26 卒業試験の共存試験【R18ペア】
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ナルミは家庭教師 ボイドに投票した。
煙は家庭教師 ボイドに投票した。
ボイドは至高祈念展 ナルミに投票した。
ボイドは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
|
[ いきなり、慣れていると見抜かれた。 何故だ。
彼は背後に位置しているから、表情をつぶさに窺うことはできないけれど、こんな時、肉体で繋がっているのはやっかいだ。 わずかな反応も伝わってしまう。]
…だったら止めると ?
[ 挑発しながら逆を望むように言ってみれば、声に甘さが足りないと、わざわざ失点を教えられた。情けない。]
(0) enju2 2023/07/27(Thu) 00時頃
|
|
[彼の声に滲むものが胸に刺さる。 むしろ怒ってもいいはずなのに。
自分は目的を達成するのに必要なものは充分に与えられてきたはずだ。 可哀想なことなどあるものか。 憐れむならば、おとなしく狩られてくれと嘯きたくなる。
どうしてでも、あなたが欲しくてきたものを。]
(1) enju2 2023/07/27(Thu) 00時頃
|
|
[ 喘いでみせたのは偽装だとわかってもなお、煙は興醒めしなかったらしい。 趣向を変えて続きをすると言い出す。]
無駄だ !
[ 追い詰められつつあるのを感じて、いくらか焦りはあった。 ベッドに横たえられ、抱きしめられる間も、膝蹴りを繰り出す。]
…んっ
[ 唇を奪われ、歯列を抜けられ、息を溶かされて、力が抜けかけた。 せめて彼の舌を牙に押し当てて裂こうと、彼の先ほどしたことを真似る。*]
(2) enju2 2023/07/27(Thu) 00時頃
|
|
[挑発したり、反発したり、 彼の表情は刃を握って向かって来た時より、ずいぶんと豊かだ。 その根底に共通する殺意は、一途な愛情にも似る。 だからこそ、これほどにも彼に心惹かれるのだ。]
おまえを私のすべてで愛したい。
[囁いて抱きしめて、膝蹴りしてくる足を抱え込み、あるいは足で押さえ込む。 交わした息と舌は熱い。]
(3) nekomichi 2023/07/27(Thu) 01時頃
|
|
[彼が牙に掛けようとしてくるのを、喜んで迎えにいった。 貫かれた舌が、彼の口の中でふたつに裂ける。 銃弾に回復力を奪われたままの今でも、この程度ならすぐに癒えるのだが、あえて癒やしきらず舌先を割れたままにしておく。]
そうして飲むのが気に入ったのかい?
[唇を離し、朱を刷いた唇で笑う。 そのまま身体を下へずらしながら、彼の体を指と舌で弄った。]
(4) nekomichi 2023/07/27(Thu) 01時頃
|
|
[首筋、二の腕、脇の下、背中、脇腹。 彼の様子を見ながら感じる場所を探していく。 うっすらと残る赤の線は、いわば快楽の経路だ。
胸の尖りは指と舌で念入りに転がした。 吸い付き、抓み、甘噛みし、捻って押し潰す。 時折舌で水音を立て、聴覚にも訴える。
二叉の舌先で愛でた方は、赤く艶やかな果実と見まごうばかりに、鮮やかに彩られた。*]
(5) nekomichi 2023/07/27(Thu) 01時頃
|
|
[ 煙の舌を裂けば、当然の帰結として彼の血をまた享けることになる。 気に入ったのかと煙は揶揄するけれど、今回は太古の血の持つ強さだけでなく、天鵞絨のような質感まで感じ取れた。]
…よせ
[ 余計なことを訊くな、するなと主張するけれど、煙は舌と指を操り続ける。 這い回っているのは蛇やナメクジだと思念して、快感など得ないように努めるのも大変だった。]
(6) enju2 2023/07/27(Thu) 09時頃
|
|
[ 踊るような、血の疼き──
これが彼の言う「愛」という行為なら、確かに《サンシール》にはなかったと認めよう。]
…煙、 早く
[ 彼を没頭させて油断を誘う── その目的は忘れていないけれども、こんな愛撫を続けられては体力も精神力も消耗してしまいそうだ。 時間をかけさせるのはマズいと判断して、強請る言葉を口にする。*]
(7) enju2 2023/07/27(Thu) 09時頃
|
|
[彼の舌が早くと綴る。 どこか切ない響きに、身体の奥が疼いた。]
”早く”してほしい? それとも”早く”達かせて?
心配することはないよ。 まだ夜は十分に長い。
[”早く”啼かせてみたいものだと、胸の宝玉を掌に転がす。]
(8) nekomichi 2023/07/27(Thu) 09時半頃
|
|
触れてみてわかったよ。 おまえの身体は感じないわけではない。 意思の力で快楽に耐えているのは賞賛すべきだけれども、身体に快感は蓄積していくからいずれ決壊する。
感じた上で受け流す方法も身につけないと。
[反応が良かった数カ所を爪で弾く。]
おまえには素質がある。 きっと、狂うほど乱れてもなお冷静さを保てるようになる。
そのためには、一度は快楽の極みを体感しないとね。
[企みを示唆して微笑み、舌と指による侵掠を再開した。*]
(9) nekomichi 2023/07/27(Thu) 09時半頃
|
|
シて、 イカセて、 どっちも…っ、
[ 煙の言葉をなぞって急かすけれど、吸血鬼にとって、夜が長いと言うのは永遠にも等しい宣告だ。]
う、 …ぅあ
[ 決して乱暴に扱われているわけではないのに、耐え難く体が跳ねる。]
(10) enju2 2023/07/27(Thu) 10時頃
|
|
[ どういうつもりか、煙は自分を殺しに来たナルミに、対処方法を指導してくれる。 ありがたいことなのだろうが、必要はない。 暗殺が成れば、彼にとってもナルミにとっても、これが最後の交わりになるのだから── ]
…く、
[ それでも、実直に体を動かして物理的に彼の愛撫を受け流そうとするけれど、外れた指や舌はまた別の場所を思いがけず刺激して、不意に声が出てしまう。*]
(11) enju2 2023/07/27(Thu) 10時頃
|
|
[彼が、どっちも、と求める。 本心ではないのかもしれないが、口に出した言葉は自己暗示にもなる。 もちろん、私がそう仕向けるのだ。]
どちらもとは欲張りだね。 もっと気持ちよくして欲しくなったのだろう?
私の血もずいぶん馴染んできたようだから、身体が疼いてしかたないはずだよ。 ほら、こんなにビクビクと跳ねて感じている。 欲しくてたまらないとおまえの身体が唄っている。
おまえが求めるだけ、いくらでもあげるよ。
[声を注ぎ込みながら感じる場所を順に触る。 時折彼が身体を捩るのは、指先を受け流そうとしてのことだろう。 教えた事を素直に実行しようとしている様がまた愛しくてたまらない。]
(12) nekomichi 2023/07/27(Thu) 11時頃
|
|
[身体をずらし、彼の足の間まで下がる。 足首をそれぞれ掴んで押し広げ、そこから闇を喚びだしてこれもヘッドレストへ繋いだ。 これで、足を広げ浮かせた状態で固定される。
蹴ってくる足を封じたというより、敏感な場所をさらけ出させる目的の方が強い。]
おまえの望み通り、達かせてあげよう。
[内ももに爪を這わせ、足を押し開いて光景を楽しんでから、彼の雄を掌に載せる。 指で根元を幾度か揉んで感触を確かめ、首をつまんで持ち上げて先端を口に含んだ。 ちろちろと舌を動かし、鈴口に唾液と血を塗りつける。*]
(13) nekomichi 2023/07/27(Thu) 11時頃
|
|
[ 足首に闇が絡みついてくる。 一瞬、ハッとしたが、それも煙の技のひとつだと知れた。
もがくうちに、股を大きく割り広げられ、宙吊りにされる。 ベッドはもはや、ナルミを拘束する柱としてしか役に立っていない。]
── く、 こんな…
[ 縛っていれば暗殺されないと思って好き放題をと憤慨するけれど、ナルミが今の自分の姿を俯瞰して見られないのは、かえって幸運かもしれなかった。 逞しい全裸の肉体は性感帯を中心に紅の模様で彩られ、胸の蕾は膨らんで期待に色づいている。 誰もが触れてみたくなるくらい淫らに熟れた肢体だ。]
(14) enju2 2023/07/27(Thu) 22時半頃
|
|
[ 煙が悠然と襲いかかった場所もまた、瞬く間に目覚めて育つ。]
や…、 あ
[ 立場が逆なら、間違いなく彼の男根を食いちぎってやるのに。 どんな抱かれ方をしても冷静にやり過ごせるはずが、どんどん体が熱くなる。 彼の血のせいに違いなかった。]
(15) enju2 2023/07/27(Thu) 22時半頃
|
|
[ 受け流す努力はしているのだけれど、それ以上に注がれる方が多いのだ。 唇を噛み締めても、彼の血の味がして、余計に煽られる始末。]
── も、う…
[ “欲しくてたまらない” “気持ちよくして”── と彼が口に乗せたままに唄う以外に何ができよう。 *]
(16) enju2 2023/07/27(Thu) 22時半頃
|
|
[暗殺のために育てられ鍛えられた肉体を、淫らに色づかせ喘がせる。なんて贅沢な時間だろうか。 狙われた者の役得として、存分に彼を味わう。 彼を私の色で塗りつぶしてしまいたい。
愛おしんで彼の雄を指と舌と唇で育て上げ、全体を口に含んでストロークを繰り返す。 熱く脈打ちはじめたそれを片手に握り込み、擦り上げ揉みしだく間に別の手で彼の後庭を曝いた。]
もうたまらないのだろう? 構わないから出してしまうと良い。 ああ、こんなに張り詰めて。もう少しだね。
[彼の先端に息が掛かる距離で言い、時折舌も伸ばす。]
(17) nekomichi 2023/07/27(Thu) 23時頃
|
|
[彼を解放に導く間にも、窄まりから指を潜り込ませて中を探った。 慣れているとはいえ、中での快楽を知っているかは疑わしい。まずは眠らされた快感の源を探り当て、目覚めさせてやりたい。
繊細な指使いで勘所を探し、射精を内側から後押しするように刺激する。 外と中の動きを連動させ、快感を内側の刺激と結びつける。 そこまでできれば、後は乱れさせるだけだ。]
来ているよ。ほら。 我慢などしなくともいい。 受け止めるから。
[絞り立てるように手を動かし、先端に唇をつけて吸う。 彼の呼気を読み、その瞬間へと追い上げていく。*]
(18) nekomichi 2023/07/27(Thu) 23時頃
|
|
[ 煙が股間に顔を差し入れながら、あらゆる方法で口を使ってナルミを追い込んでゆく。 名うての吸血鬼である煙に、こんなサービスをさせているとは驚くべきことなのだろうが、どうしても襲われている感覚になってしまうのは、煙の態度によるところが大きい。
淫らな行為をいとも愉しげにしてのけるものだ。]
(19) enju2 2023/07/28(Fri) 00時半頃
|
|
[ イきたい。でも、こんな風にされていいと思っているわけでは── 誰にともなく弁明をたてるけれど、体が跳ねれば、思考もまた弾けてまとまらない。]
い…ッ
[ 抑圧から生じたあえかな震えは、摩擦による刺激を求める波となって腰に届き、煙の指の包囲の中で、そそり立たせた塔を突き上げる動きに変わる。]
(20) enju2 2023/07/28(Fri) 00時半頃
|
|
[ 自分でないものが腰を揺らしているようだと思ったが、体がそうしたがっているのは認めざるを得ない。 重なり合い、触れ合う快楽を── ]
ん、 は…っ ── あ !
