17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2022/03/06(Sun) 00時半頃
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[ミケさんが自分のことをお節介だと>>84 思っているともし私が知ったら、 ぜんぜんそんなことない!と首をぶんぶん振って 話を聞いてくれることがとても嬉しいと伝えただろう。
つらかったな。>>83
飾りのない言葉が、どんな慰めより胸を打つ。 今度は躊躇う様子なくグラスを手に カルピスを口にするミケさんに、私も習った。]
(88) 2022/03/06(Sun) 09時頃
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["家族、友人、恋人、仕事仲間、 そういう者がすべて居なくなった世界">>30 そこから来たという、不思議なミケさん。
私の突拍子もない話を疑うこともなく、 ひとつひとつ、丁寧に言葉を重ねてくれる。>>86 その言葉はぜんぶ、本当にぜんぶ的確に 私の心を捉えて、腹の奥底へ沈めた感情に触れて、 寄り添ってくれるみたいに感じられて。
ああやっぱり、この人もいつの日か 寂しいという感情をその身に得たことが あるのかも知れない、と勝手に思う。]
(89) 2022/03/06(Sun) 09時頃
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[じぶんにうそをついていきているような。 そこで、鼻の奥がつぅんと熱くなった。 慌ててカルピスを煽って、 しぱしぱ、瞬きして誤魔化した。 ]
……うん。 みんな、よかったって。 水輝が生きててよかった、って、言うから。 だから、よかった、って思うようにするの。 だって、苦しいのは、私だけじゃないから。
[声が震えないように、何度か咳払いをする。 グラスの表面を水滴が伝い流れる。 代わりに泣いてる。 ]
(90) 2022/03/06(Sun) 09時頃
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それは、きっと、自分に嘘、ついてた。 ……ていうかさ初恋の人も居たのに、 告白もちゃんと出来ないまま、大人になってたし、 めちゃくちゃかわいい彼女居たし、 ─── 私の名前さえ、呼んでもらえなかった。
[はらたつやろ、自転車のサドルだけパクられて、 代わりにブロッコリー刺されてる呪いかけたわ、と 乾いた笑いで口にして、ようやく自分で理解する。
ああ、そんなことも、心の枷だったんだ。
今さら、どうすることも出来ない、 誰を責めることも出来ない、 理不尽な出来事に対する、悲しみと怒り。 ]
(91) 2022/03/06(Sun) 09時頃
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[きっと、私はもう、わかってる。
過去は、変えようがないこと。 ]
(92) 2022/03/06(Sun) 09時頃
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ありがとう、ミケさん。 優しいね。
[にひ、と、笑う。 潤んでしまいそうな瞳を誤魔化して。 ]
優しいミケさんも、辛くないといいなって思うよ私。 カルピス一緒に飲んだら友達やねん、 地球ではそういう決まりやから、 少なくとも、私はいま、 ミケさんの友達になったって図々しく思ってる。 ……知り合いひとり、増えてもいい?
[目をぐい、と擦って悪戯に笑んで。 ]
(93) 2022/03/06(Sun) 09時頃
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[ミケさんがまだ私と話してくれるなら 身を乗り出してその境遇に聞き入るだろうし、
席を立つなら別れ際には手を差し出して見送るだろう。
握り返してくれてもくれなくても、 私は勝手に穏やかな気持ちで。 異空間で出来た優しい友人の、 可能な限りの幸せを祈るはず。 ]**
(94) 2022/03/06(Sun) 09時頃
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[ それはいつかの刻 終わりの色に囚われた光が逃げ出して 流れ星となったかのように 小さな白い瞬きが近づいてきた。 虚空の狭間にも流れる気流があるのだと その小さく頼りのない翼をはためかせ語りながら ふわりとわたしの手元へ舞い降りる。>>41
ゆっくりと翼をひろげてみる。 そこにははじまりの無を切り裂くように刻まれた蒼 宵の群青が>>40 静寂にして雄弁な風を運び わたしの髪を撫であげた。 ]
(95) 2022/03/06(Sun) 10時半頃
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どんなヒトなのだろう?
[ 手紙を眺め、末尾のB≠フ文字に指を這わせる。 男のヒトなのだろうか? 女のヒトなのだろうか? それとも白いネズミやディアなんとかさんみたいな ほかのナニカなのだろうか?
