33 桜森高校同窓会
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まだ、朝食べたオムレツ分も、 カロリー消費できてな――っくしゅ!
[暫く風流な雪見風呂を堪能していたかったが、ほぼ水の中を潜航したせいか、大きなくしゃみが出た。 濡れ髪は冷え切っているし、顔面もピリピリしてくる。 同行の彼は派手な黄色の海パン一丁なので、余計に寒そうだ。
不本意ながら、更衣室へ撤退する。最後までう゛ーう゛ー唸りながら、名残惜しそうに恨めしそうに、湯気と雪で白むプールを振り返り振り返り。]
(217) 2024/02/19(Mon) 10時半頃
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うん、急がなくていいよ。 ちょっと冷えちゃったから、 私はサウナ入って来る。
[更衣室のついでのようにサウナが併設されていたのも、ちゃっかりチェック済みだ。 準備とやらのため大和が雪の中を駆け回る間、小さな窓から銀世界を拝みつつ汗だくになるまで蒸されておいた。これでホカホカ、湯冷めの心配もないだろう。]
……私の荷物の中に、 折り畳み傘持って来てたのに。
[わざわざ、本館に戻る道中虹乃が雪に濡れないように、傘を買ってきたのだろうか。エスコートにしても大袈裟だな、と早とちりで鼻白む。 どうやら、別に目的はあったらしい。大人しく従い、肩を抱かれるようにして均されたグラウンドに足跡を残して行く。 途中でまんまと、その先に何があるか気付いても、無言で続いた。]
(218) 2024/02/19(Mon) 11時頃
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[枯れ木の黒と雪白が織り成す、寒々しいモノトーンの世界でぽつり、目を惹く鮮やかな色彩。これまで幾度も、自身の恋心を託してきた、くれなゐに灯る華。 まるで、椿色の衣装を纏い、広大な銀盤の上に凛と立つ己の姿を写し取ったよう。凍てつくほど清澄な寒気の中、恋の炎はまだあかあかと燃えている。]
……うん、……大和。
[真正面から挑む彼の眼差しは、VRの頃から変わっていない――否、瞳に篭る熱量はあの時の比でなく、この一身を焦がすほど。 白い息を吐きながら、彼の左手の動きを目で追っていた。*]
(219) 2024/02/19(Mon) 11時半頃
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[椿の植栽の傍らで、その恋は始まった。正確には、此処をモデルにした擬似の世界で。 所詮、現実でない架空の体験だと、児戯に等しいと片付けるのも容易いけれど。痛みなく動く脚と、自分の醜聞を知らぬ同年代の生徒たちと。あの時は、ずっとそこに留まっていたいと思えるほどに、貴重で、一縷の望みの煌めいた時間だった。]
…………えっと、
[ずっと片恋のままでもいい、現実に戻ったら封じてしまうつもりの、仮初めの恋慕。 それが期せずして通じ合った時、彼の手中には同じ小さな箱があった。彼はその時から、一足飛びに未来を見据えて、想いを示し続けていてくれる。一途に、只管に、真っ直ぐに。 会話の端々に混ざる、結婚を意識させる単語を、察していながら躱し続ける罪悪感。未だ自分に、それを受け容れる資格が整っていないから。]
(242) 2024/02/19(Mon) 15時半頃
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[指輪だったら、また返さないといけない、気が重い。 けれど彼も、二度同じ轍を踏んで、虹乃が捕まるなんて思ってないだろう。有無を言わさぬ剣幕に負けて、そっと包みを開いた。]
綺麗な石、だね。
…………っ、
[暴走列車ヤマト、なんて揶揄したこともあったっけ。多分、寂しがり屋なのと同じくらい、大和は待つのが苦手だ。それを四年も強いてしまったことが、ずっと心苦しかった。なのに、傍で過ごす月日よりスケートを選んでしまうのは、エゴ以外の何物でもなくて。
そんな我儘も全部、彼が"待つ"とはっきり宣言してくれるから。 揺らがぬ想いは止り木のよう、いつか翼を休めるその日まで、自由に羽搏くことが赦される。
流すまいと堪えていた一筋が、とうとう頬を伝って小さな結晶を濡らした。]
あり、がと……、 ……っうぅ、
[洟を啜る音が混ざるのは、寒くてたまらないからであって。断じて泣いてない。]
(243) 2024/02/19(Mon) 15時半頃
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[多分、一度プロポーズを阻んでしまってから、彼なりに色々考えたのだろう。女心には疎そうだから、どこかに妹の入れ知恵もあるのかも。 ぐし、と目元を袖で雑に擦って、贈られた宝物を翳す。紫水晶は、VRのチョーカーにつけていた灰簾石より、赤みがかった葡萄酒色。 婚約指輪はダイヤモンドで、なんてデ〇アス社とティ〇ニーの広告だから、この際気にしない。]
大和の誕生日は5月、……エメラルドだっけ。 どうせなら、クルーエル社に貰った原石(ルース)も 並べて使おうよ。お互い交換する?
