28 僕等(ぼくら)の
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
――天道と――
……そっか、僕も似たようなものだった。 優しい祖父母はいなくてさ。 あるのは親が残した借金だけだったけど……。 今もどこかで生きてるかもしれないけど。
[>>201天道の身の上も似た様なものだったらしい。 大和は、頭を掻くしかなかった]
(205) 2023/08/18(Fri) 00時半頃
|
|
血が繋がっていなくても、赤の他人でもさ。 温かさをくれる人は、大切にね。
ほら、死んだら悲しいだろ。 先に死んだら悲しませてしまうだろうけどさ。
悲しんでくれる人がいるのは幸せだよ。
[きっとね。 天道の弟のこととかは多分知らないから尋ねないけれど、支えになってくれる人は死んでほしくないだろ、誰でも。 天道がそうしてくれるというなら大和はやっぱり笑っていられたんだ*]
(206) 2023/08/18(Fri) 00時半頃
|
|
――コックピット――
[>>#0誰かが大和を呼ぶ声が聞えた時からわかっていた。 いつか来たる日に大和なりに備えていた。
大和はしまっていた血染めの制服に身を包んでコックピットに現れた。 転送される前にハロに少し待ってと我儘を言った。
登場すると目の前に>>#3敵の姿が見える。 足元には>>#4僕らの高校の校舎があり丁度七尾の時と同じくらいの距離に獅子アラシがいたろうか]
開始距離は決まってるのかな。
[パリパリの制服のまま自分の椅子――自転車のペダルに足をかけて片脚を乗り越えて反対のペダルについて立位姿勢。 確か念じればそのまま動くと聞いていたからそのままの姿勢で動くように念じたが――]
(208) 2023/08/18(Fri) 00時半頃
|
|
……あれ?
[『アストロ』は動かなかった。
今度はハンドルを握って同じように動けと念じるが――]
……ううん?
[やっぱり『アストロ』は動かなかった]
(209) 2023/08/18(Fri) 00時半頃
|
|
あれ、壊れてる? そんなわけないよね、なんで?
[>>#3顔の光点は光ってたから動いてはいるはずなのだけれどぴくりとも動かないので一度ハンドルから手を離して腕組みをして――。
そうしている間に敵の獅子アラシは反転して棘をこちらに向けてきて、次に取る行動は目に見えていた。 獅子アラシは広範囲に棘を射出して避難する暇もなく攻撃を行ってきた。 戦闘開始の合図はなかった*]
(210) 2023/08/18(Fri) 00時半頃
|
|
何か動きそうな気がするけど動かないんだ! 動けよ! 動け動け!
[>>221柊木が突っ伏しているが>>220先の言葉に何かしら反応できる程余裕はなかった。 現在進行形で棘が飛んできている。 直線射出ではなく放物線を描いているらしく僅かに時間の猶予があるだけだ。
大和はサドルに座ったりハンドルを握ったりしながら必死に動けと念じていた*]
(222) 2023/08/18(Fri) 01時半頃
|
|
[>>223どうしてか知らないが柊木が具合を悪そうにしている。 確かに動かないことは動かないのだが動きそうで動かないというか動かしていない感じがあって何か一つ足りない感じがしているのだが、動かないと一体大和に何があるのか本気で分からないと柊木からのアドバイスは諦めた。
>>230乾もよくわかっていないようだが七尾の時より動きが少ない気がする。 最近会ってなかったし柊木にリークしたことがバレたのだろうか。 何か手をごそごそしているがこちらも期待はできなさそうだった。
>>231天道は予想に反してアドバイスをくれた。 落ち着いて動くようにイメージして、瞑想するようにって――瞑想したことがないからやり方がわからないが落ち着かせようとしてくれているのはわかる]
(232) 2023/08/18(Fri) 03時半頃
|
|
天道が前言撤回してサポートしてくれてるのに!
[山なりに射出された棘が頂点に達し今度はゆっくりとこの辺り目掛けて落ちて来る。 ゆっくりに見えるのは最初だけだ。 落下し始めれば重力に引かれて速度は段々速くなる]
うごけえっ! 僕は、僕はっ!
