23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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[頭の中に色々な数字が点滅して、 かつてないほど混乱していた。 ──しっかりしないと、発狂するんじゃないか。 額から流れ落ちてくる汗を腕で拭って、 息を深く吐いた。]
………、…
………受理、処理、と聞こえた… ……成功したんだ。
[自分で提出した文言を、辿る。
桐野玲の運ステータス26(0..100)x1%を使い 参加者全員の精神肉体を治癒する
……そうだ、そうだった。]
(40) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃
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[ひとつずつ丁寧に思い出して行くと、 ようやく体の震えが止まり。 マシーンのロックは外れているようだったが、 深い息を吐いて、背もたれに沈み込んだ。
目の前のモニタは暗くなっていて、 桜森高校はもうどこにも映し出されていなかった。]
……
終わったんだ。
[そうだ。自分はこの光景を知っている。]
(41) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃
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[去年は、申請した後にこんな身体的負担は無かったが、 桐野はやたらマシーンの中で待たされた。 …ほどなくして、廊下を隔てた別室から 絵里の叫び声がかすかに聞こえた。]
………
……サラは?
みんなは……大丈夫なのか?
[よろけながら、筐体の中から脱出して。]
(42) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃
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[脱出する時、マシーンの僅かな出っ張りに 運悪く靴紐が引っ掛かり、転げて落ちた。]
──、!!痛ってぇ!!!
[そこで、急に正気に返ったように 焦りが出て来た。
靴紐を直し、所定位置に置いた黒いリュックを取って 扉に手をかけた。 部屋のロックはもう外れている。]
(43) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃
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────サラ!!!
[どこの個室なのか、分からないので 廊下に出てとにかく叫んだ。
申請は受理された。願いは叶った。
──リアルのサラに早く会いたい。]*
(44) steel 2023/04/30(Sun) 23時半頃
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―― 中央病院/208号室 ―― [次に目を覚ましたのは、最早自宅より見慣れた病室だった。 未だ奇妙な乖離感があって、ともすればこの世界をモニタ越しに見ている気さえする。]
「鷹羽君、非常に言い難いことだが、 君の足は――――」
[目の前の主治医の言葉に、傍らに控えた両親がワッと泣いて左足に取り縋る。 それすら物語の一幕のようで。 ぼうっと両手を見下ろし、そして窶れてしまった両親の震える肩に触れてみる。その体温で、漸く一枚膜が剥がれ落ちたよう。トク、と心臓が跳ねた。]
し、んぱい、いっぱいかけて、ごめ ――なさ、 おか ぁ さん おとー、さん
[謂れ無き中傷と悪意に晒された一人娘を守ろうと必死だった両親。 抱きしめ、噎び泣く、嗚咽の度にまた一つ。現実と虚構を隔てていた靄が次第に晴れていく。]
「二度検査し直したが、奇跡的に完治している」
[見舞い品の果物籠の隣には、クルーエル社のパンフレットと、深い菫色した灰簾石(タンザナイト)が置かれていた。]
(45) りしあ 2023/04/30(Sun) 23時半頃
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[最早歩行のリハビリはほとんど必要なくなった。 退院は一か月以内に。 それを機に、本格的にアメリカへ移住しよう、と両親は提案する。]
……ん、わかった。
[オフラインのままのスマホの待ち受けを眺める。 毎日消灯前の一時間だけ、病棟内のフリースポットでLINE接続ができていた。]
(46) りしあ 2023/04/30(Sun) 23時半頃
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―カプセル内ー
[>>#0 何度目かのチャイムはモニタ越しに聞いた。
勝利者が願いを伝える声。>>0>>1>>2 無慈悲な機械音に、>>#10 失敗した……? 思わず目を細めたが
>>#13 旧世紀のRPGを彷彿させる場違いなジングルと。]
……っ
[小指の先に走る痛みで、 願いが成されたことを知る。]
(47) yunamagi 2023/04/30(Sun) 23時半頃
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運、て、また随分曖昧な……、 でも、上手くいったんだね …………皆、お疲れ様。
[幾らかの運を失った玲に、今度アイスでも奢ろう なぜかそんな気分を抱きながら
安心したように微笑んで、再び目を閉じた。*]
(48) yunamagi 2023/04/30(Sun) 23時半頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2023/04/30(Sun) 23時半頃
ニジノは、今日はやたらランダ神の機嫌がいい。むしろ今こそ鮫島と🏀対決すべきでは!?
