28 僕等(ぼくら)の
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[何が起こっているのかわからないがよくない予感がする。 ちりちりと焦燥感が湧き起こる――。
七脚の椅子はどれもが異なるデザインだ。 その内の一つ『海神高校』という名前は記憶にはない、と思う。 七星の姿もそこにあり、更に目の前には敵と言われた謎な生物の姿が今度は同じ目線の高さでそこにいた。
謎な生物一号は『ロボットの中に』と言っていたが、ここは本当に先程見上げていたロボットの中なのだろうか。
>>@44七星は唐突な呼び出しを詫びたが求めたいのはそこではなかった。 ゲームのテストプレイではなくて現実のことらしいがこれから敵を倒さなくてはならないらしい]
(303) 2023/08/14(Mon) 08時頃
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僕にはもう、何が何だかわからないよ。 一体何なんだよ、これ。 ハロって……浮いてるってこの生物か?
[謎な生物一号の名前はハロらしい。 成体生き字引なのだろうか。
混乱しきると今度は逆に言葉が出てくるようになっていた。 不思議なものだと自分自身で感心してしまう。 へたりこんでいた体勢から片膝をつく]
(304) 2023/08/14(Mon) 08時頃
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それに、『海神高校』って何だよ。 これ僕らのための席じゃないだろ。 そんな感じがしないんだ。
それに椅子が七脚もあるのになんでお前一人なんだよ。 一人ずつ敵を6体って、何なんだよ。
[こういうときに説明書が欲しいんだ。 わからないことが多すぎる。 わからないことをわからないままやると大体悪いことが起きるんだ**]
(305) 2023/08/14(Mon) 08時頃
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――転送先――
[問いかけか問い詰めか、何れかにせよだが七星へ投げかけた言葉は、>>315乾によって制止されたが――]
乾も落ち着けよ。 いきなり叩き潰すとかダメだろ。 こいつ……ハロ? は生物っぽいし。
[爆弾かもとは考えもしなかったがいきなりの破壊は流石にどうなのだろうと引いてしまった大和である。 本郷も声を荒げていたし不可解なことが多すぎて誰も彼も少なからずイラついているのかもしれない]
(319) 2023/08/14(Mon) 08時半頃
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茶番だか何だか知らないけどさ。 僕はわからないまま振り回されるのは嫌なんだ。
[大和は帰りたいという気持ちは希薄だった。 元より帰るつもりはあまりなかったのだ。 帰る理由が一つできなければ消えるつもりだった。
だから連れ去られたことよりも、幼い頃からずっとそうなのだが理由のわからないままに振り回されて混乱して右往左往しなければならない現状の方に忌避感を持っている*]
(320) 2023/08/14(Mon) 08時半頃
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――転送後――
……そこはかなり断言はできない。
[>>329しかし『ども』と挨拶したり頭を下げたりと知的生命体としての動きはしている気がするので生物ではないかとは思う。 生物以外ならばロボットだろうがその場合は先の応答がロボットらしくない気がする。
結局乾は柊木の声で落ち着いたらしいが、大和自身は荒ぶる乾を見て少し落ち着いたのでどっこいどっこいだろう。 もしも落ち着いて見えるなら、自分より明らかに混乱していたり激昂している者を見たら冷めることがあるとこの時初めて大和は知ったというくらいだ]
(352) 2023/08/14(Mon) 12時頃
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本人、……いや、本体? すらも断言できないんだ。
[>>339ハロの生物非生物問題はハロ自身ですら断言できないらしい。 大和は肩を落としたが七尾や本郷には人気があるのか手招きされたり手を伸ばされたりしているのを見た。 あれで少しは落ち着けたらいいのだけれど――七尾は悲鳴をあげていたし本郷も怒ってるみたいだったし――。
>>@45心配しての件にはあまり反応はできなかった。 心配していなかったかと言えば違うが不可思議な出来事に巻き込まれて状況確認やら諸々含めての行動だったから純粋に心配していたとは言えなかった]
(353) 2023/08/14(Mon) 12時頃
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それに――
[>>@44どうして七星が説明しないんだろう。 まるでいなくなってしまうかのような口ぶりだった――大和は言葉は発しないがじっと七星を見た。
>>@46彼は嘘をついたらしい。 どんな嘘を、なんで嘘を。
本当に、語ってくれないことには全てがわからないままなのだから大和は話を聞くつもりだった**]
(354) 2023/08/14(Mon) 12時頃
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――転送後――
[どうしよう。 >>355目の前にきた謎の生物ハロがとてもうさんくさい。 呼んでもらおうとということは別の名前があるということで反応がすごく人間くさい辺りと今はそんな茶目っ気は不要なあたりが特にそう感じてしまう]
……そう、なんだ? えっと、ハロは一体……。
[何なんだと聞いても答えはなさそうで、結局どう尋ねていいのかわからずに言葉を続けることはできなかった。