[星座を作ると決めていたのに、棘が眼前まで迫ってきて――]
(233) 2023/08/18(Fri) 03時半頃
|
|
[大和は思わず避けようとして身体を傾け、それに合わせてペダルを踏んだ。 自転車のフレーム状の椅子のペダルが踏まれた瞬間、これまで動かなかった『アストロ』が動き棘を最小限の動きで回避した。 周囲には質量のある棘が刺さったことで起こる地響きが発生して>>@48かなり揺れてしまっていた]
は? え? は?
[ペダルを漕がないまま動けと念じると動かず、ペダルを僅かでも漕ぎながら念じると動き出す『アストロ』。
広範囲の棘による攻撃は周囲に突き刺さっており学校の校舎も例外ではなく幾多の棘に貫かれて破壊されていたが大和はそちらを見てはいなかった]
(234) 2023/08/18(Fri) 03時半頃
|
|
なんで僕ばっかりこんななんだよ! ばっかじゃないの!
[念じる+ペダルを漕ぐことで起動する『アストロ』に悪態を吐くが、大和はすぐさまにペダルを回し始めた。 どうせ自転車なら『アストロ』も乗れと念じると下肢が変形していき自転車の形状になった。 上半身は人型、下半身は自転車という――これは何と言えばいいのだろうか]
ああ、もう! 加賀先生はしっかり捕まっててください! 動きます!
[『また来るぞ』という言葉の通り獅子アラシは二度目の棘を射出してきた。
大和は校庭に『アストロ』を降ろすと棘が落下してくるタイミングを見計らってウィリー走行のように前輪を持ち上げると後輪だけで器用に立たせながらその場で竜巻でも起こすかのように回転する。 回転により校庭は抉れていきドリルで掘られたように円錐状の穴が空いていくが飛来した棘はあらゆる方向に弾き飛ばされて被害を拡大していった**]
(235) 2023/08/18(Fri) 03時半頃
|
|
――戦いは続く――
[>>236戦闘は続いているのにどうしてか柊木は気が抜けたと言ってベッドの上でへたりこんでしまう。 >>239乾は乾ですぐに痴話喧嘩を始めようとする。 あの二人からのサポートは期待できないようだ。
>>257本郷は本郷で別のことに意識を向けているらしいので大和はこれからの行いを止めることはなさそうだと判断する。
この地に星座を描くと決めた。 存在していた証を残すとして気を付けたのが珊瑚のマンション周辺を破壊しないことだった。 地図と睨めっこして丁度学校を挟んで反対側を選んでいる]
(258) 2023/08/18(Fri) 08時半頃
|
|
……じゃあ、やるか。
[独り言を呟くと『アストロ』の回転を止めて前輪をすり鉢状に穴が空いた地面につけた。 棘は学校を貫いているし元より広範囲攻撃だったこともあり周辺の被害は甚大である。 更に回転で弾き飛ばした棘はまた放物線を描いて飛び近くを飛んでいたヘリコプターに当たれば撃墜していた。 あれはどこかの報道ヘリだろうが先んじて逃げろと伝えていたのだから大人が大好きな自己責任でなんとかしてほしい]
(259) 2023/08/18(Fri) 08時半頃
|
|
[大和がペダルを踏み込むと『アストロ』の前・後輪が回り始める。 自転車は本来後輪駆動だが『アストロ』車は両方動くらしい。 獅子アラシの方へ前輪を向けてもう一段ペダルを強く踏み込めばすり鉢状のそれなりに深い凹みから飛び出した。
目指す獅子アラシへと一直線に進むが到達までの間に更に今度は先よりも低い弾道で棘が射出されてくる。 大和は周囲の建物を確認するとポイントではなかったのでそのまま前進させた。 棘は放物線を描いており目標地点に居ない限りは当たらない。 身を低くし棘をかいくぐって前進する『アストロ』は今は丁度七尾が引き摺られた後の倒壊した建物があるエリアを走り抜けている。
車輪が地面を深く抉る。 車輪には本来のタイヤ部分に爪のような突起があり、それが容易くアスファルトやコンクリートを引き裂いていた。 クレバスのような深い傷痕を地面に残しながら獅子アラシに突進したが、獅子アラシは元よりお尻を向けていた姿勢から一息に大ジャンプをして距離を取って逃げた]
(260) 2023/08/18(Fri) 08時半頃
|
|
はぁ……はぁ……くっそっ……。
[逃げた先から再び棘を射出してくる獅子アラシ。
大和は再び周囲を見回して、この辺りなら、と再びウィリー走行の体勢にすると回転させて棘を弾いていった。 後輪が激しく地面を削りその場にもまた深く広い穴を穿っていく。
暫くはその繰り返しとなっていく。 接近しては逃げられ、逃げられては棘を射出される。 大和の棘の回避方法は突っ込むか身体を逸らして直撃コースだけ薙ぎ払う、そして大回転だった。 大回転の時だけは事前に周囲を見回してから行っているのはわかるだろうがどうしてそうしているから上空から見ない限りわからないだろう]
(261) 2023/08/18(Fri) 08時半頃
|
|
普通に面倒すぎるよねっ!