旅行から帰ったら、すぐにでも。
[笑おうとするのに、どうしても唇の端が強張る。 彼が現実的な通帳なんて見せてきても、視界が歪んで0の数も数えられない。そこに並んでいるのは、ただの数字かも知れないけれど、漫然と待つだけでなく、彼が努力で以って周到な準備を整えている証明だった。
返す言葉を失って。深く一呼吸、二呼吸、白々と重ねる。]
(244) 2024/02/19(Mon) 16時頃
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…………ところで。
ここで良い報せと悪い報せがあるんだけど、 どっちから聞きたい?
[たっぷり17秒は返答を焦らしてから。いただいた貴石を丁寧にポケットに仕舞い込んで、代わりに二つの封筒を取り出した。**]
(249) 2024/02/19(Mon) 16時頃
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[そっちを選んでしまったか。 どちらでも結果は変わらないが、ハイ、と右手の封筒を差し出す。
中から出て来た紙は、何やら英語と数字が連なって、辛うじて判別できるのは"Nijino Takaba"の名前くらい。]
それ、前期までの成績表。
[日本の大学は(秀)優良可不可で評価されるが、アメリカの大学はABCDだ。最高でB-、ほとんどがCかD、4分の1がE――即ち不合格で単位が貰えない。御世辞にも模範生とは言い難い、メッタメタである。
覚悟を決めて拳を震わせ、一瞬腰を落とす。 ――以前はこの場所で、彼に蹴りを入れる寸止めで宙返りしたけれど。
大きく振りかぶった両手を、顔の前で合わせてから、]
ごめん!!!!
[流れるように身を屈め、雪で濡れた地面に両膝をついた。]
(271) 2024/02/19(Mon) 20時半頃
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[いわゆる、 DO☆GE☆ZA である。]
(272) 2024/02/19(Mon) 21時頃
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[さぁ、懺悔のお時間です。]
そのー……不肖鷹羽虹乃、大変言い難いのですが、 ちょこーっと今期の卒業には 単位が足りないって言うか、そのっ、
りゅ……留年? みたいな?
[実はこの旅行から自宅に戻ったら、両親にも同じく土下座会見をするつもり。]
(273) 2024/02/19(Mon) 21時頃
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[冷たい地に額を擦りつけて、大和がどんな顔をしているか見られないまま、大声で「ゴメン!」と繰り返した。]
四年も待たせておいて、 いい加減呆れられるというか、 またお預けとか、本当にね、酷いよね。
……じ、自分が情けなくてたまらない、けど。 もう半期、死に物狂いで勉強するから、 十二月にはちゃんと卒業できてる、 はず……はずデス……。
お待たせしすぎて、申し訳ない。
[下げた頭、半乾きの髪に、ちらほら雪が纏わりつく。]
来年一月には、あちらを引き払って 日本に戻って来てると思う。
(274) 2024/02/19(Mon) 21時頃
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[言った。言ってしまった。
はあぁ〜〜〜〜っと全ての蟠りを吐き出しきると、雪の上に正座で畏まったまま、ちらりと顔を上げた。
盛大な肩透かしを食らった彼の、失望した表情を確かめるのが、何より憂鬱だ。*]
(275) 2024/02/19(Mon) 21時頃
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――――大和ぉ、 ……っごめ、
ちがっ ……ありがと、ぅ、っう。
[先程、「泣いてるお前も云々」言われた時には、気丈にも「泣いてないっ」と返したけれど、さすがにこれ以上は無理だった。涙声で短く嗚咽して、スンスンと鼻を鳴らしながら肩からしゃくりあげる。 目線の高さを合わせてくれた大和の首っ玉にかじりついて、彼の溜息を背で受ける。一頻り落ち着くまで、静かに溢れる涙も泥で汚れた顔も見られたくなくて、ぎゅうっとしがみつき。]
ん。 もう謝らない。
[以前彼に同じことを言った。思い出して、また鼻がツーンとした。]
…………………… すきだよ、やまと。
[わざと聞こえ難いように呟いて、照れ臭くて俯いた顔を彼が手で拭ってくれる。その手が、雪と泥で汚れるのも厭わずに。 心で詫びながら、手を引かれ立ち上がる。その頃には何とか、涙腺の決壊は治まっていた。]
(285) 2024/02/19(Mon) 21時半頃
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ニジノは、🦅がレア過ぎて全く出てこない件。入ってないのかも?
