27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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『女体モチーフにだけはしないでね。 それ以外ならお任せします。』
[自分のイメージがそちらに偏りがちなのはまあ分かっていましたから、彼の作品がどんなものかなんて詳しく知らないまま付け足してしまいました。 これも念の為です。 失礼だったかもしれませんが……笑って受け流してくれても怒られてしまっても、田端はそれだけは嫌だったのでした。]*
(326) 2023/07/30(Sun) 21時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/30(Sun) 21時半頃
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―― 現在:美術館2階 ――
あ、おはようございます。
[ 俺は失言したことには気付かずに、 半身を起こした銀先輩と向き合うことにする。>>314
先輩の先ほどよりも少しは落ち着いたようで、 淡々とした表情に内心安堵しながらも、 ]
落ち込んで見えるというか…… こんなところで寝てると、 他の人が通りかかったときに駆け寄って、 銀先輩のこと起こそうとするかなって。
でも、俺がいたら代わりに説明できますし。
[ 一人にしてほしいと言われる可能性を考えて、 先ほどは言わなかった理由も付け加えつつ、>>315 ]
(327) 2023/07/30(Sun) 21時半頃
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あ、そうなんすよ。 外に出たら汗かいちゃってー。
このTシャツはミュージアムショップから こっそり拝借しちゃいました。
[ いいでしょーっと、Tシャツを片手で摘まみつつ、 俺はさっき駐車場で必死で考えた>>217 嘘の理由をこれまた笑顔で並べ立てた。 ]*
(328) 2023/07/30(Sun) 21時半頃
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『いや、見かけより脆いダイヤ、>>325 タバタ先輩らしい発想でいいと思います。
勿論、死んでない方がいいに決まってますよ。 遺骨ダイヤも、そっちの伝手はあるので 任されたと思っておきますね。』
[人体には――特に女性には、 魅惑的な曲線が溢れているので、 つい反映したくなってしまうのだ。 頬の、肩の、二の腕の、爪先の、耳朶の、頤と項の。 タバタ先輩を思い浮かべた時、 顔より胸元に意識が向きがちなのを、見透かされた気がして。 オレは前方の闇に空咳を散らしつつ、返信した。 耳の先が紅いのを、誰にも見咎められなくて良かった。*]
(329) 2023/07/30(Sun) 21時半頃
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[通知された内容。>>316 ボーンチャイナは彼にとって特別なものなのだろう。 あのカップを見せてもらった経験のある成海は、メッセージも先程の会話で出てきた言葉も難なく受け取っている。
骨谷がそうしたいならすればいいし、使われるのなら彼の思うままにデザインを任せたいが親がなんと思うのかは微妙なところだ。 我が子の遺骨を加工して側に置きたいなんて感性は父親には無い。
兄が死んだ時も面倒なことをしてくれたと言うばかりで 全てを済ませた後は身内の前で「もう一人いるのだから問題は無い」と言い放った男だ。 あの目にはきっと、他者は金のなる木と駒と搾取対象くらいにしか見えてない。 母親は古い女性で父親の決める事には従順に従うのみで、意志を感じることがあまり無い。 ……まあ、血の繋がりはよく感じられる家族だ。
既に別れを済ませた成海は、結局何も送らないことを選んだ。]
(330) 2023/07/30(Sun) 21時半頃
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……ふふ
[僅か漏れた笑いは別れ際の狼狽え様を思い出したから>>318 自分のことだと分かる呼称ならなんと呼ばれたって別にいいのに、可愛らしいものである。
重圧に苦しむ姿を見ていたのに、死後について考えた後なのに。>>317 ──それはとても楽しげな様子だった。
それからふと、ファイルアプリを起動する。 あの時は銀に疑心を向けられてすぐだった、怪奇現象を皆にも疑われると思って証拠を撮影していたのだ。
田端の報告などによって、今皆は信じ始めているのだろう。 でなければ帰還者が出ることについて、本当は殺されるのではだとか不安の声があってもいい筈。
意味も無くあの自分で見るのも避けたい光景を保存しておく趣味は無く、消そうと思ったのだが……そこには別の画像があった。]
(331) 2023/07/30(Sun) 21時半頃
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[窓を撮影した一枚は、ファイル名はそのままに無数のカラスアゲハが特別展のエリアを飛び交う画像に変わっている。 奥の方であの蒔絵の小箱が開いているのが見えた。
傷を撮影したほうは── ビデオルームに長い黒髪と黒いワンピース姿の少女が佇む光景。
よくよくみればその生地は赤黒い、血液が汚した結果の色だろう。
暗い黒色が双つ、逸らすことも出来ずにそれを見つめていた。*]
(332) 2023/07/30(Sun) 21時半頃
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―― 骨谷先輩からのLINE ――
へえ、カップ作るんすね。 でも、骨?
