4 【突発R18】痴☆電車
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ニジノに7人が投票した。
ノッカに1人が投票した。
ニジノは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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―後日談―
[女はその後、智閑線を利用することはなかった。 遠回りになっても他の手段で会社に行き、出向を終える事ができたのだが、その会社を辞めることになった。 電話の事を追求され、部長が過度のセクハラに走った結果である。 此方の失態でもあるので、部長を訴えるより自分が撤退する事を選んだのだ。
そして今は実家に住んでいる。 今日は新たな就職先への初勤務だったのだが。]
(0) 卵 2021/01/26(Tue) 17時半頃
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…………………………………ウソでしょ?
[まさかその会社に、あの日名前も知らずに何度もイかされてしまったあの男の姿があったとは。 知っていたら面接に行かなかった。 知っていたら採用されなかった。 いや。この不況の中なので本当にそうしたかは定かではない。 だがこちらもあちらも大人なのだ。 思わず角に隠れてしまったが、深呼吸。
今日から新たな仕事と生活が始まるのだ。]**
(1) 卵 2021/01/26(Tue) 17時半頃
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─ 後日談 ─
『こひらようこさんですね』
“こだいら”だろ?
[陽子の視線の先にいる男。 女の配属先の係長“館本 進”、35歳独身。 エリートというわけではないが昇進は早い方で、特別何かが秀でているわけではないが、そこそこ仕事はできるという評判だった。]
もう……来てるみたいだな。
[いつから気づいていたのか、話をしていた部下に視線で角を示した。 男は確かにあの日、陽子が出会った痴漢のはずで、ただ違うところがあるとすれば、あのとき浮かべていた薄ら笑みが浮かんでいなかったところだろう。]
(2) 飛行機雲 2021/01/26(Tue) 19時半頃
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[男はあの痴漢のはずだったが、陽子に対して手を出すどころか触れることすらしなかった。もちろん他の女性社員にも。 それにあの日のことを匂わせることすらなかった。
たまに同じ電車で帰る時も、電車の揺れで体が触れることはあっても、それ以上は決して何もせず、痴漢行為なんてものはその気配すらない。
そんな日々。
そしてある日、二人して残業になった夜。]
(3) 飛行機雲 2021/01/26(Tue) 19時半頃
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[二人きりになってもやはり男は陽子に何もしない。]
すまない、こっちの資料も纏めてくれ。
[あるのは仕事の会話だけ。 書類を捲る音、パソコンのキーを叩く音。 二人だけのオフィスにはそれだけが響いていた。
そして、その日も何事もなく仕事を終えた。]*
(4) 飛行機雲 2021/01/26(Tue) 19時半頃
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― 後日・少し未来の智閑線―
[あの日女のファーストキスを奪った男は 一夜にして泡沫のように消えてしまった。
よくよく考えれば名前も素性も一切分からず、 記憶に残ったことと言えば 顔と声と―――その甘美な性技だけ。
きっと夢か幻の類だったのだ。 そう思って忘れようとしたが、 あの日以来黒絵は確かに変わった。 地味な出で立ちは変わらずとも、 どこか隠しきれない色気を纏い、 男の目を惹くようになった―――らしい。
事実時折言い寄られるようになって、 その過程で何度か男性と付き合ってみたこともあった。 普通のセックスではどうしても満足できず、 結局長続きせずに別れてしまったけれど。]
(5) guno 2021/01/26(Tue) 20時半頃
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[いくら忘れようとしたところで、 一度快感を教え込まれた体はそうもいかなかった。
幾ら自分で慰めたとて 掌から水が零れ落ちるようで――― そんな女が倒錯した性癖の坂を転がり落ちるのに そうそう時間はかからなかった。
満たされない欲求不満を埋めようと探すうちに 智閑線という存在を知り、 ここなら自分の欲を満たしてくれると思った。 あれから数え切れないほどの痴漢に触られ、抱かれ、辱められて。
玩具を入れられ、尻孔を拓かれ、痴態を撮られて。 様々な快感をたっぷりと刻み込まれた体も心も もうすっかりあの頃とは変わってしまったけれど。]
(6) guno 2021/01/26(Tue) 20時半頃
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[今でも偶に思い出す。 己の原点ともいえるあの男性は、 一体今どうしているのだろう。
行きずりの冴えない小娘だった自分のことなど、 もうすっかり忘れているかもしれないが。]
(―――ああ、あの人も似てる)
