28 僕等(ぼくら)の
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あ……そうか。 そう、だな。 すまない。
[そういうとこだぞとどこからか聞こえる。 柔らかな唇の感触を受け容れて、少し考え。 今度はこちらから一度、ゆっくりと触れさせた。>>152 女の子側からさせるのは男が廃るからと 誰に向けてでもない言い訳をしながら。]
お父さんとの話? うん……。
[本郷が、彼女の父親と話した内容は知る術もない。 アストロという理不尽への彼女なりの解釈に耳を傾ける。 もっとその先を聞いていたい、と思うのに。>>153
彼女が目を閉じるから。]
(@0) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃
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……おやすみ、本郷。
ここに居る。 眠れるまで、傍に居るから――…
[姿を変えた己には、 零れ落ちる命の灯を受け止める手も 抱き上げる身体も無い。
ただ傍で。 約束通り、一番傍で彼女を見送ろう。]
(@1) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃
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[これで最後。 本当に本当の、 最期 だ。 微かに声が震えた。]
――― また、何処かで君に逢えたら。 **
.
(@2) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃
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―― 少しの後 ――
――― というわけで、内容は伝えた通り。 突然地球を救えだの戦えだの言われて 頭の整理がつかないだろうけど、現実のことだ。
一度契約してしまえば パイロットは命を賭して戦うことになる。
[あの時とは異なり、彼らの合宿所の 食堂にあるホワイトボードは真っ白だ。 この短い手でマーカーを持つことは残念ながら出来ない。]
(@3) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃
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俺は君らを子ども扱いはしない。 ――― …
[あの時と同じ言葉だ。>> 子供でありながら、こどもではない彼ら。>>0:35 突然現れた運命の大渦に飲まれ 大人になることを選んだかも知れない『彼ら』。 生徒達
もう少しの間。せめて卒業を迎えるまでは 子供で居させてやりたかったと、今は思う。]
(@4) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃
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[本当に先生みたいだな。 不意にそんな声が誰からか上がり 変わらない表情の下で何度か瞬きをした。]
………実はそうなんだよ。 だから、何かあれば反省文提出。
次の装填がされたら迎えに来る。 そうしたら、時間の猶予はないからな。 残された時間を大事に。
[言い残して、掻き消える。 新たな『彼等』の戦いを始めるために。** ]
(@5) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃
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―― コックピット ――
[――― 新パイロットたちの姿に、 遠い生徒たちの面差しを重ねる。 宙に浮かぶ九脚の椅子は全て空席だ。
彼等はどこに居るのだろう。 きっと合宿の最終日、 展望台への坂道を上ってきた時のように、賑やかに、 列を作って星を見に行っているのかもしれない。
己もその最後尾に連なることになるのか、 それとも、やっぱり最後まで見送る立場なのか、
今は未だ、分からない。 **]
(@6) azure_blue 2023/08/25(Fri) 00時半頃
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―― あれから ――
[別の地球での任を奇跡的に無事に終え、 故郷の土を踏んだのは凡そ一年後だった。 秋と呼ぶ季節を迎える前に収束した “彼等”の戦いより、随分と長丁場になってしまった。
帰還してすぐに、実家と、全ての事情を知る関係者、 この地球での戦いの時に助力をしてくれていた 政府側の窓口役などに連絡を取った。 最後のパイロットとして戦った本郷の両親にも、 他の生徒らの時と同じように、可能ならば一度 お会いしてお話をしたい、と伝え。
対面が容れられた故に、今、己は此処にいる。 全てがはじまった、この村に。 ]
(@17) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃
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……よう。久しぶり。 ご両親にお会いした時に場所を聞いて きっちりメモまでしたのに、迷っちまった。
七星の時に一緒に避難した村の人が 場所を知っているからって、案内してくれて。
[生徒に会いに来た心算なのに、 石塔を相手に話をしているのが不思議だ。 本郷の名の刻まれた墓石を前に、暫し立ち尽くす。]
(@18) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃
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……本当に、ここにお前がいるのかな。 なんだか実感がまったく湧かないんだ。 コックピットで最後まで看取ったはずなのに。 学校での姿、合宿、それから――… … うん、ダメだな。 生きていた時の姿ばかり思い浮かぶ。
[遺書を預かって真っ先に此処に訪れたから まだ、他の生徒たちの埋葬地には向かっていない。 墓の所在が分からない生徒もいるから、 全員の所に足を向けることは叶わないのだろうが 彼等の墓前に立ってもきっと同じ感慨を抱くのだろう]