[ 掴みかけたと思った瞬間、後ろに潜りこんだ指の動きに惑乱されて、またのけぞらされる。 わざと邪魔をして焦らしているのかと思いきや、逆に一気に波が訪れた。]
(21) enju2 2023/07/28(Fri) 00時半頃
|
|
[ 来てる、と彼が見えているかのように言う。 そうだと体が応える。]
うあぁッ
[ 先端を吸われ、ドミノ倒しのように雪崩を打って射精に至っていた。*]
(22) enju2 2023/07/28(Fri) 00時半頃
|
|
[葛藤を感じさせる抑制された動きは、やがて意思を離れて大きくなり、快楽の支配下で律動する。 こちらが導くままに彼の快感が満ち、膨れ上がって溢れ出した。
放たれた精を、約束したとおりすべて口で受け止める。 喉を鳴らして飲み下し、音を立てて先端を啜り、くびれを舌で拭うまでしてのけてから唇を離した。]
良かっただろう? 美味しかったよ。とても濃くて。
[ちらりと舌を出して、唇を舐める。 その笑みは、まだ企みが続いていることを示唆していた。]
(23) nekomichi 2023/07/28(Fri) 01時頃
|
|
[彼が精を放った瞬間も、その後の会話の間も、彼の中に入れた指をやわやわと動かし続けている。 いつの間にか二本に増えた指は、彼の内側を柔らかくも執拗にこね回して刺激していた。
感じないよう躾けられた場所に快感の回路を繋ぎなおし、悦びを教え込む。困難な作業だが、内側で達する感覚には、彼も先ほどの射精の際に触れただろう。]
ここからだよ。 もっとずっと気持ちよくなれるからね。
[これが始まりなのだと、いずれ彼も思い知るはずだ。*]
(24) nekomichi 2023/07/28(Fri) 01時頃
|
|
[ 放埒の後の気だるさに包まれる。 どうにもならないほど気持ちよくて翻弄されてしまった。 煙が恥ずかしいことを囁いてくるが、反発している余裕もないほどだ。 煙をこそ、この状態にしてやって暗殺しなければならないというのに。
こんな屈辱的なことをされてなお、彼を嫌悪し、すぐさま離れたいという気持ちはなかった。 いまだに運命を感じる。 彼を殺して、それを絶対的なものにしたい。
ナルミは他に彼を手にいれる方法を知らない。]
(25) enju2 2023/07/28(Fri) 07時半頃
|
|
これより、 よく… ?
[ 幸いと言うべきか、彼はまだ続けるつもりのようだった。 彼自身は達していないのだから、当然だろう。
訓練の記憶を呼び覚まし、呼吸を深くして、備える。*]
(26) enju2 2023/07/28(Fri) 07時半頃
|
|
[脱力している彼の足に触れ、片方だけ拘束を解く。 体を下ろして寝具の上に戻し、改めて寄り添った。
内側をかき回す指はそのままに、髪に指を潜らせて引き寄せ、深く接吻ける。 存分に息を絡ませてから離し、間近で彼を見つめた。]
おまえが欲しい。
[違うことを言おうと思っていたのに、口をついたのはそれだった。]
愛しくてたまらない。 おまえを悦ばせてやりたい。 世界は喜びに溢れていると教えたい。
[囁きながら、頭を抱えていた手を胸に回し、充血した尖りを転がす。]
(27) nekomichi 2023/07/28(Fri) 09時半頃
|
|
私はどうやら、こういう形でしか愛を表せないらしい。 おまえを狂おしく啼かせたい。 おまえを私で満たしたい。 共に、いきたい。
[顔を寄せ、耳朶を甘く噛んで息を吹き込む。 その間も両手は倦むことなく動かし続ける。]
おまえを諦めないよ。 覚悟するといい。
[挑発的な囁きは、真摯な告白であり、 あるいは、どこかで聞いているかもしれない黒幕への挑戦状でもあった。*]
(28) nekomichi 2023/07/28(Fri) 09時半頃
|
|
[ 続きがあると示唆しながら、煙は事を急かなかった。 ゆるゆると愛撫し、抱擁して口説する。
酔狂なのは彼の本質らしい。]
俺も…、 あなたが欲しくて、ここにいる。
[ 目指す形は違うけれど、その言葉に偽りはない。 こうして彼に思慕を告げることができて、どこか嬉しかった。 無意識に彼の指を締め付けて、小さく呻く。]
(29) enju2 2023/07/28(Fri) 19時半頃
|
|
放置するとか、追い出すつもりがないのなら、 存分にするといい。
[ 逃すつもりがないのはこちらも同じことと、執着を見せる。]
何ができるか… 全部してもいいから
[ 声を上擦らせ、自由にされた足を彼の上に跨らせる。*]
(30) enju2 2023/07/28(Fri) 19時半頃
|
|
[欲しいと告白すれば、谺のように欲しいと返る。 全部してもいいという声の響きに、胸の奥が高鳴った。]
愛しい子。 私たちは互いに互いを求めているのだね。
[求め合うけれどもすれ違う。 交わらないふたつの道を重ねたい。]
(31) nekomichi 2023/07/28(Fri) 21時頃
|
|
いいとも。 私がおまえにしたいことを全てして、 おまえが私のものになると頷かなかったときは、 私をおまえに差し出そう。
[手で空を払って、彼の束縛を全て解く。]
今はただおまえと愛し合いたい。 おいで。
[片手で彼を抱き寄せ、唇を求める。 片手は彼の中に忍ばせたまま。*]
(32) nekomichi 2023/07/28(Fri) 21時頃
|
|
[ 煙が提示した条件に、ナルミは瞬きの分だけ関心を示す。
任務が後押しするものはナルミの望みと合致していた。 故に、暗殺を止める理由は何ひとつなかったけれど── 彼はそれを覆そうというのか。
なんと尊大で、老獪で、蠱惑的な。
こんな気持ちの動きを知られたら即、不合格の判定を受けそうだ。 だから、曲げた膝を彼の太腿に押し付けることで、密やかな賛意を表す。
これまで学んできたことのすべてで彼のもたらす快楽から身を守り、彼を屈服させてみせよう。
抱き寄せられ、瞑目して唇を重ねた。*]
(33) enju2 2023/07/28(Fri) 22時半頃
|
|
[縄を解いた瞬間に攻撃されることも想定していた。 同時に、彼が提案に乗るだろうと確信していた。 私たちは縁で結ばれている。 それを互いに確認した。 後はどちらの運命が強いかを確かめるだけだ。
もちろん、仕込みはいくつもしてある。
密やかな賛意を受け取り、唇を重ねて舌を絡ませる。 抱き寄せた手を髪の中へ潜り込ませ、息が止まりそうなほど長く接吻けを交わした。]
(34) nekomichi 2023/07/28(Fri) 23時半頃
|
|
―― ああ…。 こうしているとおまえへの想いで胸が溢れるようだよ。 おまえのことをもっと知りたい。
[唇を離し、彼を間近に眺める。 今すぐにでも攫って行きたい。 欲望を今は押し込めて、片手で彼に触れていく。]
(35) nekomichi 2023/07/28(Fri) 23時半頃
|
|
たとえば耳の後ろ。 爪裏で軽くなぞると、首筋が震える。 腕の内側、ここは指の腹で撫でると息が鳴る。 乳首もよく感じてくれたね。 こうして片手でつまんで、片方は舐めて――
……ここだけでも達けそうだね。 おまえの身体はずいぶん敏感になっているから。
[彼の感じる場所を実演しながら数え上げる。 それは先ほど描いた朱の痕を辿る旅でもあった。*]
(36) nekomichi 2023/07/28(Fri) 23時半頃
|
|
[ 接吻けはすぐに濃密な侵略に変貌した。 似ているようで、毎回異なるキスに慣れないでいる。
とはいえもう、彼の舌を噛んで出血させるような攻撃はしない。 彼の血は活精剤に他ならないと知っているから。]
…っく
[ ようやく解放されて息ができるようになる。 煙は息を乱した様子もなく、ナルミの反応を流れるような言葉にして、意識に刷り込んでくるのだった。]
(37) enju2 2023/07/29(Sat) 00時頃
|
|
そこ、 は…
[ 乳首を転がされ、下肢が跳ねる。 痛くはないのに疼きが点って、膨れ上がるの感じた。 “ここ”で達ったら何が出るのだろう。
考察するけど、なおも触れてくる手は叩いてやる。 ピシリと小気味良い音がした。 彼に何でもしていいと言ったが、無抵抗でいる必要はないはずだ。*]
(38) enju2 2023/07/29(Sat) 00時頃
|
|
[彼は敏感なだけでなく、物覚えも良い。 こちらの言葉を素直に吸収しようとする。 快楽への対処を教えた時といい、性感帯を指摘した時といい、彼はすぐに反応を返してくれる。 気持ちいいところをもっと教え込んでみたい。
このまま胸を弄り続ければ、言葉通りに達するだろうか。 そんなことを思っていたら、ピシリと叩かれた。]
おや。それが好きなのかい?