りしあ 2023/04/30(Sun) 23時半頃
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[身体が急激に回復した反動か、もしくは、3時間もゲームの世界に居て、精神力と体力を消耗して衰弱していたからか。 酷く目眩がして、身体にも力が入らないけれど。]
[名を呼ぶ声>>44が聞こえた気がして、バランスを崩しながらも扉へ走る。]
――……ぁ、きり、の、さん。
[扉を開けて、少し遠く、見えた姿は先程までと少し違う。 服装も、身長も。そして少し、大人っぽく見えた。
先程までのVRの中の出来事は、関係は、ゲームの中でだけのとても幸せな夢で。 現実に持ち込んだら迷惑かもしれない、と。 急に弱気になってしまった私は、『玲』と呼ぶ事ができなかった。]
(49) doubt 2023/04/30(Sun) 23時半頃
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ニジノは、キリノが微笑ましい>>-468
りしあ 2023/05/01(Mon) 00時頃
ヒイラギは、どこかに向けて手を振った
yunamagi 2023/05/01(Mon) 00時頃
ニジノは、ヒイラギのナルシストは1mmも間違っていなかった把握。
りしあ 2023/05/01(Mon) 00時頃
ラプター ニジノは、メモを貼った。
りしあ 2023/05/01(Mon) 00時頃
ラプター ニジノは、メモを貼った。
りしあ 2023/05/01(Mon) 00時頃
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[長い廊下を走りながら名前を呼んでいると、 少し先にある個室の扉が、 頼りなく小さく開くのが見えた。>>49 扉の隙間から僅かに覗いているのは。]
……!! ……サラ…っ
[今度は、探していた時の大声ではなく、 会いたかった相手を見つけたときの、 安堵混じりのような声になった。
駆け寄り個室の近くに行くと、 白いワンピースを着て、 幾分かVR内よりも色の白い、 少し弱々しい彼女の姿があった。]
(50) steel 2023/05/01(Mon) 00時半頃
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[──きりのさん、と、
聞き慣れたよりも少し細い声に呼ばれる。>>49
彼女は自分の足で立っていた。 病気は治ったのか、無事なのか、 色々なことが頭を掠めたけど。]
サラ……、
[何を言うか、決めていなくて。]
……あー、っと、初めまして、 …桐野玲、だよ。
[思わず自己紹介を始めた。 顔は同じだから、分かる筈ではあったが。]
(51) steel 2023/05/01(Mon) 00時半頃
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[サラの反応はどうだったか。 顔を見つめたら、思いが込み上げてきた。]
──、……会いたかった……
…リアルで、 やっと会えたね……。
……俺、約束破らないでしょ?
[そこまで言うと、 VR内でいつもそうしていたように微笑んで、 彼女に向かって両手を拡げた。]*
(52) steel 2023/05/01(Mon) 00時半頃
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ラプター ニジノは、メモを貼った。
りしあ 2023/05/01(Mon) 01時頃
ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2023/05/01(Mon) 01時頃
ニジノは、そろそろねむみが…… キリノ[[who]]を抱き枕にして寝るぅ**
りしあ 2023/05/01(Mon) 01時頃
キリノは、そのランダムは危険なんだ…。ニジノ[[who]]の掛け布団を与えた
steel 2023/05/01(Mon) 01時頃
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[安堵混じりの声>>50、駆け寄ってきてくれて。]
[自己紹介>>51をしてくれたのには、なぜか、少し肩が跳ねた。]
ぁ、はい。 私、『沙羅』……双樹 沙羅です。 ……初めまして。
[とっさに、名前を呼べなかったのは、私の方。 初めましても、自己紹介も、初めて会ったのだから当たり前の事で。 その距離感を、寂しい、なんて思ったらいけないのに。]
[だけど。重なる視線。紡がれる言葉>>52に。 両手で口元を押さえると、目が潤み、ぼるぼろと、涙が零れて。]
(53) doubt 2023/05/01(Mon) 01時頃
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ニジノは、サラも巻き込めば無問題!
りしあ 2023/05/01(Mon) 01時頃
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――……ぁ、あ、きら!
[広げてくれた腕に飛び込……もうとしたけれど、直前で、なんか、止まってしまって。 俯いた。]
……うれしい、けど。 ――……はずかしぃ……。
[声も、どんどん小さくなっていってしまって。 ここが現実で、本物だって思うと、何だか、VRの中の時よりドキドキしてしまって。 両手で、真っ赤な顔を押さえた。*]
(54) doubt 2023/05/01(Mon) 01時頃
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[自分に続く自己紹介>>53のあと、涙を零して。 あの世界でよく見ていた光景、 両手で真っ赤な顔を覆ってしまう仕草。 ──それは、間違いなく、彼女だった。]
……恥ずかしいの?