(@19) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃
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そうそう。これ、リクエストのぼたもち。 本郷と、本郷のお婆さんの分と。
遺書でお土産の催促は少し笑ったけど 当てずっぽうだと俺は外しまくるらしいんで 書いてくれてよかった。 ……あ、でもこしあんとつぶあんの好みまでは 流石に分かんねえからな、一応両方買ってきていて。 好きに選んでくれると。
[ぼたもちのパックをビニールから取り出して 懐紙を敷いた上に供え物として置く。 花は恐らく定期的に供えられているのだろうが 持参した花もあったからと一角を借りた。 スターチスを中心にした一対の花束を花立てへ。 次いで、線香に火を付けて手を合わせる。]
(@20) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃
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………まあ、しかし。俺宛てにまで 遺書を残してくれてるとは思わなかったな。 親御さんから聞いたときは、驚いたぞ。 泣かないようにしてたんだがなあ。泣かせやがって。
あの後は、色々あったぜ。 目を覆うようなことも、悲惨なことも起きた。 それでも、あの星のあいつらも、自分たちなりの 答えでもって、あいつらの正義の元に戦い抜いた。 本郷と同じように、最終戦の担当は女の子でな。 最後の戦いを終えて俺の任は解かれたから あの子と、次のコエムシ役とが別の地球での 最終戦を無事に終えたことを祈るだけ。
祈るしかできない。
(@21) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃
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――… 結局、俺は、 13人もの『生徒』を見送って、生き延びてしまった。
[もう9月も下旬に差し掛かるというのに 季節から取り残された蝉の声がやけに耳を衝く。]
(@22) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃
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『あっち』の戦いの合間にな、 こっちの地球とどのくらい違うのかって 確かめて回っていたことがあったんだ。 学校や、知っている奴の家を見に行ったりしてな。 あの謎生物の形状が気に入るかはアレとして 自在にワープ出来るってのは便利なもんだ。
結論、俺らに似た人間は見つけられなかった。 実家にも行ったけど、住んでるのが全然別人。 系譜を確認してみたら、おそらく爺ちゃんが 婆ちゃんじゃない女と結婚してたんで、 親父は勿論、俺に繋がる人間は生まれてない… って感じだったな。 並行世界の同一人物って、奇跡みたいなものらしい。
そりゃそうだな、曲がり角ひとつ曲がらなかっただけで 無くなる出会いもあるんだから。
(@23) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時頃
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でも、思うんだよ。 もし、あの合宿の直前くらい。 ごく近い時間軸で分岐した『地球』があったとしたらって…… この地球では、少し大人に近づいた>>81実感を 持てた代わりに、未来を望むことができなかった。 でも、『契約しなかった』地球なら、 ……そっちはもしかしたら、本郷が大人になるまでには 時間かかんのかな? どうかわからんが。 それでも、未来(さき)があるわけだから――― て、何か訳わからない話してんな。 どのみちこの地球の俺はこの地球で生きていく他ない わけだから……、これもたられば だぁな。
[いつかの光景が胸を過ぎる。 ごく僅かなタイミングの悪戯で選べなかった選択肢。 それが今でも棘のように心に引っかかっている。]
(@24) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時半頃
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お前たちのことを気にせずに、 幸せに生きて行ってほしい……だっけか、 本郷はそう書いてくれていたけれど。 気にしないで生きるのは、多分一生難しい。
この街は、一年で随分復興に向かっているみたいだ。 戦いが起きた事実は風化はしないけれど ありもしない憶測ではなく事実を伝えようと、 政府や軍部は試みてくれているらしい。 勿論遺族とも相談して、公表できることだけな。 口さがないことを言うような奴もいるかもしれないが 俺や関係者が出来る限りで守るから。 だから、安心して眠っていてくれ。
忘れはしないよ。 痛みが消えることも一生涯無いと思う。 でも、心配かけないようにきちんと生きていく。
(@25) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時半頃
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………長話になった。
[村民が通った気配はないようだったが 墓の前で一人ブツブツと話をする外部の男は 不審がられても仕方がない。一人笑って。]
俺は近々地元に戻ることにはなりそうだけど また、必ず来るよ。
あ、そうそう、去年、天道と七星と本郷とで 一緒に行った花火大会覚えてるか? もうすぐだって聞いたから、今年は一人で見上げてくる。 流石に浴衣は着ないけど。
それじゃあ、 また な、本郷。 **
(@26) azure_blue 2023/08/27(Sun) 22時半頃
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── 復輝祭 ──
外部からも結構来てくれてんだなぁ。