[ふいに似た背格好の乗客を見つけて苦笑した。 おぼろげな記憶はもう不確かだ。
きっと望みは薄いのだろうが、 それでももしかしたら"ここ"でなら。 また会える日が来るのかもしれないと。
そんな一抹の気持ちを抱きながら、 今日も智閑線に乗っている。*]
(7) guno 2021/01/26(Tue) 20時半頃
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―後日談―
[そう、だから女はあの日の男と目の前の男とが、本当に同一人物なのかを疑う羽目になった。 むしろ係長として普通に働いている以上、あの日の仕事はあちらはどうなっていたんだろうと1日欠勤する羽目になった身としても気になってしまった。 この会社はそんなにフレックス勤務など柔軟だっただろうかと勤務規定・休暇規定を熟読してしまったりもした。
あの日以来、全く痴漢だとか体を触るだとかの気配はない。 たまに同じ電車で帰る時も、電車の揺れで体が触れることはあっても、それ以上は決して何もされず。痴漢行為なんてものはその気配すらない。>>3]
(8) 卵 2021/01/26(Tue) 20時半頃
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[そうして今日も、二人きりになっても仕事の話で終わり、真面目に仕事を終わらせた。>>4 最初のうちは多少警戒していたが、会社関係者には手を出さないのだろうと女もまた警戒を解いていた。 あまり警戒しすぎても疲れるし、仕事に集中している分には問題もなかったからだ。]
(けれど、この人は、素知らぬ顔をしてまた誰かに痴漢してるんだろうなあ…………。)
[正直とても気持ちよかった。 けれど痴漢は犯罪である。 自分が彼を野放しにして良いものかも悩みはするし、もしかしたら会社の女性の誰かだって自分と同じような経緯で関係してしまっているかもしれない。 何だかそれを思うとモヤモヤするものがある。]
(9) 卵 2021/01/26(Tue) 20時半頃
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館本係長。 ……………って、あの日の事はすっかり忘れてるんですか?
[なので、仕事が終わった後につい訪ねていた。 あの日、と一応ぼかす。]
別に、責める気は毛頭ないんですけど。
[帰宅準備を進めながら、目線は自分の荷物に向けていた。]*
(10) 卵 2021/01/26(Tue) 20時半頃
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[女の言葉に男は口元をかすかに歪ませた。 眼鏡を外しデスクに置くと洋子へと近づく。]
ああ……忘れたな。
[浮かぶ薄ら笑い。男はネクタイを緩めるとシャツのボタンを一つ外すと距離を詰め、陽子の側へ。]
責める?何を? 散々イカせたことか?
[おもむろに手を伸ばすと陽子の頬に触れ、視線をこちらを向けさせる。あの日以来、男が陽子に触れたのはこれが初めてだった。職場でも、通勤電車の中でも、酒の席でさえ一度も触れなかったのに。]
(11) 飛行機雲 2021/01/26(Tue) 21時頃
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忘れていて欲しかったんじゃないのか?
[挑発的な声。 それは、そうではないことを確信している言葉。 陽子の頬に触れる男の手は熱を帯びていて、あの日と同じように熱く感じられることだろう。]
初めてだよ……素性を知られたのは。 こんな偶然もあるものだな。
[手が微かに動いて女の頬を優しく撫でた。]*
(12) 飛行機雲 2021/01/26(Tue) 21時頃
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…………ウソでしょ。
[断定的に言い切った。 本当に忘れているなら、何のことかを問われる筈。それが、忘れたとしれっと言われるなんて。 しかし互いに社会人だ。言いたくないこともあるだろう。 それなら封印するかと自問した時、彼が隣に立ち女の頬に触れた。>>11 続けられた言葉とその薄ら笑いにカッと頬に熱が宿る。]
痴漢、した事です。 痴漢は犯罪ですよ。
[だから眉を吊り上げそんな当たり前のことを口にした。 つまりは、何度も何度もそれこそ苦しくなるくらい、意識を何度も飛ばすくらいにイかされた事は責めていない。 予想外ではあったがアレは自分が望んだことでもあった。 頬に触れる手が熱い。 女の頬も負けじと熱いだろう。]
(13) 卵 2021/01/26(Tue) 21時半頃
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でも、私は忘れられなかった。 私だけ忘れられないなんて不公平だと思いました。 それに、今でも痴漢を続けているんじゃないですか。 ……………………私では何も協力できませんか。
[あの日のことが忘れられない。 けれど女は、あの日の快感を求めて電車に乗り続けられるほどにはなれなかった。 帰りにも別の痴漢に遭ったのだから、智閑線に乗り続けても彼と巡り会うなんて奇跡に近いと思ったし、その前に受ける痴漢被害の方が耐えられるかわからなかった。 だから智閑線に乗るのはやめた。 けれど目の前にあの時の彼がいる。 いるからこそ、そんな言葉を口にする。]
(14) 卵 2021/01/26(Tue) 21時半頃