[ それは銀先輩とまだいたときだったか、 それとももう一人でいたときか。
骨谷先輩のメッセージを読みつつも、>>316 まさかカップ作りに人骨を使う可能性は 今まで思いつかなかったのだけど、 俺は特に嫌とも思わなかったから、 ぽちぽちと個別メッセージを送る。
『いいカップができるよう応援しています』 『誠実とか優しいとか明るい以外なら 骨谷先輩の俺のイメージ通りで大丈夫です』 『骨って俺の骨ですか?先輩が手間でないのなら 使ってもらっても問題ないです』 ]
(333) 2023/07/30(Sun) 21時半頃
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[ “誠実”も“優しい”も“明るい”も 全部俺に相応しくない気がして。
きっとそんなカップを 俺をイメージして作ったと言われたら、 きっと俺は申し訳ない気持ちになってしまうから。 ]**
(334) 2023/07/30(Sun) 21時半頃
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――B1/階段――
[タカナル先輩と別れ、手短にLINEで 挨拶も済ませた。 あの時視野に掠めた黒の一片、 ふわふわと頼りないそれに導かれるように、 オレは階段に辿り着いていた。
――オレの目には、告知天使の予告状。]
黒い翼の、神の御使い、 アリババさん、……だっけ、
いますか?
[ザックからスケッチブックを取り出して、 持ち帰ることができないか、 また目覚めた先の現状について、 分かることがあれば問い質す。*]
(335) 2023/07/30(Sun) 21時半頃
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[いきなり骨をどうこう言われて、 面喰らうのはよく分かる。
初めてできた恋人に、最上級の愛を込めて、
『キミの骨でカップをつくりたい』
と口説いたら、 ドン引きされて気色が悪いと侮蔑され、 言い募る内に最初の手形が 赤く赤く頬に咲くことになったのだから。]
誠実、優しい、明るいの反対は、 ――不誠実、薄情、根暗……?
[ノっ君のイメージが迷子。>>333 おにぎりとお味噌汁とたまごサンドと肉じゃが。 割烹着のオカンはあんまりなので、 実りの象徴――麦穂や玉蜀黍等の穀類と、 鳥の組み合わせはどうだろう。]
(336) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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[時折LINEの画面を確認しながら、 オレは階段を下って行く。
B1より下は存在しないはずなのに、 ぽっかり先の見えない闇が広がっていて。
永遠に下り続ける、騙し絵の階段を、 一歩一歩、踏みしめるように。]
(337) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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あ、私が静かに眠れるようにってこと?
