27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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― 回想・福原と―
へえ〜そうなんだ。 でも志高くて、それ実行できるのすごいよぉ。 あたしそもそもやろうと思っても途中で挫折しちゃうもん。
[自分とて別にズボラと言うわけではないつもりだが どうにも大雑把というか要領が悪いと言うか 料理も掃除もあまり上手とは言えず、 かといって銀のように割り切って開き直ることもできず。
家事をこなしたい、と言う気持ちも 「これくらいちゃんとやらねば」と言う ある種強迫観念のようなものだったので 「手抜きでいい」と教えて貰えて 少し気が軽くなったような気がする。 改めて福原には感謝だ。>>118]
(153) 2023/07/25(Tue) 14時半頃
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うんうん、だよねー。 夜遅く帰っても誰かに何か言われることもないし… って別に夜遊びしてるわけじゃないけど。
寂しさがゼロってわけじゃないけど、 あたしは自由生活満喫してるよ。
[調子を合わせてへらりと笑う福原に合わせ 軽く笑いながら相槌を打った。
彼が心の中に封じ込めた感想を あたしが知ることはない。>>110 だからその会話はつつがなく、和やかに終わった筈だ。]
(154) 2023/07/25(Tue) 14時半頃
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[もしその一言を聞いていたなら、 あたしは少し困ったように眉を下げて、 曖昧に苦笑しただろう。
「干渉「してくれる」なんて、そんないいものじゃないかもよ?」 なんて。 チクリと棘のある言葉を言ってしまったかもしれないから。
きっと口にしないままで、互いに良かった。**]
(155) 2023/07/25(Tue) 14時半頃
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よぉーっす。
[走り出したバス内で 左右にたたらを踏みながら、 遠足みたいなお菓子交換に ヒョコっと顔を出す。]
いただきっ。
[つぶつぶイチゴポッキーを一本拝借。 オレの方が先輩だから遠慮なんてない。
今トレンドは酢昆布なのか?
ピンクの棒を咥えて齧ると、 撲たれたばかりの頬に 引き攣るような痛みが走った。]
……っつ、
(156) 2023/07/25(Tue) 15時頃
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[思わず口元を歪めるオレに、 眠たげな声がかかる>>143
瞼の上下がほとんどくっついたままだが 動いているから今は起きているらしい、 後輩のニシナトウカちゃん。
不躾な質問にオレは苦笑いで返す。]
・ ・ またフられた。 フられたてホヤホヤ。
ニトちゃん、慰めてくれへんー?
[勝手に略してニトカ、更に愛称でニトちゃん呼び。 大体研究室のメンツは一方的に略称をつけている。 あ、先輩以外な! 礼儀は大事! ついでに気が緩むとイントネーションが 西訛りになってしまうオレだった。]
(157) 2023/07/25(Tue) 15時頃
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[ビンタ痕をつけて研究室に顔を出すのは これが初めてじゃないから、 大半には「またか」と思われてるだろう。
今年に入って、もう3回目。]
とと、そっちこそ大丈夫か、髪。
[何故かカーテンと絡まっている黒い糸。 苦戦するようなら、解くのを手伝ってあげよう。 それなりに手先は器用な方だし。]
(158) 2023/07/25(Tue) 15時頃
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ノっくんサンキュー。 しばらく借りるな。
毎度思うけど、女子でも本気だと 結構イテェわ。
[痛むのは、紅葉の腫れか心の傷か。 オレは軽薄にへらりと笑って、 フクハラノッ君の保冷剤>>151を 有難く受け取り頬を冷やした。]
(159) 2023/07/25(Tue) 15時頃
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彼女、今日が誕生日でさ。 昨日ちゃんと埋め合わせた つもりやったけど、 家の前で待ち伏せされて、
……結果ご覧の通り。
[ニトちゃんの通路挟んで反対側の席に座って、 誰に聞かせるでもなく遅刻の釈明をした。 はぁ〜っと大きく肩を落として溜息をつく。 やっぱオレが悪いのだろうか。 可愛い女の子と付き合うのは楽しい、 のに半年以内に全て破局してしまう。]
(160) 2023/07/25(Tue) 15時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/25(Tue) 15時半頃
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― 現在・大藤と ―
[まあそりゃ男女ではそもそも骨格からして違う。 所謂オトコノコ的な内心を知れば へ〜、先輩もやっぱそういうとこ見てるんですね〜、 田端先輩スタイルいいですもんね〜、と ややもの言いたげな眼差しになったかもしれない。>>144