[一度だけレーザーを撃ったがあらぬ方向に飛んでいったのでそれからは使っていなかった。 初心者のAIMで当たるわけがなかった。
戦いの中で大和は目的を果たしていくが思っていたよりもそれは難航していた。 周囲に被害を広げながら穿たれた穴を星として、星を結ぶ地面の溝を線として、街に星座が敷かれていく。
戦いの代償もまた大きい。 執拗な棘による攻撃で家屋は破壊され、獅子アラシが逃げ回るものだからその範囲は広がっていく一方だった。
大和自身も額から汗を流していて肩で息をしながらペダルを漕いでいる。 汗は元は血だ。 その汗は血染めの制服にも滲み込んでいき二人の血が混ざりあっていた**]
(262) 2023/08/18(Fri) 08時半頃
|
|
――戦闘は続く――
[棘を弾いて移動しては獅子アラシに逃げられるを繰り返す。 ペダルを漕げば漕ぐ程に体力――というよりは生命力が喪失していく感じがするが漕がなければ動かないので漕ぐしかない。
>>269柊木は何か言いたそうだったがあれだけ事前に退避させろと伝えていたのだから被害に関しては気にするつもりはなかった。 世界のためではなく珊瑚のために戦うつもりだったが、大和から珊瑚を奪ったのだ。 世界は救ってあげるが他は知らないよ、となっている]
本当に!?
[>>268痴話喧嘩していた乾も、>>270博識な柊木も弾切れがあると言ってくれる。 >>265乾が語った珊瑚の言葉だが、大和が想うのは少し違った。 一番怖いのは珊瑚を喪うことだと喪ってから気づいたのだ。 幸せはその時は感じないというけれど珊瑚との日々は確かに幸せの日々だった。 大和は事前に分かっていなかったから一緒に立ち向かえなかった。 あまりも喪失は突然で、大和が人に何も期待しなくなるには十分すぎた]
(279) 2023/08/18(Fri) 14時半頃
|
|
落としあなぁ? 穴じゃなくて星だよ、星。 後で上から見たらわかるよ。
[>>276本郷の言葉にそう返す。 ところで塹壕ってすぐに出てくる辺りが完全に座する椅子に相応しい感じなのだが誰か突っ込まないだろうか、大和にそんな暇はない。
珊瑚が生きていれば大和は最期は無人島にいるつもりだった。 敵がどこに出現するのかはわからないが呼ばれた者の場所なら被害を抑えることはできたはずだ。
敢えて大和は学校に呼び寄せた。 一番最初に思い出の星にするために]
(280) 2023/08/18(Fri) 14時半頃
|
|
ハッ、ハッ、ハッ……ッと、あっ! 本当に! 棘がなくなった!
[乾と柊木の言の通りだった。 獅子アラシが射出し続けてきた棘は弾切れを起こしたようで魚の鰭のような根本の部分が残っているだけになった。 とは言えど獅子型であるからには接近戦もまだまだやれるのだろう。
問題はここからだった。 棘を弾くために回転していたように見せていたが、回転することが本来の目的であることが露呈していく。 獅子アラシをチェーンソーのような前輪で威嚇しあしらいながらその周囲を囲うように大地に線を刻み、星を穿っていった。
それは傍から見ればどちらが破壊者なのかわからない状態だったろう。 ただ確実に猛獣は囲い込まれていき、同時に大和の顔色は土色となっていっているのも見て取れよう**]
(281) 2023/08/18(Fri) 15時頃
|
|
――決着に向けて――
[どうやら乾は幻覚を見ているようだ。 獅子アラシは半分獅子型というだけあってダッシュからの飛びつき前足の爪攻撃で抑え込む攻撃をしてきている。 その攻撃は『アストロ』の前輪で受け流して、前輪着地と同時に反転しつつ後輪でソバットを叩き込み星の檻の中に閉じ込めてはいる。
回転しているのは此方だけで相手は棘を喪い猫型ロボット的な動作しか残されていないようだ。 パワーはあるが動作が限定的であるように思える。 この辺りは人型に近い程道具を扱え有利なのだろう]
安心して、乾! 前輪があるのはこっちで相手は分身してるだけだ!