[>>327>>328 福原の言葉に驚いて目を瞠る。 つくづく気遣いのできる後輩だと思う。 手作りのおにぎりに保冷剤、これがいわゆる女子力と いうものだろうか。 抱いた感想が場違いであることは理解しながらも。]
そうなんだ、 絵画の中にでも入ったのだと思ったわ。 ミュージアムショップね、私も行ってみようかな。
[笑顔で返されれば、疑う理由などない。 頷いてから、銀はゆっくり立ち上がった。 裾まで覆う重いフード付きマント。機能性とは程遠い。 どうせ夢から覚めたら消えてなくなるのだろうから、 このまま着ていくとしようか。]
(338) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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そうね。 せっかくだし、ここ、観て廻ってくるわ。
[災害でどの程度被害があったものか、 失われたものは"他"にもあるだろう。 鑑賞できるうちに観ておこうと。 それに、銀がここで横たわっていれば、 福原にも面倒をかけてしまう。
絵画へと向き直る。振り返らないつもりでいたが、 やはり最後にこの目に留めておこう。 十年以上の年月、銀の心の大切な部分を占めていた絵を 目に入れて、別れを告げた。]
さよなら。
[音に乗せた後で、福原の方を見る。]
(339) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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ありがとう。
[やはり、彼にはこの言葉が適当だと思えた。 漸く戻ってきた淡い笑みを浮かべて、
彼がそれ以上止めることがなければ、 この部屋を後にするつもり。*]
(340) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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― 幕間 ―
[何かから逃げるように肩を竦め、速足で進む。 なるべく周囲を見ないように夢中で進めば いつの間にか声は聞こえなくなっていた。 立ち止まり、がらんとした天井を仰いで深呼吸をする。]
は―――…………
[ここは夢の世界。 皆の意識が反映される世界。 見たいもの、見たくないもの。 正負どちらであれ深層心理に影響される世界。]
(341) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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[まるで鏡映しのように、目の前に自分が現れる。 顔のないぼんやりとした虚像が。 無表情でそれを見つめ、ぽつりと口を開いた。]
………やり残し、か。
[こんなことになる前、 軽口交じりに望む願いを問われたって。>>0:370 本当のことなんて口に出せなかった。>>0:385
それは凡庸で、ささやかで、つまらない。 でもきっと、叶わないことだと感じていたから。]
(342) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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[果たして天使に頼めば 35億回のくじ引きをショートカットして 運命の人と引き合わせてくれるんだろうか。
一目で二人は恋に落ちて、 世界であたしだけに愛を囁いて、 約束されたハッピーエンドを描くんだろうか。
……嘘。そんな都合のいい人、いないよ。
現実はそんなに甘くない。 わかってる。わかってるのに。 分不相応な期待なんてしないし、こんな世界嫌いだし。 何もかも諦めて、耳を塞いで、絵の世界に浸って。 別にそれでよかったのに。]
(343) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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(――― ……なのに)
(あたし、なんで、あんなこと言ったんだろう。)
(344) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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[一つため息をついて、虚像のあたしに手を伸ばせば それはその場に融けて消えてしまった。
また逃げ出してしまいたくなるけど、 どっちみち夢なんだ。 今くらい、馬鹿になったっていいじゃないか。
そんな気持ちでまっすぐ歩めば、 きっといつのまにかロータリーに着いている。**]
(345) 2023/07/30(Sun) 22時頃
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―― 現在:美術館2階 ――
はい。一応そのつもりでしたが、 言葉にすると、なんか恩着せがましいっすねえ。
[ なんて苦笑を零しながら、 ]
はい、ミュージアムショップっす。 綺麗なはがきとか色々とあったので、 見ているだけでも楽しいと思うっすよー。
[ まず最初に出てくる発想が、 絵画の中に入った、ということは、>>338 銀先輩が絵画の中に入った、 もしくはその知識がある、ということか。
立ち上がる先輩に倣うように、 俺も立ち上がると、 ]
(346) 2023/07/30(Sun) 22時半頃
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銀先輩は、もうすぐこの場所から お別れしないとですもんね。 時間の許す限り、見て回るといいと思うっすよ!
[ 絵画に向き合って、別れを告げる先輩に、>>339 もしかして、これがバスで言ってた 見たかった作品なのかなって何となく思ったけど。
絵画に別れを告げる理由や経緯は分からなかったけど、 俺は別にその言葉が縁起が悪いなんて思ってなかった。
だって、「さよなら」と言おうが言うまいが、 起こった結果は変わらないし。 ]
(347) 2023/07/30(Sun) 22時半頃
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いえいえ、どういたしまして!