[胸への愛撫を中断して、驚いてみせる。]
(39) nekomichi 2023/07/29(Sat) 00時半頃
|
|
まだ早いかと思っていたけれど、試してみようか。 そうやって打たれると、中が締まって感じやすくなるのだよ。
[片手を下ろし、太股の裏を叩く。 音が弾けるのに合わせて、内側をぐいと押した。]
(40) nekomichi 2023/07/29(Sat) 00時半頃
|
|
[ 煙を叩くと驚いたような声を返された。 弄る手を不意に止められて、もどかしさを覚える。 後ろを掻き回す指はそのままだから、わざとに違いなかった。]
ん…
[ 打たれると感じやすくなるというなら、戦闘訓練の度に大変なことになってしまうはずだ。 煙の言い方が、実体験に基づいていそうなのも気になる──
薄目を開けて見やった時、打擲の音が響く。]
(41) enju2 2023/07/29(Sat) 04時頃
|
|
[ ナルミがしたのよりもっと鋭い音で、弾けるような刺激があった。 けれど、痛みと感じなかったのは、同時に中を突き上げられたからだ。]
── つ
[ 腰が跳ねて反射的に締め付けただけでなく、隘路が弛緩と緊縮を繰り返し、指から快楽を搾り取ろうとするかのよう。]
もっと…
[ きっと体がそう言っているのだろうと、煙に腕を投げかけながら、潤んだ目で見上げた。*]
(42) enju2 2023/07/29(Sat) 04時頃
|
|
[打った瞬間に彼の腰が跳ねる。 柔らかな内壁が指に絡みつきうねる。 指摘した通りの反応を越えて、彼はもっと、と目を潤ませた。]
いいとも。 おまえの欲しいだけあげるよ。
[腕を投げかけられ、距離が近くなるままに唇を合わせる。 舌先だけを浅く遊ばせて唇や歯をなぞる甘いキス。
下では太股や尻、背中と位置を変えながら打擲を繰り返し、合わせて内側を揺らした。]
(43) nekomichi 2023/07/29(Sat) 10時頃
|
|
血が熱くなってきた。
[唇を離し、彼の背を抱いて囁く。 ずらした唇は耳の下を啄んだ。]
味見してみたい。 いいね?
[問いかけておいて答えは待たない。 先ほどと寸分違わぬ場所に牙を埋め、ひとくちふたくちと啜る。 無論、その間も中を弄る手は止めない。*]
(44) nekomichi 2023/07/29(Sat) 10時頃
|
|
…っあ、 う、 いい
[ 煙を誘う必要はもうないとわかっているけれど、声が出てしまう。
性交中にどんな言葉を言えば相手が興奮するかは教え込まれているから、淫らなことを口走ってしまうのはその成果であって本心は別だと言いたいけれど、実際はどうなのだろう。
彼の背に爪を立て、そのまま突き破りたいとあがきつつ、 その度に息を乱され、次を待つことの積み重ねだ。]
(45) enju2 2023/07/29(Sat) 11時半頃
|
|
あつ…い 中… とけそう
[ 二本の指を包み込む粘膜がうねっているのがわかる。 きっと、体内の異物を排除しようとする防御反応なのだろう。 とはいえ、教官たちから”指導”を受けていた時には、こんなことは起きなかったのだが。
味見したいと言われ、制止する間もなく首筋を吸われた。 ナルミをおかしくしている元凶は彼の血なのだろうから、減らしてくれるのは良いと思う。 ]
…ふっああ…ッ !
[ 吸血行為そのものが、こんなに官能的でなければ── * ]
(46) enju2 2023/07/29(Sat) 11時半頃
|
|
[打つたび突くたびに彼の声が上がった。 背中に食い込む彼の指に、こちらの血も熱くなる。 布越しに受けるのが惜しいほど。]
おまえをもっと感じたい。 同じになろう。
[余すことなく肌を合わせたいと、服を脱ぎ捨てる。 袖を抜くときだけ、彼の中から手を引いた。 再び入る時にはまた一本増やし、入り口を広げて焦らしてから奥へ潜り込む。]
(47) nekomichi 2023/07/29(Sat) 12時半頃
|
|
[首筋を襲えば、彼は喉を反らして喘ぐ。 もっと、と誘っているかのよう。 最初の心づもりより少し多く飲んでしまってから、牙を抜き舌で痕を拭う。 そのまま耳まで舌を動かして、直接囁きを吹き込んだ。]
血が甘くなっている。 とても感じてくれているね。
[言葉にすれば、さらなる官能へ誘う睦言になる。]
おまえも確かめてみるかい? 私がどれほど興奮しているか。
[試しても構わないよと、首筋を晒してみせた。*]
(48) nekomichi 2023/07/29(Sat) 12時半頃
|
|
[ 煙が服を脱ぐために指を外す。 抜かれる瞬間のえも言われぬ快感は、同時にそこを埋める質量をなくした喪失感でナルミを脱力させた。
わずかでも休息しなければと思うけれど、素裸になった煙の肌は冷たく滑らかで心地よく、こちらから身を擦り寄せてしまう。]
── ぅあ… は
[ 再び中に入ってきた指は三本に増えていて、格段に刺激的だ。 奥から震えがくる。]
(49) enju2 2023/07/29(Sat) 13時頃
|
|
[ そんな状態のナルミの血は、味が変化したと煙は告げる。 甘くなったと── ならば、声はどうだろう。 彼に信用されるくらい甘くなっているか。]
ゃ嬉しい… 欲しい…
[ 血の交歓をしようと首筋を示され、牙を剥く。 今ならば、彼は防御をしないはずだ。 両腕で抱え込んで耳の下の急所に食らいつこう。
殺すにしろ抱き合うにしろ、彼を求める気持ちはほとんど本能のようになっていた。*]
(50) enju2 2023/07/29(Sat) 13時頃
|
|
[誘えば彼が両腕を回してくる。 噛みやすいようにと顎を少し上げた。]
そう。そこだよ。 牙だけを埋めて。飲みにくくなるからね。
…ぅ、 ん ……
[急所を穿たれる痛みと、奪われるやるせなさが官能へと変換される。 彼の牙を受け入れて、蕩けた声を漏らした。]
(51) nekomichi 2023/07/29(Sat) 14時半頃
|
|
[実のところ、彼は吸血鬼として必要な教育を受けていないのではないかと懸念していた。 暗殺者に仕立て上げるだけなら、実のところ吸血の方法なども必要ない知識だ。
己のこと、社会のこと。彼に知識を与えたい。 ひとりの吸血鬼として正しく育てたいと、エゴが疼く。
今や彼が我が子のように思えていた。*]
(52) nekomichi 2023/07/29(Sat) 14時半頃
|
|
[ 煙はナルミが噛みやすいようにと示してくれる。 そこに噛みつき、引き裂くように押し込んだ。 伝統的な吸血鬼のやり方とは異なるのかもしれないけれど、初めてなのだから仕方ない。
耳元に彼の鼻にかかった呻き声が届く。 こんなやり方でも、嬉しいらしい。
飲むのは危険だとわかっていても、彼の血の味は口腔に溢れて、いっそ過激なほどの活力をもたらす。 目眩く惑乱の中、ナルミは両手で彼の頚骨を折りにかかった。
気持ちいいまま逝けるなら、彼にとっても幸いだろう。*]
(53) enju2 2023/07/29(Sat) 14時半頃
|
|
[引き裂くように噛まれて、やはりと思う。 それでも、夢中になってくれているのが嬉しい。 今度はもっと飲みやすい仕方を教えようと思うけれど、これはこれでいい。
ふと首に掛かる圧が変わった。 刹那、今なら許せるかなとか、 一度くらい死んでみるのも悪くないかなとか、 いくつか思考が駆け巡る。
だが結局、霧化して彼の腕をすり抜けた。]
(54) nekomichi 2023/07/29(Sat) 15時頃
|
|
[彼の背中側で再実体化して抱きしめる。 霧化で抜けてしまった指の代わり、彼の中には闇の触手を残しておいた。 指の動きを真似て蠢き、指ではできない速さで震える。]
ダメだよ。 まだ私のしたいことはいくつもあるのだから。 良い子にしていなさい。
[背後から耳朶を啄んで囁く。]
まずは、胸で達かせるところから試してみようか。 途中で止められて、疼いているだろう?