ともあれ、貴重(?)な大藤の好き嫌いについて。 わくわくと目を輝かせて続く言葉を待ったが 返ってきたのは予想外の反応だった。]
(161) 2023/07/25(Tue) 15時半頃
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……… へ
[口を開け、再びぽかんと面食らったのは、 悪戯に微笑むその表情や仕草が 随分と物珍しいものだったからだ。>>145>>146
ぱちぱちと瞬きをし、驚きに数秒間を置いた後、 言われた内容を理解して。 驚きに呆けていた眉が一気に不満に寄った。]
(162) 2023/07/25(Tue) 15時半頃
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え〜〜〜〜、なんでですか!?!? 私には言いたくないってことですか!? 勿体ぶらずに教えて下さいよ〜。
[そんな言い辛いことを聞いてるとも思わないし 今教えてくれそうな流れだったじゃないか。 そんな風に濁されると益々気になる。 抗議に一頻り喚いたあと、拗ねたように唇を尖らせた。]
………ちょっとは仲良くなれたと思ってたのに……… 先輩の意地悪。
[言いたくないということなら渋々、 本当に渋々引き下がるけども。 むう……とジト目で大藤を見るくらいは許されたい。**]
(163) 2023/07/25(Tue) 15時半頃
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「そうね。ガムと酢昆布は挑戦したくないわ。」
とても真面目な顔で田端は答えました。 銀は田端から見て大和撫子のように見えています。 気づかいができ、そんなに干渉してこない。 だから彼女のことを悪くは思っていませんでした。 あまり人に関して興味がないなどと言ってはいけません。 たとえそちらの方が本当なのだとしても。 田端が魔性と言う、銀と同学年の男子は胸元しか見ていないのかもしれません。 或いは静かに考え事をしている姿をミステリアスと思っているのかもしれません。 魔性とは何かわかりませんが、対外的にはそれなりに普通の人間のように振る舞うことだって出来たはずですから、その時にそう思われたのかもしれません。
お前のために見せてるんじゃ無いんだよ。という、田端の心の中の声は世間には届いていないのですから。]*
(164) 2023/07/25(Tue) 15時半頃
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[そう言えば出発前、頬に赤い紅葉を散らしながら駆け込んできた骨谷>>130>>131は、頬を晴らすような事をしたのは今年でもう何回目でしょうか。 相手は誰なのかわかりませんでしたが、すぐに仁科に慰めてもらおうとするあたり>>157懲りて無いのねと田端は呆れてしまいます。 頬の腫れも保冷剤をもらっているようなので放置で良いでしょう。 そのまま放っておこうかとも思いましたが。]
なにそれこっわ…。
[つい呟いてしまったのは、骨谷の彼女の話が聞こえたからです。>>159>>160 自分の誕生日に彼氏が不在な事がそんな暴力行為に至る理由になるとは思えません。 ですから田端は眉を寄せてしまいました。]
冷やす前に証拠写真撮って警察沙汰にしたら?
[至極真面目にある意味物騒な事を呟いたのでした。]*
(165) 2023/07/25(Tue) 15時半頃
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―回想:福原くんとお米―
うん。最低でも5キロ…。 できれば一袋、つまり30キロ持ってって欲しい。何なら住所教えてくれたら送るから。 野菜も持っていってくれると助かる。
[福原は来てくれるのは車でしょうか。 それなら良いのですが、他の交通手段だと色々支障がありそうでこちらから持っていくのも提案しました。 味は保証します。米どころから届いたお米ですもの。 もし車で無いのなら住所を聞こうと考えていましたし、車ならこちらの家を教えるのは構いません。]
(166) 2023/07/25(Tue) 15時半頃
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もし他にも欲しい人がいたら言って。
[福原は一人暮らしらしいですし料理もそれなりにできると聞き及んでいましたから個人的に声をかけましたが、不定期にこうした呼びかけを他の人たちの前でもする事がありました。 両親も自分もそんなに食べる方では無いのに、田舎から美味しいものが送られてくるのです。 それ自体は良いのですが、何度言っても半端では無い量が送られてくるのは何故なのでしょうか。 祖父母心というものでしょうか。痴呆では無いと願いたいです。 だから、福原へのこうした頼みもその一度きりではなく、その後も何回かあったことでしょう。
笹団子が大量に届いた時は流石に教授にもお願いして研究室のみんなで食べてもらったのでした。 せめて日持ちするものを、適量で。 そう毎回願わずにいられない田端とその両親なのでした。]*
(167) 2023/07/25(Tue) 15時半頃
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え? 怖くない怖くない。 アカリんは可愛い女の子。
[思わず漏れたタバたん ――もといタバタ先輩のぼやき>>165を拾う。 証拠? 警察? 痴情の縺れにいちいち 国家権力を頼るものなのか??]
