1 冷たい校舎村(別)
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[ それから。 メールの着信があって、>>27 私はきっとまた誰かが帰ってきたんだって思った。
もう、あの世界に残ってる人は少ない。 次は誰? ヒナは? そんな気持ちで私はメールを開く。 目に飛び込んできたのは、>>28 そして、耳に飛び込んできたのは>>30 ]
ヒナが、帰って来る。
[ リコからのメールを読み上げた私は、 その意味を消化するのに少し時間がかかって、 ちょっと出遅れたの。 メアの反応速度、すごくない? ]
(62) takicchi 2020/11/21(Sat) 21時頃
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[ ヒナが帰って来る。 リコのメールにはそうあった。 それは、リコが帰ってきたということでもあって、 でもきっと、それだけじゃない ]
みんな、帰ってきたってことよね?
[ あの校舎に集められた10人、全員が。 だってヒナの代わりに誰かが残るとしたら、 ヒナの帰還を知ってるリコが知らないはずないし、 そのことにメールで触れないはずないもの ]
(63) takicchi 2020/11/21(Sat) 21時頃
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[ ヒナと関わりの深い、もう亡くなってる人。 ヒナのご先祖様が情の深い人だったらいいな>>+3:102 なんて考えたりもしたけど、 本当にヒナのご先祖様、 子孫のピンチに駆けつけてくれたの? あの校舎を、閉じてくれたの?
わからないな。 ヒナならわかるのかな。 リコの出迎えに遅ればせながら入口へと向かいながら、 私はそんなことを考えてた。 とりあえずヒナ生還という大役を成し遂げたリコに、 肩を揉ませる時間は30分くらいに減らしてあげる* ]
(64) takicchi 2020/11/21(Sat) 21時頃
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[ せっかく出迎えてあげたっていうのに、 リコの口から出てきたのは爆笑呼ばわりだった。>>95 ほんと、失礼しちゃう ]
文化祭から帰ってきたんだからおかしくないでしょ。 あと、肩! そう、肩! すっごく凝ってるの! 12(0..100)x1分くらい肩揉みなさいよ!
[ リコは上機嫌。 間違いなく、みんな帰ってきた。 そんな実感が、じわじわと湧いてくる。
それから、レイも到着して。>>121 いつも王子様らしく、遺書メールが届いた時ですら、 「大丈夫」なんて言ってた>>1:76レイが泣いてる姿に、 おかえりって言いながらハンカチを渡そうとしたけど、 私のハンカチは既にメアに貸し出し済みで、 しかも地面に落とされた後だったのでできなかったの* ]
(132) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時頃
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[ 結局、夜中の病院に大集合したあの日、 ヒナに面会することはかなわなかった。 まあ当たり前よね。 父に電話して迎えに来てもらって、 足がないって子には「乗ってく?」って 声を掛けたりしたけど、どうだったかな。
それからしばらくして、 ヒナが面会できるようになったって聞いて、 私、お見舞いに行くことにしたの ]
(133) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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[ 病院の廊下で、ヒナのお母さんとすれ違った。 お母さんは、ヒナによく似てた。 疲れた感じがしてたけど、それは当然よね。 娘のヒナが自殺しようとしたんだもの。 そんなのは関係なくて、私、可愛い人だなって思った ]
(134) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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―― 突撃インタビュー/お見舞い編 ――
ヒナ、体調はどうなの?
[ ノックをして部屋の中に入る。 ちなみに今日は制服姿。 あの衣装で病院に駆け付けたりはしてない。 だって次にあれを着るのは、 ヒナが退院した後のパーディーだものね>>96 ]
さっき、そこでヒナのお母さんと会ったよ。 可愛らしい人ね。
[ ヒナが自分のお母さんのことをどんな風に思ってるか なんて私は知らない。 だから、私は私が思ったままを言った。
だって、そう思ったんだもの。 ヒナによく似てて、少しくたびれてるけど、 でも可愛い人だなって ]
(135) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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[ それから私は、そうそう、って 持ってきた紙袋をごそごそした ]
これ、お見舞い。 食べ物っていいのかわからないけど、 でもヒナにぴったりだと思ったから。
[ 私がお見舞いに選んだのはマカロン。 カラフルな小さなマカロンの詰め合わせ。 ヒナにピッタリじゃない? ]
(136) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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あと、これ。
[ これは、誕生日のお祝いではないかな。 それよりも、帰還のお祝いって感じ ]
最近、生花はNGっていうところも多いみたいだけど、 これならいいでしょう?
