27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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[子供の頃から、勉強するより 粘度を捏ねるのが好きだった。
どこにでもいる、至って普通のガキだったから、 泥だらけになって虫取りに駆け回ったり ボールぶつけ合ったりしてたけど。
つやつやのテクスチャの泥団子作るのも、 近所じゃあオレが一番上手かった。 雨の日が、一日中粘度捏ね回してたし、 小中学生の頃は幾つか入選したりもして。
ジイさんはともかく、 親父はそれを苦々しく思っていたらしい。]
(236) 2023/07/30(Sun) 12時頃
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[骨谷 雷門――オレのジイさんは 芸術家肌の陶芸バカで、 後期こそ高い評価で持て囃されて 企業や金持ちやおエライさんから 注文が途切れることはなかったけど、 それまでは、何度も窯を手放すか悩むくらい 困窮した生活を送っていた。
それを支えたのはバアさん――親父の母親で、 子育てと家事と家計を一人で背負い、 心労が祟って早死にしたらしい。
親父は、ジイさんと陶芸を憎むようになった。]
(237) 2023/07/30(Sun) 12時頃
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[今でも帰省(自宅でなくジイさんの窯元に)する度 泥と釉薬まみれになって器を焼くオレが、 高校卒業後弟子入りでも美大でもなく 普通の四大に通う理由。
陶芸の道で挫折した時、 潰しが効くように普通の大学を出ておけ、と。 平凡なサラリーマン道を歩み、 ささやかな幸せと家庭を維持する両親に 口酸っぱく言われれば、オレはそれ以上 反発することはなかった。
就職活動はせず、晴れて卒業した暁には、 大手を振って365日轆轤と向き合う気満々だけど。**]
(238) 2023/07/30(Sun) 12時頃
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ごきげんよう。 ええ、キミは確かに絵だから、 そうですね。ええ。
[そして、彼女の大切な彼(彼女)にゆっくり歩み寄ると、 しゃがんで耳を寄せる。
次の瞬間、 銀の耳には、雷鳴が響いただろう]*
(239) 2023/07/30(Sun) 12時半頃
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[カフェ内の人々の入れ替わりを眺めながら 暫くあたしはそこに留まっていた。
おにぎり食べて辛そうにしてる柊くんに>>100 肉じゃがもあるんだっけ?って横から話しかけたり そういえば福原くんがリクエストあれば聞く>>1:376 って言ってたなーって思い出したりしながら 放置しっぱなしで溜まっていたグループラインを ここに来てようやくちゃんと確認したのだった。
未だ姿を見ていない高祈先輩が 自分の知らない所で流血沙汰になっていたりと>>1:203 色々あったのだということもここで知る。 この世界で死んでも死なないらしいけど>>1:324>>1:325 夢の中でまで痛い思いはしたくないし、物騒な話だ。]
(240) 2023/07/30(Sun) 12時半頃
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[カフェを出ていく前に銀が 自分に告げた言葉を思い出す。>>225
恐らく自分に合わせてだろう、 来週の約束を口にして首を傾げる彼女が ちょっと微笑ましくて、笑みを浮かべて頷いたのだった。
―――あたしに、生そのものへの執着はそこまでないと思っている。 骨谷や銀のことは友達だと思っているけど、 もし仮に真っ先に目覚めるのが彼彼女以外でも 羨望や妬みの感情は湧かなかっただろう。
でも、もし、これが今生の別れになってしまったら やっぱりそれはさびしいだろうな。 銀とのんびりお茶をしていた平和な時間が、少しだけ恋しかった。]
(241) 2023/07/30(Sun) 12時半頃
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[視線を感じながら距離を詰めていき、 隣に並んでふと上を見る。>>234
天井の硝子から差し込む光。>>233 変わらない青空が窺えた。
それが、高祈の目が映した光景。]
いい天気だね
[切り出す前にそんな世間話を口にする。
そんな無益な語らいも、二度と機会が無いのかもしれない。]
(242) 2023/07/30(Sun) 13時頃
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……さて、勿論生還について宣告はされたよね?