>>@47七星が説明を続けてくれる。 戦闘後にと言ってくれるが自分たちの椅子がこの後に出るってことは今ある椅子の持ち主がいるということだろう? その彼ら・彼女らは一体どこへ行ったのだろう]
(424) 2023/08/14(Mon) 18時半頃
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[>>@48今降りるとルールも操作方法もわからない。 わからないまま戦わされたら負けるのは確定だろう。 それでいいわけがないのだから大和は首を横に振るしかできなかった。
ハロはハロで>>372七尾に抱き抱えられたり>>373本郷さんのところに行ったりしている。 なにやらぼそぼそ話をしているが一体何なんだろう。 本当に不可思議なことしかないし、謎なことをされると謎しか生まれていかない悪循環が続いていくが逆に何をしたら明察なのかもわからないわけである]
(425) 2023/08/14(Mon) 18時半頃
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[そして――戦いが始まった]
[敵と呼ばれたものが動き出すとあっさりと家屋が潰れた]
えっ、これヤバいって……。
[もしも中に人が居たら死んでいるだろう。 重機でさえ建物を潰すのには時間がかかるのだからあの敵、は相当な重量がある。
>>@59七星が語るにはロボットは念じるだけでその通りに動くらしい。 実際に七星は球体まで近づくと敵を蹴り上げて見せた。 浜辺の近くに落としたのは――あれは被害を抑えるためだろうか。 確かに浜辺の近くなら家屋は少ないかもしれないが――。
浜辺へと向かうロボットが踏んだ場所はどうなっているのだろう。 足元が見えないからわからないがもしかすると敵と同じように地形や建物を壊してしまうのではないだろうか。]
(426) 2023/08/14(Mon) 18時半頃
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[淡々と説明を続ける七星を見つめる。 敵の急所を狙わなければならないらしい。 今、指先が爪のように変形しなかったろうか。 ロボットの形状ももしかしたら自由自在なのだろうか。
そうしている間にも>>@61敵は何故か分裂して、七星も焦っているみたいだったがこれまでの敵は全て違うものだったのだろうか。
地球がヤバイというスケールについては語った皆に同意してしまう。 地球がヤバいなら別にここで戦わなくても良かったんじゃないだろうか?
>>389乾は先程までとは打って変わって七星とハロを応援し始めていたし>>397天道はゲームではないと断言してくれるが確かにゲームではないのだろうが――その直後だろうか。 >>404ハロの鋭い指摘の声と共に>>@69急旋回したロボットだがミサイルというわりには衝撃は少なかったがそういうものらしい]
(427) 2023/08/14(Mon) 18時半頃
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……嘘だろ、今戦闘機にミサイル当たったぞ。
[ロボットはレーザーで迎撃しているが>>#4事態の対応にきた戦闘機はあっさりと巻き込まれてしまっていた。 パイロットは脱出したのだろうか。 いや、そもそもあれは国のだろう。 自分たちも指名手配されてしまうのでは?]
え、ゲームじゃないんだろ? 戦闘機落ちたのってヤバくないか?
[>>@70七星はあまり気にとめていないようだけれどあれ一台すごくお金かかってるって新聞に書いてた気がする。 そんなの弁償できるわけがないだろう。 それに被害もだ、被害も何とかできるものではないのだ。
敵だとか、ゲームだとかCGだとか映画だとか、そんな見た記憶の方が少ないものよりも足元とかの被害の方が気になってしまう]
(428) 2023/08/14(Mon) 18時半頃
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[大和が目の前の敵ではなく足元や周囲に気が向かっている間に>>@71七星が槍投げで一体仕留めた? ようだったか。
声援を送る余裕はない。 説明を考察する余裕もあまりない。 戦いが始まれば周囲に被害が及ぶことだけはしっかりと覚えてしまったが戦いはまだ続くようで――。
>>408電話が掛かってきたが一体誰からだろうかとポケットに手を入れて取り出そうとした時に、>>423またハロの鋭い指摘の声がかかり大和は取り出す動作の途中で動きをとめていた**]
(429) 2023/08/14(Mon) 18時半頃
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[七星が語る。 中てるための必要要素は大和には最初と最後が足りていない。 悪魔は人格者なのだろうか。 人格者の定義がわからなくなるが槍だか棘はきっちりと目標に当たっていた。 >>435皆中、まさにその通りだろう。
>>436ガラケーはいつのまにか呼び出しを止めていたろうか。 手に持つ電話が動きを止めると端末を開こうとして、その動きを止めた。 電話にもいい思い出はあまりない。 今の電話も催促の電話かもしれなかったから特にだ。 大和はガラケーを握りしめると真っすぐに前を向いた。 それに電話をする雰囲気ではない気もした。
敵の急所を探り当てた七星がそれを破壊した。 それで終わりらしいが重要なのはここかららしい。 >>@75曰く、ロボットは人命を使って動くらしい。 人命とは誰のものかと言えばパイロット、操作をしている者で――今操作していたのは七星で――]
(461) 2023/08/14(Mon) 19時半頃
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おいっ! 命を消費するってどういうことだよ!
