32 Zug Zwang
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
は? …… [不機嫌顔から出てきた「起こした理由」は 青年が想像もしないものだった。 それで思考が止まった挙げ句、 何を言い足すこともできなくなり、 青年はただただ話し相手をじっと見つめた]
(2) 2023/12/17(Sun) 22時半頃
|
|
[どれだけ沈黙が続いたのか、 それとも長く感じたのは青年の主観だけか。 漸く動き始めた頭で別れ際を思い返し] そんなに、また会いたくなるような 別れ方でしたか……?
[解せぬ様子で首を傾げながら問うさまからは、 青年はそうは思っていないことが窺えようか。 青年からすれば、彼がどこまで聞き届けたものかも、 届いたとして、どんな風に彼の心に響いたかも、 そして彼の抱える事情も、何もかも 想像の及ばないことだったのだ]
(3) 2023/12/17(Sun) 22時半頃
|
|
[祝いはしないと伝えたのにも関わらず 満足げな微笑を見れば、それもまた解せずに眉を顰めた。 一方で睨んでくる姿は可笑しく思えて笑いを漏らす。 彼がチェスについて語る熱の入りよう、 趣味はともかく『特注品』のチェス盤を望むこと、 さらには自ら開くゲームさえチェスを模すこと。 どれを取っても彼がチェスを心から愛することに 疑いの余地はない。 死すら恐れず、ただ 「チェスができなくなるのは困る」と言ってのけた その言葉さえも本心なのだろうと青年には思えた]
(4) 2023/12/17(Sun) 22時半頃
|
|
あなたがする『駒扱い』は、 相当に気に入った相手に向けたもの、 ということはわかりました。 ぼくの父の場合は逆ですね。 人間扱いする相手のほうが好意が上。 ……そんな相手がいたのかわかりませんが。
[望みかと問われた言葉には答えず、己の解釈を告げる。 青年は彼からの思いに頓着してはいなかった。 どう思われていようが特に気にならず、 どう思われたいかの願望も特にない。 それは青年の彼への評価が由来というよりは、 青年の心を深く蝕む思いのほうが理由なのだろう]
(5) 2023/12/17(Sun) 22時半頃
|
|
あれからゲームを続けたのなら、 お気に入りの駒も増えたのではないですか?
[問い返した言葉は話のついでであった。 そうやって駒を愛しながら盤を見れば、 気に入る動きをする駒は他にも見つかるだろうし、 中には彼の気に入る戦果を挙げる駒もあったろうと。 青年が参加したゲームの中で 彼が他の参加者にどう接していたのかなど 確認しないまま眠りに就いていたこともある。
彼がこのように駒に入れ込むことが 珍しいのかどうか、青年には見当がつかなかった]**
(6) 2023/12/17(Sun) 22時半頃
|
|
[彼の説明を聞いて、改めて年月の経過を思い知る。 青年にとって、あれは昨日のことのように近い出来事。 しかし生者にとってはそうでないと実感してしまった]
……聞こえていたんですね。 そんなに思い出深い言葉でしたか?