[ お礼の言葉を言われる頃には、>>340 銀先輩の笑みは戻っていた。
――よかった。少しは役に立てたみたいだ。
俺はホッと安心して、笑顔を浮かべると、 特に引き留めることなく、先輩を見送った。 ]**
(348) 2023/07/30(Sun) 22時半頃
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――B1/階段――
[骨のように白い手が、 黄泉路から手招きしている。 否、それは本当に骨だったのかも知れない。
血塗られたように、深紅のマニキュア。 精緻なネイルにハートのラインストーン。 ラメが綺羅綺羅とオレを翻弄する、 あれは五人目の彼女の手。
耳元で、「なんで?」と彼女が囁く。 「どんな我儘でも聞いてくれたでしょ?」 「好きなら、これくらいできるでしょ?」]
――ごめん。
[オレは薄く微笑みながら、頬への衝撃を覚悟して 奥歯を噛み締める。]
(349) 2023/07/30(Sun) 22時半頃
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そう? 私はあまり勘がよくないから 言葉にしてもらえるほうがありがたいわ。
[>>346>>347>>348 きっと、銀が気づいてない所で これまでも色々と気を配ってくれていたのだろう。]
素敵な場所だものね。 そう、この絵、子供の頃に見た時も、今も いいなって思えたわ。
[彼の視線を受けて、添えると背を向ける。 足取りが軽やかなものでなかったのは、 重いローブのせいだったことにしよう。*]
(350) 2023/07/30(Sun) 22時半頃
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[砕いてきた死者たちが、 オレの背後にわらわらと列を成す。 まるでこのまま歩き続ければ、 自分たちも現世に黄泉還ることができると 思っているかのようだ。
骸骨たちによる、死者の行進、生者の葬列。
肉体を弔うために葬儀を行うなら、 精神を弔うにはどうすればいいのだろう。
この手で殺してきた、35億分の9人の 女神たちの心は。]
(351) 2023/07/30(Sun) 23時頃
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七日間くらいあるのかな。
["慈悲"であり猶予のはずのこの世界。 覚める前にとりとめもなく考える。 ジイさんの葬式の時、坊さんが掻い摘んで 話てくれた、死後の話を。
七日経てば、三途の川に着く頃合い。 それから七日毎に七度の裁判を経て、 四十九日後、次の世界へと旅立つのだと。]
――ごめん。
[誰に対して謝っているのか、分からない。 この階段の先が、奈落でも川でもなく、 現世の病院だと、オレは識らされていた。]
(352) 2023/07/30(Sun) 23時頃
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[いつしか階段は、踊り場で折り返すことなく、 螺旋を描いて下方へと続いている。
まるで轆轤のようにくるくると、 永劫回り続けているように錯覚する。
のべられる、幾多の亡者の手を歯牙にもかけず、 ただ一歩ずつ、目醒めに向かって。
遠くで、雷の落ちる音が聞こえた気がして、 一瞬身を竦ませた。
階段の最後の段には、まだ辿り着かない。 オレの心が、澱み迷い続ける限り。*]
(353) 2023/07/30(Sun) 23時頃
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―― 現在:2階・絵画『運命』の前 ――
ふうん、なるほど。
[ 銀先輩が立ち去った後、 俺はじっくりと目の前の絵画を見てみることにした。>>0:319
なんとなく、先ほど銀先輩が着ていた服装と この絵画の世界観がマッチしている気がする。
それに、子供の頃に気に入った絵もこの絵らしいし、>>350 絵画の中に入ったのは、やはり銀先輩なのかな、 と、俺は推測する。>>346
ただ、ほんの少し前なら、 直接文句を言ってやりたい人間もいたけど、>>65 俺の感情はもうすっかり冷えていて。>>145>>173 ]
(354) 2023/07/30(Sun) 23時頃
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――美術館探索
[福原と別れたあとは、近くの特別展示室を覗いて 見て廻る。それから階下へと降りたが、 一階は到着後に観ているものも多い。
ずるずるとマントを引き摺るようにして のんびりと歩く。 鑑賞というには集中を欠いていたものの、 先ほどの落ち込みを思えば、各段にましになっている。 福原が助けになったことは明らかで、 時間の経つとともにありがたいなとしみじみ思う。]
あ、ここね、ミュージアムショップ。
[目的というわけではなく通りかかっただけだ。 きっと、夢の外に持ち出すことはできないだろう。 パンフレットやオリジナルグッズを見るともなしに。]
(355) 2023/07/30(Sun) 23時頃
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