23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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─ 屋上 ─
[何処でも構わないといえば構わなかったのだが、先程空に言及したのを思い出して階段をてっぺんまで昇った。
道中、大和はやけに静かだった。 余程面白い仮説を検討しているのだろうか。
屋上は変わり映えのない様子だった。 飛び降りた時のあいつのことと同時に、ゲームの始まった瞬間のことを、入れ子のように思い出す。
給水タンクの裏辺りが、風も吹き込まずに落ち着けそうだった。誘導して、向き合ってしゃがんだ。]
キリノは何て?
(115) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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[長い長いログ。目を通して。]
あのね、まず、私1つ分からない事があって。 もしどこかに書いてあって、 見落としてたらごめんなさい。
[或いは、他のメンバーはもう周知の事実なら。]
願いの代償となってしまう順位は、 最終日に生存敗北した人で固定なのかしら?
そうなると、今の願いのままだと、 鮫島さんと玲が残る事になる。
でも、村側が勝利して、 玲が、『自分』の運を、と代償を支払う人を指定して願い、 私が、玲の願いに、支払うと言った代償以外の代償が必要になるなら、 その願いを無効にする。
……と願ったら、鮫島さんにリスク、ある?
(116) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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>>115 [
彼に手を握られて、引かれた瞬間。
パッと花火の大輪が夜空に浮かんだような。
そんな気がしたんだ。
ーー今は、春だけど。きっとこの先に。 二人が迎える夏があるのなら。
そんな輝きをーーどうかと、切に。]
(117) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[同時、操縦席に入れ替わりがあったなんて彼に知る由もない。
少年は頬を赤らめたまま彼についていく。
いつもこのときめきが、少年の胸を騒がせる。 彼はそんな魔法を少年にかける。
きっと無自覚に。]
屋上ーー…
[ここに彼と来るのは初めてではない。
役職が配られた時もここだった。 少年が膝を抱え、ずっと震えながら彼を待っていた時もここだった。
少年はその時は、知らなかった。
彼の友達のことを。]
(118) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[知っていたのなら、初日の探索で体育館から屋上を目指しはしなかった。
ただ、少年の学校では屋上が不良のたまり場になり立ち入り禁止で、興味があったに過ぎない。
その話をした時の彼の歯切れの悪さすら思い出す。
愚鈍な少年は、なにも気付かなかったけど。]
(119) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[導かれるまま、吸水タンクの裏へ。
彼は友達の話をしたいのかな。 様子を伺う。
そうではないようだ。]
ん……
[少年は彼に話を始めた。キリノから依頼された事について。]
(120) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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キリノが、ニジノに連絡取れないかって 言ってきたんだよ。
ほら全体で言ってたじゃん。 脱出方法思い付いたって。
[彼に校門を殴れと言った時だ。 だから少年と彼は少し離れていた。]
俺たちがはいった機械の型番が知りたいんだって。 なんのためかわからないけど。
でも俺達は見れないじゃん? で、共鳴窓を使いニジノに連絡取れないか?と。
(121) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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ニジノには何回かは話しかけた。 だけど一度も返事はない。
まあ、ただニジノは…怒っていて黙ってる可能性も あるからね。
俺はキリノが言うように、見れたら型番をこちらにモールスで送れと。
俺はボーイスカウトいたから、送られてきたらわかる。
(122) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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だ百歩譲りニジノに俺からのメッセージが見えていても、返すことが出来ないなら。
で、キリノになんかない?て聞かれて…
俺は、胸の朱の話をした。 ニジノが俺に刻んだものだ。
相変わらず残ってるし、もしかしたらニジノは既に何かを俺に伝えようとしてるのかも、て…
(123) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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でね、共鳴にキリノの依頼を送ったんだがふと。
ーーニジノとの約束を思い出して。
アイツは俺に、可愛いと好きだよを…
[少し、声が震える]
1000回言って、と。
(124) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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キリノは書きなよと言った。 だけど俺は、出来なくて。
[唇を噛み締める。血が滲むほど。]
可愛いはいいけど。 ニジノのこと、好きなんだけど。
今俺が好きなのは。 狂ってしまうほど好きなのは。
ーーあんた、だけだから。
それで、苦しかったよ。 勿論依頼通りにしたが。
(125) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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ーーニジノのとのこと。
アイツのためにしちゃいけなかった。
あんたみたいに他人を慮れなかった。
アイツは俺がごめんを言うと怒るしな。
[目を臥せ。この話し合いでまた、少年は彼を抉るのか…]*
(126) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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なるほど。
確かにあん時苦しんでたお前の様子は システムの仕様から考えると かなりイレギュラーだったからな。
今ンとこ一番目が有るのかもしれない。
[真面目に検証をしていると、突然よくわからないこと>>124を言われた。何だって?]
>>125 …………ああ……、うん。
[つか1000回ってすごいな、という感想しか浮かばないから俺は駄目なんだろうな。]
(127) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[更に、チャットを読み進めて。>>55>>56>>59>>65]
帰還したメンバーと連絡……。 リアルと繋がっている場所……。 マシーンの型番……。
[考え込んでいる玲>>73の袖をつんつん、と引いて。]
何を考えているのか、聞いてもいい? まだダメ?