君がどんな気持ちで聞いたのかは分からない でも先輩として、まずはおめでとうと言わせてほしい 骨谷君が生きていてくれて、本当に良かった
[変わらない笑顔で、避けられなければ手を取り握手する。
運に恵まれた青年の身体に、後遺症が残りませんように。 特にこの手から自由が奪われませんように、そんな願いを込めて。]
(243) 2023/07/30(Sun) 13時頃
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ただ一つ、死んだのが俺である可能性を考慮して 伝えないといけないことがある
雷門氏の血縁が花器を見たがっているとは 実は既に高祈に話を通してあるんだ
父は君に関心があるみたいだね ……あまり深く関わるのはおすすめ出来ないけど 自分の不在時でも、滞りなく通されるようにしてくれたみたい
[成り上がりの成功者は、分刻みで予定が詰まっている人だ。 考慮し彼に無断で事前連絡を入れていたのだが、 思わぬ形で役に立つのかもしれない。]
(244) 2023/07/30(Sun) 13時頃
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恐らく両親はすぐには来ない けれど体裁を気にする必要もある 代わりに来るのは、親類の経営関係者じゃないかと思う ……その人に、骨谷だと名乗ってほしい そうすれば、いつかの来訪の為に俺を介さず直接縁を繋げる
多分皆同じ病院に運ばれている筈だから、会えるだろう
[たった一人、自分だけが死んだのならば それを確認に来る者に気づくことは可能な筈だ。
もし骨谷がベッドから起き上がれない状態でも、他の誰かが。 同じ高祈姓の中年男性、父の弟。 名前と外見特徴を伝えておいた。]
前も言ったことがあるけど、俺は君を応援してるからね
[全てが取り越し苦労なら少し恥ずかしいが。 自分が死んだくらいのことで、骨谷の望みが果たされなくなるのは避けたい。 成海は本当にそう思っている。*]
(245) 2023/07/30(Sun) 13時頃
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[あえて語弊のある言い方をすれば。 あたしは別に"不幸"じゃない。
誰かの陰惨な死を目の当たりにしたこともないし 誰かから特別暴力を受けた覚えもない。
親だって、――あたしと妹を比べて 何かとちくちく言ってくるくらいで、 別にそこまで酷い親ってわけじゃなかった。 ごく普通に育ててくれて、大学にも行かせてくれて。 生活にもそんなに不自由した覚えはない。
分相応。これがあたしの分相応なんだろう。 明日には顔もぼやけてしまうような存在として 可も不可もなく、平坦な道を歩いていくことが。]
(246) 2023/07/30(Sun) 13時頃
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[どこからか声が聞こえた気がした。 研究室の誰かの声ではない。複数の男の子の声。 けれど聞き覚えのある―――]
…………―――、
[その内容を脳が拒む。 くわん、と頭痛に似た感覚を覚え 嫌な気持ちになって、席を立ちあがって。
まだ誰かカフェに残っていたのなら、 一言告げるくらいはしただろうか。 急ぎ足でカフェから出て、あてもなく歩き出す。 ―――逃げるように。]
(247) 2023/07/30(Sun) 13時頃
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[逃げる、……逃げる。どこに? どこまで行ったって、ここじゃないどこかに行ったって。 こんな非現実的な世界に迷い込んで尚。
あたしがあたしであることからは逃げられないのに。**]
(248) 2023/07/30(Sun) 13時頃
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――絵画の外
[>>235>>239 アリババが彼(彼女)の耳に何事か 語りかける。それを銀は絵画の外側から見ていた。]
……どうして?
