人狼議事


1 冷たい校舎村(別)

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視点: 人


【人】 受付 アイリス


[ ねえ、臨時月うさ亭やってるよ!]
 

(1) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ 花蓮は見つかったかな。
 容赦なく花も釘も踏んづけて、
 わたし、廊下を歩き回ってた。

 最初はそうやってお誘いのため。
 だけど、だんだんとね、
 あんまりライカが見つかんないから、
 ……はあ? って気分になってきてさ。]
 

(2) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ 何個目かもわかんない教室で、
 見上げた時計がちょうど8時50分を指した。]
 

(3) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 受付 アイリス

──午後8時50分──

[ 少しの間、わたし、立ち尽くしてた。
 なんでかな。つい音のほう見ちゃうよね。

 各教室に備え付けられたスピーカー。
 それをぼんやりと見ていたのね。

 そしたら、ひらり。
 青いちょうちょが視界を横切ってった。

 あ。きれい。
 ふふ、ヒゲンジツテキなのにね。
 わたし、それを見て目が覚めたみたいに、
 ようやく歩き出すことにした。]
 

(4) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ やっほー、みんな。夜だよ。
 ひとり死にかけてる、わたしとみんな。
 チャイムが鳴ったけど、ちゃんと生きてる?]
 

(5) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ 莉子は生きてる。]
 

(6) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ それでよかった。]
 

(7) 2020/11/16(Mon) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ 頭のどっか片隅で、
 愛崎、帰れたかなって。

 ちょっと思いながら、わたし、
 人か人形かを探しにもう少し歩き回るね。*]
 

(8) 2020/11/16(Mon) 00時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/16(Mon) 00時頃


【人】 受付 アイリス

──現在/体育館──

[ そこにたどり着いたのは、
 最後の最後もいいところだった。

 だって、行くことないじゃん。
 体育館。だだっ広くて、寒くて、
 こんなとこに用事なんてないでしょ?

 そう思って──、あ。ボール。
 こんな状況で、まあないかー。

 そんな感じ。
 わたしの心構えとしては、
 そのくらいのものだったの。]
 

(26) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


[ ……何よ、
 ひとりでステージになんか上っちゃって。]
 

(27) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


[ 入口で、揺れる影を視界に認めて数秒。
 なんだかわたし、立ち止まってばっかだな。

 誰だ、アレ。
 ……ライカだなあ。

 あーあ。ってわたし、
 髪をかき上げながら近づいてくの。

 まだ揺れてるその影を見て、わたし、
 やっぱりチャイムなんだなあって思って。

 ……結構かしこでしょ?
 サラに言われなくても気づいたよ。]
 

(28) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


[ よいしょってステージに上がった。
 横着して、脇の階段じゃなく正面から。

 近くで見てみても、ライカだった。
 あんまり顔を見上げたことなかったな。
 ──って思ったけど、今は顔がないんだった。

 下ろしてあげるべきなんだろうな。
 わたし、踏み台になるもの探して、
 視線を何気なく床のほうに向けたのね。

 ……そしたら、落ちてたの。
 うさぎの表紙のノート。ふふ。

 意外と少女趣味! って、
 ライカがいたらべちんって背中叩いたのに。
 ……あ。いるにはいるか。ぶらぶらしてるけど。]
 

(29) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


[ わたし、それを手に取った。

 開くのに躊躇はなかったよ。
 だって、落ちてたんだもん。

 ぱらぱらってページをめくってくの。
 めくってもめくっても、
 そこには楽しい思い出ばっかり詰め込まれてる。

 だいすき。>>3:672ってライカは言う。言った。]
 

(30) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


[ ……あーあ。まったくさあ。
 そんな楽しかったなら首吊んなよ。]
 

(31) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


[ ぱたんって表紙を閉じて、数秒。
 やっぱりわたしはライカを見上げた。

 揺れはだいぶ収まったかな。
 ごめんね、先に下ろせばよかったか。

 でもこれ、ひとりでやるには、
 結構大変だと思うんだけどぉ……。]
 

(32) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


[ でも、やさしいからね、わたし、
 踏み台に足をかけて、がんばったげる。

 これ、しゃーなしだからね。貸しだよ。
 取り立てる機会あるかわかんないけど。

 ぶらんぶらん。不安定なライカ。
 それにしがみつくみたいにして、
 なんとか結び目ほどこうとするわたし。

 ふふ、ステージ上で何やらせてんのよぉ。
 こんなんだったら、ぜーーーったい、
 一緒に踊ったほうがマシだったでしょー?

 はずーいとか言わないで、
 踏み台の上で背伸びをして、
 足掻いたげてるわたしに感謝しなね。]
 

(33) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


[ だからね。
 もしほかに駆け付ける人がいたら、
 そこで見るのはぶら下がったライカと、
 それにぎゅーってするみたいなわたしだよ。]
 

(34) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

【人】 受付 アイリス


  ……ちょっと、見てないで手伝って!
  これ、マジで大変なんだからね。
  見世物じゃないのよ、手を貸せ、手を!

[ ……なーんて、
 いつもと変わらない勢いで、
 ぎゃんぎゃん吠え掛かられるおまけつき。**]
 

(35) 2020/11/16(Mon) 00時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/16(Mon) 00時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/16(Mon) 18時半頃


【人】 受付 アイリス


[ ──ぷちん、って紐が切れた。]
 

(72) 2020/11/16(Mon) 19時頃

【人】 受付 アイリス

──現在/体育館──

  ぎゃあっ!