[ そう言って、ベッドからよく見えるところに置いたのは、 黄色のスイセンを基調にしたハーバリウムのボトル ]
黄色のスイセンってね、 「私のもとに帰って」って花言葉なんだって。 ヒナが帰ってきてくれて、嬉しかったから。
(137) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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[ ヒナがどんな気持ちで自殺を図ったのか私は知らない。 どんな気持ちでスイセンの花を抱いていたのかも。 そして、それを聞くつもりも私はなかった。 好奇心がそそられなかったから、じゃないよ。 知りたい気持ちは今でもあるの。 でもね、私はやっぱり納得したくなかった。 ヒナが死のうとしたことが仕方ないことだったって、 思いたくなかった。
だからね、私は別のことを聞くの ]
ねえ、ヒナ。 どうして、帰ってきてくれたの?
[ この質問なら 私を大いに納得させてくれていいからね?* ]
(138) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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―― 突撃インタビュー/ノッカ編 ――
[ 最近、ノッカが変わった、気がする。 私の席から、リコやノッカの席は良く見える。 前までは二人とも 授業中安らかに寝てることが多かったと思うんだけど、 このところ、ノッカの寝てるところをあまり見ない。 全然とは言わないけど ]
ねえノッカ、何かあった?
[ 不思議に思ったら聞くのは当たり前でしょう? だから私はいつものようにノッカに聞きに行くの ]
授業サボらないけど、出席日数そんなにまずいの? それに、あんまり寝てないでしょ。
[ いや、もちろんいいことよ? いいことなのよ? でも急にそんなに変わったら、 何かあったかと思うじゃない?* ]
(139) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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―― 突撃インタビュー/ノッカ編 ――
[ いろいろって言われても>>150 教えてもらわないとわかるわけない。 ノッカの気持ちも、ノッカの事情も。 だから私はもちろん中身だって聞くの。 そしてどうやら無神経でデリカシーのない私は、 なにやってるの!ってツッコむ。 そんな状況が2週間以上前? 信じられない。一人でどうにかしようと思ったの? できるわけないでしょ。 何のための行政よ。 情緒のないらしい私は、そんなこと>>-4:12を ばーっとまくし立てて、それから、 でも、と息を吐いた ]
(159) takicchi 2020/11/22(Sun) 22時頃
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でも、たつみ先生に相談できてよかった。
[ 協力してやるって言ったからには ちゃんとノッカのために動いてくれるんだと思う。 たつみ先生は、大人で教師。 まだ子供の私たちより 動けることもたくさんあるだろうし。 それだけお世話になってるっていうのに、拷問って。 それ、生徒の7割くらいはやってることだからね? ]
(160) takicchi 2020/11/22(Sun) 22時頃
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高校留年はまずいけど、 大学浪人なんて珍しいことじゃないでしょ。 行きたいなら、今年は無理でもきっと行けるわよ。
[ ノッカにはJKが似合ってるけど、 JDもきっと似合う。 もう行かないって決めてるならそれでいいけど、 諦めなきゃいけないって思ってるなら、 諦める必要はないと思う。 私は、そうノッカに伝えて、 それからノッカの顔をじーっと見た ]
(161) takicchi 2020/11/22(Sun) 22時頃
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……それで、ノッカ。