2024/02/19(Mon) 21時半頃
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[汚点でしかない壊滅的な成績表を、大和の手から奪い返して、]
良いおしらせはこっち。
[残った封筒も手渡す。 四月に地元のスケートリンクで開催される、学生オープン大会の観覧チケット。小規模なので、最前列――というか、親族用の特別招待席だ。]
(288) 2024/02/19(Mon) 22時頃
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[荒れた心を深呼吸で整えて、少し早口で捲し立てる。]
勉学を犠牲にスケートを頑張った甲斐ありまして。 今期の全日本はまあまあのデキだったんだけど、 先月アメリカの結構大きな公式試合でね、 日本代表で派遣される予定だった子が、 インフルで渡米できなくなっちゃったんだ。
急だったから、その時シアトルに居た 補欠の補欠だった私にチャンスが巡ってきて。
優勝候補だった選手の棄権や何や、 ラッキーに次ぐラッキーで三位表彰台、 胴メダル穫ったんだよね。
[じゃーん、と今までLINEでも送らなかった、表彰式の写真を自慢げに見せた。]
(289) 2024/02/19(Mon) 22時頃
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[URLを送っておくので、今度動画ででも渾身の演技と快挙をご照覧あれ。 日本語でのエゴサーチは未だに誹謗中傷がやまないけれど、数年もすれば忘れられていくだろう。代わりに"Raptor NIJINO"は、アメリカでちょっとばかり注目を浴びて有名になった。]
多分今までで最高の成績。 有終の美ってことで、 アマは今期で引退することにした。
……まぁ、勉強がヤバすぎて、 来期は滑ってる場合じゃなかったりしつつ。 もう三年続けて次のオリンピック、は さすがに無理だからね。
(291) 2024/02/19(Mon) 22時頃
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それで、この会場で良い成績を、 頑張りましたって褒めて貰えるらしくて。
試合みたいに順位はつかないけど、 ちゃんと4分滑る演技は、これが最後。
久しぶりに椿姫を演じるから、大和に見て欲しい。
[背後には、恋の訪れを告げる椿が数輪、雪の舞い散る中咲き誇っている。
じぃ、と真正面から大和の瞳を見詰めて、固唾を飲んだ。指先が強張るのは、冷気のせいだけでなく、ガラにもなく緊張しているのだ。]
――それから、
(292) 2024/02/19(Mon) 22時頃
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引退発表で、花束贈呈とかあるんだけど、 そっちはワカナさんと清佳に打診するつもりで、
大和からは、……っ、その。
(293) 2024/02/19(Mon) 22時頃
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[おねだりの後、漸く本心からの笑顔になれて、紅唇が綻ぶ。
と、連続で3回くしゃみをすると、お互いについた雪を払ってから、一つの傘で屋内へと急ぐのだった。**]
(299) 2024/02/19(Mon) 22時半頃
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ニジノは、飯盒でお赤飯を炊く準備。
2024/02/19(Mon) 23時頃
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[篝火が焚かれると、ぽつぽつと校庭に人影が見え始めるだろう。
炎焼はグラフィックの処理負荷が高いとか、VRの廃校を燃やそうとか、思えば無茶苦茶言っていた気がする。四年前の、奇異な因縁と希有な出遇い。
どうにか腫れぼったい目も見れる程度のメイクを施して、諸々の準備を終えて、昇降口すぐの階段から広いグラウンドを眺めている。 あの時は、モニタの向こうで燃え盛る炎の熱気も臭いも、感じることはできなかった。遠くから手を翳す。]
――――、よし。
[近付くにつれ、火の粉の爆ぜる音がパチパチと耳を打つ。 早まる足は、肉の匂いに釣られた猛禽の如く。 空きっ腹をくぅくぅ鳴らしながら、まずは3の串を手に取った。]
(314) 2024/02/19(Mon) 23時半頃
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ニジノは、芋と南瓜。美味しく焼けるかなー?2
2024/02/19(Mon) 23時半頃
ニジノは、ちょっと生っぽいけど、ホクホクうまうま♡
2024/02/19(Mon) 23時半頃
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