[前方を皆が見ても獅子アラシは分身しておらず身を低くして次の攻撃への体勢を整えている。 分身しているように見えるのは大和だけだ。
上の軸、>>286軸って何だよと心の中でツッコミながら大和は荒い呼吸を続けている]
(312) 2023/08/18(Fri) 20時半頃
|
|
[星座は描いたし、獅子アラシは閉じ込めてはいるが肝心のトドメに至る過程が見いだせない。 棘の射出時に獅子座を描き、今獅子アラシを閉じ込めているのは蟹座の中、>>111 M44に居る。 柊木が詳しいならその頃にはもう気づいているだろう]
カッ、ハッ――ヒュッ……。 そ、っかあ! スタミナ、勝負だね。
[>>293星は穿ち終えていたし線も引き終えていた。 深い断層と星の位置にある穴を作るために費やした力で大和の生命力も限界に近いのに柊木から突破口を聞いた大和は、にぃ、と壮絶な笑みを浮かべた]
(313) 2023/08/18(Fri) 20時半頃
|
|
わかった、ありがとう、本郷さん。 流石、ナイスアドバイス! ――ッと、こうか!
[ありがとうは>>310アドバイスと止めないことに関してだ。 大和の中では本郷は大将軍に格上げされている。 やはりゲーマーっていうのは違うらしい。
丁度獅子アラシの方が飛び掛かってきたタイミングだった。 攻撃のタイミングで大和は『アストロ』の上半身と下半身を分離させた。 獅子アラシの攻撃は分離して生まれた空間に丁度吸い込まれてスカり、上半身のみで空中でバク転させながら『アストロ』の両腕を振い爪で両前足を切断してのけた。 分身して見えているが両方薙ぎ払えばいいのだろう精神であり『アストロ』が振った腕の回数は倍だったが]
(314) 2023/08/18(Fri) 20時半頃
|
|
よっこいせえええ!
[バク転し終えた上半身は再び下半身の自転車と合体して一体化するやいなや今度は下半身を反転させ再び後輪ソバットで獅子アラシの頭部を弾いて所定のポイントへと吹き飛ばした。
獅子アラシは前脚を失い踏ん張り切れずに大地に転がりそれでも起き上がろうと必死に藻掻き始めていた*]
(315) 2023/08/18(Fri) 20時半頃
|
|
――終幕――
[珊瑚は多分、こんなことは望んではいないだろう。 何度考えてもそれくらいはわかっている。 でも、寂しいんだ、寒いんだ。 潰されて、討伐されて、それで終わりなんてあんまりじゃないか。 幸せになることを許されず、星座にしてくれるヘラもいない。
救いはなく。 余命が幾許もない。 そこには絶望だけがあり。 内にあるダークマターは誰にも観測することはできない。
そんな大和が『星の』力を手にしたら――大人の事情なんて考えるわけがなかった。 未成年の17歳の少年に何を一体求めてるんだろうか]
(323) 2023/08/18(Fri) 21時半頃
|
|
あああああああああっ! しんっどおおおおっ! もう! しんどおお!
[大和は叫ぶ。 心も身体も限界だった。 さっきから汗がずっと止まっている。 出るものを出し尽くした身体は目や鼻の粘膜の薄い箇所から血潮が流れ出している。
敵も必死なのがわかる。 あれがただのロボットではないことが伝わってくる。 相手も必死なのだ。 それでも、勝つのは――]
(324) 2023/08/18(Fri) 21時半頃
|
|
僕はッ! 僕と珊瑚さんが居たこの『世界』を守るッ! この『世界』を証にするッ!