[両手が自由になったことを利して、胸の双果を同時に抓んだ。*]
(55) nekomichi 2023/07/29(Sat) 15時頃
|
|
[ 不意に腕の中の煙が消えた。 まるでその名のとおり。 遺憾ながら、死んで灰になったのではなく、瞬間移動して難を逃れたのだと知れる。]
はぅっ
[ 罰ではないだろうが、後孔を拡張するものが高速振動して、ナルミを擬似的な串刺し状態にする。]
(56) enju2 2023/07/29(Sat) 16時半頃
|
|
[ そして背後に再出現した煙は、何事もなかったようにご機嫌で彼自身の企てを継続するのだった。
無防備な背中側に回られるのは落ち着かない。 枕で叩いたり、蹴ってみたりするけれど、巧みに押さえ込まれ、胸の膨らみを弄られた。]
く、 ンっ !
[ 摘み上げられれば腰の下の振動が乳首から絞り出されるような錯覚を覚える。 左右で微妙に触れ方が異なるのが乱調めいて、やるせない気持ちよさに喘がされた。*]
(57) enju2 2023/07/29(Sat) 16時半頃
|
|
[腕に抱えるものが無くなったからか、彼は枕を振り回して抵抗してくる。 戯れに爪を掛ければ白い羽毛が飛び散って降り注いだ。]
ふふ。天使を襲っているようだ。 あれらも感じやすく出来ているけれど、おまえも同じくらい敏感だね。
[羽毛を唇でかき分けて、背中を舐める。 肩甲骨の間も感じる場所だと教えるために。]
(58) nekomichi 2023/07/29(Sat) 17時半頃
|
|
[首筋を甘噛みしながら胸を両手で愛撫していたが、途中で片方を闇に任せた。 細い闇の触手は乳首の根元に巻き付いて絞り出し、先端を舌に似せて舐める。 空いた片手を下肢へ差し向けた。]
同時に触れられる箇所が増えるほど、快感は倍加していくのだよ。 存分に乱れるといい。
[笑みの漣でうなじをくすぐり、双つの嚢と竿の根元を柔らかく揉み始める。 達したばかりで過敏になっている場所だ。 あくまでも優しく、しかし容赦なく、新たな快楽を引き出していく。*]
(59) nekomichi 2023/07/29(Sat) 17時半頃
|
|
[ 飛び散った羽毛を吸って咳き込んだ。 煙が後先考えずに枕を引き裂いたりするからだ。
その間にも、背中、うなじ、睾丸と弄られる場所が増えてゆく。 何人もの煙に同時に襲われているにも等しい。 まさしく人外の交わりだ。]
う、あ… 見る な
[ 言葉とは裏腹に胸を、腰を、突き上げて快楽に弾ける様を晒す。]
(60) enju2 2023/07/29(Sat) 18時頃
|
|
── 達か セて、 っああ
[ もう達しているのかもしれないけれど、何度も何度も快感が押し寄せてくるから、とめどなく流される。
こんな風にした張本人にしか鎮められはしないと、煙を請い求めた。*]
(61) enju2 2023/07/29(Sat) 18時頃
|
|
[見るな、と口が言い、 見て、と身体が跳ねる。 思う様に彼を乱れさせて、なお上があると追い上げる。]
綺麗だよ。 全身淡く色づいて、しっとりと濡れてる。 感じすぎてどうにもならなくなってる。
ここも、ここも、震えて脈打って、 身体の中に快楽が満ちて駆け巡ってる。
[愉しげに彼の痴態を唄い上げるのは、彼の意識にも響かせたいから。]
(62) nekomichi 2023/07/29(Sat) 18時半頃
|
|
[達かせてと、ついに彼の口から願いが発せられた。 幾度も快楽の小さな波濤を越えていても、足りないのだ。 極みとも言うべき頂を、身体が求めている。]
いいとも。 このまま何度でも達かせてあげるよ。
[理解していながら、今の状態を続けると嘯く。]
(63) nekomichi 2023/07/29(Sat) 18時半頃
|
|
……それとも、 私に貫かれたい? おまえの中を幾度も突き上げて、 めちゃくちゃにかき回して、 真っ白になるほど達かされたい?
[沈黙を挟んで、手を差し伸べる。 掴めば心を侵す麻薬のような手を。*]
(64) nekomichi 2023/07/29(Sat) 18時半頃
|
|
[ 煙が触れ、口にする場所のすべてが熱を孕んで快楽に染まる。 狂おしいほど焦れて、堰上げられて、このままでは壊れてしまいそうなのに、煙は玩弄を続けると優しげに告げるのだ。]
や、 イヤだ、 して
[ 矛盾しているような懇願も、煙はきっと理解している。]
(65) enju2 2023/07/29(Sat) 21時頃
|
|
奥まで、 挿入って── 埋め尽くして [ 煙の手を取って、接吻け、足の間に導く。 ]
ひとつになりたい
[ 彼だけのために熱くなっている身体の隅々まで捧げよう。*]
(66) enju2 2023/07/29(Sat) 21時頃
|
|
[ああ。なんと悩ましく艶めかしく強請るのだろう。 全てをなげうって彼に注ぎたい気持ちにさえなる。 愛しい私の暗殺者よ。]
――おまえの望みのとおりに。
[導かれた手で彼の内側に触れ、どれほど熱くなっているかを確かめる。 そこは燃えて蕩けて、流れ出すのではないかと思うほどに柔らかい。]
(67) nekomichi 2023/07/29(Sat) 21時半頃
|
|
[彼我の位置を変え、彼と向かい合う。 闇に彼を宙で支えさせ、足も持ち上げて開かせる。 自身は膝立ちになって彼の背に腕を回した。]
ひとつになろう。 奥深くまで繋がって、 魂を擦り合わせるように媾って、
おまえのすべてを私で満たすよ。
[宣言と共に彼を抱き寄せ、天指す屹立の上に彼を下ろす。 ひくひくと喘ぐ門をくぐり、絡みつく隘路を押し開き、奥の戸を叩くまで、ひとつひとつをつぶさに味わいながら、たっぷりと時間を掛けた。*]
(68) nekomichi 2023/07/29(Sat) 21時半頃
|
|
[ 闇から生じた触手に引き起こされ、煙の目の前で膝を開かされた。 そんな過程も、今は情欲の炎に注がれる油でしかない。 期待に濡れた目で煙を見つめる。 ]
嬉しい…、 ああ…く
[ 熱く熟れた場所に煙の屹立があてがわれ、ゆっくりと沈められてゆけば、口を漏れる声は一層の艶かしさを帯びた。]
…あァ、 はぁ、 挿入って、…くるぅ
(69) enju2 2023/07/29(Sat) 22時半頃
|
|
[ 指よりずっと逞しく、長く、反り返った刀のような男根だ。 さっきまでは、何も感じまいとしていたはずなのに、今は貪るように受け入れている。]
いい… っいい、 ああっ
[ 貫かれるだけで、痙攣が起きる。 先に射精していなかったら、もう保たなかったろう。
こうまで情欲に溺れてしまっては、煙を襲うどころか、彼より先に失神してしまいそうだ。
一線を越えてしまった自覚はあるけれど、後悔は覚えなかった。*]
(70) enju2 2023/07/29(Sat) 22時半頃
|
|
[彼の濡れた目と見つめ合う。 私の目もきっと、愛しさに潤んでいる。 惜しみなく歓びを歌う彼の声に蕩かされていく。]
響き合うよ。 ずっと深く。
[奥まで深く繋がり、一息ついてから血の響きを呼び覚ます。 共鳴は反響し、重なり合って大きく深く互いの身体を揺らした。]
(71) nekomichi 2023/07/29(Sat) 23時頃
|
|
[絆の響きを身体全体で感じながら、抽挿を始める。 馴染ませるようにまずは数度、じっくりと。 次第にテンポを上げて彼を弾ませる。 先に潜んでいた闇が潤滑剤となって激しい動きを助けた。]
……、 っ、 良いよ おまえの、中 、熱くて、 溶けそうだよ …っ
[飾ることなく素直に気持ちを声にしていく。 それが彼も、自分も、さらに熱くしていくから。]
(72) nekomichi 2023/07/29(Sat) 23時頃
|
|
[合わせた胸で互いの尖りを擦り合わせ、時折手で彼を打つ。 彼の頭を引き寄せて貪るような接吻けを交わし、時に首や肩を甘噛みし、あるいは唇で吸って痕を散らす。
ありとあらゆる手管で官能を彩る根底に、突き上げる抽挿のリズムと、響き合う血の共鳴がある。*]
(73) nekomichi 2023/07/29(Sat) 23時頃
|
|
[ 貫かれている場所だけでなく、血の巡るあらゆる場所に響くものがあった。 煙に与えられた血は、そんな力もあったことを思い出す。 肉の快楽とはまた異なる心地よさだ。
全部、受け止めると言った彼の言葉を思い出して、深い安堵を覚えた。
どれだけ善がり狂っても、彼が見捨てることはない。 これは血で繋がれた共同作業だ。]
(74) enju2 2023/07/29(Sat) 23時半頃
|
|
[ 奥まで挿入った彼の怒張がギリギリまで引き抜かれ、また戻される。 途中、抉られて声がでてしまう箇所がある。 彼はそれを熟知しているようだった。]
あ、 ぃ… そこ…ぉ
[ 打擲されれば反応よく締め付け、爪先を窄め、嬌声が途切れるのは舌を絡ませている間だけ。 仕込まれたことをそのままに、甘やかに咲き乱れる。*]
(75) enju2 2023/07/29(Sat) 23時半頃
|
|
[あでやかに嬌声を散らして狂い咲く彼の姿に、腰の奥で熱が膨らんでいく。 彼を絶頂に至らせるより先に、こちらが達してしまいそうだ。 それでもギリギリまで引き延ばし、彼を高めていく。 自分が最後の一押しとなるように。]
もう、 いくよ…っ 受け止めて、おくれ …… !
