10 冷たい校舎村9
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[ 芽衣はお父さんが好きだって言った。>>166 芽衣が私のことを知らなかったように、 私も、芽衣の抱えているものを知らない。 だから、躊躇いなく好きだと言える芽衣のことが、 私はやっぱり羨ましい。
落ち着いて話そうと思ったのに、 やっぱり私は冷静にはなりきれなかった。 感情的な人間は、父が嫌うものだ。 いつも冷静に落ち着いているべきだって言われた。 ……父自身は、あんなに感情的な人なのにね ]
(202) 2021/06/15(Tue) 19時頃
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[ 涙がトッピングされちゃったクレープに、 芽衣の手が添えられる。>>170 顔を上げた私に、芽衣はこの世界から帰ったみんなの、 私の知らなかった話を教えてくれる>>171 ]
……文化祭、楽しかったの。
[ 伝えてもらった言葉に、私はそう返して、 でも、と首を横に振った ]
でも、写真、捨てられちゃった。 私にはいらないものだって。
[ データはもちろん残ってる。 でも、飾ってる写真を捨てられて、 私は思い出を汚されたと思った ]
(203) 2021/06/15(Tue) 19時頃
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文化祭そのものだけじゃなくて、準備から、全部。 みんなで作っていくの、楽しかった。 みんなで作り上げたから、楽しかった。 でも、私にそんな馴れ合いは必要ないって。
[ 一番大事だと思った思い出を否定されたの。 それが許せなかったから、 私はメールに残したんだと思う。 持っていたい思い出はそれだけ。 家族の思い出なんてない。そんなもの、いらない* ]
(204) 2021/06/15(Tue) 19時頃
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[ 私の知らなかったみんなの言葉を伝えてくれた芽衣は、 まるで私を力づけるみたいに笑って、 私の頭を撫でる。>>172 ため息が怖いって打ち明け話をしたあの時みたいに ]
うん。聴きたい。
[ ピアノに向かう芽衣に>>173 眼鏡を外して涙を拭ってから、私は頷いた。 ちょっとこすっちゃったから赤くなっちゃってたかも。
芽衣のピアノを聴くこと。私の最後の心残り。 それが、今叶う。 全部叶って、もう私、思い残すことなんかないかな。 ……そう、思ったのに ]
(205) 2021/06/15(Tue) 20時頃
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[ 芽衣がピアノの話をする時、 それって過去形だったと思う。 今でも芽衣は自分の手を大事にしてて、 それでも芽衣の語るピアノの話は過去だった。 だから私、聴いてみたいなって、言えなかった。
それなのに、芽衣の選んだ曲は明らかに難易度が高い。 私は音楽に詳しくない。それでも、 この曲がとても難しいことと、>>176 芽衣の指がそれについていけていないことには気づいた。 叩きつけられるような激しい音は、 そのまま芽衣の思いがこもっていた。
演奏を終えて、顔を上げた芽衣と目が合う。 その目から――――涙がこぼれた ]
(206) 2021/06/15(Tue) 20時頃
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なんで……なんで謝るの、芽衣。
[ 私は首を横に振る。 芽衣のピアノを聴いてみたい。それは最後の心残りで、 それを叶えてもらったっていうのに。 これで私、もう思い残すことなんて、ないはずなのに。
困ったな、って思う。だってわかっちゃうんだもの。 これは、芽衣にとって不本意な演奏で、 芽衣は、それが悔しいんだって。
心残りなんて、もう何もないはずなのに。 困る。とても困る。 芽衣の納得のいく演奏、聴きたくなっちゃうじゃない。 心残り、増えちゃうじゃない。 芽衣は魔法を見栄を張ったって思うかもしれないけど、 これは立派な魔法だよ。 でも……でも! ]
(207) 2021/06/15(Tue) 20時頃
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……私、ずっと死ぬつもりなんかなかったけど、 でも、死ねたら楽だろうなとは、ずっと思ってたんだよ。
[ 私、死ぬつもりなんてなかった。 それは、私には死ぬ勇気も覚悟もないと思ってたから。 生きたかったから、じゃない ]
死ねるのに。楽になれるのに。 このまま楽になっちゃ駄目?駄目なのかな? 私、もう頑張りたくない。 そんなわがままは言っちゃ駄目なの?
