
反重力パンはハロの足元もリアルタイムに映すので、きっとマーレ10の広大で豊富な水資源が絶景としてモニターを彩っていただろう。 まあ、データ班代表(とハロは思っている)はそれどころじゃなかったかもしれないが>>135。]
(144) 2021/11/12(Fri) 21時頃
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