[張り詰めた弓から矢を放つように、彼の中へ熱い欲望を注ぐ。 吐き出した直後に、ひとつ大きく突き上げた。*]
(76) nekomichi 2023/07/30(Sun) 00時頃
|
|
[ 自由に動けないまま煙に煽られ、体は燃え上がるようだった。 彼が欲しい── それしか望まない。
この手の交渉に長けた煙は、鍛えられた肉体と精神を蹂躙する悦びを堪能しているようだったけれど、そんな彼ももはや後戻りできない滾りに身を投じてゆく。
二人の息が早く浅く溶け合って、肉体のぶつかる音が激しくなった。 合図の声とともに、煙はナルミの奥へと精を放つ。]
煙、 煙── う、 ああ… !
[ 仕上げの一押しで、中に出されたばかりのものが擦りつけられる。 ナルミは、突き抜けるような絶頂にわななき、留め置かれた。]
(77) enju2 2023/07/30(Sun) 07時頃
|
|
[ これが中で達くということなのだ。 もうひとつの心臓ができたかのように、そこが脈打っている。
欲望が吐き出されるだけの場所ではなく、深い官能を生み出すことができるよう、煙の手で作り替えられてしまった。
この結びつきを知る前の自分には戻れない。]
…あ、 あ 止まら ない
[ 全身に刻まれた唇紋が紅潮して、彼の征服を主張するかのように肉体を覆っていた。*]
(78) enju2 2023/07/30(Sun) 07時半頃
|
|
[達した証を放って、彼を両腕で掻き抱く。 腕の中で彼が震えわなないて極みに至るのを、共に感じる。 いくつもの赤に彩られた彼はもう、]
私のものだよ。 愛しい子。
[肌に染みこませるように、その言葉を置く。]
(79) nekomichi 2023/07/30(Sun) 11時頃
|
|
[初めての絶頂を、彼が余韻まで堪能できるように、動かずただ抱きしめていた。 喘ぐような荒い呼気が鎮まって、身体が落ち着くのをじっと待つ。 頃合いを見計らって彼の顎に指を添え、軽く接吻けた。]
世界は変わったかい?
[微笑んで、そんな事を問う。 彼の内側に、己の猛りを収めたまま。]
では、続きをしようか。
[こともなげに告げて、彼を掴み上げた。]
(80) nekomichi 2023/07/30(Sun) 11時頃
|
|
[彼の体を一度抜き取って、ベッドで四つ足にさせる。 上がった腰を掴み、再び剛直を突き立てて数度抜き差しした。 放ったばかりというのに、萎える気配は無い。]
今度は獣の姿勢でしよう。 先ほどとは違うところで感じるよ。
[腰を折って彼の胸を抓み、首筋に笑みを吹きかける。 まだまだいくらでも、したいことはあるのだ。*]
(81) nekomichi 2023/07/30(Sun) 11時頃
|
|
[ 煙はしばらく静かにしていたけれど、その間もじっと見られているのがわかった。 愛しげなその眼差しは、まだまだ溌剌としている。
彼が達した後の油断を狙おうという計画自体、見込みが甘かったらしい。
接吻けと共に問いかけられ、小さく頷く。]
俺が…達ったの、 わかった ?
[ 答えはわかっていたけれど、ありがとう、とても良かったと告げるのも何か違う。 恥ずかしくて視線を伏せた。]
(82) enju2 2023/07/30(Sun) 12時頃
|
|
[ これからどうすれば、という悩みに陥る余裕は与えられなかった。 ナルミの呼吸が落ち着いたところで、煙は、これで終わりではないとナルミを組み伏せる。]
── な?! あ、 あ…
[ 数度の往還だけで、ナルミの中はビクビクと動き出す。 彼の放ったものが感度をよくし、四つん這いの後ろから抉られる角度に、瞬く間に熱があがった。]
(83) enju2 2023/07/30(Sun) 12時頃
|
|
んあっ そこ…
[ 乳首を弄られ、声が上ずる。 中で達くという体験をした今なら、胸で絶頂するという感覚が理解できた。 ]
や、 ダ…──
[ 躊躇の顔とは裏裏に、彼の手に胸をすり寄せてしまう。 すぐに、胸だけで堕ちることを知る羽目になりそうだ。*]
(84) enju2 2023/07/30(Sun) 12時頃
|
|
[身体の下で彼が啼く。 一度は落ち着いた身体が、再び鮮やかに燃え上がる。]
おまえの身体は幾度でも達けるように出来ているね。 心配いらない。 何度でも私が導くから。
[彼が果てを知るまでを共にしたい。]
(85) nekomichi 2023/07/30(Sun) 12時半頃
|
|
[嫌がるように背を反らしながら、彼は胸を擦りつけてくる。 指に挟んで揺らし、あるいは掌で揉んでやった。]
胸でされるのが気に入ったのかい? おまえのここは、とても敏感だからね。 今ならここだけでも達けるかな?
試してみようか。
[腰の動きは止めて、胸に神経を集中させる。 揉んで、捏ねて、抓んで、くすぐって、 彼の反応を楽しみながら、飽かずに弄る。 次は耳かなと、邪なことも考えていた。*]
(86) nekomichi 2023/07/30(Sun) 12時半頃
|
|
[ ナルミの身体が特別なもののように煙は言うけれど、彼の方がきっと稀有なのだ。 こんなに優しく的確に責めるなんて、いっそ罪深い。]
っあ、 んは…っ うう
[ 胸を執拗に弄られて堪らなくなる。 でも、後ろを止められるのももどかしい。
煙が欲しい。彼のものになりたい。 ── できるものなら。]
(87) enju2 2023/07/30(Sun) 13時半頃
|
|
煙、 い、イい…、 達く──
[ 煙の指を起爆剤に、小さな絶頂が弾け、ナルミは甘く歔いた。
獣の姿勢だろうが、縛られて抱かれようが、愛されている喜びに変わりはなかった。*]
(88) enju2 2023/07/30(Sun) 13時半頃
|
|
[胸を柔らかく弄り続けてやると、彼の声が熱く甘くなっていく。 細かに弾む背筋に舌を這わせて、そのリズムを読み取った。]
達く? 良いね。 とても気持ちよさそうだ。
ああ、今、 きたね。
[感じて弾ける彼の後ろから、腰を突き入れる。 小さな絶頂を大きな爆発へ押し上げてやりたい。 彼の快感のリズムで打ち付ける。]
(89) nekomichi 2023/07/30(Sun) 18時半頃
|
|
ああ、 私も 出るよ ほら、今 、
[動かずとも彼の内壁がうねって締め付けてきていた。 そこに腰を動かしたことで弾みが付いたらしい。 今は欲望に手綱をつけず、身体が求めるまま彼の中に熱を蒔く。 そのまま動けば、彼の中からさらに濡れた音が聞こえた。*]
(90) nekomichi 2023/07/30(Sun) 18時半頃
|
|
あ、 っぁあ?!
[ 摘まれ捏ねられて、ビクビクと感じていたところへ、後ろから更に突き入れられる。 驚き、戸惑う声は、すぐに熱に蕩けた。 ]
い、 い、 あ゛うっ んああ…
[ 奥まで満たされ、犯されるのがこんなに好きになってしまうなんて。いまだに信じられないけれど、煙の言う通り、資質があったのだろう。 愛欲の鎖につながれた獣となって腰を揺らし、与えられるままに貪っていた。]
(91) enju2 2023/07/30(Sun) 21時半頃
|
|
[ 煙がまた中に出してくれたことが嬉しい。 太腿を伝う濡れた音を聞きながら、弱々しく笑う。 ]
…好きだ
[ もらっただけ、彼にも何がしか残せればいいのだけれど。*]
(92) enju2 2023/07/30(Sun) 21時半頃
|
|
[精を放ち突き上げれば、彼の腰が揺れる。 上がる声は高く長く、次第に揺れて弱くなる。 好きだ、と告白する声の愛おしさに抱きしめた。
身体を起こしてあぐらを組み、足の間に彼を座らせる。 肩を抱いて、彼の耳へと唇を寄せた。]
おまえの口から聞かせておくれ。 私のものになってくれるかい?
