3 ディアス家の人々
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― 旅立ち ―
[ アリステアは日常の仕事と同様に生真面目に、支度を整えていった。
彼の用意した書類を自分の目で見ることはできずとも構わないと思っていたが、点字翻訳されたものも用意されていたのには驚いた。 書類に染ませてある香は、彼が紡ぎ出した話を裏付けるのと同時に、ウィリアムの興もそそる。
偽装ではなく、香について学んでみたいと思った。
きっと──夜の営みにも活用できるだろう。]
(83) enju3 2021/01/19(Tue) 21時半頃
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[ 旅立つ日には、見送りの家族と抱擁を交わし、使用人たちにも心ばかりの記念品を渡す。 遠いところへ行くからめったには会えないと、皆も了見していた。]
おれは望んで彼の地に赴くのだから、笑顔で見送ってください。 便りがないのは、元気にしている証拠だと思って。
皆の幸せを願っています。
[ そうして、従者の呼びかけにうなずいて、馬車に乗り込む。]
(84) enju3 2021/01/19(Tue) 21時半頃
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行こう、おまえと──愛と共に。
[ ステッキでコツリと軽く、馬車の天井を突く。 出発の合図だ。*]
(85) enju3 2021/01/19(Tue) 21時半頃
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[お兄さまが旅に出るのを、家族総出で見送る。 ディアス家の姫ももちろん、その中にいた。]
ウィリアムお兄さま。お元気でいらして。 わたくし、お兄さまのために毎晩ちゃんとお祈りしますわ。
[小さい腕を目一杯伸ばして抱きつき、それから小さな鉢植えを差し出す。]
わたくしのお花よ。 花言葉は「いつも元気」なんですのよ。 遠いところへ行かれるお兄さまに、 わたくしの元気を分けて差し上げたいの。
花が咲いたらわたくしを思い出して。 ポーチュラカは、ずっと元気に過ごしておりますわ。
[そんなお別れの言葉と一緒に、頬にキスをした。*]
(86) nekomichi2 2021/01/19(Tue) 22時半頃
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[ディアス邸の敷地を出て、窓の日除けを降ろせば馬車の中は真の闇だ。 いつしか車輪も砂利道ではなく、もっと滑らかな場所を走っていた。 馬蹄の響きも、今は聞こえない。
異界を旅する馬車は、ふたりを乗せて駆けていく。 彼にとってはこの先の何もかもが未知だろう。
それでも共に行くと言う彼へ、私は惜しみなく愛を注ごう。]
―― ああ。行こう。 新たな世界を、おまえと共にひらこう。
[きっとそれは、喜びに満ちた世界になるはずだ。*]
(87) nekomichi 2021/01/19(Tue) 22時半頃
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