[ あはは。ガンってゆーたわ。
 わたし、切れちゃった紐と、
 無事(?)解き放たれて、
 ステージ上に落っこちた人形を、
 思わず交互に見比べちゃった。

 えーーーーっと、ほら、
 一人ではキツイって言ったでしょ!]
 

(73) 2020/11/16(Mon) 19時頃

【人】 受付 アイリス


  …………ちょっとぉ、
  ライカちゃん大丈夫でちゅか〜。

[ いつぞやの仕返しというか、
 冗談半分ごまかし半分、
 赤ちゃん言葉みたく呟きながら、

 わたし、ライカの無事を確認……、
 ……うん、どこも取れてないし、セーフ!

 現実世界でゆりの肩が外れるのもやばいけど、
 ライカがバラバラになっちゃ笑えないからね。]
 

(74) 2020/11/16(Mon) 19時頃

【人】 受付 アイリス


  あ、オッケー? オッケーだよね。
  あーよかった。心配したじゃーん。

[ いやあ、柄にもなく独り言が増える程度には、
 わたし、珍しく焦っちゃったよ。

 よいしょっと片腕を組むように持ち上げて、
 うさちゃん印の日記帳も拾ってさ、

 ……右半身はちょい引きずるかもだけど、
 やさしいリコちゃんが保健室まで、
 ちゃんとエスコートしてあげますからね。ちゅ。

 なんてね。あははー。きしょっ。]
 

(75) 2020/11/16(Mon) 19時頃

【人】 受付 アイリス


[ ……あーあ。ってため息ついて歩き出す。]
 

(76) 2020/11/16(Mon) 19時頃

【人】 受付 アイリス


[ 保健室のベッド、何台あったっけ?
 まだいくつかは空いてたと思うけど。

 ずずっ……ずず……って、
 重い足音を引きずりながらさ、
 わたし、能天気な装飾ばっかの廊下を行く。

 保健室についたら、
 空いてるベッドにライカを投げ出して、

 夢見がよくなるように、
 楽しい思い出ばっかの日記帳、
 ちゃんと傍らに添えてあげるからね。

 おやすみ……じゃなくっておはようですか?
 これ、わたし朝も聞いたんだけど、
 結局どっちが正解かわからないままだよ。*]
 

(77) 2020/11/16(Mon) 19時頃

【人】 受付 アイリス

──現在/保健室──

[ ベッドが足りなくなったら、
 どうするのかなーって。

 ……なんかちょっと考えちゃった。
 それまで、続くのかな。
 一人で運ぶの、結構大変だったな。

 めありがいて、志帆がいて、
 その隣にライカも寝かせてあげた。

 改めて明るい電気の下で見るとさー、
 仰向きの人形の並び、ちょっと気味悪いわ。]
 

(90) 2020/11/16(Mon) 19時半頃

【人】 受付 アイリス


[ のっぺらぼうになっちゃったライカを見て、
 わたし、ちょっとだけ考えたりするの。

 ライカは帰りたかったのかな。
 それとも、そんなの関係ないのかな。
 わたしはよくそんなことを考えてる気がする。

 とりあえず、ジョーホーキョーユー大事。
 ……だから、わたしは足を階上に向けた。

 臨時月うさ亭。
 さっきまであんな盛り上がってたんだもん。
 きっとまだみんないるでしょって思って。]
 

(91) 2020/11/16(Mon) 19時半頃

【人】 受付 アイリス


[ ……みんな、ってゆーほど、
 そもそも人がここにいないって? うるせー。]
 

(92) 2020/11/16(Mon) 19時半頃

【人】 受付 アイリス

──現在/食堂──

  誰かいるぅー?

[ わたし、いつもと変わらない調子で、
 がらっとさっきぶりの扉を開いた。

 サラに愛崎に琴子に九条。
 花蓮だって合流したかもしれないって。
 さっきまであんな賑やかだったんだもん。

 扉を開く前からうすうす、
 中がなんだか静かだなとは思ったけど、
 それにしたって、ここまでと思わないじゃん?]
 

(93) 2020/11/16(Mon) 19時半頃

【人】 受付 アイリス


  ……えー、まさか愛崎だけ?
  ちょっとぉ、ほかのみんなは?
  ライカはもう人形になってたけどさあ。

[ なんていうかさ、もうそういうもん。

 定期的に死体みたいな人形が見つかって、
 動ける人が減っていくわけ。そういうもの。

 寂しくないわけじゃないけどさ、
 ほら。わたし、帰れたって信じてるし。

 だから、さらりとライカのことを告げて、
 ずかずかと食堂の中に入っていって、]
 

(94) 2020/11/16(Mon) 19時半頃

【人】 受付 アイリス


  っつーか、暗!
  もーなによ、さっきまで、
  あんなに盛り上がってたじゃん。

[ なんかあった? って、
 まるで何もなかったみたいな口ぶりで聞くんだ。*]
 

(95) 2020/11/16(Mon) 19時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/16(Mon) 19時半頃


【人】 受付 アイリス

──現在/食堂──

[ 愛崎が順番に名前を挙げて>>98
 “みんな”の行方を教えてくれるのを、
 わたし、最後まで黙って聞いてね。

 ……最後まで。全員分。
 思ったよりもずいぶんはやく、
 愛崎の言葉は終わっちゃった。

 わたし、適当に近くに椅子引いてきて、
 自分を腰を下ろしながらつぶやく。]
 

(104) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

【人】 受付 アイリス


  ……そっかー。
  それでもう“みんな”かあ。

[ だってそうだよね。
 もう半分くらいになっちゃったわけ?