[観測会は、盛況のようだった。 聞けば発案から場所の許可取り、調理、ポスター描き、 自前で機材を運び込んだりまでほとんど全てを 部員たちが主導し準備を進めた会だという。 教員の側で出来たことといえば柊木へHPの件で 許可を出した程度で。>>5:+96>>5:+163 部活の顧問代理として一応は顔を見せてはいても 極力生徒たちの邪魔はすまいと努めた。
それでも、部員たちに会えばひとりひとり声掛けし 準備への労いや二言三言の会話は向けたはずだ。]
(@31) azure_blue 2023/08/28(Mon) 17時半頃
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[部員でない生徒達への声掛けも上々だった様子で 其処彼処に見覚えのある生徒たちがいた。 休校の合間に、補講の案内をすっぽかした奴とか。 そいつには一応突っ込んでおく。
国語教師と天文部の副顧問が余り結びつかないのか 「えーカガセン何で居るのー?」「副顧問だから」 「えっ見えなーい」「だろうなー」のやり取りが 一巡したところで力尽き、適当な茶を手に、 屋上の片隅で生徒らをぐるりと見渡していた。 受験生だというのに三千院も駆けつけてくれていたし 次期部長も奔走してくれている。 これなら特に問題は起きないだろうと踏んで、 視線はそのうち、生徒らから空へ移った。]
[あの時の合宿に続き二度目の天体観測。 謎の巨大ロボットに蹂躙された街に、夜灯りは少ない。 都会の空で、肉眼ではどれほどの星が見えるものか。 目を凝らした**]
(@32) azure_blue 2023/08/28(Mon) 18時頃
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── 復輝祭 ──
よ、こんばんは本郷。 楽しめてるか?
[不意に声を掛けられて、声の主に向き直った。>>215]
餞別…… そうか、転校するんだっけ。 ま、学校があの状態じゃあなあ……、 復旧までにはもう少しかかりそうだし、仕方ないか。
俺としては残念なんだけどな。折角入部してくれたのに。 それに合宿じゃ学業以外のことで話す機会も持てて わりと新鮮だったからさ。
(@33) azure_blue 2023/08/28(Mon) 20時頃
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合宿の後のことは未だに信じられないけど、 思い出作りにちょっとでも役に立てたなら 声かけた甲斐があったってもんだ。 うん。何でもいいから近況連絡くれると嬉しい。 本郷が入部して、合宿参加した奴らは特に喜んでいたから。 ………あ、あと顧問先生も。
[礼を言われてしまったが、礼を言う側だと首を振る。 部活動の応援も出来なくなってしまうし、 同じ学校で卒業を見送れないのも残念だが。 また来ると言ってくれているのには頷きを返す。いつでも、と。]
(@34) azure_blue 2023/08/28(Mon) 20時頃
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終わってから? ああ、構わないけど ―――
[授業で質問をされた記憶もほぼ無ければ 呼び止められた覚えすら、殆どなくて。 何か用事か相談事か、珍しいなと思いながら どことなく歯切れの悪い申し出に是を返した。*]
(@35) azure_blue 2023/08/28(Mon) 20時頃
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── 復輝祭 ──
[今になって思うと残念、と繰り返す本郷に 相槌を打ちながら、彼女の向こう側の部員たちを見遣る]
ん。いつでも遊んだり会ったり出来るわけだから。 生徒の誰かから、本郷と遊んだーとか聞けたら 元気にしてるんだろうなって俺も安心する。 大変なことがあった後だから、余計に。
あ、でも転校先での人間関係も大事にしろよ。 高校時代の経験は貴重だから、 いろんな人間に会って話して…… って、 最後に何か説教臭いこと言ってる気がする。すまん。
[ついつい、生徒に言い残すことを…と 考えてしまうのは職業病だろうかと頬を掻いた。]
(@39) azure_blue 2023/08/28(Mon) 22時半頃
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公園…? ん、了解。
[本郷の示す先に、確かに小さな公園がある。 意外な場所指定だったからか少し驚きが声に乗った。]
俺は解散後に最終確認があるから それを終えてから行くよ。 時間は……こっちはなにも困らないが 本郷はあまり遅くなっちゃ親御さんが心配するだろ。 なるべく待たせないようにする。
[マンションも近く住宅もありはするが、 暗いから気を付けるようにと念の為に念を押し 今はみんなと楽しんで来いと、部員たちの方を指し示し送り出す心算だ。*]
(@40) azure_blue 2023/08/28(Mon) 22時半頃
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── 復輝祭 ──
[観測会はどのくらい続いただろう。 高校生という身分であるし、住民の居るマンションの 屋上なのだから、日を跨ぐことは無かったと思うけれど。 どうあれ、彼等の祭りなのだからと、終了時刻の判断や 音頭については部員たちを信頼し任せていた。 片付けをする流れなら、ゴミ出しや機材の運び出しなど 手が足りないところを補う裏方に徹して手伝っただろう。 生徒が各々帰路につくのを見届けた後に、最終見回り。
屋上の施錠は瑠璃川に任せる形になったろうか、 親御さんには後日改めて学校から礼の電話をする予定だ。
それから、時計を見て時刻を確かめ、マンションを出る。]
(@41) azure_blue 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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待たせて済まない。
[指定された公園に本郷の姿を見つけると 片手を挙げて合図をひとつ。夜間の公園なのだ、 距離のあるうちから誰かを示しておかないと 近付かれる側からすると結構怖いだろうと。 途中の自販機で買ったボトルを差し出して。]
珈琲と紅茶、どっち?