[銀は連れ出そうと手を伸ばした筈だ。 夢の中でも叶わないのだろうか? それとも、拒絶されたのだろうか。――――雷鳴。
雷は怖くない。 自身の頭上に落ちるまでは。>>0:201]
では、何が怖いのかしら。
[呆とした声で呟く。 生気のない顔色で、唇の色を失って。 銀の衣服は絵の中で着ていた赤茶けたフード付き マントと、家畜の革を鞣したサンダル履きのまま。]
(249) 2023/07/30(Sun) 14時頃
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[粗く触りの悪い生地を、もぞと動かした。 思い出す眼窩の下の平坦な目。]
…………――――っ。
[つ、と一筋の涙が零れる。 銀は絵画の中に封じ込められたものは永遠だと 信じていた。会わなければ、これから先もずっと 信じていられただろう。
数世紀前に写し取られた景色の中を侵して、 初めて気づく。 その画の中に答えはあったというのに。 運命の相手、そう彼(彼女)はとっくに死んでいた。 銀が恋に落ちた瞬間にも。]
(250) 2023/07/30(Sun) 14時頃
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[力が抜けたように、冷たく滑らかな床に横たわる。 荒い生地がちくちくと肌を指す感触は本物のようなのに、
ここはどうあっても夢の中なのだ。*]
(251) 2023/07/30(Sun) 14時頃
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>>249>>250>>251
[絵の中で雷鳴轟いた。 それは銀の耳には聴こえただろうが、 ほかの面子に聴こえたかどうかはわからない。
ただ、男は絵から出て、横たわる銀の傍に立っていた]
答えは、要りそうにないですね。
[その絵が地震で無事だったか否か、 それよりも、何か確固となる答えがきっと彼女に知らされたのだろう。
絵の中のものと思われるフードマントに踝の細さが一層生えるサンダル。 美術館の硬い床に伏した彼女の姿は、 ある意味、この美術館の作品といっても信じられるような、 不思議な神性を放っている]
(252) 2023/07/30(Sun) 14時半頃
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[そして、男は銀の傍にしゃがむと、 フードごし、掌を当てた]
キミが泣きたい時に、 ちゃんと涙が流れるように
[呟いてから立ち上がると、 銀の恋した絵画に黙礼をし、その場から姿を消す]**
(253) 2023/07/30(Sun) 14時半頃
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─ 回想:カフェにて骨谷と ─
[呼び名を口にする時の数フレームほどの間。>>220 彼が他人をあだ名で呼ぶのは、周りと会話する彼を見ていればわかることで 自分がそこに含まれないのは先輩だからか それだけの心の距離があるからだろう。 だからといって別段どんな表情をするでもなしに視線をやると 大食いには一つだけ頷いておいた。]
カフェオレボウル、いいな。 それで紅茶もガブ飲みできる。
[茶器や食器の明確な違いは分からない。>>221 カフェオレとスープと紅茶なら、カフェオレが一番好みだっただけだ。 食べ終わったものたちの前で手を合わせたのはその頃か。 顔の前に手を、そして余計な一言が落ちた。]
(254) 2023/07/30(Sun) 14時半頃
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[彼が何でどんなものを用意してくれるのかわからないが。 たとえ自分が死んでいて、この夢は自分のもので ゼミの仲間たちを巻き込んで迷惑をかけているのだとしても。
忍ばせられた共通点を見つけて その意味を考え静止する。
そんな未来があるのだとしても ないのだとしても。*]
(255) 2023/07/30(Sun) 14時半頃
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─ 回想:カフェにて回谷と ─
[回谷にかけられた「やり残し」という言葉。>>218 たしかに、この夢が自分を含む誰かの夢なのだとしたら やり残したことをこなすための猶予の時間なのだかろうか。
自分にやり残したことなどあるだろうか。 思えど思えど、大したことは思い浮かばない。
ならばもし、これが誰かの夢だとするならば? そこに自分が居ることは、あまりにも無意味に思えた。 いったい誰の何の後悔に、自分が必要なのだろう。
自分など居なくとも世界は廻るだろうに。]
(256) 2023/07/30(Sun) 14時半頃
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【─ 夏という日 ─】
大藤久影は暑い、青空が広がる夏の日に生れた。 蝉の大合唱の中、遠くに向日葵の揺れる夏の日に。 ごく一般的な両親に、望まれ、愛を受けて。
成長する中で喧嘩やすれ違いも経験したが 別段いじめにあうことも、いじめに加担するようなこともなかった。 人生で回りに不幸があったこともない。
ごくごく平坦な道程をここまで歩んできた。
けれどこんなにも『異常』なのは 歩む道程のどこかで、或いは生まれた時既に 何かを落としてきてしまったのかもしれない。
(257) 2023/07/30(Sun) 14時半頃
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[声が落ちる。>>222 回谷が落とした言葉にどう反応を返すのか やはりいつものように気持ちの悪い間を持ってして ゆっくりとゆっくりと、返された。]
構わん。
[その後数ワード分動かした唇は 回谷にしか聞こえなかっただろうけれど。]
(258) 2023/07/30(Sun) 14時半頃
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後でロータリーにいく。 暇なら来ればいい。
[ついていきたい旨の言葉を言いながら、次には遠慮するような言葉。>>223 本音は前者だろうとあたりをつけて返す。 迷惑に思うことはない、そもそも「好きなもの」をそのうち教える約束もあった。
すごすごと頭を下げて席に戻っていく姿はまるで 叱られた子供のようだなと、そんなことを思う。
その心中を知ることなどできず。>>224 ゆっくりと顔を合わせることもなくカフェを出たのが少し前だ。*]
(259) 2023/07/30(Sun) 14時半頃
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―回想・スケッチブック―
[ぽそりと漏らしたつぶやきは骨谷先輩のスケッチブックを見て漏らしたものだったから、当人からの提案にハッとして赤くなった。]
え、いや それはいいスよ だって
あれ?