[茶化し気味の言葉を投げ返しながらも その声は落ち着き払い、沈んでさえ聞こえただろう。 人のいない側の肘掛けに頬杖をつき、視線を逸らす。 自然、青年の眺める先は床や空席になったが、 視界にあるものの意味を拾うことはないまま 人間について語る声に耳を傾け]
(12) 2023/12/18(Mon) 14時半頃
|
|
……そういう人間がいるのは事実ですが……、 そればかりではない……とぼくは思います。 あのゲームの中でだって、そうだったでしょう。 他者を道具のように利用しようとした者もいれば、 手を取り合って共に生きようとした者もいる。
裏切りに怒り、嘆き、苦しむのは信じていたからこそ。 ……ぼくにはどれもありませんでしたが。
[裏で謀られ命を落としたとき、青年が感じたのは安堵。
怒りも嘆きも苦しみもそこにはなく、 ただ、全員を殺さずに済んだことに安らいだ。 それは誰のことも信じていなかった裏返しでもある]
(13) 2023/12/18(Mon) 14時半頃
|
|
[問いに返ってきたのは特に感情の篭らない、 事実報告のような語りではあったが。
その内容に青年が向けた視線は、意外そうなもので]
……そうなんですか。 よく参加者に声をかけるのかと思っていました。
[淡々と語られた内容ながら、 彼の言葉遣いが理由で素と感じてしまったせいだろう。 青年の内には浮かんでくる感情があって、 軽く目を閉じ、頭を小さく振った。 その思いを振り払おうとするかのように]
(14) 2023/12/18(Mon) 14時半頃
|
|
[けれど青年には同じ役を与えられた者たちに 思うところが別にあって、話し相手を横目で見やり]
あの役は想像以上に重いものです。 他なら誰かと手を取り合うことも可能でしょうに、 あの役だけは最初からその道を断たれる。 生還……、勝てる望みも薄い。
そこで少しでも多くを巻き添えにしようとするか、 細い勝ち筋を追うか、は人それぞれでしょうが……。
あなたの目的からしたら、1人でも多くの 犠牲者が欲しかったのではないですか。
[青年は結局ひとりの犠牲も出さずに敗けた。 彼の期待に最も沿わなかったと解釈しているのだ]
(15) 2023/12/18(Mon) 14時半頃
|
|
ぼくは少数の犠牲を出した末に自分も死ぬ道は、 ……敗けが見えている道は選びたくなかった。 だから策を練った末、たどり着けさえすれば 勝てる道を見つけましたが、結果はご存じの通りです。
そういう策を明かせる相手はあなただけでしたし、 ……ぼくの勝利を願う者がもしいるなら、 それもあなたたちだけであろうと。
『味方』と称するのはそういう意味です。
[ずっと意図が通じていなかったらしい言葉の補足をして、 青年は戦いの日々を思い返した。 開戦と同時に青年の心を蝕んだものは、 永い眠りを挟んだ今でも、変わらず在り続ける]
(16) 2023/12/18(Mon) 14時半頃
|
|
[『嬉しかった』という言葉が出た理由を、 青年はもう語ったつもりでいる。 しかしながら彼がまだ気付いていないのなら、 もう少し放っておこうかとも思っていた。 それは青年自身、もう少しその気持ちに 整理をつけたいからでもあり、 先ほど新たに呼び起こされかけた思いに 少し向き合う時間が欲しかったからでもあった。 彼にとっては随分昔の思い出話かもしれないが、 青年にとっては昨日のような出来事の話なのだ。 一度ついた頬杖はそのまま、視界には無人の光景。 もし沈黙が起きれば、暫しそのままにするだろう]*
(17) 2023/12/18(Mon) 14時半頃
|
|
……そうですか、1年……
[永い眠りに就くことになった今となっては、 1年ですら気が遠くなるほど長いと青年には思えた。
生きてさえいれば、そう長くは感じないのだろう。
そう考えてしまえば青年の心はさらに沈み、 この会話自体投げ出したくもなって。
それを抑え込むように、息を吸って、吐いた]
(24) 2023/12/19(Tue) 09時半頃
|
|
[彼の不機嫌そうな表情と、 内に閉じ籠るような言葉を聞き、 青年は少しの間、彼を見つめた。
彼はどうも相当に人間が嫌いらしいと かつて白銀の盤で話した内容からも こうして再会した後の会話からも窺えた。
その理由として漠然と想像できることはあった。
だが子細に探る気はあまり起きておらず、 彼の好まぬ話題には触れぬようにするか、などと 内心では思いもして。 またひとつ、深く息を吐いた]
(25) 2023/12/19(Tue) 09時半頃