 そりゃあ手伝ってくれる人も、
 そうそう現れないはずだよねって、
 なんかちょっと納得しちゃったりして。]
 

(105) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

【人】 受付 アイリス


  とりあえずライカも、
  保健室に寝かしといたから。

[ 簡単にそう付け加えたって、
 ライカが死んでたとか、どうやってとか、
 そういうことを自分から言わなかったのは、

 たぶん、単純にわたしにとっては、
 それがもうそんな重要じゃなかったから。

 ここにいるか、いないかがすべてで、
 深い理由を考える間もなく、
 わたし、それを受け入れちゃってるのね。

 痛かったかなとか、苦しかったかなとか。
 そういえば考えたことなかったわけで。]
 

(106) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

【人】 受付 アイリス


[ それはわたしにとって“変じゃない”よ。]
 

(107) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

【人】 受付 アイリス


[ やだなあ。愛崎ってば。>>101
 さっき話したとき以上にテンション低いじゃん。

 センチメンタル好夏ちゃん、三度あらわる。
 ……とかいって茶化すこともなく、
 わたし、愛崎がぽつぽつ紡ぐ言葉全部>>102
 最後まで取りこぼしがないよう聞いてたよ。

 ……だけど、そうだなあ。
 わたし、正直なおんなのこだから、
 何も一緒じゃなくても、思ったことを言うね。]
 

(108) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

【人】 受付 アイリス


  ……変じゃないよ。

  愛崎はそう思ったんでしょ?
  辛くて悲しいって感じるんでしょ?

  それならそれでいいじゃん。
  愛崎にとってはそれが“ふつう”ってことで。

[ わかるよ。とは言わなかった。

 わたし、いつだって共感のフレーズとして、
 「わかるー」って言ってきたの。

 だけど、今、
 愛崎の言うこと、うっすら想像できても、
 「わかるー」って感じではないもんな。]
 

(109) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

【人】 受付 アイリス


[ 愛崎と、愛崎が理解できない誰か。

 さっき食堂を出て行く前、
 あのときの空気感を思い出して、
 琴子だなって思ったけど、
 だから何って話でもなくて、
 二人のことをなんとなく考えてたよ。

 ……別にわたし、
 今を楽しもうとも、悲しすぎるとも、
 どっちとも思わないけど、それだけだった。]

  理解しようとするから、
  そんなぐるぐるしちゃうんでしょー。

  わかんなくたっていいじゃん。
  意味わかんねーって言ってやれば?
 

(110) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

【人】 受付 アイリス


  みんなで同じようにとか、
  無理だよ、愛崎。
  無理でトーゼンだから、愛崎は変じゃない。

  だって、わたしだってよくわかんないよ。
  そいつの言うのも、愛崎が言うことも。
 

(111) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

【人】 受付 アイリス


  でも、わかんなくても、わたし、
  愛崎が思い通りに生きられればいいって思うな。
  愛崎のこと好きだから、好きにしなって思う。

  帰りたいなら、帰れたらいいなって思うし、

  死体が見たくないなら、
  全部わたしが片付けといたげる。

  それは、別にわたしにとって、
  それが辛いことじゃないからなワケだし。

[ わかるぅ? ってわたしは笑った。

 理解できないって悩む愛崎のことは、
 わたしにはよくわかんないよ。
 そういう人もいるんだろうなって以上に、
 理解も共感もできそうにないの。でも好きだよ。]
 

(112) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

【人】 受付 アイリス


  だからー、うーん。
  わかんないこともあるよ。他人だもん。

  でも、そいつに愛崎が、
  わたしが不愉快だからそういうこと言うな!
  ──って言うぶんには、やっぱり愛崎の自由だよ。

  ま、どーせ琴子でしょー。
  言って聞くかは知らないけどー。

[ 冷めたパンケーキ、ひとつ摘まんでみたら、
 さっきまでふわふわだったはずのそれが、
 思ったよりもそもそのぱさぱさでやんなっちゃう。

 なんだろーね。わたしはそれで納得できちゃうの。
 あんたはそーなのね。で済ませちゃう人間だから、
 愛崎にご納得いただけるかは、わかりませんけど。*]
 

(113) 2020/11/16(Mon) 21時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/16(Mon) 21時半頃


【人】 受付 アイリス

──現在/食堂>>114──

[ そうだよ。重かったよ。

 でも運ぶとこより、
 ロープから降ろすのが大変だった。
 つか、最終的に落としたよね。あは。

 そんな種明かし? 打ち明け話? を、
 わたしたちがする日はくるのかな。

 たぶん来ないなってわたしは思う。
 ひとり欠けたあとの世界では。]
 

(122) 2020/11/16(Mon) 22時半頃

【人】 受付 アイリス


[ 愛崎がいつの間にかこっち見てた>>115
 よしよしいい子って言いたくなっちゃう。

 なんでかなー。
 わたし、一応お姉ちゃんだからかな。

 ずいぶんとべらべらしゃべった気がする。
 その間中、愛崎はうなずいたり、
 相槌うったり、笑ったりするから、
 わたし、ついいっぱいしゃべっちゃった。]
 

