人狼議事


14 冷たい校舎村10

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 ―― 望月病院 ――

[ お父さんは、車を病院の正面入口の前じゃなくて、
 夜間入口の近くに停めてくれた。
 あたしはありがとうってお礼を言って、
 トートバッグを持って車を降りる。
 お財布とかハンカチとか、
 ラップに包んだ焼きおにぎりとか
 お味噌汁の入ったスープポットとかが入ってる。
 スマホはすぐに気づけるようにコートのポケットの中だ。
 帰る時は迎えに来るから連絡しなさいって言う父に、
 あたしはもう一回ありがとうを言った ]

 日食君。

[ 夜間入口を入ってすぐ、
 自販機コーナーに日食君がいた。
 思わずあたし、大きな声を出しそうになって、
 慌てて口をふさぐ。
 いけないいけない。ここは夜の病院だ ]


[ メッセージは届いてたんだからさ、
 無事なのはわかってた。
 あたしだって、あの世界で死んだけど、
 こうやって生きてるんだし。
 だけどやっぱり無事な姿を見ると安心するね。
 おかえりって言ってくれる日食君に、
 あたしはうんって頷いた ]

 日食君も。無事でよかった。
 日食君、マネキンになってたんだよ。
 あたしと路子ちゃんで運んであげたんだから。
 感謝しろよな!

[ 血まみれになって云々はさすがに言わないけど、
 恩はしっかり売る!
 両手に花だったんだんだから!
 意識はなかっただろうけど!
 そしたら、ジュース奢ればいい?なんて
 自販機の方を向こうとするから慌てた ]



 なんでそーなるっ!
 ……そーだなあ。日食君といえば猫じゃん。
 
 和歌奈ちゃんさ、きっとすぐ退院ってわけには
 いかないよね。
 きっと退屈するだろうからさ、
 選りすぐりの猫写真、グルチャに流してよ。
 あたしも見るし。

[ 小6のあの日、飛び降りようかって言ったあたしを
 ひめちゃんは止めた。
 飛び降りだと、あたしの生死を
 コントロールできなかったからだ。
 飛び降りだと死ぬってひめちゃんは考えたんだろう。

 和歌奈ちゃんは、望高の屋上から飛び降りた ]


[ ……そーゆーことは今は考えない!!
 和歌奈ちゃんは、ひとりじゃない。
 ひとりじゃないから、大丈夫のはず。
 みんなが一緒に連れて帰ってきてくれるはず。
 なにしろあそこには、
 「持ってる」路子ちゃんだっているんだし ]


[ あたしはあの世界を夢だったとは思ってないし、
 日食君もそうみたいだった。
 こうやって話が通じるのが何よりの証拠 ]

 ……さて。先生来てるんだよね?
 和歌奈ちゃんのご家族とか。
 挨拶してくるよ。
 日食君はまだしばらくここにいるの?
 なら、誰か来るかもしれないし、出迎えよろしく!

[ あたしはそう言って、病院の奥へと足を進めた ]*


メモを貼った。


【人】 泥炭採り ユンカー

─── 少し前、猫耳を発見した時に ───

 閉じ込めて何がしてーのか。
 けれど、ハッキリしたな。

[普通の人にとっちゃあ、ただの猫耳。
オレ達にとっちゃあ、思い出深い品。
こんなオカルトちっくな局面で、猫耳なんて不釣り合いなもんだしてくるんだから、間違いない。]

 やっぱ、オレ達の中にいんだな。
 この場所を作ったやつってのが。

[それが誰なのかは未だに分かんねーけど。]

(100) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 泥炭採り ユンカー

少し、ほっとした。

(101) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


[平塚さんのマネキンが体育館に。
夏見さんのマネキンが屋上の扉の前に。

——という情報を、不知火さんから聞いた。>>76]
 

(102) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 そっか、わかった。

[廊下でばったり出会って、一通り必要なことを聞いた後、
少し動揺しながらも、事態を飲み込んで返事を返す。

やはり彼女は行動力が高い。
文化祭準備期間の失踪事件を思い出す。
足が不自由だから歯痒いのだろう、なんて、
勝手な思い込みを押し付けてた自分の甘さを改めて実感する。

今回は、帰れなくなっていなくて良かった。
突如現れたエレベーターのおかげでもあるのだろうか。]