[途中交わした約束の答えを、改めて求める。 繋がったままというのは、少し卑怯かもしれないけれど。*]
(93) nekomichi 2023/07/30(Sun) 22時半頃
|
|
[ 彼の悦びに共鳴してまた昇り詰めた。 彼の吐精の名残を啜り上げようとするごとく、媚肉が幾度も締め付けるのを、肩を落とし腰を高く上げたあられもない格好で感じている。
やがて抱き起こされて、煙の足の間に収められると、しどけなく頭をもたれ掛けさせた。
そこへ寄せられた煙の囁きに、指先を握り込む。]
…もう、 好き放題、モノにしたはず
[ 彼が、そのことを言っているのではないことはわかっているけれど。]
(94) enju2 2023/07/30(Sun) 23時半頃
|
|
俺は、あなたの首を獲りに来たんですよ。
[ 彼は配下に暗殺を命じる際、裏切られる可能性を考慮して保険をかけたりはしないのだろうか。
するはず── ないな、と自分で答えを出す。
少なくとも、《サンシール》がするような形では。]
この部屋から出られるのは、どちらか一人です。
[ 溜め息をつきながら、静かに宣告する。*]
(95) enju2 2023/07/30(Sun) 23時半頃
|
|
[彼が官能の頂へ駆け上がる様は、何度見ても愛おしい。 領地に帰ったら、幾晩をも費やして彼を悦ばせたいものだ。
それも、ここを脱してからの話かと、溜息をつく彼の髪を撫でる。]
ああ。そうだったね。
[穏やかな声で同意して、手をつと上げた。 呼び寄せた煙管の灰を捨て、新しい煙草を詰めて、ゆっくりと火をつける。 吐き出した煙が部屋にたなびき、重く甘い独特な香りがたなびいた。]
(96) nekomichi 2023/07/31(Mon) 01時半頃
|
|
この煙は電子的・霊的な盗聴、覗き見を妨げる効果がある。 先ほどから弱くは効いていたけれど、今はほぼ見えないはずだよ。
[煙管を置いて、彼に種を明かす。 有線の機械には無力だが、その手のものは確認済みだ。]
ただ、強い効果は長く続かない。 手早く済ませるとしようか。
[覗き込んで目を合わせる。 穏やかな笑みに、静かな自信を乗せた。]
(97) nekomichi 2023/07/31(Mon) 01時半頃
|
|
おまえが私と共にいたいと求めてくれるならば、 私の持てる力を全て使ってでも、叶えるとも。
私も伊達に長く生きているわけではないよ。 任せておくれ。
[彼を連れ帰る事は、自分の望みでもある。 諦める選択肢などない。*]
(98) nekomichi 2023/07/31(Mon) 01時半頃
|
|
[ 彼の言葉を聞き、彼の息が吐き出す紫煙のたなびきを追う。 儚く消える以外の定めがあるとは、予想したこともなかった。]
あの日から、あなただけを追い求めてきた。 それは、この先もずっと変わりません。
[ 彼と会って変わったのは、より惹きつけられたという点だけだ。]
(99) enju2 2023/07/31(Mon) 09時頃
|
|
[ 視線を戻して、覗き込む彼の眼に焦点をあわせる。 どこまで見透かしてもらっても構わない。]
あなたと共にありたい。 お側に置いてください。
[ 彼の自信同様、揺らがない決意を示す。*]
(100) enju2 2023/07/31(Mon) 09時頃
|
|
[あの日から。 彼の原点を聞きたくあるが、今はその時ではないだろう。 透き通った眼差しで語る決意を受け取って、承諾の証に接吻ける。]
私の名にかけて。
[誓いは成された。]
(101) nekomichi 2023/07/31(Mon) 11時頃
|
|
この後だけれども、
[繋がったままで話を続けるのは、カモフラージュの一環だ、ということにしておこう。]
部屋から出られるのはひとりとおまえは言うけれど、 私は、誰も出られないのではないかと思っているよ。
私ひとりが出れば当然襲撃されるだろう。 おまえひとりでも、用済みだとして処分される。 違うかもしれないが、想定は悪い方でいこうか。
[部屋に踏み込んでくる様子はないあたり別の意図があるのかもしれないが、警戒するに越したことは無い。]
(102) nekomichi 2023/07/31(Mon) 11時頃
|
|
外の人員の配置と、おまえ自身に仕込まれているものがあれば教えておくれ。 無論おまえの知る範囲で、憶測でも構わない。
[彼がどこまで知っているかで、彼を送り込んだ背後の性質も分かるだろう。 未だに体内で疼くこの銃弾を使っているような組織だ。 後でじっくり調べたい。*]
(103) nekomichi 2023/07/31(Mon) 11時頃
|
|
[ いまだ繋がったままだというのに、彼は采配者の顔になっている。 こんな修羅場も何度も体験しているのだろう。
情報を問う彼に、しばし沈黙を挟む。 そんなに簡単に誰かを売る者を彼は是とするだろうかと。]
俺はひとりで来ている。
[ 言葉は選んだが、告げる内容に嘘はない。 他の者が配備されているかどうか聞かされてはいない。 バックアップがあるから安心しろなどと言ってくれる組織ではなかった。]
(104) enju2 2023/07/31(Mon) 12時頃
|
|
[ ナルミ自身に何か仕込まれていることまで彼が言い当ててきたのには驚くが、常套手段であるのだろうか。 そのあたりの深淵はナルミにはわからないが、彼の手を胸の上に導く。]
オークションが終わるまでにあなたが死んでいなければ、俺の心臓は破裂するだろう。
[ そこに宿るのはナルミの力であり、怨嗟の呪詛でもある。 煙を倒すための訓練で落伍し、再生能力も追いつかないまま影だけになってしまった異形の同胞たちの押し込められた場所。 彼らは解き放たれ煙を喰らい尽くすのを待ち構えている。 煙に油断ができれば、使うつもりでいた最後の手段だった。]
(105) enju2 2023/07/31(Mon) 12時頃
|
|
[ どうにかできるかとは尋ねない。 煙は任せるよう言った。 それを信じる。
ただ、この手で決着をつけるべきことはする、その覚悟があるだけだ。
彼を暗殺した者として名を残すのではなく、彼と共にこの先を歩むために。*]
(106) enju2 2023/07/31(Mon) 12時頃
|
|
[人員の配置を聞けば、彼は慎重な答えを返す。 髪を撫でて承諾と労りを伝えた。 もとより、口にしづらいことを聞いているのだ。 彼にバディが付いていない事だけ分かれば十分だった。
続いて、手を胸の上まで導かれる。 意識を集中すれば、鼓動以外のなにかが蠢いているのを感じた。 呪詛と呼ぶに相応しい、濁った猛々しい気配だ。 それも、複数。]
なるほど。 これは困った仕掛けだね。
[こうして探るだけで、敵意の矢が飛んで来る。 対策無しで発動させれば、ふたりとも無事では済まないだろう。]
(107) nekomichi 2023/07/31(Mon) 17時半頃
|
|
この仕込みを躱して、おまえの中にまだ残っているだろう血の誓約を上書きするために、正式に私の子に迎え入れたい。 そのためには一度死んでもらわなくてはいけない。
私に身を任せてくれるね?
[来ると分かれば、呪いに対抗する手段はいくらでもある。 そして、こと吸血鬼にとって、死は終わりではない。
覚悟を問うというほどでもなく、計画を伝える程度の重さで、彼の命を求めた。*]
(108) nekomichi 2023/07/31(Mon) 17時半頃
|
|
[ 少ない言葉と触診から、煙は状況を把握したようだった。 これも体を繋げた効果だろうかと妄想してしまう。]
…── !