(123) 2020/11/16(Mon) 22時半頃

【人】 受付 アイリス


[ そーよ。わたし強いの。
 ぴーぴー泣くやつの気が知れないし、
 ヤなのに黙って耐える意味もわかんない。

 そんなこと、とっくに気づいてたけど、
 わたし、変わりたいなんて1ミリも思わないから。]
 

(124) 2020/11/16(Mon) 22時半頃

【人】 受付 アイリス


[ だから、やっぱりわたしにできるのは、
 先回りして人形を保健室に寝かすとか、
 わかるよって言う以外のそういうことなの。]
 

(125) 2020/11/16(Mon) 22時半頃

【人】 受付 アイリス


  不愉快ではないんだ。

[ わたし、ちょっと笑っちゃった。

 だって、不愉快だったとか以外に、
 そんなこと気にする理由が思いつかないんだもん。

 だって、わたしたち別の人間だから。
 きっとそれでは割り切れない愛崎の、
 願望? 想定? 祈りみたいなのを聞いてた>>117。]

  そっかあ、ふふ。
  でもさ、わたし、ずっと一緒にいても、
  自分の家族のことだってよくわかんないや。

[ だからね、知らない間に諦めてるのかも。
 別にそれをさみしいなんて思わないけどね。]
 

(126) 2020/11/16(Mon) 23時頃

【人】 受付 アイリス


[ 無理かって言って、愛崎はまた笑う。
 それがさっきより自然だったから>>118
 わたし、素直にちょっとだけ安心しちゃう。

 それでね、話題は少し移ろって、
 この世界の主のことに飛んでった>>119

 楽しんでほしかったのかな。
 愛崎の言葉に、わたし肩をすくめたよ。]

  琴子が“そう”なら、
  ……そうなのかもねー?

[ 楽しもうとしてたのは琴子でしょ? だから。
 だって、わたしが“そう”なら、違うなーって。
 他の子なら、とかちょっと考えてみたりして。]
 

(127) 2020/11/16(Mon) 23時頃

【人】 受付 アイリス


  あはは、確かにぃ?
  順番に追い出すマネしなくたって、
  もうちょい別にやり方ないのかねー。

  ま、自覚ない説ノーコーらしいし、
  どこまでコントロールできるのか、
  よくわかんないけどねえ。

[ わたし、どういう立ち位置で物言えばいいのか、
 まだわかんなくて、ちょっと日和見。

 だって、主に自覚がないんだったら、
 ぼろくそ言って自分に返ってきたらヤじゃん。

 まったく意味はわからないけどさ、
 わたし、そんなこと確信できずにいる。]
 

(128) 2020/11/16(Mon) 23時頃

【人】 受付 アイリス


  ……候補者も減ってきましたねぇ。

  ゆーて愛崎、
  自分じゃないと思ってんでしょー。

  だとすると、琴子かー、サラかー、
  九条かー、花蓮かー、わたしかー。

[ 等しく名前を挙げて指を折ってみる。
 全員、別々の人間のわたしたち。
 きっと理解しあえない一部があるから、
 勝手に可能性を消すことはしないで。

 それにしたって、
 全然誰も帰ってこないからさ、
 わたし、思い出したように愛崎に聞くの。]
 

(129) 2020/11/16(Mon) 23時頃

【人】 受付 アイリス


  サラ、購買行くって言ってたんだっけ?
  ……わたし、下の様子見てこっかな。 *
 

(130) 2020/11/16(Mon) 23時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/16(Mon) 23時頃


【人】 受付 アイリス

──現在/食堂──

[ そーだよ。愛崎が一番わかっちゃダメなやつ。

 家族でもわかんないって言葉>>136に、
 即座に返事が返ってきたから笑っちゃった。

 ここはアンタの世界じゃないんでしょ、愛崎。
 それにはっきりとした返事があって>>138
 わたし、どっかでそのことに安心するんだ。

 帰りたいって言った愛崎。
 死にたくないなら、生きたいなら、
 ここが愛崎の世界じゃなけりゃいいと思うの。

 だって ここが愛崎の世界だったとして、
 他の誰が残るよって言ったって、
 それがどんなに本気の気持ちだって、
 たぶん愛崎は納得してくれないでしょー。]
 

(143) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ だからね、それだけの理由が>>139
 愛崎の口からすらすらと出てきて、よかった。]
 

(144) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


  ……うそぉ、
  アンタ、メールしないの?

[ なんて、ちょっと茶化しちゃお。
 意外とアナログ派だったりするワケ?
 わたし、字汚いから絶対ヤだー。

 それにね、わたし、
 文化祭は楽しかったし、
 文化祭の時期は究極にハッピーだったし、
 花と釘と……あと蝶は、
 いまいちよくわかんないけど、
 それこそ先月パンクしたせいかもしれない。

 から、]
 

(145) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


  ……そんだけ心当たりがなきゃ、
  たぶんアンタが謝ることはないね。

[ ふふって笑って首をかしげるの。

 巻き込んでごめんね。かあ。
 わたし、たぶんそれも言わないな。
 というか、今言われて思い至ったな。

 そんなこと思ったついでに、
 なんとなく思ったことを言うの。

 ……わたしなら。]
 

(146) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


  わたしなら、

  楽しんでほしいとかじゃなくて、
  最後に会いたいからかなあ。
  わたしが。みんなに。

[ みんなを巻き込む理由の話だよ。
 どうしてこうなっちゃうかの話。

 もしもこれがわたしの話なら、
 文章の頭にくる主語は、
 ぜったいに“わたし”なんだと思うな。]
 

(147) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


  だとしたら、わたし、
  サンキューつって謝んなーい。

[ にっこり笑って、席を立った。

 サラは購買。オーケー>>141
 ライカのこと伝言するってことは、
 愛崎はここに残ってくれんのかな。

 すっかり拠点みたいになっちゃった、
 わたしたちの臨時月うさ亭。

 しばしの間お別れよ〜なんて。
 軽いノリで手を振って、出てこうとして、]
 

(148) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ わたし、愛崎の言葉にぴたりと足を止めた>>142。]
 

(149) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


  ……どっちでもいいんじゃない?