[それは望んでいたから非常に魅力的だったけど、先輩は今、おそらくデザイン画を描いている最中だ。 それなのに、先輩は魔法のように新しいスケッチブックを取り出した。 「持ってきてたことにする」? そうか、これは夢だから。出せると思えば出せるのか。]
ありがとうございます。 ――いいんス、今ここで 描けるなら。
[ほのか嬉しそうに笑って、受け取ったスケッチブックを見つめた。 自分はもしもの時の“慈悲”のつもりで描くのだから、持って帰れなくても良いのだ。 ・・・最高傑作などが描けたりしたら欲が出るかもしれないけれど。]
(260) 2023/07/30(Sun) 15時頃
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[7人のうちの一人。 元は、10人のうちの一人か。 でも、そう思うからきっと、生に対してネガティブになってしまうのだ。]
これが最後かもしれないって思ったら 描かなきゃ 後悔しそうスからね
[これから死ぬ人間が決まるのではなく、“もう決まっていること”だ。 誰かが帰るから誰かが死ぬのではない。 そう認識をすれば、誰が帰っても帰らなくても、その運命は変わらない。 骨谷先輩が帰るから、誰かが死ぬわけではない。 だから、仁科は笑ってよかったと言えるのだろう。]
本当に、ありがとうございます。
[深く、礼をしてスケッチブックを抱きしめる。 自分が運命の一人であったときのために、用意された夢を利用する。 そう、先に死んだ時のこと考えてしまったがために、仁科の想定にはまだ自分が帰れるときのことが足りていない。 先輩の生還宣告の際の戸惑いが、まだ想像できないかもしれない**]
(261) 2023/07/30(Sun) 15時頃
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─ 廊下からエントランスホールへ ─
[地下一階、カフェを出てすぐの廊下の手摺。 まるで彫刻のようになってしまった黒い蝶を見つめる。 仕方なしと、結局はいったんおにぎりを手から離す決断をした。 なに、ラップにくるまれているのだから問題はないだろう。
ごつごつとしたカメラに手をかけてファインダーを覗く。 ピントを合わせると指がシャッターを切った。 世界を切り取る小気味いい音がフロアに響く。 丁度話していた、骨谷や高祈にもその音は届いたかもしれない。 すぐそばのトイレに居たら、その人にも。
その蝶はもうすでにオブジェの一部と化したようで 触っても逃げるどころか、漆の塗られた木のような質感になっていた。 この蝶さえ、実際全員が見えるものなのかどうかもわからない。 ふと息を吐きおにぎりを手にすると 会話の聞こえる場所を避けるように遠回りをしてエントランスへと向かった。]
(262) 2023/07/30(Sun) 15時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/30(Sun) 15時頃
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―― 現在:駐車場→美術館内 ――
[ いつまでも駐車場にいたって仕方ない。 骨谷先輩や銀先輩に挨拶だってしたいし、 柊くんに肉じゃがだって作らないと。
そんなことを思いながら、 俺は駐車場から美術館内へと足を進めた。
エントランスを通ったけれど、 大藤先輩とはすれ違ったかもしれないし、>>262 もし会えていたのなら、 いくらかは会話をしたかもしれない。
いずれにせよ、俺はそのうち エントランスを離れて、館内を歩き回ることになる。 ]
(263) 2023/07/30(Sun) 15時頃
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……?
[ それは倒れている姿だったのか、>>251 はたまた後ろ姿だったのか、 絵画の前だったかもしれないし、 もしかしたら、少しは移動していたかもしれない。>>249
いずれにしても、見慣れない赤茶けたマント姿に、>>249 それが誰なのか分からずに、 俺は訝しみながら近寄ったんだけど、 ]
(264) 2023/07/30(Sun) 15時頃
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え、銀先輩?
[ 周りには他に人がいるようには見えず。>>253
先輩がなんでこんな時代がかった格好をしているのか 分からずに、俺は銀先輩の名を呼んだ。
もし、先輩がまだ床に横たわっていたり、 座っていたりしたのなら、 心配して俺もしゃがみ込み、 「大丈夫っすか?」と声を掛けたと思う。 ]**
(265) 2023/07/30(Sun) 15時頃
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