(103) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 屋上まで行ってくれたんだな。
 ……なんというか、

[どうしてエレベーターが設置されたのだろう。
その理由を探すとやはり、不知火さんのためではないかという考えがよぎり、
もしかして彼女が——と、思ってしまえば、
言葉がどことなく濁ってしまう。]

 探してくれて、ありがとう。

[感謝の言葉と、かつて勝手に心配したことへの罪悪感。
それらが混じったまま、教えられた場所に向かう。]

(104) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[>>100雄火と話して確信を深めたけれど、
この世界の主がこの中にいるのなら、
それは不知火さんかもしれなくて。

そうじゃないとしたら、おそらく、
不知火さんにも自由に校舎を動き回って欲しかったと、
そう思う誰かが、いる……?]

(105) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[手近なエレベーターに乗った。
俺は、学校の校舎を移動するなら階段で駆け上がったほうが早いと思っている。
両足が満足な者の、当たり前の思い上がり。

だから、待っている間はもどかしかった。
ランプを見上げれば、よくわからない猫のマークがついている。
ああ、俺たちの思い出にはどうにも猫の気配が濃い。

>>16エレベーターに乗れば、猫のようなボタンは気になるものの、
まず目指すのは不知火さんに教えてもらった屋上の場所。

やがて、音を立ててエレベーターは到着するだろう。
>>89そこに先客がいたかどうかは、扉が開くまでわからない。*]

(106) 2021/11/11(Thu) 23時頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2021/11/11(Thu) 23時半頃


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 体育館に向かう前 ──

[平塚を降ろすのを請け負えば、
真梛に謝られ、軽く息を吐きだした。>>84


  ……んな、謝ることかよ。
  やりたくてもできないってことくらい見りゃわかる。

  わかった、体育館だな。


[微かなひっかかりを感じながら
俺は車椅子の横を通り過ぎ。
体育館に向かって歩き出そうとした、のだけど。]

(107) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[聞こえた声に、思わず足を止めた。>>85


  ……はぁ?


[何言ってるんだ?
怪訝な顔を隠さずに振り返り。
まじまじと見た真梛の笑う顔はいつもと違っていて。
こいつもそういう顔もするんだな、なんて
ここにきて新しい発見をした気分になりながら。]


  そんな、今更なこと謝らなくても……
  っていうか、いつもみたいにへらへら笑って、
  礼言ってたのはどうしたんだ。


[口にしてようやくそれが、
さっきひっかかったことだと気づく。]

(108) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  迷惑とか、今更なんだよ。
  何を反省してるのか知らないけど、
  それ反省する方向を間違ってるんじゃね。


[あの時、教室の喧騒に紛れてしまい>>1:32
聞きとることが出来なかったから。
俺はその真梛の態度に眉を顰めて、再び背を向けた。]

(109) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  平塚は、虎次郎んとこ連れてくつもり。
  みんなに知らせんのは……頼んだ。


[任せた、と言いかけて。
少しだけ言い方を変えてから。
校舎へ引き返す車椅子と別れようか。*]

(110) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

【人】 天文学会 ワカナ



わかるわ……私だって寂しいし……、
それに、いくらマネキンとはいえ、
寒そうなところにひとりぼっちにしておくのはねえ。


[そう、いくらマネキンといえ、だ。>>93
ただ、和歌奈はあくまでだれそれのマネキン、と呼ぶけれど、
彼女はちゃんと名前で呼ぶ。
そういうところも優しいと思うなあ。

その微笑み>>94が心配で崩れないようになんとかしたい。
具体的には素早くやるべし――]

(111) 2021/11/11(Thu) 23時半頃


     わたし
[そう、平塚莉希が死んでも
 ママは悲しまない。

    天野莉希の死を、悲しむだけ。
    だってそういう人なのだから。]
 


【人】 天文学会 ワカナ

―― 屋上の扉の前 ――

[とはいえ、いざマネキンと向き合ってみれば、
思うところの一つや二つ、出てくるわけで]


ふふ、二人きりになれたね夏見ちゃん。


[ついでに二人きりならば、
意味ありげな笑みも隠さない。
とはいえ数秒も経てば引っ込めたが]

あのさ、ごめんね。
実は……夏見ちゃんがこの世界を作ったかもしれない、って、
私、ちょっと思ってたんだ。
ほんとにちょっとだけだよ。

(112) 2021/11/11(Thu) 23時半頃


   わたし
[ 平塚莉希は 貴女の どこにいますか? ]
 


[文化祭が終わって春が近づくにつれ、
 どんどん憂鬱になっていった。
 進学するにしたって、ママが納得するところに
 しか行かせてくれない。
 レッスンやオーディションだって再開する心算
 だろう。

 ……また雁字搦めの生活に戻る?