[ 作戦立案の中で、正式に彼の血統に迎え入れたいと申し出られ、胸を突かれた。 そのために経なければならない過程を説かれたが、躊躇う要素は何ひとつとしてない。]
(109) enju2 2023/07/31(Mon) 18時頃
|
|
…喜んでお受けします。
[ 自分の首筋に指を伸ばし、彼がそこに残した牙の跡に触れる。]
これが俺の唯一の洗礼の証。
[ すべて任せると告げて、彼の唇の端に接吻けた。*]
(110) enju2 2023/07/31(Mon) 18時頃
|
|
[命を求め、承諾を得る。 喜色の滲む声音に頷き、示された痕に微笑んだ。 確かに、彼には吸血鬼化したときに付く噛み痕が見当たらない。]
これからは無二の親になろう。
[接吻けに答え、ちらりと舌を触れあわせる。]
(111) nekomichi 2023/07/31(Mon) 19時頃
|
|
では、始めようか。
[作戦の開始を告げて、ゆっくり彼を持ち上げる。 抜けきる前に揺すったのは、まあわざとだ。]
まず、私たちの身代わりを作っておこう。 ちょうど良いものがあるからね。
その間に身体を流しておいで。 私とゆっくり入りたければ、後でも構わないよ。
[下ろした彼を寝具で拭って、シャワーを浴びるよう勧める。 拭った掛け布団はくるりと丸め、バスローブの紐で括って頭と胴だけの人形を作った。 血と精を吸った布は、形代に使うのに都合が良い。]
(112) nekomichi 2023/07/31(Mon) 19時頃
|
|
すぐに役立つとは思わなかったけれど……
[呟いて、脱ぎ捨てた服を呼び寄せ、即席の人形に着せかける。 その胸のあたりにブローチを留めた。 今までのオークションで入手した、琥珀の嵌まった大ぶりのものだ。 指先を爪で突いた血の珠を琥珀に塗りつければ、じわりと吸い込まれて消える。
これで大まかな準備は完了である。*]
(113) nekomichi 2023/07/31(Mon) 19時頃
|
|
[ 作戦開始の気負いも見せず、煙が愛技を仕掛けてきたりするから、声は殺さず呻いておいた。 ここにいては、また誘惑に駆られかねないと、早々にバスルームへ移動する。
ちらと覗いたところでは、彼はホテルの備品で人型を作っているようだった。 頭を撃ち抜かれたら、羽毛が散るのかもしれない。]
(114) enju2 2023/07/31(Mon) 19時半頃
|
|
[ 手早くシャワーを浴びて身綺麗にする。 彼の名残が漏れるのが気になって遅れを取ったりしたら元も子もない。
服は彼に破られたままだったから、ひとまず、紐なしになったバスローブを羽織っておく。
服に仕込んでいた暗器はできるだけ回収しておいた。 手に馴染んだ武器に触れていると、条件反射のように、彼を殺す動きを頭の中でシミュレーションしてしまうのだけれど、実害はないから黙っておこう。*]
(115) enju2 2023/07/31(Mon) 19時半頃
|
|
[作戦の準備をする間にバスルームから戻ってきた彼が部屋の中を動き回っている。 時折殺気とも付かない気配が飛んできたが、害はなさそうなので気にしないでおいた。]
こちらにおいで。 仕上げをしよう。
[こちらは変わらぬ素裸のままで彼を呼ぶ。 その肌にはいくつかの文字と文様が墨書されていた。 簡易な魔除けで、実体持つものには無意味だが、呪詛の類を逸らす程度の役には立つ。]
ここに横になって。
[示したのは、やはりベッドの上だ。]
(116) nekomichi 2023/07/31(Mon) 22時半頃
|
|
おまえを血族の一員に迎え入れるにあたって、私から名前を贈ろう。
[呼び寄せた彼に接吻けて、息の交わる距離で告げる。]
祗蘭。 それが生まれ変わるおまえの名だよ。 覚えておきなさい、祗蘭。
[彼の胸板に綴った字は、彼の文化には無いものかもしれない。 荒れ地でも逞しく咲く蘭に由来する名は、一方で芝蘭と音通する。 芝蘭結契と綴る熟語の意味を、いずれ彼にも教えたい。]
(117) nekomichi 2023/07/31(Mon) 22時半頃
|
|
[彼の肌にも魔除けを書いた後、手首を自らの爪で裂く。 溢れた血が凝って、短い刃の形を成した。]
では、いくよ。
[囁いて、切っ先を彼の心臓に擬する。*]
(118) nekomichi 2023/07/31(Mon) 22時半頃
|
|
[ 煙が肌に書き記している不思議な紋様を見る。 伸びやかに、あるいは跳ね、滴り、捻れて、跳ぶ、強弱のある線。 彼自身の才を具象化したような自由な図柄だと思った。 おそらく文字列であろうと検討はつくけれど、これもナルミが知らない吸血鬼の歴史につながるものなのかも知れない。
寝台に導かれ── 仰臥すべきか伏せて、腰を上げるべきかは少しだけ考えた── 横になって、煙を見上げる。
名を贈ると言われ、息を詰めた。 もう番号で管理されるのは卒業なのだ。]
(119) enju2 2023/07/31(Mon) 23時半頃
|
|
祗蘭。
[ 彼が口にした響きを繰り返し、静かに笑みを刻む。]
目覚めた時、そう呼ばれるのを楽しみにしています。
[ 彼の血でできたナイフに手を添え、彼を見つめたまま、己が心臓へと押し下げた。*]
(120) enju2 2023/07/31(Mon) 23時半頃
|
|
[彼が伏せて腰を上げていたら、うっかりと官能の第二幕が上がっていたかもしれない。 実際に行われるのは、血の洗礼だ。]
祗蘭。私の愛しい子。 おまえの命を断ち、新たに私に繋ごう。
[言葉を贈り、添えられた彼の手と共にナイフを彼の心臓へ埋める。 そのまま横へ大きく引き裂けば、血飛沫と共に黒い風が噴出した。]
(121) nekomichi 2023/08/01(Tue) 00時半頃
|
|
[呪詛と怨念と澱みが凝ったような颶風が渦を巻き、室内のあらゆるものを吹き飛ばしなぎ倒す。 極小の嵐の中心で、自身は石のように動きを止めていた。 息も止め、微塵も動かずに気配を殺す。 動かずさえいれば、魔除けの紋が姿をも隠した。
憎悪の対象を見失った異形の群れの前にあるのは、標的の気配を纏う形代だ。 荒れ狂う群れは唯一気配のするそれへ襲いかかり、仕掛けられていた呪に捕らえられた。
琥珀を使った呪は、肉体持たぬものを捕らえ封じ込める。 呪詛を封じた琥珀は真っ黒に染まってがたがたと震えたが、やがて元の透き通る色を取り戻した。 中央に滲む太く黒い筋が、狂える眷属らを封じた証だ。]
(122) nekomichi 2023/08/01(Tue) 00時半頃
|
|
[音の止んだ部屋で、そっと息を吐き出す。 事前に準備できていたからこそ凌げたものの、まともに受けていたら危険だった。 実体の無い相手は厄介なのだ。
あらためて、愛しい子の様子を見る。 黒い嵐の間も見つめ合っていたのだ。彼の瞳から光が消える瞬間も、ずっと見ていた。
おびただしい血が流れ出し、周囲を染めていた。 血の気の失せた彼の体は、まるで蝋細工のように白い。 ただ、散らした唇紋だけは色を残していて、未だ誘うようだった。]
(123) nekomichi 2023/08/01(Tue) 00時半頃
|
|
おいで、祗蘭。 私の愛しい子。
[歌うように告げて、刃を成していた血の硬化を解く。 液体に戻った血が、彼の心臓に染みこんでいった。]
私のもとに戻っておいで。 目を覚まして、私に接吻けておくれ。
祗蘭。私の子。 おまえを私の血で目覚めさせるよ。
[手首の深い傷から、惜しみなく血を注ぐ。 彼の体が貪欲に血を吸い込むのを見守り、新たな命を得るのを、与えた名を呼びながら待った。*]
(124) nekomichi 2023/08/01(Tue) 00時半頃
|
|
[ 血の刃が心臓に至る。 苦痛というほどの痛みはなかった。 ただ昏迷に落ちてくだけ。
その中で、彼の紅の双眸が輝いている。 導きの星のように、それを最後まで見ていた。]
(125) enju2 2023/08/01(Tue) 07時半頃
|
|
[ さらば同級生たち。
おそらくは血の兄弟姉妹であり、柵でもあった者たちに別れを告げる。
彼がどんな方法で呪詛を解くのかわからないけれど、あれらもまた彼を目指した一種の恋敵だった。]
(126) enju2 2023/08/01(Tue) 07時半頃
|
|
── …
(127) enju2 2023/08/01(Tue) 07時半頃
|
|
── ……
(128) enju2 2023/08/01(Tue) 07時半頃
|
|
── ………
(129) enju2 2023/08/01(Tue) 07時半頃
|
|
[ 目覚めよと呼ぶ声がする。]
(130) enju2 2023/08/01(Tue) 07時半頃
|
|
[ 温かい流れに浮かび上がるように、祗蘭は死の中から戻った。
初めに彼を見、その声を聞き、その唇に触れる。*]
(131) enju2 2023/08/01(Tue) 07時半頃
|
|
[注いだ血を飲み干して、裂けた胸が修復されていく。 透けそうなほど白かった肌に赤みが戻る。 睫毛が震え、唇がわなないて、 開かれた瞳の中に、私がいるのを見た。]
おかえり、私の祗蘭。
[呼びかけ通りの接吻けを受けて、微笑みながら抱き起こす。]
(132) nekomichi 2023/08/01(Tue) 08時半頃
|
|
身体はどうだい? 痛みはないかい?
私の事はわかるね?
[質問を重ね、彼の状態を確認し、ついでに胸の尖りを指先でくすぐる。 バスローブから引き抜くように起こしたので、やはり互いに裸だ。*]
(133) nekomichi 2023/08/01(Tue) 08時半頃
|
|
[ 死に返りの中で今日までの記憶を失うことになるかも知れないと思ったけれど、どうやら杞憂だったようだ。
接吻けの合間に畳み掛けるように質問を投げてくれる彼が、文字通り己の血肉となった親だとわかる。 彼の手で何度も快楽に喘いだことを体も覚えていて、待ちきれないような擽り行為に身悶え、彼の腕に身を投げかけるのだった。]
ええ、俺はあなたの祗蘭です。
[ 晴れてそう名乗れる喜びに破顔する。*]
(134) enju2 2023/08/01(Tue) 19時頃
|
|
[祗蘭と名乗って、彼が晴れやかに笑う。 その表情だけで、全ての苦労が消え失せるようだ。 腕の中に収まった彼を抱きしめ、舌や指で戯れる。 早くまた彼と愛を交わしたい。]
祗蘭。 私は目的のものをもう手に入れたようだ。 早く帰ろう。
[愛しい子を手に入れた以上、この後のメインオークションなど興味はないと、帰還を告げる。]
(135) nekomichi 2023/08/01(Tue) 22時頃
|
|
[彼の胸に手を当て、闇を喚ぶ。 細やかに織られた闇は服の形を成して彼を包んだ。 黒一色の漢服が彼の精悍さを引き立てる。]
服を贈るという約束だったろう? 帰るまではそれで納得しておくれ。
[最初に交わした約束を果たす気はあるのだと言いつつ、自身もまた闇の衣を纏う。 黒い薄絹を幾重にも重ねた古風な衣装は、明らかに女性のものだった。 編んだ髪を解けば、長い髪が背に広がる。]
(136) nekomichi 2023/08/01(Tue) 22時頃
|
|
では、エスコートしておくれ。
[長手袋に包まれた手を彼に差し出した。*]
(137) nekomichi 2023/08/01(Tue) 22時頃
|
|
[ もう帰るという彼に同意する。 そんな風に見つめられ、触れられては、一刻の猶予もなく抱き合いたいくらいだ。]
ふふ、ありがとうございます。
[ エキゾチックな服を贈られ、謝意を告げた。 彼が約束を忘れずに果たしてくれたことが、とても嬉しい。
とても滑らかで上質な布地でできた、動きを妨げることのない服だった。 着たままでも、彼の指をつぶさに感じられる。]
(138) enju2 2023/08/01(Tue) 22時頃
|
|
[ 一方で彼が女性の服を纏う姿に感嘆する。]
変装にしても麗しすぎて、皆、目が離せなくなりますよ。
[ 自分がその一号だと自負する。]
では、僭越ながら。
[ 暗殺者から一時的に鞍替えして、麗人の手をとった。*]
(139) enju2 2023/08/01(Tue) 22時頃
|
|
[彼に手を委ね、歩き出す。 その途上で思い出し、視線をベッドの上に向けた。
掛け布団の人形は無惨な姿になっていたけれど、琥珀のブローチはまだ胸元に留まっている。 それを視線で呼び寄せて手に取り、彼に差し出した。]
おまえの中にいた呪詛を封じてある。 私が処分しても良いけれど、どうしたい?
