17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から
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…………!
[ 『どこ?』それとも『なんで?』 どう言うつもりだったのか自分でもわからない。 あまりにもびっくりして声がでなくて ただ口をぱくぱくさせるだけでだったからだ。 目の前には細く小さな手のひら 言うまでもなく自分のものだ。 何かを捕まえたかったのだろうか? 空を掴むように手を伸ばした格好で わたしはただ突っ立っていたのだった。]
(17) 2022/03/03(Thu) 18時頃
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[ 伸ばした手のひら 指の隙間の先には 硝子の繭のようなものが映る まるでランタンの中に閉じ込められたような そんな不思議な感覚に襲われる。
そういえばこの明かりはなんなのだろう? 陽の光には及ばない けれど、月明かりやランタンの灯火よりも ずっとずっと明るい光 穏やかだなのに、なんだか優しくない 気のせいなのだろうけど、少し肌寒さを覚える。 振り払うように小さく身震い。 ]
(18) 2022/03/03(Thu) 18時頃
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[ 部屋は思ったほどには広くなく>>#1 木々のように立ち並ぶ扉は まるで本で読んだおとぎ話のよう>>#3 わたしはあまり好きじゃないけれど きっと■■■■なら喜びそうな…
そこで首をかしげる。
誰が喜びそうなのだろう? 霞がかって名前も顔も出てこない。
思い出そうと『うーん!』と頭をめぐらせれば そこだけ世界が違うように佇む空間>>2 残念ながら遠いからしろいもの≠ヘ見えなかった。 見えていたら、興味も覚えたのかもしれないけれど… けれど人の気配には気づくことができた。>>16 きっと異国の人なのだろう。 華やかに映る姿に目を見張って……それから回れ右 ]
(19) 2022/03/03(Thu) 18時頃
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[ 気にならないといえば嘘になるけれど少し■■ だから先に他の場所を見てこようと。
あるく あるく どこまでも くまなく巡るつもりで まったく巡らないこの部屋を どこまでも近づかない部屋の端 どこまでも遠ざからないカウンター それでも あるく あるく あるく
疲れることはなかったはずだから きっと飽きるまで歩いて 途方に暮れるまで飽きてしまってから あのカウンターへ向かうのだろう。
もしかしたらさっきの異国の人や やっぱり異国の立ち尽くす人と>>7 徒労の最中に目があったかもしれない。
その時は立ち止まり困ったように眉をへの字に曲げて 苦笑交じりに小さくお辞儀をしただろうか ]**
(20) 2022/03/03(Thu) 18時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2022/03/03(Thu) 18時頃
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今日はな、賑やかじゃの
[それを告げた相手は カウンターに近づいた“誰”だったのでしょうか いいえ誰でも構いませんでした 誰かの存在が増えれば、 きっとそういう言葉を発したのでしょうから
誰かの存在が増えるたびに この世界には扉が増えます
ええ、その誰かがここからでていくまでは]
(21) 2022/03/03(Thu) 18時頃
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[あ、だけどそうですね 可愛いお嬢さんにこんにちはなんて言われたら>>16 思わずチーズからちいさな手を話して、 ぽかん とそのぱっちりとした瞳を見つめ返しながら]
ゆ!ゆっくりしていくとよいぞ
[ほんの少しだけ声がついうっかり上擦りました なにか聞かれたらこの世界のことを答えるでしょうし 彼女が新しいお客さんと話し始めるのなら 大きなチーズと格闘でも始めたでしょうか
だってほら、白い生き物はそういうものですから]*
(22) 2022/03/03(Thu) 18時頃
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[それからこれはきっと別のとき それはあのお嬢さんと会った前だったのか後だったのか いいえ、それはここではとても曖昧で、 それでいてどちらでもよいことです
ええ、ええ、その日に限って カウンターの上にいたのが、ふたつだった日>>9]
珍しいのう
[ここにはたくさんの存在が集まってきます だからそれがどんな形をしていても あまり驚くことはなかったのですが それでもその存在は少々異質ではありました
やはりどちらかというと ここに来るのは人間、と呼ばれる生き物が多いのです どうやら何らかの問題を抱えやすい種族、なようですから]
(23) 2022/03/03(Thu) 18時頃
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[だから白い生き物は、自分と同じくらいか ほんのすこし小さくて、そして細い生き物を眺めます]
ああ、それは手紙…
[説明する間もなく、それは紙にインクを落とします だから白い生き物も、それを食い入るように見つめました]
(24) 2022/03/03(Thu) 18時頃
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[あなたは今、どこにいますか。 そう書かれた紙に、新たな文字が綴られないことを知ると 白い生き物はそれに手を伸ばします
伸ばすだけです 手を差し伸べて、ちいさな手でそれに触れ そうしたら、その手紙は、きっと それを必要としている存在のところに届きます
もしかしたら必要としていなくても 気まぐれで誰かのところに届いてしまうこともありますが それはそれ、ってことにしておいてください
白い生き物は、そこまで万能でもないのです]**
(25) 2022/03/03(Thu) 18時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2022/03/03(Thu) 19時頃
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[ ”それ”を生んだのは、隻腕の男でした。 ”それ”の役目は、彼の妻に手紙を書くことでした。]
(26) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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[ 彼は器用な男でした。優秀な魔術師でした。 人々の助けを求める手を拒まない、優しい人でした。
彼の妻は病弱でした。 優しい土地でしか生きられない人でした。 家を離れる彼の背を押す、強くて優しい人でした。
二人が共に在った日々は多くありません。 二人が重ねた時間を”それ”は知りません。
”それ”が生まれたのは、眼下で炎が踊った日でした。 白い骨組みの内に同じ色の液体を湛えていました。]