[好みを知らないから、どちらかなら飲めるだろうと 安牌の二種類を選んでいた。因みにどちらも無糖。 合宿で本郷は麦茶を飲んでいた気がするけれど、 残念ながらそこの自販機のラインナップに無かったので。 選んで貰えたなら、ベンチなりに腰掛けてキャップを捻った。]
(@42) azure_blue 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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屋上からだとさ、この公園の周囲も明るめだったけど。 夜だと街灯だけ目立つ感じで少し怖いな。
ここに限らず、まだあちこち治安も気になるし 早く元通りに復興できるといいんだが。
[と、何ということもない話題を向けつつ。 相談事なのか何なのかは分からないが、 本郷のペースで話し始めるのを待った。*]
(@43) azure_blue 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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── 祭りの後:公園 ──
[本郷には紅茶の方がお気に召したようだ。 だから此方の手にあるのは珈琲のボトル。]
タイムリーだったなら良かった。 寝る時間が近いなら、カフェインは控えめがいいな。
[それなら紅茶で正解だろう。 本人の言う通り喉が渇いていたのか わりと勢いよく飲み始めたのに少し笑った。>>224]
他人事ってこともないって。 まあ、ここらは住宅地も多いし…… 恐らくは早めに行政の手が入るんじゃないか。
(@48) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃
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[タイミングを測っているような、迷っているような様子。 余程言い出しにくい相談だったのかと、 案ずるような表情で傍らを見下ろしていた。 進路、学業、転校先の学校について。 もしくは、家庭に何か心配事でも? などと先走って想像を巡らせていたのだが]
……ん?
[本郷の話の内容は、何故かこちらのことで。 少し意表を突かれたような表情になってしまう。 彼女の語る己像は、どうだろうか、聞いているうちに 随分と過分な評価を頂いているような心境に――
と同時に、不可思議な感覚に襲われていた。 どこかで似た会話があったかのような既視感。 …… 本郷とふたり、こうして話をするのは 間違いなく初めての筈だというのに。]
(@49) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃
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[生徒からの告白というのは、 教職に就く者がしばしば突き当たる難題だ。 多くの教師がそうするように、己も当然、 相手に合わせた大人の対応で往なしてきた。
尤も、過去告白を受けた生徒達は、 大抵前々から気のある素振りを見せてきていて ある程度心構えをした上での対応だから、 そう大事に至ることはなかったのだともいえる。] ……、 …
[しかし、今、言うべき言葉を見つけ出せないのは 予想だにしていなかったから…だけではない。 彼女から告げられたのが余りに真摯な想いであったので とてもではないが定型で返すわけにいかなかったのだ。]
(@50) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃
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……すまん。 何からどう話していいやら、 頭の中こんがらがっちまって。
そうだな…… まず……ありがとう。 本郷がそんな風に想ってくれていたことには 正直驚いてる。
でも、気付いていたら恐らく俺は身構えただろうから。 本郷はそのつもりじゃなかったかもしれないが、 不意打ちになったのは却って良かったのかも知れない。 俺も率直に言葉を返すことが出来ると思う。
[そうは言っても迷い迷いで、 言葉を探しながらになってしまうのは許して欲しいと 前置きしてゆっくりと口を開いた。]
(@51) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃
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どう話したら良いんだろうな。
俺は、恐らく本郷が思うような 立派な大人ではないんだぜ。
融通効かねえし、不器用で要領悪いし、 仕事しながら育児している父親なんて世に山ほど居るのに どうしても上手く回せなくて娘を実家に任せきりだし。 忙しさにかまけて、随分前に出て行った元嫁とのケジメも あのロボットが来るまで放置してた始末で。 わりと適当だし、場当たり的なところだってある。
褒めて貰ったことは有難く受け取るけど。
(@52) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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『 ―― 俺と本郷は教師と生徒である。 ―― 本郷は現在17歳である。 ―― そも、俺は今んとこ既婚者で… これはロボのことがあって来年までに 紙切れ提出する手筈ではあるがそれはいいや。
ゆえに――、 何があっても気持ちを返してやることが出来ない。』
…… ってのが、 教師の立場と法令遵守を踏まえた模範解答。 生徒が道を踏み外しそうになっていたら 正しい未来にUターンさせてやらないといけない。
(@53) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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でもな。 正直、さっきの言葉はかなり俺に響いてる。 素直に可愛いこと言ってくれたもんだから、 グっと来てしまったところもあるんだぜ。