  “死なないで”って、
  ここでピンピンしてること祈っても、

  “生きて”って、
  ここにはいないことを願っても。

[ ふつう。だなんて言うから、

 わたし、どっちでもいいでしょって、
 ドアのところで振り返って言うの。でも、]
 

(150) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


  ……わたしは、
  “先に帰ってて”って思ってるよ。
 

(151) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ これはさ、考えようによっては、
 一種の椅子取りゲームだよね、愛崎。]
 

(152) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ 少なくともわたしにとってはそうだった。]
 

(153) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ 今度こそひらひらと手を振って、
 寒々しい廊下に一歩踏み出すの。*]
 

(154) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ わたしだったら、何と書くだろう。]
 

(155) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ ここが誰の世界かって話。
 あんまりしないようにしてきたのは、
 ここがわたしの世界なのかもしれないと、
 わたし自身が一番思ってるからなのかもしれない。]
 

(156) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ あるいは、ここが誰のものだろうと、
 目指す結末に変わりはないと信じているから。]
 

(157) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ ……なんつって!]
 

(158) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ でもね。]
 

(159) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ わたしは死にたかった。
 死ぬべきでも、死んでもいいでも、
 死んだほうがマシでもなく、死にたかった。]
 

(160) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ だって、わたし、好きに生きてたいの。
 それ以外、ぜーーーったい耐えらんない!]
 

(161) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ ママとわたしは違う。
 おにいやはるに同じに見えても、
 一点だけは決定的に違うの。わかんないかな。]
 

(162) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ やめたいのにやめられないって、
 ぴーぴー泣く病気のママとわたしは違う。
 わたし、やめたくないしやめる気がないの。
 我慢できないんじゃないよ。しないの。]
 

(163) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ きっとわかんないでしょ。]
 

(164) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ わたしが持っているものを、
 わたしのためだけに使って、
 ほしいもの全部手に入れる。

 それ以外の生き方なんて考えられない。
 わたし、更生も回復もしないから!
 だってわたし、最高に幸せだった。

 罪悪感もなく、恐怖もなく、
 わたしの好きに生きるのが、一番幸せ。]
 

(165) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ ……あーあ。じゃ、死ぬかぁ。
 そう思ったの。ある日。ソファの上で。
 優しい体温と穏やかな寝息を感じながら。]
 

(166) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ だって、かわいそうなんだもん。
 我が家のドレイたち。見てらんないの。

 冴えないし、口うるさいし、面倒だけど、
 わたし、トータルでいえば嫌いじゃないの。

 でもわたしのこと愛しちゃってるから、
 わたしがわたしの好きに生きていく限り、
 これからも泣いたり怒ったりするんでしょ?
 それはかわいそうだし、見てらんないからさ。

 わたし、生きて我慢するのはむりだけど、
 パパやおにいやはるがかわいそうなのより、
 わたしが死ぬほうがいいじゃーん! って思ったの。]
 

(167) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ これも愛かな? ]
 

(168) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ だとしたら、これも結局は愛の物語。
 ねえ、最高の伏線回収だと思わない?
 しょせんはわたしも愛の奴隷なのだ!]
 

(169) 2020/11/17(Tue) 00時頃

【人】 受付 アイリス


[ だからね。教えてあげる。
 わたしだったら遺書に何と書くか。
 いいでしょ。言わせてね。……せーの!

 わたし、好きに生きられて素敵な人生でした。
 ( そして、好きに生き切るため、死にます! )**]
 

(170) 2020/11/17(Tue) 00時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/17(Tue) 00時頃


【人】 受付 アイリス


[ 加工はいった写真。エモエモのお空。

 そんなのグアム行ったときだって撮ったじゃん。
 わたし、初海外だったから大はしゃぎ。

 海と空とお買い物とに夢中で、
 平和学習なんて完全にウワノソラだった。

 パスポートの写真が絶妙に写り悪くて、
 今度作るときは加工したの持ち込むって、
 わたし、みんなに息巻いてたの覚えてるよ。
 だって次作るときは10年使うんだもんね。

 10年使うと思ってたの。あのときは、わたし。]
 

(182) 2020/11/17(Tue) 10時頃

【人】 受付 アイリス



[ 空も、雪も、毎日通る通学路だって、
 わたしには全部きらきらしてたから、
 アレが日常の切れ端じゃないなんて、
 1から10まで言われなきゃわかんないよ>>177

 エモエモな写真に添えられた、
 いくつかのタグを見て浮かんだのは、
 青くて丸っこい近未来からの使者だった。

 コノえもん笑笑笑
 つってくだんないコメント残したの、
 あとになって恥ずかしくなっちゃうから、
 遺書ならもっとわかりやすくしなさいよ!]
 