[荒れ狂う黒い影の正体が墜ちた同族であることは、気配で分かった。 ならば自ずとその正体も推測が付く。 まずは彼の判断を待つべきものだろう。*]
(140) nekomichi 2023/08/01(Tue) 23時頃
|
|
[ 彼が差し出した琥珀を見て目を細める。 影たちは彼の幻影を喰らって満足して消えたかと思ったが、甘い見込みだったらしい。]
あなたを襲う以外の役に立つとは思えないけれど、 手懐けられるというならどうぞ。
俺に返すつもりなら、眠らせてやってくれ。
[ 祗蘭となった自分にとっては過去にしたいものだと告げる。*]
(141) enju2 2023/08/01(Tue) 23時半頃
|
|
そうか。 ならば良いようにしておこう。
時間を取らせたね。 行こうか。
[琥珀を懐に収めて、改めて促す。 彼の他に持ち出す荷物などは無い。]
(142) nekomichi 2023/08/02(Wed) 00時頃
|
|
[ひとりしか出られない、と彼が言った部屋の扉を潜る。 変装が功を成したか知らないが、襲撃などはなかった。 そもそも、魔物さえ含めた裏社会で通用する警備態勢の整った会場だ。仕込みを含めた彼ひとりを送り込むのがもっとも確実な方法だったのだろう。
とはいえ、まだなにか仕掛けてこない保証はない。 早々に領地へ戻るに限る。]
チェックアウトを。
[正式な手続きを踏み、ホテルを出た。 高速船に乗って島を離れれば、後は転移して帰還できる。 その船こそが、最後の関門だった。]
(143) nekomichi 2023/08/02(Wed) 00時頃
|
|
[乗り込む前から、彼と目を見交わす。 気配に気付いたが、乗船をやめるには不自然なタイミングだった。 それになにより、早く帰って彼とふたりになりたい。
乗員は他に5名。 富豪のカップルとその使用人、買い付け人らしき男、そして船長。 全員がおそらく敵だ。]
(144) nekomichi 2023/08/02(Wed) 00時頃
|
|
[出港して間もなく。 誰よりも先んじて、愛しい子に囁く。]
祗蘭。 任せるよ。
[祝福の代わりに、耳朶に接吻ける。 もちろん、あとの御褒美は唇に、だ。*]
(145) nekomichi 2023/08/02(Wed) 00時頃
|
|
[ このタイミングでのチェックアウトは普通ではないだろうが、よくできたホテルマンは何もいわずに対応した。
島を出る船に乗り、夜風の涼しいデッキに女装の彼を導く。 耳元に囁かれる委任とその後の期待に頷いた。]
あなたはここで皆を魅了していてください。
[ そうして暗殺者らしく密やかに仕事をこなした。]
(146) enju2 2023/08/02(Wed) 07時頃
|
|
[ 操縦士までいなくなって、航行に問題ないとは思えなかったが、まだ夜は長い。 どうにかできるだろう。
シャンパングラスを手に、彼の元へ戻る。]
どうぞ、ミストレス
[ 海を背景にした彼も綺麗だと見惚れた。*]
(147) enju2 2023/08/02(Wed) 07時頃
|
|
[デッキに佇んで、暗い海を眺める。 水平線の手前に街の明かりが輝いていた。 夜の世界にも光が溢れている。
視線はいくつか感じていたが、次第に減っていった。 彼の気配は、よほど意識を凝らさないと気付かない。
最後の視線が消えて程なく、彼が戻ってきた。 シャンパングラスを受け取って、代わりに軽やかなキスをする。]
(148) nekomichi 2023/08/02(Wed) 09時頃
|
|
おかえり、愛しい子。
[腕を広げ、抱擁を交わした姿勢のままで共に海を眺める。 彼が腕の中にいるという事実だけで、波間が煌めいて見えた。
彼を正式な子として吸血鬼の社会に認めさせるには、また煩雑な手続きやその他もろもろが必要になるだろう。 けれどもそれもまた後回しだ。]
戻ったら脱がせておくれ。 次は湯の中で。
[しよう。 囁きを耳に吹き込んで微笑んだ。*]
(149) nekomichi 2023/08/02(Wed) 09時頃
|
|
[ おかえりと言われるのが新鮮で、とても嬉しい。 続く彼の囁きにも、眦を軽く染める。]
承知いたしました。
[ 湯の中であんなことをしたら大変なことになりそうだ。 祗蘭の知らないことはまだまだ多い。 目の前に広がる海より広い世界を、彼が教えてくれるだろう。]
(150) enju2 2023/08/02(Wed) 19時頃
|
|
[ 軽く口をつけたシャンパングラスを彼に差し出す。 同じグラスから飲むというのをやってみたかったのだ。
甘えすぎだろうか。 でも、今はハネムーンのようなもの。 ロマンチックな行為も許されてほしい。*]
(151) enju2 2023/08/02(Wed) 19時頃
|
|
[彼が口をつけた場所に唇を重ねて、シャンパンで潤す。 弾ける感覚が楽しい。 潮風に吹かれるうち、開放的な気分になってきた。 今は少し、大胆なことをしてみたい。]
帰る前に、もう少し遊んでいこうか。 大海原のただ中で、というのも楽しそうだ。
[舳先の手すりを中指で撫でる。 触れたところから闇が染みこみ、船を黒く染め変えていく。 幾度か聞こえたはぜるような音は、船に残った邪魔なものを塵へ変えた音だった。]
(152) nekomichi 2023/08/02(Wed) 22時頃
|
|
[闇に溶ける漆黒に変わった船は、音も立てずに進路を変える。 どこか生き物のような動きで船体を震わせた。]
仮初めの使い魔にしてみたのだよ。 可愛いものだろう?
[秘密を明かして、楽しげに笑う。]
(153) nekomichi 2023/08/02(Wed) 22時頃
|
|
どこか行きたいところはあるかい? それとも、ふたりで星空を眺める?
おまえの瞳に星を映して眺めるのもいいね。 こんな風に。
[覗き込むように見つめ合い、顔を寄せて唇を合わせる。 結局、彼の瞳には、私しか映らなくなってしまうのだ。*]
(154) nekomichi 2023/08/02(Wed) 22時頃
|
|
[ 人のふりをするのを止めて、遠慮なく魔の力を行使する彼は、歴然とした闇の君だ。 感嘆して見守る。
自分が受けてきた教育には、そういった格式からくる優雅さが欠けていた。 ただ一方的な思慕だけで彼に追い縋ったようなものだが、よく受け入れてくれたものだと思う。 自分は強運だ。]
(155) enju2 2023/08/02(Wed) 22時半頃
|
|
[ 行きたいところ、と問われるが、彼を案内したいような場所は考えつかない。]
安全で、人目を気にする必要がなく、あなたと二人でいられる所というのは贅沢ですか ?
[ 微笑めば、彼の顔が近づいてきた。 幸いなるかな── 手を伸ばせば、そこにすべてがあった。*]
(156) enju2 2023/08/02(Wed) 22時半頃
|
|
では、このままここで、だね。
[安全で、人目にも付かず、ふたりでいられる。 屋根はあっても無くても、構いはしない。]
(157) nekomichi 2023/08/02(Wed) 23時頃
|
|
私はもっとおまえのことを知りたい。 おまえも私を知りたいだろう?
これから私たちには永劫の時があるけれども、 今夜は初めておまえと過ごす、特別な夜だ。
まずは、おまえが一晩でどれだけ達けるか確かめないと。 耳でも唇でも達けるようになるかな。
[楽しくてたまらない顔で、彼を抱きしめる。 意を受けた船は、夜明けから逃げる方向へひた走り始めた。]
(158) nekomichi 2023/08/02(Wed) 23時頃
|
|
私の祗蘭。 そう呼べることが何より嬉しい。
これからは私の全てを注いで愛するよ。 私はもう、おまえのものになったのだから。
[合わせた唇を震わせて言葉を紡ぐ。 後はもう、もつれ合って倒れるのみだった。*]
(159) nekomichi 2023/08/02(Wed) 23時頃
|
|
我が君、 命令によってでなく、自分の意思であなたを愛せることを誇りに思います。
[ ひたと見つめて告げる。 あとは、蕩けるばかりだろう。
魔物の夜は長い。**]
(160) enju2 2023/08/02(Wed) 23時頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る