だから、“立派な大人” じゃない俺としては これをそのまんま返答とする気は ない。
[傍らの少女はどんな表情をしているやら。 己自身、心も表情も定めることが出来ず 沈黙を星空に委ねるように暫し宙を見上げた。]
(@54) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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大人や子供の定義や括りなんて関係なく 本郷はちゃんと魅力的な女性だよ。 学校生活や、授業での姿。合宿や部活動での顔。 俺の知る本郷は、まだほんの一部分だけだけど……
[空の星々を数え上げながら、視線を傍らへと戻す。 目が合うか横顔か、何れにせよ逸らさず見詰めつつ]
きっとこの先、 お前はどんどん変わって行くんだろうね。 時間を重ねて、年齢的にも大人に近づいて。 色々な経験をして、色々な顔をして。 綺麗になってって。
(@55) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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……うん、 勿体ない な。
[キャップを開け、残った珈琲を喉に流し込んだ。 意図せず零れた言葉ごと飲み干してしまおうとしたのに 飲み込み切れなかった言葉の欠片が喉奥を漂う。]
(@56) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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『知らないところで大人になってしまうのが嫌』 って言ってたっけ。 ………本郷は、どうしたいんだ?
[過程から見ることが出来るのか。 それとも成長した姿からスタートしたいのか。]
俺も出来るなら見てみたいんだけど…… 抜け道探し、してみるか?
[分かりにくいこの言葉が、 拒絶ではないこと、彼女に伝わるだろうか。*]
(@57) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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―― 公園 ――
……うん。
[訥々と語られる本郷の展望は、冷静で真っ当だ。 時折相槌を挟みながら、結びまで聞いて、頷く。 考えすぎて煮えていた自覚のある頭も その頃にはだいぶ冷えて来ていて、静かに口を開いた。]
本郷が俺に向けてくれた想いを 受け容れられればと思ったのは本当だ。 抜け道を探すことを考えたのも、 決して、気まぐれや遊びで言ったわけじゃない。
[今の思いをどう説明したものか。 口にする必要のないこともある気がしたが 分からないままにしておくよりはと、言葉を継ぐ。]
(@63) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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でもな、理屈の話。
本郷が他所に転校して 俺の直接の教え子ではなくなったとしても、 日本の法令じゃ年齢の部分は如何ともし難くてさ。 互いの間だけなら抜け道はいくらでも考えつくんだけど 世の中に言い訳するってなると、どうも勝ち筋がない。
だから仮に本郷が頷いてくれていたとしても せめて、18歳になってから―― ってことになっちまってたと思う。
(@64) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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日の当たるところでしてやれることもないまま まだまだ未来のある若い娘の貴重な時間を コブ付きアラサー男が縛ることになる。 「そりゃ違うだろ」 って 理性の部分は俺をひっ叩いてくるわけ。 試すようなことを言った心算は断じてなくて。 教師として道を踏み外しかけても、 もし、もしも、それでもと言われたら ギリギリのところまで叶える覚悟はあったんだけど。
お前の返答に少し、ほっとしてる。
一方で、ちいと考えナシだったかもなと、 悪い大人なりに反省もしてる。
(@65) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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――― にしても、正面突破か。いいな。
[何を思ったか、少し笑みを零して]
離れたところで成長を見てるよ。 連絡も待ってる。学校行事に顔出してくれるのも。 片肘張らずにくだらん話をしよう。
ああでも、俺がこんなこと言ったからって 他の出会いをシャットアウトしたりはするなよ。 高校生は大事な期間なんだからな。
(@66) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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………多くの人間と出逢って、関わって。 本郷の考え方も、生き方もきっとこれから変わってく。
それでも気持ちが変わらなければ、 いつかもう一度俺のところにおいで。
[この関係に、急いで名前を付けるようなことはしない。 近い未来に自ずと形作られてゆくものが もしあるのなら、それを手にした時に名を問おう。]
(@67) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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……で、いい?