(27) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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[ ”それ”は、何通も手紙を書きました。
彼のたったひとつの手は、人々のためにありました。 彼の口は、人々を守る呪文を紡ぐためにありました。 彼の眼は、人々が生きる未来を見据えていました。
”それ”は、彼の想いを幾度も綴りました。
たとえ、彼女からの返事が来なくとも、 やがて、封筒が部屋の隅に積み重なっていっても、 何度も何度も、彼の心をインクに解かしました。]
(28) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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[ 炎は途絶え、世界に平和が訪れました。]
(29) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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[ 安堵と歓声の間には多くの悲嘆があったでしょう。 それでも時が過ぎれば、眼下には活気が戻ります。
老人は、穏やかな表情を浮かべていました。
彼は優秀な魔術師でしたが、英雄ではありません。 彼自身もまた、その称号を望みませんでした。 悪を倒したのは彼ではありませんでしたから。
彼は器用な男でしたが、もしくは、本当は。]
(30) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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[ 人々のためにあった片腕を彼は”それ”に向けます。
「お疲れ様」と彼は言いました。 「ありがとう」と彼は言いました。 「もういいよ」と彼は言いました。
届くことのない想いを綴り続けた”それ”は、 ぱたりと倒れて、動かなくなりました。]
(31) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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― カウンターの上にいたのが、ふたつだった日 ―
[ ”それ”の顔に口はありません。 だから”それ”より白い生き物の声>>23に 返事をすることはできませんでした。
細長い身体を這わせ、”それ”は紙に触れます。 星空に似た色が文字になって解けていきます。
”それ”には耳もありませんでしたが、 手紙と告げる声>>24に動きを止めたものですから、 紙の上にはひとつ、大きな丸が滲みました。]
(32) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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[ 終わりを告げる声はありませんでした。 けれど、伝えられるだけの間はありました。 だってここの時間は曖昧で、 それでいてどちらでもよいことでしょうから。
まるで、夢を見ているかのような。
ちいさな手が紙に触れると>>25、 一通の手紙はどこかへ旅立ったようでした。]
(33) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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[ 見送るかのように頭に似た部位を上向かせた後、 ”それ”は同じカウンターにいる相手の方を向き、 白い骨組みの内側から星空を溢れさせます。]
ありがとう
[ 紙ではなく、中空へ浮かんだインクは、 相手が目を通した端から色をなくしていきました。]
(34) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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[ ”それ”には口も耳もありません。
けれど、ここによく来る人間というものを、 あるいは心というものをよく知っていましたから、
白い生き物へ贈った言葉の最後に、 人の笑顔に似た形を綴るのでした。]*
(35) 2022/03/03(Thu) 21時頃
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これはまた、随分と 不思議な場所に来てしまったようだ
[ 転移などは慣れたものだが 今までの場所とはだいぶ異質で、 いつものそれ、とは違うことが分かる。 硬い靴底がこつりと床を鳴らせば 思いのほか、それは大きな耳に響いた。 **]
(36) 2022/03/04(Fri) 02時頃
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目が、開いた。
(37) 2022/03/04(Fri) 02時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2022/03/04(Fri) 02時頃
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んー?……んー
[ まず発音した言葉は意味すらなさそ。 強いていうならば、…………うん?みたいな? 次に、あたりを見渡して ここが雪原の上でないことに ほんの少しの安堵と、喪失感?
理由は……んー、わかんない。
掌にはなんにもない。 ただなんとなく眺めて数分。 ]
(38) 2022/03/04(Fri) 02時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2022/03/04(Fri) 02時頃
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―――さて、ここで問題です。
おれはだれでしょーかっ
(39) 2022/03/04(Fri) 02時頃
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[ 答えなんか返ってくるわけがない。 解答者がいないんだ。
そして出題者すらちゃんとこたえをしらない。
ああ、 でも。
もひとつだけわかったことが、みつかった。 ]
(40) 2022/03/04(Fri) 02時頃
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――――思い出せなくてもいいや。
(41) 2022/03/04(Fri) 02時頃
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[ そうしたいって思ったきがするんだ。
だって、そうしたら。 ]
(42) 2022/03/04(Fri) 02時頃
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さよなら しないなら
―――――さよなら、しないなら?
(43) 2022/03/04(Fri) 02時頃
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