|
|
[足りなければまた開く。>>20 それが容易なのを知っての言葉なのだろう]
……嘆かわしいことですね、 こんなゲームに興じる人がそれほど多いとは。
[中には切なる願いを胸に訪れる者もいるのだろうが、 まさしくゲーム感覚で人を殺す者もいるだろう。 やはり芽生えた思いから目を背けることは困難で、 そんな人間ばかりが大多数を占める気さえし始めて。 そうではないはずだ、と青年は緩く頭を振った]
(26) 2023/12/19(Tue) 09時半頃
|
|
・・ [あのチェックメイトがある種“面白い”結果なのは 青年も同意するところではあったが。 それを表したくはなく、回答を紡がずに目を伏せた。 そして自分の行動が何かしら彼を楽しませたらしいと 察すれば、気に入られる理由に納得した気分になり]
……ぼくは、勝たずに済んでよかったですよ。
[懐かしむような呟きへ、 当時も別の言葉で伝えた思いを告げて。
席を立った彼とその愛犬を何と無しに眺めていた]
(27) 2023/12/19(Tue) 09時半頃
|
|
ああ、それならぼくも少し散歩をしてきます。
[後ろ手に言い残す言葉を聞いて、 扉を閉めかけても聞こえるように声を張る。
出ていくのを見届けてからゆっくりと立ち上がり、 青年も次いで応接室を出た。
生き物のいない静まり返った建物内は、 今の青年にとってはとても心安らぐ場所で。
気ままにあちこち巡ってみるかと考え、まずは 思い出深い場所のひとつ、地下へと足を向けた]*
(28) 2023/12/19(Tue) 09時半頃
|
|
─ 3階 ─
[初めに地下を訪れ、それから1階から3階へと 青年は移動を繰り返した。 ほかに生物のいない北極基地は静寂に満ち、 さながら死後の世界だった。 かつては人が多く感じて近寄らなかった 観測デッキも、今は誰もいはしない。 地平が赤く染まるというのはこれからか、 それとももう済んだのか、と外を眺めたが。
結局、気分の重さに耐えかねて、 すぐにその場を離れることになった]
(36) 2023/12/19(Tue) 20時半頃
|
|
─ 1階 ─
[階段を降り、1階にたどり着く。 果たして彼らは応接室に戻ったあとだろうか。 青年の散歩は思索に耽る時間も含めたら そこそこの時間であったろうが、 時計を見たわけではなく、経過時間は定かでない。 もしかしたら鉢合わせになるだろうかと考えると、 青年の足は止まった。 顔を合わせたところで少し前まで話をしていた相手、 それほど気まずいわけでもないが── もう少し独りでいたい気がして、 しばし迷いを重ねた末。 結局、青年は食堂に向けて歩き出した]
(37) 2023/12/19(Tue) 20時半頃
|
|
[その途中で彼らとすれ違うか、 あるいは応接室へ向かう姿を見ていたなら、 青年は気にせず食堂へ入っていったろう。 廊下を歩く姿を見かけなければ、 食堂の扉を恐る恐る開けることになっただろう。 そこに誰もいなければ安堵を露にするだろうし、 彼らの姿があれば、一瞬動きを止めるのだろう。 その後に青年が向かうのは、食堂の窓辺。 そこから白銀の盤が見えるのかどうか、 試してみたかっただけなのだ]*
(38) 2023/12/19(Tue) 20時半頃
|
|
……おや、まだここにいましたか。 [どうやら来ないつもりと思われていたらしいと察し、 青年は軽く肩をすくめて] 窓から外を見てみたかっただけですよ。 ここで飲食する趣味はありません。 さしたる意味もありませんし……。 [せいぜい味が感じられる程度、という認識である。 とはいえ、過去一回の食事体験は 興味深いものではあったのだが]
(42) 2023/12/19(Tue) 21時半頃
|
|
[窓辺に向かって歩く途中、青年はふと足を止め、 彼らに視線を向ける] ヴィーシャ、先ほど尋ねそびれたのですが…… ぼくに与えられた時間はどれほどです? まさか無期限ではないでしょう。 それほど短時間でもないと想像しますが。 [もしも無駄な行動ができないぐらい短時間なら 彼はもっと単刀直入に問いたいことを問うだろうし 散歩だの犬の食事だのと席を外す場合でもないはず、 というのが青年の想像である。 だが期限はあるはずだと当たりをつけ、問いかけた。 そしてその場に留まり、答えを待った]*
(43) 2023/12/19(Tue) 21時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る