[って、小さく首を傾げた。**]
(128) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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>>126 前にも言った気がするけど、 その瞬間に必要なことだったなら それはそれでいいんじゃないの?
[己の心を守る為に、意識的にも無意識的にも他者を蔑ろにする人間なんて幾らでもいる。]
ただまあ……。
酷いことしたと思うなら、 この先でどう償うかだろ。
相手が受け入れてくれたらだけどな。
(129) 2023/04/28(Fri) 14時頃
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……あんたに聞いたよね。ニジノ襲撃現場。 そこには、俺がニジノにプレゼントした椿の花が落ちていた。
あんたがニジノを…した時、多分ニジノは髪に飾ってたんだ。あそこは暗いし、あんたが気付かないのは当然なんだけどさ。
後『椿姫』の本もあった。これは俺は知らないんだが、ニジノの所持品かも。
[上着のポケットから両方取り出して見せる。]
縄跳びはともかく花だ。持ち運びは可能だが、襲撃現場に都合よく彼女の遺品だけ残るの変だよな。
衣服とかは一緒に消えるのに。
(130) 2023/04/28(Fri) 14時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2023/04/28(Fri) 14時頃
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運営が面白がってんのか、ニジノや俺の思いなのか、元々システムで消えないのか。 そんなのわからないけどさ…
あんたが言うように、キリノが判断したように。 ニジノとの俺の絆は。ーー共鳴は。
まだ続いて…
[とくん。また感じた、胸に。でも痛みと呼ぶには微か。]
ニジノ…?
[いや、単に辛いことを思い出しているからか。 少年は鏡に向かい、胸に手を当てて『お前も最終に連れていく』と言ったが。]
……わかんないや、ごめん。
(131) 2023/04/28(Fri) 14時頃
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[それから彼に頷いた。]
ニジノは俺に謝るなと言ったから。 自分を楽にするための謝罪は出来ないよ。
……どう償えばいいかは、わからない…… 多分だけどさ。ニジノは。
[いや。憶測はやめよう。飲み込んで。]
ごめんね。……聞いてくれてありがとう。 ーー研吾。
[幾分かは落ち着いている少年は。 真っ直ぐ彼を見つめている。]*
(132) 2023/04/28(Fri) 14時頃
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>>130 [確かに気付かなかったなと思った。
あの時はなるべく苦しませないよう、一息で仕留めることしか考えていなかったし、済ませた後はすぐに立ち去った。
とはいえ、続く疑問には首を傾げる。このゲームにログインした時点で身に着けていたものとそれ以外では、扱いが違うのはおかしくないのではないだろうか。
口を開こうとして、思い直す。 大和はそれを運命的な符合だと信じたいのだろうから。何れにせよ胸の痣については、それを否定するものではないのだ。わざわざ細かいところに言及する必要はなかった。]
>>132 まあ、お前とニジノちゃんの問題だと俺は思うよ。 それについて俺から言えることは何もないな。
[言ってほしいであろう言葉ならば幾つか思い浮かぶ。けれどそれはどうしたって俺の本心にはなり得ないのだ。]
(133) 2023/04/28(Fri) 14時頃
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>>133 [結局、人は見たいものを見る、という話しかもしれない。彼の言葉にはうん、としっかり答える。
意外にも、少年は特に彼の言葉を今必要とはしていなかった。聞いて欲しかっただけ。
だから辛そうな表情ではない。勿論元気とは違うが、名残を痛みとして胸に抱いていく決意をしたようだ。]
ね。なんで屋上に来たの? ーー辛くは、ないの。*
(134) 2023/04/28(Fri) 14時半頃
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>>134 うん? ああ……
ここに来たのはたまたま足が向いただけだけど、 辛いってのはもうないなあ。
[それは柊のお陰かもしれなかった。大切な仲間の望んだ最期を、擬似的にでも"俺が"与えてやれた。その事実が。]
心配してくれんだ? ありがとな。
[適当なコンクリートの破片を拾い上げて、空に向かって投げる。真上に、とは流石に行かないが、なるべく高い位置まで届くように放った。何かにぶつかる様子もなく、破片は何処かへ落ちて行った。]
やっぱ空からってのも無理っぽいね。
(135) 2023/04/28(Fri) 14時半頃
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>>135 ……そっか。うん、そっか。
[無理をしているようには見えなかった。勿論少年には、彼がどう気持ちを昇華したのか知らないけど。 でも、確かに感じだから。]
うん。
[とても柔らかに綻びる。少年と彼は沢山すれ違った。
でも人間は刻々と変化しているのだ。川の流れのように。その緩やかな流れが少し、交わった気がする。
きっとこれからもまた、波立つときもあろうとも。
彼が投げた破片は虚空を切るだけだ。]
(136) 2023/04/28(Fri) 15時頃
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……うーん。あ、そうだ、もう1つだけ聴いて。 聴いてくれるだけでいいから。
[答えはわかってるか、短く話そう。]
妹の…詩織のこと。俺、ここを無事に出たらさ、ちゃんと話し合うつもり。
アイツに対しても俺は"大切"の仕方を間違えたから。 そして、納得して貰えたら。
今度こそちゃんと"妹"として大切にしたいなって。*
(137) 2023/04/28(Fri) 15時頃
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キリノは、サラ[[who]]にLINEするか思案。
2023/04/28(Fri) 15時頃
キリノは、キリノ[[who]]を抱き締めた。
2023/04/28(Fri) 15時頃
キリノは、まさかのセルフ…
2023/04/28(Fri) 15時頃
ヤマトは、ヤマト[[who]]が大好き!