[ 手遅れなんて言わせないって炭蔵君が言う。 でも、わがまま言っていいなら、>>194 このまま死なせてって私はわがままを言いたい ]
(208) 2021/06/15(Tue) 20時頃
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綿見さんと、父は、違うよ。 綿見さんは、私を見てくれた。 それが嫌いって感情でもね。 だから私は綿見さんと仲良くなりたいって思ったの。 父は違う。あの人にとって私はお人形。 マネキンと話をしようなんて思わないでしょ。 母は、父には逆らえないよ。 姉が縁を切られた時だって、母は何も言えなかった。 ……お姉ちゃんは、妊娠してたのに。
[ 綿見さんと話せたって芽衣は励ましてくれるけど>>182 私は、綿見さんとは、なんとかなりたかったんだよ。 気づかないふりをしてた時だって、 これ以上嫌われたくなかったから、 そうしてたつもりだったの。 私は父と対話する勇気なんかないし、 そうしたいとも思えない ]
(209) 2021/06/15(Tue) 20時頃
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[ そう、私、ちゃんと綿見さんと話せたんだよ。 ちょっとだけ仲良くなれたの。 この結果はどうかな? 炭蔵君を失望させずに済んだかな?>>0:181 でも私、それでも父と話す気にはなれないの。 あの人は、人の話を聞かないから ]
(210) 2021/06/15(Tue) 20時頃
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[ 生きてって、>>183 思い出にしたくないって>>195 芽衣も、炭蔵君も言ってくれるけど ]
自殺して、死に損なったら悲惨って、 綿見さんだって言ってたよ。 私、身体中を滅茶苦茶に刺したの。 どうなってるのか、私にもわからない。
[ 特に左手首は何度も切った。 うっかり助かったとして……まともに動くかな? もう、無理なんじゃないかな ]
(211) 2021/06/15(Tue) 20時頃
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ねえ、それでも生きなきゃ駄目? 楽になっちゃいけない? [ 炭蔵君が頭を撫でてくれる。>>196 どうしたい?って芽衣が聞いてくれる。 一蓮托生の友達だって言ってくれる ] 現実は……怖いよ。
[ 楽しいことばかりじゃないその場所が、>>180 私は怖い。 終わる方がずっと楽。 楽に流されることは簡単で、 苦しい望みを認めることが、まだ私には難しい* ]
(212) 2021/06/15(Tue) 20時頃
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[ 綿見と話せたこと、 それが黒沢の出した結論で、 向き合う努力をしたことを知れれば、 失望なんてする筈もなかったよ。>>210
いや、どんな結果を選んでも、 失望するしないの資格もないんだが。 ]
(213) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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[ 三人で帰りたいと、暮石は言う。>>198 同意を求める言葉に、俺は頷いた。>>199
俺が此処にいられるのも、暮石のお陰だった。>>197 教室で動けないで居た俺を迎えに来てくれたのも、 こうして黒沢に近づくよう促してくれたのも、 俺が先延ばしにせず向き合えているのも。
俺にとっても暮石は、 今日限りだったとしても相棒だ。 同じ方向を向いている親しみを持った相棒だ。 ]
(214) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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[ でも、黒沢は───… まだ同じ方向を向いてはくれないらしい。>>212
ピアノの演奏を聴いていた黒沢は、 確かに揺れていたように思ったのに、>>207 黒沢の口から溢れでたのは、 楽になりたいというわがままだった。>>208 ]
(215) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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……俺だったら、生きようと思う けど、楽になることが悪いこととは思わない 人は誰しも、楽な方に流れるものだろ
これまで頑張ってきたんだもんな、黒沢は これ以上頑張れとも言えないよ
(216) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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でも、それでも、生きて欲しいと思う これは命令でもなくて俺の我儘でお願いだから もちろんこの手を振り払ってくれてもいい
ただ、黒沢が怖くなくなるまで 俺は絶対に手を離すつもりはない
[ そう言って、片手を差し伸べる。 手を取ってくれなかったら? 多分、俺の顔はようやく歪む。 *]
(217) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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[焦げた生地でできたクレープに涙とわたしの手を足して、 わたしは乃絵ちゃん>>203の話を聞く。]
みんなの話、もっと聞いておけばよかったな。
[そうしたら、もっと乃絵ちゃんへ 伝えられることがあったかもしれないのに。 写真が捨てられた話に、乃絵ちゃんの手を強く握る。]
(218) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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うん、……うん。 楽しかったよねぇ。
いらなくなんか、必要なくなんか、ないのにねぇ。 そういうことじゃ、ないのに、ねぇ。
[乃絵ちゃんの話を聞く度、あのメール>>1が鮮明になる。 逆らえない命令、一人じゃ生きられないこと。 教室にはわたしたちの思い出がたくさん飾られてたけど、 一番多かったのは、文化祭の写真だ。 わたしは廊下に並んだみんなの顔を思い出す。
乃絵ちゃんは、これ以上大切なものを奪われないように 死のうとしたんだなって分かったから>>143、 手を握る力はより強くなった。 わたしの短い爪は、それでも乃絵ちゃんを傷つけない。
わたしは笑った。お日様にはなれないけど、 あの文化祭の日、楽しかった時を取り戻すみたいに。]*
(219) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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[わたしの魔法はわたしに従ってくれなかった。 ボロボロで、ぐちゃぐちゃで、 せめて止まらないことで、曲としての形を辛うじて保つ。 もっとできると思ってたけど、それしかできなかった。
