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![]() | 【人】 学園特警 ケイイチ ……めちゃくちゃ、可愛い。 (42) 2023/08/19(Sat) 08時頃 |
![]() | 【人】 学園特警 ケイイチ[しずしず歩く彼が近づいてくる。真紅の絨毯を白いヒールで踏み締めて。 (43) 2023/08/19(Sat) 08時頃 |
![]() | 【人】 学園特警 ケイイチ[なんちゃってですしおすし。 (44) 2023/08/19(Sat) 08時頃 |
![]() | 【人】 学園特警 ケイイチーー転送後ーー (45) 2023/08/19(Sat) 08時半頃 |
![]() | 【人】 地道居士 エニシ まず…… (46) 2023/08/19(Sat) 08時半頃 |
![]() | 【人】 地道居士 エニシ ………まあ、もし言いづらい話なのであれば (47) 2023/08/19(Sat) 08時半頃 |
─命くん─
命くんと一緒にいるととても楽しい。
ドキドキしたり、焦ったり、切なかったり、──何でもしてあげたくなっちゃうんだ。
もっと頼ってほしいし、でも私も甘えたくなっちゃう。
でも、美味しいって私の作ったものを食べて浮かべる笑顔が可愛くて。もっと見たいなんて思ったのが始まりだったと思う。
でもとても綺麗だったよね!
私も一緒に夜空を見上げて空に咲く華を見つめてた。
そんな時に手を引かれて。
「私も…大和くんのことが、好き。」「私も、ずっと一緒にいたい…です。」
真っ赤になりながらそう答えて、そっと大和くんに身体を寄せた。
私はそれだけでも幸せだった。私から告白するつもりだったのに、大和くんも同じように思っていて告白してくれたんだもの。
まるで夢のようだと思って、その日は気持ちがふわふわしてなかなか眠ることが出来なかった。
でも、現実はなかなか上手くいかない。
元々大和くん──お付き合いを始めてからは命くんって呼ぶようにしてる──が忙しい人だって言うのは知っていた。
それが親のせいだって知ったら憤慨するしか無かったけど、私は法律に詳しく無い。どうにかならないか、と思うけど…落ち着いたらお父さんに頼ろうと思う。あの人なら、弁護士の知り合いとか居るだろうし、財務整理とか?して、命くんに責任が行かないようにしてもらうんだ。
復興支援だって危ないけど、お父さんのことがあるから誰かがやらなくちゃいけないと言うのも理解はしてる。
だから私も病院にお弁当を届けたりはしていたし、お父さんに言われたら荷物を運んだりもしてた。この数日で台車の使い方は随分慣れたんだ!
でもまさかこんなに街が破壊されてしまうなんて。
命くんの安否すらわからなくなるなんて!
こんな事なら…と、後悔しても始まらない。
不安でたまらなくて、そんなところに命くんが生きてる、無事なんて電話が来たら…涙腺崩壊待った無しだよ?
「命くん!私も無事、良かったああああ!」
両手を広げて私からも命くんに抱きついて、わんわん泣いてしまったからお互い泣いてしまってたんだね。
「ううっ、みこ、命くん…!
生きてて、よっ、よかっ、た…!」
私だってその時汗かいてたし、命くんが汗をかいて汚れてるなんて気にもしなかった。できなかった。
命くんが生きて無事でいてくれる奇跡に感謝するしか出来なかった。
でも、暫しそうして抱き合って、涙も落ち着いてきた頃。
「家潰れちゃったの!?
えっ、待って、じゃあこれから…。」
どうするの、と問いかけようとして言葉を止める。
手で涙をごしごし拭いてから、キリッと気合いのこもる顔になった。有無を言わせない、言わせたく無いそんな顔。
「命くん、うちに来て?
うちの方は全然被害なかったから大丈夫!」
その説得の中で、お父さんは医者で忙しいし彼女さんのこともあって今は家に一人暮らし状態な事や、そのお父さんの部屋が災害時の荷物部屋状態になってる事も話して。
こんな事態だからこそ、お父さんも許可してくれると思うし、許可させる。
「また、離れ離れでいて。
生きてるかどうか不安になるの、嫌だよ…。
だから、…一緒に、いて?」
またこんな風に不安になって飛び出すのは嫌。
感動の再会も要らない。それよりは、二人揃って状態がわかる方が良い。
またこんな事があると思うと想像しただけで視界が滲む。
そんな潤んだ瞳で命くんを見つめて、でも絶対譲らないと言う強い意志もそこにあった。**
――珊瑚さん――
[
生きて手良かったって喜んでくれるだけで嬉しいけど泣いてるとこも可愛いけどやっぱり笑ったり喜んでくれているほうが嬉しい。
抱きしめると珊瑚の匂いがして落ち着ける。
ここが自分の居場所だと再認識できた。
うっ、でも、その……。
[高校を卒業したら同棲しようと思っていたのに唐突に言われると男女が一つ屋根の下はとか考えてしまうけれど
うん、って肯定しないと泣いてしまう気がするし珊瑚の涙に大和は絶対勝てないようになっているんだろう。
大和は首を縦に振る]
うん……一緒にいる。
僕も珊瑚さんが生きてるって感じられるほうがいい。
でも……、寝るのは廊下でいいから。
[衣服の持ち合わせもないし珊瑚の父親の部屋が荷物部屋状態なら寝泊まりできるのは廊下くらいではと提案する。
ソファを勧められるかもしれないけれど――うん。
珊瑚の家にいくことだけは決定して手を繋いで帰路につく。
ところで被っているヘルメットの上で揺れてる白猫の耳があるわけで――]
珊瑚さんは猫耳が生えてると、
いつもよりもっと可愛いね。
[ってまさかヘルメットデコが流行ってるなんて知らないから物珍し気に見てしまうけれど、手の温もりを感じながらそんな風にお話できることを幸せに感じている**]
メモを貼った。
─命くん─
「お父さんの部屋も、段ボール沢山だけど
寝られなくはないよ?