[らしくもなく語らされてしまった。 少し照れたように、自身の髪を混ぜながら。 視線を合わせて口端を上げる。]
遅くなっちまったな。 車で来てるから送って行く。 家でも駅でも。 ……あ、心配じゃなければ、だけど。
[他に話が無ければ、改めて時刻を確認して。 己としては暗い道をひとり帰らせる方が心配なので 一応そんな申し出もしてみたがどうだろうか。*]
(@68) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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── 回想:復輝祭 ──
[生徒らの中に紛れていた時だろうか、 聞き慣れた明るい声が耳に届いたのは。>>239]
柊木。いや、来たのは少し前だよ。 声は掛けようと思ったんだが、取り込み中みたいで 後回しにしてた、すまん。
うん、すごいな。 俺は概要聞いた時、合宿のような部活の延長の 観測会を想像してたんだけど全然違って。 食い物も作ったりしたんだって? HPもポスターも部員お手製だし、本当に祭って感じだ。
………がんばったな。
(@69) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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[三千院と話をしていたようだったから 引き継ぎや激励は既に貰っているのだろう。 だから、労いとともにぽんと肩に手を置くに留める。]
俺は今日は片付け要員と見回り要員。 なーんにも考えずにお前らに任せて 楽させ………楽しませて貰うから、よろしくな?
[次期部長は引っ張りだこだっただろうから、 余り拘束しないよう微笑ましく見送ったはずだ。 終了の挨拶も号令もすっかり板についた印象で、 柊木が部長になってくれるなら次年度も安泰だろう。**]
(@70) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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[方向性が一致したことにまずは安堵する。>>274 親御さんに隠し立てしながらどうこうというのは 互いのためにも避けたい所ではあったのだ。]
……いや、ギリギリどうにかなるラインを考えて あんまり上手くない手になっちまっただけ。 俺も焼きが回ったかな。 連絡は、夜なら今は大体空いてる。 待っているなんて言って重たくさせたくないけど 友達作って、卒業して、やりたいことも叶えて、
『また』 が 来たら、 俺もきちんと答えを用意しておくから。
[生徒の告白に対し、傷つけずに断る方法より先に 向き合う手立てを考えたのは初めてだったのだが 今は口にすることもない。]
(@71) azure_blue 2023/08/30(Wed) 00時頃
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人気……まぁそう言って貰えるうちが華だよ。
[本郷の表情に笑みが見えたのに安堵する。 ベンチから立ち上がって裾を掃いつつ、 心配の意味合いが分かっていない様子なのには 困ったように眉下げてエアーで手刀を落としておいた。]
車はパーソナルスペースだから。 俺は“先生”だから信用してくれてんのかも知れないが 普通は、気軽に異性の車に乗ると危ないからな。
[別の意味で心配になって苦笑した。]
(@72) azure_blue 2023/08/30(Wed) 00時頃
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うし、じゃ、親御さんに連絡を入れているうちに 俺はすぐそこの車を取りに行ってくる。 門限大目に見て貰えるといいな。
………? 何か言ったか?
[呟きのようなものが聞こえたような気がしたが 内容までは聞き取ることができなかった。 問い返してはみるが、返答はあったかどうか。
本郷が車に乗り込んだならアクセルを踏む。 なにせ門限がかかっているらしいから、 教師が一緒とはいってもあまり破らせたくはない。 安全かつ迅速に自宅まで送り届けたはず。 **]
じゃあな。 おやすみ。
(@73) azure_blue 2023/08/30(Wed) 00時頃
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―― 春のある日 ――
[あれから、一年以上の時が過ぎた。 街の復旧も随分と進んでいたし、 破壊された校舎も再建が終わりかつてのように 学び舎として生徒たちの賑やかな声で溢れていた。 当時の生徒達は、一年生が三年生になり。 二年生だった者は昨年度の終わりに卒業を見送った。 変わりゆくものもあれば変わらないものもある。 己はまだ同じ場所で教鞭を取り続けていたし、 約束通り、本郷との連絡も続いている。 転校先での出来事、行事のこと、日々の報告。 それらに返信したり、時には此方から近況を送ったり。
学祭や観測会などの行事の折や、そうでなくとも 何かの折には顔を合わせることもあったから、 違いがあるとすれば、生徒として学校で 姿を見かけることがないことくらいだった。]
(@86) azure_blue 2023/08/30(Wed) 18時頃
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『久しぶり。多忙なんだろうとは思ってた。 異動は今年も無さそうで、 こっちは何事もなく普段通りだな。
GWの後半は里帰りだから、頭の方のどこかで。 公園って、瑠璃川のマンションの近く? 了解。』
[講義の間の休憩時間に、そう返信したのが 恐らくは四月の終わり頃のことだったろうか。]
[そうして当日。 指定された公園を訪れて、 待ち人を見つければ片手を挙げた。*]
(@87) azure_blue 2023/08/30(Wed) 18時頃
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カガは、ちょいSHIGOTO山にU
azure_blue 2023/08/30(Wed) 18時頃
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―― 春のある日 ――
[近づく姿に、僅かに双眸を細めた。 声を聞けば本郷と分かるのだが、 スカートの裾と少し伸びた髪が揺れる様に、 一瞬、見知った少女とは違う女に見えて]
……ん。 久しぶり。 便りがないのは良い便り…って言うけど いろいろ多忙なんだろうなとは思ってた。 大学生活が充実してるならなにより。 通学は確かに、学校に近い所がいいよな。 門限も、無くなるし?