[まただ、七星はまた後でハロに聞けという。 まるでもう会えないかのようにだ。
命を消費する。 それは単純に寿命ということだろうか。 いくら消耗するのか、消耗したらどうなるのか。 憶測しかできないが七星の言い方だとそれは『全て』を示しているようにしか聞えなかった。
消える、消える、全てが消える。 敵もロボットも最初から存在しなかったかのように消えていく。
戻った場所は元の合宿所だったのだろうか。 周囲はコックピットから見えた光景がそのままだった。 家屋は潰れ、ロボットの足跡が海の方へ続いていただろうか。
そうだ、ロボットは移動するとき踏み出していなかったか]
(464) 2023/08/14(Mon) 19時半頃
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先生は無事なのか?
[合宿所を振り返るとそこはどうなっていたろう。
握りしめているガラケーの感触はかわらない。 あのロボットの中も、この場所も現実なんだって教えてくれるようにだ*]
(465) 2023/08/14(Mon) 19時半頃
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――少し後――
[周囲の状況を飲み込み、その状態に寄らず多少落ち着いた大和はそこで初めてガラケーを開いて着信履歴を見た。 心配してくれる親はいない。 今もきっとどこかで楽しく賭博しているのだろうし。
新聞配達所の人からでもないだろう。 大和はそこを逃げ出して合宿に参加した。
借金の取り立ての可能性が一番高かったが冷静に考えてあの場面では考え難い。 戦闘機が撃墜されたのだからニュースになっているはずで人を心配する珠じゃないはずだ。
ならば誰が――その疑問は着信履歴に表示された相手の名前を見たらすぐにわかった。 分かった後ですぐに出なかったことを悔やんだがあの時は今よりも余裕がなさすぎたとは言い訳だろう]
(479) 2023/08/14(Mon) 20時頃
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『ごめん、何かよくわからないことになってた。 また後で連絡していい?』
[瑠璃川にショートメッセージを送ると大和は改めて周囲を見回して、その被害に――ここが山奥で良かったなんてことを考えてしまったんだ*]
(480) 2023/08/14(Mon) 20時頃
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――戻った直後――
[周囲は阿鼻叫喚だった。 七尾は>>470明らかに混乱していて>>476その場に崩れ落ちてしまうし、乾は>>475その場で嘔吐し始めた。 あれ鼻の中まで酸っぱい感じがするから後で水を――水はこの状況で出るんだろうか? >>478柊木は何故か謝り倒しているしどうやっても収集はつきそうにない程だった。
大和が比較的冷静に見れているのは他の人がそんな感じだからだ。 乾が七尾を抱き上げて連れていくが宿泊施設は無事らしい? じきに消防の人がやってくるだろうけれど――今は自分たちしかいない中で天道は柊木を介抱しているようだったから――]
わかった、僕は周囲を探してみる。 ハロも一緒に消えてっただろ。 どっかにいるんじゃないか?
[>>489本郷が先生に連絡を取ってくれるらしいのでそれは任せて、大和は天道と本郷らと一緒に戻ることなく取り合えず一周合宿所の周りを回っていく*]
(490) 2023/08/14(Mon) 20時半頃
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[宿泊所の周囲を回って時折「おーい」と声をあげる。 誰か気づいてくれたらいいし施設が無事ならば従業員も無事だろうし先生も無事であって欲しい。 周囲からも人が集まってくるかもしれないから声をあげていく。 声をあげている限りは心は落ち込まない。
周囲を見ていけば被害の状況が大体わかってくる。 ロボットが現れた場所と敵が現れた場所。 そこから海に続く方へ足跡が続いていて海の周辺はもっと酷いことになっているみたいだった。 地形も簡単に変わっていくくらいの激しい戦闘だったのだろう。 中にいると全然感じない余波というものが広がっていて、ここが田舎で本当に良かったと思える。 こんなものが街中で動いたらと考えると――]
(501) 2023/08/14(Mon) 21時半頃
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なんだよ、レーザーって。 ミサイルも意味わかんないよ。 アラートはどうしたんだよ。
[大和のガラケーには届かないかもしれないがやたら五月蠅いらしいあれはスマホには届くらしいが無音だった。 システムがわからないから何とも言えないがあまりにも至近距離すぎたからだろうか。
そうして回っているとガラケーがまた震えたので今度は臆せずに開いて中を確認する。
>>483瑠璃川の方、僕らの住んでいる街でも避難勧告が出ていたのだろうか。 いや、ニュースと書いてるからこちらの話なんだろう。 電話で連絡するつもりだったけれどお弁当の感想もいうつもりだったし、会いに行って大丈夫なら行きたい――]
(502) 2023/08/14(Mon) 21時半頃
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『瑠璃川の方は何もなかった?』 『怪我はしてないから大丈夫』 『帰ったらまたお邪魔させてもらいたいな』 『その時に何があったか伝える』
[矢継ぎ早にショートメッセージで瑠璃川にメッセージを送る。
怪我はしてない、でもよくわからないことに巻き込まれているけれどこれはショートメッセージでは伝え切れるものではなかった。 その時にはもうLINEで誰かから聞いた後かもしれないが伝達手段が限られているから手が少ない]
(503) 2023/08/14(Mon) 21時半頃
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せんせー! はろー! 七星ー!