[息を吸おうとしても上手に空気が入ってこない。 身体がどんどんと熱くなっていくのがわかる。 全身が沸騰しそうな中であらん限りの言霊を吐き散らすと全力でペダルを漕いだ。
『アストロ』が前輪を浮かせて後輪で立ったままそれでも車輪はどんどんと回転速度をあげていく。 地面との接地面が激しい摩擦に煙をあげ火花を散らしていき、遂には『アストロ』は宙を舞う。
>>318頭部と胴体が分離しているが核(コア)は心臓だ! >>322獅子座の心臓の位置もそこなのだから合ってるだろう、合ってる。 頭はもう動いていないし絶対に負けられないと藻掻いているのは胴体の方。 そちらから強い意志を感じるから間違いはない]
(325) 2023/08/18(Fri) 21時半頃
|
|
[宙に飛びあがった『アストロ』の前輪と後輪の周径とそれぞれを繋ぐ間にビームの光が迸る。 獅子アラシの胴体へ向けて落下していく軌跡は流星のように堕ちていく。
ビームと爪の波状攻撃が獅子アラシの身体に触れる。 身体を易々と引き裂くが落下の動きが止まったのはその刃先が核(コア)を捉えたからだ]
あっ、ああああああああらあああっ!
[これ以上振り絞れないほどの全力の上の全力を努力と根性で吐き出した大和はペダルを踏み続けた]
(326) 2023/08/18(Fri) 21時半頃
|
|
お前も星座の一部になれぇっ!
[獅子アラシの核(コア)にヒビが入っていく。 ヒビは次第に広がっていき内側からもビームの光が溢れると割れて、砕けて、星屑のように消えていく。
だが、車輪の勢いは止まらない。 気づいているだろうか、この自転車にブレーキはない。 光輪が大地に接するとビームの光が四方八方へと広がっていく。
星を繋ぐ線としていた断裂をビームの光が埋め尽くし、 星と謳っていたすり鉢状の穴から宙に向けてビームの光が放たれた]
(327) 2023/08/18(Fri) 21時半頃
|
|
はは……やった、はじめて、
したか……こと……やり、とげ……。
[『アストロ』の周囲は光に柱に包まれている。 まるでそれは魂が宙に昇っていくかのようで、衛星から見ればそこには確かに獅子座と蟹座が描かれているのが見えただろう。 二体のロボットが位置するM44もまた淡い光に包まれていた。
光は次第に薄れていく。 大和 命の命を使い果たして――。
重たい音が響く。 コックピットの床に大和の身体が落ちていた。 その瞳に光はなく、消え逝く光だけを写していて。
どこか満足そうな笑みを浮かべていた*]
(328) 2023/08/18(Fri) 21時半頃
|
|
――大和の軌跡――
[崩れた校舎の一角で無事だった空間がある。 大和が居たため丁度『アストロ』の影にあり棘が脇を掠めていっただけの場所だ。 大して広くない空間には押しピンが刺さった街の地図があり、散らばっている本は星図が描かれたものばかりだった。 >>321図書室にあったのと部室にあった星図の本を全て持ってきて蟹座の線の繋ぎ方に大分苦慮した痕が押しピンの穴の数で遺っている。 戦闘以外のことをしていたので命の余裕がなくて答えることができなかった答えもまたこの地図に書かれている。 大和と珊瑚の誕生日が書かれた横に星座が書かれて大事なメモのようになっていた。
勝手に持ってきた体育のマットに食べたものが詰められたゴミ袋。 後は大きなカバン一つ分とママチャリだけが所持品の全てだった。
生涯において自発的に何かを選んでやり遂げたことがなかった大和は、最期の最期でやり遂げた。 『珊瑚と一緒に居る』と約束したことを大和なりにだが為し遂げた]
(341) 2023/08/18(Fri) 22時頃
|
|
[大和は歓声が気持ち良いなんて知らなかった。>>318>>322>>330>>332 最期の最期で聞えた称賛するような声に笑みを浮かべていた。
もしも>>333天道の声が聞こえていたら、或いはもっと前に聞いていたら少しだけ兄であったか弟であったかでまた少しだけ言い合いができたかもしれない。 天道は確かに友達だったって、そう思っている。
そして――大和は確かに、気づいていた。 >>327『お前も』と告げたのは相手に対してだった。 確かな意志を獅子アラシから感じていた。 ハロから感じるような人間の意志を――**]
(342) 2023/08/18(Fri) 22時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る