天文部はあの年の復輝祭が切欠でなのか、 定期的に色々イベントごとをやるようになって。 暫く廃部の危険はなさそうだ。 ……俺も、変わらず顧問先生のフォロー係。
(@89) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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[顧問副顧問の顔ぶれは変わっていないこと、 他にも、個性豊かな新入生の話などもその場でした。 座って話せば良いものを、なんとなくタイミングを逸し そのまま立ち話のように身の回りの近況を交換する。
……そうして]
[“報告”に、瞬いた。]
(@90) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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[単刀直入な言葉に、 努めて平静を装おうとするも、ほんの僅か その場に走った緊張に気付かれただろうか。
一呼吸、言葉の続きを待つ。 その先の真意を確かめたなら 気付かれないよう、小さく息を吐く。 嘆息でも諦観でもなく、己にほんの僅か過ぎった 情けない心の動きによるものだった。]
………本郷。
[己を見上げる彼女の瞳は、 かつての印象よりもずっと柔らかい。 名を呼ぶ以外の言葉を口に出来ないまま、 引き込まれるように見詰めていた。 取られる手も勿論厭いはしない、好きなようにさせて。]
(@91) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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――― … うん
降参。
[一途で真っ直ぐな “正面突破” へ 今度こそ本当に、白旗を上げた。]
(@92) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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いいよ。 もう、十分。
ていうか……俺もこれ以上放っておけない。
さっきだって、気付いたかも知れないが 少しだけ、ほんのちょっとだが、動揺したんだ。 大学に入ったら、そりゃなあ、とか。 他の出会いも大事にしろなんて余裕ぶっこいて いい年して何なんだか。
……正直、結構自惚れてたくせにな。
(@93) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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最初に本郷からここで告白受けてから 一年、半……くらい経つんだったか。 先生と生徒の枠は外れていたけれども その間、ゆっくり関わり続けてきてさ。 本郷がどんどん大人に、綺麗になって行くのを見て来た。 見た目の意味だけじゃないぜ。中身も全部。 きっと、この先も、驚くほど変わって行くんだろう。
……見逃したくないと思ってしまうのは、 ……逃したくないとも、思ってしまうのは。
そういうことなんだろうな、って、思って。 ……って、この言い方はズルいか。
[軽く呻いて、一瞬空を睨み。 取られた手を、今度は己から包むよう握り返して。 叶うなら少し、引き寄せよう]
(@94) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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俺で良ければ。 ちゃんと、隣で名前、呼んで。
………俺も、好きだよ。
[今度こそ―― 正面から、彼女の想いを受け容れる心算で。*]
(@95) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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―― いつか ――
[あれから。 実家のある新潟の某都市に帰り、 学習塾の講師として勤め始めていた。 生きて還れるかも分からないからと 殆どのものを手放してきてしまったから、 実家の至近にマンションを借りた。
両親や姉たちには、一緒に暮らせばと言われたが、 姉夫婦が切り盛りしている家に いい年の弟が転がり込むのも気が引けたのだ。 娘はお泊り感覚で己の家と実家とを行き来している。 本人は実家のほうが自分の家という感覚だが それは仕方がないので、少しずつ同居に向けて 環境を整えて行けたら良いと思って。]
(@96) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃
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[四歳になった娘は、最近は星が気に入りらしい。 天文部の元顧問だからといって 知識を吹き込んだこともなければ プラネタリウムに連れて行ったこともなかったのだが。
せがまれて誕生日に買ってやった 点を結んで星を作る知育玩具で遊び、 オリジナルの星座を作っては喜んで見せに来る。 まだまだ簡単な字しか読めないのに、読めないなりに 真剣な顔をして星座図鑑と向き合っていることもある。 二、三年もすれば父よりもよほど詳しく 星の知識を語るのではないだろうか。
彼女は、膝の上で、今日も星を数えている。]
(@97) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃
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[亡くなった人がお星さまになるのだと 娘に語って教えたのは誰だろう。 姉貴にしては古めかしい気がするから、父か母か。
――あのおほしさまは ひいおばあちゃん。 ――あかいのは おとなりのおじちゃん。 ――ぱぱは あれ!