[>>496本郷があまり遠くにいくなと言っていたしとガラケーを閉じるとポケットにしまうと残りの周回を始める。 ロボの背になってた位置はまだ大丈夫なのは確かだ。
一周声をあげながらまたロボットの中に消えた場所に移動して、それから宿泊所の中に戻るとラウンジが野戦病院になっていた*]
(504) 2023/08/14(Mon) 21時半頃
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――宿泊所――
本郷さんは先に帰ってない? 僕は見送ってもらったからわからないや。
先生もハロも七星も見当たらなかったよ。
[>>510乾に問われたことを手短に答えると>>508柊木がどうにも具合が悪そうだった。 大和に医学的知識はなく、>>512小さく首を横に振る]
(516) 2023/08/14(Mon) 21時半頃
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ここなら気温も調節できるし水も食料もあるだろ。 病院にいくにしても車がないとダメだし。 先生を探すか、 電話して救助を求めたほうがいいんじゃないか?
[僕たちはまだ車も運転できないし、何かできるわけではないんだ、本来は。 大和は現実的と思えるような提案を返す。 救助者が勝手に動くと余計に混乱するのは新聞でもよくある*]
(517) 2023/08/14(Mon) 21時半頃
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[先生もハロももちろん七星も宿泊所の近くで声をかけてもすぐには返答はなかった。 そもそもロボットが最後に居た場所は海だった。 僕らはどうしてか宿泊所の呼び出された辺りに戻ったようなのだけれど――すると彼は一体どこにいるのだろう。
元より電話もあまりしない大和である。 端末を駆使したやり取りをするという意識は薄かった。
そうこうしていると>>@78先生が戻ってきて皆の視線はそちらに向いていたか。 柊木はずっと具合悪そうだし乾はずっと嘆いているし七尾は寝かされたままだし――いやまて、>>526今とんでもないことを乾が叫ばなかったろうか。
大和はマジかというような視線を乾と柊木へと向けるがキスしたら体調が悪くなるなんて一体どうなっているんだ]
(530) 2023/08/14(Mon) 22時半頃
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先生、七星が居たんだ。 でもまた居なくなったんだ。
僕はまたちょっと周辺を探してくる。
[>>532大和の反応に柊木が反応に困っているし、乾は>>533――乾はまた違うことを考えていそうだけれどあまりここにいないほうがいい気がする。
ロボットとか、その辺りのこともぽろっと話してしまいそうだし本郷に任せた方が良さそうだしと>>@80戻ってきたばかりの先生に断りを入れておく]
柊木、早くよくなれよ。
[>>538搬送される予定の柊木にそう声をかけると大和はまた外へと出た。 外は危ないかと言われても一番危険なものはもうないはずだから]
(539) 2023/08/14(Mon) 23時半頃
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気を付けます。 先生は皆をお願いします。
[>>@90倒れた木や家だって追加で力が加わらないならそれ以上壊れないはずだ。 あれは地震ではないのだから続いて何かが起こるわけではないはずだし。
大和は大丈夫だろうと判断すると宿泊所の外に出た。 近くからも遠くからもサイレンの音が聞こえてくる。 それはそうだ、災害があれば救助はくる。 連絡すれば家族が迎えにくる人もいるだろうけれど]
僕には関係ないし。
[何かあっても大和に迎えがくることはないだろう。 纏まって帰るまで時間はある]
(550) 2023/08/14(Mon) 23時半頃
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[更に一周、七星とハロを探してまた少し周囲を回るがやはり何も気配はないままに終わる。 戻ってきたところで時間を確認するためにガラケーを取り出して、そこで漸く電話番号だけでも七星と交換したことを思い出して、人生二人目のショートメッセージを送る]
『おい、どこにいるんだ』 『お前、死ぬのか?』 『僕らも戦ったら死ぬのか?』
[命を消費するとは聞いたがはっきりと死ぬとまでは聞いていない。 だから確認しないといけないんだ。 ハロにではなくて本人に*]
(551) 2023/08/15(Tue) 00時頃
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