わたしは乃絵ちゃんに、 とっておきの心残りをあげたかったのに。
泣きたくなくても涙が止まらなくて、 乃絵ちゃん>>207の言葉にわたしも首を振る。]
(220) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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だ、って、もっとちゃんと、弾けたの。 でも、もう弾いちゃ ダメだ から、
わたし、 ぜんぜん、 ダメな、 の。
のえちゃんに、 きいてもらいた かった、な。 わた し、 の おんがく。
[声を発する度にしゃくりあげそうになるから、 わたしはとうとう言葉すらぐちゃぐちゃになった。 乃絵ちゃん>>208の言葉を一音たりとも 聞き逃したくなくて、わたしは息を止める。]
(221) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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[痛みは、乃絵ちゃんが生きていくために どうしても必要なものだったんだと思う。
だからわたしは口を噤み続けた>>200。 乃絵ちゃん>>211、身体中を刺したんだって。 絶対痛いのに、痛みで手を止めてもおかしくないのに、 それくらい、どうしようもなかったんだ。
乃絵ちゃんは死ねたらラクなんだって言う>>208。 生きるのは苦しいんだろう。辛いんだろう。 前のわたしなら、もう何も言えなかったかもしれない。
……でも、ね。 ラクと楽しいが別々で、必ずしもイコールじゃないこと、 わたしはもう、知っちゃったの。]
(222) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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[だから、たとえワルモノになったとしても、いいや。]
(223) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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——ダメ。
(224) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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[わたしは乃絵ちゃんの言葉>>212に、また首を横に振る。 重ねた手を片方外して、右ポケットに入れた。 大事なお守り。ひとみちゃんが渡してくれた、ぼたん。 ぎゅうって握り締めてから、わたしは口を開いた。]
綿見さんと仲良くなりたいのに、終わりなの。 話せただけでいいの?
これから、でしょう。 クレープ焦げちゃったんだよって、一緒に言おうよ。 教えてもらったら、今度は上手にできるかも。
[乃絵ちゃんが語る家族のこと>>209。 お姉さんの代用品だって話。 乃絵ちゃんの家族のことは、乃絵ちゃんが一番知ってる。
だからわたしが伝えられるのは、楽しかったって 言ってた文化祭、一緒にいたわたしたちのことだけ。
ポケットから手を出し、食べかけのクレープを示した。]
(225) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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現実は、楽しいことだけじゃない。 苦しくて、つらくて、どうしようもないこともあって。
だから、わたしここも結構すきだったよ。 永遠にいられるなら、それもいいかなって思うくらい。
[でもそんなことはありえない。 わたしはそれを理解しているから帰るの。
苦しくて、つらくて、どうしようもないこともある、 それでも大切なものがいっぱいある現実へ。]
(226) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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まだ、思い出にしないで。置いていかないで。 全然ラクじゃないかもしれないけど、 死んだら、楽しいことなくなっちゃうよ。
……乃絵ちゃんはそれでいいの。 思い出だけで、いいの。
わたしはヤだなぁ。 これからの未来に乃絵ちゃんがいないの、ヤだなぁ。
[わたしは乃絵ちゃんを包んでいたもう片方の手も離し、 手のひらを乃絵ちゃんへ向ける。]
(227) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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[わたしの手は、炭蔵くん>>217の隣に並んだ。 乃絵ちゃんへ二本の手が差し伸べられる。]
現実は、怖いだけ? 乃絵ちゃんの中に、もうそれしかない?
……一緒に、帰ろうよ。
[ぐるぐる回って、たどり着いたのは結局最初と同じ。 わたしはわたしの気持ちを押しつけただけかもしれない。
でもほんの少しでも同じ気持ちがあるのなら、 どうか、手を取ってほしい。
わたしはそう伝えて、ほのかに笑った。 乃絵ちゃんの願いを、選択を、答えを 待つ。]*
(228) 2021/06/15(Tue) 21時頃
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[ 私が父に捨てられたもの。 捨てさせられそうになったもの。 ひとつひとつ拾い上げるみたいに、芽衣が頷いてくれる。 楽しかった。>>219 いらなくなんかなかった。 必要なくなんか、なかった。
そう、私は守りたかったの。奪われたくなかった。 自分の命を捨ててでも、守りたかった。 わかってくれて嬉しい。 芽衣はわかってくれる。友達は、わかってくれる。 私の大事なもの。必要なもの。 私に必要ないのは、むしろ ]
(229) 2021/06/15(Tue) 22時頃
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[ 芽衣は、私に心残りをあげたかったって言う。>>220 全然ダメって言う。>>221 そんなことない。全然ないよ。 むしろ私、芽衣の納得のいく演奏を聴いてたら、 心残り、なくなっちゃってた。 でも、芽衣は自分の演奏に納得がいってなくて、 聴いてもらいたかったって、言うから。 ……そっちの方が心残りになっちゃう。 でも、そんな迂闊な、2人を期待させるようなこと、 言えなくて。 私はそんなことないよ、って 首を横に振ることしかできなくて ]
(230) 2021/06/15(Tue) 22時頃
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[ そして、私の投げつけた質問に、>>212 真逆の答えが返ってくる ]
(231) 2021/06/15(Tue) 22時頃
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