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こんな偶然もあるんですから。 いつか、万が一貴方の行為が露見しないように、私に…………メインに痴漢、するとか。
[いやなにをいっているんだろう。 いやでも。 また触って欲しいとか、シて欲しいとか、ぐるぐると頭を駆け巡った結果がこれだ。]
社会的立場の為に、恋人関係を作るとか。
[いやもう何を言ってるんだろう。 つまりは、何かしらの繋がりが欲しかったのだ。 行きずりだけではなくなった相手と、また行為ができる言い訳の。]*
(15) 卵 2021/01/26(Tue) 21時半頃
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[痴漢は犯罪だ。 言われるまでもない。 たが、それだって露見しなければ罪には問われない。 そしていまの今までそれは一度もなかったこと。]
恋人は要らないな。
[頬から顎を撫で、男の親指が女の唇に掛かる。 なぞるようにして、それから唇の内側、濡れたところに触れる。]
今までバレたこともない。
[不敵な笑みが陽子に近づいていく。]
(16) 飛行機雲 2021/01/26(Tue) 22時頃
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[男は日常的に、いつも痴漢している訳ではなかった。 それこそ昔は毎日のようにではあったが、今は休みの日や、たまに有給を取って智閑線に乗る程度。]
だけど。 陽子に痴漢できるのは魅力的な提案だ。
[近づく男の唇は陽子の耳元へ。 耳朶にキスを落として囁く。]
……シて欲しいんだろ?
[男の足が陽子の足の間へと強引に割り入った。]*
(17) 飛行機雲 2021/01/26(Tue) 22時頃
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あくまで契約関係といいますか? 例えば芸の男性と結婚するみたいなものですよ。 世間的にはそうしておいてほうが良いかな、と思っただけです。
[それは彼にとっても、女にとっても。 けれど恋人は要らない、バレたこともないと豪語されればそうかと納得して強く言い募る事はなかった。 そもそもそんなことを望んでしまうのはいけない事だ。 危ういな、と自分のことを嗤いながらため息をつこうとする。 唇を撫でる指先が優しく、いやらしい。 くすぐったさを堪えて言葉を考える。 しかし、続けられた言葉にピクッと反応してしまった。
耳たぶにキスをされて首をすくめてしまう。]
(18) 卵 2021/01/26(Tue) 22時半頃
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ふあっ?! ん、……………ぁっ………。
[足の合間に彼の脚が入り込む。 最後に放たれた言葉に女は顔を赤らめながらも確かに頷いた。 眉を吊り上げてしまうのは恥ずかしさの裏返しだ。]
あなたにシて欲しいんです。 痴漢も、その先も。 ………あの日が忘れられないの。
[女の瞳に僅かに熱が宿る。 そっと相手の腕に手を添え、一度は反射で閉じた膝をかすかに開かせた。]*
(19) 卵 2021/01/26(Tue) 22時半頃
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[知ってる? 貞操帯ってAmaz○nで買えるんだよ。 私は毎回あんな風に汚されたら堪らないから、なるべく痴漢に遭わないように………というか狂わないように?ガッチリ目の貞操帯をして智閑線に乗り、何食わぬ顔をして通学している。 触られたとしてもガチ、とした感覚に驚く痴漢が多い。こんなのをつけてて変態だな、と興奮する痴漢もまあいるものの、以前よりは堕とされずに済んでいる。そんな気はしている。
けれど私の情報は握られている。 希さんだけじゃない。 あの時に狂い堕ちた私のことを、誰がデータに納めていたのかも知りはしない。 それがひどく恐ろしく。 それがひどく甘美に思える。]
(20) meringue 2021/01/28(Thu) 20時半頃
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…………男の人も女の人も、同じくらい酷かったけどね。
[そんなことをぽつりと呟く。 そんな私も、時々、悪い遊びをするんだ。 智閑線に限らず。
貞操帯を外して、今日は堕ちたいと誘うこと。
やっぱり私は、あの日から壊れている。 誰かに愛されることも大切にされることもない中古品の肉便器。
虐められて、壊されて、それでもなんで生きてるんだろう?]
(21) meringue 2021/01/28(Thu) 20時半頃
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…………、よく分かりますね、加賀さん。
[あの、表情の変わらない男の機嫌がよくわかるものだ。>>-125 それにしてもよく分からなかった。 加賀に三つ編みを褒められたと思えば、この男はアップの方が好きだという。>>-126 それに通常の触り方ではあったが、今まで決して触れることのなかった男に触れられて驚いた。それは、びくりと肩を跳ねさせたくらいだったが。]
(22) 卵 2021/01/29(Fri) 15時頃
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