(183) 2020/11/17(Tue) 10時頃

【人】 受付 アイリス


[ ほんと。どこで撮ったんだろうって、
 見上げた空から愛崎が降ってこなくてよかった。]
 

(184) 2020/11/17(Tue) 10時頃

【人】 受付 アイリス


  SNSぅ?
  そーゆーのは、ちゃんと、
  わたしに宛てて送れよなー。

[ じゃなきゃわたしが気づけないでしょ。
 その点、この世界の主はちょっと偉い。

 みんなに会いたい。会いたかった。
 そっか。とか相槌打ちながら>>179
 わたし、ちょっと考えてたなあ。
 ここが愛崎の世界だったら、
 一体どんな感じになってたのかな。

 雑談みたいなテンションで、
 今まではしなかったような話したら、

 わたし、食堂を後にして、
 がらんとした校舎の階段を下りてくの。*]
 

(185) 2020/11/17(Tue) 10時頃

【人】 受付 アイリス

──現在/1階へ──

  ……サラー?
  ちょっとぉ、どこいんのー?

  かれーん、くじょー、琴子ぉ?

[ 呼びかけながら歩いて行った。

 返事があるかなって思う一方で、
 なくってもいいなって思うの、わたし。

 なかったら、帰れたってことでしょ?
 わたし、当たり前に生きてきて、
 みんなと学校生活を送ってきた中で、

 生きて。ってわざわざ願うことなかったけど、
 死ね。って思ったことは一度だってなかった。]
 

(186) 2020/11/17(Tue) 10時半頃

【人】 受付 アイリス


[ だから、帰れてたらいいなって思うし、
 もし自分が残ろうとしてた誰かがいるなら、
 残念でしたーって、指さして笑ってやろう。]
 

(187) 2020/11/17(Tue) 10時半頃

【人】 受付 アイリス


[ そうやって歩いてくうちに、
 また別の人形を連れ歩く、
 琴子と九条には出会えたかな?

 そしたらわたし、
 血まみれで穴あきの人形を見て、]

  ……サラかあ。

[ サラだよなあって無残な姿のそれに言う。

 ばかみたいに焼いてたパンケーキ、
 わたし絶対に食べないからね、太るもん。
 あーあ。もったいないんだあ。なんて。
 心の中で、やっぱり文句は言っちゃう。]
 

(188) 2020/11/17(Tue) 10時半頃

【人】 受付 アイリス


  ライカのもあったよ。
  もう保健室に寝かしてあるから。

  ……あとなんかあったぁ?
  花生えたり釘落ちたりしてないじゃん?

  とりあえずトンカチとかドライバー、
  落ちてるワケじゃなさそうだけどぉ。

[ できれば平和なモノだったらいいなーとか、

 わたし、それが当然廊下を飛んだり、
 生えたり、落ちたりする類の変化だと思って。

 今回は見当たらないのねって、
 まわりをきょろきょろ見まわしていたの。**]
 

(189) 2020/11/17(Tue) 10時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/17(Tue) 10時半頃


【人】 受付 アイリス

──現在/廊下──

[ いつもと変わんないように聞こえる、
 琴子ののんびりとした言葉>>190

 そーそー。ってわたしもうなずいてね。
 ここにいない人の確認をしていく。]

  なんか、気づいたら、
  ずいぶん減ってるよねー。

  人形運ぶんだって一苦労だよ。
  ……あ、愛崎は食堂にいたからね。

  ふつうに。動いて。

[ いたからね。で済ませようとして、
 それだと危ういと気づいたかしこなわたし。
 変な話だけどさ。愛崎は生きてここにいます。]
 

(195) 2020/11/17(Tue) 15時頃

【人】 受付 アイリス


[ 他には伝えられる情報もないから、
 (まさか、志帆のこと知らないなんて!)

 わたし、廊下を示す指先を目で追った。>>192
 わたしたちの教室。文化祭のままの教室。

 ……それって?]

  ……月うさ亭じゃーん。いまさらぁ?

[ 臨時店舗開店したばっかりだよ!
 一体なんでってわたしは首を傾ぐし、
 入らない方がいいって言葉にも傾く。]
 

(196) 2020/11/17(Tue) 15時頃

【人】 受付 アイリス


  なんでよ。
  あんたたち人形運ぶんでしょ。

  じゃあわたし、
  その間に教室見てこようと思ったんだけど。

[ わたしなんかおかしなこと言ってるぅ?

 現場を見たわけでもないから、
 変なことがあったなら確認しなきゃって、
 当然のようにわたし眉をひそめて。

 九条からわたしが足を止めるだけの、
 理解可能な説明は果たして得られたかしらん。

 とにかく、耳を傾けるつもりはあって、
 それから、琴子が疑問を呈するのも聞いた。>>194]
 

(197) 2020/11/17(Tue) 15時頃

【人】 受付 アイリス


  ソーゾーシュ?
  ソーゾーシュ。ああ。

  絶対にわたしじゃないとは思ってない。
  かといって、絶対にわたしだとも思ってない。
  ……そんだけだよ。

  あんたたちのことは、
  あんたたち自身が一番わかるでしょ。

  どーなのよ、琴子。
 

(198) 2020/11/17(Tue) 15時頃

【人】 受付 アイリス


[ わたしはわたしで、アンタはアンタだよ。
 わたしにわかるのはわたしのことだけ。
 勝手に、「そうかも」とか「違うだろう」とか、
 予想をつけてたって仕方がないでしょ。

 だから、おんなじように聞き返して。
 聞く余地がありそうなら「九条は?」とも。

 お互い自分のことだもんね。
 自分の口から直接聞かせてよ。*]
 