誕生日のプレゼントとデート、 それだけ楽しみにしてたわけで。
前から何度も言われてたのに、 オレがどうしても行きたい、って 美術館の方選んだから。 ……悪いのはオレ。 なんならフられても、好きだった相手 急に責めたりできんし。
[オレは幾らか腫れの引いてきた頬を 照れ臭くてぽりぽり掻いた。]
(168) 2023/07/25(Tue) 16時頃
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そう。
[それだけを返して、田端は他へと意識を移します。 聞いてみても骨谷の言い分>>168は全く理解できなかったからです。 骨谷の彼女も、骨谷自身も。 どちらも自分の主張ばかりしていてお互いの考えを受け入れてはいないように思えました。 その上で相手の家に張り込んで暴力行為に至るだなんて、立派な犯罪行為に思えました。 だから怖いと口走ってしまったのです。 けれど骨谷自身がそれを問題としないのならそれまででしょう。 骨谷もそんなに相手が好きで大事なら其方を取れば良かったのです。 けれどそれを言っても仕方がありませんし、どうにもなりません。 理解できない感覚とはあるものですから、田端は興味を失ったように視線を他所へと向けました。]*
(169) 2023/07/25(Tue) 16時半頃
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うん、そう。
[彼女は悪くない、をタバタ先輩が 納得したかは分からないけど、 短い相槌に頷いておいた。
オレも男だから、周囲の野郎どもと同じく、 タバタ先輩のウェーブがかった髪に縁取られた 胸元の肌色が、他の子より過剰に露されているのに 視線が吸い寄せられそうになるけど。
「証拠写真」や「警察沙汰」は勘弁願いたい。
平手を張った彼女より、背筋がぞっと冷えるほど そちらが怖いくらいだ。
オレは不埒な視線を悟られまいと、 必死に魅惑の谷間から引き剥がす。**]
(170) 2023/07/25(Tue) 17時頃
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マイクロバスは順調に走っていく。
西門教授は意外とドライブ好きのようだ。
だが、順調な順路が一変、
山に差し掛かると、
晴れていた空が急に暗くなる。
最初の稲光に気づいたのはだれか、
小さくゴロゴロ鳴る空に、
君たちは少しだけ不安を覚えるだろう。
やがて、ザアザアと雨が強く降り始めた。
山道は綺麗に整備されているので、事故などの心配はないが。**
(#8) 2023/07/25(Tue) 18時頃
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― 回想:大学食堂での一幕 ―>>147
[向き合って飯を食べながら会話をする。 会話の数は不等号だったとしてもその時間自体が珍しいもので なんだかむず痒いような気もした。 家族で飯を食っていても、なかなかここまで話すことはない。
食事も気が付けば終わりに差し掛かる。 食べ終わる頃まで、福原は何か話していて 自分はそれに時折相槌を返すだけだったが その後、今日までの間に福原が寄ってくることがあれば そういった光景が食堂にて、何度か繰り広げられていたかもしれない**]
(171) 2023/07/25(Tue) 18時半頃
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─ 現在:バス後方座席 ─
[会話の最中ころころと変わる表情は気が付けば曇り模様だ。 物言いたげな眼差しは図らずしも回避できたものの>>161 驚かせた数秒の後、不満そうな顔と声が上がる。>>162>>163 テンションの差に少し驚いてしまうも、 結局これといって好きなものに対して話を広げることはない。
話したくなければ、話したくないと伝えるし ただ何となく今話すのはもったいないような気がしただけだ。]
仲良くはあるだろ。 少しずつな。
[拗ねたように唇を尖らせ、ジト目でこちらを見てくる回谷に 立てていた人差し指を動かし、眉間に軽く触れる。 似合わない皺を解すようにぐりぐりしてやるとそれだけで 指を放してバスの窓の外を見た。>>#8]
(172) 2023/07/25(Tue) 19時頃
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…雨か。
[稲光に気付いたのが何番目だったのかは知らないが小さく溢した。 山の天候の如く変化した表情を見たばかりだったが まさに今、自分たちが進む道程も天候が悪くなっているようだ。
カメラに湿度は大敵。 傘なんて必要ないだろうと持ってきてもいない。 美術館についた時、バスからいったいどう移動しようか。
山道の事故などは考えなくてもよさそうな道だが ゴロゴロと鳴り始める暗雲の彼方を、そっと目を細めて眺めている**]
(173) 2023/07/25(Tue) 19時頃
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[何番目に気づいたのでしょうか。 稲光や雷鳴にはさほど興味を惹かれませんでしたが、ざあざあと強い雨>>#8が降ってくると、少し眉を寄せました。 山道には心配はありません。 車の運転に集中している教授>>#2の方が気がかりでした。 大雨の中の運転は視界が遮られますから。 そんな中動物でも飛び出してきたらと考えると危ういものを感じます。
一番前の座席にいたのもあって、こっそり教授の様子を窺うだけ窺って、到着が少しくらい遅れても良いから安全運転をして欲しいと胸の中で願いました。口には出しません。
そうそう。