優しい言葉で語りかける様は深窓の令嬢にも 老成した老紳士にも思えたり 『終わりの黒の中に残された染まらない光』だなんて 随分と情緒的な物言いをするものだから 気取った若旦那なのかも? と考えて思わず苦笑。 情緒的で気取るのはわたしだってそう。 もしかしたら合わせてくれたのだろうか? そう思うと見知らぬ手紙の主の気遣いを感じて 嬉しそうに目を細めた。 ]
(96) 2022/03/06(Sun) 10時半頃
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青は好き どこまでも高い空の色 どこまでも深い海の色 広くて 可能性に満ちた 憧れの色 でも広すぎて誰の手にも届かない 遠い憧れの色……
でも、だから
(97) 2022/03/06(Sun) 10時半頃
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『 前略、扉のこちら側から 扉の向こうのB様へ お返事感謝します。
ここははじまりであり続ける場所 ひとつめを拒む場所 ひとつめも ふたつめも すぐそばにいて おわりだって見えているのに 染まらない 色づくことを許さない そんな永久のはじまり わたしたち≠ニいう色ははじまりとおわりの狭間を 彷徨っているのでしょうね
わたしは赤≠オか知らない だから選べたとしても変わらない 変われない
あなたはどこへ? 残された光を目指して? その想いの欠片が夜を超え空の彼方へ届きますように
そしていつかあなたの蒼が降り注ぐ雨となって 数多の色に届きますように H 』
(98) 2022/03/06(Sun) 10時半頃
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[ わたしの色を刻んで飛ばした紙飛行機は 夜の先へと遠ざかり、やがて星の瞬きに溶けていく。
わたしはそれをぼんやりと見送ってから 一つの扉へと向き直った。 ]
そう、わたしは赤しか知らない。 灰色の中の赤 ヒトの中の獣 そうやって生きて……きっと、もう……
視線の先、その扉は赤 烈々と燃え盛る炎のように 滴り滾る血のように 赤にまみれていた ]**
(99) 2022/03/06(Sun) 10時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2022/03/06(Sun) 11時頃
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[ 世界は広いことを、この目で見てきた。 星ひとつ滅ぼす力が存在することも、 寿命が短いながらも懸命に生きる生き物も。 そして目の前の、時空の転移のような体験をした みずきの存在も。
疑う意味≠ネど、無かった。 勿論すべてを理解することなどできないが 初対面の私に、深刻な顔で、 みずきが嘘をつく理由など、無かろう。
食べるもの、生き方、文明、文化。 それらが違っても、 嬉しい、悲しい、寂しい。 価値観が似ている、と感じるところがあったから ]
(100) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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生きててよかった、か 10年だものな
[ 咳払いをするみずきの表情に目をやって >>90 それから視線は彼女のグラスの手元へと移した ]
(101) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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その人達にとっては。 生きててよかった、のは本心だろうさ 私だって… 居なくなった者が帰ってくるなら きっとそれがどんな姿だったとしても 生きててよかった、と言ってしまうだろうな、
[ 私のグラスにも水滴が伝い、 私の指先を、なにかの代わりに濡らす。 ただ、そのあとの言葉は紡がずに、 続くみずきの言葉を聞いた。 >>91
自分に、嘘をついていた、みずきの心の枷を。 ]
(102) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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……… うん。
[ 乾いた笑いが響いても、 指先は、乾くことなんてなく。 私はひとつ相槌を打ってから、
……そうだね、 優しい、と言われる前に >>93 こんな言葉を贈っただろうか。 ]
(103) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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良かった、と思えないことなら 無理に、良かったと思わなくてもいい
悔しかった、寂しかった、 悲しかった、辛かった、苦しかった それがどんな感情なのかは、 みずきにしかわからないがな。 良かった、って口に出すたびに、 そんな顔をするくらいなら。 正直にはらたつ≠チて、言えばいい。 聞いて欲しい誰かにも、自分にも。
[ はらたつ≠ェどんなニュアンスの感情なのか 実は分かっていなかったのはここだけの話で 自転車≠熈ブロッコリー≠烽からないけど。 ]
(104) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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カルピス飲んだら友達なのか
…ああ、もちろん。 友達が増えるのは、嬉しいよ。
[ 嬉しい、と口にして ほんのすこしだけ心が傷んだ。 また、離れがたくなるのが目に見えている。 また、ひとりに戻るのがさみしくなるのが、 今から、もう。目に見えている。 ]
(105) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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[ 一度だけ大きく息を吸って、 一度だけ大きく息を吐き出した。 上を向いて、ゆっくり目を閉じ、開く。 人工的な白い光が、とても眩しく思えた。 ]