2023/04/28(Fri) 15時頃
ヤマトは、Wwww
2023/04/28(Fri) 15時頃
キリノは、wwwwww
2023/04/28(Fri) 15時頃
ヤマトは、なんなの俺とキリノ自己愛やばくない?(爆笑)
2023/04/28(Fri) 15時頃
サメジマは、順当…………。と思うなどしている。
2023/04/28(Fri) 15時頃
サメジマは、それよりキリノがサラちゃんに送るLINEが誤爆でなければ良いなと願った。
2023/04/28(Fri) 15時頃
キリノは、もう誤爆はしねえよ!(涙目
2023/04/28(Fri) 15時頃
ヤマトは、サメジマキリノの誤爆は天然だよ…可愛い要素だよ
2023/04/28(Fri) 15時頃
ヤマトは、このアクションしてる間に会議しない俺達全滅だな…と思いつつ**
2023/04/28(Fri) 15時頃
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>>137 ああ。 それはうん。
…………良かった。
[向き合う気持ちになれたということが。 何より大和の為に、必要な通過点だと思うから。]
んじゃリアルでバスケする時は、 その報告を楽しみにしとくわ。
(138) 2023/04/28(Fri) 15時頃
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─ 3F・視聴覚室 ─
[>>75 サラの言葉を黙って聞いていた。 "守護者"は。 村側であるなら桐野が引きたかった役職だが。 サラが守護を引いたことには、 意味がある、あった、のだと今は思う。]
>>78 ずっと傍に居て守ってもらったのは俺だけどね。 [くす、と笑う]
……俺も、今となっては。 人狼を引かなくて良かったと思う。 もし人狼だったら… 今こんな風に君の傍に居られないかもしれない。
(139) 2023/04/28(Fri) 16時頃
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>>138 [以前、彼を愛した事により妹離れには成功した。しかし、その時の少年の結論は『妹と別れる、離れて暮らす』というただ一方的なもので、それを声高に『俺は自分の道を歩む決意をした』なんて言ったが、うやむやに逃げたってなにも解決しない。
同時に少年のなかで、ニジノに対して何故間違ってしまったか、が解けた。
順番だ。]
[少年は彼の言葉に不安になり、勝手に『彼は大和を大事ではない』と決めつけた。
だから、少年が離れると宣言しても引き留められないと考えた。
全て思い込んで、決めつけた。
少年はニジノに助けを求める前に、彼と向き合うべきだったのだ。
かけ違えた釦は、元には戻らない。 が、今後同じ過ちをしないようにはできるはず。]
(140) 2023/04/28(Fri) 16時半頃
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>>116 多分だけど、消費先を指定しない限りは 優先順で使われてしまうんだと思ってる。 生存敗北→襲撃死→処刑死 こんな感じ。
サラのその提案は良いと思うんだけど、 願いの申請→受理は即時行われてた気がするから 順番が逆だと駄目かもしれない。
「1番目に指名された人の願いはこれ、 2番目の人はこれ」 みたいに共有してればいける、と思う。
(141) 2023/04/28(Fri) 16時半頃
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[>>128 あ、心配させてる……。 まあ別に誤魔化さなくてもいいか、と。 サラに近寄り、耳元にそっと顔を寄せた。]
……チャットにまだ残したくないから、小声で。 運営に気付かれたくないからね。
(142) 2023/04/28(Fri) 16時半頃
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……
[口には出さなかった。彼の意見や承認が必要なことじゃなかったから。
少年は成長したのだ。 ほんのちょっと。背伸びする程度だが。
ーーリアルにバスケをする時に。
少年がその言葉にどれほど目を輝かせたかなんて。
キラキラが溢れて、まるで夜空から屋上いっぱい星が降ったみたいだなんて。語る必要すらないだろう。]
……うんっ!!
[元気良く返す。それは偽りない、演技ではない少年の笑顔だ。]
(143) 2023/04/28(Fri) 16時半頃
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[パッと立ち上がる少年。犬のようにキョロキョロ。うーん、首傾げ]
やっぱり、ここでは無理かなあ?
[何を確認してんだよ。全場所制覇とか狙わなくていいよ!
爽やかにストレートに行こう。 場所は既に二人の愛の巣と化した用務員室でいい。
マンネリ?知らん知らん!]
研吾。
ーーエッチしよ?*
(144) 2023/04/28(Fri) 16時半頃
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