[ たつみ先生の話をするノッカは、 なんだか少し嬉しそうで。 私、人の気持ちがわからないから、 ノッカがどうして嬉しそうなのかわからないの。 ノッカが今、どんな気持ちなのかわからないの。 だから聞いた ]
好きになったの?*
(162) takicchi 2020/11/22(Sun) 22時頃
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―― 突撃インタビュー/報告を求めます ――
[ 普通はこういう時、 悲しんだり怒ったり慰めたりするのかな? だけど私の頭の中は、ノッカがこれから生きていくために 何をすべきかで埋め尽くされてた。 めんどくさいっていうノッカの心の声が>>163 もし聞こえてたら、 これから少しでも快適に生きてくために必要なことでしょ って怒ったかもしれないけど ]
恥じゃないでしょ。
[ うちの恥を話すのが嫌だったってノッカは言う。 恥をさらすくらいなら死ぬ方がましっていうのはわかる。 だけど、ノッカのそれは恥じゃないでしょ。 だって、ノッカにはどうにもならない部分じゃない ]
(177) takicchi 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ 私、プライドが高いし、 プライド傷つけられたら死ぬほどきついけど、 妹が私の残りかすのダメ人間でも、 それが恥ずかしいとは全然思わない。 だって、私と妹は別の人間だもの。 だから、恥ずべきことなんて何もないって私は言う ]
恥ずべきはノッカのお母さんで、 ノッカは被害者でしょ。 死ぬ気になれば面倒くさいことだって、 たつみ先生の拷問だってどうってことないわよ。 ――――うん、でも馬鹿だったね。 恥ずかしくないこと恥ずかしく思って、 それで死んじゃおうなんて、馬鹿。 そんな風に思い詰める前に、相談しなさいよね。 私にじゃなくても。
[ 誰にも言わなかったっていうのが、馬鹿だったって。 私はそう言ってやるからね。 そんなことないよ、なんて、否定なんてしてやらない ]
(178) takicchi 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ 田舎の話にはそっかって頷いた。>>165 頼れる親戚がいるっていうのはいいことだと思う。 先生は大人だっていっても、やっぱり限度があるもの。 親戚っていうのは、強い。 それこそ、ノッカの今住んでる家の権利云々とか、 そういう部分できっと頼りになるはず ]
いろいろ考えて、決まったら、ちゃんと報告してよね。
[ そんな話をして、その後。 私の投げかけた疑問に返ってきたのは、 は?っていう返事だった。>>167 とぼけてる人の常套文句だけど ]
(179) takicchi 2020/11/22(Sun) 23時頃
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この話の流れでわからない?
[ ノッカ、現国の成績は そこまで悪くなかったと思うんだけど ]
それとも、無自覚?
[ ノッカは、どうやら本当に心当たりがないらしい。 だから、私、わかったって言ったの。 言ったけど、その後、一言添えた ]
ちゃんと報告してよね。
[ 進路のことだけじゃなくて、こっちの進展も。 報告を求めます!** ]
(180) takicchi 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ 私、どうしてあの世界で死ぬのかって考えた時、 命が一つしかないからじゃないかって思ったの。 あの校舎にいたみんな、命は一つしかないから、 こっちに戻ってきて生きるためには、 あの世界では死ぬしかなかったのかなって。
だから逆に、もしこっちの世界で死ぬことを選んだなら、 あの世界を閉じた人は、 そのまま、あの世界で生き続けるんじゃないかなって。 私は、そういう風に思ったの ]
(237) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ ヒナの無事を確認して、家に帰って。 当たり前みたいに日常が戻ってくる。 高校は休校にもならなかったし、>>143 私たちが体験した非日常なんて、 まるでなかったことのよう。 ヒナの席は、主が帰って来るのを待ってるけどね。 そんな中、私はリコに苦情を申し立てていた ]
リコー! すっごく、肩痛いんだけど!