(199) 2020/11/17(Tue) 15時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/17(Tue) 19時半頃


【人】 受付 アイリス

──現在/廊下──

  無事無事、
  ぴんぴんしてるっつーの。

[ 九条の言葉にわたし、
 ぷらぷらと手を振った>>203

 無事。無事じゃない。
 どっちがどっちなんだろうね。

 少なくともわたし、今、
 この世界に視点を置いて、無事。
 そしてそれは喜ばしいことだよ。

 わたしの声はいたってふつうだ。]
 

(209) 2020/11/17(Tue) 19時半頃

【人】 受付 アイリス


[ 突如現れた月うさ亭。
 だとすると、絶対何か意味があるのに、
 九条は入っちゃダメとか言う>>205

 嫌な感じ。予感めいたものかしらん。
 わたし、あまりそーゆーの信じないけど、
 九条がマジなトーンで言うからなー。
 どうしよっかなー。]

  ヤな感じぃ?

  ゆーてさ、ほかは文化祭なんだし、
  やっと完成したんじゃないの?

[ 今になって突然現れたのは、
 わりと変な感じがしなくもないよね。
 実物を見てないわたしは首をかしげて。]
 

(210) 2020/11/17(Tue) 19時半頃

【人】 受付 アイリス


  九条がそこまで言うなら、
  中に入るのは保留にするけどぉ、

  わたし、やっぱ見てこよっかな。
  この先でしょ? 廊下の奥ンとこ。

[ 琴子がさっき指さしてたほうを、
 わたし、おんなじように示したの。
 会話に区切りがついたら向かおうと思ってさ。

 ソーゾーシュ。この世界の主。
 言い方は変えたって、指すものは同じ。
 どっかで死にかけてるお友達の話。

 わたし、九条みたいに、>>208
 みんなが死んで人形になる理由、とか、
 あんまり気にしてなかったなあって今更思う。]
 

(211) 2020/11/17(Tue) 19時半頃

【人】 受付 アイリス


  そーかもね。

  でもさ、ソーゾーシュ、
  死にかけてる自覚もないっぽいんでしょー?
  案外、願望とか関係ないのかもよ?

  だってここにいるやつ、誰も、
  みんな死ね! とは思ってないでしょ。

  つか、だとしたら最初から、
  ココに連れ込んだりしないっしょ。

[ 考えすぎぃって言いきるわたしは、
 考えなさすぎなのかもしれないね。

 毛先を指でくるくるもてあそびながら、
 わたし、あてずっぽうばかり言ってみる。]
 

(212) 2020/11/17(Tue) 19時半頃

【人】 受付 アイリス


  ……それか、
  ジコヒョーゲンが死ぬほどへたくそ?

[ あはは。なんつってー。

 わたし、みんなが死んだみたいになるの、
 ほんとに意味とか思いつかなくってさ。
 不可抗力か何かだってことにしたかった。

 だから、そんなふうに、
 軽い調子の言葉を重ねてって。

 会話が途切れるときがきたら、
 さっき聞いた廊下の奥へと歩き出すの。

 愛崎に会ったらソレ伝えてねって、
 一応、伝言として念を押しながら。*]
 

(213) 2020/11/17(Tue) 19時半頃

【人】 受付 アイリス


[ 扉に至る前に、
 血だまりがあるなら言ってほしかった。]
 

(214) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス

──それから/1階突き当り──

[ 月うさ亭があるってはなし。

 信じて突き進んでいったら、
 それより先に血だまりがあるから、
 わたし、びっくりしちゃったじゃん。

 サラのやつかあって思って、
 それで……そう、それで、めありのとき。
 床の血をどうするってライカと相談して、
 見なかったことにしたなーって思い出したの。

 結局どうなってたっけ。
 通りがかってはいるはずなのに、
 なんかよく思い出せないや。

 月うさ亭作るついでに、
 消しといてくれたらいいのにね。]
 

(215) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ そこにサラの体はもうない。
 サラの体っつか、そもそも人形だけど。

 少なくともアレがあったはずの床。
 見下ろしてて、わたし気づいたの。

 誰かの落とし物。>>89
 何気なく拾い上げた。ボールペン。
 わたしの趣味じゃない。ファンシーな。

 ……けど、
 サラもこんなの持ってたっけ?

 深い理由なんてないよ。
 でも、置き去りなんてかわいそうだから、

 摘まんだ指ごと近場の水道で洗い流して、
 わたし、ペンをポケットに突っ込んだ。]
 

(216) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ そんな小さなハプニングはあったけど、
 廊下の果てにはちゃんと“それ”はあった。]
 

(217) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ わたし、開いた扉>>0を前に立ち尽くしてた。]
 

(218) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ 入っちゃいたかったの。中に。

 誘いこまれるっての、
 完全にわかったわけじゃないけど、
 ほんの少し伝わった気がするよ、九条。

 あと、この中にはなにか、
 世界の主につながる何かがあるのかなとか。
 やっぱりそういうことも考えた。

 わたしが探偵だったら入ってたね。
 でもわたし、ただの女子高生だし、
 誰の世界かなんて、いまさら。ねえ。]
 

(219) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ ……知りたくなかったのかもしれない。]
 

(220) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ わたしの世界だったら話が早いのに、
 いまだにそんな確信は降ってこない。]
 

(221) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ 九条が言ってたもんなー。仕方ないなー。
 そんなふうにわたし、踵を返すね。