[彼女が飛び込んでくると思って 拡げた両手だったけど。 一旦降ろして。
VR内よりも少し小さく見える彼女に近寄り、 少し背を屈めて、顔を覗き込んで。]
サラ、 …会いたかったよ。
[先刻と同じ言葉を囁いた。]
(55) steel 2023/05/01(Mon) 01時半頃
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リアルで会うのが初めてだから、 俺も不安がなかったわけじゃないけど…
[顔を覆う手の平の隙間から覗く、 紅潮した頬と潤んだ瞳を見つめて。]
……ちゃんと、俺が会いたかったサラだ。
大丈夫、俺は俺だよ。
あの廃校で出会って、 サラを好きになった桐野玲だよ。
[全く同じ人間だと、伝わるだろうか。
サラが嫌がらなければ、恐る恐る手を伸ばして、 できるだけ弱い力でそっと抱き締める──。]*
(56) steel 2023/05/01(Mon) 01時半頃
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[顔を覗き込まれ、会いたかったと囁かれれば、小さく肩を震わせて。>>55 ドキドキし過ぎて涙が出そう。]
[俺は俺、には。]
――……うん。分かってる。 でも、本物だって思うと、どきどきして……。
[VRの中の時とは違う、壊れ物を扱う様な力で抱き締められて。 抱き締めてくれる腕は、いつものなのに。 本物の温もりにドキドキして、でも、とても嬉しかった。 その背にきゅっと腕を回すと、一度その胸に、頬ですりっとして。]
――……すき。
[と。ぽつり。]
(57) doubt 2023/05/01(Mon) 02時半頃
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[それから、少し身体を離して。とても気になっていた事を。]
あ、あの。身体とか、大丈夫ですか? 何か、良くない事起きたり、してないですか?
……願い事は? 成功しました?
[私が願った2つめまでが受理されたのは、知っているのだけれど。*]
(58) doubt 2023/05/01(Mon) 02時半頃
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[>>57抱き締めても嫌がる気配は無いことに 心から安堵した。 本物、という単語にはくすっと笑って。]
あはっ。
そうだね。 本物のサラだと思うと…
[俺もどきどきする、と言いかけたけど、 激しい鼓動は伝わっているだろう。 胸の中ですり寄ってくる仕草はまさに 彼女そのものだった。]
─……うん、俺もすきだよ。
[そう言って彼女の後ろ髪を撫でた。]
(59) steel 2023/05/01(Mon) 02時半頃
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>>58 ん。俺は全然大丈夫。 ぴんぴんしてるから、安心して。
願い事は成功したよ。 ノーリスクで行けてると思うけど、 ただ、…完全治癒、という指定が抜けちゃって
[少し申し訳なさそうに]
治癒状況がランダムになってしまったかも。
……サラは、どう?
[一番気になっていたところだったが、 病気が治ったかどうかを ストレートに聞くのは、戸惑われて。]
(60) steel 2023/05/01(Mon) 02時半頃
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[もちろん治癒していれば嬉しいけど、 ──もう、 今は、リアルの彼女をこの手で 抱きしめることが出来たというだけで。 驚くほど、満たされていた。
もしも治癒がうまく行ってなかったとしても 自分は何ひとつ変わらない確信がある。]
というか… 敬語、使わなくていいよ?
[そう言うと笑って、 彼女の額にキスをした。]*
(61) steel 2023/05/01(Mon) 03時頃
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ニジノは、Σ女の子殴るの酷くないっ!? 沙羅に告げ口すっぞ
りしあ 2023/05/01(Mon) 08時半頃
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あ?眼鏡はサラといちゃつきながら
『大和がいないと身体が寂しくて以下略だの、あの撫で回す感触が忘れられない』だの波動を送ったんか? お前の頭はハッピーセット?
サラちゃんだけ幸せにしとけええ
(62) CClemon 2023/05/01(Mon) 08時半頃
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>>-504 そゆことにしちゃ駄目じゃねえのか? 蹴れよ、俺を蹴れ!
プレイをしよう←
(63) CClemon 2023/05/01(Mon) 08時半頃
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―― if 7月某日 自宅にて――
[スマホを前に、もう6(0..100)x1分くらい悩んでいる。 困ったことに、連絡先を暴露する大声>>4:372は完璧に覚えてしまっていて、意図的に登録しなかったそれを今でも正確に入力できてしまう。]
…………。
(64) りしあ 2023/05/01(Mon) 08時半頃
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[返事を待たずLINEをブロックした。**]
(65) りしあ 2023/05/01(Mon) 08時半頃
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ー本編ルート/大和がどうなったかー
[少年の心は、鮫島研吾に囚われたまま。 それは本当は家族への愛、思慕だったのに誤解したまま。
少年は彼からの連絡を待った。 しかしそれは来なかった。
探せばなんとかなったかもしれない。 でも少年はそれをしなかった。
彼がそう選んだなら。これでおわりでいいと。]
(66) CClemon 2023/05/01(Mon) 09時頃
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[数年後、少年は父親の工場で働いていた。
芸人になる夢は棄て、地道な人生を歩む。
工場で働く職員の親戚で、たまたま顔を合わせて知り合った女の子と恋人になり、そのまま結婚。
3人の子供をもうけて、今はそれなりの幸せに暮らしているーー ]**
(67) CClemon 2023/05/01(Mon) 09時頃
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