それかソファ。廊下はあんまりだよ!」
マットレスを運んで廊下に並べようかとも思ったけど、それをするにはお父さんの部屋のクローゼットをどうにかしなくちゃいけない。
それをするには大量の段ボール箱をどうにかしないといけないから、一先ずソファをお勧めする。
さっ、流石に私の部屋のベッドはね、お付き合いしてるけどお付き合いしたてだからマズイかなくらいの理性はあるよ!
着替えはクローゼットじゃなくて、普段使いのカラーボックスに入ってたからお父さんのを借りれば何とかなると思う。
足りないのは買い足そう。
そんな計画を頭に思い浮かべながら手を繋いで歩き始めたんだけど…。
「えっ!? あっ、ありがとう…。
七尾ちゃんとお揃いなの。
七尾ちゃん黒猫で、私が白猫。
えへへ、本郷さんと連絡取れたら
本郷さんにはピンクのつけよって話してるんだ。」
ふにゃっと目元が緩んで嬉しくて笑っちゃった。
バタバタしててメロメロとかとは別だけど、可愛い頂きましたよ七尾ちゃん!
そのまま帰宅したら先ずはお風呂を沸かして先に入ってもらって、その間にご飯の準備。
甘い卵焼きとお豆腐のお味噌汁、ほうれん草の胡麻和えにウィンナーを焼いたのと簡単なのだったけど、一先ずお腹を満たして欲しかったんだ。
お父さんにも連絡入れておく。
『彼氏の家が潰れたけど彼氏は無事でした。
大和命(やまとみこと)くんです。
お父さんのいろいろ借りるけどこんな時だから良いよね。
家が無いからうちに泊まってもらいます。』
相談じゃなくて決定事項として。
その後、ちょっと情緒不安定だった瑠璃川先生(お父さんね?)なんて、私は知りません。**
![]() | 【人】 超心理学会 ヒイラギ─大和命戦翌日 縁士の家─ (48) 2023/08/19(Sat) 09時半頃 |
![]() | 【人】 超心理学会 ヒイラギや、大丈夫。 (49) 2023/08/19(Sat) 09時半頃 |
![]() | 【人】 超心理学会 ヒイラギ……俺、縁士に「なんであの椅子が自分のだと思ったんだ?」って聞こうと思ってたんだけどさ。 (50) 2023/08/19(Sat) 09時半頃 |
メモを貼った。
![]() | 【人】 地道居士 エニシ[お湯が沸いた音が1階から聞こえたら、小さな湯呑みに緑茶を入れてきて柊木の傍にお盆とともに置いた。高校生男子に熱いお茶を出すのも年寄りじみているが、祖父母と暮らしていた僕にはデフォルトの飲み物であった。 (52) 2023/08/19(Sat) 10時頃 |
![]() | 【人】 地道居士 エニシ[少し脱線してしまったが。続く柊木の話には、やや間を置いてから答える。まず、"その前提で間違いないか?"に、眼鏡を上げながら頷いて。] (54) 2023/08/19(Sat) 10時頃 |
![]() | 【人】 地道居士 エニシ ──その、柊木が座っている座布団。 (55) 2023/08/19(Sat) 10時半頃 |
――珊瑚さん――
珊瑚さんの家の廊下ってさ潰れた家の寝床より、
実はあったかくて寝心地がいいんだよ?
[築60年以上木造二階建てアパートよりも鉄筋コンクリート造マンションの廊下の方が寝やすい悲しい事実がある。
廊下にマットレスを敷いただけで今まで以上の十分な寝床になる。
ソファはリビングにあるし、リビングは珊瑚さんのお部屋と扉一枚でしか隔たれていないから緊張してしまうのだ。
それに大量のダンボールを移動させる先がないから父親の部屋に放り込んであるのだろうし――と考えてはいるけれど珊瑚に言われると、うん、としか答えるつもりがないのでソファに寝泊まりすることになった。
お金は持って出れたが問題はお店が開いてるかどうかであるが珊瑚の家の周辺は図ったかのように被害がなくてちゃんと街として機能しているようだった]
七尾は黒猫なんだ。
すると珊瑚さんに白猫を推したのは七尾?
[そうだとするなら七尾はいい仕事をしたと心の中で誉めておく。
今度出会えたら直接誉めたい。
合宿まで月一でしか会ったか会ってなかったかで合宿で少し距離感を確かめあった間柄だが今後はもう少し話せる機会が増えるといいとは思う]
……本郷さんはピンク色なんだ。
てっきり七色に光るやつかと……いや、なんとなくだけど。
[ピンク色の猫耳ヘルメットを被った本郷とゲーミング猫耳ヘルメットを被った本郷。
どちらが似合いそうかはちょっとどちらも見てみたい。
それにしても頬を赤くしてすごく嬉しがってくれている珊瑚はとても可愛いかった。
大和の反応で嬉しがってくれて喜んでくれてとしてくれる、温かい存在で――]
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