[ 1時間にしてあげてってサラのお願いを、>>+5:20 さらに温情をかけて12分にしてあげたっていうのに、 リコってば力任せにこねたのよね。>>141 そりゃ、確かに毎日勉強していたし、 あの日はそのままうたたねしてたから凝ってたけど、 絶対それだけが原因じゃないもの。 私、正当な権利を主張したのに、 そんな誠意のない対応をされたものだから、 なんだか肩凝りじゃない痛みが発生してるの。 酷くない!? ]
(238) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ ほんっと、リコって私に失礼よね。 あの日、文化祭の衣装を着てたことだって、>>140 笑い飛ばしてさ。 文化祭の衣装を着てたら、 なんとなく、 あの世界の近くにいれるような気がしたのよ。 わかりなさいよ! ……っていうのは無理な話よね。 私、言ってないもの。
私は言われないとわからない。 言われないとわからないくせに、 言わなくてもわかってほしいなんて、 そんなの、ムシが良すぎる。 本当はそんなことわかってる。 だからこれは、言いがかりみたいなもの ]
(239) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ まあ、言いがかりをつけたい気分だったのよ。 私は多分、嬉しかったんだわ。 日常に戻ってこられたことが。 ヒナが、もしくは、別の誰かが、 誰かひとりでもあの世界から戻ってこなかったら、 こんな日常には戻れなかったから ]
(240) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ あの世界から、ヒナ以外の誰かが戻ってこない。 その可能性を考えないわけではなかったけど、 その候補に実は私、リコを入れたことはなかった。
だって私、あの世界に残る人は、 あの世界でずっと生き続けると思ってるから。 あんな時の止まった、同じ日を繰り返し続ける世界、 リコ、すぐに飽きちゃうでしょ? リコに我慢なんかできるわけないでしょ? 私、そう思ったんだもの** ]
(241) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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サラちゃん、約束覚えてる?
(258) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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[ やっぱりちゃん付けで呼ぶのは少し気恥ずかしい。 でも、ちゃん付けに呼び捨てで返すのも 非対称な感じがして、私は少しむずむずする気持ちで サラをサラちゃんって呼んだ。 覚えてる?って聞きながら、 私、サラが忘れてるわけないって思ってた。 だって、サラは私のかしこ仲間だもの。
今日は一緒に帰らない?って声をかけて、 リコと勉強会をした駅の裏のファミレスに誘った。 わたあめも食べ放題なんだもん。>>0:181 受験勉強を頑張ってる私たちに、 甘いわたあめってふさわしい食べ物でしょ? ]
(259) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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[ 女子高生らしくわーきゃー騒ぎながらわたあめを作って、 飲み物も確保して、席に腰を落ち着ける。 甘いわたあめと苦いコーヒー、 どっちからにしようかなって見比べて、 とりあえずあむっとわたあめを食べた。甘い ]
ここでリコに勉強教えてたの。
[ 懐かしいな、と思う。 お店も、わたあめの味も。 そして、リコと勉強してたこの場所に、 今はかしこのサラと一緒に来てるっていうのが、 なんだか不思議な感じがして、少し可笑しかった ]
(260) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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それで、どうしよっか。
[ そんな風に言いながら、考えてた。 志望校が一緒だったら、やったねって笑うんだと思う。 別々だったらそれはそれで、残念!って笑うんだろう。 私、前はそう思ってたの。>>2:328
でもね、今はなんだか、 別々だったら、ちょっと寂しいなって。 そんな気がしたんだ ]
(261) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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[ 結局、お互いメモ帳に志望校を書いて、 せえので見せようってことになった。 鞄からメモ帳とペンケースを取り出して、 私はサラに見えないように、 志望校の名前を書いた。>>0:472 かたん、と音を立てて、ペンをテーブルに置く ]
書けた? それじゃ、行くよ
[ せえの! そうして見せ合ったメモ帳に、 書かれていたお互いの志望校は、果たして?* ]
(262) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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[ 日本語は正しく用いなければなりません。 二重敬語は間違いです。 ……なんて、もちろんサラには わかりきったことだろうけど。 かしこはかしこらしく、メッてお小言を言うの。 だって、“サラちゃんさん”なんて、 恥ずかしくて言えるわけないでしょ?>>277 ]
(283) takicchi 2020/11/24(Tue) 01時頃
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