18 星間回遊オテル・デカダン
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[少女の礼>>4:156に対して、手を振って答える]
気にするでない。我がしたくてしたことじゃ。ぬしが無事であればそれで良い。 護衛のことも、検査のこともな。
[検査の対象になっても(>>4:196)、女はすんなりと従っただろう。]
(15) 2022/05/12(Thu) 12時頃
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[それが、昨日の話だ。 昨晩はその前と同じように、少女の部屋の護衛をしていた。 そして、ポッドが射出されるのを見届けて自分にあてがわれた客室に戻った。]
[部屋に戻る途中、慌ただしく行きかう清掃アンドロイドを見たかもしれない。]
(16) 2022/05/12(Thu) 12時頃
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─ 客室 ─
[PJからの通達を見て、ああ、と思う。 本人にまで知らせるのは、追放までに準備できるようにという優しさだろうか。それとも、追放されるのを震えて待てという恨みだろうか。 どちらにせよ、女は今すべきことをするだけだ。]
……皆がロビーに集まる頃に、こっそり散歩でもするかの。この船で過ごせる最後の一日を、無駄にはしたくないしのう。
(30) 2022/05/12(Thu) 19時半頃
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─ 客室→廊下 ─
……大体、こんなものかの。
[あらかた荷物はまとめ終えた。 誰もいないのを確認して、客室から廊下に出る。追放前にこの船のことを目に焼き付けておきたかったし、ハロからのメッセージにあった届け物が来ていないか確認するためもあった。]
もう皆はロビーに行ったころであろう。連絡もあったことじゃしのう。
[マップデータ片手に、適当に歩き出す。ロビーに行くことだけは避けて。]
(40) 2022/05/12(Thu) 22時半頃
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― 廊下 ―
…………あ。
[名を呼ばれ、思わず声を漏らす(>>41)。人目を避けたつもりであったが、見つかってしまったらしい。 少女の手には見覚えのある帽子があり、ジェルマンの件を知ってしまったことが伺える。]
ミーム殿。いかがなされたか。
[いつも通りに、声をかけた。]
(46) 2022/05/12(Thu) 23時頃
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[何、と聞くまでもなかった。彼女もPJからの連絡を見たのだろうと察せられた。 振り上げられた手を、女は避けることはしない。(>>47)廊下には、頬を打つ乾いた音が響くだろう。]
ミーム殿……
[そのような願いは聞いていないと言えばよかった。自分が襲ったのではないと言えばよかった。でもなぜか言えなかった。]
都合が良かったんじゃよ。あやつが一番、死を恐れていなかったであろう。
[打たれた頬を気にするでもなく、それだけを告げた。]
(49) 2022/05/12(Thu) 23時半頃
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[油断しきっていたところに突き飛ばされて、転びこそしないが数歩よろめく。(>>51)]
我は嘘など……
[言いかけてやめた。今の彼女には、何を言っても届くまいと思って。 ただほんの少し眉をひそめただけで、あとは少女の叫びをただただ聞いていた。]
(53) 2022/05/13(Fri) 00時頃
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[こちらへ来る少女(>>54)と、店員(>>55)の姿を見て。ゆっくりと首を振る。]
やれやれ。皆とっくにロビーに行っておるものだと思っていたわ。それがどうして……
[女の言葉は、ミームに胸ぐらをつかまれて(>>56)途切れる。]
サラ殿。別に我は、あやつの願いを叶えたつもりはない。ただ我にとって都合が良かっただけの話よ。 奴の魔法は我らにとって邪魔であったからの。
(58) 2022/05/13(Fri) 00時半頃
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[デリクソンによってミームと引きはがされても、全く気にするそぶりを見せず。]
そうじゃ、我らが皆を殺すつもりであった。ロバート殿もジェルマン殿も、殺したのは他ならぬ我じゃ。 馬鹿にしていたつもりはない。"この女"ならそう言うだろうと思い、人間として振舞っていただけのことよ。
[女は、人間たちに理解を求めてなどいない。ただ淡々と、投げつけられる問いかけに答えるだけだ。]
(60) 2022/05/13(Fri) 00時半頃
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[女は何を言われても、ただじっとそこに立っていた。 サラから呪詛めいた言葉を向けられた時だけ、目線を下げてぎゅっと唇を噛みしめたが。それも一瞬のことだ。]
[一行が去っていって見えなくなると、長く息を吐いて。]
人らしく振る舞うのも悪くないと思うておったが…… 人間など、碌なものではないな。
(70) 2022/05/13(Fri) 09時頃
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― 廊下 ―
おお。……なんじゃ、居たのか。
[もう誰も居なくなったと思ったものだから、小型生物が現れたのに驚いた。(>>73) ハロの方に向き直り、頷く。]
反撃したところで、何にもならぬであろう。ぬしらの反感を買うだけじゃ。それに、あの程度痛くもなんともないわ。
人の感情に引っ張られた、そうかもしれぬ。 ……それに、アルクビエレ殿もエフ殿も人の心を持った者じゃったから。それに影響されたのかものう。
(85) 2022/05/13(Fri) 18時頃
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うむ。あやつらは、我から見ても人と何ら変わりなかったよ。
[女はそう語るが、しかし決して人にはなり得ぬ存在だ。人を喰らうという決定的な違いがあるのだから。]
お褒めにいただき光栄じゃ。最後には人でないと気づかれてしまったがの。
いや、特に行くあてもなかったのじゃが。最後にこの船をよく見て回ろうと思っておってな。 勿論、あの少女らとは顔を合わせぬよう気をつけるよ。
[擬態を褒められたことには礼を言って(>>88)、また適当に歩き出した。今度こそ他の人々と会わぬよう注意しなければ、と思いながら。]
(90) 2022/05/13(Fri) 20時半頃
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