(106) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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私も。 呪っておくよ。
その、初恋の誰かと、可愛い彼女の。 自転車がブロッコリー?になりますように。
[ 呪いが違ったって、気づかないけど それでもし、彼女が笑ってくれるなら本望だ。 ]
(107) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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それからもちろん、祈ってるよ。 私の友人、みずきが、 辛くないといいなって。私も。
(108) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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[ 席を立ったのは 別に離れたかったわけではないが、 それでも友達≠ニここに居続けたなら、 水滴が濡らすのが、 指先だけで留まらないかもしれないだろう? 随分と、ほら。感傷的になってしまいそうだから。
だから、彼女が手を差し出してくれるのなら 握手をしてまたな≠ニ告げよう。 じゃあね≠ニいうには もうすでに、離れがたすぎたんだ。 **]
(109) 2022/03/06(Sun) 14時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2022/03/06(Sun) 14時頃
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『 赤を知る Hへ
あなたは、雪を知っていますか。 とても美しくて、冷たくて、静かで、 すべてを覆い隠せる程に広くて、白い。
その白が溶けると、やがて大地が芽吹くのです。 草花が目覚め、動物たちが駆け回る。
私たちの生が、白から黒へ変わるものでも、 はじまりの白の下にも眠る色はあるのだと、 私は、そう思います。 』
(110) 2022/03/06(Sun) 15時頃
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『 私はあなたを知りません。 ひとつめもふたつめも、その身に抱く絶望も。 だからこそ、あなたの望む色を教えてください。
決して交わらないからこそ、 私はあなたをその色で思い描きます。
私はどこへも行きません。 この手紙のように、誰かの望むがままに。
B 』
(111) 2022/03/06(Sun) 15時頃
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[ ”それ”はまた、手紙を書きました。 Hと名乗った誰かに、言葉を贈りました。
はじまりを白だと感じたのは H>>0:156が最初にそう言ったからで、 雪を思い浮かべたのは 誰か>>48が雪を”それ”の下に届けたからです。
”それ”の内にあるのは、 すべて誰かが、人間が与えてくれたものでした。]*
(112) 2022/03/06(Sun) 15時頃
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[ そこは、長く白に閉ざされる場所でした。 彼女はいつも退屈そうに窓の外を眺めていました。
”それ”は彼女の名前を知りません。 だっていつも「お嬢様」と呼ばれていましたから。
お嬢様は、窓の外を埋め尽くす白――雪を、 あまり好んでいないようでした。]
(113) 2022/03/06(Sun) 17時頃
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[ お嬢様は外を駆け回るのが好きな人でしたが、 この地はお嬢様の望みを簡単に叶えてはくれません。
やっぱりおじいさまについていけば良かった、と お嬢様はよく溜め息をついていました。 机の上に置かれた木の枠には、 幼いお嬢様と彼が並ぶ肖像画が飾られています。]
(114) 2022/03/06(Sun) 17時頃
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[ ”それ”がゆらり揺れると、同意と受け取ったのか、 お嬢様は嬉しそうに目を細めました。 「あなたもおじいさまを覚えているの?」と。
”それ”はおじいさまがお嬢様に与えたものでした。 口を持たない”それ”は返事をしません。 ただ、すっかり髪が白くなってしまった彼と 同じ髪の色をしたお嬢様を見つめるだけです。]
(115) 2022/03/06(Sun) 17時頃
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[ お嬢様は決して身体の弱い人ではありません。 しかし日々の半分以上を雪に覆われたこの地は 屈強な人間以外にはあまりにも厳しすぎましたし、 お嬢様を見た者たちは皆、彼女を大切に扱いました。
外にも出られず、宝物のように触れられるお嬢様は、 本を読むことよりも絵を描くことを好みました。 最初は”それ”を用いていましたが、 生憎”それ”は文字を書くことしかできません。]
(116) 2022/03/06(Sun) 17時頃
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[ 頬を膨らませたお嬢様を見て、 ”それ”はスケッチブックの白の上に尾を滑らせ、 いくつかの形を描きました。
塔の窓から見える空、自由にはばたく鳥であったり、 バスケットの中に詰めた内緒のパンであったり、 眠れない夜に語られた、知らない景色であったり。
”それ”は文字を書くことしかできません。 お世辞にも上手いものではなかったでしょう。 お嬢様の描いたものと違いはありませんでした。]
(117) 2022/03/06(Sun) 17時頃
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