 ううん、この三年間だって、
 糸は絡まったままだったよ。]



[ まるで操り人形のように ]
 


【人】 天文学会 ワカナ

……進路の話をした時のことを思い出すとさあ、
ひょっとしてその可能性はゼロじゃないかも、
なんて思っちゃって。

[実はお互いに気持ちを隠してたとか、>>2:351
あの時夏見七星に対して的外れなことを言ってたとか。
もちろん知らない。
だから、いずれこの疑惑が杞憂であるかどうか確かめたかったけれど、
そうするべき相手は、どうやら、
この世界のどこにもいないらしい]


  正直、今はほっとしてるよ。ちゃんと。


[ふと小声で漏らされた言葉の本当のところは、
どこまでも自分本位だ。
普通の日常に帰るという理由を盾にして、
夏見ちゃんのココロを引っ掻き回す機会も、
その誘惑につられる機会も、なくってよかった]

(113) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ



[やりたいけど、やりたくないことだ、こんなの。
こんなことをしても、私の「このメンバーで何がしたいか」が解決されると思えない。
墨鳥くんとの昨夜のやりとりでも、そっちを考えないでよかった。


  誘惑に抗えるかどうかはまた別の話だけど。
  我ながらため息のひとつも出るというもの]

 

(114) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 天文学会 ワカナ


[こどものような小さな指で首を絞められた痕をなぞる。
苦しめられながらも笑っている、>>2:429
その矛盾にまみれた顔を見つめる]


この世界をつくった誰かさん。
優しいのかそうでないのか、やっぱりわからない。


[自分の頭の中という卵にみんなを閉じ込めておきながら、
帰るための道を用意している……のかなあ]
 

(115) 2021/11/12(Fri) 00時頃

―― 帰還 ――


 ―――――っ!


[何かに弾かれるようにばちりと目が覚めた。

 鼓動が早い。
 呼吸が浅い。
 嫌な汗だって流れている。
 まるで悪夢を見た時のように。

 息を落ち着かせながら沈んでいたベッドから身体を
 起こした。

 えぇと、私何してたんだっけ?
 ……そうだ。ママと電話して一方的に色々言われて、
 しんどくなってベッドに身を投げたんだ。]


[窓の外はとっぷりとした闇に染まっていて、
 冬の空気が星の光をより綺麗に瞬かせている。
 思わず窓を開けた。
 窓はすんなりと開いた。
 雪は積もってはいなかった。]


 ……夢、だったのかな?


[夜空を見上げれば綺麗だなぁと思ったけど、
 身体が冷えればママに怒られる、とやっぱり
 すぐにからりと閉めた。]


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 体育館 ──

[舞台の上に並べられた、見覚えのある大道具。
そういやあの時、劇の宣伝もされたっけ。>>0:350
なんだかんだ着ぐるみで絡まれまくったせいで、
観に行くタイミングは逃してしまったけど。

運搬のお駄賃にもらった茶と菓子を食べながら、
どんな内容か聞いたりしたことを。
今更のように思い出しながら。

舞台の中央に吊るされた、黒髪の人形に眉を顰めた。
降ろしてほしいそれが平塚だと聞いていなかったら
きっと俺はそれが誰だかすぐにわからなかっただろう。

舞台にあがって人形に手を伸ばす。>>2:451
ぽたり、と滴り落ちた錆くさい赤は、
それがまだ新しいことを示していた。]

(116) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[ああやっぱり。
そんな、どこか納得してる俺がいるのを自覚しながら。]


  …………無事、帰れてるといいな。


[古香と夏見から仮説を聞いていなかったら、
実際血まみれの人形に出くわして
こんな平静でいられなかっただろう。
糸を外していけば、がくん、と人形が傾いだ拍子に
黒髪だけが床に落ちて、いつもの髪色が現れて。

やっと見覚えのある平塚の面影を人形に見て
何故か少しホッとした。]

(117) 2021/11/12(Fri) 00時頃

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