胸元背の視線を感じないでもありませんでしたが>>170不快なレベルにならない限りはそのままにしておくつもりです。 見ないように遠慮してくれてるなら尚更でした。]*
(174) 2023/07/25(Tue) 19時頃
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―― 回想:一人暮らしのお話 ――
[ 「すごい」と言われたら、>>153 にへらっと笑って受け流した。
高い目標を持ってそれを達成するようにと 幼い頃から躾けられてきたものだから。 俺にとってその誉め言葉は うまく実感できないものだったけれど かといって、昔の家庭事情を話すのも憚られたから 笑顔で誤魔化すしかないかなと思って。 ]
(175) 2023/07/25(Tue) 20時頃
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あはは。夜遊び以外にも帰りが遅くなることなんて たくさんあるっすよね。 バイトとかサークルの会議とか。
一人暮らしだと自分の好きなように過ごせるから、 自然と自分の好みに合った生活になるんすよね。 自由生活バンザイっす。
[ 帰りが遅くなる話が出たら、>>154 女の子だし門限とか厳しかったのかな、なんて 思ったりはしたけど、特にツッコむことはなく。
口論になりかねない話題は触れることなく、 回谷先輩とのお話は和やかに終わった。
この後に先輩と会話する機会が何度かあっても、 俺は本音を話すことはなかったし、>>110 きっと2人が衝突することはなかったと思う。 ]**
(176) 2023/07/25(Tue) 20時頃
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─回想:酢こんぶ─
[銀先輩からもらった酢こんぶは、僕にとっては懐かしい味だった]
えっ、そうですよ 昔住んでた家の近所に、駄菓子の問屋街っていうのがあって、……ああ、 駄菓子屋って昭和っぽい?ですよね。 今だとテーマパークにはあるのかなぁ
そこで昔ながらのお菓子が買えたので、 当時の事を思い出しちゃいました
[あくまで個人の感想なので、世代ギャップ>>92と言われたら違うと返したかもね。 そんなやり取りの最中で、僕は個人的に幼い頃を思い出したんだった]
(177) 2023/07/25(Tue) 20時半頃
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─回想:田端先輩と>>93─
アッハ、確かに一年僕だけですもんね〜…
[田端先輩から一年生の参加は珍しいと言われたら頷くしかない。事実なのだから]
レポート作成の際に、西門先生に参考文献の事を聞きに行った事があって〜 僕が探していたものを教えてもらったり、 僕が知ってる中で珍しい本があって、それについて話が盛り上がったりして、 なんだかんだで、研究室には何度も足を運んじゃいましたね
[などと語りつつ、我ながら多少は変わった嗜好の持主だと自覚はしている。友人にも散々言われているからだ。 先輩はなるほど、ゼミに参加しているからで、美術館を楽しむのもお好き、と>>94 でもこの課外授業に関しては学業ゆえ…の事情もありそうだと、言葉の端々から何となく汲み取る]
(178) 2023/07/25(Tue) 20時半頃
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僕は、……、 絵や彫刻などの美術品を眺めるのも好きですけど、 それが創られた背景も気になるんですよね 当時、作者は何を考えていたんだろうって、 絵のタッチを見ながら、あれこれ想像したりして……
……って、やっぱり変ですかね。 ハハ…すみません、失礼しま〜す…
[かつて友人らにも似たように語ってドン引きされた過去を思い出し、小さく身を縮めるようにして、自分のシートに戻った。美術品のプロファイリングが趣味なんてキモイよね]
(179) 2023/07/25(Tue) 20時半頃
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[で、勝手に恐縮して若干の居心地悪さを感じてしまった時だったかな。 明るく声を掛けられたのは116]
あ、福原先輩、おはようございます〜
[確か福原先輩は二年生だったハズ。 年近いし明るいし、こうして気さくに声をかけてくれるので、僕も内心ほっと胸を撫で下ろす]
お菓子交換会…?へへ、まあそんな感じです 先輩もポッキーどうぞ あ、クッキーいただきます
[ポッキーとクッキーでは、明らかにクッキーの方が質量多めと思ったけれど、先輩が出してくれるものは遠慮なくいただくことにする]
(180) 2023/07/25(Tue) 20時半頃
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アーモンドクラッシュのも好きなんですけど、 通年食べたいのは粒々イチゴですね〜 あ、コレ、期間限定仕様で断面がハート型なんですよ ほら
[緊張が解れたのか饒舌に語りつつ]
可愛いですよね〜、…えっ、似合いますか? そ、そうかな……
[可愛いポッキーが似合うといわれて>>117 素直に喜んでいいのか分からず。 かといって、悪く言われたわけではないので、突っぱねるのも違うし。なので、]
ふ、福原せんぱいにも、に、似合いますよ…えへへ
[慣れない物言いを返しつつ、まじまじと見つめる視線に ぎこちなく首を傾げて、笑ってみせた。*]
(181) 2023/07/25(Tue) 20時半頃
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