 今来たばかりの廊下を引き返して、
 それから、今夜も眠る準備をしよう。

 月うさ亭、明日は入ってみようよなんて、
 誰かに報告と提案をしたりしながらさ。

 今日も校長室で寝るよね?
 昨日を思うとずいぶん広く感じるよ。

 誰かの上に足を乗っけたり、
 もたれかかったり、ぎゅうぎゅう詰め。
 ……なんてこと、もうないんだろうな。]
 

(222) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ まあ、ちょっとは寂しいよ。*]
  

(223) 2020/11/17(Tue) 21時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/17(Tue) 21時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/17(Tue) 21時頃


【人】 受付 アイリス

──夜/校長室──

[ たぶんわたしたち、
 みんな結構そこそこなかしこなのだ。

 8時50分にチャイムが鳴って、
 そしたら誰かがいなくなる。

 そんな話になった>>224なら、
 わたし、「気づいてた〜」って、
 ちょっと得意げな顔して言うんだ。

 ……次の8時50分になったら?
 また二人とかいなくなちゃったら、
 いよいよもうベッドが足りないな。]
 

(228) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ わたし、いつまでも運ぶ側の視点から、
 そういうちょっとズレた心配をしてる。]
 

(229) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


  ……そーかもね。

  次、いなくなる人、
  ベッド足りなくて床に転がしても、
  文句言いっこなしだからねー。

[ 愛崎の声は明るくなかった>>225

 わたし、それにかぶせるみたいに、
 ばかみたいな冗談を言う。

 ソファの上、毛布にくるまりながらさ。
 わたしたちは何度夜を越えられるんだろう。]
 

(230) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ 手をつなごうって愛崎が言う>>226から、
 わたし、しゃーなしって顔して、
 毛布の下でもぞもぞと手を出した。]

  もー愛崎ったら。
  しゃーないなー。しゃーなしだよ?

[ さみしくなんかないんだからねー。
 これ、しゃーなしなんだからねー。

 へへって笑ってみたりしながら、
 わたし、二度目の夜を過ごしたの。]
 

(231) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


[ ソファに体を投げ出す。

 ふかふかで、気持ちがよくて、
 こんなの隠し持ってるんだから、
 やっぱりおとなってばズルいよね。

 なんだかんだでいろいろあったからさ、
 わたし、今晩もよく眠れそうだよ。

 ぴったり引っ付いてはいなくたって、
 今晩もてのひらはあたたかいし。]
 

(232) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス


  ……明日は帰れるといいね、あいざきぃ。

[ 全部夢みたいなこの世界の、
 夢と現のはざまで小さくささやいておこう。
 細い指の形を毛布の下でなぞりながら。

 わたし、形のないモノにカイギテキだから、
 魔法も呪文も使えないんだけどね。

 おやすみ。世界。
 明日もわたしがおはようと言えますように。*]
 

(233) 2020/11/17(Tue) 21時頃

【人】 受付 アイリス

──少し前/1階廊下──

  “も”ってなによ、“も”って。

[ さらりと発せられた言葉>>244に、
 意味深な言い方すんなって顔をしかめた。

 結局、琴子も九条もわからないのね。
 確信なんて持てないまま、
 ただ黙々と人形を運んでいるわけだ。

 やさしくってかわいいわたしたち。

 楽しもうとしてるからどうとか、
 それ、愛崎から聞いたなって思いもして、]
 

(283) 2020/11/17(Tue) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


  ……楽しもうとしてるから“そう”とか、
  楽しめないから“違う”とか知らないけど、

  自殺しちゃう心あたりがあるなら、
  “そう”って可能性もあるんじゃない。

[ 確信のない人が、3人。
 三すくみでじりじりしてる感じですか?

 誰一人として「なんで?」って、
 言わないからおもしろいなって思った。

 でもさ、聞いたってわからないよ。
 他人の死ぬ理由の重みなんてわかんない。
 聞いて主を特定できそうにないなら、
 聞かなくっていいやって思っちゃったの。

 誰がソーゾーシュかわかったら違うのかしらん。]
 

(284) 2020/11/17(Tue) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


[ 結局、名探偵は現れず。
 女子高生ばっか集まって夜を迎える。]
 

(285) 2020/11/17(Tue) 23時半頃

【人】 受付 アイリス

──夜/保健室──

  ちょっとぉ、
  ナニ怪我してんの?

[ 琴子の手に治療の跡があって、
 まったく! ってふうに言ったりして。

 愛崎が花蓮の周りでワチャワチャする>>234のを、
 ソファに引きずり倒すみたいにして遊んだ。

 わたしたち、かわいいおんなのこだから、
 ナニしてたってエモエモのエモだよ>>234

 ちらほらと聞こえる“おやすみ”に、
 わたし、ゆっくりとまぶたを閉じた。]
 

(286) 2020/11/17(Tue) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


  ふふ、おやすみ。

[ 仕返しみたいな返された言葉>>238に、
 ちょっぴり笑っちゃったりして。

 あのね、わたし。
 きっとみんなにおはようを言うよ。
 この世界で、明日も元気に。
 莉子は元気ーって言いたいの。

 きっともう一度。
 やっほー、みんな元気? って聞くから。]
 

(287) 2020/11/17(Tue) 23時半頃

【人】 受付 アイリス


[ そしたら、もう誰も返事をしないでね。*]
 

(288) 2020/11/17(Tue) 23時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2020/11/17(Tue) 23時半頃


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