16 魔界のミッドウィンター祭【R18】
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[ 魔性らの妨害で任務を邪魔された形にはなったが、天使たちは粛々と包囲を突破して帰途につかんとする。
その”上”に待ち受けていたのは狩の主催者当人だった。
圧壊せしむるほどの咆哮が空間を揺らす。 命令にも似た言葉に従う意図はなくとも天使の群れは弾かれ飛んだ。
個々の天使は光を発し、光の網を紡ぐかのよう。 実際、情報と使命はまだ有されていた。
天使たちは再び整然と動き始める。 いくつかのグループを作りながら帰還する構えだ。
ただ群れの中にあった1点だけはまっすぐ魔王へと向かう。]
(23) 2021/12/13(Mon) 18時頃
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[ 突出した天使は、手に盾と槍を握っている。
その姿は、ただ”眩い”と称するしかないものだった。*]
(24) 2021/12/13(Mon) 18時頃
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─高台の神社─
[落ち葉に覆われた参道を歩き、迷える魂の気配がする方へと向かう。多くの魂は自分の力で冥府へ旅立てるので、死神が相手をするのは大抵“訳あり”なのだが。それにしても。]
……これはまた珍しい。
[死神の目の前で今にも命尽きんとしているのは、樹齢数百年を超す杉の御神木だった。しばらく前の台風でやられたのか、元々内部から弱ってきていたのか、根元付近で折れかけた大木は大きく傾いている。 大木には太いロープが巻かれ、支えるための柱が周囲に何本も見えた。これ以上倒れないようにとの人間達の懸命な努力の結果なのだろうが、残念ながら成果は上がらなかったようだ。]
神様をご案内するのはいつ以来だろう。
──ああ、申し遅れました。私は死神のフェルゼ。貴方を冥府までご案内するために参りました。
[御神木に宿っていた土地神は、言っている意味が分からないとでも言う風に首を傾げた。*]
(25) 2021/12/13(Mon) 22時頃
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[魔王の咆吼が天使の陣を砕く。 散った天使はまた緩やかに集まるようだが、小規模の集団では群がる魔物を振り切るのは難しいだろう。 確かに、これは狩りだ。
ひとつの光が魔王めがけて飛んだのを見たが、気に留めなかった。 あの程度で揺らぐ王では無いだろうし、王の懐に飛び込む獲物を横から攫う趣味も無い。]
(26) 2021/12/14(Tue) 00時頃
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[騒然とする狩りの場に飛び込み、獲物を吟味する。 天使たちを未だに繋ぐ光の網を手繰って、自身の光に馴染む物を探す。 天使たちは個体差など無いと思っているかもしれないが、探せば案外といるものだ。
やがてこれはと思う集団に狙いを定め、周囲の魔物を押しのけながら、天使の1羽ずつを見定め始めた。*]
(27) 2021/12/14(Tue) 00時頃
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[ 群れのひとりが魔王を引きつけている間に、他の者たちは離脱する作戦をとった天使たちだが、事は容易には運ばない。 魔性に追いつかれた集団は、またひとりを残して群れを逃し、別の群れと合流しては天を目指す。
目まぐるしく入れ替わる光の地図。
その中で、また別の動きをする一点があった。]
(28) 2021/12/14(Tue) 19時頃
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[ 魔性と戦って力及ばずもがく天使のところへ駆けつけ、槍を振るうのである。 魔性に対してではなく、傷ついた天使に向けて。
同朋の槍に貫かれた天使は光の欠片と化して砕け散り、魔性の手に落ちる定めから強制的に除去される。
執行を司る天使は、その眼差しを一瞬、異種の光に向けた。 あれも解放すべきものかと吟味するように。* >>27]
(29) 2021/12/14(Tue) 19時頃
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[星が弾けるように散った天使の集団の中から、一点の光輝が飛び出す。>>23 向かってくるそれを、魔王は満足の顔で迎えた。]
良い。 初獲物の誉れをやろう。
[天使の形をした光が魔王の影に入り、――それきり消える。]
(30) 2021/12/14(Tue) 23時頃
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[勢いづいた魔物たちが狩りに興じ、逃れようとする天使を魔王の影が次々と呑み込んでいく。 それでもなお魔の手を躱して天界に逃げ帰るものも多いだろう。 殲滅する戦ではない。欲しいだけ捕らえれば、あとは構わない。]
この程度でよかろう。
[満足の言葉を発した魔王が帰還の途につけば、他の魔物も三々五々去り始める。 あとは祭の始まりを待つばかりだ。]
(31) 2021/12/14(Tue) 23時頃
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