そっかー、あれかぁ。と返しつつ、 またさりげなく娘の手でパパが 亡き者にされている気がするのは気のせいか。 可愛いので気にしないことにしてはいるが。]
(@98) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃
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[星々の泳ぐ海に探すのは、 無論、亡くした者たちの顔だ。 あの戦いで命を散らして逝った生徒達。 一人一人の顔を思い浮かべては、宙を探る。 分かっている。見つけることは出来ないと。 彼らの魂は、きっと其々に そこと定めた場所に眠っているのだろうから。]
(@100) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃
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お、おねむだな? そろそろ寝るか。 ってもう寝てんのか。はええな。 風邪ひくぞ〜〜。
[子供は寝付くのが早すぎる。 だっこで布団に運び、軽い掛布団をかけてやる。 その間も、星々は何も知らぬ顔で瞬き続ける。]
(@101) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃
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[祈る。
せめて何処に居ても同じ空の元に在るように。 逝った者、生き延びた者。 皆の魂が永劫安らかであるように。
きっと、幾たび季節が巡っても 己は、あの夏の夜を思い出すだろう。 **]
(@102) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃
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―― 春の日:公園 ――
〜〜〜… こっちの方が 学生の頃に戻ったみたいな気にさせられてる。
[何だか表情が定まらない。 余裕を持った大人の顔をして居られる筈が 徐々にペースに飲まれているのを感じた。]
たい、ど って…… 言ったらキリがないような気がするんだが。
[引き寄せて、一歩近づかれて。 至近にまで本郷を収めながら、見下ろす。 叶うなら彼女の頭上に唇を落としつつ、 彼女ののぞみを反芻した。]
(@103) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時頃
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……そりゃ、願われるなら いくらでも叶えてやりたいけど、さ。
何処までのこと言ってんの? 先走ったら恥ずかしいから聞かせてよ。
[背を屈め、覗き込む。 キスで良いならこの場所で、今すぐ。*]
(@104) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時頃
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いや、十代の頃みたいな 余裕ない対応してる自覚があって。 ……昔の話は、話すのは構わないけど 聞いても面白いかな? 図書館篭りの陰キャだぞ。
[軽口の応酬は、落ち着かない心を 落ち着かせるのに効果的だった。少し笑みが出る。]
……ん?
[触れるか触れないかのところに 軽く唇を寄せただけなのに、目に見えて動揺する本郷。 形勢逆転の兆しかと、口端を上げた。]
(@105) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時半頃
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そりゃあ、あるよ? 際限があるかっていわれたら、 人によっちゃあどこまでも行けるだろうな。
[子供、とはもう思ってはいないけれど。 先刻は予想外に動揺させられた意趣返しに 予測を越えて純真だったらしい彼女を 揶揄いたくなってしまったのだった。 もし余計に困惑させたなら、すまん、と微笑む。]
……別に急ぐようなことはないから。 ひとつひとつ覚えていって。
[キスを、と言われたのには 短く諾を返すように、髪に指を差し入れた。]
(@106) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時半頃
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うん。 顔、上げて―――…?
[数センチの所まで、確りと視線を絡ませる。 それから、怖がらせないよう、ゆっくりと唇を重ねた。*]
(@107) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時半頃
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―― 春の日:公園 ――
[彼女は学生だし、己は教師ではあるが、 己の生徒ではなく、彼女の先生でもない。 まだまだ職業柄が混ざりそうになってしまうけれど 生徒と教師というその感覚も、 ふたりでいるうちに消えて行くのだろう。] ……ふ
[よろしく、が可愛くて。合間、少し息を零して。]
(@109) azure_blue 2023/08/31(Thu) 00時頃
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ん、こちらこそ。 ……… おかわり。
[もう一度、と、離れてしまった唇を繋ぎ直した。 先の未来への願いを重ねるように。**]
(@110) azure_blue 2023/08/31(Thu) 00時頃
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